2025.04.01
「千晶と騒がNight」「ボイジャーソングライブ」追加
松原剛志25周年ライブ 1部 トークライブ
24.7.20 江古田Buddy
出演/松原剛志
ゲスト/岩田栄慶 ボイジャー(TAKERU 瀬下千晶)
司会/岩下直人
演奏/カラオケ
松原剛志さん。
10代の頃に水木一郎さんが主催する「水木一郎ヴォーカルスクール」に入門。
水木さんに師事しながら学習研究社の雑誌「学研アニメディア」「アニメV」主催のアニメソングコンテスト「DORACON'97」にて、
アニメソング部門で準グランプリを受賞。
その後、特撮「ウルトラマン」シリーズを手がける円谷プロダクションの芸能部に所属され、
スーツアクターとして円谷プロ専属のスーツアクターチーム「キャスタッフ」にてヒーローショー等に出演されていましたが、
1999年に特撮「ウルトラマン」シリーズを歌唱するボーカルユニットであるProject DMMの結成に参加。
当初は松原さん、前田達也さん、大門一也さんのお三方でしたが、2000年に前田さんが脱退され、
公認としてKATSUMIさんが参加されるとDMMとして数多くの楽曲を歌いステージに立たれていました。
2000年代になるとソロ歌手としても活動の幅を広げられ、アニメ「爆球Hit! クラッシュビーダマン」や
「ねぎぼうずのあさたろう」、特撮「海賊戦隊ゴーカイジャー」等のスーパー戦隊シリーズの主題歌を担当されました。
また同時期より舞台俳優としても活動を開始され、ミュージカル「レ・ミゼラブル」「タイタニック」
「王家の紋章」「デスノート The Musical」「生きる」などなど数多くの舞台に出演され続けています。
更に現在は堀江美都子さんをはじめ、多くのアニメソング関係者の方々が教壇に立たれている
洗足学園音楽大学にて声優アニメソングコースの歌唱講師をされていたり、
吉本興業に所属する歌劇団「少女歌劇団ミモザーヌ」のミュージカルレッスンの歌唱指導も行われています。
そんな松原さんがデビュー25周年を迎えられました。おめでとうございます。
デビュー25周年記念として開催された今回のライブは二部構成。
1部・昼の部はゲストとして松原さんのスーツアクター時代の後輩で、ウルトラマンゼロをはじめとして
特撮「新ウルトラマン列伝/ウルトラマンギンガ」以降のニュージェネレーションと呼ばれるウルトラマン作品で
主役となるウルトラマンのほとんどを演じられて来た岩田栄慶さんと
「ウルトラマン」シリーズに携わる歌手としての後輩であるボイジャーのTAKERUさんと瀬下千晶さんを迎えてのトークライブ。
2部・夜の部はバンド演奏でゲストにボイジャーのお二人を迎えてのミュージックライブが行われました。
今回は岩田さんとボイジャーのお二人を招いてのトークライブのレポートです。
トークライブなので、詳しい内容は来場された方だけのお楽しみという事で省略致します。
来場された方だけのお楽しみという事でご了承いただけましたら幸いです。
会場は東京都練馬区にある江古田Buddy。
入口には作詞家の松井五郎さんや円谷プロダクションなどからお祝いのお花が飾られており、
入場するとこれまで松原さんが歌われてきたウルトラマンシリーズやスーパー戦隊シリーズの
フィギアや変身アイテムなどのグッズが展示されており、自由に撮影が可能でした。
開演までの間はBGMとして松原さんが歌われた様々な楽曲が流れており、
ステージ上には松原さんを含めた出演者の皆さん用の椅子が四脚と司会の方用のマイクスタンドが設置されていて、
後方にはスクリーンが張られており、松原さんの25周年記念ロゴが映し出されていました。
スクリーンの後ろには二部夜の部用のバンドの皆様の楽器が設置されていました。
開演時間になるとそれまで流れていたBGMの音量が大きくなり、
客席の照明がゆっくりと暗くなっていきました。
-MC-
まずは松原さんと共に今回のライブの企画をされているシンガーソングライターの岩下直人さんがご登場。
1部の司会を担当されるとの事で、まずはライブが始まる前に諸注意をアナウンスされ、
勢いづけとして観客の声出しや拍手の練習をされた後、松原さんが呼び込まれました。
•松原さん「今日は何かあるんですか?」
観客笑。
•観客に松原さんとの出会いを聞いてみる。
•都道府県全制覇までもう少し。
•数千人の赤ん坊を抱っこした事がある松原さん。
•1時間45分の握手会。
•ここで松原さんに呼び込まれて岩田さんがご登場。
•あまり素顔でイベントに出られないので緊張されている岩田さん。
•続いてボイジャーのお二人もご登場。
•ウルトラマンの歌手の先輩という事以外にも
水木さんの最後の弟子ともいえるボイジャーのお二人にとって
水木さんのお弟子さんである松原さんは直系の先輩
・松原さん「水木先生はビッグボスだけど、僕はそんな威厳ないですよ」
千晶さん「いえいえいえ。松原さん、ミドルボス!」
TAKERUさん「なんかそれ馬鹿にしてない? 日本語にすると中ボスだよ!?」
観客笑。
•岩田さんと松原さんとが出会った頃の話。
・同じ「キャスタッフ」所属だったものの別チームでなかなか一緒のステージにはならない。
・松原さんから見た岩田さんは端正で爽やかな印象。
•「くうねるうごく」「アクションバカ」と呼ばれていた時代の岩田さん。
・ボイジャーのお二人と松原さんの出会いのお話。
•初めてボイジャーのお二人と出会った時の記憶があまい。
•レコーディングか銀座の博品館か横浜ベイシェラトンホテルのイベントか。
•オーラを消していた松原さんに気づかなかった。
•松原さんが2023年までコワかったTAKERUさん。
・誤解が解けたのでライブ「TSUBURAYA CONVENTION 2023 ULTRAMAN MUSIC LIVE~ウルトラマン魂2023~」では
歌いながら松原さんの下半身に抱きついていたTAKERUさん。
•岩田さんとボイジャーのお二人の出会い。
•様々な現場で共演経験があるものの、現場毎に印象が違う岩田さん。
•岩田さん「たぶんまだ役が残っているんですね。二万年の時はよく喋るんですよ」
観客笑。
千晶さん「松原さん、そういうものなんですか?」
松原さん「あまり無いと思いますね。でもそんな栄慶君だから長い間主役を務められるんだと思います」
•写真で思い出話のコーナー。
・出演者の皆さんそれぞれの写真や動画をスクリーンに映し出してそれを見ながらトークと展開。
•松原さん5歳。
•憧れのヒーローはウルトラマンエース、帰ってきたウルトラマン、太陽戦隊サンバルカン、大戦隊ゴーグルVなど。
•松原さんの背落ち写真に一気にテンションが上がり大興奮の岩田さん。
•Project DMMらしい写真に大湧き。
•43歳からクワガタにハマる松原さん。
•カブトムシを悟りクワガタロマンを追いかける。
•特撮「王様戦隊キングオージャー」におけるクワガタオージャーとオオクワガタオージャーのデザイン考察。
・岩田さんの宝物「神のお告げ」。
•岩田さん「石丸博也さん=あの人なんですよ!」
•ロケ弁請負人の「棺桶」。
•凍らせてから縦にする。
•ハイフォールからのポセイドン。
•自販機アクション。
•千晶さんは二階席を意識する歌い方。
•ドラムからギタリストからボーカルを経て本格的にお神輿を担ぐ。
•TKERUさんは中三でタレントスクールへ。
•「九州のw-inds.」がジュノンボーイになり待ちきれずに上京。
•つんくさんプロデュースで「ジャパニーズコスチュームプレイングスピリチュアル サイバーミュージシャン」になる。
•THE YELLOW MONKEYのボーカル吉井和哉さんの影響でカレーの道へ。
•2024年には全ての仕事を休みインドへカレー留学。
•笑顔のTAKERUさんと真逆の表情のインドの人々。合成の様な写真に松原さんと岩田さんの興味が留まらない。
・ここで岩田さんがゲストという事でこれまでに演じられて来たウルトラマンのポーズを披露していただく事に。
・岩田さんが披露されたポーズはウルトラマンゼロ、ウルトラマンタイガ、ウルトラマンゼット、
ウルトラマントリガー、ウルトラマンデッカー、ウルトラマンブレイザー。
・岩下さんのナビゲートでそれぞれの主題歌のさわりが流れる中、岩田さんは次々をポーズを披露されていき、
ポーズをとる度に観客から歓声と拍手がおこっていました。
・松原さん「今日は岩田英慶君のワンマンショーにご来場いただきありがとうございました」
観客笑。
・松原さん「1部がミュージックライブだと思って来てくださった方もいらっしゃるかもしれませんので、二曲くらい歌いたいと思います。
本当は一緒に歌う予定では無かったんですけど、ボイジャーのお二人も一緒に歌ってくださる事になりました!」
観客拍手。
01:ウルトラマンメビウス/松原剛志 with ボイジャー 岩田英慶
-MC-
松原さんがProject D.M.M.の一員として歌われ、ボイジャーの皆さんもカバーされている特撮「ウルトラマンメビウス」のオープニング。
1番は松原さんが歌われてボイジャーのお二人がコーラスをされ、振り付けもD.M.M.版、
2番はボイジャーのお二人が歌われ、振り付けもボイジャー版に。間奏では岩田さんがメビウスのポーズや
メビュームシュートを決める場面も。その後はステージ上と会場が一体となって一緒に歌い、最後の振り付けは交互に行われていました。
02:ウルトラの奇跡/松原剛志 with ボイジャー 岩田英慶
-MC-
1部のラストは特撮「ウルトラマンマックス」の挿入歌で、当時からウルトラマンの各種イベントで披露され
ファンから支持され続けている「ウルトラの奇跡」。イントロで岩田さんになにやら耳打ちをされた松原さん。
まっすぐな歌声を披露される傍でボイジャーのお二人は涙ぐんで聞き入っていました。
間奏では岩田さんが初代ウルトラマンのポーズとスペシウム光線を披露されて松原さんがゲストお二組を紹介されると、
最後のサビでは腕を大きく降る振り付けで観客と一つになっていました。
岩田さんとボイジャーのお二人が今回の感想をお話され、松原さんがご挨拶された後、
拍手の中、出演者の皆さんが退場されると会場内の照明が明るくなっていき、「松原剛志25周年ライブ 1部」は終演となりました。
松原さんにとってスーツアクターとしての後輩である岩田さんと歌手として後輩であるボイジャーのお二人とのトークライブ。
不勉強ながら当方今回のライブで松原さんと岩田さんとが先輩後輩関係であると初めて知ったのですが、
当時のお互いの印象や、あまり語られないスーツアクターとしての裏話を伺えたのが興味深かったです。
岩田さんが松原さんの写真にとても興奮されていたり、共通の知人の話で盛り上がる様子はとても新鮮でした。
松原さんとボイジャーのお二人の共演は何度もステージで拝見していたものの、じっくりお話されているのを聞くのは今回が初めて。
千晶さんのおっちょこちょいぶりがピックアップされる事が多く、今回も個性あふれる言動が注目されつつも、
それに増してTAKERUさんの松原さんへの畏敬や上京エピソード、インドでのカレー修行などで盛り上げられていました。
そして松原さんがどのお話でも一歩引いてゲストの皆さんを引き立てながらも歌でしっかりまとめられていたのが印象的でした。
補足
・松原さん、岩田さん、そしてボイジャーのお二人のこの時のお衣装は松原さんの25周年記念Tシャツ姿でした。
•都道府県の数は50。
•岩田さん「松原さんが歌も歌われるという噂は知っていたんですけど、アクション? なんで? って思ってましたね」
•松原さん「ボイジャーさんとは出会って15年くらいですけ、まだまだ仲良くなれる可能性を感じます」
・TAKERUさん「ボイジャーが二人体制になってすぐだったので、認められていないのかなと思っていてコワかったんですよ」
•松原さんが初めて変身したのはたぶんウルトラマンティガ。
•「ウルトラマンガイアはだいぶいい」。
•変身するウルトラマンによって心地がちがう。
・立像岩田君。
•岩下さん「腕の太さがゼロなんだよなぁ」
•「情けねえ声で歌うんだよ」と言われても松原さんとしては完コピ。
•忘年会なのにTUBE。
•KATSUMIさんの手。
•岩田さん「上積みの下抜きが基本ですね」
•事務所入って三日目に「鹿児島のGackt」に。
・カラーの道を志すまではどちらかというとハヤシライス派だったTAKERUさん。
・岩田さんがシャドー星人ゼナ役で顔出しで出演されている旨もお話されていました。
・当日も放送していたあのヒーローも一瞬登場。
・「ウルトラマンメビウス」では松原さんの足にTAKERUさんが抱き着き、続いて千晶さんも一緒に抱き着いていました。
・TAKERUさん「松原さんの歌って勇気そのものなんですよね。もうねボク達ダメなんですよ~」
千晶さん「さらに『ウルトラの奇跡』も大好きなんです」