top of page

ANIME JAPAN FES 2009 "冬の陣"

09.1.11 Shibuya O-EAST

 

出演:水木一郎 堀江美都子 成田賢 影山ヒロノブ NoB 河野陽吾

    福山芳樹 遠藤正明 きただにひろし 喜多修平

 

初参加:MAKE-UP(山田信夫(NoB) 河野陽吾 松澤浩明)

 

司会:ショッカーO野

 

アップルパイ(平山佳代子 杉山小絵子) ザ☆カインズ(貴日ワタリ 常見弘士 斉藤淳一)

演奏/Super Rescue Band(G.鍋島圭一 Ba.三宅博文 Dr.瀧本裕 Key.松原博)

    MAKE-UP(Key.河野陽吾 G.松澤浩明)

 

 

2009年最初のライブは昨年10周年を迎え、11年目に突入したムーヴメントの結晶「ANIME JAPAN FES 2009 "冬の陣"」。

なかなか揃いそうで揃わなかった出演メンバーの皆さんに加え、なんとMAKE-UPの皆さんが再結成。

これは行かなくては。

 

会場は今年もShibuya O-EASTから。入場すると既に観客の皆さんが会場を埋め尽くしていました。

ステージ両脇の画面には「ANIME JAPAN FES 2009」のロゴに出演者の皆さんが英語表記され、ど真ん中には真赤な「冬の陣」の文字が。

同じロゴの旗が掲げられたステージはバンド、コーラスのブースの中央に花道が。

 

開演時間を少し過ぎた頃、司会のショッカーO野さんが登場。

今回のお召し物は石ノ森先生のキャラクターたち。

 

ショッカーさん「あけまして、おめでとうございまぁああああす!!!」

 

ショッカーさん「今日はANIME JAPAN FESということで、我々のライブも『スーパーロボット魂』、『スーパーヒーロー魂』、

           それから『スーパー戦隊"魂"』など、それぞれのジャンルで分かれていますが

           アニメはもちろん、特撮もなんでもアリ。ですので今回は一番予想がしにくいライブです」

軽快なショッカーさんのお話の中、バンド、コーラスの皆さんがスタンバイ。

そして年始のご挨拶もこの合言葉。

ショッカーさん「スーパー、ア、ニ、ソンッ!!?」

観客「スピリィィイイイッツ!!」

ショッカーさん「はじまりまぁあああす!!」

 

期待に胸高まる観客の皆さんの拍手が手拍子に変わる中、

例年のAJF、SASでしたらここでオープニング音楽が流れるのですが、音楽は流れず。

中央の花道から大歓声の中、水木さんが登場。

そしてゆっくりと歌いだす水木さん。

 

水木さん「♪…オゥオゥオゥ、オゥオオーゥ、オゥオオーゥ、あぁれぇこそォはァー。

       オゥオゥオゥ、オゥオオーゥ、オゥオオーゥ、大鉄人、ワンセブゥーン」

 

01:オー!! 大鉄人ワンセブン/水木一郎

-MC-

 

サビをアカペラでゆっくりと歌われ、会場大合唱状態。そして響くあのイントロ! かっこいいいい。

まさか「大鉄人17」が今回聞けるとは思いませんで、一発目から意表突かれました!!

 

水木さんから新年のご挨拶。

 

水木さん「昨年はデビュー40周年ということで、突っ走ってきて、12月31日をもって無事40周年を終えることが出来ました。

       これも一緒に歩んできた仲間、そして皆さんのおかげです、ありがとうございます!」

観客拍手。

水木さん「続いては今年、40周年を迎えるこの方にバトンタッチしましょう! 堀江美都子、ミッチ!!」

 

02:ふりむけばDanger/堀江美都子

-MC-

 

なんと!! 意表突かれまくり。海外特撮ドラマ「キャプテンパワー」よりOP。まさかこの曲が聴けるとは。

今年デビュー40周年を迎えた堀江さんですが、その歌声のパワーは原曲と同じ、いやさそれ以上の迫力。

 

ここでショッカーさんも合流し、改めてご挨拶。

 

ショッカーさん「『キャプテンパワー』が聞けるとは思わなかったですよぉ」

堀江さん「久しぶりに歌いましたよ」

ショッカーさん「アレはあの頃は珍しかったCGを使ってたんですよね。今でこそCGはみんな使ってますけど」

 

そして水木さんも呼び込んで三人でトーク。

 

水木さん「今年はオレもう40周年終わったから気が楽でさぁ、歌詞なんか心配ないもんなぁ」

ショッカーさん「昨年はアニキがデビュー40周年がしたが、今年はミッチが40周年でぇえす!!」

観客拍手。

堀江さん「ありがとございます。今日ね、嬉しいことがあったの。お昼にお弁当が出たんですけど、カマボコが入ってたんですよ」

ショッカーさん「あ、ハイ、入ってましたね」

堀江さん「そのカマボコに"寿"って書いてあったんですよ。同じ楽屋だったアップルやウチのKAKOちゃんのカマボコには"寿"無かったのに。

     『えぇ? 私だけ?』って思ってそれからみんなの楽屋に行って一人ひとり確かめましたもん」

会場笑。

ショッカーさん「あぁ、だからあの時『みんな、カマボコ入ってる?』って僕らの楽屋に来たんですね」

堀江さん「そう、で、『…これもしかして、私だけお正月の残りなんじゃぁ…』って思ったんですよ」

水木さん「でもお正月だったらまだ賞味期限大丈夫じゃない?」

堀江さん「そうなんですけど、ライブ中におなか痛くなっちゃう不安なんで、写真撮っておいて後で食べようかなって」

ショッカーさん「大丈夫ですよ、ミッチが楽屋に来た時点で、僕と遠藤はお弁当食べちゃってましたから」

 

水木さん「今日も衣装合わせてないのにほらっ!」

堀江さん「同じシルバーで」

水木さん「合っちゃうんだよねぇ~」

ショッカーさん「リハの時も『どうせ合うから~』って言ってましたもんね」

 

ショッカーさん「さぁ、ここからはアニソンをドドっとおおくりしましょう!

        まずは、昨年この作品は29周年だったんですね。29周年というのもとてもらしかったのですが、今年は30周年を迎えます!

        登場していただくのは昨年夏にも来てくれました、河野陽吾さん!! 『キン肉マン二世』より『HUSTLE MUSCLE』!!」

 

03:HUSTLE MUSCLE/河野陽吾

 

オシャレな鬼軍曹のご登場です。ぉお、三曲目で早くもズガガンガガンガン!! Do the MUSCLE!!

前回はマイクスタンドでしたが今回はハンドマイクでマッスルヴォイス全開。河野さんいいっすわぁ。

 

04:爆闘宣言! ダイガンダー/遠藤正明

 

新年の一発。おおおおおお!!! ダイガンダァアアアー!!! 序盤からかなり素敵ですAJF09"冬の陣"。

花道を通って勇壮に登場した遠藤さん。AJFでもなかなか聴けない曲だけに会場も凄い盛り上がり。

 

遠藤さん「きただにっ、ひろぉおし!!」

 

05:ウィーアー!/きただにひろし

-MC-

 

遠藤さんに呼び込まれ、ダニーきただにさん登場。今年アニメ放送10周年を迎えた「ONE PIECE」の主題歌といえばやはりこの曲。

誰もが知っている大人気曲だけに会場は大合唱。そして曲中で"ゴムゴムの銃"炸裂なきただにさん。やっぱりこの曲は大好きです。

 

ショッカーさんが登場しこれまでの曲紹介。

そしてスタッフさんによってなにやらセッティングが。

 

ショッカーさん「みんな酸欠になってない? 大丈夫? エッチー、ダニーときたら、次は……福ちゃんです。

         だからちょっとみんな深呼吸しときましょうね。去年は天使の羽根でしたが、今年はちゃんとギターです。

         さぁいきましょう! 『武装錬金』から『真赤な誓い』!!」

 

06:真赤な誓い/福山芳樹

念願のバンドでの「真赤な誓い」。ネット上でも人気な曲だけに、会場の盛り上がりの凄まじさたるや。

以前アコギ版を聞く事ができたのですが、やはりバンドとなると福山さんの歌声、曲の疾走感がたまりません。蝶サイコー。

 

07:鬼神童子ZENKI/影山ヒロノブ

-MC-

 

鳴り響く太鼓、唱えられる経文とともに影山さん登場。シャウト一発ヴァジュラ・オン。鬼神前鬼、ここに現臨!! 「あけおめっ!」

小さい頃リアルタイムで見ていた作品だけに、影山さんの歌声を生で体感するととても感慨深いものがあります。

 

ショッカーさん「昨年、影ちゃんはJAMはじめ世界を飛び回っていましたが、今年も早々、今朝、タイから帰ってきました」

観客「おぉ~」 

ショッカーさん「今年最初の影ちゃんとの挨拶は『あけましておめでとう!』『おぉ、今、タイから帰ってきたでぇ~』でしたもん」

 

ショッカーさん「続いてはアニソン界のニューカマーの登場です、喜多修平さんに登場していただきましょう!」

紹介が終わらないうちに既に喜多さんステージへ。

ショッカーさん「喜多修平くんで、『Breakin' through』!!」

 

08:Breakin' through/喜多修平

-MC-

 

AJFには二回目の登場となる"きたぽん"こと喜多さん。「PERSONA-trinity soul-」の初代OP。

突き抜ける高音とステージングが昨年拝見した時より、メキメキパワーアップしたように感じました。

 

喜多さん「去年、初めて参加させていただいて偉大な先輩方とご一緒させていただき、とても光栄でした。

     デビューして、まだ一年経ってないんですけど、早くも二枚シングルを出させていただきました。

     アニソンは激しく盛り上がって元気付けられる曲もありますけど、ゆったりと元気付けられる曲もあると思うんです。

     幸運にも、二枚目の曲がそういった曲に出会えることができました、聞いてください『一斉の声』」

 

09:一斉の声/喜多修平

 

「夏目友人帳」よりOP。「Breakin' through」とは好対照な喜多さんの優しい歌声が堪能できます。ファルセット素敵。

サビの最後「いっせいのせ」では振り付け(?)があるのですが、間奏で喜多さんの説明もあり、最後には会場全体が「いっせいのせ」。

 

喜多さんが退場するとふたたびスタッフさんによってなにやらセッティング。

そして暗転の中、福山さんがなぜかヘコヘコとしながら登場。

 

10:光なき夜をゆけ/福山芳樹(ex.HUMMING BIRD)

 

ぃやったぁああああああ!!! 「人形草紙あやつり左近」よりOP。念願でした!! イントロで声出ましたもの。

どことなく希うようなシリアスな福山さんの歌声が素晴らしく魅力的。この曲を何年待ち望んだことか。

 

11:誰がために/成田賢

-MC-

 

前半のトリは成田賢さん。歌うは2009年という1000年に一度の「009」イヤーに連載から45周年を迎える「サイボーグ009」。

「ォゥッ、ォゥッ!」と突き上げられる拳、成田さんの歌声に合わせコーラスする会場の一体感は凄まじいです。

 

成田さんと入れ替わりにショッカーさん登場。

 

ショッカーさん「009の後奏で♪ジャカジャカジャン、ジャカジャカジャン、ダンダカダンダカダン、ジャン!!

           って終わると『この番組はタカトクトイスの提供でおおくりします』っていうのまで覚えてるもんなぁ」

この間にもスタッフさんによってマイクスタンドや譜面が用意され、アコギコーナーの準備が進められていきます。

 

ショッカーさん「それでは登場していただきましょう、"ミッチーとガラクターズ2009"の皆さんです」

 

呼び込まれて登場したのは、向かって右から、水木さん、喜多さん、成田さん、堀江さん、きただにさん、遠藤さんの面々。

アコギは水木さんときただにさん、遠藤さん。普段アコギではベースを担当されているきただにさんがギターというのも珍しく。

 

水木さん「今日は若い喜多がいるからなぁ」

喜多さん「いえいえ」

堀江さん「若いよー」

水木さん「さっきの高音も凄かったもんなぁ」

ショッカーさん「あぁ、あの裏声がねぇ」

水木さん「これからも高音を極めていってほしい」

ショッカーさん「あぁ、戦隊主題歌みたいに。もう年々キーが高くなっていくっていう」

会場笑。

ショッカーさん「ちょうど向こうのアイツあたりからキーがおかしくなったんだよ」

キョロキョロする"アバレンジャー"遠藤さん。

水木さん「遠藤も高いよなぁ、アニソン歌ってる男の中で一番じゃない?」

遠藤さん「え…いぇ、違うんじゃァ…」

水木さん「あ! 福ちゃんは別だよ」

ショッカーさん「ぇええええ、何で別なんですか?」

遠藤さん「ワクガイだから」

きただにさん「ワクガイだから」

水木さん「…いや、この中でって思ったんだけど、…やめた」

きただにさん「えーー!」

ショッカーさん「もぉノープランなんだから!!」

 

水木さん「今日はアコギに影山が居ないんだよ」

ショッカーさん「そうなんですよね。このライブのリハの時にはもう海外行っちゃってましたし」

水木さん「だから人質がいるんですよ」

遠藤さん「人質Aでーす」

きただにさん「Bでーす」

水木さん「だから遠藤、お前、今回のリーダーね」

遠藤さん「…え…そんな僕には荷が重いっすよ…これってお断りすることは…」

 

ここで水木さんから爆弾発言。

出演者&観客「えぇぇえええええええ!!」

堀江さん「40年一緒にいてそんなこと言われたの初めてー!!」

ショッカーさん「アニキ、ぃやぁあっちまったなぁ~」

水木さん「オレも初めて言ったよ!」

ショッカーさん「リーダー、リーダー、早くまとめてッ!!」

遠藤さん「OK…ファイッ!!」

きただにさん「えぇえええ!!なんでぇ!!」

水木さん「おだまりッ!!」

 

12:緑の陽だまり/ミッチーとガラクターズ2009

-MC-

 

「おだまり」ということで「陽だまり」。ニューイヤーミズキングジョーク。

堀江さんメインにガラクターズの喜多さん→遠藤さん→きただにさん→成田さんがそれぞれ合いの手を担当。

 

ショッカーさん「2009年は1000年に一度の"009"イヤーですよ」

水木さん「次は3009年ですよ、オレいねえじゃん」

ショッカーさん「あの、たぶんここにいる全員いないと思いますけど。1000年に一度ですからね。009といえば賢兄!」

水木さん「ナリケンさんも3009年にはいないよなぁ」

成田さん「…3009年まで歌ってやる~」

ショッカーさん「おおおおおおおおおおお!!」

 

ショッカーさん「もう009も30年も前になるんですよね」

水木さん「30年後っていったら、オレいねえじゃん」

ショッカーさん「いぇ、アニキはいると思います。絶対『ゼェエエット!!』ってやってますよ」

水木さん「オレはこいつらの30年後も見てみたいな」

堀江さん「えっ! あたし達!?」

水木さん「オレ、車椅子に乗って出てきたりして」

ショッカーさん「リーダー、リーダー、早くまとめてッ!!」

遠藤さん「OK、ファイッ!!」

 

ショッカーさん「まぁまぁ、みんな"いつの日か"老いますから」

水木さん「!! 上手い事言うねぇ~」

 

13:いつの日か/ミッチーとガラクターズ2009

-MC-

 

009メモリアルな年ということで79年版「サイボーグ009」よりED。すばらしいチョイス。すばらしいハーモニー。

最後まで成田さんのソロがないのが少し残念、と思っていたら、最後の最後に成田さん圧巻のソロ。もう泣くかと。

 

ミッチーとガラクターズ2009の皆さんが退場され、アコギのセッティングが撤収され

新しくマイクスタンドとキーボードなどがセッティングされていきます。

 

ショッカーさん「なにやら用意がされていますが、まずはこの方をお呼びしましょう、N・o・B!! NoBちゃーん!!」

NoBさんこと山田信夫さんがショッカーさんに呼び込まれて新年のご挨拶。

続いて河野さんと松澤さんも呼び込まれ、MAKE-UPの登場です!

ショッカーさん「MAKE-UPの皆さんが揃われたなら、言葉は要りませんね、これです!!」

観客「おおおおおお」

石ノ森先生のヒーローシャツの下のTシャツには聖衣をまとった聖闘士達が!

ショッカーさん「それではガッツリ聞いていただきましょう!! 『聖闘士星矢』特集だぁあああ!!!」

 

14:ペガサス幻想-Pegasus Fantasy-/MAKE-UP

-MC-

 

高まる小宇宙。祝・MAKE-UP再始動。着うたへの新録のため、新しくアレンジされたバージョンがいち早く!

AJFでは山田さんがソロで歌われた事はありますが、やはりMAKE-UPでとなるとその盛り上がりも凄まじく。

 

山田さん「新しいアレンジで演りました!」

河野さん「…どや?」

「おぉぉぉぉおお!!」と沸く観客の完成に隠れるように「えぇか? えぇのんか?」と河野さん。

 

山田さん「なんか、三人揃うと、恥ずかしいね。ハハハ」

河野さん「なあ」

 

山田さん「MAKE-UPは今年でデビュー25周年なんですよ」

観客拍手。

山田さん「ありがとう! 今まで、何回か僕がソロで歌わせてもらってたけど、このライブを作ってる社長さん、山岸さんが

        なんならMAKE-UPでやろうよ、って言ってくれて。で気付いてくれたかな? アレンジがちょっと違ったでしょ?」

河野さん「どやった?」

観客拍手。

山田さん「実は新しくレコーディングしたやつが今日から着うたで配信されます。

        で、今日はここと、あと大阪でやる時限定でそのCDも発売してるんで、よかったら買ってみてください!」

観客「おおおおおお」

山田さん「これで全然売れてなかったら恥ずかしいよね。今後のMAKE-UPの展開もみなさんのコレ次第ですので」

と、携帯電話を操作する仕草をする山田さん。

 

山田さん「MAKE-UPで『星矢』っていったら、もう一曲あるよね?」

観客「おおおおおお!!」

山田さん「これも新しくレコーディングしました、聞いてください『永遠ブルー』」

 

15:永遠ブルー-Blue Forever-/MAKE-UP

-MC-

 

NoBさんのアノ歌声、間奏の河野さんによるキーボードのアノ音、松澤さんのアノギターの音色が体験できる喜びたるや。

この曲も会場全体で終始大合唱状態。最後の余韻の部分は山田さんの扇動でさらに会場が一つに。あの空気はやみつきになります。

 

再びショッカーさんも合流。

 

ショッカーさん「今回初登場となる松澤さん!! どうですか? こういう大きいお友達の前というのは」

松澤さん「いやぁ、やっぱりすごいですねー」

ショッカーさん「松澤さんといえば、MAKE-UP以外の『聖闘士星矢』の曲もたくさん作られてるんですよね。

         で、河野さんと同じで、最初のROBONATIONの時にギター弾いてたんですよね。

         お久しぶりです!!! 十何年ぶりに帰ってきてくれましたよぉお!!」

 

ショッカーさん「MAKE-UPが25周年を機に再結成ということは、これからも何らかの動きが?」

松澤さん「そうですよね。やっぱり集まったからにはね、ライブとかやりたいですよね」

観客「おおおおおおお」

松澤さん「みんなの着うたダウンロード次第…」

ショッカーさん「なにわの商売バンド呼んじゃったよぉぉおお!!」

 

MAKE-UPの皆さんが送り出され、ショッカーさん単独で聖闘士星矢ショウの思い出などのトーク。

 

ショッカーさん「さぁ、これ(Tシャツ)を着ているということはまだまだ続きます!!

         続いては我らがミッチの登場です!! "女神"と書いて"アテナ"の子守歌」

 

16:女神の子守歌~Lullaby~/堀江美都子

-MC-

 

黒系で統一された衣装で堀江さん登場。珍しくマイクスタンド。ミラーボール素敵。

女神のようにおおらかで壮大な堀江さんの歌声が響きます。まさに女王の風格。その力量は圧倒的。

 

「聖闘士星矢」のアルバムレコーディングで、

堀江さんが初めてMAKE-UPやBROADWAYのみなさんに会った時の話などをされ、

堀江さん「次は、星矢のアルバムの中で影ちゃんとデュエットした曲を歌おうと思います。

       じゃぁ、影ちゃんをお呼びしましょう。影ちゃーん!!」

 

17:TIME~2036の選択~/影山ヒロノブ 堀江美都子

-MC-

 

イントロと共に影山さん登場。感激の「TIME」。以前、影山さんソロ版はライブで聞く事ができたのですが、お二人版は初。

SASが開催以来、ずっと待ち続けていた曲がついに聞くことができました!! サビの部分ではずっと向かい合って歌うお二人が印象的。

 

堀江さんを送り出して影山さん単独で"落下事件"トーク。

 

影山さん「今日はせっかく作曲者がおるんで、一緒にセッションしたいと思います! 松澤浩明!!」

なんと松澤さん再登場!!

影山さん「さっき話してたんやけど、さっきの『ZENKI』のギターを弾いてたのもまっつぁんだったんですよ」

 

18:聖闘士神話~ソルジャー・ドリーム~/影山ヒロノブ 松澤浩明

-MC-

 

歌うのはもちろん二代目OP。なかなか見ることが出来ないセッションなだけにとても嬉しく。

影山さんの歌声に応えるかのような激しい松澤さんのギター、お二人とも抜群にカッコよかったです。

 

松澤さんが拍手で見送られ、再び影山さん単独トーク。

 

影山さん「『星矢』もさっきの『ZENKI』ももちろん『DRAGON BALL』も80年代から90年代にかけて

     コロムビアには凄くお世話になって、水木さんや堀江さんに引っ張ってもらって

     本当に色々な経験が出来ました。まだあの頃は曲とか全然書いてなかったけど、

     今、JAMなんかで、やっぱりあの頃関わることができた音楽が活きてるんですね。

     だから、あの頃のキャリアっていうか経験はボクにとってもかけがえのない財産です!!」

 

19:夢旅人~BLUE DREAM~/影山ヒロノブ

-MC-

 

「聖闘士星矢」特集ラストを飾るのは、二代目EDのバラード。じっくり聞き入ります。

激しい曲の時の歌声とはまた違った哀愁漂う影山さんの歌声はいつきいても素敵です。

 

ショッカーさん「ここからは後半戦、盛り上がってくれるかァアアア!!」

観客「おおおおおおおおおおおお!!!」

ショッカーさん「盛り上がるといえば、昨年の秋、20世紀と21世紀、二日間に分けて行われたライブがありました!

         今日は、まとめておとどけしましょう!! 準備は良いかァアアア!!」

観客「おおおおおおおおおおおお!!」

ショッカーさん「"プチ"スゥーパァー戦ッ隊ッ!!?」

観客「スピリィイイイイイイイッツ!!!」

ショッカーさん「まずは賢兄ィこと成田賢さんの登場です!! 『ああ電子戦隊デンジマン』」

 

20:ああ電子戦隊デンジマン/成田賢

 

「"プチ"スーパー戦隊"魂"」トップバッターは成田さん。一昨年の復活劇もこの会場でした。

間奏では成田さんの「ショッカー!!」を合図にショッカーさんが登場し、「戦隊魂」から再びの名乗りが!!

 

21:電撃戦隊チェンジマン/KAGE

 

打ち鳴らされるドラム、花道からKAGEさん疾走!! まさか今回聞けるとは思わなかったのでびっくり。

KAGEさん、タイから帰国直後とは思えないパワフルさ。会場もこれで盛り上がらないわけはありません。

 

22:爆竜戦隊アバレンジャー/遠藤正明

 

息もつかせぬ連続。KAGEさんと同じく花道を通って登場した遠藤さん。

フードをかぶって悠然と登場したかと思うと、あふれるダイノガッツで新春早々伸びやかな歌声&アバレ大回転。

 

23:轟轟戦隊ボウケンジャー/NoB

 

立て続けに盛り上がりまくり。MAKE-UP山田信夫さんがNoBさんへとスタートアップ!

MAKE-UPとはまた違った、さわやかかつワイルドな歌声がメチャクチャ格好良いです!!

 

24:道-タオ-/水木一郎

-MC-

 

「"プチ"スーパー戦隊"魂"」締めはもちろん水木さんによる「獣拳戦隊ゲキレンジャー」のED。

デビュー41年目へ向けて「道-タオ-」を歌う水木さんの姿ははまさに「極みの向こうへ」。

 

ショッカーさんと水木さんでシンフォニーコンサートのお話。

ショッカーさん「凄いなぁ、41年目迎えてさらに新しい事をするんですから。まさに『極みの向こうへ」』ですね。

           もうマスターアニキですね」

水木さん「にゃぉ」

ショッカーさん「そのうち髭とか生えたりして。あっちも一郎さんですし」

 

水木さん「この前『水木さんの歌を聞いて僕ももう一度がんばろうと思いました』ってメールを頂いきまして。

     みなさんもそうですけど、オレ自身も何度も勇気付けられた曲です。ムーの白鯨より『ムーへ飛べ』」

 

25:ムーへ飛べ/水木一郎

-MC-

 

昨年は「グランド・アニキ・スタイル」を多く聞く事ができたので、原曲アレンジは久しぶり。

一年の初めにこの曲を聞けるのはとても嬉しく。水木さんから勇気をいただいた思いでした。

 

水木さん「次は、アニソンじゃなくて、『みんなのうた』なんだけど、今年教育テレビは50周年なんですよ。

     それで英語版が出るんですけど………昨日、NHKで『ちょんまげマーチ』流れたそうじゃない? 見た?」

 

ライブ前日にNHK教育の「あつまれ!キッズソング50~スプー・ワンワン 宇宙の旅~」という番組で

うたのおにいさん当時の水木さんが「ちょんまげマーチ」を歌っている映像が流れました。

 

25.5:ちょんまげマーチ(ちょっとだけ)/水木一郎

-MC-

 

いちろうおにいさん登場! 水木さんノリノリ。

40周年記念ライブでも聴けなかった「ちょんまげマーチ」がまさか今回聞けるとは。

 

水木さん「えっとなんだっけ? そうそう『みんなのうた』の英語版のCDが出るんですけど、それにオレも選ばれまして」

観客拍手。

水木さん「ありがとうございます。で、それを今週レコーディングするんだけど、…アレ? 今週? 今日って何曜日だっけ?」

観客「日曜日ー!」

水木さん「日曜日? それは一週間に入るんだよね? そうだよね。じゃぁ、今週レコーディングしてきます!」

そして観客の外国の方に対し、直で話す水木さん。

 

水木さん「じゃぁ、今日は英語版じゃなくて日本語で歌います! 『なんのこれしきッ ふろしきマン』!!」

 

26:なんのこれしき ふろしきマン/水木一郎

-MC-

 

ステージと客席関係なく「ふろしーきまーん」の振り付けが楽しく。

アニソンライブで「みんなのうた」という新たな素敵可能性が。「むしまるQ」シリーズも是非!

 

水木さん「さぁ、続いては、今日が40年間付き合ってきた中で一番カワイイ。ミッチ!!」

水木さんに呼び込まれて堀江さん登場。

堀江さん「久しぶりにドラえもんズの歌、歌っちゃうよー!!」

 

27:ぼくらの元気/堀江美都子

-MC-

 

「ザ☆ドラえもんズ おかしな お菓子な オカシナナ?」より。まさかまさかこの曲が!!

軽快な曲調にはつらつとした堀江さんの歌声が素敵。カインズ、アップルの皆さんも大活躍。

 

「アニソン三昧」での年明けや、水谷豊さんに会いたいなど、堀江さんの年末年始のお話。

 

堀江さん「やっぱり締めはアニキと一緒に歌いたいと思います、せーのでアニキ、せーのッ」

観客「アニキィイイイイ」

笑顔満天の水木さん登場。

 

堀江さん「二人が揃ったということは?」

水木さん「…ダンガイオー?」

堀江さん「それはロボットでやろうよー」

水木さん「…♪イ・イ・イイッ・今っだ~」

堀江さん「それもいいけどぉ」

観客「ゴーダンナー!?」

堀江さん「それはね、水木さん歌えないから」

観客笑。

水木さん「あのー、ゴーダンナーもそうですけど、ミッチと歌ってる戦隊の20番くらいまであるやつも

     なぜ歌わないかといいますと。…歌詞が覚えられないんです」

観客笑。

水木さん「もし歌詞を見ていいっていうんでしたら、喜んで歌わせていただきます」

 

堀江さん「じゃぁ今日は久しぶりにアレを」

水木さん「トォトォの歌ですか?」

堀江さん「…」

水木さん「TOTO便器ですか? あ、違った…」

 

28:斗え忍者キャプター(2C)/水木一郎 堀江美都子

 

お二人のデュエットの代名詞、「キャプター」。久しぶりに聞く事ができました。何年ぶりでしょう?

40年共に歩んできたお二人だからこその息の合ったステージングは最高です。

 

-アンコール-

 

水木さん、堀江さん、バンド、コーラスの皆さんが退場されるとじわじわと沸き起こるアンコール。

いい頃合にバンドの皆さんが再登場しセッティング。

 

29:Dear Friend/水木一郎 堀江美都子

-MC-

 

おぉ!!! SAS、AJFで長らく歌われることのなかった「Dear Friend」が久しぶりに!!

歌詞の内容がお二人、そしてアニソンムーブメントのアーティストの皆さんにバチはまり。

ショッカーさんと観客による「スーパーアニソン魂」の掛け声で出演者の皆さんが登場。

そしてバンド、コーラスの皆さんをご紹介。影山さん、遠藤さんがなにやらボソボソと。

 

ショッカーさん「今日はステージ上は"ヒロシ"が多いなぁ…」

きただにさん「そぉうっすよね」

影山さん「(ショッカーさん、きただにさんを指差し嬉しそうに)ヒロシ、ヒロシッ」

ショッカーさん「なんだよパチモノのヒロノブ~、なんでヒロ"ノブ"なんだよぉ」

影山さん「え、それは…お母さんに聞いてみないと…」

ショッカーさん「"ノブ"といえばNoBちゃん」

NoBさん「え!? あ、ハイ?」

ショッカーさん「なんでノブなの?」

NoBさん「え…それはお母さんに聞いてみないと…」

 

ここで出演者の皆さんから一言づつコメントがありいよいよラストの曲へ。

 

ショッカーさん「アニキ、最後はみんなで一体になれるあの曲でしょう?」

水木さん「これ(Zの振りで)かい?」

ショッカーさん「それは、4月にやりましょうよぉ。

        しもべっていってますけど、みんなで一つの仲間になれるやつで」

 

30:バビル2世/水木一郎&ALL CAST

 

「ANIME JAPAN FES 2009 "冬の陣"」のラストを飾るのはもちろんこの曲。

水木さんが扇動する中、ステージも客席も全員で大合唱。これでライブ終了と思うと名残惜しく。

そんな中、怪鳥きただにさんだったり、エア演奏する河野さんだったり。

 

鳴り止まない拍手の中、バンド、コーラスの皆さんもステージ前方に登場し、恒例の万歳三唱。

そして順々に退場していき、ショッカーさん一人に。

 

ショッカーさん「みんな楽しんでくれたかぁあああああ!!?」

観客「おおおおお!!」

ショッカーさん「絶対また会おうなぁぁあああああ!!」

観客「おおおおおおおおおおおお!!」

ショッカーさん「約束の、スーパーア・ニ・ソ・ンッ!?」

観客「スピリィイイイイイイッツ!!」

ショッカーさん「ショッカーO野でしたッ!!」

観客「わぁああああああああ!!」

 

ショッカーさんが退場された直後、今年最初の観客有志の皆様による三本締めが行われ

「ANIME JAPAN FES 2009 "冬の陣"」の東京公演は終了しました。

 

2009年初イベントは、2年ぶりの年始のAJF。

年の初めからアニメ、特撮、海外作品にみんなのうたまで披露され、

アニメソングの、そしてAJFの"幅"が感じられるイベントでした。

 

 

補足

 

・Shibuya O-EASTで行われるAJF関連のライブは普段でも聞く事ができない曲が聞けるので嬉しく。

 

・堀江さんの選曲がとってもダークホース。そして歌われた曲の幅の広さに脱帽。

 

・"タイ帰りの男"影山さん。なんとSSS並みに5曲も披露。

 

・きただにさんが「ウィーアー!」一曲だけとは勿体無い。「バビル」とか「トランスフォーマー」とか「ベム」とかあるでしょに。

 

・反面、「光なき夜をゆけ」というチョイスにAJFの粋さをみました。最高。

 

・福山さんのエレキなギターを聞けるのも久しぶりでした。

 

・さらにキーボードを演奏する河野さんの姿をライブで見るのもかなり久しぶり。JAM LIVE以来?

 

・アコギコーナーで「キングもクィーンも  ボチボチ  退いてください!!」な遠藤さん。

 

・コロムビア新年会で40周年のバトンを串田さんと堀江さんにバトンタッチして三本締めZをするも、記憶がない水木さん。

 

・ニューアレンジの「ペガサス幻想-Pegasus Fantasy-」「永遠ブルー-Blue Forever-」かっこいい。

 

・それ以上にNoBさんかっこいいNoBさんかっこいい。

 

・「聖闘士星矢」でライブ出来そう。

 

・MAKE-UPと堀江さんがデュエットした「希望の翼 -FRIENDS IN THE SKY-」や

 遠藤さんの「少年記 II ~I Leave My Heart~」が歌われるのではと思っていたり。

 

・前半はSAS、後半はさながらSSSとふたアニ状態。

 まるでバースデーソング関連のイベントを凝縮して一気に体感できた感じ。

 

・戦隊では舞台袖で名乗りまくるショッカーさん。

 

・ギターのナベさんの夢は一億円プレイヤー。

 

・アンコールのトーク中、ベースのブースに入りなにやら物色する河野さん。

 

・何か面白いことを言おうとして止められる成田さん。

 

・最後の紹介でスカされる影山さん。

 

・水木さん「リッスン・ツー・ミー」

bottom of page