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スーパーロボット魂 2023 ~stage terra~
23.4.30 Zepp Haneda

出演/ささきいさお 堀江美都子 影山ヒロノブ MIQ 遠藤正明 
   bless4(AKASHI KANASA AKINO) MoJo

初参加/河内淳一

司会/ショッカーO野

コーラス/アップルパイ(平山佳代子 杉山小絵子) ザ☆カインズ(貴日ワタリ 常見弘士 斉藤淳一)
演奏/Super Rescue BAND(G.IMAJO B.吉岡満則 Dr.岩田"GUNTA"康彦 Key.松原ひろし)
   Z旗horns(Tr.阿久澤一哉 Tr.Kenito Tb.島田直道 Sax&Fl.町田長右衛門)
   G.河内淳一



1997年に「ROBONATION SUPER LIVE'97 summer」として初開催された
ロボットアニメやゲーム「スーパーロボット大戦」を中心とした楽曲で構成された本ライブ。
1998年にライブタイトルを「スーパーロボット魂」(通称SRS)に変更してから25回目を迎えます。

毎年「スーパーロボット魂」として春に「春の陣」として東名阪ツアー、夏に「夏の陣」が開催されてきましたが、
2002年以降は春開催の「春の陣」東阪ツアーに一本化、2013年以降東京公演は二日間別々の公演が行われており、
更に2021年以降、一日目を「stage universe」、二日目を「stage terra」と題して開催され、
東京公演に加え、新型コロナウイルスが蔓延しはじめた2020年以来、実に四年ぶりに大阪公演も開催されました。

二日目の「stage terra」はこれまで特別出演であったささきいさおさんを座長に迎え、
「ROBONATION SUPER LIVE'97 summer」以来ご出演されている堀江美都子さん、影山ヒロノブさん、MIQさん、
「スーパーロボット魂」に改名直後からご出演されている遠藤正明さんらレギュラーの皆様に加え、
bless4の皆さん、MoJoさんが久し振りにご出演。
更に今回初参加としてアニメ「太陽の使者 鉄人28号」の楽曲を歌われているギミックのボーカルである
河内淳一さんのご出演が発表されていました。

また、「ROBONATION SUPER LIVE'97 summer」の立ち上げ以降、「スーパーロボット魂」の座長や
続く「スーパーヒーロー魂」などの魂ライブシリーズの中心人物としてライブを盛り上げていただけではく、
50年以上の長い間アニメソングの地位向上に尽力され続けて来られた水木一郎さんが2022年の12月6日にご逝去。

アニメソング界を牽引し続けられた魂ライブの大座長がご不在となって初の「スーパーロボット魂」です。

2020年以降、世界規模で蔓延し続けている新型コロナウイルスの影響は続いている中でしたが、
長年にわたり「スーパーロボット魂」を主催されている株式会社バースデーソングさんは
2020年夏より政府および東京都のガイドラインを規範に、感染拡大防止策を徹底して開催しており
今回も公式サイトにおいて「来場チケットをご購入のお客様へ」という項目を設け諸注意を掲載。

サイト内の文章では東京都・大阪府からの要請に基づき「イベント開催時のチェックリスト」を作成し公表。
来場する際の健康状態や場内での消毒、換気の徹底を行う事、出待ちの禁止などに加え、
マスク着用の有無については、観客個人の判断に任せる旨が記載されておりました。
上演中の発声に関しては特に明記はされておりませんでした。

今回も動画配信プラットフォーム「CN Live Streaming」を使用して
会場に足を運ぶことができない国内外のファンへ向けてストリーミング配信され、
ライブ終了後の5月3日から5月9日までの期間限定でアーカイブ配信も行われました。

またバースデーソングさんの公式サイトで今回、実に4年ぶりに復活する名物コーナーである
アコースティックコーナーにて水木さんへの追悼企画として
観客に歌って欲しい水木さんのロボットアニメやゲームの楽曲を募集されていました。

会場は2022年に引き続き羽田空港の近くの羽田イノベーションシティにあるライブハウスZepp Haneda。
入場するとステージにはそれぞれの楽器、コーラスのブースが設けられており、
コロナ過で見られた各ブースを隔てるアクリル板は設置されておりませんでした。

ステージ壁面には銀色の布が一面にはられており、
その中央には「SRS2023 SUPER ROBOT SPIRITS」のライブロゴが描かれた幕が掲げられていました。
ステージのすぐ前には撮影用のカメラが使用するレーンが床に設置されており、
カメラが移動するため、観客は最前列でもステージとは距離が保たれているようになっていました。

-MC-

・開演時間から少し過ぎた頃に司会進行のショッカーO野さんがご登場。
・ショッカーさん「少しずつ日常が帰ってきたぁあああ!!」
観客「おぉぉぉおおおおおおおぉぉおおお」
ショッカーさん「やっと声が聞けますよ。みなさぁんこぉぉんばんわぁああ」
観客「こんばんわぁあああ」
ショッカーさん「元ー気ですかぁあ!!?」
観客「ぉぉぉぉおおおおおおおお」
ショッカーさん「魂はァ燃えているかあああ」
観客「ぉぉぉぉおおおおおおおおぉぉぉぉおおおおおお」
ショッカーさん「今日もとことん盛りあがろうぜぇエぇええ!!」
観客「おおおおぉぉぉぉおおおおおおおおぉぉぉぉおおおおおお」
ショッカーさん「スーパーァーロボットォ!!?」
観客「スピリィイイイイイイイィイッツ!!」
ショッカーさん「ようこそいらっしゃいました!!」
観客拍手。
・本公演はマスク着用を条件に発声可能。
ショッカーさん「マスクがしんどいという方もいらっしゃると思いますが、
        逆に言えばマスク付けていれば、何をやっても良いそうですよ!!」 
観客拍手。
ショッカーさん「この四年間、皆さんも色々な思いがあったと思います。ボクもありました。
        こいつらにもあったよなぁ!!」
例年「スーパーロボット魂」の客席のにはロボットのコスプレをされた観客がいるのですが、
コロナ禍はコスプレでの観覧は自粛されていた為、今回久々にコスプレで観覧されていました。
・ショッカーさん「このツアーでまたいろいろと再開していこうと思いますのでよろしくお願いします」
観客拍手。
ショッカーさん「さあ皆さん、心の準備はいいですよね!?」
観客「ぉぉぉぉおおおおおおおおぉぉぉぉおおおおおお」
ショッカーさん「準備はいいかぁあああ!?」
観客「ぉぉぉぉおおおおおおおおぉぉおおおぉぉおおおおおおおお」
ショッカーさん「スゥーパーアーロォボォットォ!!?」
観客「スピリィイイイイイイイィイッツ!!」
ショッカーさん「はぁあじまりまぁすっ!」

00:SE
01:鋼の魂/影山ヒロノブ 堀江美都子 MIQ 遠藤正明
-MC-


勇壮な音楽がオーバーチュアとして流れる中、演奏陣の皆さんが登場されスタンバイ。
演奏陣の皆さんの準備が整うと暗いステージ上に堀江さん、影山さん、MIQさんがご登場。
観客が次々と立ち上がり一階席はコロナ禍前と同じスタンティングでのライブ鑑賞に戻りました。
一曲目はゲーム「スーパーロボットスピリッツ」より水木さんと影山さんが歌われたCMソング。
ライブでは2000年より水木さん、影山さん、堀江さん、MIQさんと四人で歌われており、
今回は残されたお三方が歌われるのかと思っていたところ、最初の水木さんパートを影山さんが歌われ、
本来の影山さんのパートになると舞台袖から遠藤さんが合流され、影山さんパートをご担当。
観客の声援に迎えられた遠藤さんを支えるように堀江さんとMIQさんも歌われていました。

・ショッカーさんが合流され、堀江さん、影山さん、MIQさん、遠藤さんを改めてご紹介。
お一人づつご挨拶をされたのですが、声出し解禁になったという事で
ショッカーさんの扇動で観客がお一人づつ名前をコールしていました。
・遠藤さんへのコールを扇動される際、遠藤さんがオープニングを歌われた特撮「ウルトラマンZ」の
変身時の台詞と同名のオープニングになぞらえて観客に「ご唱和ください」となげかけられていたショッカーさん。
ショッカーさん「アレもコロナ禍だったからさ。一度やってみたかったんだよね」

02:ボルテスVの歌/堀江美都子
03:ICE MAN/MIQ
04:千年のソルジャー/影山ヒロノブ
-MC-


ここからはソロコーナー。まずは堀江さんによるアニメ「超電磁マシーン ボルテスV」よりオープニング。
フィリピンで絶大な人気を誇り、この年に実写版も公開された本曲を凛々しく瑞々しく堀江さんが歌われた後、
ショッカーさんが退場される堀江さんを紹介され、「サイコー!」と言われてすぐにご退場。
続いてのMIQさんはゲーム「スーパーロボット大戦α」よりR2のパイロットライディース・F・ブランシュタインのテーマ。
MIQさんの影のあるスマートな歌いぶりが抜群にカッコよく。是非聞きたかった曲だけにとても嬉しかったです。
そしてアニメ「ビーストウォーズ メタルス ~超生命体トランスフォーマー~」二代目オープニングで影山さんがご登場。
ハードなロックをダイナミックに歌われる影山さんでしたが、二番の歌い出しを間違えてしまい苦笑いされる場面も。

・影山さんを見送られながらショッカーさんがご登場。
ショッカーさん「あまりに楽しみすぎて出る所を間違えてしまいました」
観客笑。
ショッカーさん「ミッチサイコー!!って出て行って気づくんだ。あ、出番じゃねえや」
観客笑。

・ここでショッカーさんに呼びこまれてささきいさおさんがご登場。
・ショッカーさんの扇動でいさおさんへ向けて「大王」コール。
いさおさんが1999年の初出演以降の愛称は「大王」でしたが、近年は「御大」と呼ばれていたので久々な感じがしました。 

・いさおさん「久々のスパロボだからはりきって歌おうと思ってリハでも歌えたんだけど、昨日から声が出なくてね」
当日のいさおさんは喉の調子が思わしくない様子で所々かすれ気味のお声でした。
いさおさん「本当なら土下座して謝らなければいけないんだけど、ズボンが汚れちゃうから。ンフフフ」
観客笑。
いさおさん「本調子でなくて大変申し訳ないんですが、その分、お客様に歌っていただければ幸いです」
観客拍手。
ショッカーさん「ちょうどね、今回のツアーから声が出せるんですよ!!」
いさおさん「オレが出なくなったからむしろちょうどいいのかもなンフフフ」
ショッカーさん「この前NHKでちょっと張り切りすぎたのかもしれませんね」
ライブの数日前に生放送されたNHK「うたコン」にいさおさんがご出演。
故・松本零士先生の追悼企画として「宇宙戦艦ヤマト」を歌われました。

05:とべ! グレンダイザー/ささきいさお
-MC-


いさおさんが歌われたのはアニメ「UFOロボ グレンダイザー」よりオープニング。
本調子で歌えないいさおさんを支えるような観客の大合唱と手拍子の勢いはそれはそれは凄いもので、
いさおさんも観客の声援を受けながら、笑顔で颯爽としたステージを披露されていました。

・いさおさんを見送られながらショッカーさんがご登場。
・ショッカーさん「長い歴史の中ではこういう事も思い出になりますからね。
        さぁ、次の人もかなり元気です。なんと九年ぶりのご登場です」
観客「おぉぉおぉおおお」
ショッカーさん「M・o・J・o!! MoJoさんです『光速電神アルベガス』!!」

06:光速電神アルベガス/MoJo
-MC-


大歓声の中、MoJoさんが登場されて歌われたのは、アニメ「光速電神アルベガス」よりオープニング。
どうやら曲の冒頭ではマイクのスイッチが入っていなかった様子でしたが、すぐに復旧され、
その後は、躍動感あるパフォーマンスと歌声で観客と一緒になって盛り上がっていました。

・MoJoさんお一人でお話。
・MoJoさん「九年ぶりですよ、生きててよかったよ。声出せるんだね!?」
観客拍手。
MoJoさん「嬉しいね。この『アルベガス』は今年で40周年なんですね」
観客拍手。
MoJoさん「今日は楽屋がいさおさんとご一緒させていただいているんですけど、
     いさおさんとか、クッシー(串田アキラさん)とか、ここ(胸)にいる水木のアニキとか
     諸先輩方の心、四文字熟語で言うと『温故知新』っていうの?
     そういう心でオレも歌っていければと思います」
観客拍手。

07:戦いに赴く前に/MoJo
-MC-


続けてMoJoさんが歌われたのは、同じくアニメ「光速電神アルベガス」より挿入歌「戦いに赴く前に」。
MoJoさんのシリアスな歌声がとても魅力的な本曲は、ご自身のソロライブで聞く機会が多い楽曲ですが、
やはり「スーパーロボット魂」で生バンドで聞けるのは感慨深いものありました。

・MoJoさんを見送りながらショッカーさんがご登場。
・ショッカーさん「さあ続いては今回のオープニングでも大活躍してくれた遠藤正明さんの登場です!!
        今日はいっぱい『ガ』って言えますねぇぇええぇええ!!」
観客「おぉぉぉおおおぉおおお」 
ショッカーさん「『勇者王誕生ぉおおおう!』」

08:勇者王誕生!/遠藤正明
-MC-


「久しぶりに一っ緒に歌おうぜ!」と遠藤さんがご登場され、アニメ「勇者王ガオガイガー」よりオープニング。
観客の「ガガガ」大合唱の勢いの凄さを受け、遠藤さんもとても嬉しそうな表情で歌われておりました。

・遠藤さんお一人でお話。
・遠藤さん「『ガオガイガー』は26年前。このスパロボがはじまった年ですね。
     26年前の曲をこうして今も歌えるのはとても嬉しいです」
観客拍手。
遠藤さん「じゃあそんな『ガオガイガー』からもう一曲。レアな曲を歌っちゃおうじゃないのぉぅ。
     オレも何回かしか歌った事が無い曲、『Power of Desire』!!」

09:Power of Desire/遠藤正明
10:最強勇者ロボ軍団 -Ladies-/MIQ
-MC-


遠藤さんが歌われたのは同じくアニメ「勇者王ガオガイガー」より、ご自身が作詞作曲された「Power of Desire」。
伸びやかな歌いぶりは原曲から更に鍛えあげられていて実に痛快。後半の歌声が重なる分はカインズの斉藤さんが見事にご担当。
間奏のJOEさんのギターソロでは演奏中のJOEさんの頭を鷲掴みにして嬉しそうに撫でまわされる場面も。
遠藤さんはアイコンタクトを取りながら斉藤さんを指さし観客に斉藤さんへ注目するように促していました。
続いてMIQさんのご登場で、OVA「勇者王ガオガイガーFINAL」より、対特殊犯罪組織シャッセールの光竜、闇竜、そして天竜神のテーマ。
スピーディーで激しい曲だからこそ、MIQさんの歌の底力を目の当たりに。曲中の台詞はアップルパイの杉山さんがご担当。

・MIQさんを見送られながらショッカーさんがご登場されMIQさんのパワフルさに感嘆。
・ここでショッカーさんに呼びこまれてbless4のAKASHIさん、KANASAさん、AKINOさんがご登場。
・AKINOさん「ホントに久しぶりですね」 
ショッカーさん「さすがに一万年と二千年前ではないよね」
観客笑。
AKASHIさん「たぶん次に出るのは一億と二千年あとですかね」
ショッカーさん「誰も生きてないよ」
AKASHIさん「わかりませんよー」
観客笑。
・ここでショッカーさんの扇動で観客からbless4の皆さんお一人づつにコールが行われました。
・KANASAさんを紹介された後、AKASHIさんを紹介せずに進行しようするショッカーさん。
ショッカーさん「こういうやりとりも久々だよね。でもオレひとりっ子だからきょうだいって羨ましくて。
        リハでも歌もダンスも凄いし、何よりみんなとっても仲がいいんですよ」
AKASHIさん「皆さんの見ている前だけですよ」
観客笑。

11:Go Tight!/bless4
-MC-
12:パラドキシカルZOO/bless4
-MC-


bless4の皆さんのステージ、一曲目はアニメ「創聖のアクエリオン」より二代目オープニングから。
久しぶりに聞く事が出来たAKINOさんの歌声は迫力たっぷり。KANASAさんとAKASHIさんは
観客に手拍子を促しながらスピーディーなダンスを披露されており、圧巻のステージでした。
AKINOさんが「久しぶりに歌います」と歌われたのはアニメ「アクエリオンEVOL」より二代目オープニング。
KANASAさんとAKASHIさんはAKINOさんが歌い出されるとステージから退場されていました。
ドラマティックな曲調と終始張りのある高音を響かせるAKINOさんの力強さに感嘆しました。

・KANASAさんとAKASHIさんが登場されると、入れ替わりにAKINOさんは一旦退場され、ヘッドセットマイクへ交換。
・AKASHIさん「久しぶりに観客のみなさんの前で、バンドの皆さんの演奏でステージが出来てとても嬉しいです。
      そして先輩方がとても優しいんです。自分は今日、楽屋では影山さんと遠藤さんと一緒なんですけど
      お二人共とても優しくしてもらっています!! ありえないくらい優しくしてもらってます!」
KANASAさん「私達も楽屋がもうホントに楽しくて」
AKINOさん「堀江さんとMIQさんと一緒なんですけど、とても楽しく過ごせてるんですよ」
AKASHIさん「ちょっと自慢していい? 絶対ボク達の楽屋の方が楽しい!!」
AKINOさん「こっちの方が楽しいよ!」
KANASAさん「どっちも同じくらい楽しいよね」
観客笑。

13:創聖のアクエリオン/bless4
-MC-


続いてはアニメ「創聖のアクエリオン」より初代オープニングを全編手話とダンスを合わせた「手話ダンス」でご披露。
AKINOさんの突き抜ける高音と優しい歌いぶりと、KANASAさん、AKASHIさんとの手話ダンスの躍動感は圧巻。
二番が終わりCメロを挟んでサビが繰り返される場面ではAKINOさんが観客へ歌う事を促して
観客が大合唱となり、ライブならではの一体感をたっぷりと感じる事が出来ました。手話ダンスも素晴らしかったです。

・bless4の皆さんと入れ替わりにショッカーさんがご登場。
・前日に引き続き、久しぶりに観客へ来場回数を挙手でアンケート。
・この間にスタッフさん達によってステージ上に譜面台やマイクスタンドが設置されていき、
アコースティックコーナーの準備が進められていました。

・準備が整った所でショッカーさんがアコギコーナーの出演者の皆さんをお出迎え。
・今回のユニット名は「スーパーロボットメモリアルバンドZ(ゼット)」。
・メンバーは堀江さん、MoJoさん、影山さん、MIQさん、遠藤さん。
・楽器はMoJoさんと影山さんがアコースティックギター、遠藤さんがジャンべをご担当。

・ここでショッカーさんの扇動で観客からMoJoさんへ向けてコールが行われました。
MoJoさん「ありがとうございます。Your welcome」 
ショッカーさん「さすがー。70年代のフォークソングアイドルは違いますね」
MoJoさん「自分だって『MCのアイドルはオレだ』って言ってたじゃないか」
観客笑。

・今回のアコギコーナーは前途の様に水木さんが歌われたロボットソング。
アンケートで上位になった楽曲を初日の「stage universe」と二日目の「stage terra」でそれぞれ2曲づつご披露。

14:Zのテーマ/スーパーロボットメモリアルバンドZ ショッカーO野
-MC-
15:マジンカイザー/スーパーロボットメモリアルバンドZ
-MC-


アコギコーナー一曲目はショッカーさんも一緒にアニメ「マジンガーZ」より根強い人気の挿入歌「Zのテーマ」。
前奏のブラス部分は堀江さんとMIQさんがスキャットで再現され、お一人づつ順番にソロパートがあり
「マジンガーZ」の「Z」部分では観客も一緒に「ゼッート!!」と雄叫びをしておりました。
続いてはゲーム「スーパーロボット大戦F 完結編」で初登場した際に「ROBONATION SUPER LIVE'97 summer」で披露され、
その後、ラジオドラマ「マジンカイザー傳」のオープニングにもなった「マジンカイザー」。
本曲でも前奏のブラスは堀江さん、MIQさんがスキャットで再現され、各自ソロパートあった他、
女性陣、男性陣毎のパートがあり、2番ではソロパートが変わったりと、より凝った歌い分けになっていました。

・拍手の中、堀江さんを残して退場されるスーパーロボットメモリアルバンドZの皆さん。
堀江さんとショッカーさんとお話されている間にスタッフさんがマイクスタンドや譜面台を片づけられていました。
・スタッフさんの片づけが終了するとショッカーさんが退場されて堀江さんお一人に。

・堀江さん「水木一郎さんがいなくなって5ヶ月。あたしやステージ上の出演者、スタッフ全員、
     そして会場や配信で見てくださっている方も、みなさんが同じ気持ちだと思います。
     まだ信じられなくて、明日にでも会えそうな気がする。でも、会う事が出来ない。
     だからこそスパロボも他のライブも頑張って、新しくスタートしていかなくちゃいけない。
     みんながアニキを大事に思ってこれからも歌っていこうと思うんです」

・堀江さん「あたしにはアニキとの沢山の思い出と、沢山のデュエットがあるんです。
     きっと『一人でも歌え』って言ってくれると思うんですよ。
     なので、アニキが一番好きだったデュエットを一人で歌おうと思うんです」
観客拍手。
堀江さん「みなさんが一緒に歌ってくれたら、きっと勇気を出して歌えると思うんだ」
観客拍手。
堀江さん「ステージ上のバンドも、コーラスも、みんなが一緒に歌ってくれますし、
     きっとアニキもここにいますから。じゃあみんな用意はいいかな?」
観客「おぉおおおおおおおおおぉお」
堀江さん「CROSS FIGHT!」

16:CROSS FIGHT!/堀江美都子 アップルパイ ザ☆カインズ
-MC-


OVA「破邪大星ダンガイオー」より、堀江さんが水木さんと一緒に歌われたオープニング。
堀江さんはアップルパイ、カインズの皆さんと共に凛としたたたずまいで歌い続けられ、
水木さんパートでは堀江さんを支えるように観客も大合唱していました。
最後のサビ冒頭は堀江さんは歌われず、Kenitoさんによるトランペットソロが設けられていました。

・堀江さん「一緒に歌ってくれてありがとう。きっとアニキも喜んでくれてると思います」
観客拍手。
堀江さん「じゃあもう一曲、渡辺宙明先生が大好きだった曲を歌います。
     『破邪大星ダンガイオー』のエンディング『心のオネスティー』です。どうぞ皆さん座ってください」

17:心のオネスティー/堀江美都子
-MC-


観客に着座を促して堀江さんが歌われたのは、水木さんと同じく昨年2022年に亡くなられた
作曲家の渡辺宙明先生が手がけられたOVA「破邪大星ダンガイオー」よりエンディング。
堀江さんの穏やかな歌声が会場を包み込むように広がり、観客はじっくりと聞き入りました。

・堀江さんを見送られながらショッカーさんがご登場。
・この間にスタッフさんがステージ中央にマイクスタンドを設置されておりました。

・ショッカーさん「長く続けていくと色々な事がありますが、『継続は力なり』と申します。
        これからも前を向いて続けていこうと思います」
観客拍手。
ショッカーさん「そして長く続けると新しい出会いがございまして、
        まさかこの曲の紹介が出来る日が来るとは思いませんでした。大好きな曲なんです!!
        『太陽の使者 鉄人28号』」

18:太陽の使者 鉄人28号/河内淳一
-MC-


ギターを携えた河内さんが颯爽とご登場。歌われるのはアニメ「鉄人28号(太陽の使者 鉄人28号)」よりオープニング。
河内さんは満面の笑顔でギターを演奏されながらヒロイックな歌声を披露され、観客も大いに盛り上がりました。

・河内さんお一人でお話。
・河内さん「新参者です。みんな暖かいなー。最高のお客さんだー!」
観客拍手。
河内さん「『太陽の使者 鉄人28号』は43年前にレコーディングしたんだけど、実は人前で歌うのは今日が初めてなんです」
観客拍手。
河内さん「呼んでもらったおかげでミッチとも40年くらいぶりに会う事が出来ました。
     『超人ロック』っていう作品の曲を歌ってるんですけど、カップリングでミッチとデュエットしてるんだよね」
河内さんはバンドSTR!Xのボーカルとして劇場アニメ「超人ロック」のエンディング「星のストレンジャー」を歌われ、
挿入歌「RAINBOW BRIDGE」を堀江さんとデュエットされています。

19:無敵の鉄人28号/河内淳一
-MC-


続いて河内さんが歌われたのは、アニメ「鉄人28号(太陽の使者 鉄人28号)」より二代目エンディング。
河内さんは観客の手拍子を受けながらアップルパイのお二人と共に楽しそうにはつらつと歌われていました。

・ショッカーさんが合流され、改めて河内さんをご紹介。
・「太陽の使者 鉄人28号」が大好きなショッカーさん。カラオケに行くと必ず歌われるそうです。
・河内さんへも観客のコールを行いたいという事で、どんな呼ばれ方が良いかをご本人へアンケート。
ショッカーさん「どんな呼ばれ方がいいでしょうか? 淳一さん? 河内さん?」
河内さん「昔から"JUN-BOH"って呼ばれてるんですよ。KUWATA BAND(※)の時も"JUN-BOH"って呼ばれていました」
※1986年にサザンオールスターズの桑田佳祐さんが結成しされたバンド。河内さんはギターボーカルとして参加されていました。
ショッカーさん「そうなんですね。ミッチも『JUN-BOH久しぶりー』って言ってましたね」
河内さん「そう。だからJUN-BOHでお願い」
ショッカーさん「わかりました。みんなーせぇえええええのっ」
観客「JUN-BOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOH」
河内さん「はぁい!」

・河内さんが拍手で見送られショッカーさんお一人に。
・ショッカーさん「まだまだ凄い人がいるんだ。アニソン界は深いね。
        さあ続いては最初から出演してくれている我らが影ちゃんのご登場です!!」
観客拍手。
ショッカーさん「今日はまたレアな曲を歌ってくれますよ。
        『サイコアーマー ゴーバリアン』より『孤独の旅路 ~LONELY JOURNEY~』!!!」 

20:孤独の旅路 ~LONELY JOURNEY~/影山ヒロノブ
-MC-


影山さんが歌われたのはこの年、放送40周年のアニメ「サイコアーマー ゴーバリアン」よりオープニング。
原曲はバンドのネバーランドが歌われており、影山さんはカバーアルバム「ゲッター伝説」でカバーされています。
重々しくもどこか神秘的な曲調を、影山さんならではの哀愁を感じる歌声で颯爽と歌われていました。

・影山さんお一人でお話。
・影山さん「『孤独の旅路』って『ROBONATION』の初期にアニキ達と一緒に作ったアルバムに入ってるんすけど、
     ひとつ大きな接点があって、今、ウチHIGHWAYSTARっていう事務所なんですけど、
     その会長の井上俊次が作った曲なんですよ。そんな小さなつながりぃ」
観客笑。
影山さん「でも、この曲はネバーランドってバンドが歌ったんですけど、なんか懐かしい気持ちになりました」
・ちなみにネバーランドのキーボードが井上俊次さんでベースは故・田中宏幸さん。
お二人共、影山さんがボーカルをされているバンドLAZYのメンバーで、LAZY解散後にネバーランドが結成されました。

・影山さん「そいじゃあ、今日は遠ちゃんもいるんで、せっかくだからJAMの曲をやります!!」
観客「おぉぉおおおおおおおぉおおおおおおお」

21:DRAGON 2021/JAM Project featuring 影山ヒロノブ 遠藤正明
22:宇宙の男ライガー/MoJo
-MC-


遠藤さんを招きいれて歌われたのは、お二人が所属するユニットJAM Projectが手がけた楽曲より、
OVA「新ゲッターロボ」のオープニング「DRAGON」を、2021年にアニメ「ゲッターロボ アーク」の
初代エンディングとして、2021年当時のメンバーで再録音再アレンジされたバージョンの「DRAGON 2021」。
お二人が抜群のコンビネーションで入れ替わり立ち代わりで歌われていたのと、
これまで「スーパーロボット魂」でJAM Projectの楽曲が歌われる際はアップルパイとカインズの
コーラスの皆さんがいらっしゃらない事が多かったので、今回は共に歌われていたのが新鮮でした。
影山さんと遠藤さんが退場されると、続いてはMoJoさんが登場され、アニメ「宇宙魔神ダイケンゴー」よりエンディング。
MoJoさんの豪快な歌いぶりはもちろん、前奏などの随所にアドリブでスキャットされていたのが素敵でした。

・MoJoさんを見送られながらショッカーさんがご登場。
・ここでショッカーさんのご紹介でいさおさんがご登場。
・改めていさおさんへ観客から「大王」コール。
いさおさん「ボクは昔は帝王だったのに水木がいつの間にか帝王って呼ばれるようになったんだよねンフフフ」
観客笑。
ショッカーさん「でも今では大王といえばいさおさんか焼肉屋さんですよ」
いさおさん「ウチの家の近くのラーメン屋さんに大王っていうお店があるよ」
ショッカーさん「そんなローカルな話題は知りませんよ!」
観客笑。

・いさおさん「今日は喉の調子もあって、あと一曲歌うだけだったんだけど、
      『構成上どうしてももう一曲お願いします』って言われてね。増やしたんだよ」
観客拍手。
ショッカーさん「その分、みんなが一緒に歌ってくれますから! 今日はコラボですよ!
        この曲はいわば『スーパーロボット大戦』の元祖ともいえる曲ですからね。
        せっかくだからその曲を皆さんと一緒に歌いましょう!!」

23:いざ行け! ロボット軍団/ささきいさお
-MC-


いさおさんが歌われたのは映画「決戦!大海獣-グレンダイザー・ゲッターロボG・グレートマジンガー-」オープニング。
アップルパイ、カインズの皆さんと共に勇ましい歌声を披露されていたいさおさん。
中盤の「グレートマジンガー」からの部分は観客が大合唱し、いさおさんは台詞部分を担当されていました。

・ショッカーさんが合流され、再びいさおさんとトーク。
・ショッカーさん「さぁ、ここからラストまでイッキに行きたいともいますが、
        なんとラストブロックのトップを御大に飾っていただきます!!」
観客拍手。
ショッカーさん「みんなまだまだ盛り上がれるあああああ?」
観客「おぉおおおおおおおおおおおおぉおおおおおおぉぉおおお」
ショッカーさん「まだまだ歌えるかぁああああああ?」
観客「おぉおおおおおおおおおおおおぉおおおおおおぉぉおおお」
ショッカーさん「ではここから一気にラストまで行くぜェエエエ」
観客「おぉおおおおおおおおおおおおぉおおおおおおぉぉおおお」
ショッカーさん「スーパーァーロボットォ!!?」
観客「スピリィイイイイイイイィイッツ!!」

24:ゲッターロボ!/ささきいさお
25:戦士よ、起ち上がれ!/遠藤正明
26:TIME TO COME/MIQ
27:マジンガーエンジェルのうた/堀江美都子
28:HEATS 2021/影山ヒロノブ


ラストブロックはいさおさんによるアニメ「ゲッターロボ」よりオープニングからスタート。
観客の大合唱を受け、いさおさんが颯爽とした歌声とステージを見せられた後は遠藤さんがご登場。
アニメ「魔装機神サイバスター」よりオープニングを、ダイナミックで伸びやかな歌声で披露されました。
続いてはMIQさんによるゲーム「第4次スーパーロボット大戦」より「スーパロボット大戦」最初のボーカル曲「TIME TO COME」。
勢いある曲調とMIQさんのパワフルな歌声を堪能した後は、堀江さんによる漫画「マジンガーエンジェル」のイメージソング。
「レディーゴー!」の部分では堀江さんに合わせてアップルのお二人やZ旗ホーン隊の皆さんも一緒に振り付けをされていました。
本編のラストは影山さんによるOVA「真(チェンジ!!)ゲッターロボ -地球最後の日-」二代目オープニング「HEATS」を
2021年にアニメ「ゲッターロボアーク」で三代目エンディングとして再録音再アレンジされた「HEATS 2021」。
これまでは水木さんが務められていた本編のラストを影山さんが継承された事は実に感慨深さを感じながら、
影山さんの力のこもった歌声とステージを動き回るパフォーマンスを拝見していました。

-アンコール-

拍手の中、影山さんとバンドの皆さんが順番に退場され、ステージが暗くなるとアンコールへ。
この日の観客によるアンコールは「アンコール」ではなく「アニキコール」になっていました。 
しばらくするとバンドの皆さんが登場され、それぞれ準備に入られました。

29:熱風! 疾風! サイバスター/影山ヒロノブ 堀江美都子 MIQ 遠藤正明
-MC-


アンコール一曲目はゲーム「魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL」より風の魔装機神・サイバスターのテーマを
アルバム「スーパーロボット大戦 ボーカルコレクション ROBONATION'1」で水木さんと影山さんがカバーされたアレンジ版。
水木さんがこれまでおこっていた「サイバスター」の雄叫びは影山さんが担当され、歌われるパートも水木さんから引き継ぎ、
これまでの影山さんパートは遠藤さんがご担当。男女ペア歌唱での堀江さんと遠藤さんペアがとても新鮮でした。

・ショッカーさんが合流されてバンド、コーラスの皆さんをそれぞれご紹介されていきました。
・今回、「スーパーロボット魂」のハウスバンドでギターを担当されている松尾洋一さんとベースの村上聖さんは
声優の田村ゆかりさんのライブツアー「田村ゆかり LOVE ♡ LIVE 2023 *with me?*」のバックバンドをされている為不参加。
・代打としてサイキックラバーのギタリストIMAJOEさんとベースの吉岡満則さんがご参加。
・バンマスも例年の松尾さんに代わってドラムのガンタさんがご担当。
ショッカーさん「今回ガンちゃんはバンマスとしていろんなアイディアを出してくれたんですよ」
影山さん「えぇ~。オレが出だしをトチった時にわろてたのにぃ?」
観客笑。
・2022年に歌手のややさんとご結婚された松原さん。
ショッカーさん「新婚生活楽しい?」
影山さん「シンコン合体!!」
松原さんと同い年のお二人がからかっていらっしゃいました。

・ショッカーさん「さ、演奏とコーラスの皆さんを紹介されましたので今度はちゃんとしたアーティストの皆さんを……」
影山さん「ヒドイよひろしぃ~(ショッカーさんの本名は大野浩さん)」
ショッカーさん「イヤ、ウソがつけなくて。じゃなくて出演者の皆さんをお呼びしたいと思います」
観客との「スーパーロボット」「スピリィイッツ」の掛け声で出演者の皆さんを呼び込みまれました。
・出演者の皆さんが勢ぞろいされるとショッカーさんの案内で皆さんがそれぞれ一言づつコメント。
・堀江さん「長くやってて嬉しかったのはbless4がアニソン女子部以来に一緒にステージに立てたし、
     MoJoさんも夏のスパヒロや秋の戦隊じゃなくてスパロボに出てくれたし、
     河内さんは……」
河内さん「JUN-BOHでいいよ」
堀江さん「JUN-BOHはね、実はBROADWAYの前にあたしのバックバンドでギターを演奏してくれていたんですよ。
     だから40年以上ぶりに会ったんだね。こうして長くやってるとまた色々嬉しい事があるんですね」

・これから披露される最後の一曲の間のみ観客の写真撮影OKに。
・その際にはSNSで「#スーパーロボット2023」「#SRS2023」等のハッシュタブを付け投稿してほしい等がアナウンスされました。

・ショッカーさん「さあ、アンコールのラストですが、もう一方お呼びしたいと思います。せーのでアニキ。せーのっ!!」
観客「アニキィイイイイイイイイイイイイ」
ショッカーさん「これがやりたかったよね。もう一回いきますか? せーぇえええのぉっ!!」
観客「アニキィイイイイイイイイイイイィィイイ」
ショッカーさん「初めからずっとここにいてくれていますけどね。さあアニキも来てくれた所で、
        ラストはやっぱり、今までも、そしてこれからもこの曲、『マジンガーZ』!!」

30:マジンガーZ (21st century ver.)/ささきいさお 堀江美都子 影山ヒロノブ MIQ
                   MoJo 遠藤正明 AKASHI KANASA AKINO 河内淳一


ラストは水木さんの代表曲中の代表曲であるアニメ「マジンガーZ」オープニングの2006年アレンジ版。
冒頭に水木さんが行っていた「マジィイイインゴー!」は2022年に引き続き影山さんがご担当。
終始出演者の皆さんと観客とが一緒になって大合唱され、時折AKASHIさんが小気味の良い合いの手を入れられていました。

31:三本締めZ

「スーパーロボット魂2023」東京公演が無事終了したという事でショッカーさんの音頭取りで
水木さんの考案で生まれたおめでたい「三本締めZ」が行われました。

・拍手の中、ショッカーさんに紹介されて出演者の皆さんがお一人ずつご退場。
・最後はいさおさん、堀江さん、MIQさんが一緒にご退場。
・退場される直前に堀江さんが水木さんが行われていた「愛してるゼェエエット!!」とポーズを継承されていました。

・出演者の皆さんが退場されると、続いて演奏陣、コーラスの皆さんが退場されてショッカーさんお一人に。
・ショッカーさん「今日は思いっきり楽しんでくれましたかぁあああああ?」
観客「ぉぉぉぉおおおおおおおおぉぉおおおぉぉおおおおおおおお」
ショッカーさん「また一緒に盛り上がりましょうねええええええええええ!?」
観客「ぉぉぉぉおおおおおおおおぉぉおおおぉぉおおおおおおおお」
ショッカーさん「それじゃあ約束のぉスーパーァーロボットォ!!?」
観客「スピリィイイイイイイイィイッツ!!」
ショッカーさん「ショッカーO野でしたっ。今度は大阪で会いましょう!!」

ショッカーさんが拍手で見送られると特に規制退場は行われす、閉演のアナウンスが流れ出し、
「スーパーロボット魂2023 ~stage terra~」および「スーパーロボット魂2023」東京公演は終演となりました。

周年作品をピックアップしつつ、ライブではおなじみの楽曲はもちろん、
久しぶりの楽曲や思わぬ挿入歌やカバー曲も披露されてバラエティ豊か。
久々にMoJoさんやbless4の皆さんが出演されたり、河内さんが初参加された事で
スタートから四半世紀を越えても新しい楽曲を掘り下げようとされる構成には頭が下がりました。

魂ライブの大座長である水木さんが不在という中での初めての「スーパーロボット魂」。
これまでの水木さんの立場は主に影山さんが、影山さんの立場は遠藤さんがそれぞれ継承され、
いさおさんが見守り、MIQさんが支えられている様子は水木さんの存在の大きさを改めて実感させられました。
それだけに堀江さんが水木さんへの思いをお話された後に水木さんのお弟子さんである
アップルパイとカインズの皆さんを従えて歌われた「CROSS FIGHT!」は涙を流さずにはいられませんでした。



補足

​・入場時に配布されているチラシに同梱されているアンケート用紙がマイナーチェンジされていました。


・「鋼の魂」ではオリジナルでは水木さんがお一人で担当されていた投げ込み部分ですが、
一番の「リボルバーキャノン」は影山さん、二番の「T-LINKナックル」は遠藤さんがそれぞれご担当されていました。

・遠藤さん「この大切なステージをオレ達が守っていきたいと思っています」

・いさおさん「水木の気持ちがわかったよ。アイツも声が出なくなって楽屋で落ち込んでいたからね。
      やっぱりみんなが張り切ってる中で自分だけ歌えないってのはさびしいからね。
      でも何年か前にアイツと二人で行ったサウジアラビアには今、グレンダイザーのでっかい像が立ってるんだってね。
      サウジで一緒に共演した現地のアニソン歌手のサミー・クラークさんも亡くなられたんだよね。
      今日はあの二人への追悼の思いを込めて一生懸命歌います」

・AKASHIさんの鍛えあげられた肉体に感心するショッカーさん。
ショッカーさん「どうしたの? プロレスにでも出るの?」
AKINOさん「おっきくなっちゃったー」
AKASHIさん「なりましたー。まだ一回も戦った事ないんですけど」
観客笑。

・2022年はbless4の皆さんデビュー20周年。
AKASHIさん「20年も経つとね、アフロになったり髪が伸びたりしますよね」
観客笑。
当時のAKINOさんの髪型はアフロ、AKASHIさんは金髪交じりのロングヘア―でした。
AKASHIさん「あと一人メンバーが減ったりね」 
観客笑。
AKASHIさん「ケンカ別れなんですよ……」
観客「……」
AKASHIさん「……そこでシーンとしちゃうと冗談にならないですから!!」 
観客笑。
AKASHIさん「今も仲いいですよ。新しいビジネスを立ち上げるから独立しただけなんです。
      みなさん、別の所で頑張っているAIKIにも大きな拍手を!」
観客拍手
次男で末っ子のAIKIさんは2022年にご自身の道を進むためにbless4を脱退。
現在は個人でビジネスを行いながら活動されているそうです。

・当日のbless4の皆さんのお衣装は金属的なシルバーが印象的。
お話によると缶ジュースなどのプルタブを集めたもので、AKINOさんの手作りだとか。

・カインズの皆さんは前半は色違いのワイシャツ、後半はライブTシャツに衣装を変えられていました。

・「いざ行け! ロボット軍団」の思い出。
いさおさん「前に水木とロボットものの曲だけでライブをやった時(※)、一緒にこの曲を歌ったんだけど
      アイツずるいんだよ。台詞のところしか歌わずに後は全部オレが歌ったんだよンフフフ」
※2014年のライブ「六本木大決戦! ロボット軍団Z まんがまつり 水木一郎 対 ささきいさお」

・水木さんが結成された「アニソン登山部」の部員として水木さんと共に一番登山に行かれていた
JOEさんが今回のギタリストというのも感慨深く。

・影山さん「今日は遠藤も頑張ってくれたし、いさおさんも声が出ない中、一生懸命歌われてたし、
     改めて、頑張って一生懸命歌う事の大切さを実感しました」

・堀江さん「みんなでいつまでもアニキの歌を歌う事、アニキの話をする事が
     アニキがいつまでもみんなの中に生きてるって事だよね。あたしが誰よりもいっぱい語るよ!」

・今回の「スーパーロボット魂2023」は東京大阪公演共ライブ終了後からアーカイブ配信を実施。
権利関係の都合上、一日目は「Z・刻をこえて」「水の星へ愛をこめて」がカットされていたものの、
ライブから数日後の2日から8日までの期間アーカイブ配信として楽しむ事が出来ました。

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