2025.04.01
「千晶と騒がNight」「ボイジャーソングライブ」追加
石原慎一 Anniversaryライブ『この男 40周年につき』 昼の部
24.5.12 南青山MANDALA
出演/石原慎一
ゲストコーラス/山田洋子 うちだゆう
演奏/ANNYA BAND(Ag&B.大滝秀則 Key.海老原慎二 G.近藤寿 Dr.高垣薫) カラオケ
石原慎一さん。
東京ディズニーランドにあるアトラクション「イッツ・ア・スモールワールド」の前に
かつてあったステージ「キッズ・オブ・ザ・キングダム」でデビュー後、ソロの歌手として活動を開始。
スタジオミュージシャンやコーラスとしても様々なレコーディングに参加されており、
これまでにレコーディングに参加された楽曲は10000曲を越えており、
サポートミュージシャンとして中森明菜さんや加山雄三さん、田原俊彦さんのライブでのコーラスもご担当。
また、俳優としても日本ナレーション研究所の一期生として卒業後、千葉繁さん主宰の劇団「バーストマン」に参加。
以降、喜劇、ミュージカル、ストレートプレイなど様々な舞台や映像作品に出演され、脚本、演出等も携われているほか、
ウォルト・ディズニー社の映画「トリストーリー4」などの劇場作品、テレビシリーズの日本語吹き替え版の音楽演出もご担当。
更に洗足学園音楽大学で講師をされていたり、動画サイトYouTubeの公式チャンネル「慎ちゃんねる」においては
「中高年のYouTuber」をコンセプトに動画を投稿されて精力的に生配信を行われる等、多岐にわたりご活躍されています。
80年代後半からアニメや特撮、漫画のイメージアルバムなどにもソングを歌われるようになり、
特撮「重甲ビーファイター」や特撮「救急戦隊ゴーゴーファイブ」を代表格に数多くの作品の楽曲を歌われています。
ライブでの歌声のパワフルさと颯爽としたパフォーマンスのしなやかさで観客を魅了されています。
そんな石原さんがデビュー40周年を迎えられたのを記念して開催されたライブが
今回の「石原慎一 Anniversaryライブ『この男 40周年につき』」です。
昼の部、夜の部と開催されたうち、今回は昼の部のレポートです。
会場は東京都の東京都港区にあるライブハウス南青山MANDALA。
落ち着いた雰囲気の店内はステージを「コ」の字型に囲むように客席が配置されていたのが印象的。
ステージ上にはグランドピアノやバンドの楽器、マイクスタンドが設置されていました。
物販ではアクリルスタンドや40周年記念冊子「石原慎一 芸能生活40周年記念-SWEET MEMORIES-」が販売されていました。
ほとんどの観客が入場し終え、開演時間から15分ほど経った頃、会場内の照明がゆっくりと暗くなっていき、いよいよ開演です。
01:オン・シュラ・ソワカ/石原慎一
02:幻想地帯/石原慎一
-MC-
観客の拍手を受けながら登場された石原さんが歌われたのは、アニメ「天空戦記シュラト」より「オン・シュラ・ソワカ」。
趣のある曲調の中、伸びやかな歌声を披露された後は、そのままOVA「紅いハヤテ」より初代エンディングへ。
都会的でスマートな歌声を披露されていた石原さんでしたが、歌う箇所を見失ってしまい苦笑される一幕も。
・石原さんが観客へご挨拶。
・石原さん「思えばディズニーランドでミッキーと一緒のステージに立ってから40年経とうとしています。あっという間ですね」
・数え切れない程レコーディングに参加されているのでご自身でも楽曲を忘れている為、
40周年記念冊子に向けてX(旧twitter)上で有志への協力を募られていました。
・石原さん「リストをまとめていたら自分でも忘れているものが多くてね。メイン所とかも忘れていたりしたんですよ」
観客笑。
石原さん「でも皆さんは凄いですね。あっという間にリストに80曲くらい増えてます。
現在185曲くらいあるんですが、改めてそれを見ると眩暈がしてしまいそうで。
しかもどの曲も通常の世界を歌ってませんからね。ずっと極限状態」
観客笑。
・今回のライブは前半の第一部はカラオケ、後半の第二部はバンドの二部構成。
石原さん「今日に向けて歌う曲を選んでいたんですけど、歌いたい曲が多すぎて、
一部は昼と夜とで曲が全部違うんですよ」
観客拍手。
03:バビル/孤独のモニュメント/石原慎一
04:砂嵐の子守歌 (1992Version)/石原慎一
05:使命-MISSION-/石原慎一
-MC-
石原さんが「以外とライブで歌っていない作品」と紹介されて歌われたのは、OVA「バビル2世」の楽曲群。
まずは初代エンディング「バビル/孤独のモニュメント」ではどこか影がありながらもスタイリッシュに歌われ、
続く二代目エンディング「砂嵐の子守歌」では哀愁と色気漂う石原さんの歌いぶりでムードたっぷりに。
ラストのイメージソング「使命-MISSION-」では攻撃的に歌われながら、間奏ではダンスもご披露。
・OVA「バビル二世」の楽曲群を「とがった曲作りをしている」と回顧される石原さん。
・OVA「バビル二世」ではウォン役でご出演されている石原さん。
石原さん「この時に三石琴乃ちゃんとか草尾毅くんと会ったんですよ。
草尾君とは少し前にライブで共演したりして。(※2022年のライブ「スーパーヒーロー魂2022」)
あの時に再会できたのも嬉しいし、二人とも今も現役で嬉しいですね」
06:Oh! My Dream/石原慎一
-MC-
続いてはがらりと雰囲気が変わってラジオドラマ版「勇者指令ダグオン」よりオープニング。
「少し照れる青春っぽい曲」と話された石原さんは、からりと晴れやかなお声と笑顔でのびのびと歌われていました。
・石原さん「やっぱりちょっと恥ずかしくなりますね。こういう曲はボクのラインナップでも珍しいんですよ。
レコーディングの時に『石原さん、もっと爽やかにお願いします』って言われたのを思い出しました」
観客笑。
石原さん「『新くまのプーさん』でも同じ事言われましたね。『もうちょっと爽やかに……』って」
『爽やかですか? ……ちょっと待ってください。(探し物をする身振りで)爽やか、爽やか?」
観客笑。
07:Cool/石原慎一
08:Cool Cool ダンディ/石原慎一
-MC-
続いては文化放送「アニマガパラディ マンスリードラマシリーズ」より漫画「悪魔と踊れ」主題歌の「COOL」。
石原さんが「こっちは得意分野ですね」と話され、好戦的な歌声でアドリブを交え歌われた後は、
「Cool」つながりでアニメ「DRAGON BALL Z」より「Cool Cool ダンディ」。観客が揃いの手拍子をする中、
石原さんならではのスマートでどこかミステリアスなパフォーマンスを披露されました。
・石原さん「こういった曲はつい全力で歌っちゃいますね。この後、二部があって夜の部でしょ。
でも夜の部は曲を変えちゃうからセーブして歌えないんですよね。
ウチのジュニア(※石原さんのご子息)なんかも『全部変えなくてもいいんじゃない』って言うんですけど
しょうがないですよね。歌いたい曲があふれちゃうんだもん」
・「DRAGON BALL」シリーズ、「Dr.スランプ」の作者でこの年の3月に逝去された漫画家の鳥山明先生のお話。
石原さん「亡くなられたっていうニュースを見た時、ボクは先生の作品に関わった事がないなあと思ってましたけど、
よく考えなくても山ほど歌っていたんですよね。それほど先生の作品って身近な存在であり、
自分が歌っていたのも忘れるほどにボクの人生の中であたりまえにあるものだったんですよ」
・アニメ「DRAGON BALL Z」シリーズの音楽制作プロジェクト【MONOLITH】のお話。
石原さん「影ちゃん(影山ヒロノブさん)と一緒にやってたから、どんな音楽性に進むか話してましたね。
彼は主題歌歌手だから背負うものもあったから。ボクは悪役の歌が多かったんですけど、
悪役のロジックでとにかくアイディアの限りを尽くしつつ、血沸き肉躍るように歌ってましたね」
09:魔人ブウの悲劇/石原慎
10:SWEET LOVELY MIDNIGHT…月の裏側…/石原慎一
11:EなE/石原慎一
-MC-
ここからは鳥山先生追悼の意も込めてアニメ「DRAGON BALL Z」イメージソングの楽曲群。
最初の「魔人ブウの悲劇」では静かながらも凄みのある奥深さを感じる石原さんの表現力を堪能。
続いて「SWEET LOVELY MIDNIGHT」ではどこかミステリアスかつ妖艶さあふれる歌いぶりに聞き入り、
ラストは石原さん曰くライブで初披露という「EなE」では洗練された都会的な歌声が印象的でした。
・石原さん「第一部の最後はボクが主題歌を歌った二次元的な作品を二曲続けてお聞きください」
12:戦え! レッドバロン/石原慎一
13:時の中を走りぬけて/石原慎一
-MC-
前奏の石原さんの「レッドバローンファイヤー」も痛快にアニメ「レッドバロン」オープニング。
パワフルながらも実に軽やかなステージを披露された後は映画「ウルトラマンUSA」エンディング。
本曲は石原さんのアニメ特撮関係のデビュー曲なので、歌われている石原さんもどこか感慨深げな印象でした。
~休憩~
ここからは20分ほどの休憩時間というアナウンスをされて退場される石原さんが拍手で見送られ休憩へ。
そろそろ休憩時間が終わる頃合いになるとANNYA BANDの皆さんがそれぞれの楽器のブースへスタンバイ。
更に今回のゲストコーラスの山田洋子さんと、うちだゆうさんも各々マイクスタンドの前に立たれました。
14:JUDGEMENT/石原慎一
15:悩ましいほどジェラシー/石原慎一
-MC-
石原さんが登場され、第二部は漫画「Compiler (コンパイラ)」イメージソングからスタート。
バンド演奏の厚みのあるコーラスでより絢爛さを増したアレンジの中、石原さんは客席のかなり近くで歌われ、
漫画「巴がゆく!」イメージソングでは曲の盛り上がりと共に石原さんの歌いぶりが情熱的になっていたのが素敵でした。
・第二部のバンドコーナーでは昼の部と夜の部で異なる楽曲を披露される部分も。
石原さん「ここからがそのコーナーなんですけど、ライブで歌うような曲じゃなかったりするんですよ。
アレンジャーさんが拘ったりエンジニアさんがいろんなマイクを用意してくださったりして
みんながそれぞれ『DRAGON BALL Z』の世界を表現しようと楽しんでいましたね」
16:FIRE OF BLACK~黒い炎~/石原慎一
17:蟻地獄/石原慎一
-MC-
続いて石原さんが歌われたのはゲーム「ドラゴンボールZ 偉大なるドラゴンボール伝説」よりイメージソング。
小気味の良い曲調と語りを主体とした序盤から躍動感を増していく石原さんの歌声は妖しく鮮やか。
アニメ「DRAGON BALL Z」より「蟻地獄」では気だるげな曲調と石原さんの吐息交じりの歌いぶりが実にセクシーでした。
・会場の南青山MANDALAでは今回の様にご自身主催でステージに立ったのは初めてというものの、
これまで頻繁にステージに立たれたり、知人のライブを見に来たりされていたという石原さん。
・その中で特に印象深かったステージとして作家の栗本薫さんこと中島梓さんとのステージを上げられていました。
作家としては栗本薫、作曲家や演出家などでは中島梓の名前を用いて様々な創作活動をされておりましたが、2009年にご逝去されています。
石原さんは歌手で女優の花木佐千子さんと共に中島さんが作られた楽曲を南青山MANDALAで披露されていたとの事で
お話されながら時折、声を詰まらせて涙をこらえていらっしゃる様子でした。
・石原さん「南青山MANDALAでライブをやる以上は中島梓さんとも向き合わねばいけないと思います。
梓さんもそうですけど、みんなどんどんいなくなっちゃう。さびしい限りですよ。
でもね、素晴らしい若者たちもたくさん生まれてきている事は尊い事で、彼らに何かを遺していくのが使命ですね。
堀江美都子さんに声をかけてもらって大学の講師をやって学生を接点をもつと、よりそう感じますね」
18:紅椿/石原慎一
19:お休み/石原慎一
-MC-
中島梓さんがミュージカル用に書き下ろされた楽曲を元に書かれた短編集「黄昏の名探偵」の一編より「紅椿」。
ピアノのシンプルな演奏の中、石原さんのドラマチックな歌いぶりに楽曲の世界感にぐいぐいと引き込まれました。
続いては他のバンドメンバーも演奏に加わり、ミュージカル「いとしのリリー」より「お休み」。
石原さんは優しさを感じながらもどこか悲しげなロックバラードを情熱的に歌われていました。
・ゲストコーラスの山田さんとうちださんをご紹介。
・中森明菜さんの影武者になった事がある山田さん。
・風雅なおとさんと一緒にレコーディングに行った時にイケイケだったうちださんと出会う。
・石原さん「次の曲はとても素敵な歌だったんでコーラスも付け加えて譜面をおこしました。
でも、全然自分が歌った記憶がないんですよ。でも歌を聞くと確かに石原なんですよね。時々あるんですよ」
20:遥なる時を越えて -人狼草紙 Ending theme-/石原慎一
21:NON-STOP/石原慎一
-MC-
漫画「人狼草紙」よりエンディング。悲しげな序盤からサビでの一気に高らかになる石原さんの歌いぶりと
ゴージャスなコーラスが印象的でした。続いては漫画「SOLDIER BOY (ソルジャーボーイ)」より「NON-STOP」。
バンドによるアレンジも石原さんの歌いぶりも原曲と比べるとても躍動感があり迫力満点でした。
・ご自身のソロアルバムのお話。
石原さん「ニューヨークでレコーディングした時は洋子ちゃんも一緒に来てもらってね。
現地で沢山のコーラスが来てくれたけど誰も譜面が読めなくて『YOHKO! YOHKO!』って質問攻めでしたね」
観客笑。
石原さん「ある時なんかボクが酔っぱらっちゃって。スタジオに行ってるつもりが全然違う建物に入っちゃってね。
今思うとかなりコワいですよ。当時のニューヨークだったら射殺されちゃーう」
観客笑。
22:そのままの君に会わせてよ/石原慎一
23:BYE-BYE LOVE CRUISING/石原慎一
-MC-
ここからは石原さんのソロアルバムの楽曲群から二曲をご披露。
まずはアルバム「VIRTUAL LIVES」より、石原さんご自身が作詞作曲された「そのままの君に会わせてよ」。
リズミカルな石原さんの歌いぶりとコーラスが魅力的。間奏にはお三方によるスキャットも素敵でした。
続いてはがらりと雰囲気が変わり、アルバム「POSITIVE GROOVER」より「BYE-BYE LOVE CRUISING」。
どこか牧歌的な本曲をバンドの皆さんと目配せをしながら歌われる石原さんはとても楽しそうでした。
曲が終わり、バンドの皆さんがそれぞれの楽器をかき鳴らす中、石原さんがバンドメンバーを紹介されました。
・石原さん「歌が好きなだけだったのが片桐和子の門下生になり、いろんな扉を開けることになり
40年間であらゆるジャンルの歌を歌わせてもらって改めて幸せでした。
それはボクの歌を追いかけてくれる皆さんがいるからです。本当にありがとうございます」
24:風が教えてくれる/石原慎一
-MC-
続いて石原さんが歌われたのはゲーム「スーパーマリオブラザーズ」シリーズBGMに歌詞をつけた
企画アルバム「SUPER MARIO BROS.SPECIAL」より、石原さんの心境と重なるような「風が教えてくれる」。
穏やかな曲調を石原さんが包容力たっぷりにのびやかに歌われ、観客はしみじみ聞き入っていた様子でした。
25:強殖装甲ガイバー/石原慎一
-MC-
26:重甲ビーファイター/石原慎一
27:救急戦隊ゴーゴーファイブ/石原慎一
-MC-
ラストスパートは石原さんのアニメ特撮の代表曲から。まずはOVA「強殖装甲ガイバー」オープニング。
ロック色が強調されたバンドアレンジの中、石原さんのミステリアスで野性味を感じる歌声が披露された後は、
山田さんが風雅さんと共に原曲でコーラスをされている特撮「重甲ビーファイター」よりオープニング。
石原さんがパワフルに歌われる中、最後のサビではより観客の手拍子を促すバンドアレンジになっていました。
続く特撮「救急戦隊ゴーゴーファイブ」オープニングは疾走感抜群の曲調と石原さんの頼もしい歌声が魅力。、
石原さんの扇動で観客も合いの手やコーラスで参加し、ライブのクライマックスにぴったりな一幕。
・石原さん「最初のライブをやった時、みんなボクの声を探してきてくれたんですよ。
『あのCMソングを歌っている人は誰ですか』って企業さんに連絡してくれたりして。
手探りで石原を探してくださって40年、ホントに感謝しかないです。
この曲でお別れです。アンコールはありません。なぜなら夜の部があるからです」
観客笑。
28:仮面ライダーAGITO/石原慎一
石原さんが話される途中からピアノ演奏が始まり、ラストは特撮「仮面ライダーアギト」オープニング。
ピアノが随所に登場するアレンジになった事で、石原さんの歌声がより神秘的な印象になりました。
曲が終わると再び「仮面ライダーAGITO」のサビ部分が繰り返し演奏される中、石原さんがご挨拶と投げキッスをされてご退場。
「仮面ライダーAGITO」を演奏し終えると、ANNYA BANDの皆さんとコーラスの皆さんも観客からの拍手を受けながら退場されていき
「石原慎一 Anniversaryライブ『この男 40周年につき』」昼の部は終演となりました。
石原さんの40周年ライブ昼の部、第一部は石原さんの多岐にわたるキャリアの中から、
漫画のイメージアルバムやアニメ関係の楽曲を中心に主題歌やイメージソングなど幅広く展開。
第二部では特撮関係の代表的な楽曲の他、漫画のイメージソングの他、
石原さんのソロでのオリジナル曲や会場である南青山MANDALAでの思い出深い中島梓さんの楽曲もご披露。
改めて石原さんがさまざまな楽曲を歌われている事を文字通り目の当たりにし、
石原さんの歌手としての表現力の幅広さと奥深さを存分に味わう事が出来ました。
石原さんデビュー40周年おめでとうございます。
補足
・会場外には前田美波里さんや山本耕史さんほか、縁の方々から贈られた多くの祝花が飾られていました。
・当初の発表ではゲストコーラスは山田さん、風雅さん、川島さんが予定されていましたが、
諸般の事情で、山田さんとうちださんのお二人に変更されていました。
・入場時の受付や会場内でのスタッフとして川島和子さんやうちやえゆかさんもご協力されていました。
・40周年記念冊子「石原慎一 芸能生活40周年記念-SWEET MEMORIES-」には石原さんのコメントやリストの他、
石原さんのお師匠さんである片桐和子さんや前田美波里さん、漫画家の尾崎南先生や田村由美先生、
堀江美都子さん、影山さん、宮内タカユキさん、MoJoさん、ショッカーO野さんなどなど、
原田篤さん、土屋圭輔さんと土屋大輔さんなどなど、数多くの方からのコメントが寄せられていました。
・各席にはそれぞれの座席番号が書かれたカードが置かれていたのですが、
その裏には石原さんのお写真とライブ当日の日付とサインと一言コメントが印刷されていました。
・川島さんと一緒に素敵な曲をレコーディングした記憶があり、メロディも覚えているものの、何の曲かは思い出せない。
・浅野ゆう子さんのディナーショーにコーラスとして出演された石原さん。
パフォーマンス中につまずいてスピーカーにハマってしまい動けなくなってしまった事があったとか。
・40周年記念冊子には田村由美先生がイラストを寄稿。
石原さん「『締め切りが重なってるんで書けたら書きます』って言ってたのにあんなに素敵なイラストを寄せていただいて。
先生には節目節目で素敵なプレゼントをいただくんですよ。年賀状とかも毎年とても楽しみで。
まぁボク自身が年賀状を送らなくなってるくせに毎年楽しみにしているのもどうかと思っているんですけど」
観客笑。
・石原さん「今年40周年で来年には後期高齢者待ったなしという状況ですけど、
いつまでこういう感じでライブできますかね……まぁとりあえず米寿までこれで行こうかな?」
観客拍手。
・当時の山田さん「だれもついて来やしないわよ! みんなわかってるのよ!」
・うちださんもイケイケだったけど花沢加絵さんはもっとイケイケ。
・「バビル二世」楽曲群のレコーディング当時の思い出。
石原さん「中地下みたいな場所に会ったんですけど、ちょうど次の日からニューヨークに行く予定で、
夜中までかかちゃって。あと数時間で成田空港に行くんだけどなぁって思ってました」
・石原さん「『大きい声じゃ言えないんですけど、石原さんのファンなんです』って言われる事が多くて。
だいたいボクのお客さんって、世を忍んで生活していらっしゃる」
観客笑。
石原さん「いやなのかな。好きでもいいじゃないの!」
・女性向け下着会社の女性社員さんから「ファンです」と言われる。
・アルバム「SUPER MARIO BROS.SPECIAL」では石原さんは最初一曲だけ歌われる予定でしたが
あとから「これも」「これも」と追加でご依頼があったそうです。
・石原さん「いろんな人とのご縁があってここまでこれました。皆さんの応援があってこそ成り立つ仕事です。
これからも街で見かけたら気軽に声をかけていただいて『あの時のライブはああした方がよかった』とか」
観客笑。
石原さん「そういうのはもっと仲良くなってから言ってくだされば幸いです」