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シアターGロッソ15周年特別企画 スーパー戦隊バクアゲLIVE 高取ヒデアキ 10:00
24.12.30 シアターGロッソ

出演/高取ヒデアキ

司会/女性の方 (名前わからず。申し訳ありません) 橋本仰未

演奏/カラオケ



東京ドームを中心とした遊園地「東京ドームシティアトラクションズ」内にある屋内劇場シアターGロッソ。
かつて「東京ドームシティアトラクションズ」が「後楽園ゆうえんち」と呼ばれていた頃から
場内にある野外劇場では1971年より特撮「仮面ライダー」の大人気を受けて仮面ライダーショーが開催。
以降、野外劇場が遊園地の再開発に伴いスカイシアターとして生まれ変わっても
仮面ライダーシリーズやスーパー戦隊シリーズのショーが開催し続けられていました。
スカイシアター解体後に後継施設として2009年にオープンしたのがシアターGロッソです。

野外劇場、スカイシアターは屋外でしたが、Gロッソは屋内になった事で、
天井からロープを降ろす演出や映像等を取り入れた演出が可能になり、
ヒーローショー以外でも様々な演劇やイベント等が上演されております。
そんなシアターGロッソがオープンから15周年を迎えられました。おめでとうございます。

15周年となる2024年に当時絶賛放送中の特撮「爆上戦隊ブンブンジャー」のショーと共に
15周年記念として開催されたのが今回の「シアターGロッソ15周年特別企画スーパー戦隊バクアゲLIVE」。

11月30日から12月30日までの毎週末に開催される爆上戦隊ブンブンジャーショーシリーズ第3弾である
「アクセルブンブンブーン! 届け、音楽の力! 更なる加速、ブンブンパワー大爆走!」終演後に、
歴代スーパー戦隊シリーズの主題歌を歌われた歌手の皆さんが日替わりでライブを開催。

「爆上戦隊ブンブンジャー」の主題歌を歌われている遠藤正明さんを皮切りに
サイキックラバーのYOFFYさん、松原剛志さん、谷本貴義さん、鎌田章吾さん、吉田達彦さんと吉田仁美さん、
伊勢大貴さん、高橋秀幸さん、大西洋平さん、幡野智宏さん、高取ヒデアキさんという順番でライブが行われました。
「バクアゲLIVE」の最終日となるは今回は高取ヒデアキさんの初回10:00のレポートです。
 
会場は前途の様にシアターGロッソ。
子供から大人まで幅広い年齢層の客で席は埋まっていました。
ステージはフロアが客席の間近から天井近くまでの三段階ほどに分かれ、フロア毎に様々な演出が可能になっています。
開場までの間はBGMとして「爆上戦隊ブンブンジャー」の楽曲が流れており、
ステージ上にはスクリーンが掲げられており、定期的に上演中の諸注意や各種CMが流れていました。

00:にじ/BGM

開演10分前ほどになると「みんなも一緒に歌いましょう」というアナウンスがあり流れたのは
特撮「爆上戦隊ブンブンジャー」バクアゲ24「届けたい歌」の挿入歌として使用された「にじ」の番組キャスト版。
本曲は1991年に「新しいこどもたちの歌」として制作され現在も多くの保育園などで歌い続けられているそうで、
曲が流れると会場にいた多くの子供達が一緒になって歌ったり身体を揺らしていました。


●爆上戦隊ブンブンジャーショーシリーズ第3弾
 「アクセルブンブンブーン! 届け、音楽の力! 更なる加速、ブンブンパワー大爆走!」


まずは本公演「爆上戦隊ブンブンジャー」ショーが上演。
ショーの内容の詳細は伏せますが、今回は「バクアゲLIVE」と繋がるテーマとして音楽の力が採用されたお話になっており、
橋本仰未さん演じるオリジナルキャラクター、ウタノウタミチ(通称ウッチー)を中心に物語が展開。
Gロッソならではの演出がふんだんに盛り込まれた、一体感を味わえるショーでした。

ショーが大団円を迎えた後、司会のお姉さんが登場されてウッチーと合流。
上演にあたっての諸注意を子供にも分かるように丁寧に説明されている間に
ステージ上ではスタッフさんがモニターやライブロゴのプレートを設置していました。

01:ハリケンジャー参上!/高取ヒデアキ
-MC-


司会のお姉さんの紹介を受け、特撮「忍風戦隊ハリケンジャー」オープニングが流れ出すと
ステージ中央の扉が開いて「バクアガっていこうぜ」と言いながら高取さんがご登場。
爽快感ある歌声で観客を盛り上げなる中、二番の「赤・青・黄色 元気のしるし」になると
ステージの一番下段の床に赤青黄色のスポットライトが当たるという演出が心憎かったです。


・高取さんが「みんな、おはようございまーす!」と観客と挨拶を交わされお一人でお話。
・高取さん「僕は今『忍風戦隊ハリケンジャー』の歌を歌いました。22年前だよ。『ブンブンジャー』の大先輩だね。
     他にも…………いっぱい歌ってるんだよ」
観客笑。
高取さん「『獣電戦隊キョウリュウジャー』で初めてこのステージに立ったんだ。12年前だって。
     『ハリケンジャー』の時はここの前にあったスカイシアターだったんだけど、ステージには立てなかったんだよ。
     でもね、スカイシアターのもっと前、野外劇場って言われていたんだけど、僕が子供の頃、
     生まれて初めて『仮面ライダー』のショーをも見たのが野外劇場だったんだよ。
     あの時はね、後ろからショッカーが出て来てギャン泣きした思い出があります」
観客笑。
・高取さん「Gロッソが15周年という事で、次の曲はちょうど15年前に歌った戦隊のエンディングを歌いたいと思います。
     でも今日はみんな元気だからね。ここをロックなコンサートにしたいと思ってるんだよ。
     だからね、僕が何か言ったらみんなは『イエーイ!』って返してくれるかい?
     いくよ。めぇんなぁ、もぉおりあがってるかぁあああああい!?」
観客「いぇぇぇぇえぇぇええええぇえええええええ」
高取さん「お、いいねえいいねえ。ブンブンジャー大好きかぁあああああい!?」
観客「いぇぇぇぇえぇぇええええぇえええええええ」
高取さん「いいよぉ! じゃあ次の曲にはさ、『わっしょい!』っていう所があるんだけど、
     みんなも一緒に『わっしょい!』って言ってくれるかぁああああい!?」
観客「いぇぇぇぇえぇぇええええぇえええええええ」
高取さん「ありがとーう! あ、ところでぇ……どぉっからきたんだああああああぁあああい!?」
観客「家ぇええええぇぇぇぇえぇぇええええぇえええええええ」
高取さん「家からだよね! 最高だ! 『四六時夢中シンケンジャー』」

02:四六時夢中シンケンジャー/高取ヒデアキ
-MC-


続いて高取さんが歌われたのは、Gロッソと同じくこの年に15周年を迎えた特撮「侍戦隊シンケンジャー」よりエンディング。
高取さんは「五つの」と歌われた後、両指で数字の6を作りつつ、躍動感いっぱいに歌われ、
後半にはステージ一番下段に降り、観客と距離を縮めて「わっしょい」を扇動されていました。

・観客との「わっしょい」の掛け合いをされながら曲の余韻を楽しまれた高取さん。
高取さん「ありがとー。まだ午前中じゃーん。最高だねー!」
観客拍手。
高取さん「やっぱりブンブンジャーカッコイイよねー。今日はブンブンジャーショーだからさ、
     自分が歌った歌じゃないんだけどさ、ブンブンジャーのはじまりの歌を、初めてチャレンジしてみたいんだよ。どうかな?」
観客拍手。
高取さん「いいかな? しかもフルコーラスだぜ!? 遠藤正明君が歌ってるやつだぜ!? 歌ってもいいかな?」
観客拍手。
高取さん「みんなも一緒に歌ってくれる?」
観客「いぇぇぇぇえぇぇええええぇえええええええ」
高取さん「一緒に歌ってくれるかぁあああああい!?」
観客「いぇぇぇぇえぇぇええええぇえええええええ」
高取さん「ぇよぉーし、いくぜ! 『爆上戦隊ブンブンジャー』」

03:爆上戦隊ブンブンジャー/高取ヒデアキ

ライブのラストは特撮「爆上戦隊ブンブンジャー」より遠藤正明さんが歌われたオープニングをカバー。
高取さん独特の高音と、遠藤さんを踏襲したがなりを効かせた歌いぶりは原曲とはまた違う高揚感を誘いとても魅力的。
後半には合流したブンブンジャーたちと共にバクアゲなステージを締めくくられていました。

曲が終わると司会のお姉さんとウッチーが登場し、観客と一緒に拍手を贈る中、
高取さんとブンブンジャーたちがいるステージ中段は左右から幕が閉じられていきました。

ウッチー「シュシュっとバクアゲなライブをありがとー!」
司会のお姉さん「天空シノビチェンジしちゃいそうなライブでしたねー!」
 
そして司会のお姉さんがウッチーを見送り、この後行われる握手会・撮影会の案内があり
「シアターGロッソ15周年特別企画 スーパー戦隊バクアゲLIVE」高取さんの初回10:00の回は終演となりました。


高取さんのステージは終始子供達へ向けられており、分かりやすく伝わるようにお話されていたのが印象的。
Gロッソの観客には親子連れ以外にも大人が多く来場しますが、ショーの主賓である子供へ向けられていたのがとても好感触でした。
それでいて大人も思わずクスリとする言い回しも交えつつ、ロックなおにいさんぶりで会場全体を盛り上げられており、
「バクアゲLIVE」の大トリにぴったりのステージを披露されいました。

これまでGロッソで行われたスーパー戦隊シリーズのショーでは、
夏休みなどの特別な時期のショーの最後に歌手の方が登場されて主題歌を歌われる事はありましたが、
「バクアゲLIVE」として公演の一環として、一か月の間に歌手の皆さんが日替わりで登場されるのは初の試み。
スーパー戦隊シリーズ主題歌を"Gロッソでのライブ"で楽しむ事が出来るというのは格別な心地がしました。、
また、ライブの日替わり順も当時放送中の特撮「爆上戦隊ブンブンジャー」の主題歌を歌われる遠藤正明さんからはじまり、
遠藤さんと同い年で長年シリーズの音楽を支え続けられている高取さんで締めくくられるという、
ここ数年のシリーズ歌唱歌手の方々にとって兄貴分のお二人が最初と最後を務められたの事も実に趣がありました。

2025年はスーパー戦隊シリーズが50周年の節目を迎えるという事で今回のライブをふまえた
Gロッソでの本格的なスーパー戦隊シリーズのライブ開催も期待したいと思います。


ブンレッド ブンブルー ブンピンク ブンオレンジ ブンブラック ブンバイオレット




 

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