2025.04.01
「千晶と騒がNight」「ボイジャーソングライブ」追加
340スズキ♪ presents 「歌祭5~宮内タカユキの巻~」
08.10.3 Naked Loft
出演/宮内タカユキ
司会/鈴木美潮
コメンテーター&前説/佐藤健太
PA&前説/酒井一圭
前説の前説/マッチョ(ex.DIXIES)
演奏/カラオケ
読売新聞文化部記者、鈴木美潮さんが主催の歌手の方にスポットを当てたトーク中心のイベント。
340スズキ♪ presents「歌祭」。
前回の「山形祭」に続いて今回の出演は今年デビュー30周年を迎えられた宮内タカユキさん。
「宮内祭」です。
今回は基本的にトークライブですので詳しい内容は省略します。
来場された方のお楽しみということで。
会場はNaked Loft。
今回も会場にあふれんばかりの観客の皆さん。そして「ヒーロー席」には既にあの方が。
開演までは宮内さんのバックバンドを勤めるDIXIESのみなさんが30周年記念Tシャツや、
先ごろ発売されたばかりの「スーパーベスト2」などを販売していました。
そろそろ開演というころになるとDIXIESでボーカル&ベースを担当されているマッチョさんが登場。
マッチョさん「前説の前説、マッチョですっ!!」
"前説の前説"という響きがツボでした。マッチョさん、TシャツやCDを一通り宣伝。
マッチョさん「今日は、宮内祭っ楽しんでいってください!!」
観客「わあああああ」
マッチョさん「それでは、前説の方をお呼びしましょう! 久々です!!」
01:科学忍者隊ガッチャマン(1C)/佐藤健太
-MC-
なんと「ガッチャマン」!? イントロで"あの方"かと思わせる仕掛けと見たり。
佐藤さん版の「ガッチャマン」とはなんとも貴重。会場早くも大合唱。
・佐藤さん「どうも! 永遠の新人歌手、佐藤健太です!!」
・どうやら「ガッチャマン」は以前、「歌祭」で歌ったことがあるとか。
・佐藤さん「今日は、宮内さんが出演という事で、3曲歌わせてもらえるそうなんですけど、
次は、オリジナルとゴーオンジャーどっちがいい?」
・佐藤さん「ゴーオンジャーは僕が歌ってるっていう噂があって。前に串田さんのイベントで歌っただけなんですけどね」
02:炎神戦隊ゴーオンジャー(2C)/佐藤健太
-MC-
「高速炎神戦隊ターボゴーオンジャー」。歌詞が危ういところは観客の皆さんとの連係プレーでカバー。
佐藤さんのさわやかな歌声は高橋秀幸さんのそれと通じるところもあり、抜群にハマっていました。
・佐藤さん「最後は…宮内さんの歌、歌おうかなと」
03:バイオミック・ソルジャー/佐藤健太
今年6月に開催された宮内さんの「君よ!歌っちゃえー♪」でも佐藤さんが歌われた「バイオミック・ソルジャー」。
前回、歌声の似合いっぷりに感嘆したのですが、まさか今回聞けるとは思わなかったので嬉しかったです。
-MC-
開演時間になり佐藤さん「ヒーロー席」へ。
酒井さん「あ、どうもガオブラックでーす」
入れ替わりで"鋼の猛牛"酒井一圭さん登場。
「歌祭」の趣旨などを説明された後、今回の看板、スケジュール表などの表記についてのお詫び。
・酒井さん「ピザとる?(from.ガリガリガリクソンさん)」
・酒井さん「そんなん出演者が酒井一圭なのに○山○○って書いてるようなもんですよ」
It's very danger.
ここで熱狂的人気を誇る酒井さん主演の自主制作映画「クラッシャーカズヨシ」シリーズである
「クラッシャーカズヨシ 怒る」の主題歌を宮内さんが歌われているということで、初お披露目。
どうやらCD化も決定している様子。
酒井さん「宮内さんも最近いろんなところでライブをされていますが、なかなかお披露目する場所がなかったそうで。
『オレもいつ歌おうか迷ってるんだよぉ』っておっしゃってましたが、今日しかない! と。
今回、かなりカッコいいことになってます。しかもよく聞いていただくと宮内さんの歌の歌詞とかが盛り込まれてます」
・iPod shuffleからムーディーな音楽が。
・そしてカラオケが。
03.5:炎/宮内タカユキ(音声)
ホントにかっこよかったです。1番が終わると客席からうなるような歓声が。最後のたたみかけがまたイイ感じ。Wake up !!
「クラッシャーカズヨシ」の主題歌「俺こそ正義だ!クラッシャーカズヨシ!」が70年代王道なら、「炎」は90年代王道といった感じ。
-MC-
・行き詰っていた作詞作業、筆が走ったきっかけはとある事件。
・宮内さん曰く「わかってきた、わかってきたよ」
・宮内さん曰く「彼がもし特撮とかが好きで、オレが彼の前で歌ってたら…」
・酒井さん「是非多くの人に知ってもらいたいので皆さん、ブログとかmixiとかでじゃんじゃん宣伝してください」
そして司会の鈴木美潮さんが登場。
・イベントいっぱい。
・着地点はどこに?
・ケガレシア様、読売新聞に登場。おどろく男性社員。
・「不屈のひみつ」に影山さん。
鈴木さんの才女っぷりが垣間見えたトークの後、いよいよ今回の主役を呼び込むことに。
04:ガオレンジャー吠えろ!(1C)/宮内タカユキ
-MC-
登場曲は前回の山形ユキオさんからのリレーということで「ガオレンジャー」。
山形さんとはまた違った、宮内さんならではの迫力に圧倒されました。
・「ガオレンジャー」はユキオちゃんの歌。
・宮内さん「やっぱりオレじゃぁ子供は泣かないよね」
・姫もウーロン茶。
・串田さんは腹筋500回。
・宮内さん「クッシーはブラジル人だからね」
・まぼろし探偵とじいちゃんの植木。
・父とドラムセットとタタミ。
・旧友がみんな○○○屋さん。
・鈴木さん「なんで最近ここに来た皆さんは90パーセントの確立でそういう話になるんですか?」
05:抱きしめてTONIGHT(1C)/宮内タカユキ
-MC-
しょっぱなから「ムチャ振り」。しかも"トシちゃん"田原俊彦さんの曲とは。
見事に宮内さんの色に染まって、さながら「サイレントメビウス」の曲かと思うほどのシティ派な曲に。
・「抱きしめてTONIGHT」がヒーローソングに。
・武道を志す。
・ちょっと間違えて。
・坊主頭のロックンローラー。
・ぶどっぱなでグレープフラワー。
・イトーヨーカドーでベビー服とディスプレイに覚醒。
・宮内さん「あ、オレ、イトーヨーカドーの社員だ」
06:青い果実(1C)/宮内タカユキ
-MC-
「ムチャ振り」第二弾は山口百恵さんのこの曲。宮内さんが女性詞を歌われるというのも珍しく感じましたが、非常にマッチ。
「百恵ちゃんは好きだけどあんまり知らないからなぁ~」と言いながら、純情な曲ながらどこかしら色っぽく。
・アイドルを歌うアニソンシンガーが恒例化の予感
・バンド時代のお話。
・対バン相手がでっかいアフロだった串田さん。
・イベントに出たり、出なかったり、出るようになったり。
・「バイオマン」への道。
・アニソン、特ソンは自分が求めていたものだったのかもしれない。
・意図的にデビュー話を避けた宮内さんを決して見逃さない姫。
・「そのヒゲがWHYだよ」
・鈴木さん「みなさん、個人的に待ち受けにしていただいて、落ち込んだ時などに…」
・両手にピンクファイブとイエローフォー。
・宮内さん「でも両方男なんだけどね」
・内田裕也さん達とのいろいろなお話。
・内山田洋とクールファイブへの加入から「ダイボウケン」までの期間の話。
・抜群のタイミングで"☆爆発"な着メロを鳴らす緑色のヒーローな方。
・「ドミノ倒し」を生涯忘れない姫。
07:そして、神戸(1C)/宮内タカユキ
「じゃぁ、ディナーショウみたいに」と深々と礼をする宮内さんに会場はまるで、なんとかホテルの様に。
聞けたのは三年前の「吉祥寺アニメミュージックアワー」以来でしたが、雰囲気がガラッと変わるのは改めて凄いと思いました。
~休憩~
休憩の後は自称"ノーコメンテーター"佐藤健太さんと共に後半スタート。
佐藤さん「今日は宮内さんなんでいろいろと話したい事があるんですよ」
08:高速戦隊ターボレンジャー(1C)/宮内タカユキ
-MC-
課題曲「ターボレンジャー」を歌いながら宮内さん登場。会場の「ターボッ」エコーが素敵。
宮内さんが歌う「ターボレンジャー」は、オリジナルの若さいっぱいの佐藤さんとはまた違った先進的な高速感。
・大人の歌と子供の歌の歌い分け。
・アニソン、特ソン風にクールファイブ。
09:崖の上のポニョ(1C)/宮内タカユキと佐藤健太
-MC-
基本的に二次元作品禁止の「歌祭」ですが、読売新聞も関係しているということで特別に「ポニョ」。
しかも佐藤さんも「藤岡藤巻」的にご一緒。子供っぽくどこか控えめに歌っている印象の宮内さんですがコレがまた良く。
あのお二人のデュエットがこの曲というのもなんとも凄いです。
・アダルトなポニョ。
・宮内さん「これは魚を表してる動き」
・RXレコーディング&オンエアー秘話
・レスキューヒーロー達との思い出と、秘蔵写真の数々に会場どよめき。
・そして「太陽の石」の力で変身した宮内さんの写真に会場さらにどよめき。
・鈴木さん「みなさん、個人的に待ち受けにしていただいて、落ち込んだ時などに…」
・佐藤さん秘蔵の「COLUMBIA ANIME FEST.'94」チラシ。
と、そこから拡大した「笑って腹筋! 歌って背筋♪」用につくったという手作りうちわ。
・佐藤さん秘蔵の約15年前の映像。
・映像当時の佐藤さんの苦悩を現在の心境に変えるきっかけになった宮内さんの言葉。
・水木さん「ナァアアアメェエエカァアアワァアアア」
・壮絶な闘病生活と謎の泉谷しげるさんと青木さやかさん。
・決断のAJF出演と挑戦のブラジル。
10:愛の賛歌/宮内タカユキ
-MC-
鈴木さんのお弟子さんからのリクエストはシャンソンの名曲「愛の賛歌」をフルコーラスで。素晴らしい選曲。
過酷な状況を乗り越えてきたというお話の直後に、宮内さんの優しさに満ちた歌い方は、正直反則だと思いました。目頭が。
・恒例プレゼントジャンケン。そして手作りうちわ。
11:仮面ライダーBLACK RX(1.5C)/宮内タカユキ
-MC-
12:超電子バイオマン(1.5C)/宮内タカユキ
-MC-
鈴木さん「ここで宮内さんには怒涛のオリジナル曲メドレーを」ということで、満を持して宮内さんのオリジナルソングの嵐。
まずは幕開けにピッタリな「RX」から。「っまっかなっめ」ではなく「まぁあっかなめ」。照明も真っ赤になるのもなんとも嬉しく。
そして特撮ソングのデビュー「バイオマン」へと代表曲が続きますから会場が盛り上がることは必至。最後のきめポーズがカッコいい。
13:G9!チューンナップ(1C)/宮内タカユキ
-MC-
14:すべては君を愛するために/宮内タカユキ
-MC-
絶賛放送中の「炎神戦隊ゴーオンジャー」よりエンジンオーG9のテーマ。
空を飛ぶ力を得たエンジンオーを雄々しくかつ希望にあふれて歌う宮内さんの歌いっぷりは、聞いていて爽快感抜群。
がらっと雰囲気が変わって「RX」より人気のバラード。反則再び。闘病などのお話の後に聞くとこの曲により一層深いものを感じました。
15:ゴールは未来/宮内タカユキ
-MC-
そして最後は「エクシードラフト」よりED。ラストにこの曲を持ってくるあたりもとても心憎い構成だと思います。ずるいです。
と、ここで終了のはずが鈴木さんの「宮内さんの『ぶっちぎるぜぇ』が聞きたい」というリクエストで再び…
16:仮面ライダーBLACK RX/宮内タカユキ
ふたたび「RX」。本日二度目の「Wake up!!」はフルサイズ。
思わぬアンコールに再燃するオーディエンスに一般のお客さんもヒーロー席な方々も関係なし。
最後はもちろん「ぶっちぎるぜぇッ!!」、もう息を呑む格好良さ。
興奮冷めやらぬ会場ですが、ここでお友達紹介よろしく、宮内さん自ら次回の「歌祭」の主役へ電話。
「次回は一体誰が?」という空気が会場を覆います。
宮内さん「あ、もしもし? 慎ちゃん?」
観客「……!! おぉおおおお~」
ということで石原慎一さんの登場!!
次回はゴージャスに「石原祭」。
人に歴史あり。
宮内さんの話し方はとても優しく、壮絶な闘病生活を乗り超えてきた方だからこそのものだと感じました。
笑いあり、涙ありの宮内さんのお人柄のようにとても暖かいトークライブでした。
当日から約3週間後に開催される30周年ライブも楽しみです。
補足
・宮内さん「今日は丸裸にされる覚悟できました」
・鈴木美潮さんの女傑っぷりたるや。
・今回も途中チャチャを入れる秘密結社の人と閃光緑の人。
・そしてシュシュッとZ旗な人。
・一回目の「RX」直後、手違いで「運命の戦士」のイントロが流れてしまってもすかさずコーラスを楽しむ観客の皆さん。
・約15年前の宮内さんとのお話をされている時、かなりこみ上げてくるものがあった様子の佐藤さん。
・次回は石原さんと判明した際に会場のそこかしこで「(ワインをくゆらすアクション付きで)絶対こうやってる」
「絶対猫いる」、「ガウン着てる」などの観客の皆さんの声が聞こえてニヤニヤしてました。