2025.04.01
「千晶と騒がNight」「ボイジャーソングライブ」追加
シアターGロッソ15周年特別企画 スーパー戦隊バクアゲLIVE 吉田達彦 吉田仁美 10:00
24.12.15 シアターGロッソ
出演/吉田達彦 吉田仁美
司会/女性の方 (名前わからず。申し訳ありません) 橋本仰未
演奏/カラオケ
東京ドームを中心とした遊園地「東京ドームシティアトラクションズ」内にある屋内劇場シアターGロッソ。
かつて「東京ドームシティアトラクションズ」が「後楽園ゆうえんち」と呼ばれていた頃から
場内にある野外劇場では1971年より特撮「仮面ライダー」の大人気を受けて仮面ライダーショーが開催。
以降、野外劇場が遊園地の再開発に伴いスカイシアターとして生まれ変わっても
仮面ライダーシリーズやスーパー戦隊シリーズのショーが開催し続けられていました。
スカイシアター解体後に後継施設として2009年にオープンしたのがシアターGロッソです。
野外劇場、スカイシアターは屋外でしたが、Gロッソは屋内になった事で、
天井からロープを降ろす演出や映像等を取り入れた演出が可能になり、
ヒーローショー以外でも様々な演劇やイベント等が上演されております。
そんなシアターGロッソがオープンから15周年を迎えられました。おめでとうございます。
15周年となる2024年に当時絶賛放送中の特撮「爆上戦隊ブンブンジャー」のショーと共に
15周年記念として開催されたのが今回の「シアターGロッソ15周年特別企画スーパー戦隊バクアゲLIVE」。
11月30日から12月30日までの毎週末に開催される爆上戦隊ブンブンジャーショーシリーズ第3弾である
「アクセルブンブンブーン! 届け、音楽の力! 更なる加速、ブンブンパワー大爆走!」終演後に、
歴代スーパー戦隊シリーズの主題歌を歌われた歌手の皆さんが日替わりでライブを開催。
「爆上戦隊ブンブンジャー」の主題歌を歌われている遠藤正明さんを皮切りに
サイキックラバーのYOFFYさん、松原剛志さん、谷本貴義さん、鎌田章吾さん、吉田達彦さんと吉田仁美さん、
伊勢大貴さん、高橋秀幸さん、大西洋平さん、幡野智宏さん、高取ヒデアキさんという順番でライブが行われました。
今回は吉田達彦さんと吉田仁美さんによるバクアゲLIVEの初回10:00のレポートです。
会場は前途の様にシアターGロッソ。
この日はショーの初日であり、日に3回上演される一番最初の回という事でチケットは完売。
子供から大人まで幅広い年齢層の客で席は埋まっていました。
ステージはフロアが客席の間近から天井近くまでの三段階ほどに分かれ、フロア毎に様々な演出が可能になっています。
開場までの間はBGMとして「爆上戦隊ブンブンジャー」の楽曲が流れており、
ステージ上にはスクリーンが掲げられており、定期的に上演中の諸注意や各種CMが流れていました。
00:にじ/BGM
開演時間の10程分前になると「みんなも一緒に歌いましょう」というアナウンスがあって流れたのは、
特撮「爆上戦隊ブンブンジャー」バクアゲ24「届けたい歌」の挿入歌として使用された「にじ」の番組キャスト版。
本曲は1991年に「新しいこどもたちの歌」として制作され、現在も多くの保育園などで歌い続けられているそうで
曲が流れると会場にいた多くの子供達が一緒になって歌ったり身体を揺らしていました。
●爆上戦隊ブンブンジャーショーシリーズ第3弾
「アクセルブンブンブーン! 届け、音楽の力! 更なる加速、ブンブンパワー大爆走!」
まずは本公演「爆上戦隊ブンブンジャー」ショーが上演。
レポートを書いている時点でショーがはじまったばかりの為、詳細は伏せますが、
今回は「バクアゲLIVE」と繋がるテーマとして音楽の力が採用されたお話になっており、
橋本仰未さん演じるオリジナルキャラクター、ウタノウタミチ(通称ウッチー)を中心に物語が展開。
Gロッソならではの演出がふんだんに盛り込まれた、一体感を味わえるショーでした。
ショーが大団円を迎えた後、司会のお姉さんが登場されてウッチーと合流。
上演にあたっての諸注意を子供にも分かるように丁寧に説明されている間に
ステージ上ではスタッフさんがモニターやライブロゴのプレートを設置していました。
01:ルパンレンジャーVSパトレンジャー/吉田達彦 吉田仁美
-MC-
司会のお姉さんの紹介を受け、特撮「快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー」オープニングと共に
ステージ中央の扉が開いて達彦さんと仁美さんがご登場。
お二人は2番になるとそれぞれ左右に別れて階段を降りてステージ下段へ移動され、
最後のサビでは再びステージ中段で向かい合ったりされながら終始クールかつ力強く歌われていました。
・仁美さん「シアターGロッソ15周年……」
仁美さん&達彦さん「おめでとうございまーす!」
・お二人それぞれ自己紹介。
・お二人がGロッソのステージに立つのは2019年の1月1日に行われた
「『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』ショー
第4弾 見せろ! 2つの団結の力! ルパントリコロール・パトレンU号!! 特別公演」以来。
達彦さん「元旦からヒーローショーで歌わせてもらえるなんてなかなかないですから、よく覚えています」
仁美さん「今日は15周年という節目に歌わせていただけてうれしいです!」
・仁美さんが退場されて達彦さんお一人に。
達彦さん「みんなが大好きな『ブンブンジャー』の挿入歌で、ブンレッド119に変身する時の歌を僕が歌っているんですが、
今日はその曲を初めて歌わせていただきます!」
02:RESCUE TIME 119/吉田達彦
-MC-
03:もっふんのうた/吉田仁美
達彦さんがお一人で歌われるのは、特撮「爆上戦隊ブンブンジャー」の挿入歌で、
ブンレッドがズンズンショウカブラスターでパワーアップしたライブ初歌唱となるブンレッド199のテーマ。
真っ赤な照明の中、達彦さんは堅実かつスタイリッシュな佇まいでシリアスな歌声を響かせられました。
達彦さんが退場されるのと入れ替わりに仁美さんがとうじょうされ、披露されたのは、
特撮「王様戦隊キングオージャー」よりゴッカンを治めるパピヨンオージャー/"不動の王"リタ・カニスカ国際最高裁判長が
永遠の覇権、無二の大傑作と称して愛してやまないイシャバーナ国産のアニメ「もっふんといっしょ」よりエンディング。
仁美さんが可愛らしく歌われている紫と白を基調としていた照明が、
不穏な空気を漂わせて歌われると暗くなったり一瞬真っ赤になったりと、Gロッソならではの演出が素晴らしかったです。
・退場される仁美さんと入れ替わりで達彦さんがご登場。
達彦さん「仁美さんありがとー! 次はみんな大好きな『ブンブンジャー』のオープニングを僕が歌わせていただきます!!」
04:爆上戦隊ブンブンジャー (TVサイズ)/吉田達彦
-MC-
05:コツコツ-PON-PON (TVサイズ)/吉田仁美
特撮「爆上戦隊ブンブンジャー」より、遠藤正明さんが歌われたオープニングを達彦さんがカバー。
イントロと共に登場したブンブンジャーの面々と共に、達彦さんは一語一句をしっかりと歌われ、
ラストのハイトーンもとても綺麗に決められました。
達彦さんと入れ替わりでご登場された仁美さんが
「最後はやっぱりこの曲! 今日は私が歌わせていただきます! みんなもいっしょにおどってね!」
と言われてカバーされたのは、「爆上戦隊ブンブンジャー」より、松本梨香さんが歌われたエンディング。
仁美さんは松本さんの節回しを踏襲して歌われながら、
ブンブンジャーたちと一緒にエンディング映像そのままのダンスを見事に踊られていました。
・司会のお姉さんとウッチーがご登場。
・達彦さんと仁美さん、ブンブンジャーたちがいるステージ中段は左右から幕が閉じられていき、
司会のお姉さんの観客への投げかけで達彦さんと仁美さん、ブンブンジャーに拍手が贈られていました。
・さらにウッチーさんも拍手で見送られたのですが、その際に司会のお姉さんが「ウッチー! ありがチュー!!」と
怪盗戦隊ルパンレンジャーのルパンレッド/夜野魁利の口癖を交えられていたのが心憎かったです。
達彦さんと仁美さんが「ありがとう!!」の声を観客に投げかける中、
幕が閉じると司会のお姉さんがウッチーを見送り、この後行われる握手会・撮影会の案内があり、
「シアターGロッソ15周年特別企画 スーパー戦隊バクアゲLIVE」吉田達彦さんと吉田仁美さんの初回10:00の回は終演となりました。
今回はショーがメインという事もあり、ライブ自体は約15分でしたが、
歌われた曲数はショートサイズ含めて5曲と盛り沢山。
初披露の「RESCUE TIME 119」、キラーチューンの「もっふんのうた」とお二人の個性を存分に生かした挿入歌はもちろん、
「ブンブンジャー」のオープニングとエンディングのカバーでは、低音~中音の印象が強い達彦さんのハイトーン、
高く可愛らしい印象の仁美さんがボーイッシュな低音と、
これまで歌われたスーパー戦隊の楽曲で見せられるのとまた違った一面が見られたのも嬉しかったです。
ブンレッド ブンブルー ブンピンク ブンオレンジ ブンブラック