2025.04.01
「千晶と騒がNight」「ボイジャーソングライブ」追加
堀江美都子プロデュース アニソン女子部"夏祭り"2008
08.8.15 Zepp Tokyo
出演/堀江美都子 鮎川麻弥 大杉久美子 金月真美 三重野瞳 MIQ YUKA 米倉千尋 Salia
初参加/吉田仁美
演奏/JYOSHIBU-BAND(G.松尾洋一 Dr.岩田"GUNTA"康彦 Key.中村智美 B.古谷圭介 G.今村雄哉)
ダンス/ViVoCE(吉田睦美 中村彩)
コーラス/KAKO YUKA
十周年を迎えたANIME JAPAN FES。
2008年"夏の陣"最初の公演は恒例「アニソン女子部」。
私ども恥ずかしながら女子部は初めて。一体どのような感じなのか、期待に胸膨らませていざ会場へ。
オールナイト以外では初めてとなる座席ありのZeep Tokyoはいつになく涼やか。
開演時間も近づく頃、突如聞こえてきた堀江さんの声。
00:開演前アナウンス
堀江さんを案内役に、出演者の皆さんそれぞれによる告知&意気込み。
なんでも女子部名物だとか。おぉ新感覚。内容は会場限定という事で。
程なく会場暗転。
波音、金魚売り、蝉時雨、子供達の遊ぶ声。
夏を思い起こさせる音が流れ、ステージ上にセッティングするバンド&コーラスの皆さん。
全員の声「アニソン女子部"夏祭り"2008はじまりまーす!!」
01:A-motion/堀江美都子&鮎川麻弥 金月真美 三重野瞳 MIQ YUKA 米倉千尋 Salia 吉田仁美
-MC-
AJF十周年の幕開けは女子部のテーマ「A-motion」。最初は堀江さんだけでしたが、
途中から他の皆さんも登場。夏らしく、みなさん艶やかな浴衣姿。この人数での歌の実力者達の合唱は圧巻。
堀江さんを案内役に皆さんそれぞれ挨拶。
さわりだけご紹介。
・堀江さん「あたしより小さい部員がいて嬉しい」
・堀江さん「またあんなの着て…背が高いくせに高い靴はいて。一度でいいからあんな背が高くなりたい」
・堀江さん「去年は『A-motion』はパスしてたんだけど今年はそうはさせないぞと。いつもヒールなのに今日は草鞋を履いていただいてねぇ」
・MIQさん「こんなキレイどころばっかりで、もうMIQ姐さん嬉しっ!」
・三重野さんと新入部員・吉田さんによる"ひとみNo.1"争奪戦。
堀江さん「女子部といえばこの方を呼ばなければいけませんね。大杉久美子さんでーす」
すでに袖にスタンバイしていた大杉さんも浴衣姿で登場。
大杉さん「今日はヘアピースを三つ着けてます」
堀江さん「そういう事は言わなくていいですっ!!」
02:ドラえもんのうた/大杉久美子&堀江美都子 鮎川麻弥 金月真美 三重野瞳 MIQ YUKA 米倉千尋 Salia 吉田仁美
大杉さんを中心にスタンダード中のスタンダード「ドラえもんのうた」。
私共世代的には山野さと子さん版ながら、やはり自然と口が動いてしまいます。
堀江さん「次は元気玉ちっひーで『僕のスピードで』」
03:僕のスピードで/米倉千尋
「まほらば」より、米倉さんの明るい魅力満載のED。
SASではまず披露されないので、聴く事ができてうれしいかぎり。後への布石?
米倉さん「次はぁ~YUKAぁっ!!」
04:お料理行進曲/YUKA
衣装変えしてYUKAさん登場。イントロからはっきりと映像が浮かんでしまうこの曲。
間奏はバッサリとカット。丁度小腹が空いてきていたのでこの歌は食欲を誘います。
YUKAさん「続いては、三重野、瞳っ!」
05:Step(1.5C)/三重野瞳
-MC-
おぉ! これが噂の三重野さん版の「魔神英雄伝ワタル」より名曲「Step」!! イントロで若干目頭が…。
三重野さんも衣装変え。オリジナルではないながら堂々の歌いっぷり。
三重野さん「どうも、アニ女の"ひとみNo.1"三重野です。
で、次の人を呼び込まなきゃいけんだけど…なんか抵抗が…」
と、観客の笑いを誘ったところに「ちょっとちょっと」の声と共に、吉田さん登場。
吉田さん「ちゃんと紹介してくださいよ~」
吉田さん「心を込めて歌います『KI-ZU-NA~遥かなる者へ』」
06:KI-ZU-NA~遥かなる者へ/吉田仁美
ご自身も出演されている「我が家のお稲荷さま。」より、イズミカワソラさんとのユニット"イズミソラ"名義のOP。
ミュージカルに出演されていたりするだけあり歌唱力は確か。観客を鼓舞するのも上手。今後の活躍が期待されます。
07:もっと! モット! ときめき(1.5C)/金月真美
一大ムーブメントのパイオニアにして代表作「ときめきメモリアル」よりこの曲。
所々で立ち上がる観客。沸き起こるコール。生で初めて聴きました。おぉ、すげぇ。
KAKOさんの横でYUKAさんもコーラス参加していました。
-MC-
部長・堀江さんがステージに。
堀江さんの衣装を見て「かわいぃいいい」と金月さん。
金月さん「みなさんもせーのっ!」
観客「かわいいぃいいい!!」
体をくねらせて喜ぶ堀江さん。
堀江さん「ありがとうございます。これがあるからやめられない」
金月さん「今日『せーのっ』って言ったらこれですからね! 覚えておいてください」
堀江さん「来年でデビューしてから40年なんですけど、もう『赤ちゃんの時から歌ってます』っていってもアレですものねぇ」
退場間際に金月さん「せーのっ!?」
観客「かわいいぃいぃ」
堀江さん「次は私も大好きな曲です。『ぐるぐるタウンはなまるくん』より『不思議を探そう』」
08:不思議を探そう/堀江美都子
曲名を聴いた瞬間、泣くかと思いました。大っ好きなんですこの歌も「はなまるくん」も。
しかも"夏"という、子供達が一番輝く季節に聞く事ができるとは。感無量です。
09:風のノー・リプライ/鮎川麻弥
一変、吹き抜けるノー・リプライ。艶やかに歌う鮎川さんがまさか後であんな事になるとは…。
最後のサビではメロディを若干アレンジ。こういうのがあるからライブはいいです。
10:MEN OF DESTINY/MIQ
-MC-
またもや一変、力強くMIQさん登場。さながらプチSRSコーナー。
やっぱりMIQさんはパワフル。SRSのようにスタンディングではない場で聞くのは新鮮。
MIQさんと入れ替わりでSaliaさん登場。バンドメンバー退場。
Saliaさん「次に歌うのは新曲なんですが、私がヴォーカルをしているユニット、
unicorn tableの曲で、アキレスの『瞬足』という靴のCMソングになっている
『ヤワラカナ未来』という曲です。聞いてください」
11:ヤワラカナ未来/Salia(ex.unicorn table)
ダンサーのViVoCEのお二人がSaliaさんの左右に登場し、三人でダンスしながらの披露。おぉ、聞いた事ある。
こんなに踊るSaliaさんを見るのは初めて。これも女子部の魅力。
ステージ上に誰もいなくなり、暗転の中流れてきたのは
「The Gate of Hell」
イントロがフェードアウトし、ステージ向かって右奥に座する謎の影。
すわヒーローショーかと思いきや場面転換のBGMが流れ、飛ばされてきてうずくまる二人の人影。
「アルプスの少女 ハイジ」のOP、「おしえて」のイントロが。
そしてステージのスクリーンに映し出された山の風景。
そこにかぶって現れた文字は「スイス」。場内に笑いが。
起き上がる二つの影、ドレスの方とメイドの方。
ドレスの方「ここは…どこ?」
メイドの方「どこ…でしょう? …スイスって書いてありますけど」
ドレスの方「あなた…誰?」
メイドの方「…さぁ? …でも、あなたにお仕えしていたような気が…」
力いっぱい思い出すメイドの方。
メイドの方「…だめです」
ドレスの方「頑張って!」
もう一度、力いっぱい思い出すメイドの方。
メイドの方「…堀江さん…&…金ちゃん…」
もの凄い思い出し方の末にそれぞれの名前を思い出したお二人。
と、聞こえてきた高笑い。
堀江さん「あなた何者?」
魔女さん「私は魔女」
金ちゃんさん「そっちは?」
魔女さん「私の気分を盛り上げるために今日だけ雇った…吉田よっ!」
吉田さん「吉田で~す」
魔女さんの横にいつの間にやら吉田さん。
堀江さん「私たちを元の国へ帰して!」
魔女さん「いいでしょう。ただし、この国に一匹だけいるという、
"幻の大杉ヒツジ"を探し出せたら、あなた達をこの国から出してあげます」
吉田さん「なんで言葉遣いが丁寧なんですかぁ?」
魔女さん「…後が怖いからよ」
という事で堀江さんと金ちゃんさんは"幻の大杉ヒツジ"を探す事に。
堀江さん「探すって言ってもねぇ…」
金ちゃんさん「こんな広い国でヒツジ一匹を探すなんて…」
「メェ~」
12:まっててごらん/幻の大杉ヒツジ
-MC-
もう大爆笑。まさか本当に"大杉ヒツジ"とは。大杉さん素敵すぎ。
そして「まっててごらん」のカラオケがあるのにもびっくり。
堀江さん・金ちゃんさん「いたぁあぁあああ!!」
幻の大杉ヒツジさん「メェー」
魔女さん「よく見つけられたわね! 仲間にしなさい!」
堀江さん・金ちゃんさん「え…」
魔女さん「…大杉さん、何かわからなくなったら右手上げて下さいね。誰かが助けてくれますから」
幻の大杉ヒツジさん「メェー」
堀江さん「さぁ、私達を元の国へ返してちょうだい!」
魔女さん「約束どおり、あなた達をこの国から出してあげる!」
場面転換の音楽と共に暗転。
そしてスクリーンに映し出された二本の交差するペロペロキャンディー。
堀江さん「ちょっとぉ! 私たちの国じゃないじゃない!」
魔女さん「だから言ったでしょ? この国から"出してあげる"って」
金ちゃんさん「ここは…どこ?」
魔女さん「あら? わかりません?」
吉田さん「キャンディ…」
魔女さん「キャンディ」
魔女さん・吉田さん「キャンディキャンディ!」
堀江さん「イギリス!?」
魔女さん・吉田さん「せいかーい!」
と、いつの間にか持っていたペロペロキャンディーを舐めるお二人。
魔女さん「イギリスと言えばロック! 『キャンディ・キャンディ』をロックで歌えたら、
あなた達をこの国から出してあげる!」
堀江さん「いぃよぉう!」
サムズアップで手を突き出す堀江さん。
魔女さん「なにそれ?」
吉田さん「『エンタの神様』に出ているスリムクラブのコントのネタです」
魔女さん「…知らないわ。『エンタの神様』の時間に家に帰ってないもの」
13:キャンディ・キャンディ(ロックバージョン)(1C)/堀江さん
-MC-
金ちゃんさんにドレスをたくし上げてもらい、サングラスをかけてノリノリの堀江さん。
そしてギターの松尾さんも前に出てきてノリノリ。珍しく堀江さんと松尾さんの2ショット。
魔女さん・吉田さん「かっこいぃいー!」
一旦下がった金ちゃんさんと、両手に持ったイギリス国旗を振りながら幻の大杉ヒツジさん登場。
魔女さん「かっこいいからこの国から出してあげましょう」
そしてまた飛ばされる二人と一匹(?)。
Saliaダンスコーナー/踊り:Salia
ステージにパンキッシュな格好のSaliaさんとストリート系ファッションのViVoCEのお二人登場。
そしてダーンスターイムでーす。
ダンスは2パターンほどありましたが、Saliaさんがこんなに踊る方とは存じておりませんでした。すげぇ。
ダンスが終わり、巻き起こる拍手の中、口々に「YEAH YEAH」、「YO YO」言いながら、
ストリート系の出で立ちでMIQさんっぽい方、鮎川さんさんっぽい方、YUKAさんっぽい方登場。
堀江さんと金ちゃんさんも登場。
堀江さん「ここはどこ?」
吉田さん「見てわかりませんか?」
と、スクリーンにはとても個性的な絵が。
吉田さん「あれはホットドックでしょ、MATSUI、ICHIRO、で、自由の女神」
堀江さん「アメリカぁ?」
観客笑。
魔女さん「そう。今度はサザエさんをJAZZで歌ったらこの国から出してあげましょう」
14:サザエさん(JAZZバージョン) /MIQ 鮎川麻弥 YUKA 堀江さん
という事で日本一有名なアニメソングがJAZZアレンジで披露。しかもこのメンバー。
数あるアレンジ企画でもこの曲がJAZZになる事はまずないだけに、とても貴重。しかもコーラスは鮎川さんアレンジ。
終始英語で通すMIQさんっぽい方。
しかしなぜか東北弁風になまってしまう鮎川さんっぽい方。
そしてまたもや飛ばされてしまうみなさん。
スクリーンに映し出されたのはドラマ版の「完結編」が放送されたばかりの
一刻館。
そして「めぞん一刻」の文字とBGMには「悲しみよこんにちは」。
魔女さん曰く「めぞん一"国"」ということで国にカウントされるそうです。
登場したのはエプロン姿の米倉さんとイヌミミをつけた大杉さん。
そして堀江さんと金ちゃんさんが登場。
お話が進行する中で
米倉"管理人さん"がホウキでごみを集める。
→大杉惣一郎さんにごみを渡す。
→二人で客席のはるか遠くを指差す。
→客席にごみをぶちまける。
という面白が本筋と関係なくエンドレスで繰り広げられていました。
今回の魔女さんの命題は「ラムのラブソングをサンバアレンジで」。
それが合図かのように続々と登場してきた「めぞん一"国"」の国民皆さん。
15:ラムのラブソング(サンババージョン)/堀江さん 金ちゃん 大杉惣一郎さん MIQ 鮎川麻弥 YUKA Salia 米倉"管理人"千尋
-MC-
それそれ楽器を持って女子部のアコースティックコーナー。MIQさんのジャンベはハマり過ぎ。
そして大杉さんが担当されたトライアングルと「ウフフッ」はもっとハマリ過ぎ。
魔女さん「何が驚いたって惣一郎さんが『ウフフッ』担当だったって事よ!!」
そして次に飛ばされた場所は常夏の島ハワイ。
魔女さん、吉田さんともサングラスをかけてバカンス気分。
ここで魔女さんのリクエストで観客のみなさんの「ひとみ?」、「かわいいー」コール&レスポンスがあったり。
16:アンパンマンのマーチ(ハワイアンバージョン)/MIQ YUKA Salia 米倉千尋
-MC-
ものすごい早着替えでハワイアンルックな皆さんによるフラダンスを交えながらの「ハワイアンパンマン」。
ドリーミングのお二人のハーモニーも見事に再現。後方では吉田さんもいっしょにフラをおどっていたり。
堀江さんと金ちゃんさんもムームーに衣装をチェンジされて登場。
魔女さん「しっかり着替えてるじゃないの!!」
堀江さん「これは制服ですぅ~」
フラダンス/踊り:堀江さん 金ちゃん
-MC-
ハワイといえばフラダンス、フラダンスといえば堀江さん。金ちゃんさんも一緒。
今回、本格的にフラを踊る堀江さんは始めてみました。なるほどこれは素敵。
魔女「なんか金月さんが一山越えたって顔してるから許すわ!」
金ちゃんさん笑顔で崩れ落ちたり。
飛ばされたのはフランス。スクリーンにはエッフェル塔が。
どうやら堀江さんと金ちゃんさんは別々にどこかへ飛ばされた様子。
吉田さん「フラダンスとフランスをかけてるんですかぁ?」
魔女さん&吉田さん大爆笑。
魔女さん「せっかくフランスに来たんだから『薔薇が美しく散る』ところが見たいわぁ~」
17:薔薇は美しく散る(1.5C)/鮎川"オスカル"麻弥
-MC-
スタッフさんが押す台車にのって登場したのはオスカルな格好の鮎川さん。馬が凄い。
この曲にバチはまりの人選。最後の最後に薔薇がポロリと落っこちたのはナイショです。
オスカルさん「…今回だけよっ」
物凄く喜ぶ魔女さん&吉田さん。
終始不動のままスタッフさんが台車をひいてオスカル様ご退場。
そして次の国はミラーボールが回り、どこか宇宙的な雰囲気。
堀江さん「ここは…」
魔女さん「ここは未来国よ! この未来国ではアナタ達にアニソンの未来、最新のアニソンを勉強してもらうわ!
…ちょっと前だけど。アナタ達の最新アニソンって何?」
堀江さん「セーラームーン!」
魔女さん「ふっるぅ!! あなたは!?」
金ちゃんさん「クリィミーマミ!」
魔女さん「もっとふっるぅ!! 大杉さんは?」
大杉さん「白蛇伝!」
観客大笑。
吉田さん「白蛇伝ってなんですかぁ?」
堀江さん「東映が一番最初に作った長編アニメよ、映画館に見にいったわ」
18:ハレ晴れユカイ(1C)/魔女見習い・吉田 YUKA Salia
「涼宮ハルヒの憂鬱」より今尚大人気の曲。いきなりでビックリしました。イントロと共にYUKAさんとSaliaさんが登場。
吉田さん中心にオリジナル通りに歌って踊る姿は凄いとしかいえません。ちゃんと押しやったり。完成度高っ。
19:私の彼はパイロット/魔女
チョイス!! 「マクロスF」ではなくて「超時空要塞マクロス」からとは。チョイス!!
ワザと選んだとしか思えない選曲にイントロが聞こえたとたん会場大笑い。どこまで面白いんですか。
20:創聖のアクエリオン(1.5C)/米倉千尋
抜群の人選。まるで米倉さんのオリジナルかのような違和感のない「アクエリオン」。
米倉さんには珍しく後半のサビで歌詞が飛んでしまわれたようでしたが、そこはそれ。ライブの醍醐味。
最新のアニソンを勉強したということで早々に次の国へ。
堀江さん「ここは…?」
魔女さん「アニソンゼップ王国、アナタたちの国よ。
アナタはこの国の女王なの!」
堀江さん「…っえー!」
魔女さん「そしてアナタは女王に仕えるメイドなの!」
金ちゃんさん「…っえー!」
魔女さん「で、大杉さんはヒツジ」
大杉さん「メーッ」
無事に自分たちの記憶を取り戻し、国に戻る事が出来たお二人。
最後の試練は伝説にある紋章を探し出し、魔法の言葉で魔女を浄化すること。
紋章をゼップ王国の国民達(観客の皆さん)に探してもらうことに。
魔女さん「意外と下のほうにあるわよ。……もっというと座席の下とか」
無事に三つの紋章が見つかり、魔女達に向けて紋章を掲げて浄化しようとします。
魔女さん「はははは、効かないわよ!」
吉田さん「平気ですよー」
堀江さん「こうなったら魔法の言葉で……"ラミパス・ラミパス・ルルルルルー!!"」
しかしまだ効かない様子。
堀江さん「"マハールターマラフーランパっ!!"…えーまだ効かない?
…ん~"ルーモス、光よ!!"…これはみんなも知らないか? ハリー・ポッターね。
う~ん、パス!」
金ちゃんさん「え!? アノクタラサンミャクサンボダイ!アノクタラサンミャクサンボダイ! ハァアアアアアッ!!!」
振りつきで「レインボーマン」って金ちゃんさん、それ。
この後、秘密の呪文で見事にピンチを切り抜けてフィナーレへ。
秘密の呪文は秘密だけに秘密ということで。
21:すきすきソング/堀江さん 金ちゃん 幻の大杉ヒツジ 鮎川麻弥 金月真美 三重野瞳 MIQ YUKA 米倉千尋 Salia 吉田仁美
大団円を飾るのは「ひみつのアッコちゃん」より。オールキャストで輪になって歌う様子はとても楽しそう。
この曲の聴き所の一つともいえる「はぁーよーいとっ」など合いの手はMIQさんが担当。似合いすぎるほど似合っていました。
出演者の皆さんが退場されスクリーンにはエンドテロップが。
女子部メンバーそれぞれの名前の箇所では皆さんを模した人形も一緒でした。
ミュージカルのエンディングが終わりステージが暗転の中ハッピ姿で皆さんが。
ソーラン節(南中ソーラン/TAKIOのソーラン節)/踊り:堀江美都子 金月真美 三重野瞳 MIQ YUKA 米倉千尋 Salia 吉田仁美
-MC-
「3年B組金八先生」で一躍知名度を上げたソーラン節。ハッピの下は白シャツとショートパンツで統一されていました。
女子部の皆さんが躍動感ある踊りの中に凛とした逞しさが感じられました。その迫力に圧巻。
堀江さん「……ちょっと…待ってね……喋れる人、喋って………みんな無理か」
激しい踊りの後だけに、終了直後は息も切れ切れの皆さん。
堀江さん「このソーラン節も何年前にやったっけ?」
MIQさん「5年前」
堀江さん「なんか、前よりも、だいぶ疲れたんですけど…」
22:愛しいあなたはここにいる/鮎川麻弥
-MC-
後半1曲目は鮎川さん。今回のライブの約1ヵ月後に発売される鮎川さん作詞作曲のオリジナルマキシシングル。
ソーラン節とは打って変ってしっとりしたラブバラード。オリジナルが聴けるのも女子部の特徴でしょうか。
鮎川さんが退場され舞台が暗転するとマイクスタンドがセッティング。
ギターを持って登場したのは米倉さん。
米倉さん「みなさんアツくないですかー? アツいですよねー。
ちょっとここで冬の歌を。これは『ラブひな』のクリスマススペシャルの挿入歌ですね。
聞いて下さい『WINTER WISH』」
23:WINTER WISH/米倉千尋
「ラブひな クリスマス・スペシャル~サイレント・イヴ~」より。夏に冬の歌というのもオツなもの。
米倉さんの伸びやかな歌声を十二分に堪能することができました。ミラーボールがさながら雪の様。
24:奇跡~I believe in you~(1C)/吉田仁美
「KI-ZU-NA~遥かなる者へ」のカップリングで好対照ともいえるバラード。
曲中の掛け合いと最後のアドリブが印象的です。吉田さんの堂々たるステージングに脱帽。
~Run~今日が変わるMagic~(1C)/三重野瞳
どストライク。「覇王体系リューナイト」の後期OP。見てました。好きでした。サルトビが好きでした。
まさか今回、この曲が聞けるとは思っても見なかったのでビックリしました。初代EDも是非。
~二人の時~forever~(1C)/金月真美
「ときメモリアル」のグッドエンディング版のエンディングテーマ。今回この曲が聞けるとは。
「もっと! モット!」もそうですが10年以上経過していてもいまだに"あのヒロイン"の人気は根強く。
~HAPPY BIRTHDAY(1C)/YUKA
-MC-
どストライク2。「キテレツ大百科」より「はじめてのチュウ」の次のED。
元気な曲もさることながら、しっとりとやさしい曲を歌うYUKAさんもまた魅力的。
YUKAさんと入れ替わりで堀江さん、鮎川さん、YUKAさん、米倉さんが登場。
堀江さん「ここでUVE(ウブ)のコーラスをお楽しみいただきたいと思います。
次の曲はコーラスアレンジをYUKAさん、曲のアレンジを松尾さんがしてくれました。
『風の谷のナウシカ』」
25:風の谷のナウシカ/UVE(堀江美都子 鮎川麻弥 YUKA 米倉千尋)
女子部の変則コーラスユニットUVEによるコーラス。とても幻想的なアレンジに。
当方UVEのハーモニー初体験でしたが、原曲の初々しい歌声とは違った魅力でなんとも素敵。
26:ヒーリン'ユー(1.5C)/Salia
「百獣戦隊ガオレンジャー」よりED。神の視座からのやさしさ溢れるバラード。
当代はやりのボヘミアンルックのSaliaさんもテトムを連想させて見事にマッチしています。
27:コブラ/MIQ
声が出ました。前にのめりました。「スペースコブラ」より前野曜子さんの曲をMIQさんがカヴァーしていらっしゃいます。
おそらく今回のライブでもっとも「まさかこの曲が生で聴けるとは」と思った曲。…中野でも聞けないかなぁ。
-MC-
堀江さんがMIQさんを送り、単独でお話。
堀江さん「最初、女子部は渋谷ON AIR WESTで『魔女っ子大作戦』っていうゲームのイベントから始まったんですけど
あの頃はね、…そんなにお客さんも入らなかったんですけど…今はこんなに一杯のお客さんが。
チケットの予約が始まった頃は『出演/堀江美都子』だけで、まだ誰も出演者決まってなかったのに…」
観客笑。
堀江さん「今回の予約状況を最初に聞いたときビックリして『早く出演者決めなきゃ』ってあせりました。
でも女子部っていうのは、毎回この一回で終わっちゃうんです。
今回もみんなでいろいろ考えて、いっぱいいっぱい練習しても、この一回で終わっちゃう。
だから練習してる時が一番楽しいんです。
本番の今日は『もう終わっちゃう』っていう思いで、ちょっとテンションが下がってたり…」
観客笑。
堀江さん「だからなんとか形に、DVDとかCDにしたいなぁ、と思ってるんですよ」
観客「おおおおおお」
堀江さん「よ、予定はありませんヨッ! 私が思ってるだけですからね」
ですが、いつかソフト化してほしいもので。
堀江さん「次の曲もとても大切な曲です。私も心を込めて歌います『風の少女』」
28:風の少女/堀江美都子&鮎川麻弥 大杉久美子 金月真美 三重野瞳 MIQ YUKA 米倉千尋 Salia 吉田仁美
本編ラストは数多のヒロイン達を歌で応援してきたを堀江さんの集大成とも呼べる「風の少女エミリー」のOP。
どこまでもやさしく、強く、切ない全てが合わさって、何度聴いても素晴らしい曲です。
二番からは女子部Tシャツを着たメンバー全員が登場して一緒に。
堀江さん「ありがとうございましたー!!」
-アンコール-
鳴り止まない拍手の中アンコールへ。
堀江さん以外のみなさんが登場され、部長を呼び込むことに。
金月さん「最初はみんなで"ミッチー"、その後は、アレですよぉ。せーのっ」
観客「ミッチィイイー!!」
女子部Tシャツを着た堀江さんが拍手で迎えられます。
金月さん「せーのっ!!」
観客「かぁわいぃ~い」
クネクネと体をくねらせ喜ぶ堀江さん。
そして部員の皆さんと握手。鮎川さんあたりからハグに。
大杉さんのところに来るとまるで「おいで!」というように両手を広げる大杉さん。
吉田さんもはや泣き顔。
その後、バンド、コーラスのみなさんの紹介。
そして部員のみなさんがひとりひとりコメントをして最後は女子部のテーマソングで。
29:A-motion/堀江美都子 鮎川麻弥 大杉久美子 金月真美 三重野瞳 MIQ YUKA 米倉千尋 Salia 吉田仁美
アニソン女子部"夏祭り"08のラストを飾るのは「A-motion」。
「A-motion」の部分では人差し指と親指で輪を作って「a」のようして振り付けを会場全体で。
演奏が終わるとなんと皆さんがステージから降りられて客席へ!
観客の皆さんと握手やハイタッチ。すっごいビックリしました。
出演者の皆さんは暖かい拍手で見送られ、客席両端の出入り口から退場されました。
鳴り止まない拍手の中で今回の「アニソン女子部"夏祭り"2008」は終了となりました。
バンドメンバーを除く出演者が全員女性で構成させる「アニソン女子部」。
今回が初参加でしたが「楽しかった」の一言です。
今まで歌中心のライブには多く参加した方ですが、「女子部」のようなエンターテイメントショーはほぼ初。
歌だけではなく、それぞれの個性が生きる配役でのミュージカルやダンスまで盛りだくさんで
こんなにまで楽しいとは思いませんでした。まさにあっという間でした。さすがは堀江さ\\ん。
女性ばかりの「女子部」の次は男性ばかりの「スーパーヒーロー魂」へと続きます。
補足
・皆さんの華麗な衣装も、女子部の楽しみの一つかと。
・「ゆかいな仲間たち」にも負けないくらいのコスプレ&アコースティック。
・YUKAさん八面六臂の活躍。すごっ!
・「The Gate of Hell」が流れたときに「すわ、JAMを女子部で!!?」と思ったのは内緒です。
・今回のミュージカルは三重野さんの脚本。改めて才女っぷりに感嘆。
・MIQさんのさりげなく堀江さんをサポートする様子に"姐さん"っぷりを見ました。
・初めて金月さんのステージを見ましたが、噂どおりの盛り上がり。ファンの皆さんも凄い。さすがは完全無欠のヒロイン。
・米倉さんが管理人さん役だったのは「めぞん一刻」と「まほらば」のアパートの管理人さんつながり?
・その米倉"管理人"さんが残していったホウキにまたがってはしゃぐ魔女見習い・吉田さん。
・吉田さん「魔女様を器用貧乏っていうなぁ!!」
魔女さん「おい」
吉田さん「魔女様を三十路っていうなぁ!!」
魔女さん「おいおい」
吉田さん「魔女様の血がドロドロっていうなぁ!!」
魔女さん「確かにドロドロだけど…」
吉田さん「魔女様を…魔女様を行き遅れっていうなあああ!!」
魔女さん「も、もういいからぁ。ね?」
吉田さん「ぇえ~~ん」
・堀江さん「早く結婚しなよ」
魔女さん「三重野家は30過ぎまでは大丈夫なんですぅー」
・とにかく大杉さんって凄い。チャーミングな方。
・Saliaさんは女子部ではダンスマスター。
「ヒーリン'ユー」を歌う姿をよくライブで拝見していたのでバラードとは好対照の躍動感ある踊りっぷりにビックリ。
・三重野さん「ひとみNo.1はもういりません!!」
観客「おおおおおお」
三重野さん「これからはNo.0です!!」
・吉田さんは初参加にもかかわらず凄いいいキャラクターな方。ひとみバトルも面白く。
・その吉田さん、「風の少女」のラストから既に泣きそうに。
・三重野さん「今回、脚本を書かせていただいたのですが、『皆さんからNG出ちゃうかな?』と思ったのに
ほとんどNG出なかったんですよ。なので次回からはもっとツッコンでいきたいと思います」
・オスカルについて。
鮎川さん「鏡を見て、新しい自分を見つけました」
・では女子部でヅカ的なものを是非。歌劇団の方も、ほら、いますし。
・KAKOさんのコーラスをライブで聴くのはおそらく初。
・堀江さん「スイマセン、堀江、いつも変なところで『ウッ』ときちゃうんです」