2025.04.01
「千晶と騒がNight」「ボイジャーソングライブ」追加
高取ヒデアキ Birthday ふたり Live 2公演目
25.3.2 LiveCafe&Bar 赤坂Roman
出演/高取ヒデアキ 籠島裕昌
コーラス/籠島裕昌
演奏/カラオケ Pi.籠島裕昌
スーパー戦隊シリーズの特撮「忍風戦隊ハリケンジャー」のオープニングを皮切りに
歌手としてはもちろん、楽曲提供なども含め、20年以上にスーパー戦隊シリーズの楽曲制作に携わられており、
他にも様々なアニメ、特撮、ゲームなどの楽曲を歌われている高取ヒデアキさん。
スーパー戦隊シリーズ以外にも作詞作曲を多く手掛けられ、アニメ「プリキュア」シリーズや「THE IDOLM@STER」シリーズ、
特撮出身俳優さんが多く在籍する歌謡グループ純烈などのアーティストにも楽曲を提供されています。
ソロ名義以外でもCOAやR.A.M.、はなまる楽団などのユニットとしてもアニメソングを歌われたり作られたりしています。
そんな高取さんの女房役として、高取さんが手がけられた楽曲のアレンジを多く担当されている籠島裕昌さん。
多くのアニメ、特撮、ゲームの楽曲アレンジや寿美菜子さん、高垣彩陽さん、戸松遥さん、豊崎愛生さんによる
声優ユニット、スフィアの楽曲アレンジの他、ライブミュージシャンとして活動されていらっしゃいます。
2003年に高取さんが"Hard Boiled Brass Rock!"を掲げて結成したバンドZ旗(ZETKI)に籠島さんも参加。
高取さんがボーカルの他、作詞作曲を行い、籠島さんがアレンジやキーボード演奏をご担当。
ライブ活動の他に高取さんのYouTubeチャンネルでは様々な楽曲をブラスロックアレンジをメインにしたカバー曲を公開。
他にも過去に高取さんご自身が歌われた楽曲をZ旗の皆さんの演奏でセルフカバーされたり、
アニメ、特撮ソング関係の歌手や俳優の方とのコラボレーション動画も公開されています。
出会って30年を越えるお二人が2024年に「高取ヒデアキ Birthday ふたり Live」を開催。
高取さんがアコースティックギターを、籠島さんがグランドピアノを演奏され、
Z旗としてのライブとはまた違った趣で、歌はもちろんお話や写真スライド等を交え昼夜の二公演開催され、
2025年の今回も高取さんのお誕生日の3月4日の前々日3月2日に「高取ヒデアキ Birthday ふたり Live」が開催されました。
昼公演の1公演目と夜公演の2公演目の二回開催されたうち今回は2公演目のレポートです。
会場は東京赤坂にあるLiveCafe&Bar 赤坂Roman。
特撮「獣拳戦隊ゲキレンジャー」やアニメ「DRAGON BALL 改」などを歌われている他、
音楽制作を行う有限会社テンテンカンパニーの代表取締役でもある谷本貴義さんがオーナーをされているライブハウス。
同じ場所にあったライブハウス赤坂Salaから名称変更し、谷本さんがオーナーになり2023年に赤坂Romanとしてオープン以来、
これまでも多くのアニメソング関係の方々がライブを開催されています。
会場としては椅子席で約40人ほどの観客が入れば超満員になる規模の距離感で、
ステージ上には常設してあるグランドピアノの他、中央に椅子と譜面台がセッティング。
背面にはスクリーンが設置してあり、会場のロゴが映し出されていました。
開演までの間にはBGMとして高取さんが歌われたアニメソングが流れており、物販も実施。
今回の物販はZ旗の新曲を聞く事が出来るQRコード付きのアクリルスタンドが2種類販売されていました。
観客が続々と入場していき満員になる中、開演時間になるとそれまで流れていたBGMが大きくなり
会場の照明がゆっくりと暗くなっていきいよいよ開演です。
01:ハリケンジャー参上!/高取ヒデアキ
02:BLAZING BLUE FLARE/高取ヒデアキ
-MC-
スーパー戦隊シリーズより特撮「忍風戦隊ハリケンジャー」よりオープニングと共に高取さんがご登場。
高取さんは歌われながら客席に飛び込む勢いで前列の観客達を中心に見つめたり集中して指さすなど、
勢いがありすぎてマイクスタンドを倒しそうになるほどにファンサービスをされていました。
そのままの勢いで歌われたアニメ「デジモンクロスウォーズ」より挿入歌「BLAZING BLUE FLARE」。
ミステリアスなムード漂う曲調を色気を感じるた高取さんの歌いぶりが魅力。まさかこの曲が聞けるとは。
・まずは高取さんお一人でご挨拶。
・高取さん「本日二公演目ですが、曲目も結構変えて、手を緩めずに行きますので、よろしくおねがいします!」
観客拍手。
・ここで観客と一緒に籠島さんを呼び込む事に。1公演目は籠島さんの愛称「P助」で呼びこまれましたが、
今回は高取さんの発案で「嫁」コールで呼び込まれました。
・しなをつくってゆっくりお辞儀をされて籠島さんが登場されピアノの椅子へ座られました。
・高取さんの問いかけに何でも応えられ、かつ、何でも持っているという事で
「カゴシマAI」、「カマえもん」と呼ばれる籠島さん。
・「超英雄祭 KAMEN RIDER×SUPER SENTAI LIVE & SHOW 2025」のお話。
「みんな集まれ! キョウリュウジャー」を歌う前に「キョウリュウジャー」と間違えて「ジュウオウジャー」と言ってしまった高取さん。
高取さん「次の曲が洋平の『レッツ! ジュウオウダンス』だから、オレが歌い終ったら『次は大西洋平!』て呼び込む予定だったんですよ。
そしたらリハーサルでプロデューサーさんから名前じゃなくて曲名でって言われたからさ、
間違えないようにって『レッツ! ジュウオウダンス』の事考えてたら、自分が歌う前に間違えちゃった」
観客笑。
高取さん「横にいたレッドとゴールドが慌てちゃって慌てちゃって。羽交い絞めに合いそうな勢いでね。
でも、まるで台本通りだったみたいにお客さんがドカーンってウケたからよかったよ」
観客笑。
高取さん「その前に松本梨香ちゃんが少し歌の最初をミスっちゃって『やらかしたー』って思ってたら自分が間違えるというね」
観客笑。
03:Pride and Brave/高取ヒデアキ 籠島裕昌
-MC-
特撮「王様戦隊キングオージャー」より第33話「シューゴー! キングとキョウリュウ」のエンディング。
籠島さんのピアノ演奏のみで本曲を聞くと原曲の凛とした部分がより一層際立つ思いでした。
・この年の「英雄祭」ではTシャツを伊勢大貴さんのプロデュースで着こなす。
・2018年に台湾で開催された「桃園國際動漫大展 動漫音樂會」では籠島さんも伊勢さんのプロデュースで着こなす。
この時は高取さん、籠島さん、伊勢さんの他に大西さん、池田彩さん、
高取さんの実弟で高取さんとのユニットCOAやZ旗のギタリストであるNobuさんがご一緒。
・高取さん「台湾では洋平が籠島のヘアメイクをしてくれたんだけど、まるでおじいちゃんを介護しているみたいだったよ」
観客笑。
・台湾でのライブ翌日に行われる日本でのライブの為に一足先に帰国された籠島さん。
・朝まで呑んでお迎えが黒塗りの車で驚いた高取さん。
・帰国後、ボーヤさんが機材を乗せた車を電柱にぶつけてしまい大きくへこむ籠島さんと籠島さんの車。
籠島さん「イセダイく~んどうすればいいのぉ~。こういう時どんな服を着こなせばいいのォ~」
観客笑。
高取さん「『籠島さんそこは違いますよ。入れるんですよ』なんてね」
観客笑。
・スーパー戦隊シリーズ最新作であり50周年記念作の特撮「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」のお話。
・籠島さんは第二話「ブン捕れお宝!俺の獲物だ」において、 ゴジュウティラノ/暴神竜儀役の神田聖司さんが
ピアノ弾き語りで歌われた挿入歌「テガソード讃歌」の手元吹替と演奏指導をご担当されました。
・撮影当時の思い出話。演技指導のポイント。ペダルと弾き語りとクラシックの違いと。
04:テガソード讃歌 (2C)/高取ヒデアキ 籠島裕昌
-MC-
05:折れないハート/高取ヒデアキ 籠島裕昌
-MC-
籠島さんが手元吹替をされたという事で特撮「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」より
第二話「ブン捕れお宝!俺の獲物だ」でゴジュウティラノ/暴神竜儀役の神田聖司さんが歌われた「テガソード讃歌」。
籠島さんの静かな演奏と高取さんの穏やかな歌声は実に厳か。序盤の照明が黄色だったのも心憎く。
続いては本当は1公演目でも歌われた特撮「爆上戦隊ブンブンジャー」バクアゲ13「裏切りの調達」劇中歌「逆転アゲサゲ音頭」の予定が
急遽変更してアニメ「遊☆戯☆王 ZEXAL II」より、初代オープニングをバラードバージョンで。
ほとんどぶっつけ本番との事でしたが、最初に少し打ち合わせをしただけで見事にご披露されたのには
長年のお付き合いならではの息の合いっぷりを感じつつ、観客の大合唱も含めてじっくりと聞き入っていました。
・高取さんはライブ前にX上でリクエスト曲を募られており、ここからはリクエスト曲をご披露。
・2019年に佐賀県唐津で開催された「肥前さが幕末維新博覧会」の唐津サテライト館テーマソング「勇気を出して」のお話。
・メタルヒーローシリーズより特撮「重甲ビーファイター」でブルービート/甲斐拓也を演じられ、
現在は俳優業の他にも映像制作にも携われている土屋大輔さんからの依頼を受けて高取さんが手がけ、籠島さんが編曲。
・高取さんと実弟で高取さんとのユニットCOAやZ旗のギタリストであるNobuさんの父方のルーツが佐賀県にあり。
曽祖父は佐賀県で杵島炭鉱を拓き「肥前の炭鉱王」と呼ばれた高取伊好さん。
・曾祖父高取伊好さんは佐賀県に銅像が立つほど地元の人々に慕われた方との事で、
伊好さんを讃えた歌の譜面も残されているそうで、「勇気を出して」にはその曲が間奏におりこまれています。
これは本曲作成の数年前に高取さんのお母さんが「いつかどんな曲か聞いてみたい」と譜面を籠島さんに預けられており、
編曲の際に実現したとの事で、初めて聞いた際に高取さんはとても感激されたとの事でした。
・その後も高取さんは佐賀県と縁深く、2023年より佐賀県多久市で開催されている「多久まつり」のステージにご出演。
2023年は遠藤正明さん、2024年は影山ヒロノブさんと「SPECIALl LIVE」を開催されています。
・籠島さん「いいなぁーオレも行きたいよ」
高取さん「そうだよねー。いずれZ旗でって話もあるんだよ。いつか実現させたいなぁ」
・「多久まつり」にもいつの間にか来ていて素敵な笑顔を見せている大輔さん。
06:勇気を出して~One for All, All for One~/高取ヒデアキ 籠島裕昌
-MC-
07:presenter/高取ヒデアキ 籠島裕昌
-MC-
佐賀県唐津で開催された「肥前さが幕末維新博覧会」の唐津サテライト館テーマソング「勇気を出して~One for All, All for One~」。
高取さんは歌われながら籠島さんの方へ移動され、籠島さんの方を向き、歌詞に合わせて肩を組む仕草をされていたり、
件の間奏部分ではメロディに合わせてハミングを披露される場面もありました。
続いては2018年に讀賣新聞記者の鈴木美潮さんの依頼で作成された、活字文化推進会議主催「全国大学ビブリオバトル」テーマソング。
高取さんとても楽しそうな笑顔を浮かべながら、途中で椅子から立ち上がって歌われ、最後はボーリングの仕草で締めくくられました。
●逆プレゼントコーナー
「presenter」が歌われたという事で高取さんから観客へ向けてのプレゼントコーナー。
観客が開場前の入場手続きで割り振られた整理番号があり、高取さんがクジ引きで引き当てた番号の観客にプレゼントが贈られました。
プレゼントの内容に関しては来場した観客のみのお楽しみという事でご了承いただけましたら幸いです。
08:Fight! for the earth!!/高取ヒデアキ 籠島裕昌
-MC-
続いてのリクエスト曲は特撮「爆竜戦隊アバレンジャー」よりアバレブラック/アスカのテーマ。
高取さんの楽曲の中でも根強い支持を集める本曲を今回は籠島さんの演奏のみのバラードバージョンで。
使命感の強さを感じる唄いぶりを見せていた高取さんは後半になるにつれて歌声が力強くなってき、
そんな高取さんに合わせるように籠島さんの演奏も力強くなっていったのが印象的でした。
09:ハッピーバースデー/籠島裕昌 観客
-MC-
ここで観客有志から贈られた高取さんの似顔絵が描かれたバースデーケーキが登場。
籠島さんの演奏で観客が「ハッピーバースデー」を歌う中、高取さんがケーキのロウソクを吹き消されました。
・この間は観客による写真撮影が可能という事で多くの観客が記念写真を撮影していました。
・更に高取さんの発案でケーキを切り分けて観客にふるまう事になり、その前にケーキの写真撮影タイムが設けられました。
・次に歌われる「あの夢の彼方へ」の思い出。
・高取さんが恩師と仰ぐ日本コロムビアの音楽プロデューサー前山寛邦さんの言葉に感銘を受ける籠島さん。
・「あの夢の彼方へ」は元々は前奏が無く歌ではじまる予定が、前山さんの一声でその場で前奏を作る事に。
籠島さん「前山さんが『歌はじまりは子供が歌えない。アーティストとして作る曲はそれでもいいけど、
子供は一緒に歌いたくてテレビの前で待ってるんだからそれを裏切ってはいけない』って言ったんですよ。
それにすげえ感動して。子供ってカウントとかが無くても間がわかるんだって。
面白いなぁって思って『プリキュア』も含めイントロが無いアニメソングは絶対作らないって決めたんです。
少なくても何小節か前奏を作ってかならずきっかけを作る様にしてるんですよ」
高取さん「前山イズムというか日本コロムビアって何よりも子供達を大事にしてるんすよね。……コワかったけど」
観客笑。
10:あの夢の彼方へ/高取ヒデアキ 籠島裕昌
-MC-
11:SO DIVE! (Z旗Ver.)/高取ヒデアキ 籠島裕昌
ラストブロックは高取さん曰く「大変な曲」という二曲をカラオケと籠島さんによる演奏で。
映画「ビーストウォーズ~超生命体トランスフォーマーメタルス コンボイ大変身!」よりりCOAで歌われたオーニング。
前奏は籠島さんがしっとりと演奏されてから自然にカラオケに繋がっていき、高取さんが突き抜ける歌声をご披露。
歌の直後に次のカラオケが流れてきたのでそのままアニメ「電脳冒険記ウェブダイバー」よりR.A.M.で歌われた二代目オープニング。
独特の緊張感ある曲調もZ旗アレンジでよりハードになり、取さんのどこか哀愁を感じる歌いぶりがとてもドラマチックでした。
この時のカラオケはYouTubeにおいてZ旗の皆さんの演奏で本曲をカバーされた際のカラオケが使用されていました。
-アンコール-
-MC-
曲が終わると拍手の中、籠島さんを紹介された高取さんは、その場で脚を動かし、退場しようとしたり戻ったりしながら
観客にアンコールを促し、観客の拍手がアンコールを表す手拍子になりアンコールへと変わっていきました。
・年金どうしよう。
・58ちゃいはまだまだのびしろがあるし、60代が楽しみ。
・Z旗の新曲についてのお話と今回物販で販売されているアクリルスタンドのお話。
・アクリルスタンドにあるQRコードやプラットフォームなどは籠島さんが夜なべして作成されたとか。
・籠島さん「今回の新曲はまだデモ、仮ミックスの状態でこれから肉付けしていきます」
高取さん「毎回デモを越えられないのが悩みでさ、コンペとかにはデモを出すんだけど
デモだとしてもやっぱりコンペを通るだけの熱量があるんだよね。
違う人が歌ったり自分が歌い直したりするけど、なかなかね。
今回はそんな粗削りだけどその熱量を感じて欲しくて。いずれ形になった時に聞き比べてみて下さい」
12:SHOWA-MAN/高取ヒデアキ 籠島裕昌
-MC-
今回物販で販売されたQR付きアクリルスタンドで聞く事が出来るZ旗の新曲二曲のうち「SHOWA-MAN」を籠島さんの演奏のみでご披露。
前奏がとても難しいらしく、籠島さんが苦戦されていたご様子ですが、とてもおしゃれな趣を感じる曲調。
昭和生まれの人々の思いを高取さんがしなやかな歌ぶりで披露され、これまでのZ旗の楽曲とはまた違った印象でした。
・高取さん「もう一つの新曲『夜行性』が出来た勢いでこの『SHOWA-MAN』が生まれたんですよ。
さらにもう一曲できたりして、新しい発想がどんどん出てきているんです。
今の自分の中の勢いを止めたくないなあと思ってるし、いつかZ旗をビッグバンドにしていきたいです」
・今後の予定やZ旗のソロライブをお知らせ。
・更に観客有志から高取さんの写真入りチロルチョコが贈られたという事で、そのチョコを来場した観客へ向けて
高取さんが観客一人一人に手渡ししたり軽く投げたりしてプレゼントされていました。
・そしてここで切り分けられたケーキが観客に配布され、つかの間のお食事タイム。
・この間、籠島さんは高取さんからの「景気のイイ曲を頼むよ」という依頼を受けて即興でピアノを演奏。
映画「明日に向って撃て!」の挿入歌「雨にぬれても」や「ハッピーバースデー」のジャズ風アレンジ、
映画「となりのトトロ」のエンディング「となりのトトロ」、映画「風の谷のナウシカ」の「風の伝説」、
映画「ニュー・シネマ・パラダイス」より「愛のテーマ」などをゆったりと弾かれていました。
・高取さん「おしゃれな食事会みたいになったったね」
観客笑。
13:Tomorrow Song ~あしたのうた~/高取ヒデアキ 籠島裕昌
-MC-
高取さんが作曲、籠島さんが編曲をされ、工藤真由さんが歌われたアニメ「ハートキャッチプリキュア!」より二代目エンディング。
観客がケーキを楽しむ中、高取さんは「ハートキャッチプリキュア」や「ハレルヤ」を流暢な英語で歌われながら
明るくとても楽しそうに歌われており、最後は日本刀を振り下ろし鞘に納めるアクションで締めくくられていました。
・本来はここで終わりだったのですが高取さんの発案で「動物戦隊ジュウオウジャー」で締めくくる事に。
・スタッフさんがカラオケを出す準備をされる間、籠島さんが前奏を演奏されており、
高取さんが「動物戦隊ジュウオウジャー」を作られた際の思い出をお話されていました。
・「太陽戦隊サンバルカン」とは違う角度を模索。
・コンペが通った連絡を受けた際は仏壇の前で泣きながら転ぶ。
14:動物戦隊ジュウオウジャー/高取ヒデアキ 籠島裕昌
「高取ヒデアキ Birthday ふたり Live」のラストは特撮「動物戦隊ジュウオウジャー」よりオープニング。
高取さんは伸びやかな歌声を披露されながら二番の「君は知ってるかい」では籠島さんを指さしながら歌われていました。
演奏されていた籠島さんも時折立ち上がりながらピアノを弾かれており、大盛り上がりの中ライブが締めくくられました。
・高取さん「ありがとーう楽しかったかぁああい!!?」
観客「ぃえええええええええええええい!!!!」
高取さん「盛り上がったかぁああああぁああああい!!?」
観客「ぃえええええええええええええぇえええええい!!!!」
高取さん「あ、終わったらァ、どこに帰るんだぁああァアアアイ!?」
観客「家ぇえぇぇえええええええええええええぇえええええぇええええぇえええい!!!!」
高取さん「家だよねっ。ありがとうございましたー!」
閉演BGM:SHOWA-MAN
拍手の中、高取さんが籠島さんを紹介されて退場されると閉演BGMとして「SHOWA-MAN」が流れ出し、
終演後のチェキ会の準備が進められていき、「高取ヒデアキ Birthday ふたり Live」2公演目は終演となりました。
2024年に引き続き開催れた高取さんと籠島さんお二人だけでのバースデーライブ。
前回は高取さんのアコギ演奏や思い出の写真コーナーが設けられましたが、今回は歌と演奏に特化。
その分、Z旗のライブや大きなライブでは聞く事が出来ない高取さんのソロで歌われた楽曲を中心に展開。
2公演目のみに披露された曲は、どれもなかなかライブで聞く事が出来ない貴重な楽曲が多く披露されました。
30年来のお付き合いである籠島さんの「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」ご出演のお話を中心になかなか興味深いお話も多く伺え、
お二人ならではの掛け合いを歌でもトークでも味わう事が出来ました。
高取さん、お誕生日おめでとうございます。
補足
・当日は愛知県豊山町で松本梨香さんのイベント令和6年度文化振興事業「松本梨香 トーク&ライブ」が開催。
バンドメンバーとしてZ旗の川瀬智さん、timiri toshiさん、生田目勇司さんに加え
Z旗のサポートメンバーであり、高取さんのYouTubeチャンネルではディレクターや動画編集もされている
ドラム&パーカッショ二ストの松葉侑さんが随行されている為、今回メンバーの来場は無し。
・「Pride and Brave」にはダンスがあり、「キングオージャー」のオープニング「全力キング」と
「キョウリュウジャー」のエンディング「みんな集まれ! キョウリュウジャー」のダンス部分を合わせたもの。
高取さんは「全力キング」部分はしっかりと「みんな集まれ!」では生き生きと踊られていました。
・この年の「英雄祭」でとても体を鍛え、ムキムキになっていた伊勢さんに驚く高取さん。
高取さん「待ち時間の間に筋トレしたりして。オレとサイキックラバーのJOEがスクワット教わったりして。
それをYOFFYが冷めた目で見ているっていうね」
観客笑。
・「いーやーさかー」と歌いながら片付けるスタッフ。
・「忍風戦隊ハリケンジャー」以来20年以上途切れる事無くスーパー戦隊シリーズに関わっている高取さん。
「爆上戦隊ブンブンジャー」「獣拳戦隊ゲキレンジャー」「烈車戦隊トッキュウジャー」が危うかったけど
「ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー」はしっかりと関わりたい。
・籠島さん「タカがあんなにヘコだのは見た事無かった。とてもじゃないけど助け船なんて出せない雰囲気だったよ」
観客笑。
・当時アメリカのメジャーリーグでピッチャーとバッターの二刀流で大活躍されていた大谷翔平さんのお話。
高取さんは大谷さんの大ファンで「オレの推し」として応援し続けられていました。
・大谷さんの香りをおすそ分け。
・恩師の前山寛邦さんは厳しい時はとても厳しい。
・元気なく「マッソォ」。
・高取さん「最近は『ウェブダイバー』を見ていた子供達が大人になってライブで号泣してくれたり、
YouTubeで『小さい頃見てました』ってコメントを沢山くれて嬉しいです」
・籠島さんが「SHOWA-MAN」の前奏を苦戦されたのは、もともとピアノ演奏を想定しておらず、
サックスの演奏を想定した音運びであったためだとか。
・高取さん「お互い、まさかこの年になるまで音楽をやっていけているとは思わなかったなぁ」
籠島さん「もうずっと必死でやってたらこうなってた」
高取さん「40代の時は凄い忙しくて。二人で寝ずに仕事してて『黄金の50代を目指そうぜ』
『こんなのは40代までにしようぜ』って言ってて50代になったら、アレ、変わらない」
観客笑。
高取さん「50代は信じられない事ばかりおこったけど、Z旗はホントに良いメンバーだし、
ホントにいいファンの皆さんに支えられているなって改めて思います。ありがとうございます」