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スーパーロボット魂 2024 東京 ~stage terra~
24.4.28 Zepp Haneda

出演/ささきいさお 堀江美都子 影山ヒロノブ MIQ 遠藤正明 たいらいさお 山形ユキオ 渡辺学

初参加/川畑アキラ

司会/ショッカーO野

コーラス/アップルパイ(平山佳代子 杉山小絵子) スペースカインズ(貴日ワタリ 常見弘士 戸巻大蔵)
演奏/SUPER ROBOT SPECIAL BND(G.松尾洋一 B.村上聖 Dr.岩田"GUNTA"康彦 Key.松原ひろし G.鍋嶋圭一)
   Z旗horns(Tr.阿久澤一哉 Tr.Kenito Tb.島田直道 Sax&Fl.町田長右衛門)



「マジンガーZ」「ゲッターロボ」「機動戦士ガンダム」「超時空要塞マクロス」などロボットが題材のアニメや
ゲーム「スーパーロボット大戦」を中心とした楽曲で構成されたライブ「スーパーロボット魂」(通称SRS)。

1997年に「ROBONATION SUPER LIVE'97 summer」として初開催されてい以来、25年以上の間続く本ライブは
2002年以降は毎年春に「春の陣」と題して東阪で開催され、2013年以降東京公演は二日間別々の内容で開催。
2021年以降は東京公演一日目を「stage universe」、二日目を「stage terra」と題して開催されています。

2024年の今回は「スーパーロボット魂 2024"春の陣"」として東京二日間二公演、大阪一公演で開催。
引き続き東京公演一日目を「stage universe」、二日目を「stage terra」と題された他、
久しぶりに「春の陣」の表記が戻ってきました。更に今回は久し振りに海外・台湾台北での公演も実施されました。

二日目の「stage terra」では「マジンガーZ」や「ゲッターロボ」などの所謂スーパーロボット系が中心。
長年アニメソング界を牽引され、ライブ「スーパーロボット魂」では座長を務められてきた
水木一郎さんが2022年12月末に声帯不全麻痺と肺がんの治療中にご逝去された事を受け、
これまで特別出演だったささきいさおさんが2023年より座長を務められています。
堀江美都子さん、影山ヒロノブさん、MIQさんら水木さんと共に初演以来ご出演されているお三方が脇を固め、
遠藤正明さん、たいらいさおさん、山形ユキオさんらムーブメントが続く中でレギュラー出演されるようになった方々、
加えて渡辺学さんが久しぶりにご出演され、更にアニメ「地球防衛企業ダイ・ガード」のオープニングを担当された
バンド、ザ・コブラツイスターズのボーカルである川畑アキラさんが初出演されます。

今回も動画配信プラットフォーム「CN Live Streaming」を使用して
会場に足を運ぶことができない国内外のファンへ向けてストリーミング配信され、
ライブ終了後の5月2日から5月8日までの期間限定でアーカイブ配信も行われました。

会場は羽田空港の近くの羽田イノベーションシティにあるライブハウスZepp Haneda。
ステージ上左右にはオブジェが設置され、壁面には銀色の布が一面にはられており、
その中央には「SRS2024 SUPER ROBOT SPIRITS TOKYO魂OSAKA」のライブロゴが描かれた幕が掲げられていました。
ステージのすぐ前には撮影用のカメラが使用するレーンが床に設置されておりました。

開演まで数分という頃になると上演上の諸注意に加え、終演後出演者有志が
能登半島地震・台湾東部沖地震への募金の呼びかけを会場にて行う旨がアナウンスされました。


-MC-

・開演時間になると司会進行のショッカーO野さんがご登場。
・ショッカーさん「素晴らしい声援のコール&レスポンス頂きたいと思います。みなさぁんこぉぉんばんわぁああ」
観客「こんばんわぁあああ」
ショッカーさん「元ー気ですかぁあ!!?」
観客「ぉぉぉぉおおおおおおおお」
ショッカーさん「魂はァ燃えているかあああ」
観客「ぉぉぉぉおおおおおおおおぉぉぉぉおおおおおお」
ショッカーさん「今日もとことん盛りあがろうぜぇエぇええ!!」
観客「おおおおぉぉぉぉおおおおおおおおぉぉぉぉおおおおおお」
ショッカーさん「スーパーァーロボットォ!!?」
観客「スピリィイイイイイイイィイッツ!!」
ショッカーさん「ようこそいらっしゃいました!」
ショッカーさんと観客とのお馴染みのやり取りも世界的な新型コロナウィルスの蔓延により
一時休止していましたが、各種対策の甲斐もあり、前回の2023年より再開されました。

・ショッカーさん「やっと元の日常を取り戻しつつあります。彼らも帰ってきてくれました!」
客席前方右端でスーパーロボットのコスプレをしている観客をねぎらうショッカーさん。
ライブ「スーパーロボット魂」では長年ロボットのコスプレをして来場する観客もいましたが、
コロナ禍のおり数年間はそれぞれがコスプレでの参加を自粛されておりました。

・この間に演奏陣の皆さんがステージに登場されてそれぞれの位置にスタンバイ。
これまではギターは松尾洋一さんお一人でしたが、今回は鍋嶋圭一さんも加わりダブルギターに。
長年魂ライブを支え続けるギタリストお二人の共演となりました。

・ショッカーさん「皆さんは大好きなスーパーロボットに乗り込んで大空を宇宙を羽ばたいてください。
        そのナビゲートをいたしますショッカーO野です。よろしくおねがいします」
観客拍手。
ショッカーさん「最初に行っておきます。今日は曲数が多いです」
観客「おおぉぉおお」
ショッカーさん「さあ皆さん、心の準備はよろしいですか!?」
観客「ぉぉぉぉおおおおおおおおぉぉぉぉおおおおおお」
ショッカーさん「準備はいいかぁあああ!?」
観客「ぉぉぉぉおおおおおおおおぉぉおおおぉぉおおおおおおおお」
ショッカーさん「スゥーパーアーロォボォットォ!!?」
観客「スピリィイイイイイイイィイッツ!!」
ショッカーさん「はぁあじまりまぁすっ!」

00:SE
01:鋼の魂/影山ヒロノブ 堀江美都子 MIQ 遠藤正明
-MC-


勇壮な音楽がオーバーチュアとしてじっくり流れる中、ステージ向かって左から堀江さん、遠藤さん、
向かって右からMIQさん影山さんがゆっくりと登場され中央に集まり、マイクを持つ手を掲げ
ゲーム「スーパーロボットスピリッツ」より水木さんと影山さんが歌われたCMソングからスタート。
水木さんが亡くなられて初開催となった前回2023年時に水木さんパートを影山さんが歌われ、
本来の影山さんのパートを遠藤さんが歌われる形に変わっており、今回も同様のパートわけ。
影山さんと遠藤さんがメインで歌われる中、堀江さんとMIQさんはお二人をサポートする形で歌唱されていました。

・ショッカーさんが合流され、改めて、堀江さん、影山さん、MIQさん、遠藤さんをご紹介。
・皆さんがそれぞれご挨拶をされるとショッカーさんの扇動で観客がお一人づつ名前をコールしていました。
・影山さんは永遠の若手。
・ショッカーさん「さて続いては……"永遠の若手"って言いたかったけど」
堀江さん「さっき言っちゃったじゃん」
影山さん「だめだろォ?」
ショッカーさん「でも今回、遠ちゃん最年少かと思ったら、年下がいるんだよ」
堀江さん「でも"若手"っていっちゃったじゃん」
ショッカーさん「大丈夫。遠ちゃんにはこの言葉があります。永遠の"若獅子"」
観客拍手。

02:Fighters/影山ヒロノブ
03:宇宙魔神ダイケンゴーの歌/堀江美都子
04:怒りの獣神/MIQ
05:トライダーG7のテーマ/たいらいさお
06:とべ! グレンダイザー/ささきいさお
-MC-


オープニングブロック。まずは影山さんによるアニメ「電脳冒険記ウェブダイバー」より二代目エンディング。
影山さんが哀しげでも力強い歌声を披露された後は、堀江さんによるアニメ「宇宙魔神ダイケンゴー」よりオープニング。
颯爽とした堀江さんの歌声とパフォーマンスを堪能した後は、MIQさんのご登場でアニメ「獣神ライガー」初代オープニング。
アニメ「マジンガー伝説」でカバーされている本曲をSRSでMIQさんが歌われるのは1998年以来実に26年ぶりなので
MIQさんのパワフルな歌声に観客も大盛り上がりでした。遂に聞く事が出来て嬉しかったです。
頼もしい前奏と共に大歓声の中、たいらさんが登場され、アニメ「無敵ロボトライダーG7」よりオープニング。
たいらさんは歌声や表情の豊かさに加えスタイリッシュな振り付けも魅力的で、観客も一緒に手を掲げていました。
オープニングブロックのトリはいさおさんによるアニメ「UFOロボ グレンダイザー」よりオープニング。
颯爽とした曲調といさおさんのはつらつとした歌声に合わせて観客も一体となって大合唱していました。

・いさおさんがご挨拶され、お一人でトーク。
・いさおさん「一曲歌い終った後の疲れに年老いたなぁという感じがしますが、去年の夏、大阪公演の時に
      『来年もささきさん出ますか?』と聞かれたんで『出ます』とお伝えしたんですが、
      まぁ、引退した後にやっぱりやりますっていうよりかは歌えるうちは歌っていこうと思います」
観客拍手。
いさおさん「思い出すのはこの『グレンダイザー』は元々『宇宙円盤大戦争』という映画だったんですね。
      映画では歌の他に主人公の大介君(宇門大介/デュークフリード)の声もやらせてもらったんですけど、
      その時にとてもきれいなメロディの曲が大介君が宇宙に帰るシーンで流れるんですが、
      なんとなく戦いというのは勝手もむなしいものだなぁと感じる曲です『もえる愛の星』」

07:もえる愛の星 (1C)/ささきいさお
~ちいさな愛の歌 (1C)/堀江美都子
~もえる愛の星 (サビ)/ささきいさお 堀江美都子
-MC-


アニメ「UFOロボ グレンダイザー」のプロトタイプともいえる映画「宇宙円盤大戦争」よりエンディング。
いさおさんのおおらかな歌声にうっとりと聞き入っていると、二番になって堀江さんがご登場。
「もえる愛の星」をアニメ「UFOロボ グレンダイザー」放送にあたって歌詞を変えた「ちいさな愛の歌」。
穏やかな笑顔でいさおさんが見守る中、堀江さんが包容力たっぷりに歌われた後、
再び「もえる愛の星」のサビへと戻り、お二人で一緒に歌われていました。

・ショッカーさんが合流され、改めていさおさんと堀江さんをご紹介。
・「もえる愛の星」「ちいさな愛の歌」の時のいさおさんと堀江さんの衣装は青系。
いさおさん「やっぱりこうやって並ぶ時は同系色か真逆の色にしたいねっていうミッチの意見を取り入れました」
観客拍手。
いさおさん「ミッチも忙しいのにウチの家内に連絡してくれましてね。『当日何色にします?』って」
堀江さん「今日はここだけはちょっと揃えようかなって思ったんですよ」
ショッカーさん「でもミッチ、さっきまで違うお召し物だったのにいつの間に?」
堀江さん「あたし、一曲あれば着替えられるんですよー」

・ライブの数日前に放送されたテレビ朝日系特番「アニメ好き外国人がガチで投票! 世界アニソン総選挙」のお話。
サウジアラビアではいさおさんが歌われたアニメ「UFOロボ グレンダイザー」の巨大な立像が建てられていました。
いさおさん「何年か前にボクも行った事があるんだけど、あの時はまだ出来ていなかったんだよ。
      あそこで一緒に歌った方もお亡くなりになったし、一緒に行った方もお亡くなりになったし」
いさおさんと水木さんが2019年にサウジアラビアで開催されたイベント「SAUDI ANIME EXPO 2019」にご出演され、
現地語版で多くのアニメソングをカバーされているサミー・クラークさんと共演。サミーさんも水木さんも鬼籍に入られています。
ショッカーさん「じゃあ三倍頑張らないといけませんね」 
いさおさん「そうだね。でもミッチが元気に相手をしてくれるからね」
観客拍手。
いさおさん「唯一同じ時期から歌って来てるからね。でもミッチの方が先輩だけどね。ンフフフ」
観客笑。
堀江さん「あたしはいさおさんから元気を吸い取ってますからね」
いさおさん「なんか最近痩せるともったらそれが原因か」
観客笑。

・いさおさんと堀江さんが拍手で見送られてショッカーさんお一人に。
ショッカーさん「ちょっとこことで飛び道具使っちゃおう。山形ユキオさんのご登場です!!」
観客「おぉぉぉおおおおおおおおぉ」
ショッカーさん「『冥王計画ゼオライマー』より『紅のロンリネス』!!」

08:紅のロンリネス/山形ユキオ
-MC-
09:夢の狩人/山形ユキオ
10:渚にひとり/たいらいさお
-MC-


ショッカーさんの紹介を受けて山形さんがゆっくりと登場されOVA「冥王計画ゼオライマー」より初代エンディング。
原曲よりさらにワイルドになったお声で哀愁を感じる情熱的な歌いぶりで観客を盛り上げられていました。
「一緒に歌ってね」と山形さんが観客に投げかけ、続いてはアニメ「魔境伝説アクロバンチ」よりオープニング。
山形さんがドラマチックなパフォーマンスと節回しで観客と大合唱した後は、たいらさんによる「アクロバンチ」エンディング。
たいらさんの朗々とした歌声に観客も手拍子をしつつしみじみ聞き入っている様子。この二曲を連続で聞けてとても嬉しかったです。

・退場されるたいらさんを紹介されながらショッカーさんがご登場。
・配信を見ている視聴者へ向けて一緒に楽しもうと投げかけられていました。
ショッカーさん「会場の皆さんももっともっと盛り上がりましょうねー!」
観客「おぉぉおおぉおおおおおお」 
ショッカーさん「じゃあもっと盛り上がるヤツを呼んじゃう。遠藤正明さんのご登場です!!」
観客「おぉぉおおぉおおおおおおおぉおお」 
ショッカーさん「『魔装機神サイバスター』より『戦士よ、起ち上がれ!』」

11:戦士よ、起ち上がれ!/遠藤正明
-MC-
12:流離の刃 ~Sleeping Beast~/遠藤正明
13:TIME TO COME/MIQ
-MC-


高らかな前奏の中、遠藤さんが「一緒に歌おうぜぇい」と登場され、アニメ「魔装機神サイバスター」よりオープニング。
なめらかで逞しい遠藤さんの歌声と一緒に観客も大いに歌った後は、「これって歌った事あったかな?」と話され
ゲーム「スーパーロボット大戦30」より男性主人公であるエッジ・セインクラウスのテーマをSRSで初披露。
颯爽とした曲調を遠藤さんならではの痛快さあふれるハイトーンを交えてパワフルに歌って観客を盛り上げた後は、
入れ替わりでMIQさんが登場され、ゲーム「スーパロボット大戦」シリーズの最初のボーカル曲の一つ「TIME TO COME」。
MIQさんはZ旗ホーン隊の皆さんの力強いブラスサウンドを背に受けながらエネルギッシュに歌われていました。
「スーパーロボット大戦」シリーズの最初と最新のボーカル曲を連続で聞く事が出来たのは一興でした。

・退場されるMIQさんを見送られながらショッカーさんがご登場。
・ショッカーさん「なんと続いては12年ぶりに『超者ライディーン』が"降臨"します!!」
観客「おぉぉおおおおおおおおぉおおお」
ショッカーさん「渡辺学さんで『In My Justice -翼の伝説-』!!」

14:In My Justice -翼の伝説-/渡辺学
-MC-


ショッカーさんの紹介を受けて渡辺さんが静かに登場され、アニメ「超者ライディーン」より初代オープニング。
実に12年ぶりの渡辺さんはシャープで力強い歌声をそのままに、クールなパフォーマンスで観客を盛り上げられていました。

・ここでショッカーさんが合流され、観客と共に渡辺さんに「おかえり」コール。
・ショッカーさん「今日ね、楽屋で映像ディレクターの梅ちゃんことNEW JACK 拓郎がですね……」
※NEW JACK 拓郎さんは本名の梅田凡乃さんとして映像制作に携われており。
 コロナ過よりバースデーソングさん主催のほぼ全てのライブ配信プロデュースをご担当。
 2022年にはご自身の会社「梅屋LLC.」を立ちあげられ、代表としてライブ配信や映像、音楽制作などを行われています。
ショッカーさん「急に『やぁ、今日"ぶぶ"がさぁ』って言ってきたんですけど」
渡辺さん「実は古くからの知り合いなんですよ」
観客「へぇーーーー」
渡辺さん「皆さん、ニフティサーブってご存知ですか? あの頃に知り合ったんですよ」
※ニフティサーブは1980年代から2000年代まで運営されていたパソコン通信サービス。

・この間にスタッフさん達によってステージ上に譜面台やマイクスタンドが設置されていき、
アコースティックコーナーの準備が進められていました。
・渡辺さんが拍手で見送られ、準備が整った所でショッカーさんがアコギコーナーの出演者の皆さんをお出迎え。

・今回のユニット名は「メモリアルアニキフォーエバー合唱団」。
・メンバーは堀江さん、たいらさん、影山さん、MIQさん、遠藤さん。
・楽器はたいらさんと影山さんがアコースティックギター、遠藤さんがジャンべをご担当。
・ショッカーさん「今日の調子はどうですか? バンマスの影ちゃん」
たいらさん「バンマス!」
影山さん「……! オレ、バンマスなんすか!?」
ショッカーさん「一応、音頭をとるから」
影山さん「マァジっすか?」
ショッカーさん「永遠の若手ですからね。ここでは"長老"なんて言わせませんからね」
観客拍手。
影山さん「ナイス! そこ大事!!」
※影山さんはご自身がチェアマンを務めるアニメソングを作り歌うユニット、JAM Projectのライブにおいて
 ご自身を「初老」と表現したのですが、メンバーの皆さんが「長老」と聞き間違えてしまい
 それ以来、JAM Projectの間では自嘲美味に「長老」と自己紹介され、ファンからも「長老」と呼ばれる事があります。

15:空飛ぶマジンガーZ/メモリアルアニキフォーエバー合唱団 ショッカーO野
-MC-


アコギコーナーはメモリアルアニキフォーエバー合唱団の名前の通り水木さんの楽曲を特集。
まずはアニメ「マジンガーZ」挿入歌で映画「マジンガーZ対デビルマン」エンディングで映画「マジンガーZ対暗黒大将軍」オープニング。
カウントダウンは1番が堀江さん、2番がMIQさん中心、皆さんが順番に歌い継ぎ、サビでは観客も含めて大合唱となりました。
間奏では遠藤さん、堀江さん、MIQさんがスキャットでブラス部分を表現されていたのも印象的でした。

・1997年にカバーアルバム「スーパーロボット大戦 ボーカルコレクション ROBONATION'1」で
水木さんが「空飛ぶマジンガーZ」をカバーされる際のカウントダウン部分にはショッカーさんもご参加。
ショッカーさん「アップルパイやカインズに混じってボクもいるんですよ」
影山さん「え~。そうなんやぁ~。すごいやん」
たいらさん「その話、本番にとっておいたね」
観客笑。
影山さん「さぁすが"不死身のヒロシ"や」
ショッカーさんの本名は大野浩さん。影山さんはよくショッカーさんをヒロシ呼びされています。
ショッカーさん「あ、じゃあソレ、やる?」
たいらさん「不死身のヒロシ、いくかい?」

16:鋼鉄ジーグのうた/メモリアルアニキフォーエバー合唱団 ショッカーO野
-MC-


アコギコーナー二曲目はアニメ「鋼鉄ジーグ」よりオープニング。堀江さんとMIQさんのスキャットで前奏を再現され、
お一人づつにソロパートが設けられる中、楽曲全般に及ぶ印象的なスキャットは出演者の皆さんはもちろん、
観客も一緒になって大合唱することで会場全体が一体になっていました。

・拍手の中、メモリアルアニキフォーエバー合唱団の皆さんが見送られ、スタッフさんがマイクスタンドや譜面台をお片づけ。
バンドの皆さんがステージに登場されて準備をされている間に、来場した観客の中で一番遠くから来た人を調査。
・北は北海道、南は沖縄までと幅広い来場者。
・さらにこの夏に開催される老舗アニメソングライブフェス「ANIME JAPAN FES 2024"夏の陣"」のご案内をされていました。
・ショッカーさん「さて、ここからは後半戦。初登場の方です!」
観客「おぉぉおおおおぉ」
ショッカーさん「色々お話も聞きたいですが、まずは歌って頂きましょう! 川畑アキラさんで『路地裏の宇宙少年』!!」

17:路地裏の宇宙少年~ザ・コブラツイスターズ・ミックス/川畑アキラ
-MC-


川畑さんが登場され、アニメ「地球防衛企業ダイ・ガード」よりオープニングをアルバム「ザ・コブラツイスターズ」版で。
ステージを動き回りながら少しコミカルに歩いたり舌を出しながら盛り上げながらパワフルに歌われる川畑さんを受けて
観客の盛り上がりがとにかくすさまじく、随所の「パーパパパー」をはじめとして終始大合唱だったのが印象的でした。

・拍手の中、ショッカーさんが合流され改めて川畑さんをご紹介。
・川畑さん「おこんばんわー」
ショッカーさん「いやーいいキャラみつけたー」
観客笑。
ショッカーさん「この『路地裏の宇宙少年』はもう何年前ですか?」
川畑さん「コブラツイスターズがデビューした年ですからもう25年前ですね」
観客「おぉおぉおおおぉお」
ショッカーさん「25年! 『ボイスラッガー』と同期だ」
観客笑。
※特撮「ボイスラッガー」。石ノ森章太郎先生の遺作。水木さんやショッカーさんをはじめ魂ライブ関係の方も多く関わっていました。

・川畑さんが拍手で見送られ、続いてたいらさんが呼び込まれました。
・たいらさんの愛称「へーちゃん」をショッカーさんと観客が一緒にコール。 
・ショッカーさん「さぁ、ここからはJ9シリーズだぁあ!!」
観客「おぉぉおおおおぉおおおぉお」
ショッカーさん「『銀河旋風ブライガァアアアアア』」

18:銀河旋風ブライガー/たいらいさお
-MC-


J9シリーズ特集まずはたいらさんのナレーションも軽やかにアニメ「銀河旋風ブライガー」よりオープニング。
小粋なロックサウンドにたいらさんの渋みの効いた歌声と颯爽としたステージパフォーマンスに観客も大盛り上がりでした。

・たいらさんお一人でトーク。
・たいらさん「J9シリーズとえばロックテイストに色々なジャンルが入り混じっていますが、
      エンディングの『さすらいキッド』はロックにウェスタンに演歌。コブシも入っています。
      個人的に大好きなロックウェスタン演歌なんです。
      オープニングの『ブライガー』は自分の中でロックになりきれずに苦戦した思い出がありますが、
      それはそれで大好きです。エンディングは、自分にはとてもぴったりだと思っています」

19:さすらいキッド/たいらいさお
20:ABAYO FLY BYE/山形ユキオ
-MC-


続いてたいらさんが歌われたのはアニメ「銀河旋風ブライガー」よりエンディング。
牧歌的な曲調を味わい深く歌われるたいらさんが実に格好良く、最後の「安らぎを求め求めゆく」ではロングトーンをご披露。
退場されるたいらさんとグータッチして山形さんが登場され、同じくアニメ「銀河旋風ブライガー」より最終回「ABAYO」挿入歌。 
作品の幕引きで流れた印象的な本曲を山形さんならではのハードな歌声で披露されると、観客も一緒になって歌っていました。

・山形さんお一人でトーク。
・山形さん「続いての曲は『銀河旋風ブライガー』……じゃなくて」
観客笑。
山形さん「『銀河烈風っバクシンガー』!!」


21:銀河烈風バクシンガー/山形ユキオ
-MC-


山形さんのニヒルな語りからはじまるアニメ「銀河烈風バクシンガー」より山形さんが坂部悟さんと共に歌われたオープニング。
軽快な曲調を山形さんが独特の高揚感抜群の歌声で披露されると、観客も大いに盛り上がり終始大合唱状態でした。

・退場される山形さんを見送られながらショッカーさんがご登場。
・ショッカーさん「この会場の最寄駅ってどこですか?」
観客「天空橋ー」
ショッカーさん「天空橋。天空ー橋で天空ー剣を使うロボットの歌が聞けるってどうですか?」
観客「おぉぉおおおおおおおぉお」
・ここで再びテレビ朝日系特番「アニメ好き外国人がガチで投票! 世界アニソン総選挙」のお話。
堀江さんが歌われたアニメ「超電磁マシーン ボルテスV」よりオープニングがフィリピンで圧倒的な支持を集めており
全体のランキングで第三位にランクイン。堀江さんご自身も番組に出演され、代表曲をメドレーで披露されていました。
ショッカーさん「それでは、堀江美都子さんに登場して頂きます! 『超電磁マシーン ボールテースV』」

22:ボルテスVの歌/堀江美都子
-MC-
23:Halleluyah(ハレルヤ)/影山ヒロノブ 堀江美都子 &アップルパイ スペースカインズ
-MC-


ショッカーさんの紹介を受けて堀江さんが登場され、アニメ「超電磁マシーン ボルテスV」よりオープニング。
堀江さんは黒を基調に胸元に金のスパンコールで「V」の意匠が表現されたお衣装で颯爽と歌われました。
「もう一曲、一緒に歌いたい人がいるんです」と影山さんを呼び込まれ、お二人が歌われたのは
アニメ「ビーストウォーズ メタルス ~超生命体トランスフォーマー~」より二代目エンディング。
ハッピーな曲調の本曲はお二人のソロはもちろん、後半にはアップルとカインズの皆さんのソロも聞き所。
観客の手拍子を受けながら、お二人は時に顔を合わせながらとても楽しそうに歌われていました。

・拍手で堀江さんが見送られ、影山さんお一人でトーク。
・少し息が切れているご様子の影山さん。
影山さん「いや、ぜんぜんしんどくねえ!」
観客笑。
影山さん「最後二回転調してそっからさらに続いてもぜんぜんしんどくねえ」
観客拍手。
影山さん「だって、アップル・パイがメガネかけて歌うお年頃ですよ」
アップル・パイの杉山さんは2021年頃からメガネをかけてご出演されています。
影山さん「いいんだよォ、いいんだよォ。見える事が大事なんだからァ」
観客笑。
・影山さん「じゃあ次ははるか昔、このシリーズが始まった頃に
     アニキやMIQさんと一緒につくったアルバムでカバーした曲をお送りします。
     『メロスのように-LONELY WAY-』!!!」

24:メロスのように-LONELY WAY-/影山ヒロノブ
-MC-
25:嘆きのロザリオ/JAM Project featuring 影山ヒロノブ 遠藤正明
-MC-


影山さんが歌われたのはアニメ「蒼き流星SPTレイズナー」よりオープニング。久しぶりに聞く事できました。
カバーアルバム「スーパーロボット大戦 ボーカルコレクション2」で影山さんがカバーされています。
幻想的な曲調を影山さんがシャープに歌われると、遠藤さんを呼び込んで「JAMのロボットソングを」とお話され
お二人が参加しているJAM Projectの楽曲からアニメ「超重神グラヴィオン」よりオープニング。意外な選曲。
緊張感漂う本曲を時に入れ替わり立ち代わり、時に一緒に肩を組んで歌われるお二人のお姿に
観客も大盛り上がりで、特に「Ah ah ah ah グラヴィオン」の合唱はとても迫力がありました。

・退場される影山さんと遠藤さんを見送られながらショッカーさんがご登場。
・ショッカーさん「ロボットアニメというのは本当に色々あって昨日今日でも足りないほどですが、
        続いての作品にはアニメなのに殺陣師がいる作品でございます」
観客「おぉぉおお」
ショッカーさん「当時、ロボットアニメなのに殺陣? と思っていたのですが、
        この殺陣師をやられていたのが『仮面ライダー』のアクションを作っていた方なんですよ。
        歌っていただくのはささきいさお御大でございます! 今日は御大が色々歌って頂けます!
        まずは『立て! 闘将ダイモス』!!!」
※アニメ「闘将ダイモス」には特撮「仮面ライダー」をはじめ多くの特撮作品で殺陣師をつとめられ
 今におけるアクション監督の基礎を作られたとされる故・高橋一俊さんが参加されていました。 

26:立て! 闘将ダイモス/ささきいさお
-MC-


ショッカーさんの紹介を受けていさおさんが登場されて歌われるのは、アニメ「闘将ダイモス」よりオープニング。
いさおさんの重厚な歌声も勇ましく、ステージの照明が歌詞に合わせ朝焼けや夕焼けを表現されていたのも印象的。

・いさおさんお一人でトーク。
・いさおさん「こういう巨大ロボットものも一年に一回くらいしか歌わないから一週間程前から必死で覚えるんです。
      それでも覚えたと思ったら、その前の歌詞を忘れてしまったりして。ンフフフ」
観客笑。
いさおさん「しかも次からの曲はなかなか歌わないレアな曲でございまして」
観客「おぉぉおおぉお」
いさおさん「『超…合体、魔術ロボ ギンガイザー』という」
観客「おぉぉおおぉおおぉおおおお」
いさおさん「この曲は横山菁児先生がお書きになっていて、いつもの曲と違って千変万化する曲でございまして。
      ボクも歌うのを苦労した思い出があります。コーラスも子供の声できゃっきゃっきゃっとよろしくお願いしますね」

27:超常スマッシュ! ギンガイザー/ささきいさお
-MC-
28:がんばれ! 宇宙の戦士/ささきいさお
-MC-


アニメ「超合体魔術ロボ ギンガイザー」よりオープニング。魔術的転調を逞しく歌われるいさおさんはもちろん、
長右衛門さんによる随所に登場するピッコロの生演奏も聞き所。コーラスのアップルのお二人をねぎらわれると
続いてはアニメ「宇宙大帝ゴッドシグマ」よりオープニング。いさおさんのはつらつとした歌いぶりを受けて
観客も大盛り上がり。特に「シグマシグマゴッドシグマ」の後の「パパン」という手拍子の一体感は実に楽しく。 
二曲ともライブで披露されるのは久し振りで、今回聞く事が出来てとても嬉しうございました。

・退場されるいさおさんを見送られながらショッカーさんがご登場。
・「がんばれ! 宇宙の戦士」は新潟県版のコミックマーケットともいえるイベント「ガタケット」で
お昼の12時に必ず流れており、来場者は「シグマシグマゴッドシグマ」後の「パパン」と手拍子をするのが恒例になっているとか。
ショッカーさん「絶対『ゴッドシグマ』の事を知らないような若い人も一緒になって何万人がやってるんですよ。
        だいぶ落ち着いたから今度、御大と一緒にガタケットにも行ってみたいですね」
観客拍手。
・ショッカーさん「さぁここからラストスパートまだまだ盛り上がれますかァアアアア!?」
観客「おぉおおおおおおおおおおおおぉおおおおおおぉぉおおお」
ショッカーさん「みんなまだまだ盛り上がれるあああああ?」
観客「おぉおおおおおおおおおおおおぉおおおおおおぉぉおおお」
ショッカーさん「まだまだ歌えるかぁああああああ?」
観客「おぉおおおおおおおおおおおおぉおおおおおおぉぉおおお」
ショッカーさん「スーパーァーロボットォ!!?」
観客「スピリィイイイイイイイィイッツ!!」
ショッカーさん「それじゃあまずは遠藤正明さんの登場です!! 『勇者王誕生!!』」

29:勇者王誕生!/遠藤正明
30:復活のイデオン/たいらいさお
31:不思議CALL ME/MIQ
32:マジンガーエンジェルのうた/堀江美都子
33:HEATS 2021/影山ヒロノブ
34:時を越えて/影山ヒロノブ MIQ 堀江美都子 遠藤正明


バンドの皆さんが楽器を鳴らす中、遠藤さんがご登場されアニメ「勇者王ガオガイガー」よりオープニング。
遠藤さんは観客が「ガガガ」を大合唱する様子を嬉しそうに眺めながら、パワフルなステージを披露されていました。
がらりと雰囲気が変わり、たいらさんが静かに登場され、アニメ「伝説巨人イデオン」よりオープニング。
シリアスな歌声を披露されるたいさんのスマートな振り付けは観客も一緒になってマネしていました。
続いてはMIQさんのご登場で、アニメ「星銃士ビスマルク」よりオープニング。
はかなさを感じるMIQさんの歌声とアップル、カインズの皆さんのハーモニーが合わさってなんとも幻想的な心地に。
高らかな前奏の中、堀江さんが登場されて歌われたのは、漫画「マジンガーエンジェル」のイメージソング。
颯爽としたステージを披露される堀江さんの「レディーゴー!」の部分ではアップルのお二人も一緒に振り付けをされていました。
続いては影山さんによるOVA「真(チェンジ!!)ゲッターロボ -地球最後の日-」二代目オープニング「HEATS」を
2021年にアニメ「ゲッターロボアーク」で三代目エンディングとして再録音再アレンジされた「HEATS 2021」。
ステージを駆け回り観客を煽りながら激しいパフォーマンスを披露される影山さんのパワフルさには脱帽です。
本編ラストは影山さんに呼びこまれて堀江さん、MIQさん、遠藤さんが合流され、ゲーム「スーパーロボット大戦」を象徴する「時を越えて」。
疾走感あふれる本曲をそれぞれの個性で歌われる中、影山さんとMIQさん、堀江さんと遠藤さんのコンビで歌われるのは新鮮でした。

-アンコール-
-MC-


・拍手の中、堀江さん、影山さん、MIQさん、遠藤さんに続いて、バンドの皆さんZ旗ホーン隊の皆さんが退場され、
しばらくすると拍手が手拍子へ変わっていき、アンコールが起こりました。
・観客のアンコールに合いの手を入れながらショッカーさんがご登場。
観客との「スーパーロボット」「スピリィイッツ」の掛け声で出演者の皆さんを呼び込みまれました。

・出演者の皆さんが揃われるとショッカーさんによってバンド、コーラスの皆さんをそれぞれご紹介されていきました。
・ここで今回は特別に松尾さんと鍋嶋さんによるツインギターであることがアナウンスされました。
・キーボードの松原さんとカインズの常見さんはお名前が「ひろし」なので
ショッカーさんから"不死身のヒロシ2号"、"不死身のヒロシ3号"と紹介されていました。
・続いて出演者の皆さんがそれぞれ一言づつコメント。
・ここでショッカーさんからこれから披露される最後の一曲の間のみ観客の写真撮影OKというアナウンス。
・その際には各種SNSで「#SRS2024」「#スーパーロボット魂2024」等のハッシュタグを付けての投稿を推奨されていました。

35:ゲッターロボ!/ささきいさお 堀江美都子 影山ヒロノブ MIQ 遠藤正明
         たいらいさお 山形ユキオ 渡辺学 川畑アキラ


「スーパーロボット魂 2024 東京 ~stage terra~」および東京公演のラストを締めくくるのは
この年に放送開始から50周年を迎えるアニメ「ゲッターロボ」よりいさおさんが歌われたオープニング。
いさおさんがメインで歌われ、観客も一緒になって「ガンガンガンガン」と盛り上がる中、
他の出演者の皆さんは一緒に歌われたり、観客にマイクを向けたりとそれぞれにアンコールを楽しまれておりました。

36:三本締めZ

ここまで二日間合計で70曲が披露され、「スーパーロボット魂2024」東京公演が無事終了したという事で
水木さんの考案で生まれたおめでたい「三本締めZ」で締めくくろうというお話をされ
ショッカーさんが事前に「だんだんと早くなってしまうからゆっくりとやりましょう」とお話され、
出演者、コーラスの皆さん、演奏陣の皆さん、観客全員でじっくりと三本締めZが行われました。

・観客から拍手が贈られる中、ショッカーさんの案内で出演者の皆さんがお一組ずつ順番に退場されていきました。
・堀江さんが退場される際、水木さんが退場時に行われていた「愛してるゼェエエット」を継承されていました。
・堀江さんに続いていさおさんも退場されるとショッカーさんお一人に。
・ここで改めて終演後の出演者有志による能登半島地震・台湾東部沖地震への募金の案内がありました。

・ショッカーさん「今日は思いっきり楽しんでくれましたかぁあああああ?」
観客「ぉぉぉぉおおおおおおおおぉぉおおおぉぉおおおおおおおお」
ショッカーさん「また一緒に盛り上がりましょうねええええええええええ!?」
観客「ぉぉぉぉおおおおおおおおぉぉおおおぉぉおおおおおおおお」
ショッカーさん「それじゃあ約束のぉスーパーァーロボットォ!!?」
観客「スピリィイイイイイイイィイッツ!!」
ショッカーさん「ショッカーO野でしたっ。今度は大阪で会いましょう!!」

拍手の中、ショッカーさんが見送られるとステージ端にスタッフさんがご登場。
ここから能登半島地震・台湾東部沖地震への募金活動の為、規制退場が行われていき、
「スーパーロボット魂 2024 東京 ~stage terra~」および東京公演は終演となりました。

今回はMIQさんの「怒りの獣神」を筆頭に久しぶりに披露された楽曲が多かった印象。
25年以上続くムーヴメントですので、出演者も多くなり、お馴染みの楽曲も増え、
披露される機会が減った楽曲が改めて掘り下げられるのはとても嬉しかったです。
また全体的にとにかく観客による大合唱や歓声、合いの手の大きさが印象的。
新型コロナウイルスが無くなったわけではないですが、諸々の対策が打てる状態になり、
かつての様なライブの一体感を改めて味わえるようになったのも嬉しうございました。

補足

・ギターは松尾さんがメインで演奏され鍋嶋さんは楽曲によってサポート的に参加されていました。

・いさおさん「ウチではヘロヘロになっていても皆さんの前に出ると元気が出ますね」

・ライブ「スーパー戦隊"魂"」シリーズでは奇抜な衣装で観客を盛り上げている山形さんですが、
今回はロングジャケット姿などでスタイリッシュな衣装で好対照の格好よさでした。

・ショッカーさん「渡辺さんはあんなに爽やかなのになんでNEW JACK 拓郎と気が合うんだろう?」 

・アコギコーナーにて。
ショッカーさん「へーちゃん、ギターの調子はどうですか?」
たいらさん「ギターの調子? うん、腕の調子はわからないけど、ギターの調子はいいみたい」
観客笑。

・「空飛ぶマジンガーZ」の「この広い空は」の部分は堀江さんとMIQさんが素敵なハーモニーをご披露。
1番と2番では主線を歌われる方とハモリを歌われる方が交代されていたのも印象的でした。

・ショッカーさん「これからもアニキの歌をみんなで歌っていきます。いっぱいいっぱい思い出してください。
        皆さんも恋しくなったらCDを聞いたり映像を見たりして再会することが出来ます」

・「路地裏の宇宙少年」シングル版とアルバム「ザ・コブラツイスターズ・ミックス」版のアレンジの違いは
ブラスサウンドがシングル版は2番以降に登場。アルバム版は全編にブラスサウンドが活躍されます。
今回はZ旗ホーン隊がいらっしゃるからか、より躍動感のあるアルバム版になっていたようでした。

・ショッカーさん「この前のリハではお会い出来なかったんですけど、ちなみに川畑さんってどこにお住まいなんですか?」
川畑さん「鹿児島県の与論島です。羽田空港から直行直帰です!」
ショッカーさん「じゃあさっき沖縄から来た方がいましたけど、近いんですね」
川畑さん「もしかしたら与論島の方が遠いかも。飛行機を二階乗り継ぎますから」

・「さすらいキッド」の「ブラスターキッド」を二回繰り返す部分の二回目は観客が歌っていました。

・「ボルテスVの歌」の堀江さんのお衣装は「ボルテス」用に今回新しく作られたお衣装。
堀江さん「この衣装はアニキの衣装を作ってくれていた方が作ってくれたの。アニキの愛だよ」
観客拍手。
堀江さん「だから、やさしさに包まれている感じで歌えました」

・影山さん「さっき楽屋でヒロシが『影ちゃんさっきの"不死身のヒロシ"のタイミングめっちゃよかったなぁ~』」
観客笑。
影山さん「『まぁ、影ちゃんは"ヒロ"ノブだから半分不死身だけどォ~』……全然意味わかんない」
観客笑。

・「時を越えて」で普段の倍以上に動き回られていた影山さん。

・「ドキッ! バンマスらだけのレジェンドバンド」

・ショッカーさん「サックスはもちろん、フルート、ピッコロ。ヤムチャ、天津飯、いろいろやっております。長右衛門!!」

・川畑さん初参加のきっかけのお話。
ショッカーさん「このライブの選曲をしているスタッフが、まあオタクでして。
        中野ブロードウェイのまんだらけに行った時に『路地裏の宇宙少年』が流れていて
        『あ、呼ぼう!』となったらしいんですよ」
川畑さん「まんだらけー!」

・「ユキオちゃん」と呼んで欲しい山形さんにショッカーさんの先導で「ユキオちゃん」コールをプレゼント。

・たいらさん「久し振りなんだよね。四年ぶり?」
ショッカーさん「そうです隣の黒い人(山形さん)と一緒に四年ぶりです」
たいらさん「黒い人ね。ボクもやや黒いんだよねー」

・堀江さん「ここ最近、体調が今一つだったんですけど、ここに立つとそんな事言ってられませんね。
     今日はそんな状況の中でも一番の歌を頑張って歌いました」

・いさおさん「この前、知人に『そろそろ引退しようと思う』って話したら『ダメですよ。引退したら頑張らなくなります』って言われて
      このステージがあるから一週間前からトレーニングして、皆さんの力ももらってなんとか歌いきりました」

・ラストの曲が「マジンガーZ」ではなかったのは史上初めてであり若干の淋しさはありますが、
「ゲッターロボ」の50周年を寿いでの事だと思おうと思います。

・能登半島地震・台湾東部沖地震への募金活動は物販コーナーになっていた二階の入口に
長机に募金箱がいくつか設置されその後ろに出演者有志の皆さんがいらっしゃる形で実施。
募金した観客はショッカーさんやスタッフさんの誘導を受け出演者の皆さんにご挨拶程度にお話していました。

・募金ブース周辺では観客が募金している様子を撮影スタッフさんが撮影していたのですが、
そのスタッフさんはNEW JACK 拓郎さん自らカメラを持って記録されていました。

・今回の「スーパーロボット魂2024」は東京公演共ライブ終了後からアーカイブ配信を実施。
権利関係の都合上、一日目は「Z・刻をこえて」「星空のBelieve」「水の星へ愛をこめて」がカットされていたものの、
本編以外にもアーカイブ用にオープニングにステージ設営の様子が流れた他、終演後の記念撮影の様子、
出演者の皆さんが募金活動をされている様子などが盛り込まれていました。
ライブから数日後の2日から8日までの期間アーカイブ配信として楽しむ事が出来ました。

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