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京王閣競輪開設75周年記念ゴールドカップレース ガーデンシアターイベント
東京オーヴァル京王閣 オールヒットステージ2024 串田アキラ
12:47頃~(6R発売中)の回
24.10.26 京王閣競輪場(東京オーヴァル京王閣) ガーデンシアター

出演/串田アキラ

司会/平尾美奈

演奏/カラオケ

 


東京都調布市にある競輪場「京王閣競輪場」、通称「東京オーヴァル京王閣」が
1949年の開設から75周年を迎えたことを記念したレース「ゴールドカップレース」を開催。
レースの他にも地元選手のトークショーやふれあいイベント、予想会や吹奏楽団の演奏やキャラクターショー、
女子競輪を描いたコンテンツプロジェクト「リンカイ!」に出演される声優さんのトークショーなど様々なステージが開催されました。
その中で串田アキラさんの「オールヒットステージ」と題されたステージが
5レース発売中の12:17頃からと6レース発売中の12:47頃から開催されました。

串田アキラさんは2024年1月に急性すい炎を患われて約半年間にわたり入院されており、
8月に開催されたアニメソングフェス「ANIME JAPAN FES 2024"夏の陣"」の「スーパーヒーロー魂2024 "夏の陣"」において
アンコールにサプライズでステージに登場されました。だいぶお痩せになられていたものの
「まだ僕は、マイクは置かない」と、本格的な復帰への思いをお話しされていまいした。
今回は8月のサプライズ出演以来初のソロステージという事でとても注目しておりました。

会場は前途の通り京王閣競輪場(東京オーヴァル京王閣)にあるガーデンシアター。
昼になったばかりの会場ではすでにレースが開始されており、多くの来場者が競輪を楽しんでいました。
正門から入ってすぐにあるガーデンシアターはトークショーやキャラクターショーなど様々なイベントが行われる会場。
野外ながらも屋根があり、ベンチにはイベント開始を待つ観客やくつろぐ来場者が座っていましたが、
開演時間が近づくと立ち見が出きるほど多くの観客がつめかけていました。

ステージ上にはその時に行われている競輪の状況がわかるようなモニターが設置されていましたが、
開演時間が近くになるとスタッフさんによって片付けられ、マイクスタンドの椅子が設置されました。

1回目の12:17頃~(5R発売中)を終えて今回の間までの時間が約10分から15分という事もあり
多くの観客はそのままの場所で開演を待っている状況でした。

-MC-

開演時間になると司会の平尾美奈さんがご登場。
串田さんのプロフィールを軽く紹介され、開演にあたっての諸注意がアナウンスされました。

01:炎のキン肉マン (1C)/串田アキラ
02:乾いた大地 (1C)/串田アキラ
-MC-


ゆっくりと串田さんが登場され、12:47頃~(6R発売中)の回の一曲目はアニメ「キン肉マン」より二代目オープニング。
串田さんが観客を見渡しながらマイクスタンドを杖に力強く唄われた後は、アニメ「戦闘メカ ザブングル」よりエンディング。
意外な選曲で嬉しいと共に「炎のキン肉マン」共々、復帰された串田さんが唄われると歌詞がより一層響くものがありました。

・串田さんお一人でトーク。
・串田さん「今の曲であったように『命あったら』ですね。お医者さん達も何とか命を助けるんだと頑張ってくれました。
     難しい病気で、1割しか助からないって言われていたので、その時は唄う事も考えられませんでしたね。
     今は命が繋がったので、これからは大事に唄っていければと思っています」

03:疾風ザブングル (1C)/串田アキラ
-MC-


「やっぱりこの曲も唄わないと。だけどすごいキツイから助けてね」と歌われたのはアニメ「戦闘メカ ザブングル」オープニング。
観客の手拍子を受けながら唄われていた串田さんでしたが、時折苦戦されているような表情を浮かべており、
最後の「ザブングル」の部分は客席にマイクを向け、観客が代わりに唄っていました。

・ここで平尾さんが登場され、串田さんは椅子に座られてお二人でトーク。
・10月17日にお誕生日を迎えられた串田さん。
串田さん「誕生日迎えて鏡を見たら……あぁなるほどねって思いました」
観客笑。
串田さん「玉手箱を開けたみたい。前もこんなだったかなあ? って」
・平尾さん「お誕生日を迎え、何かやってみたい事ってありますか?」
串田さん「やっぱりどんな年になって唄い続けたいですね。あとは海に行きたいね。自然と戯れたい。
     あとは欲張りに色々やりたいですね。曲も書きたいし、恥もかきたい」
観客笑。 
・平尾さん「退院されてもう一度ステージに立とうという原動力は何だったんでしょうか?」
串田さん「みなさんの言葉ですね。あとはやっぱり思いを強く持つ。どんな事でもやるんだって思ったんです。
     だから今日は復活への第一歩ですね」

・次はライブのラストブロックという事で、ここで平尾さんが串田さんに手渡されたのは
「宇宙刑事ギャバン」のロゴが刺繍されたキャップ「宇宙刑事シリーズ/ギャバン ベースボールキャップ/ブラック」。

04:星空のメッセージ (1C)/串田アキラ
05:宇宙刑事ギャバン (1C)/串田アキラ


串田さんの代表作の一つであるメタルシリーズより特撮「宇宙刑事ギャバン」のまずはエンディングから。
キャップをかぶられた串田さんが強い意志を感じる唄いぶりを披露され、サビでは観客と一緒に手を振る場面も。
ラストは特撮「宇宙刑事ギャバン」よりオープニング。今回は「あばよ涙 よろしく勇気」という言葉がより強く響き、
観客も大盛り上がりの中、串田さんが蒸着と名乗りのポーズを披露されて締めくくられました。

串田さん「どうもありがとう!」

拍手の中、退場される串田さんを平尾さんが見送られ、これからのイベントのご案内があり、
平尾さんががご挨拶をされて退場する様子が拍手で見送られ、この回は終演となりました。

退院後初のソロステージとなった今回の「東京オーヴァル京王閣 オールヒットステージ2024 串田アキラ」。
一回目の12:17頃~(5R発売中)を終え、約10分から15分経ってからはじまった今回のステージは、
復帰後の串田さんに、時に重なったり、時に背中を押すように感じる歌詞の楽曲が多く唄われ、強く感じ入る部分がありました。
一回目の曲目を全部変更され、1番だけとはいえ合わせて10曲を唄われた事に驚くと共に、
串田さんの心意気を感じ、頭が下がる思いでした。

お誕生日を迎えられ、改めて今後のやりたい事を語られ唄われた今回のステージは
串田さんご本人がお話された通り、「復活への第一歩」だったと思います。
これからもご無理ない範囲で唄い続られて行かれる事を願うばかりです。


補足

・串田さん「命があるだけでも幸せです」 

・串田さん「ホントはステージから降りて同じ目線で唄いたいんだけど、今度は登れなくなっちゃうからね」
観客笑。

・串田さん「もう声が出なくなってボロボロになってどうしようもなくなるまで、マイクは置かない」

・串田さん「やぱりボクは皆さんと唄うのが大好きで、そればかり夢見ていました!」

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