2025.04.01
「千晶と騒がNight」「ボイジャーソングライブ」追加
MoJo Take 17 #2
24.9.21 ライブハウス LANTERN
出演/MoJo とみたいちろう
演奏/カラオケ Ag.MoJo Ba.八木徹
歌手としてアニメや特撮、漫画、ゲームなどのアニメソングを歌われる際は"MoJo"、
フォークソングを中心にご自身のオリジナルソングを作り歌われる際は"とみたいちろう"、
作家としてCMソング等の作詞作曲コーラスなどのスタジオワークでは本名の"富田伊知郎"と
それぞれのジャンルでいくつもの名前でご活動されていらっしゃいるMoJoさん。
そんなMoJoさんが定期的に開催されているソロライブが「Take」シリーズ。
MoJoさんが歌われたアニメ、特撮、イメージソングを中心に展開されるだけでなく、
オリジナルソングや時にCMソング等も歌われ、多岐にわたるキャリアを堪能する事が出来ます。
更にアニメ、特撮の様々な楽曲のカバーにも精力的に取り組まれています。
2020年より世界的な新型コロナウイルスの感染拡大の影響や感染状況を鑑みて、
MoJoさんのソロライブ「Take」シリーズでは収容人数を従来の60人から半分の30人以下とする代わりに
2021年の「Take12」以降は「#1」と一週間開けて「#2」の二回に分けて開催されており、
今回は「#1」と二週間開けて「#2」の二回に分けて開催でした。今回は2日目「#2」のレポートです。
会場は東京渋谷の神泉駅程近くにあるライブハウスLANTERN。
現在の「Take」シリーズの前身のソロライブ「☆MoJo Zone」シリーズから
MoJoさんのホームグラウンドとして長年ファンからも親しまれていると共に
日本のThe Beatlesファンが多く通う場所としても知られている老舗のライブハウスです。
開場がはじまり観客が順番に入場する中、待機列の間を縫ってショッカーO野さんが会場内へ。
ショッカーさんはLANTERNでかつて開催されていたMoJoさんのソロライブシリーズである「☆MoJo Zone」や
観客がMoJoさん関係の楽曲をご本人の前で歌うイベントシリーズ「♪mojo×2 のど自慢」で司会をご担当。
LANTERNでのMoJoさんとのツーショットを観客が見るのは2013年以来11年以上ぶりでした。
入場するとMoJoさんはアコースティックギターを携え気ままに爪弾きながらウォーミングアップ中。
その後、LANTERNのスタッフさんやかつて組まれていたバンド"とみたいちろうと Big Beat"のベーシストで、
ライブではカラオケの音出しなどの業務をお手伝いされている"シロヤギさん"こと八木徹さんや
カウンターで観客が入場する様子をご覧になっていたショッカーさんと打ち合わせをされていました。
・開演時間になると会場の照明がゆっくりと暗くなっていき、MoJoさんがご挨拶。
・MoJoさん「座長のMoJoです。今日はよろしくお願いします」
観客拍手。
MoJoさん「今日はコマーシャルをしに来た人がいるのでご紹介します。
ショッカー"コマーシャル"O野です!」
MoJoさんに呼びこまれてショッカーさんがご登場。
ショッカーさん「どうもお久し振りでございます。久々の方もいればいつも見る方もいらっしゃいますね」
観客笑。
・ショッカーさんは同日にLANTERNから歩いてすぐにあるクラブ渋谷ATOM TOKYOで開催される
ご自身が司会をされている日本の特撮作品支えたスーツアクターの方々を招いてのトークショー
「第二回 レジェンドスーツアクター スペシャルトークショー」のお誘いでご登場。
今回は「~光の国のレジェンドたち~」と題して「ウルトラマン」シリーズに出演された
きくち英一さん、二家本辰己さん、城谷光俊さん、三村幸司さんがご出演。
・今回の「Take 17 #2」と開催時間が少し重なってしまうものの、
イベントのはしごを考えている観客がいたら是非という内容のお誘いをされていました。
・ショッカーさん「他にも来月以降も色々なイベントを開催予定です。よろしくおねがいいたします。
それでは『♪mojo×2 のど自慢』はじめて行きたいと思いますッ、エントリーナンバー1……」
観客笑。
・かつての「♪mojo×2 のど自慢」を彷彿とさせる名調子で観客の笑いを誘った後、
「レジェンドスーツアクター スペシャルトークショー」の会場へと向かわれて行きました。
・MoJoさん「さぁ、それでは今日も楽しくやりましょう。まずはジングルから!」
00:MoJo Take 17のジングル/SE
オーバーチュアとして流れたのは「#1」でも流された「MoJo Take 17のジングル」。
MoJoさんのライブではこれまでご自身が手がけられたCMソングや楽曲の歌詞をアレンジしたり、
再構成する等して趣向を凝らして作成されたジングルが披露されるのですが、
今回はお餅等の製造販売を行う越後製菓株式会社のCMソング「越後さんの餅つき」をアレンジ。
越後製菓は1999頃から俳優の高橋英樹さんを起用し、高橋さんが自らの代表作「桃太郎侍」をモチーフにした
「越後侍」に扮して早押しクイズに挑みキャッチフレーズの「正解は越後製菓!」を答える、
というインパクトのあるCMが放送されております。CMの最後には「越後さんの餅つき」というCMソングが流れるのですが、
こちらはMoJoさんが手がけられており、今回はその「越後さんの餅つき」の歌詞をライブ用に変え、
MoJoさんご自身が歌われたものがジングルとしてご披露されました。
MoJoさん「ピンポーン! 正解はっ! 星雲仮面マシンマン!!」
01:星雲仮面マシンマン/MoJo
-MC-
02:OH! チャイルド/MoJo
-MC-
「猛暑(もうじょ)に負けずに行きましょう」と話されて歌われたのは特撮「星雲仮面マシンマン」よりオープニングを
アルバム「星雲仮面マシンマン SONG & MUSIC COLLECTION」で新録された際のカラオケで軽やかにご披露。
「『マシンマン』放送開始40周年なので『#1』『#2』で挿入歌を全部歌います」とお話された後は
同じく「星雲仮面マシンマン」より「OH! チャイルド」。MoJoさんの軽妙な歌いぶりが魅力の本曲。
MoJoさんは曲に合わせ手拍子をしている客席を見渡しながらとても嬉しそうな表情で歌われていました。
・MoJoさんが続いての「電光アクションマシンマン」の曲紹介をされた後、
「電光アクションマシンマン」のカラオケが曲の途中から流れ出し、更に「バトルフィーバーJ」のカラオケも流れるアクシデント。
MoJoさん「『電光アクションバトルフィーバーJ』でしたぁー!」
観客笑。
03:電光アクションマシンマン/MoJo
-MC-
仕切りなおして改めて「星雲仮面マシンマン」よりアクション曲「電光アクションマシンマン」。
本編後半のバトルシーンで頻繁に流れていただけに観客の合いの手やコーラスにも勢いがあり、
MoJoさんは時折、カラオケの音出しをされているヤギさんを見つつ、汗を流されながらパワフルに歌われていました。
・MoJoさん「いろんな事が起こりますね。だからライブってのはいいですよね。
今日もヤギさんは冴えてますね。さすが"マムシのマムちゃん"ですね」
・この年の4月に行われたライブ「MoJo Take 16 二刀流#2」にて
ヤギさんが語られた「マムシのてっちゃん」話が気に入られたご様子でヤギさんを「マムちゃん」と呼ばれていました。
・MoJoさん「『マシンマン』の主役を演じられた佐久田修さんももう上に行かれてしまいましたね。
以前、ここにも遊びに来てくれた事があったんですよ……時の経つのは早いですね」
・ここで「#1」をおさらいしつつ、今回の構成をおおまかにご説明。
・MoJoさん「やはりまずは代表的な所を聞いてもらいましょう。『バトルフィーバーJ』」
04:バトルフィーバーJ -オルタネートバージョン-/MoJo
-MC-
05:勇者が行く/MoJo
-MC-
06:大戦隊ゴーグルV -オルタネートバージョン-/MoJo
-MC-
07:熱風シャドウ/MoJo
-MC-
08:ストップ・ザ・バトル/MoJo
-MC-
スーパー戦隊シリーズから特撮「バトルフィーバーJ」よりオープニングとエンディング。
オープニングのカラオケはオリジナル版でしたが、観客の合唱によって別テイク版の「-オルタネートバージョン-」に。
楽曲中盤のバトルフィーバー隊の部分では観客の合唱を受けてコミカルな表情で返事をされる場面も。
エンディングは打って変わって緊張感漂うシリアスさでご披露。原曲に忠実な歌いぶりをされている印象でした。
「やっぱりみなさんがコーラスを入れて歌ってもらえるのは嬉しいじゃありませんか」とお話され、
続いてのスーパー戦隊シリーズは特撮「大戦隊ゴーグルV」よりオープニング。
こちらもカラオケはオリジナル版でしたが、観客の合唱によってテイク版の「-オルタネートバージョン-」に。
本曲はMoJoさんと観客とが連帯感を作りだす代表的な楽曲ですが、今回は観客の合唱や合いの手にとても勢いがあり、
MoJoさんもとても嬉しそうに歌われていました。勢いをそのままに同じく「ゴーグルV」より「熱風シャドウ」。
序盤のスキャットからの突き抜けるMoJoさんの歌いぶりが実に痛快。後半には曲に合わせ「マムちゃん」と合いの手を入れる場面も。
このコーナーのラストは「ゴーグルV」よりエンディングをきりりとしたまなざしで颯爽とご披露。
曲間に少しお話をされただけで続々と歌われるMoJoさんのタフぶりにあらためて感服いたしました。
・ここでスタッフさんによって譜面台が用意され、ここからはカバーコーナー。
MoJoさんが原曲とは別レーベルで歌われたり、これまでのライブでカバーされた楽曲を中心に
ご自信が歌いたいと思われた楽曲を披露されるコーナーです。
・約一か月前に開催されたライブ「スーパーヒーロー魂2024 "夏の陣"」にて
特撮「ウルトラマンレオ」にて主役のウルトラマンレオ/おおとりゲン役で
MoJoさんもライブでカバーされている主題歌や挿入歌を歌われた真夏竜さんと初共演。
・MoJoさん「真夏さんが歌われているのを舞台袖で見ていたんですよ。オープニングも大好きな曲なんですけど、
その後に達っつあん(前田達也さん)と歌われていた曲も良い曲でしたよね。
今回は『#1』ではオープニングを歌ったから『#2』はそっちの方を歌おうと思います」
09:星空のバラード/MoJo
-MC-
10:マシンロボ・炎/MoJo
-MC-
特撮「ウルトラマンレオ」より、最終回をはじめ随所で流れた劇中歌「星空のバラード」を初披露。
穏やかな楽曲をMoJoさんの包容力のある豊かな歌声でご披露。まさかこの曲がカバーされるとは。
続いてのカバーはアニメ「マシンロボ クロノスの大逆襲」より、マーチンさんが歌われた初代オープニング。
MoJoさんご自身がお好きな曲という事で、観客の「マシンロボ」の合唱を受けながら颯爽と歌われていました。
・MoJoさん「次の曲というかこの曲は『#1』でも歌ったけど、やっぱりアニキの曲は歌いたいよね」
ここからはアニキの愛称で知られる水木一郎さんが歌われた楽曲のカバーコーナー。
MoJoさんは水木さんとは度々ライブで共演されており、折に触れて敬意を表されていました。
水木さんが2022年に声帯不全麻痺と肺がんの治療中にご逝去後はソロライブで水木さんの楽曲をカバーされています。
MoJoさん「『#1』では『Zのテーマ』を歌いましたからあーた『マジンガーZ』を皆さんと歌いたいと思います」
11:マジンガーZ/MoJo
-MC-
まずは水木さんの代表曲中の代表曲であるアニメ「マジンガーZ」よりオープニングをカバー。
MoJoさんの「みんなも一緒に歌いましょう」という言葉を受け、観客も一緒になって大いに歌われていました。
・この年の前年に開催された「渡辺宙明 メモリアル・コンサート」において「マジンガーZ」とカバーする事になった際に、
共演された堀江美都子さん、串田アキラさん、宮内タカユキさん、中川翔子さんと話題になったのが
「マジンガーZ」の水木さんの歌い方をどう踏襲するか。
MoJoさん「アニキって結構食い気味に歌う時もあるんですよ。♪空にそびえるぅ、くぅろがねのしろーの所は
原曲は譜面通り♪くろがねのしろーで若先生のアレンジの時は♪っくろがねのしろーなんだよ。(※)
どっちもいいんだよなぁ。"アニキの歌"だぞって感じでさ」
※2017年公開の映画「マジンガーZ / INFINITY」主題歌「マジンガーZ/INFINITYバージョン」。
歌は原曲と同じく水木さんが歌われていますが、アレンジが原曲の「マジンガーZ」を手がけられた渡辺宙明先生から
ご子息である渡辺俊幸先生へとバトンタッチされ手がけられています。
・MoJoさん「『#1』でも歌ったんですけど、やっぱりもう一回歌いたいなぁと思いまして。
アニキの歌から『マジンカイザーのバラード』」
12:マジンカイザーのバラード/MoJo
-MC-
13:マジンカイザー/MoJo
ラジオ「ラジオ・スーパーロボット魂」内のドラマ「マジンカイザー傳」よりエンディング。
『#1』と同じくMoJoさんの個性をそのままに水木さんの独特の節回しなどを驚くほど踏襲されており感激。
大好きな曲をMoJoさんがカバーしてくださるのはとても嬉しく、観客は噛みしめるように聞き入っていました。
そのまま前半のラストはゲーム「スーパーロボット大戦F 完結編」のオリジナルロボットとして登場した際のテーマであり、
前途のラジオ「ラジオ・スーパーロボット魂」内のドラマ「マジンカイザー傳」のオープニングにもなった「マジンカイザー」へ。
がらりと雰囲気が変わり、MoJoさんならではのパワフルかつダイナミックな歌声を披露されて前半を締めくくられていましら。
~休憩~
-MC-
ここで前半が終了し、少し長めの休憩時間へ。この間にMoJoさんはお衣装を変えられていました。
休憩時間が終わるとMoJoさんが前半をおさらいされて後半へ。
14:MoJo Take 17のジングル/SE
15:ライバル/とみたいちろう 八木徹
-MC-
後半への勢いづけとしてジングルが流れた後はヤギさんを招き入れてお二人でセッション。
サッポロビール「びん生」のCMソング「風よロマンに針路を向けて」のカップリング曲「ライバル」で後半スタート。
MoJoさんはヤギさんのいぶし銀なベース演奏を嬉しそうに見ながら随所に「マムマム」と合いの手を入れながら歌われていました。
・ヤギさんが拍手で見送られ、MoJoさんお一人に。
・ここで譜面台が用意され、MoJoさんがアコギを携えられました。
・MoJoさん「さきほど"マムシのマムちゃん"って言いましたけどホントは"マムシのてっちゃん"でした。
ワタクシ、なぁにを勘違いしていたのでしょうね」
観客笑。
・続いてはMoJoさんと観客が一緒に歌える楽曲で構成される「みんなで歌おうじゃないかのコーナー」。
・MoJoさん「大谷選手が凄いじゃないですか。その大谷さんが大好きな大作曲家がいらっしゃいます。
高取ヒデアキ大先生なんですけど、先日高取先生のYouTubeに出させてもらいまして」
・このライブの数か月前に「忍風戦隊ハリケンジャー」「動物戦隊ジュウオウジャー」などの楽曲を歌われながら
スーパー戦隊シリーズ、「プリキュア」シリーズなどの楽曲を手がけられ、
当時アメリカのメジャーリーグでピッチャーとバッターの二刀流で大活躍されていた大谷翔平さんをこよなく愛する
高取ヒデアキさんのYouTubeチャンネルで、高取さん率いるブラスロックバンドZ旗の皆さんと共に歌われた
「科学戦隊ダイナマン」「俺とおまえと大五郎」「本つゆでいかがでしょうか」の動画が公開されていました。
・MoJoさん「その時に『MoJoさん、「大五郎」やりましょうよ』って言われまして。
高取君のおかげでやる気になったので、今日はちょっとやってみようと思います」
16:おれとお前と大五郎/とみたいちろう
-MC-
MoJoさんが歌われた焼酎「大五郎」のCMソングをご自身のアコギ演奏とカラオケで。
長年テレビで流れていた曲だけにサビ部分の「昔の知は今も友」は会場全体で大合唱となりました。
・MoJoさん「ご唱和ありがとうございます。みんなで歌って盛り上がるのはやっぱりいいですねぇ。
高取君のYouTubeを見ていて、盛り上がる感じでいいですねなんて思いまして今回やってみました」
・ここからはMoJoさんはアコギを降ろされてステージを進行。
17:星獣戦隊ギンガマン/MoJo
-MC-
スーパー戦隊シリーズより特撮「星獣戦隊ギンガマン」より希砂未竜さんが歌われたオープニング。
MoJoさんご自身もお好きな曲だというだけに嬉しそうな表情を見せながらとても誠実に歌われていました。
・MoJoさん「ワタクシがとても尊敬している歌手の方に子門真人さんがいらっしゃいます。
あの方といえばなんといってもあーたあの曲ですよ。
(「およげ! たいやきくん」の替歌で)♪まぁいにっちまぁいにっち 讀賣新聞っですからね」
観客笑。
MoJoさん「スタジオミュージシャンとしてコロムビアで色々な曲を歌わせてもらったんですけど、
あの歌も、キッズソングなんとかっていうアルバムで歌わせてもらっているんですよ。
その時は『パラパラ』のアレンジでスタジオの中を駆けずり回って歌った思い出があるんですよ」
18:およげ! たいやきくん~パラパラ2001~/MoJo
-MC-
子供向け番組「ひらけ! ポンキッキ」より子門真人さんが歌われ社会現象になった「およげ! たいやきくん」を
2001年に後継番組「ポンキッキーズ」にて当時流行していたユーロビート等に乗せて踊るダンス「パラパラ」を取り入れ
パラパラP-kiesが発表した「およげ! たいやきくん~パラパラ2001~」を別レーベルでMoJoさんがカバー。
MoJoさんはノリの良いユーロビートに体を揺らし、時折パラパラを交えつつのびのびと歌われていました。
・MoJoさん「次も子供の歌なんですけど、当時はあっちこっちで仕事をしていたのであまりはっきり覚えてないんですよ。
『Dr.イエロー』っていう曲なんですけど、今度引退するらしいのでじゃあ歌っておこうと思いました」
・東海道新幹線、山陽新幹線区間において使われる点検用新幹線車両、通称「ドクターイエロー」は
滅多に見る事が出来ない貴重な黄色い新幹線として根強い人気を誇っておりましたが、
2024年から2025年の間での引退が発表されていました。
19:Dr.イエロー/MoJo
-MC-
20:光速電神アルベガス/MoJo
21:若さのフォーメーション/MoJo
-MC-
VHS「うたの科学館シリーズ」およびテレビ東京系「のりもの王国ブーブーカンカン」よりドクターイエローのテーマ。
ご自身の作曲のThe Beatles風の本曲を楽しそうに歌われていました。久し振りに聞く事が出来て嬉しかったです。
「ガンガン行きましょう」と話され、続いてはアニメ「光速電神アルベガス」よりオープニングとエンディングを連続で。
オープニングでは観客の合いの手を浴びつつとてもパワフルに、エンディングではのびやかに歌われていました。
・パワフルな楽曲が多いMoJoさん。冗談でバラードや「おれは釣りキチ三平だ」などののんびりとした楽曲だけで
ライブをやってみようとお話された所、観客としてはそれはそれで魅力と歓迎の姿勢だったので若干戸惑う。
MoJoさん「いやいや、そんなに甘えてはいけません!
みんなはMoJoが元気で歌うのを待っているんですよ。『待っていたんだダイナマン』!」
22:待っていたんだダイナマン/MoJo
-MC-
23:俺のハートは夢じかけ/MoJo
-MC-
24:ゴーゴーダイナロボ/MoJo
-MC-
鮮やかな曲紹介でここからはスーパー戦隊シリーズから特撮「科学戦隊ダイナマン」の楽曲群を連続で。
「待っていたんだダイナマン」では下から上へと盛り上がって行くようなMoJoさんの歌いぶりが魅力的。
「ダイナマンの歌には"夢"という言葉がよく出てきますね。いくつになっても"夢"を持っていたいです」と話され、
歌われた「俺のハートは夢じかけ」はサビ部分で上、横、前を指さす振り付けで観客と楽しい一体感が生まれました。
「ステージ上はクーラーの風が届きにくく暑い」と話されて歌われたダイナロボのテーマ「ゴーゴーダイナロボ」では、
圧巻のロングトーンを披露されながら、客席付近のクーラーが良く当たる場所で風を浴びながら歌われる場面も。
・MoJoさん「『ゴーゴーダイナロボ』はロボソングでしたね。続いてもロボロングです。
先程も名前が出ていた高取大先生が作られました『二刀流! スーパーツーカイオー』!!」
25:二刀流! スーパーツーカイオー/MoJo
-MC-
26:究極 サムライハオー 降臨!/MoJo
-MC-
ここからダイナロボと同じくスーパー戦隊シリーズのロボソングへ。、
特撮「機界戦隊ゼンカイジャー」より高取さんが手がけ、Z旗の皆さんが演奏された界賊合体スーパーツーカイオーのテーマ。
ダイナミックなMoJoさんの歌声はライブではより一層迫力を増し、観客の臨場感も相まって文字通り痛快。
続いてのロボソングは特撮「侍戦隊シンケンジャー」より、侍合体モウギュウダイオーと全侍合体サムライハオーのテーマ。
「スーパーツーカイオー」とは好対照な渋みがありつつも荒々しさもあるMoJoさんの歌いぶりもまた魅力的でした。
・MoJoさん「みんなのおかげで歌わせてもらってるんですよ。あ、最後の曲になりました」
観客「えぇぇぇえええええ」
MoJoさん「えーじゃないのっ。みなさん暑い中ホントにありがとうございました。『科学戦隊ダイナマン』!!」
26:科学戦隊ダイナマン/MoJo
本編のラストはスーパー戦隊シリーズから、MoJoさんの代表曲の一つである特撮「科学戦隊ダイナマン」よりオープニング。
MoJoさんは「元気だして行きましょう!」と観客を煽りながら、ステージを動き回って疲れを感じさせない歌いぶり。
間奏ではLANTERNのスタッフさんやヤギさんをお一人づつご紹介され、観客から拍手が贈られていました。
・MoJoさん「『MoJo Take 17 #2』おかげさまで終了です。ありがとうございました!! おしまい!」
-アンコール-
-MC-
観客が拍手を贈る中、MoJoさんは各テーブルに向かって頭を下げられていましたが、
拍子がアンコールを現す手拍子に変わるとすぐに「わかりました! やりましょう」とアンコールへ。
・MoJoさん「どうせ、アレやらないと終わらせてくれないんでしょう……どうしてこういう流れになっちゃったんだ」
観客笑。
MoJoさん「でもアレを歌えなくなったらさ、もうライブも出来ないかもしれないね。
今日は何が聞けて良かったですか? やっぱりジングルですか? あれはね……」
27:MoJo Take 17のジングル/SE
28:炎神合体エンジンオーG6/MoJo
MoJoさんのお話を遮るようにヤギさんがジングルを流されると、
そのまま半ば強制的にアンコールの特撮「炎神戦隊ゴーオンジャー」より炎神合体エンジンオーG6のテーマへ。
MoJoさんは苦笑されながらヤギさんの方を見られつつ、疾走感あふれる本曲を観客の熱気を受けながら
とてもパワフルに歌われ、「MoJo Take 17」を大盛り上がりで締めくくられました。
MoJoさん「今日はありがとうございました!! また暮れにLANTERNでお会いしましょう! おーしまいっ!!」
再びMoJoさんが観客の拍手を受けながら各テーブルに向かって頭を下げられ、
「MoJo Take 17 #2」は終演となりました。
今回はライブ前のショッカーさんサプライズ登場からはじまり、
「#1」での予告通り放送開始40周年を迎えた特撮「星雲仮面マシンマン」特集後編から
ご自身の代表作ともいえるスーパー戦隊シリーズのオープニング+αやロボソングを主軸に展開。
「およげ! たいやきくん~パラパラ2001~」や「Dr.イエロー」などライブでのご披露が珍しい楽曲も交えながら
カバー曲コーナーや「みんなで歌おうじゃないかのコーナー」など、全体的に観客との一体感を意識された選曲で、
MoJoさんと観客とが作りだすライブならではの臨場感をたっぷりと味わう事が出来ました。
告知ゲスト/ショッカーO野
補足
・前回の「Take 16」ではカバー曲とご自身が歌われた楽曲の二部構成で展開され、
大谷翔平さんと特撮「機界戦隊ゼンカイジャー」よりMoJoさんが歌われた「二刀流! スーパーツーカイオー」にちなんで
「二刀流」というサブタイトルで開催されました。
その後、公式サイトに「Take 17」の開催告知がされた際には「Triple」というサブタイトルが付いていましたが、
いつの頃からか公式サイトの告知ページには「Triple」のサブタイトルは無くなっていました。
・MoJoさん「マムちゃんはマムシばっかり食べてるらしいです。オレはウナギばかりたべてます……そんな事ないけど」
・MoJoさん「『マシンマン』が40周年だったら他の作品の中にはもっと前の作品もあるってことでしょ。
『バトルフィーバー』なんてもっと前ですから、100年前くらいですか?」
観客笑。
・MoJoさんの「ヤギさんは山奥にお城を持ちになり、都内にビルを持つほどのお方」というお話を
とても暖かいまなざしで聞かれているヤギさん。
・おばあさまの形見だったと思われる扇子。
・「スーパーヒーロー魂2024 "夏の陣"」にてこの年の1月に急性すい炎を患われ療養中の為、
出演者としてクレジットの無かった座長である串田アキラさんがアンコールでサプライズでご出演されました。
串田さんとMoJoさんと宮内タカユキさんは長年の親交から「魂の三兄弟」と称される間柄で
MoJoさんは串田さんを兄のように慕われています。
・MoJoさん「もし出来るなら近いうちに『伝説』歌いたいよね」
・MoJoさん「『星空のバラード』はアコギ一本でやってもよかったかもね」
・ヤギさんが演奏されていたベースは「#1」では白いベースでしたが今回の「#2」では黒いベースでした。
・「およげ! たいやきくん~パラパラ2001~」は過去にLANTERNで楽曲を流した事はあったと思いますが、
MoJoさんが歌われたのはおそらく今回が初めてだと思われます。
・「レジェンドスーツアクター スペシャルトークショー」へのイベントをはしごする観客を意識されてか
全体的にとてもてきぱきとライブが進行されてたように感じました。
・MoJoさん「ショッカーはいいやつだよなぁ。いつても短パン履いてるし。
……短パン履いてるのはいいヤツなのかなぁ?」
観客笑。