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AKIBA CULKET FESTIVAL 2007 かるJAM! in ROPPONGI Hills [LIVE・俺たちの魂は燃えている!]

07.7.28 六本木ヒルズ umu

 

出演/魂の三兄弟(串田アキラ 宮内タカユキ MoJo) with 魂の兄弟スペシャルバンド(Key. B. Dr. G.)

   サイキックラバー(YOFFY JOE) with BAND(G.田中っち Dr.奥田やすひろ)

   H-cube(Vo.ソラ Vo.冬弥 Synth&DJ.midi DJ.アヤ)

   NOTES(Vo&Sax.るし B.Teg THE BLACK SAN Dr&Per.TOO Vo.MURASAKI G.けん Key.マQ Key.ナッキー)&ほなみっち 

 

特別ゲスト/大葉健二 ショッカーO野

 

魂の兄弟スペシャルコーラス/MURASAKI ほなみっち 高嶋ふみ

司会/レイパー佐藤

 

 

秋葉原のカルチャーを多くの人に楽しんでもらう目的で約二週間の間、

開催されたイベント「AKIBA CULKET FESTIVAL 2007」。

 

イベント最終日の今回は四組のバンドによるライブです。

当方、いわゆる対バン形式というのは初めてでして、未知数の期待でした。

 

参加するのは

アニソンをダンスミュージックにアレンジするH-cubeの皆さん、本格的アニソンバンドのNOTESの皆さん、

アニソン界未来のにない手、サイキックラバーのお二人は久々の生バンドライブ。

そしてブラジルのANIME FRIENDS、SANAでライブを終えたばかりの

串田アキラさん、MoJoさん、宮内タカユキさん

 

 

"魂の三兄弟"凱旋。

 

 

会場は六本木ヒルズ umu。

入場するといきなり秘密結社ノイザーと名乗る幹部&戦闘員(×2)がお出迎え。ビックリ。

テレビ朝日にあるいわゆる多目的ホール。ライブ会場用にステージや暗幕などか設けられていました。

観客側には長丁場になることを予想され後方にパイプ椅子が設置され、

売店スペースにはドリンクやスナックを涼宮ハルヒ嬢の格好をした方が販売していました。

 

よき頃になると「スタートレック」の衣装を身にまとった

モノマネ師・レイパー佐藤さん登場。いきなりのサプライズ。

 

レイパーさんといえばモノマネ師としてかなりの実力を持ちながら

ロボコップの"アレ"なネタなどのデンジャーなネタで有名な方。

ガオレンジャーで"鋼の猛牛"ガオブラックを演じられた

酒井一圭さんを介して串田さんとも親しいとか。

今回はバンド転換に時間が掛かるために司会として参加なさるそうです。

 

挨拶代わりに"アレ"じゃないロボコップを披露。

これだけでも他の追随を許さない名人技。

生で聴くとそのディティールの細かさに圧倒。なのに…なのに…。

 

まずはH-cubeの皆さんのステージです。

 

いきなり「VS騎士ラムネ&40炎」主題歌「未来系アイドル」をBGMに

H-cubeのDJ.アヤさんによるアナウンスが流れライブスタート。

 

00:midi's Boot Camp~マッハバロン~/midi

 

BMGが「マッハバロン」のイントロに変わり、当代流行の「Billys Boot Camp」で話題の

"史上最強の51歳"ビリー・ブランクス氏の"自称"一番弟子というH-cubeのmidiさん登場。しゃべくりは終始吹き替え。

ライブの準備運動として拍手や合いの手などをして本編開始。

 

01:ルパン三世のテーマ(1C)~メロスのように-LONELY WAY-/H-cube

 

ダンサブルなテクノにアレンジされた曲にのってボーカルのソラさん、冬弥さんが登場。

男女ツインボーカルでこのライブの前日に放送されていた「ルパン三世」からスタートし、

ながれるように「メロスのように」へ。

 

02:MONKEY MAGIC/H-cube

 

H-cubeの皆さんさんの定番曲らしいです。映画も公開中ですし。

ステージを初めて拝見したのですが、ソラさんの力強い歌声と冬弥さんの心地良い高音が見所。

お二人ともカッコイイですし。

 

-MC-

 

ここでアニソンを使ったちょっとしたコーナー。

テレビ朝日のお膝元ということで「仮面ライダー電王」OPの

「Climax Jump」を使いmidiさんが「いーじゃん! すげーじゃん!」な

一言ネタを披露する「テレ朝の誓い」慣行。

 

一部デンジャーなネタも含むあたりも「いーじゃん! すげーじゃん!」

03:君をのせて/H-cube

 

子供の台詞から曲が始まるという意表をついた構成からスタート。

こういうアプローチの仕方もあるんでだなぁと感嘆しました。

ボーカルのお二人は全曲ダンスしながらの歌唱。すごいなぁ。

 

04:ガンダムメドレー

  嵐の中で輝いて(1C)

  ~BEYOND THE TIME(メビウスの宇宙を越えて)(1C)

  ~DREAMS(1C)/H-cube

 

みんなの好きな「ガンダム」からメドレーで。

大好きな「BEYOND THE TIME」がここできけるとは思いませんでした。

SRSなどでお馴染みの曲以外のチョイスがなかなか心憎く。

 

-MC-

 

アヤさん(音声のみ)「ラスト三曲を一気におとどけします」

 

05:リライト/H-cube

 

「鋼の錬金術師」より。冬弥さんメインでおとどけ。

伸びる高音が原曲のASIAN KUNG-FU GENERATIONの皆さんとはまた違った良さ。

いやぁ、H-cubeの皆さんは幅が広い。

 

06:Shangri-La/H-cube

 

「蒼穹のファフナー」よりソラさんメイン。これがまたソラさんの歌声にピッタリ。

ダンサブルにアレンジされているので、次に一体何がくるのかが

分からないという面白さ、楽しさがあります。

 

07:GET WILD/H-cube

 

ラストは「CITY HUNTER」よりアニメファン以外にも人気が高いこの曲。

この曲も好きな曲なので今回聞くことが出来て嬉しく。

サビでは手を左右に振る振り付けもありました。

 

これで終わり、と思いきやおまけとして今回演奏した曲を一分間に凝縮してお届け。

 

08:One minute メドレー/H-cube

 

文字通り今回の良い所取り。もちろん生歌です。こういうのを生歌でっていうのは凄い。

なるほどアレンジ自由自在のテクノならこういう事も可能なんですね。

途中「Di Gi Charat」の「PARTY☆NIGHT」が流れるという面白サプライズ。

 

midiさん「これ歌ったっけ?」

 

最後は全員のメンバー紹介があってH-cubeさんのステージは終了。

 

冬弥さん「この後も楽しんでねー!!」

 

-MC-

 

レイパーさんが登場し、その後ではお次のNOTESの皆さんがセッティング。

いろいろな裏話やひとしきり"アレ"じゃないネタを披露。

 

レイパーさん「あ、私がここにいると邪魔ですね」

 

ステージ上ではセッティングをしているため、気を使ってステージ下へ。

そしてモノマネ再開。

観客と同じ目線で南斗孤鷲拳のシン(古川登志夫さん)など「北斗の拳」なキャラを次々と披露。

古川さんのモノマネは特徴をつかんでいてとても似ていました。

 

続いてはNOTESの皆さんのステージです。

 

09:残酷な天使のテーゼ/NOTES

 

NOTESの皆さんが一曲目に奏でるのは「新世紀エヴァンゲリオン」から説明不要のOP。

H-cubeの皆さん同様、男女ツインボーカルのNOTESの皆さん、この曲は女性のMURASAKIさんメイン。

先ほどのソラさんとはまた違った力強い歌声がハマっています。

 

10:アニメじゃない-夢を忘れた古い地球人よ-/NOTES

 

男性ボーカルのるしさんメインで「機動戦士ガンダムZZ」よりこの曲。

影山さん版は何度か聞いたことがあるのですが、原曲版を聞くのは初。

原曲のイントロでのあのパーカッションまで再現するという凄さ。

 

-MC-

 

るしさん、MURASAKIさんで曲紹介。

 

MURASAKIさん「エヴァの後にZZという何の脈略もありませんけど…

       この後もそういう感じで続きます」

 

11:甲賀忍法帖/NOTES

 

で、この曲。良い意味で脈略のなさがサプライズ。思わず声がでましたもの。

MURASAKIさんメインでまさに「凛」という言葉がピッタリの歌声。 

原曲の尺八の音もるしさんのSaxで見事に再現しているあたりも脱帽です。

 

-MC-

 

どうやら次は女性コーラスが要となる曲らしく、コーラスサポートとして坂本真綾さんのコピーバンドや

菅野よう子さんの曲のコピーバンドをなさっているというほなみっちさんが登場。

 

 

12:ローラーヒーロー・ムテキング/NOTES&ほなみっち

 

なるほどこの曲ならコーラスは必須。観客ももちろんコーラス。

曲調もノリがよく、しかも生バンドなので軽快に盛り上がります。

るしさんの歌声がとても格好良く、気持ちよさそうに歌っている印象でした。

 

-MC-

 

ほなみっちさんが退場し再びお二人でトーク。

 

るしさん「この曲知ってた人ー?」

まぁ、あの方の曲ですから大半の方が知っているわけで。

るしさん「おお、大勢いますね。この前秋葉原でやったときは全くいなくてね」

MURASAKIさん「もう寂しかったですよね」

 

次は追悼の意を込めて。

 

13:マクロス/NOTES

 

先ごろなく亡くなられた"ハネケン"こと作曲家の羽田健太郎さんのアニソンの代表曲。

この曲も見事なほどの再現度。これをバンドで再現してしまうのも凄いです。

今回改めてこの曲の世界の壮大さをかみ締めながら聞いていました。

 

14:創聖のアクエリオン/NOTES

 

新旧・河森正治監督つながり。非常に人気の高い曲です。

すっきりと爽やかなボーカルがとても印象的です。

こういう粋なつながりが出来るのもアニソンコピーバンドの楽しい所。

 

-MC-

 

るしさん「今日は魂の三兄弟さんが出るのに、ここまでやって特撮を一個もやっていないという…」

観客笑。

 

最後は特撮を二作品連続で。

 

15:進め!ゴレンジャー/NOTES

 

最後のブロックは栄光の戦隊シリーズ。説明不要のゴレンジャーです。

原曲もささきさん、堀江さんのデュエットだけにツインボーカルがとても栄えます。

やはり特撮、特に戦隊作品はとても盛り上がります。

 

16:轟轟戦隊ボウケンジャー/NOTES

 

「命がけの冒険に今日も旅立つ者がいる。密かに眠る危険な秘宝を守りぬく為に

あらゆる困難を乗り越え進む冒険者たち…轟轟戦隊ボウケンジャー!!」

 

るしさんによるあのナレーション入りという嬉しさ。愛情を感じます。

最後という事もあってか、途中ステージを降りる場面もあり、るしさんの歌声も先ほど以上の力の込め具合でした。

 

レイパーさんが登場し、NOTESの皆さんは撤収作業へ。

 

レイパーさん「次はサイキックラバーのお二人ですが…実はやって欲しいネタがあるという事で

       あ、お子さん達の目は隠しておいてください」

 

という事で、リクエストでレイパーさんをレイパーさんたらしめているあのネタ、

 

ロボコップの"アレ"を披露。(ちなみにターゲットは某ケンピンク)

 

引く人沸く人悲喜交々のお客さん。生で見るのは二度目ですがいやはやなんとも…。

抜群のモノマネのうまさ、ディティールの細かさを、あえてそっちに持っていくのが凄いです。

 

レイパーさん「そろそろ次のセッティングは終わりましたか?……はい、誰も答えてくれませんね」

 

レイパーさんのお話はご自身で監督されている作品、「クラッシャーカズヨシ」の話題へ。

特撮関係では前述の鋼の猛牛や怒涛の鮫、麗しの白虎、ガオの巫女、杖を持ったデュークオルグ、牙忍、角忍、そして灼熱の獅子、

ものまね関係ではアントキのアントン、マギー一門出世頭、WAHAHAの猫、当時話題の矢沢など、

とんでもない方々が出演されているとの事。

 

と、BGMで流れてきた音を聞き

 

レイパーさん「時間無いから歌ネタはやらないように言われてるんですが、時間掛かりそうなので歌います! 音響さんカラオケお願いします!」

 

17:俺こそ正義だ!クラッシャーカズヨシ!/レイパー佐藤

 

これこそサプライズ。「クラッシャーカズヨシ」の主題歌がお披露目。

声を使うお仕事だけあり、レイパーさん歌がお上手。合いの手を入れるお客さんもちらほら。

所々なんか凄いぞ「クラッシャーカズヨシ」。

 

レイパーさん「もう準備できましたよね……え゛! もう一曲? ……こういう時に芸人の力量というのは試されるのです」

 

そんなこんなで準備も整い、次はサイキックラバーのお二人の登場です。

 

18:SE~特捜戦隊デカレンジャー/サイキックラバー

 

SEが徐々にサイレン音に変わり、YOFFYさんとJOEさんが登場。

お二人とも白系の衣装。そして音がデカいデカい。

もうおなじみとなった「デカレンジャー」だけに観客が盛り上がる盛り上がる。

 

-MC-

 

サイキックラバーのお二人の挨拶。

YOFFYさん「いやぁ、こんな近くでね、みんなと対峙しているわけだけども」

JOEさん「カタいカタい」

 

YOFFYさん「今回はアニソンのイベントという事で、オリジナル曲を聴いてください!」

ナイスなトーク。

 

19:とんでもねぇヤツらがやって来た!/サイキックラバー

 

おぉとんでもねぇ。これか「JUMP!」があるかなと予想していただけに嬉しい限り。

思えばサイキックラバーを初めて知ったのはこの曲でした。

初めて聴いた時から「とんでもねぇ!」と思っていただけに、初めて生で聴けて感慨一入。

 

20:TAKE MY SOUL FOREVER/サイキックラバー

 

演奏をとめずに「リングにかけろ1」のEDであるこの曲に突入。

サイキックラバーのお二人が手がけた中でもいぶし銀の魅力がある曲です。

これも初めて生で聴けました。YOFFYさんの伸びが心地よく。

 

-MC-

 

YOFFYさん「今回、六本木に初めて来た人ー?」

大体の観客が挙手。

YOFFYさん「こんな事が無きゃ六本木来ない人ー?」

同上。

YOFFYさん「みぃとぅう」

 

YOFFYさん「えーサイキックラバーには挨拶があるんです。

     僕が『サイキックラバー略して?』と言ったら『サイラバー!』って返してくださいね

     手から砂金出す人じゃないですよ?」

JOEさん「それはサイババね」

YOFFYさん「それでは行きますよー! サイキックラバー略して!?」

観客「サイラバァアア!」

YOFFYさん「のっけから100%の力をありがとう。

     じゃあ次は120%で頼むぜ! サイキックラバー、略してっ!?」

観客「サイラバァアアア!!」

 

YOFFYさん「これを待ってた人も多いんじゃないでしょうか、GAIKING!!」

 

21:GAIKING/サイキックラバー

 

この短期間に再びバンドでこの曲を聴けるとは! 君の心にその名を刻め。

往年の魅力もそのままに新しくなったガイキングを応援するに足る、これぞ見事なロボットソング。

思えば会場はテレビ朝日。お膝元で聴けるのもなかなか。

 

-MC-

 

YOFFYさん「続いてはオレ達の最新シングルから聴いてください!!」

 

22:ナンバーワン・バトルブローラーズ/サイキックラバー

 

おぉ最新曲。SHSでは聞けない曲のオンパレードはなんとも嬉しく。

「We are ナンバーワン・バトルブローラーズ」の繰り返しは一度聞いたら忘れられないインパクト。

今回のライブで唯一"絶賛放送中"の曲だけに盛り上がりが凄い凄い。「完璧ぃィ!」

 

-MC-

YOFFYさん「何回ナンバーワンって言ったか分かる人ぉー? オレはわからなーい」

 

ここでサポートメンバーを紹介。

 

YOFFYさん「まずはベース! 田中っち!! 去年は大塚愛のバックで弾いてたんだよね? 何か一言!」

YOFFYさんにマイクを向けられ、何を言おうか迷う田中っちさん。

JOEさん「イケメンでしょぉ?」

YOFFYさん「二人は学生の頃からの知り合いだもんねぇ?」

JOEさん「そう、高校の頃から」

YOFFYさん「一緒に交通量調査やってたんだよね」

JOEさん「そうそう、焼き鳥焼いてたりとか。二人とも髪が腰まであってさ」

YOFFYさん「今では立派なベーシストです!!」

結局田中っちさんは一言もしゃべらず。

 

YOFFYさん「ドラムスは今回初めて一緒にやるやっさん!」

やっさん、シンバルをターンテーブルのレコードよろしく回す回す。

JOEさん「やっさん叩きなよ、スティック回してないで」

YOFFYさん「サイキックラバーと演るという事でスティック回しを練習してきたそうです」

 

YOFFYさん「僕達のデビュー曲は「トランスフォーマーマイクロン伝説」だったんですが、

     そのトランスフォーマーをスティーブン・スピルバーグ先生が映画化しまして、

     その記念で88曲入りのCD BOXが発売されます! それには僕達が作った挿入歌も収録されるので、よろしくお願いしまーす」

     じゃぁ、そのデビューシングルからエンディング、NEVER ENDING ROAD!」

 

23:NEVER ENDING ROAD/サイキックラバー

 

話の流れからてっきりOPと思ったらなんとED。なんというニクい選曲。

お二人のコーナーも終わりに近づいてきたと言う事でEDなのでしょうか。

歌詞はラブソングのようですが、サイキックラバーのお二人の事だと捉えるとなんとも味わい深く感じます。

 

24:冒険者ON THE ROAD/サイキックラバー

 

どこまでも続く道を冒険者が走り出す。今回もアコギではなくエレキでした。

NOTESの皆さんがOPで終わり、今度は本物がEDで終わるというオツな構成。

疾走感、爽快感はやはり何度聞いても心地良いものです。

 

サイキックラバーの皆さんと入れ替わりにレイパーさん登場。

 

続いてはいよいよあのお三方登場ということで、レイパーさんも興奮気味。

パチスロこぼれ話や素晴らしいバルタン星人のマネ、若干デンジャーな「電王」マネ

などなどとてもここでは書ききれない、書けない程の内容満載。

気になった方は是非生で体感していただきたく。

バンドのセッティングはやはり時間が掛かるもので

スタッフの方の支持も何もないままレイパーさん孤軍奮闘。

 

セッティングが完了し、皆さんお待ちかね。

四組のトリをつとめるのはもちろん"魂の三兄弟"初のバンド競演ステージです。

 

25:BACK TO THE FUTURE/SE

 

映画「BACK TO THE FUTURE」のメインテーマ。

私情ですが、この映画大っ好きです。

無条件でワクワクするこの曲はライブ会場での心境にピッタリ。

 

26:科学戦隊ダイナマン/MoJo

 

"魂の三兄弟"トップは爆発!! MoJoさんの登場です。煌くジャケットに帽子姿。

初のブラジルライブを終えて間もないながらいつも以上にパワフル。

「燃えろ火の玉」の後の「キラリィン…」という音にあわせての振りも楽しいです。

 

27:仮面ライダーBLACK RX/宮内タカユキ

 

真っ赤な照明から真っ白な皮のスーツで宮内さん登場。Wake UP!!!

宮内さんの声量は生で聴くと圧倒されます。丹田にビンビン響きます。

曲の最後には最近恒例の嬉しい「ぶっちぎるぜぇえ!!」の台詞も。

 

28:機動刑事ジバン/串田アキラ

 

三兄弟トリはもちろんこの方、串田さんです。白いスーツで登場。

久しぶりに聞けた「ジバン」。キメの「機動刑事ジバァアァン」でのアクションもカッコイイってばないです。

今回はコーラス部分で串田さんが客席にマイクを向ける場面もありました。

-MC-

 

串田さん「おーい」

 

串田さんの呼び込みでMoJoさん、宮内さんが登場。そろい踏みに湧きに湧く観客。

立ち居地は向かって左から宮内さん、串田さん、MoJoさんの順番です。

お三方はつい数日前までブラジルに招待されてステージをこなしてきたばかり。

 

串田さん「やっぱり日本はいいなぁ」

MoJoさん「落ち着くね」

宮内さん「一回海外に出てみると改めて日本のよさがわかるよね」

串田さん「うん、こう、知った顔ばっかりが客席にいると安心するよね。

     俺、みんなの顔ほとんど知ってるもん!!」

 

串田さん「次は誰から?」

MoJoさん「オレ、行かせてもらいます!!」

 

29:星雲仮面マシンマン/MoJo

 

続くブロックは特撮&ロボットコーナー。代表曲を余す所なく。

「あっ・れっ・はッ!」の合いの手がとても楽しい「マシンマン」。

今回は文字通りMoJoさんとバンドとコーラスと観客が一緒になって楽しんだ印象でした。

 

-MC-

 

ここでMoJoさん単独トーク。

今回はブラジルへ行った直後という事もありブラジルで開催された「ANIME FRIENDS」の話へ。

 

MoJoさん「ブラジルへいったその日からライブだったんだよね。

     で次の日、朝からホテルの水が出なくてさぁ、大変だったんだよ」

 

MoJoさん「夜はみんなでオレの部屋に集まって親交を深めたりしたんだ。

     なんかぁ、また遠藤とすっごく仲良くなってね。

     "そういう"仲にはなってないからね。

     なんかオレのHPのブラジルの写真見てメールくれたファンもいるけどさ」

MoJoさん客席にピンポイント。

会場大笑。

 

これがご縁で「☆MoJo Zone」や「のど自慢」のゲストに

影山さんや遠藤さんが参加されたら嬉しく。ご近所ですし。

 

30:光速電神アルベガス/MoJo

 

六本木に真っ赤な花が咲き誇る。問答無用のアルベガス。

歌声の力強さはもとより、MoJoさんのパフォーマンスは躍動感あふれます。

この時点でライブ自体、三時間以上経過しているのにも関わらず熱気が凄いです。

 

31:ビデオ戦士レザリオン/宮内タカユキ

 

春のSRSを再現するかのような嬉しい構成。

アルベガスと好対照な印象があるレザリオンの静かな力強さの曲調は

宮内さんの歌声だからこそ表現できる世界観。カッコいいんだこれが。

 

-MC-

 

串田さん、宮内さんもブラジルでSANAというイベントに参加されていました。

 

宮内さん「いやぁ、嬉しいね。やっぱり日本語で声援をもらうとね。

     ブラジルで『I LOVE YOU』って言ってくれた子もいたけどやっぱり照れるね。

     開催地だったフォルタレーザのファン達がみんなによろしくって言ってました!」

 

32:特捜エクシードラフト/宮内タカユキ

 

ドラムがリズムを刻んでからギターのイントロが入るという粋な演出からスタート。

お三方が揃うなかでの「魂の兄弟達よ」のフレーズは、宮内さんも見ている私達観客も

力が入らずにはいられません。この凄さは文章じゃかけません。

 

33:疾風ザブングル/串田アキラ

-MC-

 

串田さんのロボといえば「ザブングル」。いつ聴いても力強さ満点。

「ここは地の果て流されて俺」の後のコーラスの皆さんの振りが面白く。

サビの部分は串田さんがマイクを観客に向け、みんなで「唄う・ゾ!」

トークでは日本に帰ってきて嬉しいご様子でした。

 

34:キン肉マンGo Fight!(2005ver.)/串田アキラ

 

まさかバンドで2005ver.が聴けるとは! 間奏では手を左右に振るパフォーマンスは今回も健在。

串田さんのワイルドな歌声と「見事に!(ころぶ)」の合いの手が終わった後の

なんともいえない表情のギャップがまた面白く。

-MC-

 

再びお三方でトーク。

 

MoJoさん「クッシー、マイクまちがってない?」

串田さん「え? そう?」

MoJoさん「それオレのマイクだよ」

串田さん「ああ、どうりでなんかおかしいなぁと思ったよ。

     マイク交換すると入れ替わっちゃったりして…」

MoJoさんとマイクを交換。

串田さん「(かわいらしく)もじょです!」

観客笑。

宮内さん「じゃぁオレも」

宮内さんもMoJoさんとマイクを交換。

MoJoさん「ぅWake UP!!!」

☆MoJo Zoneではお馴染みの宮内さんのモノマネを披露。

これだけでも面白かったのですが

 

向かい側でMoJoさんのあのポーズをマネる宮内さん。

 

観客さらに大笑。

 

宮内さん「いやぁ、なんか久しぶりに三人でやるから、なんかうれしくってねぇ」

串田さん「ほんとそうだよねぇ」

宮内さん「…もう"嬉しくってゴメンナサイ!"なんつってね」

 

流れるようにさらっと言っていたのがとてもツボでした。

 

35:若き旅人/MoJo

 

これは嬉しい予想外! 今回は特撮メインで、この曲は歌われるとは思わなかったもので。

半年前のAJF冬の陣以来の原曲アレンジの「若き旅人」。しかも今回だけのバンドで見事な再現度。

大自然の中を釣り竿を片手に歩いていく三平が目に浮かぶようでした。

 

-MC-

 

「若き旅人」で少しだけ歌詞飛んでしまったMoJoさん。

 

MoJoさん「ちょと…時差ボケもあったけど…」

 

36:バトルフィーバーJ-オルタネートバージョン-/MoJo

 

続いてはMoJoさんの代表曲「バトルフィーバーJ」。盛り上がりも説明要らずです。

今回もコーラスの皆さんによる見事なオルタネートバージョン。

何度聴いてもこの曲は楽しい! 文句なしに楽しく一つになれます。

 

37:特救指令ソルブレイン/宮内タカユキ

 

毎度の事ながらこの曲を歌う宮内さんの力強さ、優しさ、頼もしさには酔いしれてしまいます。

Super Rescue BANDの皆さんとはまた違ったアプローチをするバンドの皆さんの演奏もまたカッコよく。

以前も書きましたが、「BURNING!」の部分では思わずMHSの"男コーラス"をしてしまいそうに。

 

-MC-

 

宮内さん「いやぁ、嬉しいなぁ。またたくらんじゃおうっかなぁ。

     三人でまたやりたいもんね」

 

宮内さんの「いいたくらみ」発動。

期待に胸は高まります。

 

38:特警ウインスペクター/宮内タカユキ

 

レスキューシリーズコンプリート。しかもカウントダウン形式。

もう世代には堪らない嬉しさ。宮内さんの歌声には子供心に何度勇気をもらったことか。

そして「MayDay! MayDay! (S・O・S)」のコーラスを原曲通りにこなす観客の皆さんの凄さ。

 

39:宇宙刑事ギャバン/串田アキラ

 

レスキューの後は本流、メタルヒーローの総大将、ギャバンの登場です!

メッセージの力強さに聞き入り、間奏でふと、串田さんが後ろを向くとステージ後方から

 

「よろしく勇気!!!」

 

お・お・お・お・大葉健二さん!!? 本物のギャバンだああ!!

 

観客騒然&大歓声。ドびっくりしました。「ぅおお!!」と声が出ましたもの。

間奏が終わると大葉さんは一旦退場されましたが、強い味方を迎え、ステージは熱狂の渦へ。

 

-MC-

 

串田さんの呼び込みで改めて大葉さんがステージへ。

 

大葉さん「ぅおじゃましまっすぅぅ~」

 

意表と突いたひょうきんさで登場。

 

大葉さん「夕ご飯ご馳走してくれるっていうから来たんですけど…」

串田さん「せっかくだから出て欲しくて。

     ご飯の前にね。いっしょに飲もうと思って」

大葉さん「いやぁ、さっきMoJoさんの『バトルフィーバー』を初めて生で聴いていろいろ思いだいましたよ」

大葉さんは"バトルケニア"曙四郎役を演じられていました。今回が初対面だったとか。

串田さん「大葉さんは本当は昨日帰る予定だったけど、今日のために残ってくれたんだよ!!」 

 

拍手で送られる大葉さん。今度は「父よ」を、そして生"蒸着"を是非!

 

40:炎のキン肉マン/串田アキラ

 

"胸のエンジンに火をつけろ!""炎のキン肉マン"の登場です。

「M・U・S・C・L・E MUSCLE!!」で突き上げられる拳・拳・拳。

サプライズゲスト登場の後ということもあってか、串田さんも観客も燃え上がるような勢い。

 

-MC-

 

串田さん「おーし、ここからはラストコーナーだ!!」

 

41:大戦隊ゴーグルV-オルタネートバージョン-/MoJo

 

ラストコーナーは"ミニ戦隊魂"。「ゴーグルV」もしっかりオルタネート。

思えばファンの皆さんから発生した"オルタネート"。その熱意でMoJoさんご本人が取り入れてくださり、ブラジルにまで派生しました。

ファンの皆さんの情熱の力を改めて考えながら聴いていました。

 

42:超電子バイオマン/宮内タカユキ

 

息もつかせぬ連続。やはり戦隊シリーズは盛り上がりが違います。

ラストと言う事もあって楽しみすぎて若干記憶が飛んでいるのをご容赦ください。

宮内さん、最後のキメは右手はパー、左はグーを胸で合わせバイオマンのあのポーズを再現。

 

43:太陽戦隊サンバルカン/串田アキラ

 

ライブ終盤に一体に歌われるとやはり映える「サンバルカン」。

間奏になると突如、ステージ後方から颯爽登場した黒い弾丸。

 

ショッカーO野さんだぁああ!! まってましたッ!!

 

SHSのラストではショッカーさんによる、バルイーグル、バルシャーク、バルパンサーのポーズが一つの見所になっています。

今回、開場前にお見かけしたので期待していましたが、飛び入りで見事にポーズを披露。

颯爽と帰っていくショッカーさんを見送って串田さんがラストパフォーマンス。

-MC-

 

串田さんと入れ替わりにレイパーさん登場。

 

レイパーさん「魂の三兄弟による"伝説"のステージだったわけですが…」

 

今回の最大の目玉が残っているのにこのままでは終われない。

話の節々に"伝説"を交えるレイパーさんのトークに待ちきれない気持ちに拍車が掛かります。

 

再び"魂の三兄弟"登場です。

 

なんとお三方そろいの「魂」の文字が入った半袖ジャージで。

串田さんは黒、MoJoさんは赤、宮内さんは白をそれぞれ着ていました。

左から串田さん、MoJoさん、宮内さんの順番です。

 

MoJoさん「せっかくだから写真撮ろ! 立ち位置はこれでいいかな?」

観客席から「定位置ー!」と"影のディレクター"ショッカーさんの声が。

ディレクターの一声で左から宮内さん、串田さん、MoJoさんの順番に立ち位置変更。

写真が取られる中、それまで沈黙していたレイパーさんが

 

レイパーさん「こういう時私情ですいませんが、……一枚お願いします」

 

三兄弟+レイパーさんで記念写真。

 

そして新しい伝説が。

 

-EC-

44:伝説/魂の三兄弟

 

皆さんお待ちかね。「轟轟戦隊ボウケンジャーvsスーパー戦隊」」より「伝説」です!

今年二月の宮内さんのバースデーライブでこの曲が披露されて以来

それぞれの組み合わせでは聴く事が出来ましたが、今回念願の初お三方そろい踏み。しかも生バンド。

マーチ調で覚えやすく会場は大合唱状態。お三方もとても楽しそうに歌っていらっしゃいました。

「仲間とつないだ手は離さない」の部分でガッチリ手を重ねていたのがとても印象的。

さぁこれから新しい伝説の始まりです。

 

鳴り止まない拍手の中、お三方が退場し、バンドの皆さんも撤収作業へ。

 

そして有志による恒例の三本締めが行われ、[LIVE・俺たちの魂は燃えている!]は終了。

蓋を開けてみれば約五時間スタンディングという長丁場。

魂の三兄弟のステージはもとより、出演した四組が四組とも違った個性なので四者四様の面白さがありました。

出演者の皆さん、参加された観客の皆さんおつかれさまでした。

 

 

補足

 

・AKIBA CULKET FESTIVAL 2007というイベントは概要や他イベントの出演者を見る限り

 どちらかというと"萌え"な印象ですが、最終日の今回に関しては真逆。おそらく客層も真逆。

 

・開演までと閉演後は魂の三兄弟の方々のツボを押さえた歌の数々が流れていました。

 

・そしてそれにあわせて軽快にリズムをとるノイザー戦闘員。結構ノリノリ。

 

・常にマジなお顔のレイパーさん。

 いろいろなマネをポーカーフェイスで繰り広げる芸風は面白く。

 普段は大人な男性向けのデンジャーな笑いを得意としているだけに

 お子様もいる客層に少々苦戦気味。

 ですが「世界のタイタニック」や「ターミネーター」は健全なネタで見事な面白さ。

 

・H-cubeの皆さん、ちょとアウェーな感もありましたが健闘。

 曲のチョイスが比較的若い層向け。ここが秋葉原なら違っていたかも。

 

・midiさんはH-cubeのお笑い担当?

 

・「GET WILD」で客席右端にいた子供達と一緒に振り付けをするソラさん。ほほえましい。

 

・冬弥さんは細身の色男。目深にかぶった帽子がまた格好良く。

 

・アヤさんは最後まで声のみの出演。何者?

 

・原曲を忠実にバンドで再現していた印象のNOTESの皆さん。

 

・まさか「甲賀忍法帖」とは恐れ入りました。唸りましたもの。

 

・今回の「バトルフィーバーJ」で"ミス・アメリカ"を担当されたのはMURASAKIさん。

 

・るしさんの歌声は正統派の格好良さ。マクロスでのSaxも格好良かったです。

 

・アマチュア(?)の二組はプロの皆さん相手に好演。

 アニソンに対するアプローチの可能性というのを体験させていただきました。

 

・秘密結社ノイザーの皆さん、途中で来場のお子様方の為に椅子を設置。素晴らしい悪役。

 

・セレブを目指したり、アーティスト以上芸人未満を目指したりなYOFFYさん。

 

・最初から飛ばしたため早い段階でギターの元を切ってしまったJOEさん。

 「まさかこんなに早く切れるとは思いませんでしたよ」

 

・田中っちさんは窪塚俊介さんがシュッとした感じの色男さん。

 

・やっさんこと奥田やすひろさんは先日、☆MoJoさんと緊急合体したRopsのドラムさんだったり。

 

・魂の三兄弟コーナーは豪華代表曲づくし、

 フルコーラスでバンドでこれほどいっぺんに聴く事がないだけにとても貴重な体験でした。

 

・串田さんの横で猫が頭をなすり付けるようにしていたMoJoさん。大奥様方大喜び?

 

・今回とてもツボだったのは宮内さんのMoJoさんのマネ。面白っ。

 

・そんな宮内さんの今年の10月になにやら良いたくらみが…?

 

・大葉さん、年々お師匠さまの面影がみられるように。

 

・魂の兄弟スペシャルバンドの皆さんの演奏の力強さはいわずもがなですが

 皆さんが歌いながら演奏していたのがとても好印象。

 

・そしてバンドの皆さんの衣装が赤・青・黄・桃・緑だったのにもニヤリ。

 

・大葉さん、ショッカーさんとサプライズを仕掛けた串田さん

 10月の「良いたくらみ」では更なる"なにか"を仕掛けるようで…。

 

・終演後ノイザーの皆さんは堅実にTシャツ販売。

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