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ヒーローソング音楽祭

25.5.24 北とぴあ さくらホール

 

ゲストヴォーカリスト/宮内タカユキ 高野二郎 西田真以

 

司会/西耕一

 

指揮/高橋奨

コンサートマスター/内藤歌子

演奏/オーケストラ・トリプティーク

 

コーラス/ヒーロー・コーラス(加藤茜 石井揚子 おのまり 岡崎理恵 菅沼安佐代

              三好駿 米岡敏郎 根岸一郎 中野広 篠嵜利雄 植田昌史 阿部大輔)

 

日本の作曲家の作品を掘り起こし、魅力を発信する目的で設立されたレーベル「スリーシェルズ」。

そのスリーシェルズの代表である西耕一さんがプロデュースを担当されている

日本の作曲家を専門に演奏するオーケストラであるオーケストラ・トリプティークの皆さんとのタッグで、

これまで伊福部昭先生や渡辺宙明先生、菊池俊輔先生などの楽曲を演奏するコンサートが開催されております。

 

今回は「ヒーローソング音楽祭」と題し、

数多くのアニメ、特撮、キッズソングを歌われた子門真人さんと宮内タカユキさんの

これまでの活動へのリスペクトを捧げ、子門さんと宮内さんが歌われてきた楽曲を中心に、

宙明先生が手掛けられたCMソングや、多くの映画音楽や管弦楽・吹奏楽などを残された眞鍋理一郎先生の生誕101年、

西さんがプロデュースをされている工学博士号を持つ二人組の作曲作詞ユニット

音楽工房ZEN&SHINのお二人の楽曲披露など、盛り沢山の内容が予定されておりました。

 

演奏は前途のオーケストラ・トリプティークの皆さんと

スタジオミュージシャンの皆さんを中心としたホーンやバンドの皆さんが演奏をご担当。

コーラスにはプロ合唱団や日本合唱協会から選抜された方々がヒーロー・コーラスとしてご担当。

 

歌手の皆さんは、宮内さんご自身に加え、子門真人さんを敬愛し"平成の子門真人"を標榜されて

歌唱法の研究と実践、教育普及活動を行われているテノール歌手の高野二郎さん、

ZEN&SHINのお二人の楽曲を歌われるオペラ歌手の西田真以さんがご出演。

 

コンサートの性質上、今回のレポートはざっくりとした内容でございます。予めご了承頂けましたら幸いです。

 

会場は東京都北区にある北とぴあ さくらホール。

オーケストラの楽器が設置されているステージ上では、開演時間近くなると演奏陣が各自ご登場され、準備や調弦が行われていました。

演奏陣の皆さんに続きコンサートマスターの内藤歌子さんが登場されて全体の調音をされる中、

会場の照明がゆっくりと暗くなっていき、いよいよ開演です。

 

-MC-

 

・まずは西さんがご登場されご挨拶。

・西さんが「本日は伝説のボーカリスト、そして伝説を受け継ぐボーカリストの方がご出演されます」とお話され、

 演奏のトリプティークの皆さんをご紹介されると、観客がトリプティークの皆さんに拍手が贈られました。

 そして西さんのご紹介で指揮を務められる高橋奨さんと高野二郎さんが拍手の中登場されました。

 

●高野二郎ステージ第1

01:およげ! たいやきくん/高野二郎

-MC-

02:ガッチャマンの歌 (TVサイズ)/高野二郎 ヒーロー・コーラス

-MC-

03:勇者ライディーン (TVサイズ)/高野二郎 ヒーロー・コーラス

-MC-

04:アマゾンライダーここにあり (TVサイズ)/高野二郎 

-MC-

05:戦え! 電人ザボーガー (TVサイズ)/高野二郎

-MC-

06:ひとり旅 (TVサイズ)/高野二郎

-MC-

 

コンサートのはじまりは高野さんが歌う継ぐ子門真人さんが歌われた楽曲群をテレビサイズで。

まずはフジテレビ系「ひらけ!ポンキッキ」より子門さんの代表曲ともいえる「およげ! たいやきくん」。

高野さんの伸びやかな歌いぶりを味わった後、西さんが登場され、高野さんの経歴をご紹介。

続いてはアニメ「科学忍者隊ガッチャマン」より初代エンディングであり二代目オープニング。

テレビサイズならではの冒頭の演奏から高野さんのダイナミックな歌声を味わった後は、

アニメ「勇者ライディーン」よりオープニングを勇ましく軽やかに伸びやかに。

仮面ライダーシリーズから特撮「仮面ライダーアマゾン」よりオープニングでは

高野さんのご提案で冒頭の「アマゾン」の叫びを観客と一緒に行い、後奏ではアマゾンの鳴き声のご披露も。

特撮「電人ザボーガー」のオープニングは高野さんがカバーされた2011年の映画版の主題歌としてではなく、

「極力子門さんの歌い方に近づけたい」とお話され。変身の「電人ザボーガー・ゴー」の掛け声と共に歌われました。

ラストは作曲の菊池先生も特にお好きだったという特撮「アイアンキング」よりエンディング。

厚みのある演奏と共に高野さんのおおらかな歌いぶりで本コーナーをしめくくられました。

 

・西さんが登場され、続いては眞鍋理一郎先生の生誕101年の特集へ。

・眞鍋理一郎先生とオーケストラトリプティークは縁深く、オーケストラが結成された際に

 初めて弦楽のオリジナル曲を提供されたのが眞鍋先生だそうです。

 

07:メガロをやっつけろ/高野二郎 ヒーロー・コーラス

08:ゴジラとジャガーでパンチ・パンチ・パンチ/高野二郎 ヒーロー・コーラス

-MC-

●西田真以ステージ

09:かえせ太陽を!/西田真以 ヒーロー・コーラス

-MC

 

眞鍋理一郎先生の生誕101年特集。まずは映画「ゴジラ対メガロ」より子門さんが歌われた「メガロをやっつけろ」。

高野さんの一声からはじまり、巨大さを感じる歌いぶりを味わった後は、同作より子門さんが歌われたエンディング。

コーラスの皆さんの合いの手も軽やかに、迫力を感じる演奏と歌を堪能した後は、西さんの解説の後、西田さんがご登場。

国内外で根強く支持され続けている映画「ゴジラ対ヘドラ」より麻里圭子さんが歌われたオープニング。

強烈なインパクトを残す本曲。西田さんは序盤ははつらつと、後半は迫力のある歌いぶりを披露されていました。

 

・西田さんと指揮の高橋さんが退場され、しばらくすると西さんがご登場。

 西さん「あまりの素晴らしさに出るのを忘れて舞台袖で固まっておりました」

 観客笑。

 西さん「続いては宮内タカユキさんのご登場です。宮内さんは本当に素晴らしいシンガーでいらっしゃいます。

    私が色々と説明する前にまずは歌って頂きましょう。宮内さん、どうぞ」

 西さんが退場されると高橋さんと宮内さんがご登場。

 宮内さん「みんな元気だね。そして大きくなったね」

 観客笑。

 宮内さん「ぜひ一緒に歌って、最後まで楽しくお過ごしくださいね!」

 

 

●シンフォニック宮内タカユキステージ第1

10:超電子バイオマン/宮内タカユキ ヒーロー・コーラス

-MC-

11.5:ハッピーバースデー/オーケストラ・トリプティーク ヒーロー・コーラス 観客

-MC-

11:仮面ライダーBLACK RX/宮内タカユキ ヒーロー・コーラス

-MC-

12:誰かが君を愛してる/宮内タカユキ  ヒーロー・コーラス

-MC-

13:ベルリンの赤い雨 (ブロッケンJr.のテーマ)/宮内タカユキ ヒーロー・コーラス セリフ:根岸一郎

-MC-

 

オーケストラによる宮内さんの楽曲群。まずはスーパー戦隊シリーズから特撮「超電子バイオマン」よりオープニング。

荘厳な曲調をオーケストラによる生演奏で聞く事が出来る事に改めて圧倒されていたその直後、

70歳を迎えられた宮内さんへ演奏陣とコーラスの皆さんからサプライズで「ハッピーバスデー」をご披露。

西さんがご登場され、宮内さんは2月がお誕生日ながら70歳の記念としてのサプライズである旨を説明されました。

続いては仮面ライダーシリーズから特撮「仮面ライダーBLACK RX」より宮内さんの代表曲の一つであるオープニング。

原曲の緊迫感はそのままに、より絢爛になったアレンジに宮内さんの力強い歌声が合わさって迫力満点。

続いては西さんが「宮内さんはバラードも魅力的」お話され、同じく特撮「仮面ライダーBLACK RX」よりエンディング。

宮内さんの優しい歌いぶりと煌びやかな演奏にじっくりと聞き入った後は、がらりと雰囲気が変わり、

アニメ「キン肉マン」より"超人血盟軍・副将"ブロッケンJr.のテーマ。台詞はコーラスの根岸さんがご担当。

緊迫感を誘う演奏と静かながらも緊張感のある宮内さんの歌声に重厚なコーラスの皆さんのコーラスが合わさって圧巻。

まさか本曲をオーケストラアレンジで聞く事が出来る日がくるとは思わなかっただけに、貴重な一幕でした。

 

~休憩~

-MC-

 

宮内さんが拍手で見送られると西さんが登場され、ここから15分間の休憩時間へ。

休憩時間の間にもステージ上では演奏陣が各自ご登場され、準備や調弦が行われていました。

そろそろ休憩時間が終わる頃になると合図の放送が流れ、演奏陣の皆さんもそれぞれの位置へ。

会場の照明がゆっくりと暗くなっていき、西さんが登場されて後半が始まりました。

 

・後半は西さんがプロデュースをされているZEN&SHINのお二人が手がけられた楽曲からという事で

 改めてZEN&SHINのお二人についてご説明されていました。

 

14:炎のマスカレード/西田真以

15:春の詩/西田真以

-MC-

 

後半はZEN&SHINのお二人が手がけられた楽曲を西田さんが歌われるコーナーからスタート。

「炎のマスカレード」では高揚感を誘う曲調で西田さんのオペラ歌手ならではの迫力のある高音が印象的。

「春の詩」は打って変わってゆったりとした穏やかな曲調で、西田さんの包容力のある歌声をじっくりと堪能しました。

 

・西田さんと高橋さんが拍手で見送られて西さんがご登場。

・西さん「今お届けした曲はどこか昭和チックながらも去年と今年の新曲です。

    昭和の曲の魅力というのは"昭和レトロ"などと称されて令和の今も伝わってきておりますが、

    過去の楽曲をどう受け取って次の世代へ繋ぐか、というのは他になかなかやる人がいないのが現状です。

    ですが、確実に世代は育ってきておりますので、どうか応援していただければと思います」

 

●シンフォニック宮内タカユキ第2ステージ (宙明サウンド)

16:ビデオ戦士レザリオン/宮内タカユキ

-MC-

17:君の祈りがエネルギー/宮内タカユキ ナレーション:根岸一郎

-MC-

18:ぶっちぎれハニワット!/宮内タカユキ

-MC-

19:走れ!! 強く走れ! ハニワット!/宮内タカユキ

-MC-

 

後半の宮内さんのコーナーは宙明先生が手がけられた楽曲。まずはアニメ「ビデオ戦士レザリオン」よりオープニング。

近未来的で荘厳な前奏をオーケストラの生演奏と宮内さんのシャープな歌声で味わった後は、漫画「古代戦士ハニワット」のコーナー。

西さんとハニワット、実写版プロモーションビデオのプロデューサー横川寛人さんもステージに登場されてお話をされた後、

漫画「古代戦士ハニワット」実写PV主題歌であり、宙明先生の未発表曲を俳優の濱田龍臣さんが歌われた「君の祈りがエネルギー」をカバー。

躍動感あふれる曲調を宮内さんがパワフルに歌われる中、ハニワットは歌詞に合わせてポーズをとっていました。

同じく「ハニワット」よりイメージソングを二曲連続で。「ぶっちぎれハニワット!」は宙明先生作ならではの高揚感を誘う勇ましさ、

「走れ!! 強く走れ! ハニワット!」はどこかシリアスな曲調と哀愁を感じる宮内さんの歌いぶりが印象的でした。

 

・拍手の中、宮内さんが高橋さんとハニワットと共に退場されると西さんが登場され、高野さんを呼び込まれました。

・高野さんと高橋さんが登場されましたが、どうやらステージ上にある歌詞を歌詞を映し出すモニターに少々トラブルがあった様子で

 準備が整う間、高野さんがお話をされていました。

・高野さん「客席の最前列に宙明先生が微笑んでいらっしゃるお写真が飾ってありまして、

     歌っておりましても、じわっと涙が出てきそうになるものがあるんですね」

 

●高野二郎ステージ第2ステージ (宙明サウンド)

20:勝利のマシンロボ/高野二郎

-MC-

 

続いては高野さんによる宙明先生楽曲群のコーナー。まずはアニメ「マシンロボクロノスの大逆襲」より二代目オープニング。

高野さんはオリジナルの子門さんを踏襲されながら迫力のあるのびやかな歌いぶりを披露されていました。

 

・西さんが登場され、ここからは宙明先生が手がけられたCMソングの特集。

・高野さんの前にはスタッフさんによって譜面台が設置され、レコーディングさながらのスタイルで行われる事に。

 

●渡辺宙明のCMセレクションの子門真人

21:ガッツ! タイガース

-MC-

~タンク大作戦

-MC-

~エレクトリックボーイZ

-MC-

~ゴールドスパン/高野二郎

-MC-

●渡辺宙明のCMセレクション、水木&ヒデ

~スーパーガイ・ゴロー

-MC-

~緑と水と太陽の国 (よみうりランドの歌)/高野二郎 ヒーロー・コーラス

-MC-

 

宙明先生が手がけられたCMソングやテーマソングの特集。まずは子門さんが歌われた楽曲から。

サンテレビ系の阪神タイガーズに特化したスポーツ番組「ガッツ! タイガース」のテーマ。

爽やかな曲調と高野さんの「ガッツ! タイガース」の元気さが印象的。

マスダヤのボードゲーム「タンク大作戦」CMソングは短いながらもインパクトのある曲調が魅力。

ナショナルのスーパーカー自転車「エレクトリックボーイZ」CMソングはダイナミックな高野さんの歌いぶりが素敵。

「ゴールドスパン」CMソングは今となっては「ゴールドスパン」が何なのかが分からない謎のCMソングだそうで、

歌詞を聞いても玩具なのか日用品なのか不明瞭ながら、高野さんの勇ましい歌いぶりが印象深かったです。

続いては水木一郎さんが歌われたトミーのオリジナル玩具「スーパーガイ・ゴロー」CMソング。

高野さんは水木さんを思わせる渋みの聞いた歌いぶりを披露され、改めて歌声の奥深さを感じました。

特集の締めくくりは遊園地「よみうりランド」のテーマソング。

穏やかな曲調を高野さんの広がりを感じるおおらかな歌声で披露されていました。

このコーナーは曲ごとに西さんが登場され、ひとこと解説をされて次の曲が披露されて行く形式で展開。

宙明先生が手がけられたCMやテーマ曲をオーケストラで聞く事が出来るのもなかなか無いもので、とても貴重な一幕となりました。

 

22:アストロガンガー (TVサイズ)/高野二郎

-MC-

 

ここで一旦宙明先生の作品から離れ、アニメ「アストロガンガー」より水木一郎さんが歌われたオープニングですが、

高野さんがオリジナルの水木さん版をご存知ないという事で、オリジナルと別レーベルのビクターで子門さんがカバーされた版で。

子門さんならではのオリジナルと一味違う節回しを高野さんが踏襲して歌われるという、なんともひねりの効いた演目でした。

 

・高野さんと高橋さんが拍手で見送られて西さんがご登場。

・西さん「続いては宮内さんのステージです。元々はロックのバンド編成によるものですが、

    バンド編成も残しつつ、オーケストラでアレンジしておりますので、編曲にもご注目ください。

    全曲冒頭のナレーションと共にお楽しみください」

 

●シンフォニック宮内タカユキ第3ステージ

23:特警ウインスペクター (TVサイズ)/宮内タカユキ ヒーロー・コーラス ナレーション:根岸一郎

24:特救指令ソルブレイン (TVサイズ)/宮内タカユキ ヒーロー・コーラス ナレーション:根岸一郎

25:特捜エクシードラフト (TVサイズ)/宮内タカユキ ヒーロー・コーラス ナレーション:根岸一郎

 

メタルヒーローシリーズの中からレスキューポリスシリーズのオープニングを三作連続で。

まずは放送35周年を迎えた特撮「特警ウインスペクター」よりオープニング。

オーケストラの演奏は楽曲の荘厳さをより強調した印象で、宮内さんのきりりとした歌声もとても魅力的。

続く特撮「特救指令ソルブレイン」よりオープニングはステージ前方左右に打楽器の方々が登場され、

前奏の金属音をカウベルで左右から再現される等、オーケストラアレンジの妙が大変興味深く。

ラストの特撮「特捜エクシードラフト」よりオープニングは宮内さんのパワフルな歌声と共に

重厚さを一層際立たせていた様に感じ、特に後奏のアレンジが印象的でした。

根岸さんによるナレーションは三曲共、曲中ではなく、演奏の前に行われていました。

 

-アンコール-

-MC-

 

・宮内さんと入れ替わりに西さんがご登場。

・当日配布されたプログラムではここまでしか書かれておりませんでしたが、

 ここからはオーケストラ・トリプティークの皆さんのコンサートでは恒例になっている

 オーケストラ演奏に合わせて歌手の方々と共に観客も歌おうというコーナーへ。

 

26:ガッチャマンの歌 (TVサイズ)/観客 ヒーロー・コーラス 高野二郎

-MC-

27:超電子バイオマン (TVサイズ)/観客 ヒーロー・コーラス 宮内タカユキ

-MC-

28:仮面ライダーBLACK RX (TVサイズ)/観客 ヒーロー・コーラス 宮内タカユキ

 

観客と歌うコーナー。まずはアニメ「科学忍者隊ガッチャマン」より初代エンディングであり二代目オープニング。

高野さんは嬉しそうに観客を見渡しながら歌われ、途中からは観客に手拍子を促す場面も。

高野さんと入れ替わりに宮内さんが登場され、スーパー戦隊シリーズから特撮「超電子バイオマン」よりオープニング。

宮内さんが観客と共に歌われる中、西さんはステージを降りられ、客席通路を移動されながら観客と一緒に歌われていました。

「ヒーローソング音楽祭」ラストは仮面ライダーシリーズから特撮「仮面ライダーBLACK RX」よりオープニング。

より重厚感を増したアレンジになった本曲。宮内さんは観客と共に歌われ、ラストは「ぶっちぎるぜ!」と締めくくられていました。

 

 

●記念撮影

 

・ここで出演者の皆さんがステージ上に登場され、観客が自由に写真を撮影できるフォトセッションタイム。

 出演者の皆さんが客席の左、中央、右と向かれる中、多くの観客がその様子を写真に収めていました。

・オーケストラの皆さんもその場で立たれて出演者の皆さん全員でポーズを決められていました。

 

フォトセッションが終わると、西さんから指揮の高橋さん、演奏陣の皆さん、ヒーロー・コーラスの皆さん、

続いて歌手の皆さんをお一人ずつご紹介され、観客から拍手が贈られていました。

歌手の皆さんに続いて演奏陣の皆さんも順番に退場されていき「ヒーローソング音楽祭」は終演となりました

 

 

子門さんと宮内さんの楽曲を中心に展開された今回の「ヒーローソング音楽祭」。

高野さんの子門さんへの敬意と歌唱に対する研究と実践は聞く度に大変興味深く、

宮内さんの楽曲をオーケストラで味わう事が出来る貴重さとアレンジの妙に目から鱗が落ちる思いでした。

他にも宙明先生の未発表曲に光を当てた「古代戦士ハニワット」の楽曲や、

西田さんによる眞鍋先生やZEN&SHINのお二人の楽曲の圧巻の披露など、とにかく盛り沢山で楽しませていただきました。

 

ゲスト/古代戦士ハニワット 横川寛人

 

 

補足

 

・コンサートの数日前にWEB上で事前にプログラムが公開されていましたが、

 当日、入場時に配布されたプログラムでは演目が多少前後していました。

 

・ロビーでは今回披露された楽曲のレコードやCD、作品の玩具、宙明先生が使用された録音テープ、

 「古代戦士ハニワット」関係のサイン色紙など展示されており、多くの観客が記念写真を撮影していました。

 

・さらに展示の横では古代戦士ハニワットがおり、一緒に写真を撮ることができました。

 

・客席の一部には仕切りがされており着席禁止になっておりました。

 

・西さん「高野さんにとって子門さんとはどういった存在ですか?」

 高野さん「子門さんは私が"歌手人生をかけてその頂を登っていく山"ですね」

 

・西さん「子門さんは声に特徴があるんですけれど、歌唱法にもバリエーションがあります。

    ですから曲によって七色の発声をされて色々な楽曲を歌われているんですね」

 

・高野さんは前半のステージでは歌われる曲の作品のソフビ人形を胸ポケットに差して歌唱。

 アイアンキングに関してはアイアンキングとシルバー仮面が合わさったようなニセモノしか持っていない為、

 胸ポケットには何も差さずに歌われていました。 

 

・高野さん「私はクラシックオペラが主戦場で、30年以上こういった仕事をしておりますが、

     こういった楽曲をフルオーケストラで歌わせていただける贅沢な場所はここだけでございます」

 

・西さん「アニメ、特撮ソングの素晴らしさは歌謡曲やロック、それに子供の為の歌などいろんなものがミックスされていて

    それでいてその時代の最先端の音楽も取り入れているので、隠れた歌謡史、ヒット曲史でもあるのかもしれませんね」

 

・当日はZEN&SHINのお二人も来場されているという事で、西さんのご紹介で客席のお二人に拍手が贈られていました。

 

・「春の詩」はZEN&SHINのお二人が結婚されるご友人へ向けて作られた楽曲だそうです。

 

・宮内さんとハニワットは手をつないで退場されていきました。

 

・高野さん「『ガッツ! タイガース』は阪神タイガースの番組のテーマですが、私自身は巨人ファンです」

 観客笑。

 

・「タンク大作戦」「エレクトリックボーイZ」「ゴールドスパン」「スーパーガイ・ゴロー」の作詞は全て子門さんがご担当。

 観客もどよめいていましたが、高野さんも今回の歌唱にあたり譜面をご覧になって驚かれたとの事です。

・写真撮影時のポーズは宮内さんに敬意を表して「ぶっちぎるぜ!」と各所を指さすポーズでした。

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