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MoJo Take 15 #2
23.4.15 ライブハウス LANTERN

出演/MoJo

演奏/カラオケ Ag.MoJo Ba.八木徹



"とみたいちろう"名義でシンガーソングライターとしてデビューされ、
"MoJo"名義で歌手としてアニメや特撮、漫画、ゲームの歌等などを歌われ、
"富田伊知郎"名義でスタジオワークや作詞作曲など、作家としてCMソングを手がけられるなど、
それぞれのジャンルでそれぞれの名前で活動されていらっしゃるMoJoさん。
そんなMoJoさんが定期的に開催されているソロライブが「Take」シリーズです。

前身のソロライブ「☆MoJo Zone」シリーズから現行の「Take」シリーズに至るまで
ご自身のホームグラウンドとされている渋谷のライブハウスLANTERNにて
アニメ、特撮ソングを中心にして、時にCMソングやオリジナルソングも披露されるほか、
未発表のオリジナルソングやアニメ、特撮、洋楽、邦楽問わず様々なカバー曲等も織り交ぜた
多岐にわたるMoJoさんのキャリアをアットホームな空間で毎回約三時間、のべ30曲ほどを
パワフルに時に披露されています。

例年は1年の中で3、4回程開催されておりましたが、
2020年以降は新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、
2020年3月開催予定だった「MoJo Take 12」の中止以降、開催は見送られておりましたが、
2021年12月以降は感染状況を鑑みて収容人数を従来の60人から半分の30人以下に減らす代わりに
「#1」、「#2」と二回に分けて開催されております。
2023年初のライブ「MoJo Take 14」が開催されました。今回は「#1」のレポートです。

会場は前途のライブハウス LANTERN。
日本でも有数のThe Beatlesファンが多く通う場所としても知られている老舗ライブハウスであり、
MoJoさんのホームグラウンドとしてファンからも親しまれています。

MoJoさんのWEBサイトにはライブに来場するにあたり感染予防への協力が呼び掛けられており、
当日はスタッフやLANTERNの皆さんもマスクを常時着用されてそれぞれの作業をされており、
観客も会場に入場する前の受付時に手指の消毒と検温が行われました。

当時は2020年より世界的に蔓延している新型コロナウイスルの影響で、外出時のマスク着用の推奨や
ライブでの発声は禁止されてきていましたが、諸々の感染予防対策が浸透してきている事もあり、
ライブ・コンサートでは公演によって発声可能なものも増えてきており、
このMoJoさんのライブでも入場時に今回からマスク着用を条件に上演中の声出しは可能の旨が伝えられました。

入場すると客数を通常のライブの半分強に限定している関係で、
テーブル毎に配置されている客席の椅子数は少なくなっていました。

開場時間より少し早めに入場が始まり、会場内に入るとMoJoさんは既にステージでスタンバイ。
アコースティックギターを爪弾き様々な楽曲を弾き語ったり、流しの方のふりをして入り口から登場され
待機している観客の笑いを誘っていましたが、いよいよ開演が待ちきれなかったご様子で、
観客の入場もほぼ完了した開演時間10分ほど前になると
かつて組まれていたバンド"とみたいちろうと Big Beat"のベーシストで、
ライブではカラオケの音出しなどのスタッフ業務をお手伝いされている"シロヤギさん"こと八木徹さんを誘い、
急遽ライブ前にオープニングアクトとして一曲披露される事になりました。

00:(Sittin' on) The Dock of the Bay/とみたいちろう 八木徹
-MC-


オープニングアクトとしてMoJoさんがアコギを、ヤギさんがベースを演奏されたのは
オーティス・レディングさんが歌い、多くの人がカバーしてスタンダード曲となった「The Dock of the Bay」。
スタンダードとはいえ、数言の打ち合わせだけで一曲セッション出来てしう"ミュージシャン"の凄さを目の当たりにしました。
英語と和訳の混ざったバージョンで、MoJoさんは楽しそうに歌われていました。乾燥で口笛が上手くいかなかったのもご愛敬。

00:MoJo ~Take 15 #2~のジングル/SE
-MC-


以前にMoJoさんの公式サイト「mojo web」内で視聴できたオリジナル曲「see you!」の
歌詞を変えたジングルが流れると、MoJoさんがご挨拶。

・MoJoさん「雨ニモマケズ、風ニハ負ケチャウ。今日も頑張っていきましょう!」
観客拍手。
・今回は「#1」と「#2」を合わせるとMoJoさんの曲が粗方網羅できる内容。

01:大隊ゴーグルV-オルタネートバージョン-/MoJo
-MC-


「#2」一曲目はスーパー戦隊シリーズより特撮「大戦隊ゴーグルV」オープニング。
イントロ開始直後にMoJoさんの「声出していいよ」のお言葉もあり、「#1」の「バトルフィーバーJ」同様、
久しぶりに観客の声が入って別テイクの「-オルタネートバージョン-」に。
観客の満を持してのコーラスと合いの手を受けるMoJoさんはとても嬉しそうでした。

・「#1」では2023年に40周年を迎える1983年の曲を中心に構成。
MoJoさん「当時はたくさん歌わせてもらいましたね。一番多かった年じゃないかな?
     こういう歌は歌い続けていかないとダメだよね」

02:熱風シャドウ/MoJo
03:フラッシュ! ゴーグルV/MoJo
-MC-


続いても特撮「大戦隊ゴーグルV」より挿入歌を二曲連続でご披露。
「熱風シャドウ」の印象的なスキャットとコーラスや、「フラッシュ! ゴーグルV」の随所の「フラッシュ」など、
観客の参加個所が多い2曲だけあり、会場の一体感を味わえました。

・暑くてジャケットを脱ぎたいMoJoさん。このコーナーが終わるまでは着ておく事に。

05:出撃! ゴーグルロボ/MoJo
-MC-


特撮「大戦隊ゴーグルV」よりゴーグルロボのテーマ。MoJoさんのたくましい歌声に
サビから観客のコーラスが加わった厚みを体感できるのも久しぶりでした。

・次に歌う曲は「燃える男ゴーグルレッド」「ダンシングゴーグルV」のどちらが良いかを観客に尋ねたものの、
即座に観客が口を揃えて「両方」という声をあげて苦笑するMoJoさん。
・MoJoさん「……わかりましたよ。なんでも言う事聞きますよ」
と、「燃える男ゴーグルレッド」のイントロを流すヤギさん。
「ちょっと! まだなにも言ってないよ!」と曲を止めるMoJoさんと、ヤギさんのいたずらに笑う観客。
MoJoさん「……ありがとね。じゃあ『ダンシングゴーグルV 』からやりましょう! ツイストしましょう!」

05.5:ダンシングゴーグルV (序盤のみ)/MoJo
-MC-
06:ダンシングゴーグルV/MoJo
-MC-


特撮「大戦隊ゴーグルV」より挿入歌。軽快なイントロで小気味良く踊られていたものの、
歌いだしを間違えてしまったMoJoさん。「振りばっかり考えちゃってた」という事で仕切りなおしてもう一回。
今度は体をあまり動かさず、ステージ中央でしっかりと立たれおとなしめな振付で歌われていました。

・MoJoさん「次は戦隊演歌。『燃える男ゴーグルMoJo』!」

07:燃える男ゴーグルレッド/MoJo
-MC-
08:ストップ・ザ・バトル/MoJo
-MC-


真っ赤な照明の中、特撮「大戦隊ゴーグルV」よりいぶし銀な挿入歌。
MoJoさんは時折最前列の観客の至近距離で顔を突き合わせながら、コブシ強めで歌われました。
「ちょっと近すぎたかな」と反省されつつ、前半の前半ラストは特撮「大戦隊ゴーグルV」エンディング。
観客のキレのいいクラップを受け、MoJoさんは屈強な歌声でコーナーを締められました。

~休憩~
-MC-


・ここで会場の換気を行う休憩時間。MoJoさんはジャケットを脱がれて半袖シャツ姿に。

09:星雲仮面マシンマン2015ver./MoJo
-MC-
10:ぼくらのマシンマン/MoJo
-MC-


休憩が終わりMoJoさんの「前半の後半、いきましょう!」の言葉と共に、特撮「星雲仮面マシンマン」オープニングを、
アルバム「星雲仮面マシンマン SONG & MUSIC COLLECTION」で新録された際のカラオケで。
合いの手やコーラスで観客が参加する箇所が満載なオープニングから打って変わって
ほがらかなMoJoさんの歌声が心地よい挿入歌「ぼくらのマシンマン」と、それぞれの個性の違いを楽しめました。

・当日の天気は一日中雨。
MoJoさん「今日は雨の中ありがとうございます……誰も来てくれないんじゃないかと思いました。
     ……そうすればライブやらないで帰れるんですけど」
観客笑。
MoJoさん「それは冗談として、自分が楽しいからいいなって」

11:OH!チャイルド (1Cまで)/MoJo
-MC-


特撮「星雲仮面マシンマン」より挿入歌「OH!チャイルド」。イントロなどのトランペットに合わせ、
観客がコーラスをつけるのがこのライブでは定番になっていましたが、声出し可能になった今回はそれも復活。
MoJoさんはそれを聞きながら嬉しそうに歌われていましたが、途中で歌詞を間違えてしまって一旦停止。

・MoJoさん「みんなのコーラスに聞き惚れちゃった! 嘘ばっかり言いました。
     よし! これは後で歌おう! ごめん! すまん!!」

12:電光アクションマシンマン/MoJo
-MC-
13:OH!チャイルド/MoJo
-MC-


一旦仕切り直して同じく特撮「星雲仮面マシンマン」挿入歌「電光アクションマシンマン」へ。
観客の合いの手を一身に受けながら歌い終えられたMoJoさんは「さっきなにかありました?」と言って観客の笑いを誘いながら
再び「OH! チャイルド」へ。MoJoさんあ再び前述の観客のコーラスを受けながら、少し危なげな個所もありつつ歌い終えられると、
そのまま危なげな個所をアカペラで再度歌われて挽回されました。

・MoJoさん「まぁ、ライブですから……すいませんでした! ごめん! 申し訳ない! 後で一曲増やしますから」
観客拍手。

14:おれの名はマシンマン/MoJo
-MC-


特撮「星雲仮面マシンマン」コーナーのラストを飾るのはエンディング。
しっとりとした低音を響かせるMoJoさんの歌声に、観客はうっとりと聞き入っていました。

・MoJoさんはこの日から2週間後に行われるライブ「スーパーロボット魂 2023 ~stage terra~」にご出演予定。
・ささきいさおさんは釣りが好き。串田アキラさんも釣りが好き。楽屋では釣り談義に花が咲いている。
・「ランボー 釣りに行く」。「ランボー ジムに行く」。

15:俺は釣りキチ三平だ/MoJo
-MC-


釣りのお話からアニメ「釣りキチ三平」よりエンディングへ。MoJoさんは「リラックスタイム」と称され、
観客の手拍子と共に、のんびりとのどかに歌われました。

・MoJoさん「こういう曲ばかりなら良いのに」
・ここで譜面台と歌詞を用意。
・MoJoさん「どうしても今回歌いたかったカバー曲なんですけど、町田よしとさんの歌ですね。
     みなさんと一緒にこのLANTERNで何年もライブやらせてもらってると、ここがみなさんとの宝島のように感じてね。
     ……本当は暗譜してるんですけど、さっきみたいな事故が起きないように……」
観客笑。
MoJoさん「気持ちを込めて歌いたいと思います」

16:宝島/MoJo
-MC-


前半ラストはアニメ「宝島」より、町田よしとさんが歌われたオープニングをカバー。
MoJoさんは誠実に、かつのびやかに歌われ、観客は一言一言を噛みしめるようにじっくりと聞き入っていました。

~休憩~
-MC-


前半が終了し、後半へ向けての準備と換気のために長めの休憩時間。
・MoJoさんは衣装を変えられるとアコギを携え、スタッフさんがそれに合わせて譜面台や照明をセッティングされていました。
・会場の前の通りにパトカーが停車していると聞き、
おもむろに泉谷しげるさんの「黒いカバン」を少しつま弾かれるMoJoさん

18:MoJo ~Take 15 #2~のジングル/SE
-MC-


ヤギさんとのジングルを流す打ち合わせが観客に丸聞こえになりながら後半開始。

・後半はとみたいちろうさんの曲からスタート。
・7月に"とみたいちろう"としてのライブを予定。
・上野にあやかるユニット名。
・船橋で行っていたとみたいちろうさんのライブ「故郷にふろしきを飾るぞ!」(通称・ふろしきライブ)と、大好きなゴンベさんのお話。

19:Shadow Boxer/とみたいちろう
-MC-
20:河向こうの日々/とみたいちろう
-MC-


とみたいちろうさんとしてのオリジナルソングであり、"龍"ことシンガーソングライターの佐藤龍一さんとのユニット、
SUPER SOUL DINAMAN BROTHERS(S.S.D.B)での曲でもある「Shadow Boxer」をアコギとカラオケで。
そしてポリドールレコードに移籍後にアルバムを制作していたもののお蔵入りになってしまったというお話から、
その頃の曲を自分流にアレンジした「河向こうの日々」。こちらもアコギとカラオケで。
瑞々しい原体験を元にした等身大の歌を、今、力いっぱい歌われるお姿には、
特撮ソングやアニメソングでは味わえない"とみたいちろう"の魅力があふれていました。

・MoJoさん「調子に乗ってもう一曲。すいませんね。こんなはずじゃなかったと思ってる方もいらっしゃるかもしれませんが、
     後でちゃんとやりますので、もう少し辛抱してください」
観客笑。

21:ホーボーズデキシーブルース/とみたいちろう
-MC-
22:ライバル/とみたいちろう 八木徹
-MC-


あっちこっちで歌っていた日々に作られた「ホーボーズデキシーブルース」をベースのみのカラオケで。
MoJoさんはギターを下ろし、カズーを吹いたり声を太くしたり濁声になったりと、気ままに歌われていました。
続いてはヤギさんを呼び込まれ、ヤギさんのベース演奏とカラオケで
サッポロビール「びん生」のCMソング「風よロマンに針路を向けて」のカップリング曲「ライバル」。
MoJoさんはヤギさんに曲紹介をするように促したり、曲中でベースの演奏に合わせて「ヤギ、ヤギヤギ」と名前を連呼したり、
じゃれるように楽しみながら歌われていました。

・ヤギさんが拍手で見送られ、ここからは再びMoJoさんお一人に。
・続いてのコーナーは、マスク着用の上で観客の発声が可能となったので、
MoJoさんが観客の声を聞きたいと選曲された楽曲のコーナー。

23:超獣戦隊ライブマン/MoJo
-MC-


まずは1988年放送のスーパー戦隊シリーズで35周年を迎えた特撮「超獣戦隊ライブマン」オープニング。
オリジナルは嶋大輔さんですが、MoJoさんは別レーベルでカバーされており、
ご自身のソロライブで歌われる中で観客が曲中の効果音に合わせて「どっかーん」と両手を上げるのが定番に。
その後、ライブ「スーパー戦隊"魂"2017 大阪」にてオリジナル歌手の嶋大輔さんの許諾を受け、
嶋さんご本人が歌われる際にも観客の「どっかーん」という合いの手が解禁となりました。
MoJoさんも観客との一体感を味わえてとてもお気に入りの楽曲で以降も頻繁にカバーされておりましたが、
今回の「#15」で久し振りに観客との「どっかーん」を味わう事が出来てとても嬉しそうでした。

・この時に首から下げられてい「G」という文字のネックレスを観客に見せるMoJoさん。
MoJoさん「さあ後半の休憩前最後の曲です。もし途中で歌えなくなったら頼むね」
観客笑。

24:炎神合体エンジンオーG6/MoJo
-MC-


2008年放送で15周年を迎えた特撮「炎神戦隊ゴーオンジャー」より炎神合体エンジンオーG6のテーマ。
スピーディーな楽曲をパワフルに歌われるMoJoさんの凄さに毎回感嘆しっぱなし。
LANTERNでライブでは観客の合いの手の迫力を存分に味わえる本曲も「#15」で久し振りに歓声ありでご披露。
間奏ではじっとされていたMoJoさんが観客の合いの手を受けてみるみる元気になるというパフォーマンスも。

~休憩~
-MC-


・最後の休憩が終わるとステージ上には譜面台が設置されていました。
・ここからはMoJoさんが今歌いたいカバーソング特集。
・MoJoさん「1983年って『ダイナマン』を歌ったり、イメージアルバムの歌を歌ったりして、
     MoJoとしては一番多く歌を歌ったんじゃないかなと思っています。
     この作品も1983年なんですね。とてもスマートな歌唱の方の歌を柄にもなく歌わせてもらいます。
     『装甲騎兵ボトムズ』のオープニングですね。『炎のさだめ』」

25:炎のさだめ/MoJo
-MC-


1983年に放送され40周年を迎えたアニメ「装甲騎兵ボトムズ」よりTETSUさんが歌われたオープニング。
MoJoさんは退廃的でアウトローな雰囲気が魅力のひとつである本曲を、序盤はハードボイルドに歌われ、
サビになると笑顔を見せて歌われていましたが、そこがまたどこか哀愁が感じられました。

・MoJoさん「次はその前の年1983年のロボットソングですね。藤原さんが歌われていましたね。
     『超時空要塞マクロス』のオープニング『マクロス』」

26:マクロス/MoJo
-MC-
27:ランナー/MoJo
-MC-


続いてのカバー曲はアニメ「超時空要塞マクロス」より藤原誠さんが歌われたオープニング。
MoJoさんはダイナミックな本曲を、譜面を確認しつつしっかりと歌われた後はエンディングへ。
穏やかな曲調とMoJoさんの暖かみのある歌声が会場を包み込み、観客はじっくり聞き入っていました。

・MoJoさん「結構飛ばして歌ってきましたけど、我ながらまだまだ声が出てるなあと」
観客拍手。
MoJoさん「でも上には上の尊敬する先輩たちがいますからね。泣き言は言ってられませんよ」

28:Last SongはLove Song/MoJo
-MC-


カバー特集が終わり、ここからは再びMoJoさんが歌われた楽曲へ。
1983年に発売され、この年に40周年を迎えた漫画「南京路に花吹雪」のイメージアルバムより「Last SongはLove Song」。
味わい深いバラードである本曲では、MoJoさんは椅子に座られてしっとりとした歌声をご披露。
後奏でのマイクを通さない地声でのアドリブは、えもいわれぬ物悲しさを感じて趣がありました。

・MoJoさん「ライブもいよいよ佳境に入ってきましたが、次は戦隊ロボソングです。
     『#1』では歌わなかった曲、『究極サムライハオー降臨!』」

29:究極サムライハオー降臨!/MoJo
-MC-
30:二刀流! スーパーツーカイオー/MoJo
-MC-


佳境のラストブロック。まずはスーパー戦隊シリーズより特撮「侍戦隊シンケンジャー」に登場する
侍合体モウギュウダイオーと全侍合体サムライハオーのテーマを荘厳な迫力で凛々しく歌われると、
一旦椅子に座って休まれた後、特撮「機界戦隊ゼンカイジャー」より界賊合体スーパーツーカイオーのテーマ。
歌詞の「その手で」ではMoJoさんの手のひらを上にして何かを掴むようなポーズを観客も一緒に行っていました。

・MoJoさん「みんなと一緒に歌えて楽しいです。声が出せるって幸せですね!
     ラストは戦隊メドレーです! 今日は本当にありがとうございます!!」

31:バトルフィーバーJ-オルタネートバージョン- (1C)
~大戦隊ゴーグルV-オルタネートバージョン- (1C)
~科学戦隊ダイナマン (1.5C)/MoJo


ラストはMoJoさんが歌われたスーパー戦隊シリーズのオープニングをメドレーでご披露。
メドレー最初の特撮「バトルフィーバーJ」別テイク版オープニングでは揃いの振り付けで、
続く特撮「大戦隊ゴーグルV」別テイク版オープニングでは合いの手やコーラスで観客との一体感が味わえ、
メドレー最後の特撮「科学戦隊ダイナマン」オープニングで観客もMoJoさんと一緒に盛り上がる中、
間奏になるとMoJoさんがLANTERNのスタッフさんをお一人づつ紹介され拍手が贈られていました。

-アンコール-
-MC-


・観客の拍手が手拍子に変わり、アンコールが起ころうとするとすぐにMoJoさんがアンコールの準備へ。
・MoJoさん「アンコールはね、自分がスタジオでギターを弾いてカラオケ作ったんですけど、
     "優しく愛して"、『Love Me Tender』を聞いてください」

32:Love Me Tender/MoJo
-MC-


アンコールはエルヴィス・プレスリーさんが歌い、今やスタンダードナンバーになっている「Love Me Tender」。
ギター一本とMoJoさんご自身のコーラスのみカラオケだったので、MoJoさんの暖かな歌声をしっかり堪能。
序盤でさりげなく「♪Love Me Tender 何言ってんだぁ」と替歌されていたのもお茶目でした。

・本来はここでライブ終了ですが、MoJoさんはアコギを携えて調弦され、
ライブ序盤に「OH!チャイルド」でミスしてしまった分のもう一曲分をご準備されていました。
・MoJoさん「最後はね、声が出せるようになったので、やっぱりみんなと大合唱して締めたいと思います。
     CMソングから『俺とおまえと大五郎』よろしくおねがいします」

33:俺とおまえと大五郎/MoJo

「MoJo Take 15 #2」のラストはMoJoさんが手がけられた焼酎「大五郎」CMソング「俺とおまえと大五郎」。
MoJoさんはのびやかに歌いながらアコギを弾きつつ観客をしみじみとした表情を眺められていました。
今回も「#1」同様にフェードアウトのカラオケが終わってもMoJoのアコギ演奏で楽曲が継続し、
MoJoさんのアコギと観客の合唱のみで楽曲が締めくくられました。

・MoJoさん「ありがとうございました! また元気に会いましょう!! 身体に気をつけてね! おしまいでっす!!」

観客から拍手が贈られる中、MoJoさんが客席の各テーブルを周りご挨拶をされると、
会場の照明が明るくなり「MoJo Take 15 #2」は終演となりました。

「#1」では2023年に周年を迎えられる作品群と観客の声出しによるライブの一体感を味わえる楽曲を中心に。
「#2」は前半に「#1」では歌われなかった特撮「大戦隊ゴーグルV」、特撮「星雲仮面マシンマン」、
後半にはとみたいちろうさんとしてのオリジナル楽曲やお好きなカバー曲を多く披露されつつ、
「#1」同様に周年作品や、声出しが映える楽曲も盛り込まれる内容となりました。

「MoJo Take 15」ではアンコールとして定番化していた「G6」をライブ中盤に歌われ、
その分アンコールでは「#1」「#2」ともスタンダードナンバーを披露されていたのも興味深かったです。

2023年はMoJoさんご自身にとっても「宇宙の男ライガー」「人生の停車駅」でアニメソングデビューされて45周年目。
MoJoとして活動されて45年目という節目の年でした。改めておめでとうございます。
今回のライブから数週間後にはライブ「スーパーロボット魂 2023 ~stage terra~」に久しぶりに出演されたり、
夏にはこれまでとまた違った趣でのソロライブやレギュラーであるライブ「スーパーヒーロー魂」の開催も決定と、
MoJoのますますのご活躍を楽しみにしております。


補足

・MoJoさん「MoJoとして戦隊モノやアニメソングを歌い始めた頃は、
     『バトルフィーバー』とか『ゴーグルV』とかは可愛いらしい歌だなって思ってたんですよ。
子供に向けたものだから可愛らしいのかなとか、非常に浅く考えていましたけど、今は違いますね。
     やっぱり歌い続けて行くとね、歌詞が心に入ってくるんですよ。
     これも水木(一郎さん)のアニキや、驚異のキン肉マン(串田アキラさん)とか、
     衰えを知らないヤマト先輩(ささきいさおさん)と一緒にステージに立たせてもらったからですね」

・楽曲的に意表を突く終わり方だという「ぼくらのマシンマン」。
MoJoさんもご自身で楽曲を作成される際にはその手法をよく使われたとか。

・健康診断のお話。暴飲暴食は後が大変。

・風雅なおとさんの発声はしている。MoJoさんも見習いたい。

・大阪に現れた靴底戦隊ハガレンジャー。

・いさおさんに「MoJoくん」と呼ばれると嬉しい。

・元気な先輩達とライブで会えるのは嬉しい。

・「Love Me Tender」の曲紹介でアニメソングのタイトル風に「いざ進めラブミーテンダー」と紹介されていました。

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