top of page

スーパー戦隊"魂"2024 ~20th Anniversary~ "21世紀編"
24.11.2 Zepp Diver City(TOKYO)

出演/山形ユキオ Salia 高取ヒデアキ 遠藤正明 サイキックラバー(YOFFY JOE) Sister MAYO☆
   NoB 谷本貴義 高橋秀幸 松原剛志 伊勢大貴 幡野智宏 (主題歌発表順)

司会/ショッカーO野

コーラス/アップルパイ(平山佳代子 杉山小絵子) スペースカインズ(貴日ワタリ 常見弘士 戸巻大蔵)
演奏/Super Rescue BAND(G.鍋嶋圭一 Ba&Key.吉岡満則 Dr.岩田"GUNTA"康彦 Key.松原ひろし)
   Z旗horns(Tr.阿久澤一哉 Tr.Kenito Tb.島田直道 Sax.町田長右衛門)



ライブシリーズ「スーパー戦隊"魂"(スピリッツ)」。通称"SSS"。
日本を代表する特撮ヒーローシリーズとして、ウルトラマンや仮面ライダー等と共に
国内外で老若男女に幅広く愛されているスーパー戦隊リーズを彩ってきた楽曲に特化した本ライブ。
株式会社バースデーソングが制作するロボット作品に特化した「スーパーロボット魂」から始まり
特撮ヒーローに特化した「スーパーヒーロー魂」、女性歌手のみで構成される「アニソン女子部」、
オールジャンルの「スーパーアニソン魂」といったライブが展開されていく中、
「スーパーヒーロー魂」から派生する形で2004年に旗揚げされました。

スーパー戦隊シリーズ最初の作品である石ノ森章太郎先生原作「秘密戦隊ゴレンジャー」の楽曲を歌われている
ささきいさおさんと堀江美都子さんをはじめ、これまで主題歌を歌われた歌手の方のほとんどがご出演。
初期の頃は隔年での開催でしたが、近年は毎年開催されており、更に東京公演は二日間、大阪公演は一日開催。
東京公演二日間の内容は異なっていて、年代別に「21世紀編」、「20世紀編」と出演者が分かれる時もあれば、
年代別をベースにしつつ、特段区分されない出演陣で開催される時もあります。

そんな「スーパー戦隊"魂"」が2024年で開催20周年を迎えられました。おめでとうございます。

20年目の今回は「スーパー戦隊"魂"2024 ~20th Anniversary~」と題し、東京公演のみで「21世紀編」、「20世紀編」の二日間開催。
一日目「21世紀編」は山形ユキオさんを筆頭にSaliaさんが2019年以来にご出演されたり、
最新作「爆上戦隊ブンブンジャー」で21年ぶりに主題歌を歌われた遠藤正明さんや
「炎神戦隊ゴーオンジャー」で結成されたシリーズの音楽制作を行う方々が集まった流動的ユニットProject.Rの面々が顔を揃えました。

今回も2020年の新型コロナウイスルの世界的な蔓延に伴い導入されたライブ配信を実施。
動画配信プラットフォーム「CN Live Streaming」を使用してストリーミング配信され、
ライブ終了後の11月7日から11月13日までの期間限定でアーカイブ配信も行われました。

会場は東京お台場にある複合商業施設ダイバーシティ東京プラザの地下にあるZepp Diver City。
ステージ壁面は全体に銀色の幕が張られ中央には「スーパー戦隊"魂"2024 XVIII 20th ANNIVERSARY」の旗が掲げられており、
旗の両脇には半円状のオブジェが両脇に2基つずつ、計4基設置されておりました。

ステージのすぐ前には撮影用のカメラが使用するレーンが床に設置されており、
カメラが移動するため、観客は最前列でもステージとは距離が保たれていました。

開演までの間には上演上の諸注意がアナウンスされていました。
開演5分前になると間もなく開演である旨もアナウンスされていました。

-MC-

・開演時間になると客席の照明が暗くなり、司会のショッカーO野さんがご登場。
ショッカーさん「大変永らくお待たせしました。みなさん、こんばんはぁあ!」
観客「こんばんわぁあああああざああ」
ショッカーさん「元気ですかぁっ!?」
観客「ぉぉおっぉおぉおおおおおぉおおお」
ショッカーさん「そんなもんじゃないでしょ? もっといこうよ。
        元気ですかぁっ!!?」
観客「おぉおぉおおおおおおぉおおおおおおおおお!!」
ショッカーさん「魂は燃えているかっ!?」
観客「ぉぉぉおぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおぃ」
ショッカーさん「今日もとことん盛り上がるぜぇえぃ!」
観客「おおおおおおおぉぉぉぉおおおおおおおおおお」
ショッカーさん「スゥーパァー戦隊ィッッ!!!?」
観客「スピリィいいィィィイイぃぃイッッ!!!」
ショッカーさん「おかげさまで20周年。ようこそいらっしゃいましたっ!!」
観客拍手。
・恒例となっている観客とのやりとりを終えられると、
ショッカーさんは観客へ向けてどこから来たのかをアンケートされていました。
・ショッカーさん「それでは行きましょう、みなさん心の準備はよろしいでしょうか?」
観客「おぉおぉおおおおおおぉおおおおおおおおお!!」
ショッカーさん「準備はいいですかぁぁああ!?」
観客「おぉおぉおおおおおおぉおおおおおおおおお!!」
ショッカーさん「準備はいいかぁぁああい?」
観客「おぉおぉおおおおおおぉおおおおおおおおお!!」
観客「おおおおおおおぉぉぉぉおおおおおおおおおお」
ショッカーさん「スゥーパァー戦隊ィッッ!!!?」
観客「スピリィいいィィィイイぃぃイッッ!!!」
ショッカーさん「はーじまりまぁーす!!!!」

00:5つの力を合わせて/SE
01:爆竜戦隊アバレンジャー/遠藤正明
02:烈車戦隊トッキュウジャー/伊勢大貴
03:LUCKYSTAR/幡野智宏
04:炎神戦隊ゴーオンジャー/高橋秀幸
05:動物戦隊ジュウオウジャー/高取ヒデアキ ナレーション:ショッカーO野
-MC-


ショッカーさんが退場されると「機界戦隊ゼンカイジャー」より「5つの力を合わせて」がオーバーチュアとして流れ、
「スーパー戦隊"魂"2024 21世紀編」の一曲目は遠藤さんのご登場で「爆竜戦隊アバレンジャー」よりオープニング。
遠藤さんがダイナミックに盛り上げられた後は、伊勢大貴さんのご登場で「烈車戦隊トッキュウジャー」よりオープニング。
伊勢さんが躍動感あふれるパフォーマンスと瑞々しい歌声を披露された後は幡野智宏さんがご登場。
「お前らの運、試してやる」という作中の台詞を引用され、「宇宙戦隊キュウレンジャー」よりオープニングを観客と大合唱。
続いては高橋秀幸さんが「愛たかったぜぇえ!」と登場されて、「炎神戦隊ゴーオンジャー」よりオープニング。
軽快な歌声と振り付けで観客と一体感が生まれた後は、高取ヒデアキさんが登場され「動物戦隊ジュウオウジャー」よりオープニング。
前奏にショッカーさんによるナレーションがありましたが、高取さんは何やらタイミングを違えてしまって
冒頭の雄叫びを外してしまう場面もありましたが、以降は雄大な楽曲をのびやかに歌われておりました。
中盤の「イーグル」からなる各戦士の名前部分では照明がそれぞれのカラーになっていたのも嬉しかったです。
今回のオープニングブロックはラストスパートの様なラインナップを怒涛の勢いで展開されていきました。

・高取さんを見送られながら、「特捜戦隊デカレンジャー」のジャンパー姿でショッカーさんが登場。
・ステージ上ではスタッフさんがマイクスタンドや機材を準備されていました。
・ショッカーさん「『スーパー戦隊"魂"』が20周年を迎えましたが、
        次にお届けするのは同じく20周年、同期の戦隊を歌うサイキックラバーのお二人です!」
ショッカーさんに呼びこまれサイキックラバーのYOFFYさんとJOEさんがご登場。
YOFFYさん「20周年を迎える戦隊ってアレですよね? デカいやつ」
JOEさん「それしかないだろ」
ショッカーさん「新作つくったりイベントやったりして今年あれだけ大騒ぎしていて他の作品ってこたあないでしょう?」
観客笑。
ショッカーさん「しかも役者さんが変わらないよね。アナタたちも」
JOEさん「いやーそうありたいっすけどねー」
ショッカーさん「ちょっとS.P.Dの制服は入らなくなっちゃったど」
JOEさん「入らないっすねー」
観客笑。
・次に歌われる「特捜戦隊デカレンジャー20th~ファイヤーボールブースター~」では
原曲では曲中の数字のカウントは1から5まででしたが、今回は新しく6が追加されているという事で、
ここでYOFFYさんが1から6までのハンドサインの解説とレクチャーをされました。

06:特捜戦隊デカレンジャー20th~ファイヤーボールブースター~/サイキックラバー
-MC-


「特捜戦隊デカレンジャー」のオープニングを放送20周年記念で制作された
Vシネクスト「特捜戦隊デカレンジャー 20th ファイヤーボール・ブースター」の挿入歌用にブラッシュアップした「20th」。
ブラスも加わってよりパワフルになったアレンジで、YOFFYさんもJOEさんもステージせましと動き、歌い、奏でられ、
観客の1から6までのハンドサインも見事に揃っており、終始大盛り上がりでした。

・サイキックラバーのお二人でお話。
・YOFFYさん「20年前にデカレンジャーを見ていた子供達はいるかい?……みんな大きくなったね。
      あの頃、全国を廻って子供達の前で歌っていた時にレコード会社の人から言われました。
     『君達はあの子達が大人になってお金を自由に使えるまでは歌い続けなくちゃいけないよ』」
JOEさん「いいんだよそんなこと言わなくて」
観客笑。
YOFFYさん「おかげさまでキーを下げずになんとか歌い続けられています。あと何年できるかわからないけど」
JOEさん「大丈夫、一生ですよ一生。死ぬまで」
観客拍手。

07:デカレンジャーアクション/サイキックラバー
08:デカブレイク全開!!/遠藤正明


続いては「特捜戦隊デカレンジャー」よりアクションシーンを彩った「デカレンジャーアクション」。
名乗りの口上を交えた歌詞と緊張感ある曲調や、随所に登場する「S.P.D」コールに観客も大沸きでした。
5人を歌ったあとは6人目の登場。遠藤さんによる"フルスロットル・エリート"デカブレイク/姶良鉄幹のテーマ。
スタイリッシュな曲調の中、どこか大人っぽさを感じる遠藤さんの歌いぶりを堪能。やっと聞く事が出来ました。

・遠藤さんを見送られながらショッカーさんがご登場。
ショッカーさん「限られた時間の中で出演者の皆さんが多いと、どうしても主題歌ばかりになってしまいがちです。
        もちろん主題歌のオンパレードも楽しんでいただきたいというのもありますけど、
        極力挿入歌も入れていこうというスタッフの心意気をかってくれたら嬉しいです」
観客拍手。
ショッカーさん「次の方は若手の中でも主題歌を沢山歌われてるんですね。高橋秀幸さんのご登場です」
観客「おそぉおぉおおぉおお」
ショッカーさん「『特命戦隊ゴーバスターズ』!! 『バスターズ……』」
腰をかがめて握りこぶしにした両手を前で交差し、ゴーバスターズの面々が戦闘に入る際のポーズをとられるショッカーさん。
ショッカーさん「『レディーゴォオオオオオオオ!!』」

09:バスターズ レディーゴー!/高橋秀幸
10:バスターマシン、発進せよ!/山形ユキオ
11:獣拳戦隊ゲキレンジャー/谷本貴義
12:騎士竜戦隊リュウソウジャー/幡野智宏
-MC-


ショッカーさんと入れ替わりに「若手です!」と高橋さんが登場され、「特命戦隊ゴーバスターズ」より初代オープニング。
疾走感あふれる曲調と高橋さんの強く優しい歌声が高揚感を誘うと、続いては山形ユキオさんが登場され、
同作でCB-01チーター、GT-02ゴリラ、RH-03ラビット、ゴーバスターエース、ゴーバスターオーを歌った「バスターマシン、発進せよ!」。
二番で照明が歌詞の色に合わせて変わる中、山形さんは不動の歌いぶりを披露され、後半は膝をつき歌われるパフォーマンスも。
オリエンタルな前奏の中、谷本貴義さんが登場され、中国拳法の叫び声から「獣拳戦隊ゲキレンジャー」よりオープニング。
谷本さんのニキニキな歌声に観客もワキワキな中、続いては幡野さんが登場され、「騎士竜戦隊リュウソウジャー」よりオープニング。
栄光と威風漂う曲調の中、幡野さんの叡智を感じる歌声での勇猛で剛健な歌いぶりと疾風の様な不屈のパフォーマンスを堪能しました。

・幡野さんを見送られながらショッカーさんがご登場。
・ショッカーさん「今日は冒頭から『スーパー戦隊"魂"』が20周年という事をお話しておりますが、
        やっぱりね、みんなで一緒に20周年をお祝いしたい!」
観客拍手。
ショッカーさん「それでね。スーパー戦隊シリーズの21世紀の作品って、エンディングに踊る曲が多いでしょ?
        ここからは、そんなレッツダンシングな曲を一緒に踊って楽しんでいただければと思います。
        でも楽しみすぎて周りのお客さんにぶつかっちゃったりしないようにね。お互いのしあわせの為に」
観客笑。

13:ケボーン! リュウソウジャー/Sister MAYO☆ ショッカーO野 幡野智宏
-MC-


ダンスを交えたエンディングコーナー。まずはSistetrMAYO☆さんによる「騎士竜戦隊リュウソウジャー」よりエンディング。
MAYOさんが歌い踊る中、ショッカーさんもご一緒に。途中から幡野さんも合流され、表情豊かなダンスを披露されました。

・幡野さんとショッカーさんが見送られ、MAYOさんお一人でお話。
・スタッフさんが登場され、MAYOさんのヘッドセットマイクを外されてここからはハンドマイク。
・MAYOさんが「スーパー戦隊"魂"」シリーズでお一人でお話をされるのは意外に初めて。
MAYOさん「アァシのライブに来てくれる方はわかってると思うんですけど、アァシ話が長いんですよ。
     だからあんまりにも長くしゃべりすぎるとバンドの皆さんがシャンシャン音を鳴らしてくださるそうです」
観客笑。
・2025年に開催予定の「スーパーロボット魂2025 "春の陣"」東京公演二日目「stage terra」にMAYOさんが初出演されるお話。 
MAYOさん「何歌うの? っていう人もいると思いますけど、アァシね、こっそりロボットもの歌ってるんですよ。
     Cyber Nation Networkっていうユニットをやってたんです。まだ解散してないんですけどね。
     そのユニットで『ビーストウォーズ(ビーストウォーズII 超生命体トランスフォーマー)』の曲を歌ってるんです」
観客拍手。
MAYOさん「だからいつか呼ばれるかなと思ってたんですけど、なかなか呼ばれなくて。
     やっぱりあまり知られてないかなと思っていたので、今回、呼んでもらえてすごくうれしいです」

14:呪文降臨マジカル・フォース/Sister MAYO☆
15:なんじゃモンじゃ! ニンジャ祭り!/伊勢大貴
16:キュータマダンシング!/松原剛志
17:炎神ファーストラップ-Type Normal-/Project.R(谷本貴義 Sister MAYO☆)
-MC-


ここからダンス曲が連続でご披露。続いてMAYOさんが歌われたのは「魔法戦隊マジレンジャー」よりエンディング。
MAYOさんが観客の合いの手や合唱を受けながら歌い踊られた後は、伊勢さんが登場され「手裏剣戦隊ニンニンジャー」よりエンディング。
伊勢さんは軽やかかつアッパレな身のこなしで歌い踊られ、二番では歌と踊りにコミカルさを織り交ぜられていました。
続いては松原剛志さんのご登場で、ディスコティックな曲調が魅力の「宇宙戦隊キュウレンジャー」よりエンディング。
スマートな身のこなしと色気ある歌声で松原さんが歌い踊られた後は、

谷本さんとMAYOさんによる「炎神戦隊ゴーオンジャー」初代エンディング。
炎神達を歌った歌詞に合わせて変わる照明を相棒に、谷本さん、MAYOさんはお互いに顔を見合わせながら歌い踊られていました。

・谷本さんとMAYOさんが退場されると入れ替わりに高取さんがご登場。
高取さん「もぉおおりあがってるかぁああああああい!?」
観客「いぇぇぇぇえええええぇえええええええ」
高取さん「楽しんでるかぁああああああぁあああい!!」
観客「いぇぇぇぇえぇぇええええぇえええええええ」
高取さん「いやぁ、いつもイヤモニ(音やテンポを正確に知る為に耳につけられているイヤーモニター)付けてるんだけど、
     さっき『ジュウオウジャー』の時さ、ショッカーさんのナレーションもが耳にドカーンて聞こえて」
観客笑。
高取さん「びっくりしちゃって。最後の『この地球も守るために!!』がドカーンて来て、最初を間違えちゃいました」
観客笑。
ここでショッカーさんがご登場。
ショッカーさん「ごめんねぇ~」
高取さん「いえいえ。リハーサルでオレがイヤモニに聞こえる声を上げてくださいってお願いしたんですよ。
     そしたらショッカーさんの声も大きくなっちゃってぇ。ナレーションの最初は穏やかだからZ旗と目配せしてたんですけどね」
ショッカーさん「これが『キョウリュウジャー』じゃなくてよかったね。最初から『恐竜プラス人間!!』だから」
高取さん「事故になっちゃいますよ。でもショッカーさんのナレーションの時はイヤモニをやめました」
ショッカーさん「めんぼくねぇ」
観客笑。
高取さん「でもここは、ダンサー・ショッカーさんにご協力いただきたいと」
ショッカーさん「ぜひよろこんで」
高取さん「よぉし、めぇんなぁ、一緒に踊ってくれるかぁあああああぁあああい!?」
観客「いぇぇぇぇえぇぇええええぇえええええええ」
高取さん「踊ってくれるかぁあああああぁあああい!?」
観客「いぇぇぇぇえぇぇええええぇえええええええ」
高取さん「あ、ところでぇ……どぉっからきたんだああああああぁあああい!?」
観客「家ぇええええぇぇぇぇえぇぇええええぇえええええええ」
高取さん「家だよねっ! 『みんな集まれ! キョウリュウジャー』」

18:みんな集まれ! キョウリュウジャー/高取ヒデアキ ショッカーO野

ダンスを交えたエンディングコーナーのラストは、「獣電戦隊キョウリュウジャー」よりエンディング。
獣電竜達を様々な振り付けで表現したダンスを高取さんとショッカーさんがご一緒に踊られる中、
時に手をつながれたり、おならに昏倒しそうになったり目を回しそうになったりしながら
Z旗ホーン隊の皆さんも時折踊られており、とても楽しげな雰囲気の中で歌い踊られて前半を締めくくられていました。

・高取さんを見送られてショッカーさんお一人に。
・ショッカーさん「みんなも踊ってくれた?」
観客「ぉぉおおおおおおおおぉおおお」
ショッカーさん「疲れた??」
観客笑。
ショッカーさん「そうだよね。結構みんなおっきいもんね。10分間の休憩でーす!!」


~休憩~
-MC-


ショッカーさんが退場されて約10分間の休憩時間へ。頃合いになると休憩時間が終了する旨がアナウンスされ、
しばらくすると客席の照明が暗くなり、ショッカーさんが再び登場されました。

・ここで改めて2025年に開催予定の「スーパーロボット魂2025 "春の陣"」をご案内。
各公演の会場詳細や追加出演者をスーパー戦隊シリーズになぞらえ、「追加戦士」の登場も示唆されました。
・ショッカーさん「さぁ後半戦はいきなり飛び道具からいきますよ。山形ユキオさんのご登場です!!
        みんな、せーので"ユキオちゃん"って呼んで下さいね。せぇえーーのぉっ」
観客「ユキオちゃぁああぁあああああああん」
観客に呼びこまれ、金や赤の鮮やかな打ち掛けを羽織られた山形さんがご登場。
ショッカーさん「それでは山形さんに歌って頂きましょう!
        命あるところ、正義の雄叫びあり!! 百獣戦隊ッ! ガオレンジャー!! 吼えろォ」

19:ガオレンジャー吼えろ!!/山形ユキオ
-MC-


後半は山形さんによる「百獣戦隊ガオレンジャー」よりオープニングから怒濤の盛り上がりで閃烈にスタート。
山形さんは麗しの打ち掛けをはためかせ、唯一無二の孤高の歌いぶりと鋼の様な不動さで観客も灼熱級に盛り上がりました。

・山形さん「じゃあ次はもう一人、素敵な女の子をお呼びしたいと思います。Saliaちゃん、どうぞ」
山形さんに呼びこまれ、真っ白なドレスに黒のライダースジャケット姿のSaliaさんがご登場
Saliaさん「こんばんはーSaliaでーす。女の子って……『お尻の小さな女の子』みたいな?」
ご自身の代表曲であるアニメ「キューティーハニーF」のオープニング歌詞を交えられるSaliaさん。
・Saliaさん「なんか、結婚式みたいな格好ですね」
観客笑。
Saliaさん「私もこのジャケット脱いだら結婚式みたいなので和装と洋装ですね。お互いお嫁に行きましょう」
山形さん「ハイ」
観客笑。

20:絆 ~Spirit of Gao Ranger~/Salia 山形ユキオ
-MC-


続いても「百獣戦隊ガオレンジャー」よりお二人のデュエット「絆 ~Spirit of Gao Ranger~」。
お二人は好対照な歌声を披露されながら、間奏ではSaliaさんの合図で揃いのステップを披露されていました。

・山形さんが拍手で見送られ、Saliaさんお一人でお話。
・ここで黒のライダースジャケットを脱がれて真っ白なドレス姿に。
・Saliaさん「私は5年ぶりに出演させていただいたのですが、この5年間は色々な事がありましたね。
      コロナ禍だとか、世界中の戦争とか、もっと近い所ではアニキ(故・水木一郎さん)が……会えなくなったりとか。
      こうして皆さんとお会いできることは奇跡だと改めて思いました。
      毎日一生懸命、まっすぐに生きる皆さんに心を込めて歌わせていただきます」

21:ヒーリン'ユー/Salia
-MC-


Saliaさんがしっとりと歌われたのは「百獣戦隊ガオレンジャー」よりエンディング。
透き通るような優しく温かいSaliaさんの歌声が会場全体を包み込み、観客はゆっくりと聞き入っていました。

・Saliaさんを見送られながらショッカーさんがご登場。
・ここでスタッフさんによってステージ中央にマイクスタンドが設置されました。
・ショッカーさん「……キレイだよなぁ。久しぶりにお会いしたら……あらぁ。お台場に天使が舞い降りましたよ。
        …………天使かぁ」
観客「おぉぉぉぉぉおおおおおおお」
ショッカーさん「続いてはカッコイイ天使にご登場いただきましょう! N・o・B!! NoBさんのご登場です!!
        星を護るは天使の使命っ!! 『天装戦隊ゴセイジャー』」

22:天装戦隊ゴセイジャー/NoB
23:ガッチャ☆ゴセイジャー/高橋秀幸
-MC-


サングラスをかけたNoBさんが登場され、マイクスタンドを軽やかに操り「天装戦隊ゴセイジャー」よりオープニング。
元々歌うのがとてもハードな本曲ですが、NoBさんはこの年の4月に脳腫瘍を患われ、治療とリハビリ中。
その後も体調を崩されたり緊急搬送された事もあり、楽曲のキーを下げて歌われていました。
しかし観客はまるでNoBさんを支えるかのように「天装」コール以外も大いに歌われ、終始大合唱状態でした。
NoBさんと入れ替わりに高橋さんが登場され、同じく「天装戦隊ゴセイジャー」よりエンディング。
冒頭の「空に輝くレインボー」では照明が虹色になる中、高橋さんははつらつとした歌声を披露されていました。

・高橋さんお一人でお話。
・高橋さん「盛り上がってますかぁあああ!?」
観客「ぉぉぉぉおおおおおおおぉおお」
高橋さん「たぁのしんでますかぁああ!?」
観客「ぉぉぉぉおおおおおおおぉおお」
高橋さん「どぉっから……あ、これ言っちゃいけないんだ。先輩のヤツだ」
観客笑。
・高橋さん「今日はスーパー戦隊のお祭り、宴ですから、次はそんな曲を歌いたいと思います。
     では相棒をご紹介しましょう。伊勢大貴―!!」
高橋さんに呼びこまれて伊勢さんがご登場。
この時、高橋さんと伊勢さんのお衣装は着物の単衣、もしくは浴衣を羽織られていました。
伊勢さん「よろしくおねがいしまーす!!」
高橋さん「今日は僕と伊勢君が出るという事で、アノ曲を期待してくれていた方も多いと思いますけど、
     これで二人で『なんじゃモンじゃ! ニンジャ祭り!』歌ったらどうしましょうね」 
観客笑。
・ここで次に歌われる「宴じゃオージャー!」のサビ部分で行う振り付けを伊勢さんがレクチャー。
前半は良かったものの、後半の歌詞を伊勢さんがど忘れしてしまって若干戸惑われる場面も。
伊勢さん「なんだっけ? でも大丈夫。歌詞は違うけど振り付けは分かるから。やれば出来るから!!」
観客笑。
その後、歌詞を思い出されて改めて観客に向けてレクチャーされました。

24:宴じゃオージャー!/高橋秀幸 伊勢大貴
-MC-


「王様戦隊キングオージャー」挿入歌でハチオージャー/"豊穣の大殿様"カグラギ・ディボウスキが治めるトウフ国のテーマ。
伊勢さんのどっしりとした低音と高橋さんの軽やかな高音がサビで明るく軽妙になる表裏がなんとも大殿様らしく。
レクチャーされたサビの振り付けもお二人と観客とが一体になって文字通り宴の様な大盛り上がりでした。

・高橋さんと伊勢さんを見送らえながらショッカーさんがご登場。
・ショッカーさん「『キングオージャー』は去年の作品でしたが、ここからは現在放送中の作品です!!」
観客「おぉぉぉおおぉおおおぉお」
ショッカーさん「なんと21年ぶりにオープニングに帰ってきてくれた遠藤正明さんが歌います!
        みなさんに爆上がってもらいましょう! 『爆上戦隊ブンブンジャー』」

25:爆上戦隊ブンブンジャー/遠藤正明
-MC-


颯爽と遠藤さんが登場され、当時絶賛放送中の「爆上戦隊ブンブンジャー」よりオープニング。
遠藤さんは歌詞を「足りないこんなもんかお台場!」と変えながらタフな歌いぶりをご披露される中、
間奏では阿久澤さんによるスピーディーなトランペットソロも実に格好良く、観客一体の爆上がりぶりでした。

・遠藤さんお一人でお話。
・遠藤さん「あーのぉーいつもだと明日、レジェンドの方になぜか混ぜてもらうんですけど、
     今回は『ブンブンジャー』を歌ってるという事で若い方に混ぜらせてもらって嬉しいです」
観客笑。
おそらく遠藤さんはライブ「スーパーロボット魂」と勘違いされているご様子。
遠藤さん「やっぱり、楽屋のメンバーも違うし、新鮮です」
観客笑。
遠藤さん「じゃあ次も『ブンブンジャー』より……エンディングじゃないですよ。オレ歌ってないし」
観客笑。
遠藤さん「バトルシーンで流れた『ブンブンジャーロボ』歌ってやろうじゃないのおう!!」

26:RIDE ON! ブンブンジャーロボ/遠藤正明
27:High Speed Racer/谷本貴義
-MC-


続いて遠藤さんが歌われたのは同じく「爆上戦隊ブンブンジャー」より、バクアゲ合体ブンブンジャーロボのテーマ。
ブンドリオを思わせる白と赤の照明の中、重厚さを感じるはじまりから徐々にダイナミックになっていく遠藤さんの歌いぶりは
大迫力で実に痛快でした。遠藤さんと入れ替わりに谷本さんが登場され、同作の追加戦士であるブンバイオレット/"始末屋"焔先斗のテーマ。
紫色を基本にした照明の中、ノリの良い曲調を谷本さんならではのしなやかさで軽妙に歌われていたのが印象的。

・谷本さんを見送られながらショッカーさんがご登場。
・ショッカーさんが谷本さんがオーナーをされている赤坂にあるライブハウス赤坂Romanのお話をされている間に
スタッフさんがマイクスタンドや機材を設置されていました。
・ここでショッカーさんに呼びこまれてサイキックラバーのお二人が登場され、
YOFFYさんの扇動で久しぶりに「チャンチャンバラ チャンバラ」コール&レスポンス開始。
JOEさんやバンドの皆さんがリズムを刻まれる中、男女に別れたり全体でコール&レスポンスが行われました。

28:侍戦隊シンケンジャー/サイキックラバー
29:海賊戦隊ゴーカイジャー/松原剛志
30:轟轟戦隊ボウケンジャー/NoB ナレーション:ショッカーO野
31:ハリケンジャー参上!/高取ヒデアキ
-MC-
32:バーサス! スーパー戦隊/Project.R (高取ヒデアキ YOFFY 谷本貴義)
-MC-


ここからラストスパート。まずはサイキックラバーのお二人による「侍戦隊シンケンジャー」よりオープニング。
観客が合いの手や振り付けでお祭り騒ぎの後は、松原さんのご登場で「海賊戦隊ゴーカイジャー」よりオープニング。
松原さんは観客の声援を一身に受けながら金色のゴーカイジャケットを翻し、二番終わりには軽やかなハイキックをご披露。
ショッカーさんによるナレーションの中、NoBさんが登場され「轟轟戦隊ボウケンジャー」よりオープニング。
NoBさんは「ゴセイジャー」と比べると表情が柔らかく、マイクスタンドを操りながら歌われており、
間奏では「心配かけてごめんね」とお話され、最後はサングラスを少しだけ外されて客席を目を細めて見渡され、
「ありがとう」を繰り返されていました。続いて高取さんが登場され、タイトルコールと共に「忍風戦隊ハリケンジャー」よりオープニング。
「三つの力を合わせたら」では観客と高取さんが手で三を作られるのですが、照明が赤青黄の点滅だったのも印象的。
最後は高取さんがZ旗ホーン隊の皆さんを遠隔で斬り倒していくも、長右衛門さんのエアくないに反撃される場面も。
続いて高取さんに呼びこまれてYOFFYさんと谷本さんが登場され歌われたのは、
Vシネマの「スーパー戦隊VSシリーズ」をテレビ放送用に編集した「スーパー戦隊VSシリーズ劇場」の主題歌。
お三方が入れ替わり立ち代わりでパワフルに歌われ、二番の「戦隊魂さ」には特に力が入っていたご様子でした。 

・ここで更にNoBさん、JOEさん、高橋さん、松原さん、伊勢さん、幡野さんも合流。
・NoBさんとグラサン兄弟な高取さん。
YOFFYさん「なんでグラサンしてるかわかるかい? それはみんながまぶしすぎるからだよ」
観客拍手。
NoBさん「気持ち悪ぅ~」
JOEさん「スミマセン。スミマセン」 
YOFFYさんを軽く蹴るJOEさん。
そしてこっそりメモを取る仕草をする伊勢さん。
・ここからは高橋さんが進行をご担当。
高橋さん「さぁそろそろ終わりの曲になってしまうのですが」
観客「えぇぇええぇええええ」
高橋さん「じゃあと三時間くらいやりましょうか?」
観客拍手。
高橋さん「♪ウソウソウソウソウソ (『宴じゃオージャー!』の節で)」
観客笑。
高橋さん「なんでしょうかNoBさん、何か言いたげな顔をされていますけど」
NoBさん「いやぁ、お前が仕切るのかなぁって」
観客笑。
高橋さん「NoBさんがコワいから松原君! この後進行よろしく!!」
一生懸命手を振り高橋さんからの要望を拒否されていた松原さん。
谷本さん「……打ち合わせ通りやろ~」
観客笑。

33:キズナ~ゴーバスターズ!/Project.R (NoB 高取ヒデアキ YOFFY JOE 谷本貴義 高橋秀幸 松原剛志 伊勢大貴 幡野智宏)

ラストは「特命戦隊ゴーバスターズ」より、謎の新ユニットSTA☆MENの皆さんが歌われたエンディングをProject.Rの皆さんがカバー。
サビ以外はお一人づつソロで順番に歌われる中、二番では幡野さんが持ち前の高音を生かして歌われた後に谷本さんも高音で歌われたり、
普段歌わないJOEさんが歌われる際は周囲の方々が大いに盛り上げたりと、和気あいあいの中でさわやかに締めくくられていました。

-アンコール-
-MC-


Project.Rの皆さんに続いて、演奏陣の皆さんとコーラスの皆さんが拍手の中退場されていくと、
拍手が手拍子へと変わっていき、観客からアンコールの声が起こりました。

・そのアンコールの声に合いの手を入れつつショッカーさんがご登場。
・ショッカーさんの「スーパー戦隊ィいいッ!!?」の声に観客が「スピリッッツ!!」と応えて
出演者の皆さん、演奏陣の皆さん、コーラスの皆さんを呼び込みました。
・ここでショッカーさんが演奏陣のバンド、ホーン隊の皆さん、コーラスの皆さんをご紹介されましたが、
紹介されるたびに遠藤さんがとても小さい声でその方の名前をつぶやかれていました。
・ホーン隊の皆さんが紹介される際は高取さんがホーン隊のブースまで移動され
皆さんの後ろで嬉しそうにアピールをされていました。

・続いて出演者の皆さんからひと言づつご挨拶がありました。
・松原さん「クッシーさんとか先輩方が苦境でも命をかけて歌われている背中を見て、
     僕も先輩たちに恥じないように歌っていかなくてはと思いました」
「スーパー戦隊"魂"」にもレギュラー出演されていた"クッシー"こと串田アキラさんは
この年の1月に急性すい炎を患われ、半年間の入院の後に退院。このライブの頃には徐々に復帰されていました。
・ライブを楽しみすぎて声が枯れてしまった谷本さんと声が高くなってしまった幡野さん。
・MAYOさん「ビジュアル系担当のSister MAYO☆です」
観客拍手。
高取さん「さっき立つとき『よっこいしょ』って言ってなかった」
MAYOさん「うるさいなー。ひざ、ポキって言ったよぉ~」
観客笑。
・YOFFYさんのネガティブな発言をサバサバと否定していくJOEさん。
・NoBさん「とにかく心配かけてゴメンなさいでした。こうしてステージに戻ってこれて嬉しかったです。
     今日はね『最高最強 SUPER STARS!』は歌えなかったので、また次回歌いたいと思います」
・山形さん「……今日はありがとうございました。風邪ひかないでね」

・アンコールという事でこれから披露される最後の一曲の間のみ観客の写真撮影OKに。
・その際には本格的なカメラはNGというお願いと、
「#スーパー戦隊魂2024」「#SSS2024」をつけての各種SNSへの拡散を推奨されていました。

34:スーパー戦隊ヒーローゲッター~テン・ゴーカイジャーver.~/山形ユキオ Salia 高取ヒデアキ 遠藤正明

                              サイキックラバー(YOFFY JOE) Sister MAYO☆
                              NoB 谷本貴義 高橋秀幸 松原剛志 伊勢大貴 幡野智宏

                              ショッカーO野

「スーパー戦隊"魂"2024 ~20th Anniversary~ "21世紀編"」を締めくくるのは「海賊戦隊ゴーカイジャー」よりエンディングを
Vシネクスト「テン・ゴーカイジャー」エンディング用に再構築されProject.Rの皆さんが歌われた「テン・ゴーカイジャーver.」。
スーパー戦隊シリーズを順番に歌ってゆく本曲は、各自にソロが設けられており、今回歌われている皆さんの中には原曲でも歌われている方が多いですが、
原曲を歌われていない山形さん、Saliaさん、遠藤さんがそれぞれが歌われた戦隊を歌われるのはパート分けが実に嬉しく。
その中で山形さんがガオレンジャーを歌われる時に高取さんが一緒にハリケンジャーを歌ってしまい頭を下げられる場面も。
更に遠藤さんがキンガマン、山形さんとSaliaさんがルパンレンジャーVSパトレンジャーなども担当されていました。
そしてステージの端ではショッカーさんが歌詞に合わせて全戦隊の名乗りを披露される圧巻のパフォーマンスも。

35:三本締め

「スーパー戦隊"魂"2024 ~20th Anniversary~」、一日目が無事に終了したという事で出演者、演奏陣、観客全員で「三本締め」。
山形さん、NoBさん、高取さん、遠藤さんの音頭でゆっくりと手を叩いて締めくくられていました。

・観客が拍手を送る中、ショッカーさんに紹介されて出演者の皆さんがお一人づつ退場されて行きました。
バンド、ホーン隊、コーラスの皆さんも順番に退場されていき、ショッカーさんお一人に。
・ショッカーさん「楽しんでいただけましたかぁああっ!!」
観客「ぉぉおおおぉおおお!!」
ショッカーさん「踊りました?」
観客「ぉぉおおおぉおおお!!」
ショッカーさん「絶対また一緒に楽しみましょうねぇえええええ」
観客「ぉぉぉぉおおおおおおおおぉぉおおおぉぉおおおおおおおお」
ショッカーさん「じゃあ、約束のぉスゥーパァーァアニソンッ!!!?」
観客「スピリィイイイイイイイィイッツ!!」
ショッカーさん「ショッカーO野でしたっ! 明日はスーパーレジェンドだーい集合です!!」

退場されるショッカーさんが拍手で見送られると閉演のアナウンスが流れ出し、
「スーパー戦隊"魂"2024 ~20th Anniversary~ "21世紀編"」は終演となりました。


20周年を迎えた「スーパー戦隊"魂"2024 ~20th Anniversary~」一日目の「21世紀編」は、
Proect.Rの皆さんを中心としたスーパー戦隊のそれに重なるチームワークで展開。
オープニングからライブのラストスパートの様な怒涛のラインナップで大盛り上がりの中ではじまり、
現役戦隊の「爆上戦隊ブンブンジャー」と20周年の「特捜戦隊デカレンジャー」を主に掘り下げつつ、
やっていそうでやっていなかったダンス曲のエンディングが連続でご披露される等、
これまでとはまた一味違った構成で楽しませていただき、新鮮味を感じました。

2025年にはスーパー戦隊シリーズが50作目、2026年には50作目という節目を迎える中、
「スーパー戦隊"魂"」の「21世紀編」はこれからも長く続いて行くので
その中で、どういった進化をとげていくのかとても楽しみにしております。

「スーパー戦隊"魂"」20周年おめでとございます。


補足

・前回からタイトルが「スーパー戦隊"魂"」から「スーパー戦隊魂」に変わったのですが、
今回は「スーパー戦隊"魂"」に戻りました。

・開演前にはショッカーさんは都内、関東……とエリアを広げてアンケートを行い、
当日の西日本では大雨の影響による新幹線遅延にも触れながら進行されており、
最終的にはブラジルから来ている観客もいるという旨をお話されていました。

・ショッカーさん名前をあげてはいませんでしたが、この時に「ブラジルから来ている人」と
呼ばれていたのは、ブラジルで日本の漫画などを翻訳する傍ら、
歌手として日本のアニメや特撮のブラジル版主題歌を歌われていたり、
ブラジル向けに日本の特撮関係のロケ地や施設を巡るツアー「TOKUTOUR(特ツアー)」を企画されたり、
影山ヒロノブさんがチェアマンを務めるアニメソングを作り歌うために結成されたユニットJAM Proiectにおいて
Additional Vocal/海外特派員として不定期参加されているヒカルド・クルーズさんの事でした。

・「特捜戦隊デカレンジャー20th~ファイヤーボールブースター~」における6のハンドサインは
手の甲を相手に向け人差し指と親指を立てるもので、手話で6を表すものを採用されていました。

・「特捜戦隊デカレンジャー20th~ファイヤーボールブースター~」の1から6までのカウント部分は
カインズの皆さんも観客と一緒にハンドサインを掲げられていました。

・「騎士竜戦隊リュウソウジャー」の二番冒頭で照明が紫色だったのも心憎く。

・幡野さんの「騎士竜戦隊リュウソウジャー」で歌詞に合わせて実際にリュウソウルを取り出されるパフォーマンスに観客沸き。

・ヘッドセットマイクからハンドマイクへの切り替え中。
観客「マサヨかわいいー!」
MAYOさん「あーんもうありがとー! 生ビール!! ……これは内輪ネタですね」
讀賣新聞記者であり特撮ヒーロー愛好者としての著書やイベントを手がけ、疑似政党「日本特撮党」の党首を自称される
鈴木美潮さんが手がけるイベントシリーズ「340 Presents」にてMAYOさんが出演される際には
当日のドリンクメニューにある生ビールが「マサヨかわいい」という名前に変わって販売されます。

・山形さんとSaliaさんが結婚式の様な装いだとお話されていた際に
「百獣戦隊ガオレンジャー」でお二人がゲスト出演され、結婚式場が舞台となったQuest6「牛、焦がれる!!」を思い出したり。

・ショッカーさんは高橋さんと伊勢さんを見送られる際には「陽気な詐欺師とペテン師」と紹介されていましたが、
お二人のご衣裳がとても華やかだったので楽屋で一緒に写真を撮ってもらったそうです。

・「チャンチャンバラ チャンバラ」コール&レスポンスの冒頭。
YOFFYさん「サイキックラバァ、サーイラバーァ」
観客「サイキックラバァ、サーイラバーァ」
YOFFYさん「思いついたんでやってみました! さすがだみんなぁ!」 

・「ハリケンジャー参上!」でサビの前の照明がこの年に急逝された声優の松野太紀さんが演じられた
天空忍者シュリケンジャーを思わせる緑色でした。

・YOFFYさん「どこに住んでるんだぁああい? 家ー!」
高取さん「ちょっと違うちょっと違う」
観客笑。

・高取さん「三人で『バーサス! スーパー戦隊』を歌うのは一年ぶりなんだけど、YOFFYは結構この曲を歌ってるんだって?」
YOFFYさん「ハイ。ファンの人達がやってるライブに呼んでもらって、そこで日本全国のニセ取さんやニセ本さん達と歌ってますね」
谷本さん「今日はホンモノと歌えるわけですね」
高取さん「アレ、ホンモノだっけオレ達」
観客笑。
谷本さん「ニセモノです」
YOFFYさん「アレ? 金髪だしなぁ~」
観客笑。
この時の谷本さんは髪を金髪に染められていました。

・「バーサス! スーパー戦隊」で「ビュンビュン! トッキュウジャー」よろしく電車ごっこをされていたYOFFYさんと谷本さん。

・JOEさん「やーやっぱり歌って緊張しますね」
YOFFYさん「なんでさーSSSの舞台だけ歌うのぉ?」

・ショッカーさん「三本締めは慌てなくていいですからね。ゆっくりとやっていただければと思います。
        それではご唱和ください……"ご唱和"ですよ遠ちゃん」
観客拍手。
遠藤さんは特撮「ウルトラマンゼット」オープニング「ご唱和ください 我の名を!」を歌われています。

・ショッカーさん「イセダイ、去年なんで来れなかったの?」
伊勢さん「去年は忍んでまして」
ショッカーさん「そうだよねミュージカルやってたんだよね。売れっ子だからなぁ」
伊勢さんは2023年の秋は「ライブ・スペクタクル NARUTO-ナルト- ~忍の生きる道~」にうちはオビト役でご出演。
ご自身が歌われた「なんじゃモンじゃ! ニンジャ祭り!」と合わせて文字通り忍んでいらっしゃいました。

・高取さん「盛り上がったかあああぃいい」
観客「いぇぇぇぇえぇぇええええぇえええええええ」
高取さん「楽しんだかぁあああああぁあああい!?」
観客「いぇぇぇぇえぇぇええええぇえええええええ」
高取さん「どこに帰るんだぁあああああああああい!!?」
観客「家ぇぇえぇぇぇえええぇええええええい!!」
高取さん「ありがとー!! 明日も楽しんでねー!!」

・高取さん「スーパー戦隊シリーズの曲って、歌うたびに当時の思い出が浮かんでくるんですよ。
     あの時のあのイベントとか、もちろんあの時の『スーパー戦隊"魂"』のあの光景とか。
     みんなが歌ってる時もそうですけど、自分も20年、10年前を思い出して嬉しかったです。
     これからも踊れるときは踊りますんで、ショッカーさん一緒にお願いしますね」
ショッカーさん「踊りますよぉ~」
高取さん「ありがとうございます。そして何より遠藤君がオープニングに帰ってきてくれたのがめっちゃ嬉しいです!!」
観客拍手。

・最後に退場される際、再びサングラスを外されてじっくりと客席を見渡すNoBさんは感極まったご様子でした。

・山形さん「元気でいてね!」

・ちなみに今回もライブ終了後から数日後に期間限定でアーカイブ配信が実施。
楽曲のカットは無く、アーカイブ用にオープニング映像が追加され、開演前や休憩部分の時間がカット。
サイキックラバーのお二人やデュエットされる曲では画面が二分割で映されていたり、
さらにラストの「スーパー戦隊ヒーローゲッター」では横に三分割になったり、
終演後バックステージでの出演者の皆さんの様子が収められていました。
最後には当日披露された演目や出演者の皆さん、スタッフさん達の名前が記載され、
2025年のライブ「スーパーロボット魂 2024 "春の陣"」の告知CMが流れていました。

  • mixi
  • Grey Instagram Icon
  • x

© 2005 TEKKOUTETU All Rights Reserred

bottom of page