2025.04.01
「千晶と騒がNight」「ボイジャーソングライブ」追加
MoJo 2024 Last Take Live #2
24.12.21 ライブハウス LANTERN
出演/MoJo
演奏/カラオケ Ag.MoJo Ba.八木徹
スーパー戦隊シリーズを代表格に多くのアニメ、特撮などの楽曲を歌われているMoJoさん。
デビュー当時からご自身のオリジナルソングを作り歌われる際は"とみたいちろう"、
歌手としてアニメや特撮、漫画、ゲームなどのアニメソングを歌われる際は"MoJo"、
作家としてCMソング等の作詞作曲コーラスなどのスタジオワークでは本名の"富田伊知郎"と
それぞれの活動毎に名前を使い分けられています。
そんなMoJoさんの多岐にわたる活躍をアニメソングを主軸にご披露されているソロライブ「Take」シリーズ。
アニメ、特撮の楽曲はもちろん、オリジナルソング、漫画のイメージソングやCMソングに加え、
ライブでのみご披露されているカバーなどが披露されている本シリーズですが、
年末はその年最後のソロライブ「Last Take Live」シリーズとして開催されています。
2020年より世界的な新型コロナウイルスの感染拡大の影響や感染状況を鑑みて、
収容人数を従来の60人から半分の30人以下とする代わりに「#1」「#2」の二回に分けて開催されており、
今回も「#1」と一週間開けて「#2」の二回に分けて開催でした。今回は二日目「#2」のレポートです。
会場は東京渋谷の神泉駅程近くにある老舗のライブハウスLANTERN。
「Take」シリーズの前身であるソロライブ「☆MoJo Zone」シリーズから現在まで15年以上の間
MoJoさんのホームグラウンドとしてファンからも親しまれており、
日本のThe Beatlesファンが多く通う場所としても知られている老舗のライブハウスです。
観客が入場していく中、MoJoさんは既にステージでスタンバイ。
アコースティックギターを携えて気ままに曲を爪弾かれながら各テーブルをまわられたり、
入口で入場を待つ観客に「いらっしゃい」と声をかけ和ませられていました。
開演が近づくと進行表を確認されイメージトレーニングをされていたり、かつてご自身が組まれていた
バンド"とみたいちろうと Big Beat"のベーシストで、ライブではカラオケの音出し(PA)などのスタッフ業務をお手伝いされている
"シロヤギさん"こと八木徹さんと音響の打ち合わせなどをされていました。
会場内はThe Beatlesのグッズが方々に飾られている他、季節柄、クリスマスの装飾が施され
客数を通常のライブの半分強に限定していましたが、徐々に緩和されていた様子で
コロナ禍と比べると少しづつ観客の収容人数を増やしている様子でした。
開演時間を過ぎ、遅れていた観客も到着したところでMoJoさんの一声でいよいよ開演です。
01:white christmas/MoJo
-MC-
この日はクリスマスが近いという事でクリスマスのスタンダード曲「white christmas」でライブスタート。
歌い出されたMoJoさんでしたが、一旦音楽を止められ「せっかくだからみんなも歌おうか」と観客に投げかけられて最初から。
MoJoさんの抱擁感のある歌声に観客も一緒になって歌い、手拍子をしながらラストは「♪MoJo MoJo Last Take 2」と歌詞を変えて歌われていました。
・MoJoさん「このカラオケは自分のスタジオで作らせてもらいました。トミー・ドーシー(世界的トランペット奏者)ばりのブラスですね。
ライブは特にクリスマスと銘打ってはいないのですが、その辺の曲も織り交ぜてやっていきたいと思います」
02:大戦隊ゴーグルV-オルタネートバージョン-/MoJo
03:ストップ・ザ・バトル/MoJo
-MC-
スーパー戦隊シリーズより特撮「大戦隊ゴーグルV」よりオープニングにコーラスなどが追加されている別テイク版。
コーラスや合いの手が満載な本曲は、観客との連帯感を一層楽しむ事が出来、MoJoさんもとても楽しそうに歌われていました。
続いては同じく「大戦隊ゴーグルV」よりエンディング。きりりとした表情で硬派な歌い振りで歌われるMoJoさんが印象的でした。
・このライブの2週間前に開催されたライブ「MoJo 2024 Last Take Live #1」にて
本来ご自身が歌われる場面で客席にマイクを向けて観客が歌うというパフォーマンスに挑戦されたMoJoさん。
MoJoさん「タイミングなどまだ慣れてないのですが、今回もやってみようと思いますのでみなさんもご協力お願いします」
04:勇者が行く/MoJo
-MC-
05:夢をかなえてダイナマン/MoJo
-MC-
06:俺は釣りキチ三平だ/MoJo
-MC-
ここからは「ストップ・ザ・バトル」に続いてMoJoさんが歌われたエンディング曲を特集したコーナー。
特撮「バトルフィーバーJ」よりエンディング「勇者が行く」では硬派な世界観を重厚感あふれる歌声で力強く歌われ
お話中にヤギさんによるフライング音出しから特撮「科学戦隊ダイナマン」よりエンディング「夢をかなえてダイナマン」。
MoJoさんはヤギさんを睨むパフォーマンスで観客の笑いを誘われながらシリアスな歌いぶりを披露されました。
エンディングコーナーのラストはアニメ「釣りキチ三平」よりエンディング「俺は釣りキチ三平だ」。
MoJoさんは牧歌的な曲調を伸びやかに歌われ、間奏で「この歌は宮菌(宮内タカユキさん)とよく歌うなぁ」とお話しされていました。
・iPhoneやMacを手がけるApple社のOSに搭載されている便利なバーチャルアシスタント、Siriのお話。
MoJoさん「ライブに向けて発声練習をしてたんですよ。オペラチックに♪ドレミファソラシドォオオオってやってたらですね、
Siriの音声機能がなぜかONにしてあったみたいで『まあなんて素晴らしい声でしょう』って褒められちゃいましてね」
観客笑。
MoJoさん「『できればスタンディングオベーションしたいですが。今はできませんすみません』って言われましてね」
観客笑。
MoJoさん「ルチアーノ・パヴァロッティみたいにふざけてたんですけどね、みんなもやってみな。
『Wake UP!』(仮面ライダーBLACK RX)とか『♪キン肉マぁ〜ン』(キン肉マンGo Fight!)とか」
・MoJoさん「この前新聞を見ていたら、藤岡弘、さんの息子さん(藤岡真威人さん)の写真が大きく載っていたんですよ。
次はそういうワケじゃないんですけど、久しぶりに『セガサターン、シロ!』」
07:セガサターン、シロ!/とみたいちろう
-MC-
08:風よロマンに針路を向けて/富田伊知郎
-MC-
ここからはMoJoさんがとみたいちろう、富田伊知郎として歌われたり作られたりしたCMソングコーナー。
1997年にゲーム機「セガ サターン」のCMに登場し、一世を風靡した藤岡弘、さん演じる「せがた三四郎」のテーマ。
MoJoさんは緊迫感あふれる曲調の中、逞しい歌声を披露されながら、間奏では柔道の構えも披露されていました。
続いてのCMソングはサッポロビール「びん生」のCMソング「風よロマンに針路を向けて」。
これまでのライブでは曲の後半にはMoJoさんの伸びやかな歌声に合わせて観客が大合唱する事が多かったのですが、
今回は大合唱は行われず、MoJoさんの歌声にじっくりと聞き入っている様子でした。
・ここでスタッフさんによって譜面台と椅子、マイクスタンドがセッティングされ、MoJoさんはアコギを携られました。
・「風よロマンに針路を向けて」を作曲された大野雄二先生のお話。
MoJoさん「大野先生がいらっしゃらなければ、MoJoはCMソングを今の半分くらいしか歌わなかったんじゃないかな。
昔、大野先生のご実家の熱海にあるホテル大野屋で忘年会みたいな事をした事がありましたね。
CM関係の人たちとかがたくさん集まってやったんですよ……楽しかったなぁ」
08.5:サントリーオレンジ50 (さわりだけ)
~カルビーポテトチップス (さわりだけ)
~石丸電気の歌 (さわりだけ)
~カバヤ マスカットキャンディー (さわりだけ)
~ヤマダ電機の唄 (さわりだけ)/とみたいちろう
MoJoさんと同じくCMソング界で活躍されている歌手の藤本房子さんと多くお仕事をしたというお話から
藤本さんの代表的なCMソングや一緒に歌われたCMソングなどをお話を交えて即興でさわりだけご披露。
ライブで短いCMソングが歌われるのも久しぶりでしたので、とても嬉しうございました。
09:お~い北海道 (I'm A 北海道 MAN)/とみたいちろう
-MC-
10:俺とおまえと大五郎/とみたいちろう
-MC-
「ビールをもう一杯」とお話され、続いてはサッポロビール「北海道」のCMソング「お~い北海道」をカラオケとアコギ弾き語りで。
歌い出した途端にマイクスタンドのマイクが外れるハプニングに「ドンキーカルテット(コミックバンド)じゃないんだから」とMoJoさん。
その後は牧歌的な雰囲気を味わいながら観客の手拍子を受けてのどかに歌われ、続いてはアサヒビールの焼酎「大五郎」のCMソング。
がらりと雰囲気が変わり、観客は歌詞をしみじみと噛み締めながらMoJoさんと一緒に大合唱していました。
「お~い北海道」も「俺とおまえと大五郎」はフェードアウトの楽曲ですが、曲が終わってもMoJoさんがアコギで演奏を続行され、
観客との合唱を楽しみながらご自身のタイミングで締めくくられていました。
・ここからはアコギではなくハンドマイクに戻ってライブを進行。
・MoJoさん「『風よロマンに』では荒木とよひささんと大野雄二先生、『大五郎』では伊藤アキラさんと鈴木キサブローさんと、
当時CMの世界では名前の大きい方々と一緒にやらせてもらいました。やっぱり皆さん的を射ていますよね。
次はちょっと違う声色で歌う曲です。焼酎の後はブラジャーですね」
観客笑。
MoJoさん「作曲は富田伊知郎君がやらせてもらってます。歌はたいらいさおさんのお兄さん平浩二さんが歌われてます。
でもCD発売と共にCMが打ち切られてしまいまして」
観客笑。
MoJoさん「華々しくプリンスホテルで発表会とかまでしたんですけどね。でも曲は残ってます」
11:よせてあげて/MoJo
-MC-
CMソングコーナーの締めくくりはワコール「グッドアップブラ」のCMソング「よせてあげて」。
MoJoさんはしなやかな身振り手振りで歌詞を表現されながらテクニカルに歌われ、歌を楽しまれているご様子でした。
・MoJoさん「次の曲は世界的な作曲家になられました久石譲さんが作られてますね。
作詞はさがらよしあきさんで、『リングにかけろ』から『青春ジャングル』」
12:Seishun-Jungle (青春ジャングル)/MoJo
-MC-
13:Aoi-Tategami(青いたて髪)/MoJo
-MC-
続いては漫画「リングにかけろ」のイメージアルバムから「青春ジャングル」と「青いたて髪」。
「青春ジャングル」ではMoJoさんの序盤の野生味あふれる歌声から後半の突き抜ける歌いぶりが実に格好良く、
好対照なバラード「青いたて髪」では表情豊かに哀愁たっぷりに歌われるMoJoさんに惹き込まれました。
どちらの曲もライブで歌われるのはとても久しぶりだったので、今回聞く事ができて嬉しうございました。
・MoJoさん「『青いたて髪』のサックスはジェイク・コンセプションっていうサックス奏者が演奏してます。
当時、スタジオミュージシャンとしてはナンバーワンで、大野雄二先生もよく使ってました。
スタジオに行くと友達みたいに親しくしていたんですけど、7年前に亡くなっちゃったんですよね。
後で八木さんと『ライバル』っていう曲は、オリジナルでサックスを吹いてるのがジェイクなんですよ」
14:バトルフィーバーJ-オルタネートバージョン-/MoJo
前半の締めくくりは特撮「バトルフィーバーJ」のオープニングにコーラスなどが追加されている別テイク版。
MoJoさんは「ミスアメリカ」では客席の女性にマイクを向けられる場面もありながら、観客と一体感を味わっていました。
~休憩~
-MC-
前半が終了し、会場の照明が明るくなって少し長めの休憩時間へ。
この間にスタッフさんがマイクスタンドや譜面台を準備され、次のコーナーの為に用意をされていました。
MoJoさんはヤギさんと後半へ向けての打ち合わせをされた後、お衣装を替えられ、
アコギでかまやつひろしさんの「どうにかなるさ」などを爪弾かれていました。
・後半はゲストとしてLANTERNの店長さんであり、ご自身も音楽活動をされながら、
MoJoさんのライブではステージの諸々をサポートされている竹内光男さんがご登場。
・クリスマス近辺に開催されるMoJoさんのライブでは竹内さんとのデュエットがお馴染みで
毎回MoJoさんが主導権を持ち、自由なギターと歌を披露され、竹内さんが翻弄されるのもお馴染みになっています。
・竹内さん「今日もどこまでいじられるか……」
観客笑。
15:white christmas/MoJo 竹内光男
-MC-
15.5:white christmas/MoJo
-MC-
16:Silent night (カラオケ)
~Silent night/MoJo 小川武志
-MC-
MoJoさんの弾き語りに竹内さんをゲストに迎え、クリスマススタンダードナンバー「white christmas」をデュエット。
MoJoさんは自由度の高い演奏で竹内さんを翻弄し、突然「はいソロね」と竹内さんにソロ歌唱の場を設ける場面も。
竹内さんが拍手で見送られた後に「white christmas」を"サッチモ(Satchmo)"の愛称で慕われた
ジャズミュージシャン、ルイ・アームストロング氏風歌唱法を交えて一節だけ歌われました。
そしてMoJoさんが演奏と多重コーラスをされているクリスマススタンダードナンバー「Silent night」のカラオケを流しながら
LANTERNのオーナーでMoJoさんとは長いお付き合いの小川武志さんを迎え入れ、アコギ演奏のみで「Silent night」をデュエット。
MoJoさんは小川さんを演奏で翻弄されることはなく、お二人は暖かく穏やかなハーモニーを披露されていました。
・小川さんを拍手で見送り、続いてはヤギさんがご登場。
・MoJoさん「今回はですね、ヤギさんと一緒にやる前に、さっき話したジェイク・コンセプションの演奏を聞いて欲しくてですね、
まずは『ライバル』のオリジナルを流しますんで、ジェイクの演奏を聞きながらヤギさんのベースもお楽しみください」
ヤギさん「え?」
観客笑。
17:ライバル/八木徹
-MC-
18:ライバル/とみたいちろう 八木徹
-MC-
19:The Esper Has Blue Hair (青い髪のエスパー)/とみたいちろう 八木徹
「風よロマンに針路を向けて」のカップリング曲「ライバル」をまずはオリジナル版にヤギさんのベース生演奏を交えて。
ジェイクさんの躍動感あふれるサックスに合わさるヤギさんのいぶし銀な生演奏は実に心地よく。
続けてMoJoさんご自身が自作されたカラオケとヤギさんのベース生演奏で「ライバル」をエネルギッシュにご披露。
MoJoさんの当時と現在の歌声や、ヤギさんの演奏の違いを聴き比べるという今回の試みは実に興味深かったです。
続いてはMoJoさんもアコギを携え、漫画「超人ロック~ ロード・レオン~」イメージアルバムより「The Esper Has Blue Hair」。
小気味良い曲調をMoJoさんとヤギさんがセッションさせる様子は大人の音楽の趣き。照明が青だったのも心憎かったです。
・ヤギさんが拍手で見送られ、MoJoさんはアコギから再びハンドマイクへ。
・MoJoさん「次はカバーをイッパツやらせていただきたいと思うのですが、
この曲は今年のカバーの中で割合気に入っている曲です『星獣戦隊ギンガマン』」
20:星獣戦隊ギンガマン/MoJo
-MC-
21:星雲仮面マシンマン 2015ver./MoJo
-MC-
22:OH! チャイルド/MoJo
-MC-
スーパー戦隊シリーズから特撮「星獣戦隊ギンガマン」より、希砂未竜さんが歌われたオープニングをカバー。
MoJoさんはご自身のしなやかな歌声を披露されつつ、時折希砂未さんの節回しを誠実に踏襲されて歌われていました。
続いては「星」つながりで特撮「星雲仮面マシンマン」オープニングを、2015年に当時の楽曲を網羅して発売された
アルバム「星雲仮面マシンマン SONG & MUSIC COLLECTION」で新録された際のカラオケで颯爽とご披露。
ライブでは曲の最後はアドリブで締めくくられるMoJoさんですが、今回は観客に「みんなもやって」と投げかけられ、
「#1」と同じく観客と一緒にアドリブとロングトーンで前半を締めくくられていました。
今注目されているお相撲さんのお話をされた後は、同じく「星雲仮面マシンマン」より挿入歌「OH! チャイルド」。
MoJoさんはのびのびと爽やかに歌われながら、間奏では観客のコーラスを笑顔で指揮されていました。
・MoJoさんの2024年のライブ納めは12月29日に大阪府で開催される宮内タカユキさんのライブ
「宮内タカユキ LIVE2024 in大阪~嬉しくってごめんなさい~」へのゲスト出演。
・MoJoさんと宮内さんはお二人でジョイントライブ「嬉しくってゴメンナサイ! 」を開催されており、
今回は宮内さんのワンマンライブではありつつ「嬉しくってゴメンナサイ! 」でもあるご様子。
23:明日の戦士たち/MoJo
-MC-
24:熱風シャドウ/MoJo
-MC-
25:エンドレスウェイ/MoJo
-MC-
ここからはMoJoさんが歌われたスーパー戦隊シリーズの挿入歌のコーナー。
まずは特撮「バトルフィーバーJ」より「明日の戦士たち」では観客に語りかけるように歌われながら、
サビ前の印象的なギターの箇所になると「ナベ!」とライブで共演されているギタリストの鍋嶋圭一さんを呼ばれる場面も。
続いての特撮「大戦隊ゴーグルV」より「熱風シャドウ」では随所のスキャット部分で客席にマイクを向けて観客の合唱を誘われ、
「30分くらいやろうか」とお話しされて観客の笑いを誘いつつ、特撮「科学戦隊ダイナマン」より「エンドレスウェイ」へ。
がらりと雰囲気が変わり、哀愁と意志の強さを感じるMoJoさんの歌いぶりにサビでは観客も一緒に大合唱状態でした。
・MoJoさん「みんなでこうやって歌えるっていいよね。楽しいよ。
次は、高取(ヒデアキ)くんが作ってくれた曲です。『二刀流! スーパーツーカイオー』」
26:二刀流! スーパーツーカイオー/MoJo
-MC-
27:究極サムライハオー降臨!/MoJo
-MC-
続いてスーパー戦隊シリーズ挿入歌は特撮「機界戦隊ゼンカイジャー」より、界賊合体スーパーツーカイオーのテーマ。
勇ましくダイナミックな曲調を、MoJoさんのツーカイなロングトーンでご披露された後は、お店にかかってきた電話が終わるのを待ち
特撮「侍戦隊シンケンジャー」より、侍合体モウギュウダイオーと全侍合体サムライハオーのテーマへ。
静かながらも荒ぶる激しさが魅力の本曲を、低音の魅力で歌われるMoJoさんのパッションあふれるステージは圧巻の一言でした。
・MoJoさん「楽しい『#2』をありがとうございました。みんなのエネルギーをもらって疲れちゃいそうな歌を平気で歌ってます」
観客拍手。
MoJoさん「来年もお願いします! 最後の歌です」
観客「えぇぇぇええええええ」
MoJoさん「えーじゃないのっ! 『科学戦隊ダイナマン』」
28:科学戦隊ダイナマン/MoJo
-MC-
本編のラストは特撮「科学戦隊ダイナマン」よりオープニング。MoJoさんは随所で客席にマイクを向けつつ、
ステージを動き回られながらパワフルに歌われ、間奏ではLANTERNのスタッフさんやヤギさんを紹介されていました。
・MoJoさん「ありがとうございました! おっしっまーい! ハイ帰ろう!!」
-アンコール-
-MC-
・MoJoさんが椅子に座られると観客のアンコールを現す手拍子に変わりアンコールへ。
・MoJoさん「アンコールもらえるうちが花だよね。これで『ありがとう』って言ってみんなが帰っちゃったらどんなに幸せだろう」
観客笑。
MoJoさん「"がんばれ"ってのは"G"からはじまるよね」
観客「おぉぉおお」
MoJoさん「……"ご勘弁を"ってのも"G"だよね」
観客笑。
MoJoさん「でも"ご利益"の"G"でもあるよね。みなさんにご利益がありますように『エンジンオーG6』」
29:炎神合体エンジンオーG6/MoJo
2024年のMoJoさんのソロライブのラストは特撮「炎神戦隊ゴーオンジャー」より炎神合体エンジンオーG6のテーマ。
疾走感あふれる本曲を迫力の歌声で披露されるMoJoさんのタフなお姿に、観客も大盛り上がりの中で締めくくられました。
MoJoさん「ありがとうございました!! みなさん、良いお年を! おしまいです!! 気をつけてねっ!」
再びMoJoさんが観客から万来の拍手を受けながら各テーブルに向かって頭を下げられ、
「MoJo 2024 Last Take Live #2」は終演となりました。
2024年は1999年のライブ「スーパーヒーロー魂ツアー 1999」でアニメ特撮ソング界に復帰されてからちょうど25年目。
その締めくくりの「MoJo 2024 Last Take Live」はバラエティ豊かなラインナップでMoJoさんのさまざまなキャリアを味わえ、
今回も和やかな雰囲気の中、歌では時にストイックなお姿、時に遊び心あふれるパフォーマンスを楽しませていただきました。
「#2」の前半はありそうであまりなかったエンディングとCMソング特集からイメージソングは久しぶりに「リングにかけろ」の楽曲がピックアップ。
後半は年末恒例となっている小川さん、竹内さんとのデュエットから、初の試みとなるオリジナルの「ライバル」に乗せたヤギさんの生演奏、
放送40周年の「星雲仮面マシンマン」からスーパー戦隊シリーズ挿入歌大特集と「#1」と合わせてこれまでとは一風変わった構成に感じました。
2025年はLANTERNでのMoJoさんのソロライブも19年目。これからも更なるご活躍を楽しみにしております。
ゲスト/小川武志 竹内光男
補足
・開演前に各テーブルで観客同士がドリンクで乾杯をする様子を眺められていたMoJoさんは
こっそり岡林信康さんの「山谷ブルース」を弾き語りされており、その後の「The Esper Has Blue Hair」の前にも一節歌われていました。
・MoJoさん「せっかく『夢をかなえて宝くじ』って面白い事を言おうとしたのに!」
・みんなは林檎系? 窓系?
・ちなみに藤岡真威人さんも2020年に「せがた三四郎」役を演じられており、お父様とも共演。これが俳優デビュー作。
・MoJoさん「自分で言うのも何ですが『せがた三四郎』は当時大ヒットしましたね。
まさか歌っているのがMoJoだとは思わなかったでしょう」
・ヤギさんのベースは「#1」とは別のものでした。
・日頃の鍛錬を欠かさないMoJoさん。「ちゃんとあるでしょ?」
・今MoJoさんが注目されているお相撲さんは若隆景渥関。キンニクムニュムニュ。
・MoJoさん「オレのスタミナはエンドレスだよ」
・このライブの少し前に映画「用心棒」と映画「隠し砦の三悪人」をご覧になられたとか。
・MoJoさん「小川さんと何十年も前に道玄坂にあった店で出会ってから長くお世話になっています。
今こうしてLANTERNでライブをやらせてもらっているのは本当に幸せです。
『#1』で話しましたけど『ランタンフォーメーション』。素晴らしいじゃないですか」