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祝☆歌手活動30周年 宮内タカユキ LIVE in BENOA ~ぶっちぎるぜ!~

08.10.26. パセラリゾーツ銀座 BENOA 

 

出演/宮内タカユキ

 

スペシャルゲスト/宮内洋

 

応援ゲスト/鈴木美潮

 

コーラス/宮内マユ

演奏/カラオケ DIXIES(Ba.マッチョ G.トッキー G.ナオト Dr.ヨシ)

   

 

ぶっちぎるぜ!

 

08年に歌手活動30周年を迎えられた宮内タカユキさん。

ご自身が主題歌を歌われた「仮面ライダーBLACK RX」の次回予告の決めゼリフ「ぶっちぎるぜ!」を冠した記念ライブが開催されました。

 

会場はファンの皆さんが宮内さんの歌を「歌っちゃう」イベント「君よ!歌っちゃえー♪」でおなじみのパセラリゾーツ銀座。

今回はその中にある複合施設的会場 BENOAでライブが行われました。

昨年はこちらで宮内さんが串田さん、MoJoさんと共に"魂の三兄弟"としてライブ「ヒーロー物語 『伝説』」が行われました。

 

入場列に並んでいるとクラッカーと何やら紙が配られました。

紙には宮内さんにはナイショでアンコールの際に「おめでとう!」の合図でクラッカーを打ち鳴らし、

盛大にお祝いしようというサプライズ企画のお知らせが。心得たり。

 

ステージには楽器の用意がしてあり、後方の大型ビジョンには動画チャンネル「ドガドガ7」で配信中の

宮内さんが"超電子店長"として出演されている「超電子カラオケ パセラドガドガ7店」の映像が流れていました。

「超電子カラオケ」は声優の井ノ上奈々さんと稲村優奈さんがカラオケ中に"超電子店長"が乱入し、歌を教えるという内容の短編。

数本流れていたのですが、宮内さんが登場される際には毎回足からのアングルと不気味なBGMが流れるという事もあり、毎回会場爆笑。

 

開演時間になると会場が暗くなり、いよいよライブ開始です。

 

00:ナレーション

 

デビューした時の思い、これからへの思いを宮内さん自ら語るナレーションが流れます。会場限定。

 

宮内さん「これからもみんなと共に、ぶっちぎるぜぇェ!!!」

 

01:太陽は燃えている(Love Me With All Of Your Heart)

 

黒のスーツで宮内さん登場。

まずは30周年の原点から。宮内さんがプロとして初めてステージで歌ったというEngelbert Humperdinckの「太陽は燃えている」。

とても勇壮に、伸びやかに歌う宮内さん。プロとしての出発の曲なだけに、色々な思いを込めているのが窺われます。

 

02:仮面ライダーBLACK RX(1C)

~運命の戦士(1C)

~光の戦士(1C)

~バトルoh! RX(1C)

~誰かが君を愛してる(1C)

-MC-

 

WAKE UP!! 駆け抜ける「RX」メドレー。盛り上がり必至の「仮面ライダーBLACK RX」。ラストにはもちろん「ぶっちぎるぜぇェ!!」

続く「運命の戦士」は「見えるか(見えるか)、聞こえるか(聞こえるか)」の掛け合いはもちろんの事、

最後の「仮面ライダーBLACK RX」は凄い迫力。まるでなだれ込むように「光の戦士」、「風をはらんで飛んでゆけ」の部分での

宮内さんの力の込めようは原曲以上。丹田に響きます。抜群のイントロが好きな「バトルoh! RX」でも盛り上がりは止まることなく。

サビでのたたみかけのドスを効かせた歌声はやみつきになります。

「RX」メドレーラストはエンディング「誰かが君を愛してる」でクールダウン。それまでの激しさとは一転、優しい宮内さんの歌声が素敵。

 

ここで宮内さんのご挨拶&感謝の言葉。

 

宮内さん「外は雨じゃなかった? 大丈夫? 曇り?」

観客うなずいたり。

宮内さん「…どっちだよぉ~、うなずいてちゃわかんないよ~。でもみんなが帰る時に晴れてればいいよね」

 

宮内さん「最初に歌ったのは『太陽は燃えている』という曲で、オレが初めてステージで歌った曲です。

     その後はRXからメドレーでおおくりしました。本当はRXも全部歌いたかったんだけど、他にも歌いたい曲がいっぱいあるんだ。

     ご覧の通り今日はバンドでもやります。今まではカラオケだったけど、これから後半はバンドで」

観客「どよどよ」

会場には「もう後半?」という感じの空気に。

宮内さん「あ、違うよ、もう後半っていう意味じゃなくて、これからカラオケで何曲か歌って後半バンドっていう意味だからね」

会場笑。

 

宮内さん「じゃぁ次は、『バイオマン』から一拍あってレコーディングした『ビデオ戦士レザリオン』!!」

 

03:ビデオ戦士レザリオン

-MC-

04:流れ星 銀

-MC-

 

続いては宮内さんのアニメソングから二作連続で。

戦う君の姿にやさしさを見た「レザリオン」。以前も書きましたが宮内さんの歌声は近未来的なサウンドにピッタリ。

「流れ星 銀」の2番はやすらぎを振り切るという詞が印象的で、四国編で紅桜を仲間に入れた時に効果的に使用されました。

 

宮内さん「レザリオンの輸入用のおもちゃを見た時は感動したなぁ…あれ? 輸入用? 輸出用か。

       よく『ストーリーは三流だ』なんて言われるけど、そんなことないよなぁ。歌を聞けってのに」

 

宮内さん「最近『銀』を見直してみたんだけど、やっぱりいいよなぁ。浪漫があるよ。

       なんていうのかな、師弟愛があるんだよね。いいよね師弟は」

 

宮内さん「次は、悪の歌、いってみよう、『バッファローマン』歌っちゃおうかな」

観客「おぉ~」

宮内さん「もうキン肉マンなんかぶっ飛ばしてやるっ。今度、クッシーと正義超人と悪役超人のバトルやるからさ」

観客「おぉおおお」

宮内さん「11月だっけ…大阪で。東京でもやりたいなぁ」

観客「おおおおおおおおお!!」

宮内さん「言っちゃったモン勝ちだもんね」

 

宮内さん「やっぱり悪の歌ってのは気持ちを切り替えないとね。いつもキレイな心で歌ってるじゃない?

      ……いつもキレイな心で歌ってるじゃない?……2回言ってもダメだったかぁ…」

会場笑。

 

05:悪魔の猛牛(バッファローマンのテーマ)

-MC-

 

宮内さんの魅力の一つである"悪の歌"。その代表格ともいえる一千万パワーの「悪魔の猛牛」。

ドスの効いているのはもちろん、悪の視点からの絶対的自信に満ちた歌声は最高。そして特別仕様。やっぱりアレがないと。

 

宮内さん「次も悪の歌なんだけど、レコーディング以来、初めて歌います。『じゃあまん探偵団 魔隣組』って知ってる?」

     『じゃあまん探偵団』から『ジゴマIII世』」

観客「おおおおお」

宮内さん「この曲のはじめの『フリドリッヒ シュトロン ハイム ファン・ジゴマ・ドリッテ!!』っていう声があるんだけど

        それはオレが言ってるんですよ。オレの声をうまぁく加工してね」

 

06:ジゴマIII世

-MC-

 

まさかこの曲が聴けるとは。「じゃあまん探偵団 魔隣組」より大怪盗ジゴマのテーマ。幼心に仮面が怖かった思い出があります。

「ジゴマ」の繰り返しがよりミステリアスで不可侵的なイメージで、「悪魔の猛牛」とはまた違った悪の視点。

 

宮内さん「じゃぁ、悪の歌はここまでで、次は最新の『炎神戦隊ゴーオンジャー』から『G9!チューンナップ』!!」

 

07:G9!チューンナップ

-MC-

 

王が猛る。大空を飛ぶ力を得たエンジンオーそのままの爽快さと壮大さあふれる曲調。

そこに宮内さんの伸びやかで力強い歌声が合わさるんですから派手にキマリます!

 

宮内さん「ここでスペシャルゲストをお呼びしたいと思います。

       普段、"姫"と呼んでるんですけど。まずは読売新聞の記者である鈴木美潮さん!」

 

舞台から向かって右側の会場上部の関係者席へ通じる螺旋階段から鈴木美潮さん登場。

 

鈴木さん「どーもー鈴木美潮です。この度は30周年おめでとうございます」

宮内さん「ありがとうございます!」

鈴木さん「宮内さんとは公私共に良くして頂いております。

       歌唱指導していただいた曲のジャケットが出来上がりまして…」

と、デビューシングル「激流」のジャケットを手にする美潮さん。

宮内さん「すごいねー。コーラスでも参加させていただいちゃってね」

鈴木さん「もう完全にコーラスの歌唱力がメインを越えているという。宮内さんや高取ヒデアキさんの他にも凄いコーラスの方々ばっかりで」

宮内さん「うわぁ、ホントだ」

 

鈴木さん「今回は告知のために来たんじゃなくてですね、スペシャルゲストの方をご紹介しないと」

宮内さん「ハイ」

観客ざわざわ。

鈴木さん「でもですね、あの方は普通にご登場されないと思うんですよ。みなさん、会場のどこかにいらっしゃってるはずなんですが…」

観客きょろきょろ。

鈴木さん「きっとどこかにいらっしゃいますよー」

なかなかあの方のお姿が見当たらず…。

 

と思っていると関係者席に

 

宮内洋さん登場。

 

かっこいい。

螺旋階段を降り、お花を持ってステージへ。

しかもBGMは「ウインスペクター」より「燃やせ瞳を!/宮内洋さん 中西真美さん」というニクイ演出。

宮内洋さんについては説明不要。盛り上がりも説明不要。

以下宮内タカユキさん→宮内さん、宮内洋さん→宮内洋さんor本部長で表記致します。

宮内さんが主題歌を歌われた「特警ウインスペクター」と「特救指令ソルブレイン」で宮内洋さんは正木俊介本部長役でご出演。

 

沸き起こる「本部長」コール。

 

宮内さんにお花を渡す本部長。

マイクを手渡されても終始無言で会場を見渡していましたが、開口一番、

 

宮内洋さん「……ヒロシです」

 

会場大笑。

 

宮内洋さん「(宮内さんを指し)タカユキです。…ダブル、宮内です」

宮内さん「今日から本部長を兄貴と呼ばせていただく許可をいただきました。兄貴、今日は本当にありがとうございます!」

宮内洋さん「…30周年…おめでとう」

宮内さん「ありがとうございます! やぁ~うれしいっす。

      最初にお会いしたのは確か、仮面ライダーの25周年だったかのパーティーだったんですよ。

      パーティーの終わりに俳優さんや自分達がみなさんにボールを投げてプレゼントするっていうのがあって、

      ボクのボールが無くなっちゃったんですけど、兄貴がボールをくれたんですよ。

      その優しさがかっこよくて嬉しくて。今でもお会いすると当時に戻っちゃうんです」

鈴木さん「本部長、そのエピソードを覚えています?」

宮内洋さん「………申し訳ない」

会場笑。

宮内さん「その後、『ウインスペクター』の時にご一緒させていただいて、そこで初めてお話させていただいたんですよ」

宮内洋さん「…その前に何かのパーティーで一緒になったよね?」

宮内さん「ハイ! えっと、それが仮面ライダーのパーティーですね」

宮内洋さん「そうだよね」

本部長ペース。

宮内洋さん「ウインスペクターの時、主題歌を歌っている人の名前を見た時

        『"…宮内…タカユキ…"……同じ宮内だ。』と思ったのを覚えています」

鈴木さん「本部長、確かご出身は」

宮内洋さん「…私は生まれも育ちも新宿ですが、父が茨城の出身だったので本籍はずっと茨城と書いておりました」

宮内さん「僕の生まれ育ったところと近所なんですよ」

鈴木さん&観客「へぇ~」

宮内さん「あの辺りは"宮内"っていう名前が多いんですよ。もしかしたら親戚かもしれませんね」

宮内洋さん「同じところで遊んでたかもしれない」

宮内さん「そうですよね!」

 

宮内洋さんがいらっしゃるなら次はもちろんこの曲。

 

08:特警ウインスペクター

-MC-

 

さぁ、いくぜオレ達の出番だ!! 正木本部長がいれば百人力。贈られた花を片手に歌う宮内さん。

宮内洋さん、鈴木さんが見守る中、「本部長がいらっしゃる、気張れ!」とばかりに宮内さんと観客の皆さんが一体に。

 

鈴木さん「本部長、いかがでしたか」

宮内洋さん「私が参加した『特警ウインスペクター』そして『特救指令ソルブレイン』はヒーローソングとしてとても素晴らしいものです」

宮内さん「ありがとうございます!」

 

ここで鈴木さんがお祝いのメッセージを読み上げます。

メッセージの主は

 

「特警ウインスペクター」のファイヤー・香川竜馬役、山下優さん

「特捜エクシードラフト」のレッダー・叶隼人役、影丸茂樹さん

 

お二人からのメッセージに宮内さん感激のご様子。

さらに宮内洋さんへもお二人からメッセージがありました。

 

宮内洋さん「…山下君は初めて『特警ウインスペクター』の撮りの時、メイク室まで来てくれまして。

      『この度、主役をやらせていただきます、山下優です!!』と言うから、私は『脇役を演じさせていただきます宮内です』って言い返しました」

本部長節炸裂。

 

宮内さん「本当は優は今日来てもらえる予定だったんだけど、少年野球の監督と審判があったみたいで

        それが午後に食い込んじゃって、どうしても抜け出せなくなっちゃったんだ」

宮内洋さん「…でも…今日雨だよね?」

宮内さん「そうですね、朝は」

宮内洋さん「……これるんじゃない?」

直球ストレート。会場笑。

宮内さん「電話してみましょうか?」

 

宮内さん「オープニングを歌ったらやっぱりエンディングも歌わなきゃね」

鈴木さん「ではせっかくですから本部長より曲のキュー出しを…」

 

 

本部長「特警本部より緊急指令!! 特警ウインスペクター・エンディングミュージック・ゴォーゥ!!」

 

 

穏やかな口調だった宮内洋さんから一変、そこには指令を出す正木本部長が。

 

09:今日のおれから明日の君へ

-MC-

 

生「緊急指令」に思わず背筋を正される思いでエンディング。ED映像のはしゃぎまくる三人(一人と二体?)が印象的でした。

当方、当時コロちゃんパックのカセットでハイリピートで聞きまくっていたので、気がつけば大口空けて歌っていました。

 

宮内洋さん、鈴木さんが拍手で見送られます。

 

宮内さん「兄貴は本当にカッコいいよなぁ~、さっきも行ったけど、出会った当時に戻っちゃって緊張しちゃうんだ。

      いつかまた、ヒーロー番組に出て欲しいなぁ~。その時はオレも、歌でご一緒できたら嬉しいね」

 

宮内さん「今日は、まだ、バラード歌ってないよね。じゃぁ、『ウインスペクター』から『炎は未来へ』を」

 

10:炎は未来へ

-MC-

 

大好きなバラードです。序盤から声を詰まらせていた宮内さんでしたが、

どうやらいろいろな思いがこみ上げてきた様子。観客側からも見て取れるほどに男泣き。

ここら辺の顛末は来た人だけ。

 

ひょっこりDIXIESのマッチョさん登場。

 

ここからはバンドコーナー。

セッティングのため宮内さんは一旦退場され、DIXIESの皆さん、そしてコーラスを担当される宮内さんの実娘、宮内マユさんが登場。

皆さん宮内さんの30周年記念Tシャツ(赤)着用。

 

マッチョさん「ボク、もう泣きそうですからね」

 

その後トッキーさん、ナオトさん、ヨシさん、マッチョさんの順番でご挨拶。

今年、精力的に全国でライブを行ってきた宮内さんと共にバンド&スタッフとして全国をまわったDIXIESの皆さん。

あの「炎は未来へ」の後だけに、皆さん口々に「泣きそう」と。

 

マユさん「コーラスを勤めます宮内マユです! 本日は父の30周年にお越しいただきありがとうございます!

      父は26歳の時にデビューしたんですけれど、今の私がちょうど26歳で父と同い年なんです。

      同じ年で『シャンプー王子』でデビュー出来たのはとても嬉しいです!

      これからも父の意思をついで、歌っていきたいと思いますのでよろしくお願いします!!」

 

宮内さん、スーツから皮ジャケットにダメージジーンズ、30周年記念Tシャツ(黄)をロックな装いに変わってのご登場。

 

マッチョさん「宮内さぁん、もうソッチ系でバリバリやっちゃいますか?」

宮内さん「ん? おぉうよ~」

 

宮内さん「じゃぁまずは洋楽から"悪魔とモリー"っていう曲を」

 

11:悪魔とモリー(Devil with a blue dress on/Good golly Miss Molly)

-MC-

 

原曲はMitch Ryder&The Detroit Wheels。バンドとコーラスが活きるロックンロールで軽快な一曲。

ヒーローソングではなかなか聴けない宮内さんのシャウトが最高。途中の転調からがまたカッコいい!

 

宮内さん「やぁ…楽しいなぁ…じゃあこのまま、バイオマ…」

マッチョさん「宮内さん、宮内さん!」

宮内さん「?」

マッチョさん「宮内さんってドラムをやられてたん…ですよね?」

宮内さん「おぉう、叩いて歌ってた」

マッチョさん「せっかくですから、一曲、ドラムを叩いてみるってのは…?」

観客「おおおおおおお」

宮内さん「いやぁ、でも何十年も前にアキレス腱やっちゃってから、歌一本なんだよ」

マッチョさん「あ、…そうっすかぁ……でもみんな聞きたいよねぇえええ!!?」

観客「おおおおおおおおおおおおおおおお!!」

宮内さん「えぇ~、聞いてないよ~」

マッチョさん「そんな事いわずに、お願いしますよ」

観客拍手。

宮内さん「しょうがないなぁ~」

 

宮内さん、ヨシさんとバトンタッチしてドラムブースでセッティング。

ヨシさんもドラムをボンゴに変えてセッティング。

 

マッチョさん「何やりましょう?」

宮内さん「ん~"Venus"はどうかな?」

マッチョさん「あ、あの…はいやりましょう」

と、傍らのナオトさんに色々訊ねるマッチョさん。

マッチョさん「長山洋子さんがカバーされている…」

セッティング中の宮内さん「…今、長山洋子って言った?」

 

12:ヴィーナス(Venus)

-MC-

 

多くの方がカヴァーされているので耳馴染みあるThe Shocking Blueの「Venus」。YARANEVA!!

宮内さんのドラムプレイを初めて拝見したが、まさに白熱。即興で奏でちゃうDIXIESの皆さんも凄いです。

 

宮内さん「久しぶりに叩いたから手が痛いなぁ…」

 

13:超電子バイオマン

-MC-

14:バイオミック・ソルジャー

-MC-

 

宮内さんのアニソン・特ソンデビュー作「超電子バイオマン」からオープニングとエンディング連続で。

カラオケでも宮内さんの歌声は変わらずパワフルですが、これがバンドの迫力も相まって3割、4割り増しの迫力。

DIXIESアレンジがまたいい感じのロックで宮内さんもノリノリ。間奏のトッキーさんのギターがとても格好良く。

 

宮内さん「次は、スパークしようぜ」

マッチョさん「BYUN! BYUN! BYUN!でSHOOT! SHOOT! SHOOT!っッスよ」

宮内さん「これはバンドでは初めてかな?」

マッチョさん「えっと、…そぉうですね。あ、浜松で一回やりましたね」

宮内さん「そうかぁ…でも東京じゃぁ初なんだよね。じゃぁ、スパークしようぜっ!」

 

15:1000年戦士

-MC-

 

コレは凄い!! 「未来戦隊タイムレンジャー」よりスピーディーな未来的ロックがDIXIESアレンジになるとよりロックに。

素敵アレンジはもちろんのこと、サビでの宮内さんのまくし立てるような歌声がまた抜群にイイ!

 

マッチョさん「次は『湘爆』ッスよぉ」

観客「おぉ~」

宮内さん「『湘爆』だよぉ、これレコーディング以来、初めて歌うよ」

マッチョさん「オレ"青ざめた暁"凄い好きで、それの歌なんですよね」

 

16:Cool Rider

-MC-

 

まさか今回この曲が聞けるとは!! 「湘南爆走族 5 青ざめた暁」より。それまでの明るい照明から若干暗めにへヴィーなムードに。

バンドならではの臨場感。ラウドなロックでかつ、全編英語詞を歌う宮内さんというのがまたたまらなく魅力的。本領発揮

 

宮内さん「昔、『湘爆』みたいなことしてたなぁ~」

マッチョさん「宮内さん!?」

宮内さん「あくまで"みたいな"だよ」

 

17:特救指令ソルブレイン 

-MC-

 

照明が真っ青になって、SHS08"夏の陣"以来の「ソルブレイン」フルコーラス。

マユさん&観客のみなさんが"森の木児童合唱団"になって大合唱。

今年はバースデーライブ以来、「ソルブレイン」をフルで聞く機会が多く、大好きな曲だけに嬉しい限りです。

 

宮内さん「残すところあと2曲になりました」

観客「ぇえええええええええええ」

宮内さん「じゃぁ朝までやろうか?」

マッチョさん「宮内さん、それはみんなが持ちません!」

宮内さん「本当はもっと一緒にいたいんだけどね」

 

18:特捜エクシードラフト

-MC-

 

嬉しいレスキュー連続。DIXIESアレンジは原曲の音に近づけるスーパーレスキューアレンジとはまた違った自由なアレンジ。

「魂の兄弟たちよ」への宮内さんの力の入れようは凄まじく、歌声にこめたその思いがビシビシつたわってきます。

 

宮内さん「みんな今日は本当にありがとう!!」

マッチョさん「じゃぁ、宮内さん、最後もやっぱりぶっちぎっちゃいますか!?」

宮内さん「おう!!」

 

19:仮面ライダーBLACK RX

 

序盤のメドレーでは1コーラスでしたが、ラストはガッツリフルコーラスで宮内さんと観客の皆さんが一緒にWAKE UP!!

トッキーさん、ナオトさんのツインギターの競演は見所。最後はもちろん「っぶっちぎるぜぇェッ!!!」

 

-アンコール-

-MC-

 

宮内さん、マユさん、DIXIESのみなさんが退場されると沸き起こるアンコール。

サプライズクラッカースタンバイ。

 

まずはマッチョさんとマユさんが登場。

マユさんはなにやらサプライズな準備をなさっている様子。

 

マッチョさん「それじゃぁ、みなさんで宮内さん、お呼びしましょう!! せーので宮兄、せぇええええのぉおおっ!!」

観客「宮兄ぃいいいいいいいいいいいいいい!!」

拍手の中、宮内さん登場。

と、マユさんがパセラ名物ハニトー(特長)を持って登場。

マッチョさん「おぉすっげぇ、『ぶっちぎるぜ』って書いてある」

宮内さん「え~、聞いてないよ、うわぁ凄いなぁ」

マッチョさん「改めまして、30周年おめでとうございます!! みんな、せーのっ」

観客「おめでとぉおおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

クラッカーパアーーーン。

 

宮内さん言葉にならないご様子。

マッチョさん、マユさんが退場され、宮内さんお一人に。

 

20:心に冒険を

-MC-

 

アンコール1曲目はカラオケで「特救指令ソルブレイン」より大好きな名バラード。

時折、こみ上げてくる思いをこらえながらもしっかりと歌おうとする宮内さんが印象的。

 

改めて宮内さんが30周年までの感謝とこれからへ向けての抱負を語られている中、

DIXIESのみなさん、マユさんがスタンバイ。

 

宮内さん「みんなと一緒にこれからも大切に歌っていきます! よろしくお願いします!」

 

21:特警ウインスペクター

 

30周年記念ライブのラストを飾るのは警視庁特別救急警察隊「ウインスペクター」。

宮内さん渾身の歌声に観客の皆さんも俄然熱狂。と、関係者席に目をやると乗り出して拍手している本部長のお姿が!

さらに曲の後半になると螺旋階段からステージと客席の間のスペースに登場した本部長と鈴木さん。

観客と同じ目線で手拍子しながら宮内さんを応援しているその姿はまさしく本部長。

 

皆さんが拍手で見送られ、最後に宮内さんが感謝の言葉を述べられて

「祝☆歌手活動30周年 宮内タカユキ LIVE in BENOA ~ぶっちぎるぜ!~」は終了しました。

 

ますますパワフルさを増して、30周年のその先へぶっちぎる宮内さん。

熱狂あり笑いあり涙あり本部長あり姫ありのとても暖かいライブでした。

 

あらためまして30周年おめでとうございます。 これからもその歌声でぶっちぎってください!

 

 

補足

 

・会場外には串田アキラさんやコロムビア、キッズステーションなどからお祝いのお花が。

 

・宮内さんの想いのつまった"語り"は文章で書けるわけないので割愛。

 

・今回のチケットは宮内さんの写真がレイアウトされたオリジナルの手作り感あふれるもの。

 更に、マユさんがチケットの受付をしていたり、DIXIESのみなさんが入場整理をしていたりと、

 ファミリー的であたたかなものでした。

 

・超電子店長「違うんだよなぁ~」

 

・関係者席には佐藤健太さんのお姿も。

 

・トークの度に何度も何度も感謝の言葉を述べられる宮内さんのお人柄たるや。

 

・宮内さん「30周年で終わりじゃなくて、ここからスタートという気持ちで歌っていきます!」

 

・着地点の見えない文化部記者と、寛容な文化部部長。

 

・「悪魔の猛牛」と「鋼の猛牛」。

 

・初めて生宮内洋さんを拝見しました。やっぱりカッコよかったです。

 

・本部長「私は"子供番組"という呼び方は大嫌いです。"ヒーロー番組"です」

 

・本部長「ウインスペクターは人の命を救う作品。ソルブレインは命だけではなく、心も救う作品を目指しました」

 

・本部長のコートの話。

 

・宮内さん「レッダー、ブルース、キース全員揃えちゃおうかな? そんなことが出来るの、俺ぐらいだからさ。」

 

・本部長が贈られた花は赤、青、黄、そして葉の緑。

 

・マッチョさん「宮内さん今日はいわないんスね、アレ」

 宮内さん「言うよねぇ~」

 

・ライブ終了後のBGMはおそらく「ウインスペクター」のソングコレクションだと思うのですが

 終了直後に流れてきたのが「夢もひとつの仲間たち/水木一郎さん」。ここでも存在感バリバリな水木さん。

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