top of page

スーパーアニソン魂2024 "夏の陣" ~THE LEGENDS~
24.8.11 Zepp Diver City(TOKYO)

出演/ささきいさお 堀江美都子 影山ヒロノブ 尾藤イサオ タケカワユキヒデ 森本英世 山形ユキオ

初参加/河内淳一

司会/ショッカーO野

コーラス/アップルパイ(平山佳代子 杉山小絵子) スペースカインズ(貴日ワタリ 常見弘士)
演奏/Super Rescue BAND(G&AG.鍋嶋圭一 Ba.吉岡満則 Dr&AG.岩田"GUNTA"康彦 Key.松原ひろし)
   Z旗horns(Tr.阿久澤一哉 Tb.島田直道 Sax&Fl.町田長右衛門)



1998年より主に夏に数日間の日程で開催されるアニメ関係のイベント「ANIME JAPAN FES」。通称AJF。
アニメ、特撮、ゲーム等の様々なコンセプトの音楽ライブを主軸にアニメ関係者によるトークショーや
声優さんによるチャリティーオークションなど、これまで様々な催しが開催されてきました。
今や主流になっているライブスタイル及びフェス形式でのアニメソングライブの草分け的存在であり、
アニメソングフェスが新興しては消えていく中、90年代から現在まで開催され続けています。

2020年に新型コロナウイルスの影響により中止となって以降は東京公演二日間、大阪公演一日で開催しており、
東京公演は一日目に特撮ヒーローに特化した「スーパーヒーロー魂」(SHS)、
二日目はアニメや特撮やゲームなどオールジャンルの楽曲を楽しむ事が出来る「スーパーアニソン魂」(SAS)が開催。
2021年よりタイトルに「THE LEGEND」が加わり、更に2023年「THE LEGENDS」へと変わりました。

「スーパアニソン魂」は2002年の初演以降、水木一郎さんと堀江美都子さんが座長を務められてきましたが、
2022年12月に水木さんが声帯不全麻痺と肺がんの治療中にご逝去されて以降は
堀江さんと共にささきいさおさんを座長に迎えて開催されています。

今回はいさおさんと堀江さんの他、一連のライブには欠かせない存在である影山ヒロノブさんや
ここ数年レギュラー出演されている尾藤イサオさんや森本英世さんの他、
バンド・ゴダイゴのボーカルであるタケカワユキヒデさんが14年ぶり、山形ユキオさんが22年ぶりにご出演。
更に2023年のライブ「スーパーロボット魂 2023 ~stage terra~」に出演された河内淳一さんが初出演。

またライブの模様は動画配信プラットフォーム「CN Live Streaming」を使用してストリーミング配信され、
ライブ終了後の8月15日から8月21日までの期間限定でアーカイブ配信も行われました。

会場はお台場にある大型ライブハウスZepp Diver City(TOKYO)。

ステージ壁面には宇宙が描かれた布が一面にはられており、四角錐のオブジェが規則正しく配置。
壁面中央には今回のライブロゴ「AJF2024 ANIME JAPAN FES」の幕が掲げられておりました。

ステージのすぐ前には撮影用のカメラが使用するレーンが床に設置されており、
カメラが移動するため、観客は最前列でもステージとは距離が保たれているようになっていました。

開演5分前になると間もなく開演である旨と、上演上の諸注意がアナウンスされていました。

-MC-

・開演時間になると客席の照明が暗くなっていき、司会進行のショッカーO野さんがご登場。
・ショッカーさん「皆さん、こんばんはぁあ!」
観客「こんばんわぁあああああざああ」
ショッカーさん「元気ですかぁっ!?」
観客「おぉおぉおおおおおおぉおおおおおおおおお!!」
ショッカーさん「魂は燃えているかっ!?」
観客「ぉぉぉおぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおぃ」
ショッカーさん「今日もとことん盛り上がるぜぇえぃ!」
観客「おおおおおおおぉぉぉぉおおおおおおおおおお」
ショッカーさん「スゥーパァーアニソンッッ!!!?」
観客「スピリィいいィィィイイぃぃイッッ!!!」
ショッカーさん「ようこそいらっしゃいましたっ!! やっぱこれだよなっ!!」
観客拍手。
・この間にバンド、ホーン隊、コーラスの皆さんがステージに登場されてそれぞれの場所で準備をされていました。
・前日開催されたライブ「スーパーヒーロー魂2024 "夏の陣"」を振り返り。
・ウルトラ和楽器隊の皆さんの和楽器演奏に圧倒されたウルトラマン特集を主軸に
この年の1月に急性すい炎を患われ療養中の為、出演者としてクレジットの無かった
座長の串田アキラさんがアンコールでサプライズでご出演されました。
・ショッカーさん「今日も楽しみましょうねぇええええ!!」
観客「ぉおおおおおおおおぉぉおおぃ!!」
ショッカーさん「それではみなさん! 心の準備はいいですかああ!!!」
観客「ぉおおおおおおおおぉぉおおぃ!!」
ショッカーさん「準備はいいですかぁああああ!!!」
観客「ぉおぉぉぉぉおぉおおおおおおおぉぃ!!」
ショッカーさん「準備はいいかぁああぁああああああっ!!!」
観客「ぉおぉぉぉぉおおおおおおおぉおおおぁおおぉぃ!!」
ショッカーさん「スーパーアニソンッ!!!?」
観客「スピリィいいィィィィイイッッ!!!!」
ショッカーさん「はぁじまります!!!」
観客拍手。

00:壮大なる銀河 (M36)(OVERTURE)/SE
01:銀河鉄道999/ささきいさお
02:GET THE WORLD/影山ヒロノブ
03:ヤットデタマンの歌/山形ユキオ
04:キャンディ キャンディ/堀江美都子
-MC-


アニメ「銀河鉄道物語」より「壮大なる銀河 (M36)(OVERTURE)」がオーバーチュアとして流れ、
アニメ「銀河鉄道999」のオープニングの前奏と共に拍手の中、いさおさんがご登場。
いさおさんの包容力のある歌声で穏やかにはじまった後はがらりと雰囲気が変わり
元気よく影山さんが登場され、アニメ「爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP」よりオープニング。
影山さんがステージ上を素早く動き回りながらからりと明るい歌声を披露された後は、
笛の音と共に山形さんがご登場。アニメ「タイムボカンシリーズ ヤットデタマン」よりオープニング。
原曲からより力強く鍛えあげられた山形さんの歌声を受け、観客全体で大合唱になりました。
オープニングブロックのラストを飾られるのは堀江さん。アニメ「キャンディ・キャンディ」よりオープニング。
堀江さんは間奏で「紅一点頑張りますよー!」と話され、はつらつとした歌声で観客を魅了されていました。

・堀江さんへ観客と共に「カワイイー」コールを贈りながらショッカーさんがご登場。
・退場される堀江さんを見送っても堀江さんへのカワイイが止まらないショッカーさん。
・ショッカーさん「1970年代にコロムビアレコードさんが出した4枚組のLP、LPは皆さんわかりますか? あ、ここは大丈夫ですね」
観客笑。
ショッカーさん「LPに『テレビまんが主題歌のあゆみ』というシリーズがございました。
        そこには鉄腕アトム、ウルトラマン、おらぁグズラだど、仮面ライダー、いろいろな作品の曲が入っていました。
        『宇宙戦艦ヤマト』のヒットあたりから"アニメ"と呼ばれさらに細分化していったわけですが、
        このライブはそんなテレビまんがのようなオールジャンルを楽しむ事が出来るのが『スーパーアニソン魂』なんです」
観客拍手。
ショッカーさん「今回の東京公演二日間で60曲以上披露していただくのですが、そのうち20曲が初披露の曲なんです」
観客「おぉぉぉ」
ショッカーさん「その中には様々なテレビまんがが登場します。是非いろんなジャンルを大いに楽しんで下さい!!
        さぁ、という事でここで元気なあの方にご登場いただきましょう!
        影ちゃんの登場です!! 『宇宙船サジタリウス』より『スターダストボーイズ』!!!!」

05:スターダストボーイズ/影山ヒロノブ
-MC-


影山さんが飛ぶ様に登場されて歌われたのは、アニメ「宇宙船サジタリウス」よりオープニング。
観客の手拍子を受けながら軽快に歌われた影山さんは、間奏になるとキーボードの松原さんと、
サックスの長右衛門さんをご紹介され、観客もお二人に拍手を贈っていました。

・影山さんお一人でトーク。
・影山さん「こぉ~ね。毎年AJFまわりに出さしてもらってますけどォ、
     もぉスタッフもねぇ、考えるんすよ。『また影山同じ曲ばっかりだとダメだなぁ』って」
観客笑。
影山さん「お客さんも『まぁた影山「HEATS」かよぉ』『まぁた「CHA-LA HEAD-CHA-LA」かよ』ってなるじゃないっすか」
観客笑。
影山さん「そしたら今回、『コレ、ステージで歌った事あったっけ?』っていう様な曲をオーダーされたんすよ」
観客「おぉぉおおおお」
影山さん「次はそんな曲です。えー『恐竜冒険記ジュラトリッパー』より『僕たちのスタート』!!」

06:僕たちのスタート/影山ヒロノブ
07:鬼神童子ZENKI/影山ヒロノブ
-MC-


影山さんが歌われたのは嬉しい選曲。アニメ「恐竜冒険記ジュラトリッパー」よりオープニング。
希望に満ちた内容の楽曲を影山さんならではの楽しそうな表情で伸びやかに歌われていました。
曲が終わるとそのまま間髪入れずにはじまったのはアニメ「鬼神童子ZENKI」より初代オープニング。
重低音の和風ロックを激しく歌われる影山さんのお姿は「僕たちのスタート」とは好対照の魅力でした。

・影山さんを見送りながらショッカーさんがご登場。
・ショッカーさん「さぁ続いてはミッチに登場して頂きます。今日ミッチすごく頑張ってくれてるんですよ。
        これから初めて歌う歌とかレア曲と歌をどんどん歌っていただくんで、みんな心の準備をしておいてください」
観客「おぉぉおおおおおぉおぉおおぉおおお」
ショッカーさん「そんなミッチに歌って頂きます!!『あばれはっちゃく』『タンゴむりすんな』!!」
観客「おぉぉおおおおおぉ」

08:タンゴむりすんな/堀江美都子
-MC-


ドラマ「俺はあばれはっちゃく」よりオープニングであり、「あばれはっちゃく」シリーズを通して使用された「タンゴむりすんな」。
弾むような歌声でコミカルさたっぷりに歌われる堀江さんが実にチャーミング。「呼ばれたら『ハイ』 お返事」の部分では
トロンボーンの島田さんとサックスの長右衛門さんが顔を見合わせ手を挙げてお返事をされている一幕もありました。

・堀江さんお一人でトーク。
・堀江さん「今日はね『スーパーアニソン魂』ですから。縛りなしです!」
観客拍手。
堀江さん「先程の『あばれはっちゃく』なんてドラマですからね。まぁいっか。
     続にお届けするのは、今、パリでオリンピックがやっていて今日、閉会式がやっていますが、パリといえば……」
観客「おぉぉぉおお」
堀江さん「あたしの歌は二回しかかからなかった幻の主題歌でしたね。『ラ・セーヌの星』!!」

09:ラ・セーヌの星/堀江美都子
-MC-


続いてはアニメ「ラ・セーヌの星」より初代オープニング。前奏では堀江さんによる「Étoile de la Seine」の一声も。
煌びやかさと軽やかが魅力的な本曲を堀江さんならではのしなやかで凛とした歌声で披露されていました。
堀江さん版の「ラ・セーヌの星」は初回と二回目のみ流れており、以降はアレーヌさんが歌われた同曲が流れていました。

・堀江さんを見送られながらショッカーさんがご登場。
・当時開催されていた「パリ2024オリンピック」やアメリカのメジャーリーグにおいて
ピッチャーとバッターの二刀流で大活躍されていた大谷翔平さんなど、世界で活躍するアスリートのお話。
・ショッカーさん「大谷選手の活躍なんてアニメでしょ? 『巨人の星』で星飛雄馬が最後大リーグに行くんですよ。
        だから日本人最初のメジャーリーガーって星飛雄馬なんですよ。
        でも現実の世界では今や当たり前のようにメジャーリーグに行ってますもんね。
        そうやって海外で活躍するはしりになった方がプロレラーにいるんですよ。タイガーマスクなんですけど」
観客拍手。
ショッカーさん「あ、森本さんはまだ出てきませんよ」
観客笑。
ショッカーさん「タイガーマスクのホンモノ、ぶっちゃけ佐山聡さんなんですけど。
        最初出てきた時はまさにアニメの様な動きだったんですよ。で、その後にアニメにもなりましたし。
        アニメだったり現実だったりで途中『アステカイザー』かな? って思ったりもしたんですけど」
観客笑。
※特撮「プロレスの星 アステカイザー」。プロレスを題材とした作品で佐山聡さんやアントニオ猪木さんなどもご出演。
 戦闘シーンを実写ではなくアニメにする事でダイナミックな描写が可能になるという画期的な試みがなされました。
ショッカーさん「そのタイガーマスクの歌がございます! 山形ユキオさんのご登場です!! 『翔べ! タイガーマスク』」

10:翔べ! タイガーマスク/山形ユキオ
-MC-


山形さんがご登場で初代タイガーマスク・佐山聡さんの活躍を収録したアルバム「翔べ! タイガーマスク」より表題曲。
躍動感のある曲調を山形さんならではの野性味あふれる歌声で歌われる様子は実に格好良く魅力的でした。
今回もし聞く事が出来るなら是非聞きたいと思っていた楽曲だけに嬉しい限りでございました。

・山形さんお一人でトーク。
・山形さん「次の曲はねぇっ、太陽がぁ、怒ってるの。太陽がボクを『コラっ!』って。
     ……『銀河旋風ブライガー』より『太陽の子らぁああっ』!!!」

11:太陽の子ら/山形ユキオ
-MC-
12:ウイニング・ラン!-風になりたい-/山形ユキオ
-MC-


独特の曲紹介からアニメ「銀河旋風ブライガー」より第21話「誓いのWネック」で印象的に取り上げられた「太陽の子ら」。
山形さんがロックな歌声を披露される中、サビでは観客も一緒になって大合唱。まさか今回本曲が聞けるとは。
そして「流行ったよね。ミニ四駆」とお話から、続いてはアニメ「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」より初代オープニング。
からりとした晴れやかさを感じる歌いぶりの山形さんでしがが、後半に歌詞の「トラブル」に合わせて
その場で転ぶというパフォーマンスをされた後、以降は膝をついて歌われていたのも印象的でした。

・山形さんを見送られながらショッカーさんがご登場。
・ここでスタッフさんがステージの中央にマイクスタンドをセッティングされていました。
・ショッカーさん「さぁ、続いてはですね。AJFには初登場の方です!! 昨年『スーパーロボット魂』には出てくださったんですけど
        アニソンも沢山歌ってるから『You 出ちゃいなよ』と」
観客「おぉぉぉおおおおおぉお」
ショッカーさん「その時に『何て呼ばれてるんですか?』って聞いたら『JUN-BOHって呼んで』と言ってくださいました。
        JUN-BOHこと河内淳一さんのご登場です!! 『よろしくメカドック』より『よろしくチューニング』!!!」

13:よろしくチューニング/河内淳一
-MC-


ギターを携えて河内さんがご登場。ご自身がボーカルのSTR!Xの楽曲からアニメ「よろしくメカドック」よりオープニング。
河内さんの軽妙な歌声に合わせ、観客も実に大盛り上がり。サビでの観客の大合唱はライブならではの一体感でした。

・河内さんお一人でトーク。
・1986年にサザンオールスターズの桑田佳祐さんが結成されたKUWATA BANDに河内さんはギターボーカルとしてご参加。
河内さん「当時はSTR!Xっていうバンドで堀江美都子さん、ミッチのバックバンドやレコーディングをていたんですね。
     ミッチの他には同じコロムビアレコードだった斎藤誠さんとかのバックで演奏してたんですけど、
     そのSTR!Xっていうバンドが原型になってKUWATA BANDになっていったんですよ。ミッチのおかげなんですよね」
※斎藤誠さん:シンガーソングライター。現在はサザンオールスターズの皆さんや桑田佳祐さんのライブでギタリストとしても活躍中。

14:星のストレンジャー/河内淳一
-MC-


続いてはSTR!Xの楽曲から劇場版「超人ロック」よりエンディング。曲紹介時の観客のどよめきが印象的でした。
河内さんがハスキーなお声でせつなく歌われるロックバラードを観客もうっとりと聞き入っている様子でした。

・河内さんが退場され、入れ替わりにショッカーさんがご登場。
・スタッフさんがマイクスタンドが片付けられ、ここでショッカーさんに呼びこまれて堀江さんがご登場。
・ショッカーさん「さすがですね。さっきまで違う衣裳だったのに早着替え!」
堀江さん「もうね今日は女性は一人でしょ? 家にある衣裳ぜんぶもってきちゃいましたよ」
観客笑。
ここで観客から「かわいい」という歓声が。
ショッカーさん「そういう事は一緒に大きな声で。せーのっ」
観客「かわぃいいいいいいいいいいい」
堀江さん「絶賛嬉しい」
・堀江さん「JUN-BOHはね、あたしのツアーメンバーだったんですよ。去年スパロボで何十年ぶりに会えて。
     『今度一緒に歌いたいね』って話してたんだけど」
ショッカーさん「先程歌われた『超人ロック』で一緒に歌われてますもんね」
堀江さん「そうなの。本当だったら今日一緒に歌う予定だったんですけど、JUN-BOHがちょっと調子悪くてね。
     だけどあたし一人でも歌える曲だから、今日は一人で歌おうと思います。デュエットは大阪までのお楽しみに」
ショッカーさん「ある意味レアですよね。……これはすぐ近所の歌ですか?」
堀江さん「そうきたかぁー」
ショッカーさん「すぐそこですよね。だったら親しみが沸きますね」
堀江さん「それ、ベタ過ぎるよねー」

15:RAINBOW BRIDGE/堀江美都子

同じく劇場版「超人ロック」より、堀江さんと河内さんお二人で歌われる予定だった「RAINBOW BRIDGE」を堀江さんお一人で。
堀江さんの落ち着いた歌いぶりもカインズの皆さんとアップルのお二人によるコーラスも幻想的な雰囲気で素敵でした。

・堀江さんを見送られながらショッカーさんがご登場。
・ショッカーさん「令和の夏に『超人ロック』の歌が聞けるなんてね。聖悠紀先生も喜ばれていると思います」
マンガ「超人ロック」シリーズを手がけられた聖悠紀先生は2022年にパーキンソン病の闘病中にご逝去されました。
・ショッカーさん「まだまだライブは続きますが、ここで10分間の休憩時間を設けたいと思います。
        出られていない方もいらっしゃいますからね。それでは『後半へつづくー』」

~休憩~
-MC-


約10分間の休憩時間が設けられ、時間になると間もなく休憩時間が終了するという旨がアナウンスされ、
しばらくすると客席の照明が暗くなってショッカーさんがご登場。

・歴代AJFのTシャツは頑丈で長持ちする。
・この年の11月に開催予定のライブ「スーパー戦隊魂2024 ~20th Anniversary~」のご案内。
・ショッカーさん「さあここから後半戦に参りたいと思いますが、今回久し振りに帰ってきてくれました!
        タケカワユキヒデさんのご登場です! 劇場版『銀河鉄道999』より『Taking off!』」

16:Taking off!/タケカワユキヒデ
-MC-


タケカワさんがボーカルを務めるゴダイゴが手がけた劇場版「銀河鉄道999<The Galaxy Express 999>」より「テイキング・オフ!」を
「タケカワユキヒデ T's COMPANY」名義でセルフカバーされたミニアルバム「GALAXY EXPRESS 999 BEST 4 SONGS」版のアレンジで。
久々にご出演のタケカワさんは観客を眺めながらなめらかに歌われ、軽やかな雰囲気でライブ後半がスターとなりました。

・ここでスタッフさんがステージ中央にマイクスタンドを設置され、タケカワさんはマイクをスタンドにセットしてトーク。
・タケカワさん「久し振りっていっても、私にとっては10年もつい昨日に感じちゃうんですよね」
観客笑。
タケカワさん「ちゃんとソロでライブやってますからね。
       あとゴダイゴのミッキー吉野と吉澤洋治とミタヨっていうのを組んでライブとかもしてますから。
       配信とかもありますから、もし興味がありましたら見てみて下さいね」
観客拍手。

17:THE GALAXY EXPRESS 999/タケカワユキヒデ
-MC-


続いても劇場版「銀河鉄道999<The Galaxy Express 999>」より、ゴダイゴの代表曲のひとつであるエンディング。
アニメソングのスタンダードとして長年愛されている中で、多くの方がカバーされている程幅広く知られている楽曲だけに
タケカワさんの伸びやかな歌いぶりに合わせて観客も終始大合唱となっていました。

・ここでショッカーさんが合流され、あらためてタケカワさんをご紹介。
・ショッカーさん「タケカワさんにご出演頂くのは14年ぶりですよ」
タケカワさん「14日くらい前の感覚ですね」
観客笑。
ショッカーさん「そうですよねー。広い宇宙を旅するならあっという間ですよね」
タケカワさん「もうほぼほぼ昨日の感覚ですよね」 
観客笑。
・ショッカーさん「14日と言わずすぐに来て頂きたいんですけど、この後タケカワさんは次の旅があるという事で」
タケカワさん「そうなんですよ。999に乗らないといけなくて」
ショッカーさん「あ、だからさっき車掌さんが探してましたよ『ぁああ、タケカワさぁあん』って」
アニメ「銀河鉄道999」で車掌さんを演じられた肝付兼太さんのモノマネをご披露されるショッカーさん。
観客笑。
ショッカーさん「残念なんですけど、タケカワさんとはここでお別れです今日はありがとうございました」
タケカワさん「ありがとうございましたー!」
・拍手の中、タケカワさんが見送られてショッカーさんお一人に。
ショッカーさん「まだまだ宇宙の旅は続きます。999が来たから、次は、ヤマト」
観客「おぉぉ」
ショッカーさん「ヤマトから『ヤマトよ永遠に』から堀江美都子さんで『銀河伝説』」

18:銀河伝説/堀江美都子
19:銀河鉄道は遥かなり/ささきいさお
-MC-
20:スタージンガーの歌/ささきいさお
-MC-


映画「ヤマトよ永遠に」より岩崎宏美さんが歌われた「銀河伝説」。堀江さんはコロムビア版としてカバーされています。
独特の緊張感が漂う本曲を堀江さんが繊細に歌われた後は、いさおさんのご登場でアニメ「銀河鉄道物語」よりオープニング。
いさおさんは勇壮に希望に満ちた歌声を披露されると、「銀河鉄道999」等多くの作品を手がけた漫画家松本零士先生のお話をされ、
松本先生の作品からアニメ「SF西遊記スタージンガー」より初代オープニング。久し振りに聞く事が出来ました。
軽快な曲調といさおさんのはつらつとした歌声をたっぷり堪能。親しみやすサビでは観客も一緒に歌っていました。

・アニメ「宇宙戦艦ヤマト」テレビ放送50周年記念に8月24日に河口湖ステラシアターにて開催される
「富士山河口湖音楽祭」にて「宇宙戦艦ヤマト ストリングス・コンサート テレビ放送50周年スペシャル! in 富士山河口湖音楽祭」が開催。
いさおさん「このコンサートは宮川泰先生の息子さんの宮川彬良先生の娘さんの知子ちゃんの企画だそうで
      富士山や星空が見える所でヤマトをやりたい、しかもストリングスのコンサートという事で、
      今、彬良先生は必死になって譜面を書いているそうでございます。ンフフフ」
観客笑。
いさおさん「既にある曲20曲以上をストリングスにアレンジするってそりゃあ大変だと思います。
      どこにも行けない缶詰め状態でしょうけど、可愛い娘の為ならエンヤコラという所でしょうか。
      ……ホントは『マツケンサンバ』を作ってる方が楽だと思いますけど」
観客笑。
いさおさん「あの曲はボクも以前歌った事があるんですが、なかなかに難しい曲でね。
      アレを踊りながら歌われる松平健さんはすごいものだなあと感心しきりでございました」

21:ヤマト!! 新たなる旅立ち/ささきいさお
-MC-


続いていさおさんが歌われたのはテレビスペシャル&映画「宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち」より主題歌。
とても壮大な曲調をドラマチックに歌われるいさおさん迫力にただただ圧倒されるばかりでした。

・いさおさんを見送られながらショッカーさんがご登場。
・ショッカーさん「続いては、2022年より毎年出演してくださっています森本英世さんのご登場です!」
観客拍手。
ショッカーさん「『行け! タイガーマスク』」

22:行け! タイガーマスク/森本英世
-MC-
23:みなし児のバラード/森本英世
-MC-


アニメ「タイガーマスク」オープニングの前奏がはじまり、ショッカーさんがテレビ版の台詞を再現される中、
白いスーツの上に羽織ったしまのマントをひるがえし新田洋名義で歌われた森本さんが颯爽とご登場。
どこか洒脱でスマートな歌声でダンディに歌われて退場されると、入れ替わりにショッカーさんが登場。
2022年のライブ「スーパーアニソン魂2022 ~THE LEGEND~」での水木さんとの「タイガーマスク」コンボの思い出を話される中、
お話中にドラムのガンタさんがアコギを携え、準備が整うと、同じく「タイガーマスク」エンディングへ。
ショッカーさんと入れ替わりに白いトレンチコートに着替えられた森本さんが再び登場され、
せつなさの中に意思の強さを感じるようにじっくりと歌われ、観客も真摯に聞き入っていました。

・森本さんと入れ替わりにショッカーさんが登場されてトーク。
・楽曲に合わせて衣装を変えられる森本さんの心意気が嬉しい。
・「タイガーマスク」の再放送をよくご覧になっていたショッカーさん。
・ショッカーさん「実は森本さんは別の名前でアニメソングを歌われています。
        それが我が師匠である石ノ森章太郎先生が原作の映画『空飛ぶゆうれい船』のテーマです。
        2022年に森本さんが初めて出演された際にステージ上で『いつか歌ってください』とお話したら
        『喜んで』とおっしゃって、去年、このステージで歌ってくださいました……今年も歌ってくれます!!」
観客「おぉぉぉおおおおおぉお」
ショッカーさん「『空飛ぶゆうれい船』より『隼人のテーマ』!!」

24:隼人のテーマ/森本英世
-MC-


赤く煌くジャケット姿の森本さんが登場され、泉谷広名義で歌われた映画「空飛ぶゆうれい船」よりエンディング。
カインズとアップルの皆さんによる重厚なコーラスを背に、森本さんならではのロマンを感じる歌声を披露されていました。

・颯爽と退場される森本さんを見送られながらショッカーさんがご登場。
・森本さんのデビュー55周年をお祝い。

・ショッカーさん「続いては尾藤イサオさんの登場です!!」
観客拍手。
ショッカーさん「この作品も様々な展開をしておりまして、僕も少し関わらせていただいております。
        パチンコの『CRあしたのジョー』でマンモス西をやらせていただいております。ホントなんですよ」
観客拍手。
ショッカーさん「そしてもうひと役、亡くなられた藤岡重慶さんの代役として丹下団平をやらせていただいております。
        せっかくなので今日は丹下団平で曲紹介をさせて頂きたいと思います。
        『ジぃョォー、立てぇ…立つんだジョー! おめぇは、おめぇはオレのあしただぁあ』……『あしたのジョー』」

25:あしたのジョー/尾藤イサオ
-MC-


シビれる前奏の中、尾藤さんがゆっくりとご登場されアニメ「あしたのジョー」よりオープニング。
ボクシングの身振りを交えながら体いっぱいに歌われる尾藤さんのパフォーマンスに惹き込まれるばかりでした。

・ショッカーさんが合流され、改めて尾藤さんをご紹介。
・尾藤さん「皆さんの声援がね、楽屋にまで聞こえてくるもんですからね。
     ボクも早く出て行って早く歌って早く帰りたくなっていたんですよ」
観客笑。
ショッカーさん「まだ帰っちゃダメ!」
尾藤さん「え? まだ歌いますよ。ちょっと脅かしただけだよォ」
ショッカーさん「心臓に悪いっす!」
・尾藤さん「次の曲はね。大変なんですよ。今日の為に覚えてきたんですけどどんどん忘れちゃうんですよ」
ショッカーさん「これは『私立ジャスティス学園』というゲームの歌ですね。これを歌われるのは?」
尾藤さん「生で歌うのは初めてなんですよ」
観客拍手。
ショッカーさん「あのぉ~すみません尾藤さん。7年ぶりです」
観客笑。
尾藤さん「あそう? 歌った事あったんだ。楽屋でみんなに『初めて歌う』って言っちゃいましたよぉ」
ショッカーさん「それはたぶん7年前におっしゃっていたんですね」
尾藤さん「そうかぁ。じゃあショッカーさん、お手伝いをお願いしたいんですけど
     ボクが歌う後ろで歌詞を先に耳打ちして教えてくれませんか?」
ショッカーさん「歌舞伎の黒子じゃないんだから」
観客笑。
・ここで尾藤さんは歌詞を確認しに一旦舞台袖に戻られました。
ショッカーさん「ベテランだから許される所業でございます。さすが尾藤イサオといった所でしょうか」
舞台袖から戻られた尾藤さん。
尾藤さん「この後、ささきいさお先輩も出られますし、他の出演者の方もいらっしゃいますけど、
     誰一人お客様にご迷惑をかけなかったと思いますから、一人くらいこんなのがいても良いのではないでしょうか」
観客笑。
尾藤さんの準備が整われ改めてショッカーさんが曲紹介をされようとした所、
再び尾藤さんは歌詞を確認しに一旦舞台袖に戻られていました。
ショッカーさん「もはや事故です!」
観客笑。
尾藤さん「お待たせしました!」
ショッカーさん「よろしいですね。では参りましょう! 『熱き鼓動』!!」

26:熱き鼓動/尾藤イサオ
-MC-


続いてはゲーム「私立ジャスティス学園」よりオープニング。大好きな曲なので久々に聞けて嬉しうございました。
歌詞を何度も確認されていた尾藤さんですが、久々という事もあり、やはり思い出すのに苦戦されていたご様子でしたが、
間奏ではギターのナベさんがブースを出られ、ソロを演奏されるのと向き合いお互いとても楽しそうにされていました。

・尾藤さんお一人でトーク。
・尾藤さん「皆さんに正直に申しますとちょっと歌詞が……。
     お詫びのしるしにひとつお見せします。僕の手の中から魔法のステッキが!」
そう念じた尾藤さんの手に突然ステッキが現れると観客大喝采。
尾藤さん「ありがとうございます。皆さん意外と古典的なのがお好きなんですね」
観客笑。
尾藤さん「次はNHKで『みんなのうた』というのがございまして。秋になるとこの歌がかかっていました。
     タイトルは『赤鬼と青鬼のタンゴ』といいます」
観客「おぉぉおおおおおおおぉおおおぉおおお」

27:赤鬼と青鬼のタンゴ/尾藤イサオ
-MC-


NHK「みんなのうた」より「赤鬼と青鬼のタンゴ」。本曲を「スーパーアニソン魂」で聞ける日が来るとは。
尾藤さんが可愛らしくも軽やかに歌われる中、照明が歌詞に合わせて赤と青に変わっていたのも嬉しかったです。

・尾藤さんを見送られながらショッカーさんがご登場。
・ショッカーさん「本物のエンターテイナーですよね。ご一緒していて一番楽しんでしまいましたよ」
観客拍手。
ショッカーさん「さぁ、最終コーナーです。まずは元気なあの方をお呼びします。せーので影ちゃん。せえええのっ」
観客「かーげちゃあああああああん!!」
観客に呼びこまれて影山さんが登場され、ショッカーさんのすぐ近くに。
ショッカーさん「何々?」
影山さん「いいねっ! あんのぉ、尾藤さんの歌も森本さんの歌もオレ普通に子供の頃聞いてましたから」
ショッカーさん「そうだよね。世代だもんね」
影山さん「同い年だもんね。めっちゃいいっすよね。オレも先月47周年になったんすよ」 
観客拍手。
影山さん「でもなんつうの。47年の短さっていうかァね。先輩達を見るとね」
ショッカーさん「オレ達まだまだハナタレ小僧だよね。ちなみに影ちゃんは本日の出演者の中で最年少でございます!」
観客拍手。
ショッカーさん「このステージでね、長老なんて言わせねえよ!!」
影山さん「言わせねえぇよ!!」
※影山さんはご自身がチェアマンを務めるアニメソングを作り歌うユニット、JAM Projectのライブにおいて
 ご自身を「初老」と表現したのですが、メンバーの皆さんが「長老」と聞き間違えてしまい
 それ以来、JAM Projectの間では自嘲美味に「長老」と自己紹介され、ファンからも「長老」と呼ばれる事がありました。

28:Winner Win!/影山ヒロノブ
29:ふりむけばDanger!/堀江美都子
30:たたかえ! キャシャーン/ささきいさお
-MC-


ラストブロックは影山さんによるアニメ「デュエル・マスターズ WIN 決闘学園編」オープニングから。これは意外な選曲。
疾走感抜群の本曲を影山さんがハードかつポジティブに歌われる様子は抜群に格好かったです。
続いては堀江さんが登場され、特撮「キャプテンパワー」よりオープニング。久しぶりに聞けて嬉しかったです。
堀江さんがシリアスかつパワフルに歌われると、不穏な音色の中、いさおさんによる生ナレーションから
アニメ「新造人間キャシャーン」オープニングをダイナミックに歌われ、ラストのロングトーンも実に圧巻でした。

・いさおさんお一人でトーク。
・いさおさん「しかし尾藤君なんかは楽屋に来るなり『今日、ぎっくり腰やっちゃって』って。ずるいんだよなぁ」
観客笑。
いさおさん「ロカビリーの時代はみんな『今日ちょっと体調が』とか言ってもステージでびゃびゃびゃーって歌ってるもので
      それが芸人根性といいますか、歌手根性といいますかね。私もその仲間でした」
観客笑。
・ここでラストの曲を前に堀江さんを呼び込まれお二人でトーク。
・堀江さん「そうか。先輩たちってそんな駆け引きをされていたんですね。見習います」
観客笑。
いさおさん「いやぁでも尾藤君って歌はもちろん、ジャグラーもやってたから踊りでもなんでも出来ちゃうんだよね。
      この前、オリンピックでも高跳び込みの選手が終ってジャグラーやってたね。『明日尾藤君やりそうだ』と思って見てたね」
観客笑。

31:明日夢みて/ささきいさお

本編のラストはアニメ「科学忍者隊ガッチャマンII」よりいさおさんと堀江さんが歌われたエンディング。
緊迫感がありながらどこか明るさを感じる本曲を、お二人は時折顔を見合わせながら凛々しく歌われていました。

-アンコール-
-MC-


いさおさんと堀江さんが挨拶をされて退場されると、続いて演奏陣の皆さんとコーラスの皆さんが退場され
観客の拍手が手拍子へと変わり、アンコールの声が起こりました。

・観客のアンコールの声に合いの手をいれながらショッカーさんがご登場。
観客との「スーパーアニソォオオオンッ!!?」「スピリッッツ!!」の掛け合いで
出演者の皆さん、演奏陣の皆さん、コーラスの皆さんを呼び込まれました。
・ここでショッカーさんが演奏陣のバンド、ホーン隊の皆さん、コーラスの皆さんをご紹介。

・ここで出演者の皆さんからひと言づつご挨拶がありました。
・影山さん「今日は最年少だったんすけど、今日はとっても居心地が良かったっす」
・立候補しそうなご挨拶をされる森本さん。
・ライブはらいぶ前にやったという尾藤さんはいさおさんと一緒に100歳まで現役でいたい。
・いさおさんのキラキラとした衣装に対抗できる森本さんのキラキラの衣装に感心する堀江さん。
・ジーンズに見える皮のパンツを履いている尾藤さん。箱根のアウトレットで買われたとか。
・御徒町出身の尾藤さんによる「アメ横」と「アメヤ横丁」の違い。
・尾藤さん「僕、御徒町出身なんですよ。ホントにおかちぃましぃ」
・森本さん55周年。堀江さんも55周年突破。いさおさんは来年65周年。
いさおさん「僕の場合、周年の"シュウ"は"終"と書いてしまいそうですけど、まだまだ終われないもので。
      尾藤君が100まで頑張るならボクも99までは頑張らないといけませんね」

・アンコールで披露される最後の一曲の間のみ観客の写真撮影OKに。
・その際には動画での撮影や本格的なカメラはNG、各種SNSへの拡散をお願いされていました。

32:宇宙戦艦ヤマト/ささきいさお 堀江美都子 影山ヒロノブ
         尾藤イサオ 森本英世 山形ユキオ 河内淳一 ショッカーO野


「スーパーアニソン魂2024 "夏の陣" ~THE LEGENDS~」のラストはアニメ「宇宙戦隊ヤマト」オープニング。
いさおさんを中心に出演者の皆さんと観客とが一緒になって歌う光景は素敵であり、さびしくもあり。
にぎやかな雰囲気の中、ラストはいさおさんのステージ左右中央の3段パンチで締めくくられました。

33:三本締め

出演者の皆さんがステージ前方に登場されると、いさおさんの発案で三本締めを行う事に。
演奏陣、コーラスの皆さんもステージ前方に集合した所でいさおさんの合図で三本締めが行われ、
観客が拍手を送る中、ショッカーさんに紹介されながら出演者のみなさんがお一人ずつ順番に退場されました。

・ショッカーさん「皆さん、楽しんでいただけましたかぁああっ!!」
観客「ぉぉおおおぉおおお!!」
ショッカーさん「また一緒に歌いましょうねええええええええええ!?」
観客「ぉぉぉぉおおおおおおおおぉぉおおおぉぉおおおおおおおお」
ショッカーさん「また絶対に会いましょうねええええええええええ!?」
観客「ぉぉぉぉおおおおおおおおぉぉおおおぉぉおおおおおおおお」
ショッカーさん「じゃあ、約束のぉスゥーパァーァアニソンッ!!!?」
観客「スピリィイイイイイイイィイッツ!!」
ショッカーさん「ショッカーO野でしたっ! 今度は戦隊だ!!」

観客の声援を受けながらショッカーさんがステージにマイクを置いて退場されると会場内の照明が明るくなり、
閉演のアナウンスが流れ出し、「スーパーアニソン魂2024 "夏の陣" ~THE LEGENDS~」および
「ANIME JAPAN FES 2024 "夏の陣"」東京公演は終演となりました。

今回もいさおさんを中心に「テレビまんが」の懐の深さ広さを感じるオールジャンルで展開。
近年レギュラー出演されている尾藤さんや森本さん、初参加の河内さんもそれぞれの代表曲の他、
本ライブでしか聞く事が出来ないような楽曲をご披露され、影山さんや山形さんも普段歌われない曲をご披露されました。
今回が久々のご出演となったタケカワさんが今後ご出演された際の期待も高まります。
そして堀江さんが八面六臂の大活躍。「テレビまんが」を体現される様に様々なジャンルの楽曲を歌われたのが印象的でした。


補足

・今回の公演で久し振りにライブタイトルに「夏の陣」が復活しました。

・「キャンディ キャンディ」で堀江さんがステージに登場される様子を舞台袖でご覧になっていたショッカーさん。
思わず「かわいい」とつぶやいてしまい、「泣きべそなんてさよなら ね」の「ね」で堀江さんと同じポーズをされたそうです。

・堀江さん「みなさんは『あばれはっちゃく』ですか?」
観客「おぉぉぉおおおお」
堀江さん「もうだいぶ月日は経ったけどそうだったんですね。『元気な良い子』だったんですね」

・ショッカーさん「『あばれはっちゃく』だよぉ、純烈の酒井一圭に自慢したいよ」
観客笑。
ショッカーさん「彼は五代目の『あばれはっちゃく』だったんですよ(※『逆転あばれはっちゃく』桜間長太郎役)
        昔ね彼が『ショッカーさん、ボクね、「あばれはっちゃく」だったんですよ。
        堀江さんの「タンゴむりすんな」聞けたら死んでもイイっすよ』って語ってくれました。
        みんなも酒井一圭に自慢していいですよ」

・ショッカーさん「今日はミッチ大活躍ですものね」
堀江さん「『スーパーロボット』『スーパー戦隊』よりも『スーパーアニソン』はね、ちょっと歌ってるのが多いんだよね」
ショッカーさん「でも『あばれはっちゃく』は嬉しかったですよ」
堀江さん「50代くらいの人は嬉しいでしょうねー」
ショッカーさん「『てめぇの馬鹿さ加減にはなぁ、父ちゃん情けなくて涙が出てくらぁ(※)』ですからねー」
観客拍手。
※「あばれはっちゃく」シリーズにおいての東野英心さん演じる父親の第五部以外の決め台詞。

・ショッカーさんが休憩時間をアナウンスされた際、「後半へつづくー」と結ばれていましたが、
アニメ「ちびまる子ちゃん」でキートン山田さんやきむらきょうやさんによるナレーションを意識された口調でした。
ちなみにこの時の時間は18:15頃。
ライブが開催されたのは日曜日。18:15頃というのは丁度「ちびまる子ちゃん」が放送されている時間であり、
まさにナレーションで「後半へつづくー」と結ばれているであろう時刻でありました。

・「THE GALAXY EXPRESS 999」を歌われる前のタケカワさんのトーク。
タケカワさん「私が出てきたならこの曲を歌わないわけにはいきませんよね」
観客拍手。
タケカワさん「そうです次は『お富さん』です」
観客笑。
タケカワさん「よかった『お富さん』が通じた。最近『お富さん』が通じない事もあったからよかったー」

・「THE GALAXY EXPRESS 999」は時折二番が英語詞になる時もありますが今回は全編日本語詞でした。

・「999」後半の「journey to the star」の溜める部分まで揃う観客に感心されるタケカワさん。

・松原さんがだんだんとミッキー吉野さんに見えてくるショッカーさん。

・いさおさん「松本零士先生もいろいろな作品を描かれましたがあんまり好きじゃない作品もある様で
      『スタージンガー』はあんまりお好きじゃなかったらしいですね。ンフフフ」
観客笑。
いさおさん「先生は好き嫌いがはっきりされている方でしたからね。
      でも今思うと出演者が豪華でね石丸博也さんに富田耕生さんに富山敬さんでしたからね」

・ショッカーさん「いさおさんの『ヤマト』のコンサートがあるというお話をされたていましたが、
        会場の河口湖ステラシアターは25年前に水木一郎アニキが『24時間1000曲ライブ』を行われた場所ですね。
        25年後の同じ時期にいさおさんが立たれるというのは、何かご縁を感じます」

・尾藤さん「チョッカーさん! ……チョッカーさんですよね?」
ショッカーさん「え?」
尾藤さん「チョッカ……あ……ショッカーさんでしたね。……しょっかぁ(そっかぁ)」
観客笑。
ショッカーさん「そこかぁ。まったく油断も隙も無い」

・尾藤さん「アニソンのイベントに出させてもらうと生きているって感じがしますね。熱いものが伝わってきまして。
     もうデビューして62年になるんですけど、最初はロカビリー歌手としてデビューしました」
観客拍手。
尾藤さん「ロカビリーでデビューして今、リハビリ―を頑張っているわけですか……」
観客笑。

・山形さん「"ユキオちゃん"って呼んでっ!」
観客「ユキオちゃぁああーん!!」

・いさおさん「いやぁ、しかし今日は同年代が一緒で嬉しかったし、刺激をもらいましたね。
      若い人と一緒でもエネルギーをもらえるけど、同年代や少し後輩が一緒だと
      ホッとした雰囲気の中でも対抗意識が沸くような気持ちになります」

・ちなみに今回もライブ終了後から数日後に期間限定でアーカイブ配信が実施。
アーカイブが開始された当初は当日の配信がそのままノーカットで配信されており、
開演前や休憩時間に「スーパー戦隊"魂"2024」などの告知映像が流れ
最後には演目や出演者の皆さん、スタッフさん達の名前が記載されていましたが、
これまで設けられていた出演者の皆さんお一人お一人のコメントは無くなっていましたが、
その後、アーカイブ用にオープニング映像が追加され、開演前や休憩部分の時間がカット、
最後には終演後バックステージでの記念写真撮影をされている様子や
いさおさんが音頭をとられての三本締めの様子追加されていました。
さらに音声のバランスがあまり良くなかったとの事で、音を調整した上でアーカイブ公開期間が延長されていました。

  • mixi
  • Grey Instagram Icon
  • x

© 2005 TEKKOUTETU All Rights Reserred

bottom of page