2025.04.01
「千晶と騒がNight」「ボイジャーソングライブ」追加
JAM Project JAPAN FLIGHT 2008 No Border 追加公演
08.4.3 NHKホール
出演/JAM Project(影山ヒロノブ 松本梨香 遠藤正明 きただにひろし 奥井雅美 福山芳樹)
演奏/NEW JAM BAND(G.MACARONI☆ G.TAKEO B.IKUO Dr.青山英樹 Key.寺田志保)
もはや書くまでもない程の人気と大盛況のため、今回も行われたJAM Projectツアー追加公演。
実質、日本ツアーの最終日であり、今回の公演を気に世界ツアーがスタートします。
会場は前回と同じくNHKホール。入るとやはり大勢の人の中に取材カメラの姿が。
ロビーの花は追加公演という事もあってか高橋直純さんらの他は企業さんが主。
配られたチラシをみると世界ツアーへ向けてJAMメンバーを送りだすためのサプライズ企画。
ライブ終了後に大型モニターに地球のマークが映り、その後「3」、「2」、「1」とカウントされるので
その後に観客全員で「いってらっしゃーい」と見送って欲しいとのこと。心得たり。
ツアーグッズを見につけている人がとても多いのも、追加公演ならでは。
今回は運良く一階席だったのでステージがとても良く見え、開演前でも三階席とは違う臨場感がありました。
そして予鈴でまたもや大歓声。沸点間近。
00:SE
境界線の向こう側とこちら側、それぞれが抱える問題を言葉少なに問い掛け、嘆く文章と映像も、
改めて見た事で内容をしっかりと把握できました。そして暗転のステージ上には今回のツアーを戦い抜いた11人がスタンバイ。
01:No Border
このツアーの象徴たる影山さんの叫び一閃、即座にステージと客席で突き上げられる拳。
負傷していながらも軽いフリとリズムを取る福山さん。
本公演の時はステージから遠かったので、今回は皆さんの振り付けがよくわかりました。
02:Rocks
きただにさんの「Roooocks」で妖しく始まり、その空気を貫く奥井さんのスキャット、そして観客との「スーパーロボッ!!!」合戦。
前回の三階では観客の声が良く聞こえましたが、今回は一階、合戦の渦中はやはり凄い盛り上がりでした。
03:限界バトル
イントロから遠藤さんの扇動で繰り出される拳はライブ限定。東京以外の他公演で演奏された「遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX」のED。
これも08年現在で四年前ですか。そろそろ地上派で子供が見れる時間帯でアニメの主題歌を担当して欲しいと思ったり。
-MC-
影山さんから順番にメンバーが挨拶。そして新幹線事件についても謝罪。
影山さん「笑い事っちゃないでぇ。メンバー全員反省しております」
影山さん「福ちゃん、キミ、大丈夫か?」
福山さんは前回の東京公演で勢い余って転倒、右鎖骨を骨折してしまい、
当日もコルセットと布、更に久々に復活した"棒"(※)で腕を固定して歌っていました。
福山さん「後で説明するけど…って知らない人いるのかなぁ? まぁ簡単に説明すると、鎖骨を、折ちゃってさぁ」
松本さん「今日は"右骨"を折っちゃったりして」
福山さん「あ、"鎖骨"じゃなくて"左骨"ね」
遠藤さん「昔、こっち(右)が右骨でこっち(左)が左骨だと思ってましたよ」
※棒【棒(ぼう)】
普段はギターを演奏しながらマイクスタンドで歌うスタイルの福山さん。
SRSやJAM参加直後はハンドマイク姿が落ち着かなかったらしく、マイクにスタンドの上部だけを付けてステージに。
JAMでのステージでは棒を振り回し、多くのメンバーに大なり小なりダメージを与え、毎回話のネタになっていました。
最近ではハンドマイクも慣れてきたらしく、棒は見かけなかったものの、今回数年ぶりに日の目を見ることに。
QEENのボーカル、フレディ・マーキュリー氏も同様の棒を使用していた所から、別名、フレディ、フレディ棒とも。
影山さん「それじゃぁ、次の曲、Song Call STO0000RM…BRINGER…」
04:STORMBRINGER
鋼鉄神の登場です。今回も雄叫びは代打・遠藤さん。そしてRicardoさんの代打も遠藤さん。水木さんの代打はきただにさん。
果たして、今度のSRSで水木さんも含めての「STORMBRINGER」聴く事が出来るでしょうか?
05:CRASH GEAR FIGHT!
ガルダイーグルを飛ばしましょう。今回もスライディングでひとつに集まるMANGAなTORIOな皆さん。
そして今回は「Ride on your dream!」ではなく「WAAAAAAAAAAOOOOOOOOOOOOOWW」な福山さん。
-MC-
ここで福山さんが"鎖骨ボンバー"事件の経緯を説明。
福山さん「アンコールの時さ、誰が早くステージに行けるか競争してたんだよ」
で、遠ちゃんがちょっとフライングしたんだけどさ…】
遠藤さん「ぉぉおれのせいですかぁ!?」
観客笑。
福山さん「それでさ、あと『SKILL』一曲だけだから大丈夫かなぁって思ったんだけどさっ
最終日だから、影さんの話がながくってさ」
影山さん「今度はオレかよっ」
観客笑。
影山さん「でも福ちゃん自分で救急車呼んだんだよ。
舞台監督のところに行って『スイマセン、救急車一台』って。そんな出演者他におらんでぇ?」
福山さん「でもさ、このライブ前に手術しておいてよかったよ。菌が入って死ぬんじゃないかって言われてたけどさぁ。
この前、抜糸したんだよ、ほら」
シャツの中を遠藤さんに見せる福山さん。
遠藤さん「うわぁ、ホントだ」
会場は変な雰囲気に。
遠藤さん「見たい人~…じゃぁ、ここに一列に並んで」
客席に列の整理を促す振りをする遠藤さん。
影山さん「みんなDVD見ものやで、福ちゃんの転倒シーン。オレも何度も見てキュルキュル巻き戻したもん」
きただにさん「キュルキュルて…」
影山さん「もう、オレんちの、ブルゥーレイでキュルキュルって」
遠藤さん「それ矢沢さんのマネですか」
影山さん「そのシーンをキュゥルキュゥル」
松本さん「ドッキリの時見たいに行ったり来たりして」
遠藤さん「てっててれって、てってれってって」
福山さん「遊びやがって…お調子もんがぁ~」
06:SHURAKI
フィギュア「朱羅姫」のテーマソング。音源化は今度のアルバムでしょうか?
未発売にもかかわらず絶妙なタイミングで繰り出される観客の皆さんの拳。これも追加公演ならではでしょうか?
遠藤さん「NEXT Song Dead or Alive!!」
07:Dead or Alive
疾走感が心地よく、とてもカッコいい曲ですので盛り上がりは必至。カップリングの「STORMBRINGER」とは好対照。
ただ、「鋼鉄神」という単語を他の、たとえば「超重神」にすれは他作品の歌にも聞こえてしまうのは実に惜しかったり。
ここで本公演と同じくライブメンバーのご紹介。
順番は、遠藤さん→G. 福山さん→G. 奥井さん→Key. 影山さん→Dr. 松本さん→B.
そして全体を遠藤さんが紹介。
08:牙狼~SAVIOR IN THE DARK~
6人によるアカペラからスタート。追加公演という事もあり、改めて6人の歌力に聞き入りました。
アカペラが終わり、見事に曲の始めにつながる構成、サビではじめて大型モニターに満月が映る演出には脱帽。
09:未来への咆哮/featuring 影山ヒロノブ 遠藤正明 きただにひろし 福山芳樹
遠藤さんのソロから余韻の間もなく爪弾き入る前奏。この演出は何度で聞いてもカッコいい。
「マブラヴ オルタネイティブ」より、動画投稿系サイトから火がついた人気曲。今回も本公演に負けないほどの怒号のような盛り上がり。
10:Divine Love/featuring きただにひろし
「セイント・ビースト ~光陰叙事詩天使譚~」よりOP。きただにさんの歌声が響き渡り、まさに独壇場。
きただにさんもギターのMACARONI☆さん、TAKEOさんも縦横無尽に駆け回ります。演奏も前曲までから一段階弾けた感じ。
11:Salvage/featuring 松本梨香 奥井雅美
宇宙的で螺旋なイントロが流れる中、衣装チェンジされた松本さん、奥井さんが登場。
この曲調に奥井さんの歌声は実にハマりますが、松本さんも最近の声優さんとは一線を画す艶やかで切なげな歌声がバチはまり。
12:嘆きのロザリオ
今回のツアーの東京公演では初披露となる「超重神グラヴィオン」のOP。男性陣も衣装チェンジ。
曲の全体に漂うただカッコいいだけじゃない空気が好きです。サビの最後の「グラァァヴィオォォン」はどことなく神秘的。
-MC-
ここからはアコギコーナー。
影山さん「赤パンで出てきてもうた…はずかしい」
影山さん「福ちゃんそれでもギター弾くんかぁ?」
福山さん「これ、遠ちゃんから借りたんだけど、軽くて弾きやすいんだよぉ」
遠藤さん「やっぱり弾く人によってちがいますよねぇ」
と、一人遅れて出てきた松本さんは、足を元気に上げて袖から袖へ。
きただにさん「お、腿上げや」
福山さん「影さん、今日パーマあてたんですか?」
きただにさん「あてたって…」
遠藤さん「♪パーマ、パーマ、パーマン」
1983年版「パーマン」主題歌「きてよパーマン」の節で。
影山さん「なんやそれ?」
遠藤さん「パーマンですよ」
影山さん「ちがうやろぉ、パーマンは『♪まっかなマントをひるがえしっ』」
福山さん「♪きたぁぞぼっくらのパーマンが」
1967年版「パーマン」主題歌「ぼくらのパーマン」を歌う47ちゃいと44歳。
遠藤さん「知らなぁい」
影山さん「ホンマ? ……みんな知らんの?」
きただにさん「えぇ」
影山さん「奥井ちゃんはこっち側やろぉ」
奥井さんノーコメント。
福山さん「やめとこぉ本気で怖い」
影山さん「…っもう………あぁっ!! ギター持ってへん」
きただにさん「んぇええええええ」
影山さん「ワザとっ」
きただにさん「知ってます」
13:紅ノ牙
アコギコーナーは本公演と変わらず。おぉ、図らずも「グラヴィオン」つながり。
負傷しているのにもかかわらず、間奏で主旋をかき鳴らす福山さんの凄い事凄い事。
-MC-
影山さん「福ちゃんすげェなぁ」
福山さん「普通アコギって厚いんだけど、これ薄くて軽くて楽なんだよ」
遠藤さん「薄くて、軽い音ってことですか?」
会場笑。
観客「カワイイー!」
松本さん「うん、知ってる」
さらに浴びせられるカワイィーコール。
と、ステージ前方に乗り出し、客席へ向けて右袈裟に斬りこむ松本さん。
松本さん「ズバァアアアアっ!!」
間。
松本さん「東京のみんな、ノリわるぅい」
影山さん「大阪ではみんな『ぐわぁあ~』って倒れてくれたでぇ」
松本さん「じゃっ、もう一回」
観客「カワイイー!」
松本さん「うん、知ってる」
再びステージ前方に乗り出し、客席へ向けて右袈裟に斬りこむ松本さん。
松本さん「ズバァアアアアっ!!」
観客「ぎゃぁああああああ(反り返るポーズ)」
松本さん「よしっ」
遠藤さん「前から疑問だったんですけど、何でカワイイで斬られるんスか?」
14:Garimpeiro
日本のアニメファンへの応援歌、そして"伝説のジパング"に憧れる世界の"日本アニメ"のファンへのメッセージソングとも取れる曲。
ラストの「Shala la la la ~」では会場みんな合わさって大合唱。タンバリンを頭上投げて最後キメようとするも失敗してしまう松本さん。
きただにさん「どこで終わればいいんすかぁ」
-MC-
影山さん「じゃぁ、みんなぁ、プロレスしようや」
観客「おぉおおおお!!」
影山さん「相手は、いま関係者席にいるK-ness.クンやで」
観客「おぉおおおお!!」
K-ness.選手はプロレス団体「DRAGON GATE」所属のマスクマンです。
影山さん「うちらで戦えるのはお前(遠藤さん)くらいやな」
遠藤さん「ヤツはプロです」
と、首を振る遠藤さんに歩み寄る福山さん。
福山さん「遠ちゃん、いい鎖骨してんじゃねぇか~」
15:DRAGON STORM 2007
16:Battle Communication!!
プロレス団体「DRAGON GATE」の2007年版テーマソング。「DRAGON STO00RM」の声が響きます。
そして皆さんおまちかね。Communicationのお時間です。舞台・客席問わず、みなさん踊る踊る。
今回は序盤から遠藤さんの正拳突き炸裂。
-MC-
影山さん「ここから一気にラストまで突っ走るんで、みんな一言ずつ」
ここで皆さんから一言ずつあったのですが、
こみ上げてくるものがあったようで、声を震えさせ、泣き出してしまった松本さん。
観客の声援の中、コメントを終えると、
正面を向いたまま松本さんにタオルを手渡すきただにさん
ステージ後方に下がり泣き続ける松本さんをなぐさめる奥井さんと、松本さんの頭を抱き落ち着かせる遠藤さん。
その奥井さんも、自分の番になると松本さんと同じく少しもらい泣き。
17:Portal
18:Break Out
「Portal」聞き所は後半、福山さんが歌う「All things the universe~」の箇所。叫ばず囁かずの魅力。そこからの遠藤さん→奥井さん→松本さんのリレーがたまりません。
そして「Break Out」からはラストまで盛り上がりっぱなしの曲順、まさに炎のショウタイム。
19:VICTORY
神秘的な部分から外側の立ち位置にいるメンバー一人ひとりの突き上げた拳がVサインになっていき、全員がVサインを掲げてから一気に盛り上がるイントロ。
そして今回もラストには大型モニターに"勇気のエンブレム"JAMの新ロゴが。こういう演出、好きです。
20:SOULTAKER
ここまで来ると盛り上がりもクライマックス。WOWOWで放送された「The Soultaker ~魂狩~」のOP。
サビの歌詞がメチャクチャになってしまっていましたが、それはそれ。
-MC-
ここで大型モニターに影山さんが映し出されました。
影山さん「あ、カッコいい…」
観客笑。
影山さん「とても47ちゃいには見えへんよなぁ」
きただにさん「見えないっすよ。46歳くらいですよ」
影山さん「…オイ」
松本さん「ホントホント」
遠藤さん「ねぇ、46歳に見えますね」
影山さん「ホンマに……この…お前めっ」
影山さん「今回が日本では最後なんですけど、これから世界へ向けてのツアーが開始します。
メンバーそれぞれがブラジルとか海外に呼ばれて歌ってるんだけど
現地の仲間に毎回『いつJAMで来るんですか?』って聞かれるんです。
今年は日程が決まって発表されているのが6月の台湾と8月のアメリカの『OTAKON』なんですけど
台湾をスタートに10カ国、12月までじっくりかけていく予定です」
影山さん「ブラジルには最初、オレとクッシーが行って…」
松本さん「クッシーって言ってみんなわかりますかね?」
影山さん「お前、それはみんなに失礼やろぉ? クッシーはみんな知ってるで」
松本さん「あの、動物園の歌、歌ってますよね?」
正しくは「富士サファリパーク」ですけど。
影山さん「中国も行きたいし、向こうも呼んでくれているんだけど、
オレたちとファンはつながってるのに…他の問題があって…もしかしたら今年中はいけないかも…。
でも、ファンのみんなが待っているんで絶対に実現したいです」
他にも海外のファンのエピソードを語る影山さんの声にかぶさるようにラストの曲のイントロが。
21:HERO
久し振りのJAMがJAM(JAPAN ANIMATIONSONGS MAKERS)である意味が強調されたオリジナル曲。
間奏では影山さんがファンへ向けての感謝と決意のメッセージも。
-アンコール-
-MC-
会場が一旦暗転して、響き渡る「Motto Motto」コール。
これだけの人数の「Motto Motto」は聞いていて圧巻。これが揃えばなぁ。
ステージが明るくなり、控えめに駆けてくるメンバーの皆さん。
最後に松本さんが、"鎖骨ボンバー"時の福山さんを再現するように再び舞台の袖から袖へ。
福山さん「ブン殴るぞぉおお!!」
松本さん「ハイ! ここが現場ですねっ」
きただにさん「おわっ、現場中継みたい」
影山さん「現場の松本さーん?」
松本さん「ハイ、現場の松本ですッ」
現場中継ごっこ開始。
松本さん「ハイっ、こちらはですねっ、もうっ凄いことになっています。
えぇっ、カーペットに傷が残ってますね」
福山さん「赤影みてぇ」
松本さん「真っ赤だ」
衣装チェンジされた影山さん。真っ赤なパンツにシャツ姿。
影山さん「だれが、"赤影"やねん」
福山さん「♪手ゥ裏剣、シュッ、シュッ、シュッシュシュッ」
と「仮面の忍者 赤影」の「忍者マーチ」を歌う福山さん。
遠藤さん「なんすかそれ」
影山さん「え!? 知らへんの? ♪あっかぁい仮ぁ面~は~」
遠藤さん「????」
影山さん「じゃぁ、鉄人は? ♪ビッルゥの街ィにッガオオ~」
遠藤さん「それは知ってますよ」
JAMメンバー内でアニソンのBordeを見た赤影リーダー。
22:鋼の救世主~2006ver.
23:GONG
熱気は覚めやらず、アンコールは怒涛の「スーパーロボット大戦α」シリーズの二作連続。
「鋼の救世主」の毎回鬼門の箇所「深い絶望の果て"に"」を今回も「果て"で"」と間違えてしまう影山さん。
「GONG」のフィニッシュでは負傷しているにもかかわらずGONG(戦鑼)をガンガン鳴らしまくる福山さん。
-アンコール2-
-MC-
再び巻き起こる「Motto Motto」コール。観客の皆さんの疲れ知らずっぷりにも圧巻。
今度はバンドの皆さんも一緒にダッシュして登場。
きただにさん「ぉぉおおおう!!」
影山さん「部長、まだ出番早いっす」
フライング部長。
松本さん「まだオーラ出すの早いよ」
影山さん「やっ、最初からオーラ出てへんから」
きただにさん「んなぁはああああッ!!」
見事にコケ、足を天高くシビれるアクション部長。
影山さん「でた、きただにひろしのアニソン界随一のシビれ芸」
再びコケる部長。
やんややんやな観客。
松本さん「おしっ、教えた通りにできてる」
きただにさん「そうそう、ちゃんと足のシビれをって、なぁあああんでやねぇええん!!」
ノリ突っ込み部長。
24:SKILL
最後はやっぱりこの曲。この場面で歌われなかったら観客が暴れだしそうです。
観客も飛ぶ飛ぶ。やはり三階と一階では盛り上がる体感ぶりが違うと実感しました。飛ばいでか。
そして満を持して部長登場。
影山さん「部長!! どうぞ!!」
遠藤さん「どうぞ!」
きただに部長「…………っっっっおぉォォうっ!! っっっっおぉォォうっ!!
ラストぉおおお、みんなやれんのかぁあああああああああ!?」
観客「ぉおおおおおおおおおおおお!!」
きただに部長「…………っっおぉォォうっ!!
最っ終っ日やでぇっ!! 気合入れてくっっぞおおあああああぇええ!?」
観客「ぉおおおおおおおおおおおお!!」
きただに部長「っっっっおぉォォうっ!!やれんのかぁっっっちゅううねえぇええええん!!」
持っていたタオルを叩きつける部長。拾う松本さん。
観客「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
きただに部長「まだまだ、いげるがぁ゛あ゛っっちゅねぇん!!」
松本さんから渡されたタオルを再び叩きつける部長。そして拾う松本さん。
きただに部長「っっっっおぉォォうっ!!やれんのか、やれんのか………っぁがぁああああああ!!」
さらに叩きつけるアクションを繰り広げる部長。拾い続ける松本さん。
きただに部長「明っ日の仕事なんか忘れっっっちまえぇぇえええぁああああああ!!」
舞台上を縦横無尽に歩き、タオルを叩きつけまくる部長。拾っては渡す松本さん。
そんな振り切れ間近の部長の扇動の元
「I can fly! (Hey) You can fly! (Hey) We can fly! (Hey)“Motto Motto”!!」を連続で。
大型モニターにも"Motto Motto"の文字が踊る踊る。
そして唸りをあげる「Motto Motto」のコール&レスポンスから最後のサビでひと盛り上がり。
ここでも松本さん少し泣きそうに。
閉演BGM:Peaceful One
バンドメンバーと一緒に万歳三唱の後、メンバーだけになったところでサプライズスタート。
「3」
「2」
「1」
観客「いってらっしゃ~い」
鳴り止まない拍手。
遠藤さん「えぇええ~」
影山さん「なんやみんなぁ~」
皆さんとてもビックリされていた様子。サプライズ大成功。
影山さん「いやぁ、でも、ホンマみんなありがとう!!
今、ステージにいないけど、今回のライブスタッフのみんなにも拍手を」
観客「わあぁあああ(パチパチパチ)」
影山さん「そして、オレたちのLantisにも拍手を!!」
観客「わぁああああああ(パチパチパチパチ)」
影山さん「そして、実は今日も三階の関係者席に見に来てくれてるんですが、
オレたちの水木一郎アニキをはじめ、アニソン界の雄たちにも拍手を!!」
観客「…!!!!! うわああああああああああああああああああああ!!!!!」
JAMのシンボル、水木さんの来場を知った会場騒然。観客へのサプライズ。
しかも関係者席にいた水木さんが立ち上がってステージのメンバーに拍手。
一階の自分たちの席からもはっきり見て取れました!!
観客「わああああああああああああああああああ!!!」
影山さん「アニキィ~」
遠藤さん「水木さん、ありがとうございまぁす。そこから落ちないでくださいねぇ」
福山さん「そっから落ちたら骨折じゃすまないっすからね」
そしてもう一回、サプライズ。
「3」
「2」
「1」
観客「いってらっしゃ~い」
メンバーの皆さんが口々に「いってきまーす」、「ありがとー」と言いながら退場。
それまでステージにおくられていた歓声が客席が明るくなると
関係者席の水木さんへこれでもかと送られます。
すかさず立ち上がる水木さん、そしてなんと水木さんの音頭で三本締めが!!!
観客「わぁああああああああ!!!」
ステージに向かって満面の笑みで"Z"ポーズまで披露というサービス精神満載の水木さんでした。
これにて二月から続いた「JAM Project JAPAN FLIGHT 2008 No Border」は終了。
そしてこの追加公演から二ヵ月後、台湾のワールドツアーがスタートします。
この世界ツアーを成し遂げた後、さらに成長することになるであろうJAM Project。
次回の日本でのソロライブではどうなっているのか、いろいろ楽しみです。
はたして時代はJAMを導きますか。
補足
・ドラムの青山さん最初からめっちゃ歌っていました。ここにもいました、歌うドラマー。
・「GONG」前奏で髪振り乱して弾く寺田さんスゲエ。
・松本"昭和の女・タンバリスター・「鎖骨みせるぞッ!!」"梨香さんは所々でカワイ子ぶる場面が。奥井さん曰く「照れ隠し」
唯一の本職の歌手ではなく、結成当初は女性一人であり、色々な葛藤があったであろう松本さん故の涙だったのでしょう。
・影山さん「長老はええけど、初老はやめて。ホンマのことは言わんといて」
・すっかりまとめ役な遠藤さん。最初のライブでの松本さんとのにぎやかしコンビが嘘のよう。
そしてその松本さんの頭を抱えてを終始気遣う男前。
・今回のツアーでは唯一ソロがあったきただにさん。これだけの客を一人で沸かせられる貫禄は若手随一。
・JAMではずっと"見守る"立場の奥井さん。ポジションとしてはえいぞうさんに近い感じ。
そんな冷静な奥井さんもJAMには途中参加であり、JAM参加前はアニソン界では"非・主流、非・王道"の立場であったからこそ、
今回の日本公演最終日そして世界へという場面に、思わず感極まったのでしょうか。
・歌にギターにちょっとの踊りにMCにと、今回大活躍の福山さん。ひと段落という事でお大事に。
・数千人が斬られたアクションをするというのはなかなか壮観でした。
・アンコール二回目にダッシュする福山さんをさりげなく護衛しているMACARONI☆さん。
・バンドメンバー紹介が終わると集まって談笑する女性三人。
・お花が来ていないと思ったら水木さんご本人がいらっしゃっているとは。
・やっぱり最後に全部をもっていっちゃう水木さんって凄いです。
・今回の「JAM Project JAPAN FLIGHT 2008 NoBorder」をもって、松本さんがJAM Projectの活動を休止するとの事。
MCで率先して盛り上げに徹し、所々で涙したのはこの為でしたか。
声優である松本さんがいなくなる事で、JAMの異種格闘技感がなくなってしまうのはとても残念。
これで結成メンバーが二人になってしましたが、JAMの活動を「休止」するのであって「脱退」ではないとの事。
ブラジルにはいけないという情報は前もって掴んでいたので、おそらくは世界ツアーには参加しないという事なのでしょう。
松本さんをふくめ、JAM Projectの9人のメンバーは誰一人として代役はいないので、早い復帰を望みます。
・そんな中、2008年04月05日付けのとある方のブログの記事。
「8月にアルゼンチンとブラジルでアニソンを歌ってくる予定」
ブログの名前は「愛盗人」。
…………期待して良いのでしょうか…夢を期待していいのでしょうか……?