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MoJo Take 16 二刀流#2
24.4.13 ライブハウス LANTERN

出演/MoJo

演奏/カラオケ Ag.MoJo Ba.八木徹



スーパー戦隊シリーズを代表格に、多くのアニメ、特撮、漫画、ゲームの楽曲を歌われているMoJoさん。
フォークシンガーとしてデビューされた当時から、ご自身のオリジナルソングを作り歌われる際は"とみたいちろう"、
歌手としてアニメや特撮、漫画、ゲームなどのアニメソングを歌われる際は"MoJo"、
作家としてCMソング等の作詞作曲コーラスなどのスタジオワークでは本名の"富田伊知郎"と
それぞれの名前でそれぞれの活動毎に名前を使い分けられています。

そんなMoJoさんが定期的に開催されているソロライブが「Take」シリーズ。
MoJoさんの多岐にわたるキャリアの中からをアニメ、特撮ソングを中心に披露されておりますが、
今回は他の方が歌われた既成楽曲を別レーベルで歌われたり、様々なライブで歌われたカバー楽曲をピックアップ。
これまでのMoJoさんのソロライブシリーズにおいてカバーソングを主体としたライブは
「☆MoJo Zone Season 8 ~番外編~」「夏だ! 祭りだ! カバーだZone!」「カバー カーニバル イン サマー Take1」
「MoJo Take 9 ~あんな歌こんな歌でいかがでしょうか~」などが開催されてきました。
今回は「二刀流」と銘打ってカバー楽曲を中心にMoJoさんが歌われたオリジナル楽曲とともに披露されるという事で
特撮「機界戦隊ゼンカイジャー」よりMoJoさんが歌われた「二刀流! スーパーツーカイオー」と
当時アメリカのメジャーリーグでピッチャーとバッターの二刀流で大活躍されていた大谷翔平さんにちなんで
「二刀流」というタイトルで開催されました。

2020年より世界的な新型コロナウイルスの感染拡大の影響や感染状況を鑑みて、
MoJoさんのソロライブ「Take」シリーズでは収容人数を従来の60人から半分の30人以下とする代わりに
2021年の「Take12」以降は「#1」「#2」の二回に分けて開催されており、今回も「#1」と一週間開けて「#2」の二回に分けて開催でした。
今回は一日目「#2」のレポートです。

会場は東京渋谷の神泉駅程近くにあるライブハウスLANTERN。
前身のソロライブ「☆MoJo Zone」シリーズから数えると18年間MoJoさんのホームグラウンドとして
長年ファンからも親しまれていると共に日本のThe Beatlesファンが多く通う場所としても知られている老舗のライブハウスです。

入場すると既にMoJoさんがアコギを携えステージ上でスタンバイ、ウォーミングアップのように楽曲を爪弾いたり、
LANTERNのスタッフさんやかつてMoJoさんが組まれていたバンド"とみたいちろうと Big Beat"のベーシストで、
ライブではカラオケの音出し(PA)などのスタッフ業務をお手伝いされている
"シロヤギさん"こと八木徹さんと音響の打ち合わせなどをされていました。
カバーソングメインのライブという事でステージ上には譜面台が設置。
これは他の方が歌われた曲なので、失礼の無い様にしっかり歌いたいというMoJoさんの思いだそうです。

開演の10分前には観客の入場が終了したという事で、少し早めにライブをはじめる事に。

・MoJoさん「もうみなさんが勢ぞろいしたので、早めですけどやっていこうじゃございませんか」

00:MoJo Take 16 二刀流#2のナレーション
~MoJo Take 16 二刀流のジングル/SE
01:燃えてヒーロー/MoJo
-MC-


オーバーチュアとしてまず流れたのは女声の合成音声によるナレーション。
内容は今回のライブタイトル「二刀流」の趣旨説明。「温故知新」をコンセプトにMoJoさんがリスペクトされている歌手や
作曲家の方々にスポットを当てるという内容でしたが、「#1」と同じものではなく「#2」版に変わっていました。
その後、特撮「機界戦隊ゼンカイジャー」より界賊合体スーパーツーカイオーのテーマを
今回のライブジングルとしてボーカルを追加収録と編集が行われたジングルが流れました。
ジングルが終わり今回の「#2」一曲目はアニメ「キャプテン翼」より故・沖田浩之さんが歌われた初代オープニング。
2006年に放送されたNHK-BS「BS永遠の音楽大全集 アニメソング大全集」に出演された際にカバーされた本曲を
躍動感たっぷりに歌われるMoJoさんに合わせて観客も合いの手を入れ、ライブの幕開けにぴったりの光景でした。

・MoJoさん「さっきのナレーションにもあったけど、今日は自分の好き勝手に選んだ曲を僭越ながら歌わせてもらいます。
     続いては『バトルフィーバー』は戦隊の三作目でしたが、その次の作品。この方はCM界では私の先輩でしたね」

02:ああ電子戦隊デンジマン/MoJo 
-MC-
03:あしたのジョー~美しき狼たち~/MoJo
-MC-
04:今日もどこかでデビルマン/MoJo
-MC-


スーパー戦隊シリーズから特撮「電子戦隊デンジマン」より故・成田賢さんが歌われたオープニング。
MoJoさんは観客の勇ましいコーラスや合唱を受け、時折成田さんを思わせる節回しで歌われており、
1番と2番の最後にある「デンジマン」では成田さんがライブでよく行われていた片腕を高く上げるポーズを披露されていました。
続いてはMoJoさんが「大好きな歌」をお話され、映画「あしたのジョー」よりおぼたけしさんが歌われたオープニング。
若干崩し気味に歌われるMoJoさんの歌いぶりはどこかさびしそうな歌声で、情緒を感じるステージでした。
「これも好きな歌なんだよなぁ」とお話されて歌われたのは、アニメ「デビルマン」より十田敬三さんが歌われたエンディング。
MoJoさんが本曲を歌われる際はどこか明るめに歌われるのですが、むしろそれが哀愁を感じさせられる趣があります。

・「今日もどこかでデビルマン」前奏のドラムさばきがお好きなMoJoさん。
MoJoさん「あのタムのさばきが何とも言えなくてね。アレが好きで歌っているようなもんですよ」
・MoJoさん「次の曲は私の好きなヒデ夕樹さんの曲なんですけど、この曲は夏になると甲子園で必ず演奏されるんですよね。
     なので今からここは甲子園球場です。一緒に歌いましょう『海のトリトン』」

05:海のトリトン (Go!Go!トリトン)/MoJo
-MC-


アニメ「海のトリトン」より故・ヒデ夕樹さんが歌われた二代目オープニング。夏の全国高等学校野球選手権大会(通称:甲子園)でも
出場校の応援団がブラスバンドで演奏される事が多い本曲をMoJoさんは観客と一体感を味わいながら披露されていました。

・甲子園で演奏される楽曲お話。
MoJoさん「こんな事言ったらあれですけど結構昔の曲が多いよね。『宇宙戦艦ヤマト』とか『ねらいうち』とか。
     やっぱり学生たちも温故知新って言う事なのかなぁ?
     前に北海道の高校かな? 『お~い北海道』が演奏された事があって嬉しかったけど負けちゃったんだよなぁ」
※お~い北海道 (I'm A 北海道 MAN)。MoJoさんが歌われたサッポロビール「北海道」のCMソング・
MoJoさん「渡辺宙明先生の曲とか似合いそうなのにね。『バトルフィーバー』とか演奏してくれないかなぁ。
     やっぱりアニキ(※水木一郎さん)の『マジンガーZ』とか? 子門さんは? あぁ『ガッチャマン』があったね
     でもやっぱりいさおさんか。『ヤマト』には敵わないかなぁ」

06:ウルトラマンレオ/MoJo
-MC-
07:マクロス/MoJo
-MC-
08:ランナー/MoJo
-MC-


続いてはウルトラマンシリーズから特撮「ウルトラマンレオ」より真夏竜さんが歌われた初代オープニング。
この年に放送50周年を迎えた本作。観客も大合唱する中、MoJoさんは譜面を見ながらしっりと誠実に歌われておりました。
お好きなピアニストのお話をされて歌われたのは、アニメ「超時空要塞マクロス」より故・藤原誠さんが歌われたオープニング。
独特の緊張感漂う本曲をMoJoさんは縦横無尽に滑空するような勢いで歌われました。続いては同じく「マクロス」よりエンディング。
好対照に語り掛ける様なとつとつとした歌いぶりで包容力たっぷりかつ伸びやかに歌われていました。

・MoJoさん「私は割と声が太めのバリトンの部類に入るんですけど、次の曲はちょっと声が細い方の歌に挑戦したいともいます」

09:愛について/MoJo
-MC-
10:炎のさだめ/MoJo
-MC-
11:マシンロボ・炎/MoJo
-MC-


世界名作劇場シリーズからアニメ「家なき子レミ」よりさだまさしさんが歌われたオープニング。
MoJoさんが繊細さを感じる歌声で穏やかに歌われた後は、アニメ「装甲騎兵ボトムズ」よりTETSUさんが歌われたオープニング。
がらりと雰囲気が変わってハードボイルドな本曲をレコーディングさながらの気迫で歌われているMoJoさん。
サビ部分では観客と共に大合唱になるのもなんともいえない趣を感じる事が出来て魅力的でした。
続いて「#1」で初披露されたアニメ「マシンロボ クロノスの大逆襲」より、マーチンさんが歌われた初代オープニング。恐縮です。
MoJoさんは譜面を見てカウントしながら歌われる等、とても楽曲に対して誠実に歌われているご様子が素敵でした。

・MoJoさん「ヒデさんと同じくらいに尊敬しているのが子門真人さんです。
     この曲は去年宙明さんのコンサート(渡辺宙明 メモリアル・コンサート)でオーケストラでカバーさせてもらいました。
     前回の『#1』では自分が弾いたアコギのカラオケでしたが、今回はオリジナルのオケでやってみようと思います」

12:勝利のマシンロボ/MoJo
-MC-

 
同じくアニメ「マシンロボ」より子門真人さんが歌われた二代目オープニングをオリジナカラオケで初披露。恐縮です。
MoJoさんは子門さんを思わせる節回しを交えられながらとても楽しそうに歌われ、ラストには圧巻のロングトーンを披露されました。

・MoJoさん「さすが子門さんと宙明先生だよね。気持ちいいですね。次も宙明先生の曲なんですけど、オケが無くてね。
     この曲は一度、堀江さん、影ちゃん、遠藤君、ヨドバシカメラのMIQさんとみんなで歌った曲。アニキの歌です」
観客「おぉぉおお」
2023年の春にMoJoさんが出演されたライブ「スーパーロボット魂 2023 ~stage terra~」において
ご自身の楽曲以外にもアコースティックコーナーに参加。
堀江美都子さん、影山ヒロノブさん、MIQさん、遠藤正明さんと共に「スーパーロボットメモリアルバンドZ」の一員として
2022年に声帯不全麻痺と肺がんの治療中にご逝去された水木一郎さんの追悼企画として水木さんの楽曲をカバーされていました。
MoJoさん「その時の再現といいますかね。私がアコギを弾きまして、僭越ながらコーラスも重ねました
     同じ"いちろう"が歌わせてもらいます。『マジンカイザー』」

13:マジンカイザー/MoJo
-MC-


前半のラストは水木さんが歌われた1997年のゲーム「スーパーロボット大戦F 完結編」で初登場したマジンカイザーのテーマ曲であり、
その後にラジオ「ラジオ・スーパーロボット魂」内で放送されたドラマ「マジンカイザー傳」のオープニングとしても採用された「マジンカイザー」。
MoJoさんご自身の作成によるカラオケはライブ「スーパーロボット魂 2023」での「スーパーロボットメモリアルバンドZ」版アレンジで。
冒頭のスキャットはMoJoさんが声を重ねられて再現された上に更に生で歌声を重ねられ、更に観客も一緒になって合唱していました。
個人的にとても大好きな曲だっただけにまさか本曲をMoJoさんがカバーされるとは思わず。嬉しさに目頭が熱くなる思いでした。

~休憩~
-MC-


・ここで後半へ向けての準備と換気のために約30分の休憩時間。
・MoJoさんはふいに客席へ座られて観客と談笑したり、スタッフの皆さんと打ち合わせをされつつ、衣装を変えられていました。
・この間にステージ上にはLANTERNのスタッフさんによってマイクスタンドが設置されていました。
・準備が整った所で会場の照明がゆっくりと暗くなって後半がスタート。

14:MoJo Take 16 二刀流#2のナレーション
~MoJo Take 16 二刀流のジングル/SE
-MC-


後半をスタートする合図としてナレーションとジングルが流れる中、MoJoさんがご登場。
ジングルに合わせて歌声を披露される場面もありました。

・後半はヤギさんをステージに招き入れ、お二人のセッションからスタート。
・ヤギさんが小さい頃の特技のお話。
・マムシのてっちゃん。

15:ライバル/MoJo
-MC-


MoJoさんが歌われ、ヤギさんのベース演奏とカラオケで披露されたのは
サッポロビール「びん生」のCMソング「風よロマンに針路を向けて」のカップリング曲「ライバル」。
MoJoさんはヤギさんの躍動感あるベースに合わせて歌前のトーク「マムシのてっちゃん」になぞらえて
前奏で「マムマム」と歌われたり、「マムシのてっちゃん」さながらの仕草を交え歌われていました。

・ここからはMoJoさんもアコギを携えてヤギさんとともにセッション。
・ライブの数日前に包丁を手入れしていた際に誤って指を斬ってしまったMoJoさん。
MoJoさん「いたいなぁ~、いたいなぁ~、でもギター弾かなきゃいけないんだよなぁ~」

16:The Esper Has Blue Hair (青い髪のエスパー)/MoJo
-MC-
17:(Sittin' on) The Dock of the Bay/MoJo
-MC-


お二人のセッションで披露されたのは漫画「超人ロック~ ロード・レオン~」イメージアルバムより「青い髪のエスパー」。
お話中からヤギさんがベースでリズムを刻まれ、お話が終わるとシームレスに曲がはじまったのが抜群に格好良く。
MoJoさんの指も心配ながら、お二人はハードボイルドなステージを魅せられ、その後、ヤギさんがゆったりとしたリズムを刻まれる中、
オーティス・レディングさんが歌い、多くの人がカバーしてスタンダード曲となった「The Dock of the Bay」。
ヤギさんがお好きな楽曲という本曲は英語と和訳の混ざったバージョンで。MoJoさんは楽しそうに歌われており、
後奏では牧歌的な口笛が披露されるのですが、途中からウグイスの鳴き声になり、観客の笑いを誘っていました。

・ヤギさんが拍手で見送られ、ステージ上にはMoJoさんお一人に。譜面台はそのまま。
・MoJoさん「次は『#1』でも歌ったんですが、この方もどうしても好きな人ですね。
     『#1』ではルチアーノ・パヴァロッティって方を文字ってモジョリーノ・モジョロッティなんて言いましたけど」

18:飛べ! グロイザーX/MoJo
-MC-
19:超獣戦隊ライブマン/MoJo
-MC-


続いては「#1」でも披露されたアニメ「グロイザーX」より故・池田鴻さんが歌われたオープニング。
MoJoさんは前奏や間奏でも声楽風の発声練習をされながら迫力あるダイナミックな歌声を披露されていました。
「どっかんのお時間です」とMoJoさんがお話から、特撮「超獣戦隊ライブマン」より嶋大輔さんが歌われたオープニング。
モジョロッティ的な声楽風の歌声を交えながらも観客の「どっかーん」を受け、とても楽しそうに歌われていました。

・MoJoさん「やっぱり『どっかーん』は最高だね。これでカバーコーナーは一応おしまい。一応ね。
     さて『ライブマン』、マンといえば、そうです『マシンマン』行ってみましょう!」

20:星雲仮面マシンマン 2015ver./MoJo
-MC-
21:Crystal Knights NECRIME/MoJo
-MC-
22:Maybe/MoJo
-MC-


ここからはMoJoさんがオリジナルで歌われた作品群。まずは特撮「星雲仮面マシンマン」よりオープニングを
アルバム「星雲仮面マシンマン SONG & MUSIC COLLECTION」で新録された際のカラオケで。
観客との「あれは!(あれは!)」の掛け合いも軽やかに、MoJoさんが颯爽としたステージを披露された後は
アニメ「未来警察ウラシマン」より犯罪組織ネクライム極東支部、通称「クリスタル・ナイツ・ネクライム」のテーマ。
MoJoさんは「マムシのてっちゃん」の仕草で観客を和ませつつ、妖艶な歌声を披露。ラストに圧巻のロングトーンを披露されました。
トレーニングのお話の後歌われたのは、同じくアニメ「未来警察ウラシマン」よりバラード「Maybe」。約一年ぶりに聞く事が出来ました。
優しさの中にどこかさびしさも感じられるMoJoさんの歌声に合わせ、観客もコーラスで参加して一体感が生まれていました。

23:漂流する街/MoJo
-MC-


続いてMoJoさんが歌われたのは漫画「南京路に花吹雪」イメージソング。こういった楽曲が聞けるのもソロライブの醍醐味。
独特の悲壮感漂う本曲は緊張感あるMoJoさんの歌いぶりが魅力。ラストの「アーアーアー」ではシリアスなロングトーンが印象的ですが、
今回はMoJoさんの喉に若干負担があった様子で歌を短くされたり、マイクを観客に向け一緒に歌われたりしておりました。

・MoJoさん「先程、モジョロッティを頑張ったせいでちょっと声に影響が出ておりまして、
     いつかどこかで影響が出るなと思ったのですが、まさか『漂流する街』で出るとは思いませんでした。
     いやいやいや滅多にない事なので皆さん得しましたね」
観客笑。

24:光速電神アルベガス/MoJo
-MC-


「でもガンガン行きましょう」というMoJoさんの一声からアニメ「光速電神アルベガス」オープニング。
MoJoさんは声が本調子ではないとは思えない程のパワフルさで歌われ、観客との一体感を楽しまれていました。

・このライブの数日後に開催されるライブ「スーパーロボット魂2024」のお話。
MoJoさん「ロボットはあまり歌っていないもので、10年に一度くらいしかお声がかからないんですけど、
     私も昨年は出させていただきまして『アルベガス』を歌わせていただきましたね」
・更に老舗アニメソングフェス「ANIME JAPAN FES2024 "夏の陣"」の「スーパーヒーロー魂2024"夏の陣"」にご出演。
・「スーパーヒーロー魂」初演より座長を務められていた串田アキラさんは1月末に急性すい炎を患われた為に療養中。
その為、この時点で串田さんがライブに出演されるかは不確定だった事もあり、
観客からMoJoさんに「座長!」という掛け声がかけられていました。
MoJoさん「いやいやいや。ガラじゃないよ。そんな事言われたら歌えなくなっちゃうよ」
観客笑。
・ささきいさおさんと一緒だと緊張する。
・MoJoさん「いさおさんはオレよりだいぶ先輩だけどさ、自分がいさおさんくらいになった時に歌えるのかな?
     クッシーもそうだけど凄い人達なんだよ。あんなに凄い先輩達の仲間でいられるのが元気の源だよね」 

25:バトルフィーバーJ-オルタネートバージョン- (1C)
~大戦隊ゴーグルV-オルタネートバージョン- (1C)
~科学戦隊ダイナマン (1.5C)/MoJo
-MC-


特撮「バトルフィーバーJ」 特撮「大戦隊ゴーグルV」 特撮「科学戦隊ダイナマン」オープニングと、
MoJoさんが歌われたスーパー戦隊シリーズのオープニングをメドレーで。
観客を眺めながら嬉しそうな表情で歌われていたMoJoさんは「ダイナマン」の間奏になると
LANTERNのスタッフの皆さんをお一人づつ紹介されていました。

・ここで改めて譜面台が用意され、譜面が収録されたファイルをセッティング。
・MoJoさん「最後はカバーの中でもここLANTERNを歌ったような曲です。
     LANTERNは永遠にあって欲しいですね。少なくともオレが生きているうちは」

26:宝島/MoJo

「MoJo Take 16 二刀流#2」本編のラストはアニメ「宝島」より町田よしとさんが歌われたオープニング。
本曲はファンからも人気が高く、この時も観客が大合唱状態になる中、
MoJoさんはその様子を愛おしそうに見回しながら優しくおおらかに歌われていました。

・MoJoさん「ありがとうございました! 楽しかったです! また二刀流やると思います!
     みなさん、包丁にはくれぐれも気をつけて!!」

-アンコール-
-MC-


・MoJoさんがご挨拶を終えられるとそれまでの拍手がアンコールを表す手拍子へと変わっていきました。
・アンコールなのかアルコールなのか。
・MoJoさん「なにがいいですか? アレですか? 今日、歌えるかなぁ?
     あと一曲のたうち回って歌いましょう。みんなも一緒に歌って助けてくださいね」

27:炎神合体エンジンオーG6/MoJo

MoJoさんのライブでは「Gの6番」の通称で親しまれている特撮「炎神戦隊ゴーオンジャー」より炎神合体エンジンオーG6のテーマ。
ライブでは終盤やアンコールに歌われる事が多い本曲は、MoJoさんのパワフルな歌いぶりにただた脱帽。
疾走感の塊の様な本曲をこれまで20曲以上歌われたと思えないほどの勢いで歌われていたMoJoさん。
曲の後半になると「マムシのてっちゃん」の仕草をおりまぜて観客の笑いを誘うお姿にも感服いたしました。

・ここで改めてヤギさん、LANTERNのスタッフの皆さんをお一人づつご紹介。
更に各テーブルを周りご挨拶をされ「おしまいです!」の一言でライブを締めくくられました。

-アンコール2-
-MC-


・終演後、帰路に着かず余韻を味わっていた観客を見ていたMoJoさんが「帰らないの?」と観客に投げかけ
「何かを待っているの?」とお話されて再びアンコールの様な雰囲気に。
・MoJoさんの17歳の頃の思い出。
・マッシュルームカットでフォークソング研究会の部長。
・LANTERNのオーナーである小川武志さんとは21歳の頃からの付き合い。
・MoJoさん「人との出会いって面白いね。ずっと続いてるんだもんね」

28:二刀流! スーパーツーカイオー/MoJo

「MoJo Take 16 二刀流#2」のラストは、今回のテーマは「二刀流」だからこの曲を歌わないわけにはいかないと
お話から特撮「機界戦隊ゼンカイジャー」より界賊合体スーパーツーカイオーのテーマ。
勇ましい曲調とMoJoさんの壮大で逞しい歌声とパフォーマンスを受け、観客も大盛り上がりで締めくくられました。

MoJoさん「今回も楽しかった! またよろしくお願いします! ……もう許してくれ~」

観客からMoJoさんやヤギさん、LANTERNのスタッフさんへ向けて拍手が贈られ「MoJo Take 16 二刀流#2」は終演となりました。


「温故知新」を掲げたご自身のオリジナル曲とカバー曲による「MoJo Take 16 二刀流」。
歌手、作曲家の方々への敬意を軸に選曲されていた印象を受けた「#1」に対し
「#2」では歌手、作曲家の方々はもちろんですが、どちらかというとお好きな楽曲を軸として構成されていた印象。
作品のジャンルも「#1」は特撮、「#2」はアニメ関係の楽曲が多めだったのも好対照で大変魅力的でした。
どの曲も原曲への敬意をはらって節回しなどを踏襲されつつ、MoJoさんならではの解釈やアプローチで歌われており、
カバーライブならでの醍醐味を味わえ、MoJoさんが楽曲を歌い継いで行ってくださる事への感謝を感じるばかりでございました。
途中で声にトラブルがあっても終始ユーモアを忘れず、観客へ心配させない様にされる姿勢には頭が下がります。
2024年はMoJoさんのLANTERNでのソロライブが18年目であり、「MoJo☆Zone」から「Take」にバトンタッチして10年目という節目。
終盤までパワフルに歌われていたMoJoさんだからこそ、お体をご自愛されつつ、今後も無理のないご活躍を期待しております。


補足

・今回のMoJo Take 16 二刀流のナレーションとジングルは「二刀流」の大谷選手にちなんでか
プロ野球や大リーグでのウグイス嬢と入場曲を思わせるものになっていました。

・生前の沖田浩之さんをお蕎麦屋さんで見かける。

・MoJoさん「成田賢さんはここにも何回か来てくれたんだよね。その時はハモニカ吹いてくれましたね」

・MoJoさん「いつもはあっちゃこっちゃ動いて歌ってるのに今日は譜面ずっと見ていてごめんね
     なんかスタジオミュージシャンみたいだよね。でもやっぱり失礼があっちゃ悪いからね」

・MoJoさんがお好きなピアニストは佐藤允彦さん、大野雄二さん、前田憲男さん、羽田健太郎さんなど。

・ご自身がわかりやすい様に書いてある譜面を観客に少しだけ見せてくださる場面も。

・ハナタレじゃないよ。

・MoJoさん「『マシンロボ・炎』は『#1』でも歌った曲なんですけど、結構好きな曲なんですよ。
     作詞は三浦徳子さん。NHKの『いないいないばあっ!』で『旅がらすワン太郎』を作詞された方ですね。
     ちなみに作曲は富田伊知郎くんでしたね……まあ今日はその曲はやりませんけど」
観客「えーー」

・春とともに指にしみいるこのいたさ。

・カウントは12回。腕立ては41回。

・目指せ山菜の天ぷら。

・"セブンティー"な人達が元気。

・串田さんの声量は凄い。

・更に足が長くなっているのでは。

・寡黙な宮内タカユキさんはまつ毛が長い。

・影山さんはカッコイイ。

・「二刀流! スーパーツーカイオー」を歌い終わった途端にもう一度曲が始まってしまい、
MoJoさんが「まいったなあ」とヤギさんに苦笑を向けられていました。

 

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