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スーパーアニソン魂2023 ~THE LEGENDS~
23.8.13 Zepp Diver City(TOKYO)

出演/ささきいさお 堀江美都子 串田アキラ 尾藤イサオ 森本英世
   チャーリー・コーセイ クリスタルキング(ムッシュ吉﨑) 速水けんたろう
司会/ショッカーO野

コーラス/アップルパイ(平山佳代子 杉山小絵子) ザ☆カインズ(貴日ワタリ 常見弘士)
演奏/Super Rescue BAND(G&Ag.鍋嶋圭一 Ba.大石彬 Dr&Ag.岩田"GUNTA"康彦 Key.松原ひろし)
   Z旗horns(Tr.阿久澤一哉 Tr.Kenito Tb.島田直道 Sax&Fl.町田長右衛門)



「ANIME JAPAN FES」。
1998年より主に夏に数日間の日程で開催されるアニメ関係のイベント。通称AJF。
アニメ、特撮、ゲーム等の様々なコンセプトの音楽ライブを主軸にアニメ関係者によるトークショーや
声優さんによるチャリティーオークションなど、これまで様々な催しものが開催されてきました。
2000年代中盤以降、東京公演での複数日複数公演を中心に、大阪、名古屋などでは一日一公演で開催。
初演の1998年から2002年までの東京公演は渋谷を中心に三日間複数の会場で開催されていましたが、
2003年から現在まではお台場や羽田に場所を移し、三日間三公演を一つの会場で開催しています。
2020年に新型コロナウイルスの影響により中止となって以降は東京公演二日間、大阪公演一日で開催しています。
今は主流になっているライブスタイル、フェス形式でのアニメソングライブの草分け的存在であり、
アニメソングフェスが新興しては消えていく中、90年代から現在まで開催され続けています。
この年、2023年に「ANIME JAPAN FES」が開催25周年を迎えました。おめでとうございます。

また、今回のAJFは1970年代より長年アニメソング界を牽引され、地位向上に尽力され続けただけでなく、
バースデーソング音楽出版さん制作の各種ライブの大座長でもあった水木一郎さんが
2022年の12月6日にご逝去されて初めての開催となりました。

東京公演二日目は、堀江さんと共に逝去された水木さんに代わりささきいさおさんを座長に迎えた
「スーパーアニソン魂2023 ~THE LEGEND~」。通称SAS。
ロボットアニメ作品に特化したライブ「スーパーロボット魂(SRS)」の兄弟ライブとして2002年に初演。
アニメや特撮、ゲームなどの枠にとられない、オールジャンルの楽曲で展開される奥深いライブです。

今回はいさおさんと堀江さんを中心に、前日開催の「スーパーヒーロー魂」に続いて串田アキラさん、
SASならではの顔ぶれとして尾藤イサオさんやチャーリー・コーセイさん、前年初出演の森本英世さん、
久しぶりのご出演となったクリスタルキングのムッシュ吉﨑さん、速水けんたろうさんが顔を揃えました。
2021年よりタイトルに「THE LEGEND」が加わり、更に今回「THE LEGENDS」へと変わりました。
文字通りレジェンドと呼ぶにふさわしい出演者の皆様が一堂に会すという事でとても楽しみにしておりましたが、
当初出演を予定されていた山本正之さんは4月の段階で出演をキャンセルされたのは残念でした。

当時、新型コロナウイルスがこの年の5月より感染症法上の位置付けが「2類相当」から「5類感染症」に変わり、
日常生活における規制も緩和してきてはいるものの、未だに感染者は増加している傾向にある中、
バースデーソングさんはサイト内の「ANIME JAPAN FES 2023」のページにおいて
「ご来場のお客様へのご案内 (感染症対策に関して)」と題して各諸注意を発布しておりました。

前途の様に新型コロナウイスルの蔓延に伴い導入されたライブ配信を今回も実施。
動画配信プラットフォーム「CN Live Streaming」を使用してストリーミング配信され、
ライブ終了後の8月17日から8月23日までの期間限定でアーカイブ配信も行われました。

当日は台風6号が熱帯低気圧に変わったものの、台風7号が接近中という事で荒天も予想されました。
幸い関東圏への上陸は避けられたものの、折からの猛暑は続いている状況でした。

会場はお台場にあるZepp Diver City(TOKYO)。
この年はAJFが2003年に同じお台場の今は無きZepp Tokyoに場所を移してちょうど20年目でした。

ステージ壁面には赤銀色の布が一面にはられており、四角錐のオブジェが規則正しく配置。
壁面中央には今回のライブロゴ「AJF2023 ANIME JAPAN FES」の幕が掲げられておりました。

ステージのすぐ前には撮影用のカメラが使用するレーンが床に設置されており、
カメラが移動するため、観客は最前列でもステージとは距離が保たれているようになっていました。

開演5分前になると間もなく開演である旨と、上演上の諸注意がアナウンスされていました。

-MC-

・開演時間になると客席の照明が暗くなっていき、司会進行のショッカーO野さんがご登場。
・拍手で迎える観客にショッカーさんが「声出していいんだよ?」と言うと、観客から歓声があがりました。
・今回はライブでの声出しが解禁になって初めてのAJF。
元の状態に少しずつ戻っていく様子はまるでアニメ「どろろ」の百鬼丸のよう。
ショッカーさん「妖怪を倒していく度に野沢那智さんの声で『目が戻った!』
        ってなるみたいな……伝わってないですが……」
観客笑。
・ショッカーさん「改めまして皆さん、こんばんはぁあ!」
観客「こんばんわぁあああああざああ」
ショッカーさん「元気ですかぁっ!?」
観客「ぉぉおっぉおぉおおおおおぉおおお」
ショッカーさん「そんなもんじゃないでしょ? もっといこうよ。
        元気ですかぁっ!!?」
観客「おぉおぉおおおおおおぉおおおおおおおおお!!」
ショッカーさん「魂は燃えているかっ!?」
観客「ぉぉぉおぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおぃ」
ショッカーさん「今日もとことん盛り上がるぜぇえぃ!」
観客「おおおおおおおぉぉぉぉおおおおおおおおおお」
ショッカーさん「スゥーパァーアニソンッッ!!!?」
観客「スピリィいいィィィイイぃぃイッッ!!!」
ショッカーさん「ようこそいらっしゃいましたっ!! やっぱこれだよなっ!!」
観客拍手。
・「スーパーアニソン魂2023 ~THE LEGENDS~」の出演者は文字通り「レジェンド」のみなさんばかり。
楽屋に挨拶に来た業界関係者が「本当に"レジェンド"な方ばかりですね」と感嘆するほど。
・台風の影響を受けずに開催できたのは、色々な方が空から見守ってくれているおかげ。
・この間にバンド、ホーン隊、コーラスの皆さんがステージに登場されそれぞれの場所で準備をされていました。
・ショッカーさん「それではみなさん! 心の準備はいいですかああ!!!」
観客「ぉおおおおおおおおぉぉおおぃ!!」
ショッカーさん「準備はいいですかぁああああ!!!」
観客「ぉおぉぉぉぉおぉおおおおおおおぉぃ!!」
ショッカーさん「準備はいいかぁああぁああああああっ!!!」
観客「ぉおぉぉぉぉおおおおおおおぉおおおぁおおぉぃ!!」
ショッカーさん「スーパーアニソンッ!!!?」
観客「スピリィいいィィィィイイッッ!!!!」
ショッカーさん「はぁじまります!!!」
観客拍手。


00:悪の総攻撃(I-11)/SE
01:たたかえ!キャシャーン/ささきいさお
02:純白の勇気/速水けんたろう
03:ぼくらきょうだいてんとう虫/堀江美都子
-MC-


アニメ「ゲッターロボ」より、菊池俊輔先生作曲の「悪の総攻撃(I-11)」が観客の期待を大いに高め終えると、
TV放映時を彷彿とされる不穏なBGMと共にささきいさおさんのナレーションから
同じく菊池先生作曲によるアニメ「新造人間キャシャーン」オープニングでライブスタート。
いさおさんは赤いキラキラしたジャケット姿で勇ましい歌声を響かせられトップを飾られました。
続いてはアニメ「マッハGoGoGo(新)」よりオープニングで速水けんたろうさんがご登場。
歯切れの良い歌声と颯爽としたステージングで、会場にさわやかな風が吹き抜けるようでした。
そして堀江美都子さんが登場されて、アニメ「てんとう虫の歌」よりオープニング」をご披露。
堀江さんは真っ赤なドレス姿で終始明るく、時にほがらかに、時に高らかに歌われていました。

・堀江さんおひとりでご挨拶。
・観客の声が聞こえて嬉しい。「かわいい」コールは更に嬉しい。
・ここで堀江さんに呼びこまれていさおさんがご登場。
・特に打ち合わせをしていなくてもお二人とも赤系のお衣装で揃う。
・ここまでタツノコプロ作品の楽曲をお届け。
いさおさん「やはりボクなんかはタツノコといえば『ガッチャマン』なんだけど、
      G-2号コンドルのジョーの声優をやった事でアニメソングを歌う事になりました。
      あの時『ガッチャマン』と出会ってなかったら今頃どうなっていただろうね。
      ジョーを演じたから声優としてシルベスタ・スタローンの声なんかもやれてるからね。
      今は言えないんですけど今度もスタローンの声を担当する機会があるんですよ」
観客拍手。
いさおさん「年末には『エクスペンタブルズ』シリーズもありますからね。
      それまで声を休めておかなきゃいけないから今日は歌うのをやめようかな。ンフフフ」
堀江さん「んなアホな」
観客笑。

04:明日夢みて/ささきいさお 堀江美都子
-MC-


オープニングのタツノコ特集の締めくくりはアニメ「科学忍者隊ガッチャマンII」よりエンディング。
起伏の激しい曲を屈強ないさおさんと可憐な堀江さんの歌声のハーモニーで息を合わせて歌われました。

・ここでショッカーさんが合流されてお二人とトーク。
・ショッカーさんの扇動で堀江さんに「ミッチ」コールと「カワイイ」コール。
堀江さん「……申し訳ないっ! これだけで頑張れるね」
・いさおさんへは「大王」コール。
いさおさん「大王ってのは水木が勝手につけたから、オレが別にそんなこと思ってないよ」
堀江さん「だからこそそのまま残していきましょうよ」
ショッカーさん「そうですよ。きっと今頃『オレがいったんだからよぉ~』って言ってますよ」
観客笑。
・いさおさんと堀江さんが拍手の中、見送られショッカーさんお一人に。
・ショッカーさん「さぁ続いては昨日もこちらで座長として盛り上げてくださいました。
        今日もパワフルなステージを見せてくれるクッシーのご登場です!!
        『DRAGON BALL SUPER(超)』より『究極の聖戦』!!」

05:究極の聖戦/串田アキラ
-MC-
06:KA・BU・TO /串田アキラ
-MC-


串田さんのご登場でアニメ「DRAGON BALL SUPER(超)」より、最終回を含めここぞという時に流れた挿入歌。
息つく間もない程に激しい本曲を安定感抜群の鍛えあげた歌声で唄われる串田さんには感服するばかり。
主人公孫悟空への素朴な疑問をお話された後に唄われたのは、アニメ「カラス天狗カブト」よりオープニング。
独特の趣があるハードロックとシリアスで力強い串田さんの唄声を再びライブで聞けるとは思わず大喜びでした。

・退場される串田さんを見送られながらショッカーさんがご登場。
・この年の5月にアメリカはアトランタで開催されたコンベンション「MOMOCON 2023」に出演されたショッカーさん。
ショッカーさん「会場自体は48000人の来場者だったそうなんですけど、コスプレしてる方も沢山いました。
        もう『セーラームーン』だけでも200人くらいいるんです」
・ショッカーさん「さぁ続いては本日の最年少。若手です。だっておにいさんなんだもん」
観客拍手。
ショッカーさん「まずは『銀河戦国群雄伝ライ』より『雷伝説』」

07:雷伝説/速水けんたろう
-MC-
08:燃えろx4ロボコン!!/速水けんたろう
-MC-


速水さんのご登場でアニメ「銀河戦国群雄伝ライ」よりオープニング。久しぶりに聞けて嬉しかったです。
ダイナミックな曲調を速水さんがすっきりと心地よくそれでいて勇ましく歌われると、
今年2023年は春のSRS、夏のSAS、秋のSSSと「魂ライブ」皆勤賞というお話をされた後に歌われたのは、
特撮「燃えろ!! ロボコン」より、二代目オープニング。遂に魂ライブで聞く事が出来ました。
明朗快活で親しみやすい速水さんの歌声はとても楽しい心地になります。ロボコンの台詞は杉山さんがご担当。

・ひき続き速水さんお一人でお話。
・速水さん「まだしゃべってるという事は、もう一曲歌わせてもらいますが、
     これこそホントにここで歌っていいのって曲で曲なんですが……」
観客「おぉっ」
速水さん「……まぁ僕も沢山ヒット曲があって……(指を折る仕草)……あれ? 指が一本しか折れていない」
観客笑。
速水さん「……すみません。これ毎回やってるんですよ」
観客笑。
速水さん「でも、これだけたくさんのおともだちがいる中で、このコール&レスポンスが出来る状況で……」
観客「おぉぉおぉお」
速水さん「コレはやりたいなあと思ってたので、選曲してくれたスタッフさん本当にありがとうございます」
観客「おぉぉおぉおおぉおおぉ」
速水さん「ちょっと何も言わずに練習してみましょうか? ♪くしにささってだんご」
観客「だんごー!!」
速水さん「♪みっつならんでだんご」
観客「だんごー!!」
速水さん「ありがとうございます。まさかZeppのこのステージで!!」
観客「ぉおおおおおおおおぉおおおおお」
速水さん「いってみましょう!! 『だんご3兄弟』!!!」
観客「ぉおおおおおおおおぉおおおおお」

09:だんご3兄弟/速水けんたろう
-MC-


まさかまさかの。NHK「おかあさんといっしょ」より速水さんが茂森あゆみさんと歌われた「だんご3兄弟」。
当時爆発的なブームで社会現象となり、1990年代最大のシングルヒットを記録した本曲がついにSASでご披露。
速水さんの凛々しい歌声に合わせ観客も合いの手や合唱する中、アップルとカインズのみなさんも一緒に振り付け。
とても楽しい空気を味わうと共に、あらためて「スーパーアニソン魂」がもつ自由度の高さと懐深さを感じた一幕でした。

・退場される速水さんを見送られながらショッカーさんがご登場。
・速水さんを紹介される際の衣装がロボコンも含んだ石ノ森章太郎先生作品のキャラクタ―柄だったり、
前日の「スーパーヒーロー魂2023」では串田さん、MoJoさん、宮内タカユキさんの「魂の三兄弟」にちなんで
影山ヒロノブさん、遠藤正明さん、きただにさんを「令和のウルトラ三兄弟」と呼ばれていた等
この2日間、随所に伏線をはられていたショッカーさん。
・ショッカーさん「『だんご3兄弟』で振り付けをして楽しいひと時でしたが、
        楽しいひと時と降り付けといえば、次のコーナーもたまらないっす。
        東京公演紅一点にして我らが永遠のアイドル、堀江美都子さんのご登場です!!」

10:ハロー!サンディベル/堀江美都子
-MC-
11:魔女っ子チックル/堀江美都子
-MC-


堀江さんがご登場され、まずはアニメ「ハロー! サンディベル」より清涼感あふれるオープニング。
弾むような堀江さんの歌声と共に披露されたとびっきり素敵な振り付けは観客の多くが一緒にマネしていました。
「サンディベル」の振り付け裏話された後に歌われたのは、アニメ「魔女っ子チックル」よりオープニング。
振り付けと共にいたずらっぽくおしゃれにキュートに歌われる堀江さん。アップルのお二人も一緒に振り付けをしていました。

・退場される堀江さんを見送られながらショッカーさんがご登場。
・リハーサルから堀江さんにメロメロでずっと一緒に振り付けをされていたというショッカーさん。
・ショッカーさん「さぁ、次も凄いぞ! ドカンと来るぞ! クッシーが出てくるぞ!!
        みんなも思いっきり盛り上がってくれよ!! 『キン肉マン Go Fight』」

12:キン肉マン Go Fight!/串田アキラ
-MC-


ショッカーさんの紹介を受けて「うぉっすー!」と串田さんが登場されアニメ「キン肉マン」初代オープニング。
真面目にしっかりした唄声を披露された串田さん。間奏で台詞を披露されるのが恒例でしたが今回はありませんでした。

・串田さんおひとりでお話。
・次に歌われる「肉・2x9・Rock'n Roll」に関する思い出話。
当時「キン肉マン」のプロモーションの一環でテレビに出演されることになった串田さん。
事前に「『キン肉マン』を歌ってください」とオファーを受けていたので、てっきり「キン肉マン Go Fight!」
だと思って準備をし、いざテレビ局に行ってみると歌って欲しかったのは「肉・2x9・Rock'n Roll」の方だったとか。
しかも当時「肉・2x9・Rock'n Roll」はレコーディング以来歌っておらず、どんな曲かも忘れてしまっていた為、
仕方なく歌っている"てい"で収録された事があったそうです。

・串田さん「スタッフさんがでっかいカンペを用意してくれてるけど、リズムもわからなくて。
     もうなるべくマイクを口に近づけて汗タラタラで歌っているように見せていました。
     しかも隣にはゆでたまご先生もいるし……クスクス笑ってるのが聞こえるんですよ」
観客笑。

13:肉・2x9・Rock'n Roll/串田アキラ
-MC-
14:炎のキン肉マン/串田アキラ
-MC-


アニメ「キン肉マン」より初代エンディング。時折ツイストを踊られながらコミカルに唄われていました。
台詞は王子を串田さん、与作さんを貴日さんがご担当。「キン肉マン Go Fight!」で台詞が無かったのはこの為でした。
「キン肉マン」の新作アニメへの思いをお話をされた後はアニメ「キン肉マン」二代目オープニング。
串田さんがヒロイックに颯爽と唄われ、観客も合いの手や「3・2・1 Fire!」等の掛け声等に参加して大盛り上がりでした。
我々の席から舞台袖で待機するショッカーさんを見る事が出来たのですが、スタッフさんと一緒に盛り上がっていました。

・串田さんを見送られながらショッカーさんがご登場。
・ショッカーさん「長右衛門が飛び跳ねながら演奏してましたね。演奏大丈夫かなと思っていましたけど。
        もっと凄いのは我々のマイクの音を調整してくれるマニュピレーターという役職のスタッフが入るんですけど、
        マニュピレーターのスタッフが『炎のキン肉マン』が始まった途端にオレの隣に来て
        一緒に『M・U・S・C・L・E!! MUSCLE!!』ってやってるんですよ」
観客笑。
ショッカーさん「昨日も『ギャバン』で一緒に『♪若さ~若さってなんだっ!』って。仕事しろよ!!」
観客笑。
ショッカーさん「みなさんも随分ジャンプしちゃったと思いますから10分ほど休憩したいと思います」
観客拍手。
ショッカーさん「という事で、後半に続くー!」

~休憩~
-MC-


ここから換気等々の為に約10分間の休憩時間が設けられました。
時間になると休憩時間が終了する旨がアナウンスされ、しばらくすると客席の照明が暗くなりショッカーさんがご登場。

・ショッカーさんがお話されている間にスタッフさんが椅子と小さいテーブルをステージ上に用意され、
・しばらくショッカーさんのお話が続く中、舞台袖からゆっくりとチャーリーさんがご登場。
ショッカーさんのお話にも参加されずにマイペースで椅子に座られる様子に観客から笑い声がおこっていました。
ショッカーさん「配信でご覧の方はなんでみんなが笑ってるのかわからないんでしょうね」
観客笑。

15:ルパン三世その1 (ルパン・ザ・サードの歌) 「ルパン三世 主題歌I」/チャーリー・コーセイ
-MC-
16:ルパン三世その2 「ルパン三世 主題歌II」/チャーリー・コーセイ
-MC-


後半はチャーリーさんの「ルパン三世」の世界から。まずはアニメ「ルパン三世」の初代オープニング。
シンプルな歌詞とスキャットの構成をクールでミステリアスに歌われるチャーリーさんに引き込まれます。
「ある事があって座って歌ってますけど大丈夫です」と観客に投げかけ、続いては同じくアニメ「ルパン三世」エンディング。
夕陽を思わせる真っ赤な照明の中、チャーリーさんのアンニュイで伸びやかな歌声にじっくり聞き入りました。

・ショッカーさんが合流されお二人でトーク。
・チャーリーさん「次は『ルパン三世』つながりなんですけど、AJFでは初めて歌いますね」
ショッカーさん「あぁ、『ルパン三世その2』の関西弁バージョン。♪ワルサーしたらあかんでぇ~」
チャーリーさん「そう。違う!!」
観客笑。
ショッカーさん「そうか。それはチャーリーさんのお店に行けば聞けますね」
チャーリーさん「この人いっつもオレをノセてくるんですよ」 
観客笑。
チャーリーさん「次に歌うのは、アニキが歌ってた曲です」
観客「おぉぉ」

17:ルパン三世 愛のテーマ/チャーリー・コーセイ
-MC-


アニメ「ルパン三世 (新)」より水木さんが歌われた二代目エンディングをチャーリーさんがカバー。
チャーリーさんは2005年に発表されたセルフカバーミニアルバム「ルパン三世のテーマ」で本曲をカバーされおり、
そのアレンジはギターを基調としたものでしたが、今回は水木さんが歌われたオリジナル版のアレンジでした。
ムードたっぷりの本曲を独特のタメを交えて歌われるチャーリーさんに、水木さんとはまた違った色っぽさを感じました。

・退場されるチャーリーさんを見送られながらショッカーさんがご登場。
・この間にスタッフさんによって椅子と小さいテーブルが片付けられていきました。
・ショッカーさん「続いてのシリーズも色々な形で続いておりまして、僕もちょっと関わらせてもらっています。
        まぁちょっと寸詰っている、『DD』という作品なんですけど」
※ショッカーさんはアニメ「DD北斗の拳」第一シリーズでナレーションを担当されています。
ショッカーさん「なんと2007年以来16年ぶりにクリスタルキング、ムッシュ吉崎さんのご登場です!!
        『真救世主伝説 北斗の拳 ユリア伝』より『ユリア…永遠に(MOVIE ver.)』」

18:ユリア…永遠に (MOVIE ver.)/クリスタルキング(ムッシュ吉崎)
-MC-
19:愛をとりもどせ!! (MOVIE ver.)/クリスタルキング (ムッシュ吉﨑)
-MC-


07年当時のタキシードからエキゾチックな装いにイメージチェンジされたムッシュさんが登場され歌われたのは
アニメ「北斗の拳」エンディングを映画「真救世主伝説 北斗の拳 ユリア伝」エンディングとして再アレンジ再録版。
テンポアップしサビが何度も繰り返されるアレンジで、ムッシュさんの歌声とこか悲し気で破滅的な歌声はたまらないものがありました。
「ちょっと派手になって帰ってきました」と観客を沸かせ続いてはアニメ「北斗の拳」オープニングを、
映画「真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章」より挿入歌として再アレンジされた再録版。
ムッシュさんは随所に主人公ケンシロウの「アタタタタ」という掛け声を交えながらダイナミックな歌声をご披露。
観客も「YouはShock!」の掛け声やサビ部分はムッシュさんと共に大合唱して大盛り上がりとなりました。

・ショッカーさんが合流されてムッシュさんとトーク。
・40周年を迎える「北斗の拳」の様々なシリーズをお二人で振り返り。
ショッカーさん「僕は『DD北斗の拳』でナレーションしていたんですよ。キャラが二頭身なんです」
ムッシュさん「二頭身。あぁムッシュみたいな感じですね」
ショッカーさん「いやいやいや」
観客笑。
・ムッシュさんを拍手で見送り「あぁいうオヤジになりたいなぁ」とショッカーさん。
・ショッカーさん「さて続いては昨年から仲間になってくれました森本英世さんの登場です!!
        『行け! タイガーマスク』!!」

20:行け! タイガーマスク/森本英世 台詞:ショッカーO野
-MC-
21:みなしごのバラード/森本英世
-MC-


ショッカーさんの台詞を受け、白いスーツの上に羽織ったしまのマントをひるがえして森本さんがご登場。
新田洋名義で歌われたアニメ「タイガーマスク」オープニングをスマートな歌声で颯爽とダンディに歌われました。
森本さんと入れ替わりにショッカーさんが登場され、お話中にドラムのガンタさんがアコギを携え、準備が整うと、
同じく「タイガーマスク」エンディングがはじまり、白いコートに着替えられた森本さんが再びご登場。
さびしく静かながらも意思の強さを感じる森本さんの歌声に観客もじっと聞き入っていました。

・退場される森本さんと入れ替わりにショッカーさんがご登場。
・ショッカーさん「昨年、こちらのライブに森本さんが初参加された際に『もう一曲歌ってますよね』とお話しました。
        『その曲をいつか歌ってほしいです』と伝えた所、『いいよ』と快く受け入れれくださいました。
        とはいえ、普段なかなかお会いする機会が無かったですが、バースデーソングのスタッフも同じ気持ちでした。
        今回のライブで歌うリストをもらった際に、その曲が入っていたんですよ!」
観客拍手。
ショッカーさん「リハーサルでその曲を聞いた際、ウルっときました。初めて聞いたのが50年以上前ですから。
        1969年の『東映まんがまつり』内の作品で我が師匠・石ノ森章太郎先生の原作です。
        『空飛ぶゆうれい船』より『隼人のテーマ』!!!」

22:隼人のテーマ/森本英世
-MC-


森本さんが泉谷広名義で歌われた映画「空飛ぶゆうれい船」よりエンディング。遂に本曲が聞けました。
壮大な前奏と共に船員帽子に赤いスカーフに赤いジャケット姿の森本さんが登場されると観客大歓声。
精悍な森本さんの歌声とコーラスの皆さんの厚みのあるコーラスを受け、観客の「ゴーアヘッド!」の掛け声にも力が入ります。

・感慨深げにショッカーさんが登場され、改めて森本さんをご紹介。
・森本さん「もうね感激。もう胸がどっきん、どっきん」
ショッカーさん「夢って叶うんですね!!」
観客拍手。
ショッカーさん「そしてこの衣装! もうこのライブで赤いマフラーは見られないと思っていたのに!
        こちらも先程の虎柄のマントと同じく?」
森本さん「はい。マネージャーが夜なべして作りました」
観客拍手。

・拍手で森本さんが見送られてショッカーさんお一人に。
・ショッカーさん「先程の『タイガーマスク』や『空飛ぶゆうれい船』が1969年の作品でしたが、
        続いての作品は1970年なんですね。尾藤イサオさんの登場です!!」
観客拍手。
ショッカーさん「この作品も様々な展開をしておりまして、僕も少し関わらせていただいております。
        パチンコの『CRあしたのジョー』でマンモス西と丹下団平の二役をやらせていただいております。
        不詳、声優のはしくれとしましてそのキャラクターを交えて曲紹介をさせて頂きたいと思います。
        『ジョォー、立てぇ…立つんだジョー! おめぇは、おめぇはオレのあしただぁあ』……『あしたのジョー』」

23:あしたのジョー/尾藤イサオ
-MC-
24:傷だらけの栄光 (Anniversary ver.)/尾藤イサオ
-MC-


重厚感ある前奏の中、ゆっくりと尾藤さんが登場されアニメ「あしたのジョー」よりオープニング。
尾藤さんのハングリーな泥臭さの中に哀愁を感じる迫真の歌声を観客も息を飲むように聞き入っていました。
「次の曲はレコーディング以来初めて歌うから歌詞が心配」というお話をされた後に歌われたのは
アニメ「あしたのジョー2」よりおぼたけしさんが歌われた二代目オープニング。
尾藤さんは2009年にミニアルバム「あしたのジョー(21st century ver.)」でカバーされています。
若干歌詞を間違えてしまったものの、尾藤さん独特の絞り出すような歌声でシャウトを交えて披露されていました。

・ショッカーさんが合流され、改めて尾藤さんをご紹介。
・尾藤さん「ささき先輩がいる前でなんですが、僕も歌い始めて今年て61年目になるんですね」
観客拍手。
尾藤さん「ありがとうございます。長い間努力したかいがあって欲しいものは何でも手に入るんです」
観客笑。
尾藤さん「例えばですね。ここで魔法のステッキが欲しいと念じてみます」
ショッカーさん「……ハぁイ」
尾藤さん「魔法のステッキよ! 僕のこの手に魔法のステッキを!!」
そう念じた尾藤さんの手に突然ステッキが現れると観客大喝采。
尾藤さん「歌よりこっちの方がいいみたいですね」
観客笑。
・ここで革ジャンを脱がれてTシャツだけになる尾藤さん。
ショッカーさん「せっかく着替えていただいたので、もう一曲お願いしていいですか?」
尾藤さん「喜んで!」
ショッカーさん「ありがとうございます。では劇場版『あしたのジョー』より『美しき狼たち』」

25:あしたのジョー~美しき狼たち~/尾藤イサオ
-MC-


映画「あしたのジョー」より、おぼたけしさんが歌われたオープニング。尾藤さんは1980年にカバーされています。
独特のロックなステップを交え、哀愁を含んだ笑顔で高らかに歌われる尾藤さんの姿は抜群に格好良かったです。
二番が終わるとサビの繰り返し部分では観客へ向けての感謝をお話されていました。

・尾藤さんを見送りながらショッカーさんがご登場。
・ラストブロックに入る前に「ミッチ」コールで堀江さんが呼び込まれてショッカーさんとトーク。
・ショッカーさん「レジェンドの皆さんって凄いですよ。パフォーマンスが。いきなりステッキ出したりしますもん」
観客笑。
堀江さん「パフォーマンスもだけど、お声がね。変わらないもの」
ショッカーさん「ていうか、あ・な・た・も・ですよ!」
観客拍手。
・ラストブロックはこの年の2月に亡くなられた漫画家の松本零士先生の作品群。
堀江さん「あたしも松本先生の作品は何曲か歌っているんですよ。
     すごい悲しい歌とか、『おしん』みたいな歌とか。いい歌がたくさんあるんです」

26:悲しみは天に還して/堀江美都子
-MC-
27:銀河鉄道999/堀江美都子
28:銀河鉄道999/ささきいさお
-MC-


ラストの松本零士先生の作品群ブロックは堀江さんのアニメ「SUBMARINE SUPER 99」よりエンディングから。
緊張感漂う曲調の中、堀江さんは芯のある凛とした歌声を披露された後、「これからも精進していきます」とお話され、
堀江さんのデビュー50周年を記念して発表されたアニメ映画主題歌のカバーアルバム「One Voice」より
劇場版「銀河鉄道999<The Galaxy Express 999>」でゴダイゴの皆さんが歌われたエンディングで軽快に。
前向きな曲ながらも堀江さんの歌声はどこかせつなげで、二曲とも松本先生への追悼の様な心地で聞いておりました。
堀江さんが拍手で見送られると、アニメ「銀河鉄道999」よりオープニングの前奏と共にいさおさんがご登場。
しなやかな曲調を穏やかで優しくも少し寂し気に歌われるいさおさんのステージをうっとりと聞き入っていました。

・いさおさんお一人でお話。
・いさおさん「昔から一緒だった尾藤君とか先輩、後輩と一緒になってやってきましたがトリを務めるのは恐縮しますね。
      『銀河鉄道』の流れできましたが、これはBSフジで放送していた『銀河鉄道物語』のテーマです。
      何年か前に作詞家の畑亜貴さんが『この年代で一番好きな曲』と話してくださっていまして
      当時はCDを何枚も買って関係者の人達に配ってくれていたそうです」
観客笑。
いさおさん「プロの中のプロである方に認めていただけるのは嬉しいですね」

29:銀河鉄道は遥かなり/ささきいさお
-MC-


ライブ本編および松本先生のコーナーラストはアニメ「銀河鉄道物語」よりオープニング。
高揚感抜群の前奏からいさおさんが凛々しい歌声で小気味よく歌われていき、
サビで一気にはつらつな歌声に変わられるドラマチックさは、久々にライブで体感すると一層魅力的でした。

-アンコール-

いさおさんが挨拶をされて退場されると、続いて演奏陣の皆さんとコーラスの皆さんが退場されると、
観客の拍手が手拍子へと変わり、アンコールの声が起こりました。

・観客のアンコールの声に合いの手をいれながらショッカーさんがご登場。
観客との「スーパーアニソォオオオンッ!!?」「スピリッッツ!!」の掛け合いで
出演者の皆さん、演奏陣の皆さん、コーラスの皆さんを呼び込まれました。
・ここでショッカーさんが演奏陣のバンド、ホーン隊の皆さん、コーラスの皆さんをご紹介。
・前日に引き続きZ旗の旗揚げ20周年記念タオルを掲げられるKenitoさん。
それを目にしたショッカーさんが観客を扇動しZ旗結成20周年へ「おめでとう」コールをされていました。
ショッカーさん「高取ちゃんによろしく言っておいてねー」

・ここで出演者の皆さんからひと言づつご挨拶がありました。
・まさか最年少と名乗る日が来るとは思わなかった速水さん。
・速水さんがいなければ最年少だったのにと冗談で舌打ちされる堀江さん。
・いさおさん「今日は同輩、先輩、後輩とヒット曲を出したり、違う世界で頑張ってる人に囲まれて
      特に尾藤さんなんて何十年も一緒にいるからね。去年も一緒にステージに立つ予定だったけど
      僕がコロナになっちゃってね。でもその時は尾藤さんがとてもはりきってくれたそうです。
      いやぁ、僕も負けてはいられないから頑張っていこうと思います。
      だからこの際誰が年上とか年下とか関係無く……」
観客笑。
いさおさん「みんなで競い合って声が出る事を願って歌っていこうと思います」

・アンコールという事でこれから披露される最後の一曲の間のみ観客の写真撮影OKに。
・その際には動画はNG、本格的なカメラはNG、各種SNSへの拡散をお願いされていました。


30:宇宙戦艦ヤマト/ささきいさお 堀江美都子 串田アキラ 尾藤イサオ 森本英世
           チャーリー・コーセイ クリスタルキング(ムッシュ吉﨑) 速水けんたろう ショッカーO野


「スーパーアニソン魂2023 ~THE LEGENDS~」および「ANIME JAPAN FES 2023」東京公演のラストは
いさおさんの「発進」の一言からアニメ「宇宙戦艦ヤマト」より、いさおさんが歌われたオープニングを出演者全員で。
一番はいさおさんがメインで歌われ、他の方々は手拍子をしたり観客にマイクを向けたりしており、
二番になると全員で大合唱をされ、ラストはいさおさんのステージ左右中央の3段パンチで締めくくられました。

・ここでショッカーさんから4年ぶりに出演者の皆さんがステージ前方に登場されラインナップを行う旨がアナウンス。
・演奏陣、コーラスの皆さんもステージ前方に集合した所でいさおさんの合図で万歳三唱が行われました。
・観客が拍手を送る中、ショッカーさんに紹介されながら出演者のみなさんが順番に退場され、
バンド、ホーン隊、コーラスの皆さんも順番に退場されていき、ショッカーさんお一人に。

・ショッカーさん「楽しんでいただけましたかぁああっ!!」
観客「ぉぉおおおぉおおお!!」
ショッカーさん「配信の皆さんは? ……楽しんでいただけましたね!」
観客拍手。
ショッカーさん「絶対また一緒に盛り上がりましょうねええええええええええ!?」
観客「ぉぉぉぉおおおおおおおおぉぉおおおぉぉおおおおおおおお」
ショッカーさん「じゃあ、約束のぉスゥーパァーァアニソンッ!!!?」
観客「スピリィイイイイイイイィイッツ!!」
ショッカーさん「ショッカーO野でしたっ! 今度はスーパー戦隊で!!」

退場されるショッカーさんが拍手で見送られると閉演のアナウンスが流れ出し、
「スーパーアニソン魂2023 ~THE LEGENDS~」および「ANIME JAPAN FES 2023」東京公演は終演となりました。

「THE LEGENDS」と銘打って開催された今回の「スーパーアニソン魂」。
アニメソングを彩ってきたそうそうたる出演者の皆さんが一堂に会す光景は壮観でした。
歌われた楽曲も「ヤマト」「タイガーマスク」「あしたのジョー」「愛をとりもどせ」「キン肉マン」など
60年続くアニメソング歴史の中でもスタンダードとして長年愛され続けている楽曲から、
「隼人のテーマ」「KA・BU・TO」「雷伝説」や各カバーなど、なかなか他では聞く事が出来ない楽曲も多く聞く事が出来ました。
年代という面からみると1960年代から2000年代という幅広い作品の楽曲が披露されましたが、
ジャンルという面から見てもアニメ、特撮に加え特例的ではありますが遂に「おかあさんといっしょ」の楽曲も披露。
より多種多様な楽曲を聞く事ができ、初演から20年を越えて更に奥深さが生まれた様に感じました。


補足

・今回のライブロゴ「AJF2023 ANIME JAPAN FES」にはこの年の干支である兎が左右にレイアウト。
さらにロゴの背景にはウサギという事で月の写真もあしらわれていました。

・例年優先チケットはオリジナルのデザインですが、今回は「ぴあ」のチケットと同じデザインでした。

・タツノコプロのお話。
いさおさん「ホントに色んな作品を作っていらっしゃるよね。
      『ガッチャマン』とか僕が歌った『ポリマー』とかのアクションものは珍しかったんだよね。
      それまでは可愛らしい作品が多かった印象があるよ」
堀江さん「あたしなんかテレビっこだったから、生まれた時からタツノコ作品を見て育ってますからね」
いさおさん「じゃあタツノコ作品はこれくらいにして次の作品に移ろうか」
堀江さん「今日なんかいさおさん変なんですよ。自分で話して自分で納得して進行しようとしちゃう」
いさおさん「違うんだよ。今、歯の治療中だから気になっちゃって。早く楽屋に戻って歯を磨きたいんだよ」
観客笑。
ショッカーさん「せっかくだからもう少し『ガッチャマン』のお話しましょうよ。
        ガッチャマンG-1号 大鷲の健役の森功至さんも配信観てますからね」
いさおさん「そうなんだ」
ショッカーさん「昨日から見てるんですけど『やっぱり長老たちのパワーは凄いなー』って自分の方が年上なのに」
観客笑。
ショッカーさん「(カメラに向かって)森功至さん見てますかー?」
いさおさん「(カメラに向かって)オレ、G-2号だよ~。ンフフフ」
観客笑。

・ライブでは作品になぞらえたパフォーマンスをされる事が多い串田さん。
「究極の聖戦」では孫悟空の必殺技かめはめ波の構えをされていました。

・「燃えろx4ロボコン!!」の話。
速水さん「これはアニソンでいいのかな?と思ってスタッフの人に聞いたんですけど
     『スーパーアニソン魂はそういった縛りはゆるいんです』と言われまして」
観客笑。
速水さん「あとそれよりなにより、リクエストがとても多かったんですって。ありがたいですよね」

・「燃えろx4」はどう読むのかは速水さんもわからない。なので「燃えろ」を四回言う。

・堀江さん「1980年代が今はやりですね。当時はアニソンも振り付けを取り入れて行こうという流れでした。
     『サンディベル』はあたしが振り付けをしたんですけど、それのお手本が『チックル』なんです。
     『チックル』はピンクレディとかの振り付けをしていた土居甫さんがつけてくれました。
     すっごい視点で面白い考え方で振り付けをされたんですけど、『サンディベル』はだいぶパクってますね」
観客笑。

・串田さん「『キン肉マン』を歌うとどうしても力が入っちゃうんですよね。
     おれ自身は前は筋肉無かったんですけど『キン肉マン』を歌ってるのに筋肉が無いのは恥ずかしいから
     少しだけやってるんですけど、ヤバいのはそれを少しでも休むとポヨ~ンでなっちゃうからね。
     キン肉マンもありましたよね、♪牛~丼一筋~って歌っててポヨ~ンってなっちゃうの」

・串田さん「キン肉マンの台詞は時々マネするんだけどなかなか上手くいかないね。"もう一人のあきらさん"に怒られちゃうかな?」
観客笑。
※もう一人のあきらさん:キン肉マンの主人公キン肉スグル役を担当された声優の神谷明さん。

・ショッカーさん「今日も関西からチャーリー親衛隊のお客さんが来てますよ」
チャーリーさん「どこや? 顔が見えたら名前いうたろか?」
ショッカーさん「しかも本名を言いますからね。照明さん明るくしないで下さい!」
観客笑。

・ショッカーさん「今日はムッシュさんがいらっしゃるのでギターにラオウを呼びました」
ムッシュさん「おぉ! 似てる」
観客笑。
ショッカーさんの言葉を受け、拳を挙げてラオウの印象的な場面を表現するギターのナベさん。
ショッカーさん「おぉ! 『わが生涯にいっぺんの悔いなし!!』だ!!」
観客拍手。
※職人気質で強面なギターのナベさんは「北斗の拳」に登場する世紀末覇者拳王・ラオウに似ており、
 実際に2017年の遠藤正明さんのバースデーライブ「遠藤正明 2017 生誕祭」においてラオウのコスプレも披露されています。

・森本さんがマネージャーさんが夜なべして衣装を作ったというお話をされている際は
往年の喜劇俳優・由利徹さんの裁縫芸の様なお針子さんの仕草をされていました。

・アンコールで登場された際、杉山さんのマイクの前に立ち止まってすました顔をされるガンタさん。
しかしすぐに杉山さんに見つかり、押されてドラムの前へ。

・尾藤さん「先輩のささきいさおさんもそうですが、僕らはロカビリーの世界で頑張っていました。
     今はリハビリーで頑張ってます」
観客笑。

・ショッカーさん「続きましてルパンのおっちゃん」
チャーリーさん「なんでオレだけおっちゃん言うねん?」
ショッカーさん「いやいや親衛隊のみんなもおっちゃんって言ってますよ」
チャーリーさん「いや、言わへんよ」
ショッカーさん「言ってるよぁ~。あ、みんな陰で言ってたのか!」

・尾藤さん「本当にひさしぶりだったので、感無量。ビンは10円でございます」
観客笑。

・アンコールが終わり、出演者の皆さんが順番に退場される中、
堀江さんは水木さんが行われていた「愛してるゼェエエット!!」とポーズをされながら退場されていました。

・いさおさん「またみんなで楽しい時を過ごしたいと思います。それまで元気でね!!」

・ちなみに今回もライブ終了後から数日後に期間限定でアーカイブ配信が実施。
ライブは前半後半に分かれておりましたが、基本的にノーカット収録。
更に 開演前や休憩時間に「スーパー戦隊"魂"2023」などの今後のライブ告知や
休憩時間や終演後に出演者の皆さんお一人お一人のコメントがあり、
アーカイブの最後には演目や出演者の皆さん、スタッフさん達の名前が記載されていました。

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