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水木一郎 デビュー40周年記念ライブ~道~

08.7.21 Shibuya O-EAST

 

出演/水木一郎  

 

ゲスト/堀江美都子

 

演奏ゲスト/藤原いくろう(Pi)

        MИP JAPAN(Vio.さとうまなみ Vio.こまつみほ Viola.かいふみこ Cello.ともだしょう)

 

司会/ショッカーO野

 

コーラス/アップルパイ(平山佳代子 杉山小絵子) ザ☆カインズ(貴日ワタリ 常見弘士 矢ヶ崎哲宏)

演奏/Super Rescue Band(G.鍋島圭一 Ba.三宅博文 Dr.瀧本裕 Key.松原博)

 

 

キミの後ろに道が生まれる。

 

この年、還暦ならびに芸能生活40周年を迎えられた水木一郎さん。

1月に開催された還暦記念ライブの「水木一郎 SUPER LIVE 60」では60曲以上を歌い上げ、見事成功。

今回はレコードデビューしてからちょうど40年目にあたる7月21日に、芸能生活40周年記念ライブが開催されました。

 

会場は「水木一郎 SUPER LIVE 60」と同じくShibuya O-EAST。

待機場所にはコロムビア、キング、ランティス、アニプレックスなどの各レコード会社

永井豪先生、松本零士先生、関根勤さん、串田アキラさんや、影山さん、遠藤さん、きただにさん、美郷さんのSOLIDVOX組、

森口博子さん、松本梨香さん、奥井雅美さん、三重野瞳さん、松澤由美さん、中川翔子さんなどなど

前回に引き続き豪華なラインナップなお祝いの花の数々が。

 

客席の入り口ではファンクラブのみなさんによるサプライズ企画として40周年記念オリジナルうちわが配られていました。

片面が赤地に白で「40th Anniversary」の文字、片面が白で水木さんの新ロゴがあしらわれているこのうちわ。

実は本人にはナイショでステージ上でお祝いの話が出た際にみんなでうちわの赤い面を振ってお祝いしようというもの。心得たり。

 

さらに物販のコーナーの近くには40周年記念CD-BOX「道」のために水木さんがしたためた「道」一字の直筆掛け軸と

水木さんの思い出の衣装の数々が展示されていました。

 

今回も従来のスタンディングではなく、指定席。会場へ入ると椅子席が設けられていました。後方の一部がスタンディング。

ステージ上は前回の「SUPER LIVE 60」の時のようなエレガントな雰囲気ではなく従来のガチなライブ仕様に。

後方には野村辰寿さんが手がけた水木さんの新ロゴの幕と「40th Anniversary」のロゴが。

 

-MC-

 

開演時間になると今回も司会を担当するショッカーO野さんが登場。

 

ショッカーさん「今回はアニキが40年歩んできた道をたどるようなそんなライブにしたいと思います。

        みなさんもその道を一緒にたどっていく、道づれとして…」

観客笑。

ショッカーさん「会場には40代の方、20代、30代の方もいらっしゃると思いますが

         みなさんが生まれる前からアニキは歌ってたんですよね。

         それぞれの世代に思い入れのあるアニキの歌があると思います。

         今日はそんなアニキの歌の数々を思う存分聴いていただきたいと思います!!」

 

ショッカーさん「今回はステージの両端にスクリーンが設置されているのでせっかくですから使いましょう!

          アニキの軌跡を秘蔵写真満載でお贈りする特別映像をご覧頂きたいと思います!!」

 

00:水木一郎40年の道(BGM:男はひとり道をゆく)

 

少年時代から今年の「SUPER LIVE 60」やSRSに至るまでの水木さんの写真が抜群のBGMにのせて流れます。

特に水着姿では会場大盛り上がり。途中からバンド、コーラスのみなさんがスタンバイ。

そのスライドショーがラストになると…

 

「40周年だゼぇエエエェェエエエエエエエエエッッ!!」

 

01:バビル2世

 

SRSで歌手仲間からプレゼントされた赤ジャケットを身につけ颯爽と水木さん登場。

ライブ直前に発売されたアルバム「WAY」の「Symphonic orchestra version」的なイントロから原曲調になったのがツボでした。

 

02:ローラーヒーロー・ムテキング

 

What's your name!!!? 間髪いれずにステキにムテキなムテキング。

軽快なリズムでライブの序盤にピッタリ。アップル&観客によるコーラスは必聴です。

 

03:地獄のズバット

 

序盤からズバッとたたみかけます。「あすかぁああああ」&「アニキイイイイイイ」コールが心地よく。

聴きどころは曲全体を通して円熟味を増し、原曲よりさらにドスをきかせた水木節。

 

水木さん「バロオオオオオオオオオオオォオオオオオオオオオオオ!!」」

 

04:ぼくらのバロム1

-MC-

 

鳴り響くイントロ、そして歌いはじめまで続く水木さんのロングトーンがまたカッコいいこと。

水木さんを語る上でなくてはならない「雄叫び」の1曲目にして代表曲。マイクを向けられると観客ももちろん「ブロロロロォオー!!」

 

ショッカーさん「改めまして、水木一郎アニキでぇえええす!!」

手に風船を持ちながらショッカーさん登場。もう片方の手にはサプライズなうちわが。

 

ショッカーさん「この風船、松澤由美ちゃんが送ってきてくれたんですよ」

水木さん「お~」

ショッカーさん「せっかくだから持ってきちゃいました。そこからなんて書いてあるか読めますか?」

水木さん「40…?」

ショッカーさん「アニバーサリーですって」

水木さん「じゃぁこのままステージに置いておこうか?

      あ、けどここだとナベちゃんが見えないしなぁ…ここだと裕が隠れちゃうし…」

 

風船はこのブロックの間はギターのナベさんの近くに置いてありましたが、その後スタッフさんによって回収されました。

 

ショッカーさん「今日はアニキの40周年のお祝いです!!」

水木さんに見えないように客席にうちわを出す合図を送るショッカーさん。

ショッカーさん「せーので『おめでとう!!』、せーのっ!!」

観客「おめでとぉおおおおおおおおお!!!」

水木さん「ありがとうございます」

すかさず客席がうちわの赤い面で真っ赤に彩られます。

水木さん「…あっれぇええ!!? みんな、何!!?」

 

サプライズ大成功。

 

ショッカーさん「本当は最後のほうで仕掛けようと思ったんですけど、ほら夏場だし

        暑いのにうちわを最後まで出しちゃいけないんじゃあんまりでしょ?」

水木さん「今年は一月にもみんなにお祝いしてもらったじゃん?」

ショッカーさん「はいあの…ペンライト? サイリウム?」

水木さん「みんなよくガマンできたよねぇ。途中で間違えて光らせちゃったりしないのかねぇ」

ショッカーさん「大丈夫あれボキッって折るヤツだったんで」

 

水木さん「このジャケットもさぁスパロボの時に」

ショッカーさん「そうなんですよね、ミッチとか影ちゃんとかアニソン仲間40人が中心になって

        アニキのお祝いとしてプレゼントしてくれたんですよね」

水木さん「ショッカーもありがとうな。嬉しくてずっと着てるんだよ。ここのフリンジが赤いのから黒いのに交換できるんだ。

       でもたまにテレビとか出ると家族に『いつも同じの着てっ』って言われちゃってさぁ」

ショッカーさん「あらら」

水木さん「でも、これアツいんだよ~」

すかさず1000人のうちわが水木さんを扇ぎます。

ショッカーさん「あら、みんな優しいんだから」

水木さん「ありがとう。けどねそういう意味じゃないんだよ。ホラ、裏はメッシュになってるし。

     何がアツいかっていうと、仲間達からの情熱でアツくなるんだよ」

 

水木さん「40年こうして歩いてこれたのは、みなさんのおかげです。

     だから僕の道はみんなの道なんだと思っています」

 

水木さん「スイマセン、あのぉ、ずっとスタンディングで立っていただいていて」

ショッカーさん「そうね。後の方達ね」

水木さん「水木、話が長いもんですからずーと立ってなきゃ…『早く歌えよ!』っていう方もいらっしゃると思うんですけど

    すいません、立ってていただいて。キツくなったら手を挙げてください。

    こちら(ステージ)へ来て僕と一緒にお客さんを見ましょう」

ショッカーさん「出演者とお客さんが一緒にすわってライブって、おかしいでしょぉ?」

 

水木さん「とにかく、喋りだすと長いので私はこれから喋りません!」

とはいえ、水木さんのトークが楽しめるのもライブの醍醐味です。

 

ショッカーさん「続いてのブロックはAJF等のアニソンムーヴメントのきっかけになったスーパーロボットを…」

水木さん「どどどっと3曲連続で」

 

05:マジンガーZ

 

マジィイイイイン・ゴォッ!! 水木さん説明不要の代表曲。

観客からのサプライズお祝いのお返しとばかりに全身全霊をこめて歌っていらっしゃるようでした。

 

06:おれはグレートマジンガー

 

より力強く、雄々しく偉大な勇者グレートマジンガーの登場です!! ダンダンダダン。

今回は間奏でのバンド紹介は無し。なんとなく新鮮な感じがしました。

 

07:コン・バトラーVのテーマ

-MC-

 

レッツコン・バイン!! 息つく暇を与えないロボットコンボラストは希望の星コン・バトラーV。

観客有志による水木さんの扇動による振り付けとコーラスはこれぞライブの一体感。

 

水木さん「スーパーロボット大戦も今度新しいのが出まして…

    『スーパーロボット大戦・ゼェエェエエエッ!!』って言うんですけど

    もうすぐCMが流れますんで、その声、オレがやってますんで…」

 

水木さん「CMといえばさっきのグレートマジンガーみたいなやつ…」

 

07.5:タカラCANチューハイ 直搾り 「ダルビッシュ登場」篇

 

「ダダッ・ダ・ダルビッシュ!! ジジッ・ジ直搾りッ!!」というフレーズが印象的なあのCMソングが突然披露!!

ワンフレーズだけでしたが生で聴く事が出来て感激。

 

水木さん「あれのレコーディングの時は"直搾り"って単語がなかなか上手くいかなくてね。

    『ジジッ・ジ直搾りッ!!』…どうしても尻すぼみになっちゃうんですよ。

     さっき歌った『バロム1』に出演させてもらった時、演技が上手くなかったんで

     声だけ声優さんが吹替えたんだけど、『直搾り』も他の人が吹替えちゃわないか心配でした…。

     でもCMはちゃんとオレで……オレ、やりゃぁできんじゃん。ねぇ」

水木さん「続いての曲も忘れちゃいけないロボットなんですけど、オレも大好きなロボットです。

     これがあったからうたのおにいさんとかもできました。

     今日はアップルと一緒に歌いたいと思います、『がんばれロボコン』!!」

 

08:がんばれロボコン(2C)/&アップルパイ 

-MC-

 

「さぁ、いってみよーかー!!」 曲が始まると舞台から向かって右側のアップルのお二人のブース向かう水木さん。

そのままアップルの二人と並んで一緒に歌うという珍しい光景が見ることが出来ました。

 

ショッカーさん「なんか珍しいですね。そこで一緒に歌うってのは」

水木さん「アップルと並んで歌うってのはなんか新鮮だなぁ…」

ショッカーさん「ホントそうですよ。あんまり無いですもんね」

水木さん「本当はは二人に前に出てきてもらって一緒に歌おうと思ってたんだけどね」

ショッカーさん「そうすればよかったじゃないですか」

水木さん「リハーサルのときに考えてたんだけどね。言うの忘れちゃった」

平山さん「言わなきゃぁ!!」

杉山さん「どーして言わないんですか!?」

 

アップルのお二人には弱い水木さん。

 

水木さん「でも3人でこうやってマルベル堂でブロマイド撮ったんだよ」

ショッカーさん「ああ、ありましたね」

水木さん「あの、前から3列目の方、アップルパイのプロマイドを買ってもらってありがとうございますねぇ」

と、ファンの方を名指しで。さすが。

水木さん「でも、ああいう時なんでアゴに手をそえちゃうかね?」

ショッカーさん「ブロマイドって昔っからそうですよね」

水木さん「アップルも手をこうしたもんなぁ?」

サッとポーズをとるお二人。

ショッカーさん「昭和の匂いがしますね~」

 

水木さん「さっきのロボコンもそうだけど、今、こうして歌っていられるのも、

     平山亨さんがオレを使ってくれたからなんだよなぁ。今、平山さん来てるかなぁ?」

ショッカーさん「…まだいらっしゃってないようですね」

水木さん「次の特集、ちょっと早かったかなぁ…。

     あ!! この前さ、しょこたんと山田五郎さんのラジオにゲストで呼ばれたんだけどさ」

ショッカーさん「はいはい知ってます」

水木さん「アレ、オレがその日最後のゲストだと思って調子に乗って2時間くらい喋っちゃったんだよ」

ショッカーさん「オンエアは30分弱なのにね」

観客笑。

水木さん「そうなんだよ。それで収録が終わって、これからみんなとご飯に行こうかなと思って

     ブースから出たらさ、ショッカーがいて」

ショッカーさん「ええ、いましたね」

水木さん「『あれ!? ショッカー、なんでいるの?』『いやぁ、次、平山のお父さんがゲストなんですよ』ってね。

     そぉれで、平山さんがゲストなのに帰るわけいかないじゃん?

     ずっと聴いてたんだけど、平山さんオレと同じくらい話し好きなんだよね」

ショッカーさん「もう絶好調でしたね」

水木さん「『あのネ、あのネ、水木君ネっ』」

ショッカーさん「『うぅっ、あのネ、あのネ~』」

平山さんのモノマネ合戦。お二人ともお上手。

水木さん「……平山さん、まだ来てねぇだろうなぁ…」

観客笑。

ショッカーさん「でもね、平山のお父さん、アニキが帰った後もずっと喋ってましたよ」

 

09:セタップ!仮面ライダーX(1C)

~仮面ライダーストロンガーのうた(1C)

~燃えろ! 仮面ライダー(1C)

 

平山亨さんと石ノ森章太郎先生が生み出した栄光のヒーロー「仮面ライダー」メドレー。

思えば幼少期に出会ってからずっと聴いていたのが水木さんの歌がこの曲たちでした。

どの曲も個人的に思い入れがあるだけに、改めて生で聴く事が出来ることの嬉しさを実感。

 

10:はるかなる愛にかけて

 

ロボコンからの石ノ森先生特集のラストは「仮面ライダー(新)」より名エンディング。

水木さん自身もお気に入りだそうで、じっくりと一節一節かみ締めるように歌っていらっしゃいました。

 

-MC-

 

水木さん「次はメタルヒーローいってみようか?」

観客「おおおおおお」

水木さん「オレ、2作品歌ってるからそれぞれ一曲ずつ、2曲歌いたかったんだけど

      そしたら『タイムリミットです!!』っていわれちゃって」

観客「ハハハハハハ」

水木さん「で、今回歌うのは僕が出演した作品です。ちゃんと自分の声でした。

    スピルバンの父親役だったんで顔にシワを描いたりしてたんですよ。

    もし今やったらそんな必要ないって? ッンナハハハハハハハハハ!!」

 

この後、「時空戦士スピルバン」の最終回のエピソードが披露されました。

詳しくはライブに参加された方限定ということで。

 

11:時空戦士スピルバン

-MC-

 

いくぜ結晶!! 「はるかなる~」のシリアスな歌声から一転、青年を思わせるヒーロー声に。

歌い方の使い分けでそれぞれのヒーローを表現する水木さんの代表的な歌の一つです。さわやか。

 

水木さん「この曲とね、♪おれしか見えない~の方のエンディングは一発OKだったんですよ。

    しかもエンディングはテストテイクがそのまま使われたんですね。

    レコーディングは今もずっと丸々1曲歌ってるんですよ。通して歌ってると曲の盛り上がりとかがあるんで。

    中には歌の一部だけ歌って、切ったり貼ったりするんだけど、オレ、それが出来なくてね。

    レコーディングに長い時間かけたり、良い所をつなぎ合わせたりするといいものは出来るかもしれないけどさ…」

  

水木さん「今度は僕じゃない人が歌ったのを…」

 

ここで松本茂之名義で歌った次の曲の紹介と、"松本茂之"誕生の裏話などが。

 

12:侍ジャイアンツ

-MC-

 

"蛮ちゃん"の豪快さが見事にあられているイントロから濁声が心地よい「ズンタタタァ、ズンタッタ」。

これもヒーローの歌い分けの代表的な曲。原曲よりもさらにドスを聞かせた水木節が素敵。

 

水木さん「『侍ジャイアンツ』も『WAY』でブラスアレンジで新しく歌いました。

     あのアルバムはこれからのアニソンの可能性だと思うんです。

     この業界は、まだ開拓できるんです。掘れば掘るほど夢が出てくると思うんですよ」

 

水木さん「オレはゴルフもするし、猿にもなる」

 

13:夢を勝ちとろう

-MC-

 

つむじ風舞う中、水木さんによる「ワイは猿や、プロゴルファー猿やッ!!」の セルフ台詞は初めて聞きました。

歌詞と同じくゴルフのアクションをしながらさながら"猿"と一体になったように歌う水木さんが印象的です。

 

水木さん「ここまではスポーツコーナーでした。

     このコーナー最後を飾るのはレースもの。1月のライブでは1曲目に歌いました」

 

14:グランプリの鷹

-MC-

 

水木さんの若干抑え目の歌声と女性コーラスが不思議と駆け抜ける緊張感に。

サビの「いつかのぼるぜ栄光の空」の部分は聞いているこちらも思わず力が入ってしまいます。

 

ショッカーさんが登場しお二人でトーク。

 

水木さん「やっぱりその曲によって、自然と歌った当時と同じような歌声になるんだよね」

ショッカーさん「あぁ、美空ひばりさんとかも、小さい頃の歌を歌うときはそうだっだそうですよ」

水木さん「美空さんといえばさ、『悲しい酒』ってあるじゃない?

     あの方は『悲しい酒』ひとつにとってもちがう歌い方が出来るんだよね」

 

14.5:悲しい酒

-MC-

 

計3回ほど「悲しい酒」の冒頭部分の歌い分けを披露。その一つ一つのタメ方や情感の込め方でさながら千変万化。

これを研究、分析なさった事もそうですが、見事に歌い分ける水木さんってやっぱり凄いです。

 

ショッカーさん「次の曲は、アニキのレコードデビュー曲なんですが」

水木さん「作曲家の和田香苗先生に弟子入りしてデビューが決まったときに

    『君にささげる僕の歌』ともう1曲『くちづけ』という曲のどちらかを選ぶんだったんだよ。

    『くちづけ』っていう曲は女の子達が『キャァー!』って言っちゃう様な曲で…」

 

14.7:くちづけ

 

突然、幻のデビュー曲を歌い出す水木さん。これはこれでなんとか音源化しないものでしょうか。

水木さん「あの曲でデビューしてたらどうなってたんだろう?」

 

水木さん「当時、レコード会社のイベントに何人かの歌手と行って

       レコードと販売するんですよ。色紙にサイン書いてお客さんが来るのを待ってるんだけど、誰も来ない。

       たまたま通りかかった人が言うんですよ『アンタ、無個性ねっ』って」

ショッカーさん「えぇ…」

水木さん「無個性って言われて少ししてアニメソングを歌うようになって、どうやって歌えばいいんだろうって考えた結果、

     リュウになればいいんだと。『僕はリュウなんだ、お母さんをさがしてるんだ』と自分でリュウになりきった。

     その後の『雄叫び』もそうだけど、ヒーロー達のおかげで僕は個性を得られたんだね」

 

15:君にささげる僕の歌

-MC-

 

当日、7月21日は水木さんのレコードデビューした日。ということでここでデビュー曲を披露。

とても悲しいこの曲をしっとりと歌いながらも40年間の思いがこみ上げたのか、涙ぐむ場面も。

 

ショッカーさん「いやぁ、良い曲ですよね。このままアニメになりそうですもの。関係者の方いらっしゃったら是非」

水木さん「演歌の主題歌をさがしている方もいらっしゃったら是非」

 

水木さん「デビューしてから、何枚かレコードを出したんだけど、静かな曲が多かったんです。

     そんな中でもちょっと軽快なかわいらしい曲を」

 

16:星に祈りを込めて

-MC-

 

先ごろ発売されたBOX「道」にも収録されている当時の雰囲気を感じさせる素敵な曲です。

軽快に楽しげに歌いながらも、そこはかとなくさわやかな色気を含む水木さんの歌声が印象的。

 

ここで、とある女性(奥様)との出会いから"コロムビアのプリンス"時代の終焉について水木さんが話されました。

普段のライブではなかなか聴く事が出来ない話だけに興味深く。

 

水木さん「次の曲は『誰もいない海』。『11PM』で今月の歌に選ばれて毎週大阪に歌いに行ってました。

    海に行って歌ったりもしました。日本の男性歌手として初めてファルセット(裏声)を使った曲でもあるんですね」

 

17:誰もいない海

-MC-

 

とても綺麗でしなやかな曲。観客もじっくりと聞き入ります。

水木さんも音源の歌声そのままにしっとりと歌っていました。途中の口笛も見事に見事に再現。

 

水木さん「この『誰もいない海』がその後、ワイドショーで10何秒か流れたんですけど

    それを聴いていたのが堀江美都子、ミッチを担当していたディレクターさんだったんです。

    その時そのディレクターさんはアニソンを歌う男声歌手を探していてその前からミッチが『12歳の神話』って言う曲を

    レコーディングするんで、和田先生にからお手本としてオレがその曲を覚えて歌ったの知ってたんで

    『水木がいるじゃないか』ってことでアニメソングのお話が来ました。つまりミッチ無しには今のオレはいないんです。」

 

18:原始少年リュウが行く

-MC-

 

石ノ森章太郎先生原作であり水木さんのデビュー曲。今のアニソン界にはなかなか無い、哀愁漂う味わい深い主題歌です。

水木さんは当時の歌唱い方をなぞるように思い出しながら歌っていました。

 

水木さんを送り出しながらショッカーさん登場。

 

ここで再びスクリーンを使用して東映さんのご好意で水木さんが歌われた映像作品の一部が流されます。

 

仮面ライダーX がんばれロボコン ザ・カゲスター 大鉄人17 

快傑ズバット 原始少年リュウ バビル2世 超電磁ロボ コン・バトラーV

超人戦隊バラタック 宇宙海賊キャプテンハーロック

(全て「東映TVアニメ主題歌大全集」、「東映TV特撮主題歌大全集」より)

 

ショッカーさんによる楽しい裏話を交えてのあっという間の上映でした。

改めて多種多様な作品を歌っている水木さんの凄さたるや。上記の作品でもほんの一部の一部の一部ですもの。

 

映像が流れている間にスタッフさんによってステージが慌しくセッティング。

 

ショッカーさん「さて、ステージのほうも普段と違った様子になっていますが

       ここからはストリングスのコーナーです」

 

演奏ゲストの藤原いくろうさんとMИP JAPANのみなさんが紹介されます。

 

ショッカーさん「それでは改めてアニキに登場していただきたいと思います。

       『エロイカより愛をこめて』より『ロマンティック・アゲイン』」

 

19:ロマンティック・アゲイン ~グランド・アニキ・スタイル Chamber Orchestra Version~

-MC-

 

四重奏の幕開けは、1月6日の感動を想起させる再びの「ロマンティック・アゲイン」。黒で統一されたシックな衣装の水木さん。

前回はピアノだけでしたが、今回はストリングスが加わり、原盤の大人っぽさが更に増した感じに。

 

水木さん「いくろうちゃんは…Won't you!っていう… 『夜の銀ギツネとタヌキ』の編曲で一緒になってね。アレは…」

藤原さん「『かりあげクン』ですね」

 

20:ルパン三世 愛のテーマ ~グランド・アニキ・スタイル Chamber Orchestra Version~

-MC-

 

静かに、あくまで静かに始まった「愛のテーマ」。1月のソロライブのレポートで「乞う音源化」と書いたものが

まさか本当に音源化されるとは。最後は水木さんの「ルッパァアアン」のSASAYAKIで締め。

 

水木さん「首相が阿部さんの頃、フィリピンに行かれた時、現地の子供たちが歌を送るっていう事になりまして、

    『あ~「さくらさくら」かなぁ』って思いながらテレビを見てたんだけど、歌われたのがこの曲でビックリしてさぁ」

 

21:父をもとめて ~グランド・アニキ・スタイル Chamber Orchestra Version~

-MC-

 

フィリピン裏国歌のひとつ「父をもとめて」。このストリングスのアレンジと

水木さんの持ち味である優しく力強いが絡み合い、この上なく心地良い。

 

22:サバンナを越えて ~グランド・アニキ・スタイル Chamber Orchestra Version~

-MC-

 

原曲よりスマートな印象になった分、颯爽とした感じに。歌詞の内容が今回のライブにピッタリ。

歌いだしのさわやかさから中盤で躍動し、最後に引き締めるという表現がライブでも損なわれないのは水木さんだからこそ。

 

水木さん「『おかあさんといっしょ』でうたのおにいさんをやってたんだけど、次はその中から。

     ……みんなは『ちょんまげマーチ』が好きだと思うけど、それだけだと思うなよぉ」

しかし口ずさむ水木さん。

そして…。

 

22.5:ちょんまげマーチ ~グランド・アニキ・スタイル Chamber Orchestra Version~

-MC-

 

水木さんの歌に藤原さんが合わせ、それにMИP JAPANのみなさんも合わせて結局一番を歌唱。なんて元気な。

 

水木さん「ごめんなさいねぇ」

とMИP JAPANのみなさんに謝る水木さん。

 

23:シッポのちぎれたメダカ ~グランド・アニキ・スタイル Chamber Orchestra Version~

-MC-

 

名曲中の名曲「シッポのちぎれたメダカ」が、まさかのストリングスアレンジで披露!

牧歌的なせつなさとかなしさが、ストリングスの効果もあり、とてもきれいに綴られ、感無量。

 

水木さん「このコーナーの最後は、俺自身、何度も勇気づけられた歌を」

 

24:ムーへ飛べ~グランド・アニキ・スタイル Chamber Orchestra Version~

-MC-

 

突き抜ける派手さは無いものの、一切誤魔化しの利かない「ムーへ飛べ」が、同じく誤魔化しの利かない四重奏で。

もちろん裏切らないのが水木さん。このコーナーのラストを飾るにふさわしい"静"の迫力。

 

藤原さん、MИP JAPANのみなさん、そして水木さんが一旦退場。

 

送り出したショッカーさんの手には一巻の巻物が。

ショッカーさん「ロビーにあったやつを持ってきてみたんですが…」

と言いながら開かれる掛け軸。

ショッカーさん「ホンモノですよ。アニキ直筆の…ここら辺がアニキっぽいですねぇ…しかし長ぇな」

長さ2m、幅60cmはゆうにあろうかという大きな掛け軸を、目いっぱい体を伸ばして持つショッカーさん。

ショッカーさん「ちょっと…スタッ、フゥー! スタッフゥー!!」

しかし現れないスタッフさん。

ショッカーさんに名指しされ、ようやく登場したスタッフさんが掛け軸を引き継ぎ。

とはいえ床についてしまうので、一段高い所に上ったナベさんが掛け軸を引き継ぎ。

 

ショッカーさん「次はこの"道"の出てくる歌のコーナーに参りたいと思います!」

 

<"道"の歌>

 

25:勝利だ! アクマイザー3(1C)

~おれはアーサー(1C)

~北の狼 南の虎(1C)

-MC-

 

水木さん赤ジャケで再登場。歌うは「ゆくみちひとつ オー ただひとつ」。

そして色々な道があった事を象徴するように「君と行こうよ 緑の道を」「どこまでもつづく 木枯らしの道を」。

「アクマイザー3」以外は前回のライブで聞けなかった曲なので、今回聞けて嬉しい限り。

 

水木さん「『北の狼 南の虎』っていうのは双子の兄弟が…北と南に別れちゃって、

     両方とも野球を好きになって甲子園で闘うっていう話で、映画でも公開されたんだけど…合ってますね?」

観客に確認する水木さん。

水木さん「よくインタビューなんかで『あの必殺技が…』とかアニメの内容を訊かれるんだけど、

    歌に出てくるのは解るんだけど、それ以外は水木一郎、わかりませんので、なるだけ訊かないようにして下さい」

観客大笑い。

水木さん「いや、昨日さ、俺が出たANIMAXの特番で『コン・バトラーV』の一話が放送されたんだけど…覚えてなくって…。

    ガルーダの話で泣いたっていうのは覚えてるんだけど…俺は自分の歌った作品は必ず最初の一話は見るようにしてて、

    『コン・バトラー』も見たはずなんだけどなぁ…」

 

水木さん「さっき、冒頭でも流れましたけど、今度はフルで」

 

26:男はひとり道をゆく

-MC- 

 

久々にライブで聴いた感のある「男はひとり道をゆく」。ご存知「快傑ズバット」のエンディング。

悠々としていながらも、威勢に悲壮を漂わせたこの歌は、水木さんの生き様と見事にオーバーラップ。

 

水木さん「去年『獣拳戦隊ゲキレンジャー』のエンディング主題歌を歌わせてもらって、この『ゲキレンジャー』は、

     戦えば戦うほど強くなっていくヒーローなんですね」

 

27:道-タオ-

-MC-

 

"道"コーナーのラストはもちろんこの曲。足跡に道を生み出し、更に道を邁進する水木さんに

授けられるべくして授けられた曲をかみ締めるように歌う水木さん。

 

ショッカーさん「いやいやいや」

水木さん「なんだよショッカー、全然出てこなかったじゃねぇか!」

ショッカーさん「ちゃんと横で見てましたよ。でもやっぱり『道-タオ-』はいいですねぇ」

水木さん「戦えば戦うほど強くなるみたいに、歌えば歌うほど味が出てくるんだよ」

 

ショッカーさん「ここでゲストをお呼びしたいと思います。仲間といいますか戦友ですね。堀江美都子さんでーす」

観客「ぉおぉおおおおお」

堀江さん「こんばんわー」

 

水木さん「来年はあなたが40周年ですからね?」

堀江さん「"生まれた頃から歌ってます"って言っても40歳…」

水木さん「で、その次がいさおさんの45周年ですから、どんどん続いていくんですよ」

 

水木さん「盛り上がるのもいいんだけど、今回はバラードを」

ショッカーさん「それではお二人に歌っていただきましょう!」

 

堀江さん「マグネ・マン!!」

水木さん「マグネ・ロボ!?」

堀江さん&水木さん「イン・トゥ・ワン!!」

 

水木さん大失敗。

 

28:猛と舞のうた(2C)/&堀江美都子

 -MC-

 

まさかの「猛と舞のうた」。あえてバラードという所がニクイ選曲。

静かな曲なので、お二人の違う歌が絡み合う様がとてもよくわかります。

 

ショッカーさん「堀江美都子さんでしたー。せーので"ミッチ"! せーの…」

観客「ミッチィィィイイイ!!」

堀江さん退場。

 

そして焚き起こるスモーク。

 

29:セイリング未来へ

-MC-

 

スモークを海原に見立て、優しく希望に満ちた船出の歌。またもや水木さんにピッタリな内容。

最後の「未来へ」の繰り返しは、かみ締めるように観客と共に。

 

ここで水木さん一旦退場。

ショッカーさん「今年はアニキの40周年の年であり、AJFが今年で10周年とか、色々とアニバーサリーな年なんですね。

        これからもみなさんと一緒の船に乗って楽しんでいけたらいいですねぇ」

 

30:われらの旅立ち

-MC-

 

ゆっくりと登場した水木さんは、久々な感のあるマント姿。

観客ひとりひとりに語りかけるように歌う様は、さながらハーロック。

 

水木さん「ここでライブを支えてくれたバンドメンバーを紹介します」

と、ひとりひとりを"さん"付けにし、一言づつ添えていく紹介していく水木さん。内容は会場限定で。

 

藤原さんとMИP JAPANのみなさん登場。そしてセッティング。おぉ。

 

水木さん「次で本編最後の曲です」

 

31:キャプテンハーロック

 

なんとここに来てバンド+ストリングス! これはなんて嬉しい!

それまで隠していた右手でマントをバサァッと跳ね上げて締め。カッコいい!

 

-アンコール-

 

世界各国の挨拶をしながら水木さん退場。続いて演奏陣も拍手の中退場。

 

巻き起こるアンコールは加速度を増し、いつしか"アニキ"コールへ。

 

-MC-

 

水木さん「ありがとうございます」

登場した水木さんは還暦&40周年記念の赤コート姿。

水木さん「本当は3時間の予定だったんだけど、これは4時間いくなぁ…スタンディングのみなさん、ごめんなさいねぇ」

 

水木さん「さっき"本編最後"って言っちゃって、袖で『言っちゃいましたね』って言われてハッとしてさ、

    それじゃあアンコール期待してるみたいじゃねぇか!」

 

水木さん「1000曲ライブの時にTHE ALFEEの高見沢君に作ってもらった歌を。

    どんな時でもまだ負けじゃないという思いが詰まった曲です」

 

32:Golden Rule~君はまだ負けてない~

-MC-

 

アンコール一発目はレスキューのみなさん弾けまくりの「Golden Rule」!

覚えやすくノリのいいこの曲の最後は再びシングルのジャケットのポーズ!! 感無量。

 

水木さん「エコがブームになっている中、俺に出来る事はなんだろう? と思ってた時、アニメを歌いだして30年、

     うたのおにいさんをやったりしてるのに俺の前を通り過ぎていったこのジャンルを、遂に今年初めて歌えました。

     『なんのこれしき』…そうそう」

アップル&カインズそしてレスキューずっこけ。曲紹介が!

水木さん「この後ろにある旗は俺なんだよ? ふろしきマンも俺をモデルに野村辰寿さんが書いてくれたんだよ」

 

33:なんのこれしき ふろしきマン

-MC-

 

フェイントがあったものの、アップルもカインズもそして観客も一緒に振り付けで「ふろしきマン」。

水木さんは転調もなんのその、ぜんぶまとめて 包んでやるぜっ!!

 

件の風船を携えて登場したショッカーさん「では、さっきのアニキの様にコーラスを紹介したいと思います」

と、丁寧にアップルパイとザ☆カインズのみなさんを紹介。

 

ショッカーさん「アニキっ、なんかこれで最後っていうのもなんなんで、やっぱりビシッと締めますか?」

水木さん「コレかいっ?」

ショッカーさん「みなさん…座ってます? どうしますか? せっかくですし」

もちろん観客起立。そして最後はもちろん…。

 

34:マジンガーZ

 

40周年記念ライブの最後を飾るのは、会場大合唱の「マジンガーZ」。

SRSで影山さんが担当する「マジィイィ…」の"伸ばし"は今回はショッカーさんが。

コーラスのみなさんもノリノリ。ライブのラストで水木さん一人の「マジンガー」というのも新鮮。

-MC-

 

藤原さん、MИP JAPANのみなさんを含めた全員で万歳三唱。

と、ここで水木さん「ライブが終わった後、いつもみんなが三本締めをやってくれてるけど、アレ俺もやりたいんだよなぁ~」

観客「おぉおおおおぉぉお」

水木さん「そこで俺は考えました。手を叩いた後に"Z"をつける。"三本締めZ"といいまして、今年はコレを流行らせようと…」

 

35:三本締めZ

 

「パパパン、パパパン、パパパン、パン"ゼェット"!!」×3。

出演者が三本締めをするのは久し振りの事。しかも水木さん考案の"三本締めZ"。これは今後が気になります。

 

藤原さん、MИP JAPANのみなさん、コーラス&バンドのみなさん、

そして最後に水木さんが「See you again…だ、ゼェエエエエッット!!!」といって退場。

 

最後にショッカーさんの挨拶及び予行演習があり、

「水木一郎 デビュー40周年記念ライブ~道~」は終了。

 

40年。

人生の三分の二を歌い続けてきた水木一郎さん。

その歌手人生の大半は楽しさや嬉しさだけではない、艱難辛苦の多い年月だったでしょう。

しかしそれを越えたからこそ、自他共に認める「世界一幸せな歌手」となられたのだと思います。

 

アニソンムーヴメントの筆頭にして最大の功労者といえる水木さん、

今後もその歌声で多くの人を魅了し続けていって欲しいです。

 

切り拓き、歩み、作り、歌手生活40年を迎えても邁進する水木さんの"道"。

伸びる先は極みの向こうへ。

 

 

補足

 

・イッツ・ミズキング・ジョーク炸裂。

 

・待機場所の花の数々でひときわ注目を集めていたのは関根さんのお花。

 ロケットパンチやマジンガーの人形などがレイアウトされているというもの。

 お花というよりは軽いジオラマのような存在感。さすがは関根さん。

 

・そして三重野さんのお花には「水木お父さんへ」と書かれていたり。

 

・展示されていた衣装は以下の5点。

 

・85年のライブの時に着ていた衣装(映像が一部40周年記念CD-BOX「道」に収録)

・90年代後半から「キャプテンハーロック」などを歌う際にしている黒マント。

・99年「24時間1000曲ライブ」のラストで着ていたのが印象的な赤ジャケット。

・00年代前半に影山さんからプレゼントされた黒ジャケット。

・「水木一郎 SUPER LIVE 60」でのラストに登場したエンペランゼな衣装。

 

・当日、会場となったEASTと同じ建物にあるDUO -Music Exchange-では

 野村義男さん率いるRIDER CHIPSがライブを行っていました。

 

 水木さん「ライブ前なのに彼らがわざわざ来てくれてね。

       なんかカブっちゃって悪いなぁ……。東映さんごめんなさい。

       もしかしたら彼らがライブ終わってから……いいや、間に合わないと悪いし」

 

 結局RIDER CHIPSのみなさんは間に合わず。一体何が予定されていたのでしょう。気になります。

 

・冒頭の映像の水着写真にふれ「小島よしお君みたいだったよなぁ」と水木さん。

 あの写真はコロムビアのカレンダーの一部だそうで、他にも多くの歌手のみなさんが写っていたとか。

 

・奥様のお話の時、「次の曲はもしかして奥様とのデュエット!!?」と思ったのは内緒です。

 

・前日の「☆MoJo Zone」で「アニキの発言を全て拾っていく宣言」をしたショッカーさん。

 水木さんとの丁々発止のやとりで見事に公約実行。

 

・そして出番以外はほとんど舞台袖で観客と一緒になって歌うショッカーさん。

 

・そのカインズの皆さんは全員40周年記念Tシャツを着用。

 

・終始「~だ、ゼぇエエット!!」というのを封印していた水木さんも終盤で開放。

 

・そしてそれに合わせてお互いを指しあうナベさんと裕さん。

 

・水木さん「今度は24時間1200曲ライブやろうか?」

 観客「おぉおおおぉぉぉぉお!?」

 水木さん「ただし条件がある。俺を座らせてください」

 

・バンド+ストリングス最高。次回は是非ブラスも一緒に。

 

・赤コートをふろしきに見立てたり。

 

・貴日さんが「ふろしきマン」の2番ラストでフリをしてトチってしまったり。

 

・予定よりも1時間長くなった今回のライブは後日多くのTVのワイドショーでも取り上げられていました。

 

・1月のライブほどの曲数はないものの、水木さんの歌とお話を「聴かせる」ライブでした。

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