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MoJo Take 15 #1
23.4.8 ライブハウス LANTERN

出演/MoJo

演奏/カラオケ Ag.MoJo Ba.八木徹



"とみたいちろう"名義でシンガーソングライターとしてデビューされ、
"MoJo"名義で歌手としてアニメや特撮、漫画、ゲームの歌等などを歌われ、
"富田伊知郎"名義でスタジオワークや作詞作曲など、作家としてCMソングを手がけられるなど、
それぞれのジャンルでそれぞれの名前で活動されていらっしゃるMoJoさん。
そんなMoJoさんが定期的に開催されているソロライブが「Take」シリーズです。

前身のソロライブ「☆MoJo Zone」シリーズから現行の「Take」シリーズに至るまで
ご自身のホームグラウンドとされている渋谷のライブハウスLANTERNにて
アニメ、特撮ソングを中心にして、時にCMソングやオリジナルソングも披露されるほか、
未発表のオリジナルソングやアニメ、特撮、洋楽、邦楽問わず様々なカバー曲等も織り交ぜた
多岐にわたるMoJoさんのキャリアをアットホームな空間で毎回約三時間、のべ30曲ほどを
パワフルに時に披露されています。

例年は1年の中で3、4回程開催されておりましたが、
2020年以降は新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、
2020年3月開催予定だった「MoJo Take 12」の中止以降、開催は見送られておりましたが、
2021年12月以降は感染状況を鑑みて収容人数を従来の60人から半分の30人以下に減らす代わりに
「#1」、「#2」と二回に分けて開催されております。
2023年初のライブ「MoJo Take 14」が開催されました。今回は「#1」のレポートです。

会場は前途のライブハウス LANTERN。
日本でも有数のThe Beatlesファンが多く通う場所としても知られている老舗ライブハウスであり、
MoJoさんのホームグラウンドとしてファンからも親しまれています。

MoJoさんのWEBサイトにはライブに来場するにあたり感染予防への協力が呼び掛けられており、
当日はスタッフやLANTERNの皆さんもマスクを常時着用されてそれぞれの作業をされており、
観客も会場に入場する前の受付時に手指の消毒と検温が行われました。

当時は2020年より世界的に蔓延している新型コロナウイスルの影響で、外出時のマスク着用の推奨や
ライブでの発声は禁止されてきていましたが、諸々の感染予防対策が浸透してきている事もあり、
ライブ・コンサートでは公演によって発声可能なものも増えてきており、
このMoJoさんのライブでも入場時に今回からマスク着用を条件に上演中の声出しは可能の旨が伝えられました。

入場すると客数を通常のライブの半分強に限定している関係で、
テーブル毎に配置されている客席の椅子数は少なくなっていました。

開場時間より少し早めに入場が始まり、会場内に入るとMoJoさんは既にステージでスタンバイ。
LANTERNのスタッフさんやかつて組まれていたバンド"とみたいちろうと Big Beat"のベーシストで、
ライブではカラオケの音出しなどのスタッフ業務をお手伝いされている
"シロヤギさん"こと八木徹さんと打ち合わせなどをされていました。

開演時間の少し前になると客席の照明が暗くなり、いよいよ開演です。

00:MoJo ~Take 15 #1~のジングル/SE
-MC-


以前にMoJoさんの公式サイト「mojo web」内で視聴できたオリジナル曲「see you!」の
歌詞を変えた曲がジングルとして流れた後、MoJoさんがご挨拶。

MoJoさん「今日は皆さんマスクをしたら声を出してイイという事で、その分、私が楽が出来ますね」
観客笑。
MoJoさん「そんな事はしないですけど、今日もガンガンいきたいと思います! よろしくッ!!」

01:光速電神アルベガス/MoJo
-MC-


「MoJo Take 15 #1」はアニメ「光速電神アルベガス」よりオープニングからスタート。
MoJoさんのパワフルな歌声を受け、観客も2019年以来、実に4年ぶりにコーラスや合いの手で参加。
久しぶりの会場内の一体感にMoJoさんも「久しぶり! 気持ちいいー!」と話されていました。

・MoJoさん「やっぱりコレがイイね! 楽しい!!」
・今回のライブから数週間後に開催されるライブ「スーパーロボット魂 2023 ~stage terra~」に久々にご出演。
MoJoさん「まぁ、MoJoの数少ないロボットソングなんですけど、先に歌っちゃいましたね」
観客笑
MoJoさん「会場は羽田? お台場? 羽田ね。羽田に真っ赤な花を咲かせましょうね」

・「光速電神アルベガス」は1983年の放送開始からこの年で40周年。
MoJoさん「1983年のMoJoって結構、アニソンを歌ってるんですよ。一番多かった時期かな?
     今日はちょっと40周年などの"周年"に執念を燃やして歌っていきたいと思います」
観客拍手。

02:戦いに赴く前に/MoJo
03:若さのフォーメーション/MoJo
-MC-


40周年のアニメ「光速電神アルベガス」コーナー。続いては挿入歌「戦いに赴く前に」。
シリアスな歌声を披露された後は「おっとっとと続けましょう」という一言から
エンディング「若さのフォーメーション」を明るく歌われ、好対照のMoJoさんを味わえました。

・MoJoさんのモーニングルーティーンのお話。
・朝はやる事がいっぱい。
・この年の3月28日に逝去された作曲家・坂本龍一さんのお話。
・坂本さんはMoJoさんがとみたいちろうとしての三枚目のアルバムに演奏とアレンジで参加。
アルバム制作は行われていたものの、結果的に発売される事無くお蔵入りに。
・当時の坂本さんの思い出。
・三枚目のアルバムは何処に。
・その後に移籍されたポリドールレコードではギタリストの白井良明さんや
仲井戸麗市さんを招いて楽曲制作されたもののこちらもお蔵入りになっているそうです。
MoJoさん「オレってポシャる話ばっかりだね」
ヤギさんがいらっしゃる方向をちらりと見るMoJo観客さん。
MoJoさん「なんでかな? ベースがいけなかったのかな?」
観客笑。
ポリドール当時のベーシストは八木さんだったそうです。

04:Maybe/MoJo
-MC-
05:Crystal Knights NECRIME/MoJo
-MC-


続いての周年は同じく1983年に発表され40周年を迎えたアニメ「未来警察ウラシマン」より「Maybe」。
MoJoさんが歌われたバラードの中でも人気の高い本曲はサビ部分にコーラスがあり
ライブでは観客の合唱で行われるのですが、こちらも今回久し振りにコーラスを聞く事が出来ました。
「次は悪の歌ですね」と話され、同じくアニメ「未来警察ウラシマン」より犯罪組織ネクライム極東支部、
通称「クリスタル・ナイツ・ネクライム」のテーマ。MoJoさんはミステリアスな印象の曲調を
色っぽっく歌われつつ、前奏や随所ではアドリブを、ラストには迫力のロングトーンを披露されていました。

・MoJoさん「続いても1983年なんですね。この曲は自分で作曲もしてるんです。
     ギターをマライアの土方(隆行)君という日本でも指折りのギタリストに弾いてもらいました。
     実は曲を聞くとわかるんですけど、レコーディング当日はえらい風邪をひいていたんですよ。
     でも無理矢理歌っちゃいまして。結果ちょっと色っぽい感じになりましたね」

06:コロネル・バレンシュタイン/MoJo
-MC-


1983年に発表され、40周年を迎えた漫画「超人ロック~コズミックゲーム~」イメージアルバムより
MoJoさんが富田伊知郎さんとして作曲されたバレンシュタイン大佐のイメージソング。
重々しい曲調とMoJoさんの柔軟な歌いぶりが実に心地よく。シャウトや後半のアドリブも圧巻でした。

~休憩~
-MC-


・ここで会場内の換気を行う為に休憩時間。この間にステージに譜面台が設置されました。
・換気タイムが終わりライブ再開。ここからも周年の作品が続きます。
・MoJoさん「今度は久しぶりに歌わせてもらうので少し歌詞を見させてもらいます。
     ほとんど覚えてるんだけど失礼があっちゃいけないからね。
     この曲は10周年ですね……秋葉原でよく歌ってましたね」
観客「あぁ~」
MoJoさん「当時は山形(ユキオ)先生と桃井はるこさんと秋葉原で一日何箇所もキャンペーンで歌いましたし、
     武道館でも歌いましたね(※仮面ライダーとスーパー戦隊のイベント「超英雄祭2014」)。
     非公認なのでみんなに白い眼で見られながら歌った様な気がしますけど……」
観客笑。

07:アキバレンジャー シーズン痛!/MoJo
-MC-


2013年の放送から10周年を迎えた特撮「非公認戦隊アキバレンジャー シーズン痛」よりオープニング。
本曲を一緒に歌われた桃井さんと山形さんの歌声入りのカラオケを使用されていました。
MoJoさんは山形さんの身振りをまねたり、コミカルな仕草で観客の笑いを誘いながら歌われていました。

・「アキバレンジャー シーズン痛!」で特に好きな箇所のお話。
・ライブ「スーパー戦隊"魂"」での山形さんのステージと衣裳のお話。
MoJoさん「今度はどんな風になるのか楽しみですよ。お花畑とかかなぁ?」

・CM音楽でお世話になった故・小林亜星先生のお話。
・亜星先生の事務所での仮歌レコーディングはロッカーに向かって歌う。
・MoJoさん「次はMoJoが一番最初にコロムビアで歌わせてもらった曲なんですよ。
     この曲も亜星先生が作られた曲ですね」

08:宇宙の男ライガー/MoJo
-MC-


1978年に放送され、この年に45周年を迎えたアニメ「宇宙魔神ダイケンゴー」よりエンディング。
穏やかな曲調の中で豪快な歌いぶりを魅せるMoJoさんの姿はたまらないものがありました。

・引き続き亜星先生との思い出。
・ブラスサウンドにこだわる亜星先生。
・MoJoさんのスタジオミュージシャンとしてターニングポイントのお話。
・伊集加代子さんのグループにプロフェッショナルを見る。
・勉強不足を実感。歌だけではく作曲も志す。
・MoJoさんの恩師である桜井順先生や大野雄二先生のスコアを見て勉強する日々。
・ちょどコンピューターで音楽が作れるようになってきた時代。Mac歴が長くなる。
・MoJoさん「やっぱりね、亜星先生とか桜井先生とかの曲は味がね、全然違うんですよ。
     ホントに歌心っていうかね、音楽をわかってるっていうかね。勉強させてもらいました。
     出会った先生たちには本当に感謝しています」

・先輩のささきいさおさんと串田アキラさんの凄さ。MoJoさんはついて行くのみ。
・この年のお正月にテレビ東京系列で放送された歌番組
「THEカラオケ★バトルあの大ヒット曲ご本人何点だせる?紅白歌手参戦SP」に串田さんがご出演。
MoJoさん「ホントにパワーが凄いよ。もうクッシーよりクッシーでしたね」
・後輩の宮内タカユキさんや遠藤正明さんも凄い。

09:人生の停車駅/MoJo
-MC-


1978年に放送され、この年に45周年を迎えたアニメ「銀河鉄道999」より挿入歌「人生の停車駅」。
本曲のラストはサビ部分を観客と共に大合唱になるのですが、今回それが久し振りに実現。
MoJoさんはとても嬉しそうな表情で歌われ、曲が終わると観客に向かって拍手をされていました。

・MoJoさん「ありがとうね。一人で歌うより楽しいよ。気持ちも入るしね」

10:風よロマンに針路を向けて/富田伊知郎
-MC-

ここで周年特集を一旦お休みし、サッポロビール「びん生」のCMソング「風よロマンに針路を向けて」。
本曲はMoJoさんご自身が作られたピアノ演奏のみのカラオケを使用されているのですが、
シンプルなカラオケだからこそ、MoJoさんのダイナミックな歌声をじっくりと堪能する事が出来ました。

・MoJoさん「そうなんですよあーた。今の曲が1979年の曲なんですけど、次の曲も79年の作品です。
     これは戦隊、渡辺宙明先生と初めて出会った曲です。『バトルフィーバーJ』いきましょう!」

11:バトルフィーバーJ-オルタネートバージョン-/MoJo
12:明日の戦士たち/MoJo
13:勇者が行く/MoJo
-MC-


続いてはスーパー戦隊シリーズより特撮「バトルフィーバーJ」の楽曲を一気にご披露。
オープニングの「バトルフィーバーJ」では観客の合いの手が入り、久々の別テイクバージョンに。
MoJoさんは観客との連帯感を嬉しそうに眺めつつ、コミカルなステージングで観客を魅了。
続く挿入歌「明日の戦士たち」はオープニングから一転して凛々しい歌声を披露され、
エンディング「勇者が行く」ではシリアスかつ重厚な歌いぶりでコーナーを締めくくられていました。

~休憩~
-MC-


ここで前半が終了し、先ほどより長めの休憩時間へ。
この間に換気とスタッフさんによって譜面台と椅子、マイクスタンドがセッティングされ、
MoJoさんはお衣装を変えられ、場内BGMに合わせてアコースティックギターを爪弾かれていました。

14:MoJo ~Take 15 #1~のジングル/SE
-MC-


MoJoさんのギターの調弦が済み、観客へ向けて後半が始まる旨のご挨拶をされると
しばらくして今回のジングルが流れ、後半戦がスタート。
ここで演奏ゲストとしてヤギさんが登場されると観客が拍手でお出迎え。

・MoJoさん「ヤギさんをお迎えして演るのは『アルベガス』や『ダイナマン』より一年前の曲ですね。
     『白い髪のヤギさん』じゃなかった『青い髪のエスパー』」

15:The Esper Has Blue Hair (青い髪のエスパー)/MoJo 八木徹
-MC-


ヤギさんの静かなベースソロにゆっくりとMoJoさんのアコギが合わさってはじまったのは、
漫画「超人ロック~ロード・レオン~」イメージアルバムより「The Esper Has Blue Hair」。
曲が盛り上がるにつれ、お二人が楽しそうに目配せをしながら演奏されていたのが印象的でした。

16:ライバル/とみたいちろう 八木徹
-MC-


続いてはMoJoさんがアコギをおろし、とてもハキハキとした曲紹介の後、
サッポロビール「びん生」のCMソング「風よロマンに針路を向けて」のカップリング曲「ライバル」。
曲中でマイクスタンドからマイクを外されたMoJoさんはヤギさんの目前でしゃがまれ、
ベースを凝視しながら歌われるというパフォーマンスで観客とヤギさんの笑いを誘っていました。

・観客の拍手でヤギさんが見送られ、MoJoさんお一人による弾き語りコーナー。
・ヤギさんのベースはグルーヴ感がある。

16.5:ブルー・シャトウ (さわりだけ)/MoJo
-MC-


MoJoさんが不意にギターを爪弾かれながら歌われたのは、ザ・ブルーコメッツの「ブルー・シャトウ」。
序盤と最後の部分だけですがさらりと披露され、観客も手拍子を行っていました。

・ここからのコーナーはマスク着用を条件に発声が可能になったという事で
観客も歌える曲をピックアップした「みんなもマスクしながら歌っちゃうぞ」のコーナー。

17:俺とおまえと大五郎/MoJo
-MC-


「みんなもマスクしながら歌っちゃうぞ」のコーナー。まずは焼酎「大五郎」CMソング。
LANTERNでのライブではサビ部分や後半の「ラララ」を観客が大合唱する光景が常であり、
今回も久し振りの臨場感が体感できたのですが、久しぶりという事あり、
フェードアウトのカラオケが終わってもMoJoのアコギ演奏で楽曲が継続。
MoJoさんのアコギと観客の合唱のみで楽曲が締めくくられていくのは実に感慨深かったです。

・MoJoさん「次もみんなでやりたい曲なんですけど、オリジナルの方にちょっと申し訳なくてね。
     アレもここからはじまったっちゃあはじまったんだよね。……嶋さん、失敬」
観客笑。
MoJoさん「『超獣戦隊ライブマン』どっかんといってみましょう!!」

18:超獣戦隊ライブマン/MoJo
-MC-


続いては1988年放送のスーパー戦隊シリーズで35周年を迎えた特撮「超獣戦隊ライブマン」オープニング。
オリジナルは嶋大輔さんですが、MoJoさんは別レーベルでカバーされており、
ご自身のソロライブで歌われていくうちに、観客が曲中の効果音に合わせて「どっかーん」と両手を上げるのが定番になっていきました。
その後、ライブ「スーパー戦隊"魂"2017 大阪」にてオリジナル歌手の嶋大輔さんの許諾を受け、
嶋さんご本人が歌われる際にも観客の「どっかーん」という合いの手が解禁となりました。
MoJoさんのソロライブでも引き続き本曲は頻繁歌われておりましたが、観客の「どっかーん」も久し振り。
軽快にステージを動き回り歌われていたMoJoさんは観客の「どっかーん」を浴びてとても嬉しそうでした。

・MoJoさん「嶋さん、ごめんなすって!」
・はりきっちゃったので一旦椅子に座られるMoJoさん。
・ライブの一月ほど前に開催された「ワールド・ベースボール・クラシック2023」のお話。
・日本代表が優勝した時のMoJoさんは電車の中。
・MoJoさん「なんで椅子に座って休んでいるかっていいますと、オレのネックレス見てみて」
この時にMoJoさんが首から下げられていたのは「G」という文字のネックレス。

19:炎神合体エンジンオーG6/MoJo
-MC-


2008年放送で15周年を迎えた特撮「炎神戦隊ゴーオンジャー」より炎神合体エンジンオーG6のテーマ。
MoJoさんやファンからは「Gの6番」という通称で親しまれている本曲は。合いの手やコーラスが沢山。
今回は観客の発声可能という事で、MoJoさんは久しぶりに観客の合いの手やコーラスを受けて歌われ、
歌い終られると「最高のG6でした! やっぱりこれだよね!! 気持ちいいよ!」とお話されていました。

・ここでMoJoさんの合図でスタッフさんが各テーブルに歌詞カードを配布。
・MoJoさん「みんなで歌うコーナーだからやっぱりこの曲を歌いたくてね
     たぶん覚えている人も多いとは思うけど……でもみんなMoJoパートしか知らないよね?」
観客笑。

20:伝説/MoJo 観客
-MC-


「みんなもマスクしながら歌っちゃうぞ」コーナーのラストは串田さん、宮内さんと歌われた
Vシネマ「轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊」よりエンディングを観客と全員と合唱。
串田さん、宮内さんの歌声入りのカラオケが流れる中、MoJoさんはご自身のパート以外では
観客の歌声を笑顔で聞きながらもお二人のモノマネを交えて笑いを誘っていました。

・MoJoさん「『#1』では歌ってもらいましたので『#2』では『黙ってオレの歌を聞けコーナー』にしようかな?」
観客笑。
・MoJoさん「今日はなんつったってあーた周年ですよ……ちょっとしつこいかなぁ?
     もうやめましょう。周年とか。金輪際言いません!!
     ……それでは続いては40周年の『科学戦隊ダイナマン』!!!」
観客笑。

21:科学戦隊ダイナマン/MoJo

周年コーナーのラストは1983年放送で40周年のスーパー戦隊シリーズ特撮「科学戦隊ダイナマン」よりオープニング。
MoJoさんはライブ「スーパー戦隊"魂"」等では2番終わりの間奏部分でギターの鍋嶋圭一さんを『ナベ!!』と呼び
ナベさんがギターソロを弾かれるのがお馴染みになっている為、今回もカラオケながら「ナベ!」と呼ばれていました。

22:待っていたんだダイナマン/MoJo
23:スーパーダイナマイト/MoJo
-MC-


「みんなの歓声を待っていたんだ!!」というMoJoさんの一声から「待っていたんだダイナマン」。
MoJoさんの野太く逞しい歌声を味わった後は、タイトルコールから少し間が空き「スーパーダイナマイト」。
緊張感ある曲調とMoJoさんの伸びやかな歌声は改めてライブで体感するととても迫力がありました。

・曲が終わりヤギさんがMoJoさんに一言。どうやら一曲飛ばして「スーパーダイナマイト」を歌われていたご様子。
MoJoさん「じゃあその曲は歌わなくていっか」
観客「えぇぇえぇええええ」
MoJoさん「大丈夫。ちゃんと歌いますよ! 『俺のハートは夢じかけ』!!」

24:俺のハートは夢じかけ/MoJo
-MC-
25:ゴーゴーダイナロボ/MoJo
-MC-


40周年の「科学戦隊ダイナマン」コーナー。続いてはサビ部分の振り付けが一体感を生む「俺のハートは夢じかけ」。
MoJoさんは前奏でヤギさんに向かって「ナイスチェックマン!」と言われていました。
「佳境に入ってきました。続いてはロボソングですね」とお話されてから歌われた「ゴーゴーダイナロボ」では
「ダイナロボ」の伸びやかな歌声が特徴的。特にラストは原曲以上に伸びやかなロングトーンを披露されていました。

・MoJoさん「次は『二刀流! スーパーツーカイオー』なんですけど、
     私の尊敬する大作曲家の高取ヒデアキさんがライブでセルフカバーしてくださったそうで。
     さらにMoJoの事も誉めてくれてたそうで。嬉しくて三日三晩眠れませんでした」

※この年の3月に開催された高取さんとご自身が率いるバンドZ旗のライブ「高取ヒデアキ Birthday Live 2023」にて
高取さんが作曲された楽曲をセルフカバーされるコーナーがあり、「二刀流! スーパーツーカイオー」も歌われていました。
その際に「やっぱMoJoさんかっこいいよなぁ。いつかウチのバンドで歌ってほしいなぁ」と話されていました。 

26:二刀流! スーパーツーカイオー/MoJo
-MC-


特撮「機界戦隊ゼンカイジャー」より、高取さんの作曲でZ旗演奏の界賊合体スーパーツーカイオーのテーマ。
迫力のブラスサウンドと緊張感あふれる楽曲を歌われるMoJoさんは実にダイナミックでまさに痛快でした。

・MoJoさん「今日はありがとうございました。楽しかったです!!
     最後の曲は周年の作品です。今日はみなさんと歌えて夢がかないました。ありがとう!!」

27:夢をかなえてダイナマン/MoJo
-MC-


ラストは40周年の「科学戦隊ダイナマン」よりエンディング「夢をかなえてダイナマン」。
MoJoさんは久しぶりに観客の声を聞く事が出来た事もあってか、こみ上げてくるものがあった様子で
しっかりと歌われながらも眼を潤ませられているようにも伺えました。

・MoJoさん「みなさんおつかれさまでした! 今日はありがとうございました!!」

-アンコール-
-MC-


・MoJoさんへの拍手が手拍子に変わり、そのままアンコールの声があがりました。
・MoJoさん「ありがとう。Gの6番はもう歌っちゃったからアンコールはオレが決めていいですか?」
観客拍手。
MoJoさん「じゃあ、ギターを弾きます!」 
MoJoさんがギターを準備される中、スタッフさんによって椅子とマイクスタンドが用意されました。

28:What a Wonderful World (この素晴らしき世界)/MoJo
-MC-


アンコールは"サッチモ"ルイ・アームストロングさんの代表曲「What a Wonderful World」。
観客からリクエストをもらっていたという事と、今のMoJoさんの気持ちとを合わせて選曲されたとの事。
ライブはアコギ一本の素朴なあたたかさとMoJoさんの優しい歌声で穏やかにしめくくられました。

・MoJoさん「ありがとう。またいっしょに楽しみましょう! おしまいです!」

観客から拍手が贈られる中、MoJoさんがご挨拶されると会場の照明が明るくなりましたが、
スタッフの紹介をしていなかったという事で再びMoJoさんがご登場。
改めてLANTERNのスタッフさん、ヤギさんを紹介されると観客から拍手が贈られ、
MoJoさんが再びご挨拶されて「MoJo Take 15 #1」は穏やかに終演となりました。

今回は1983年を主軸に周年の作品を中心に披露されるという、これまでに無い趣の中で展開。
更に今回から観客のマスク着用による発声が可能になった事を受け、観客が一緒に歌えたり、
合いの手を入れることを意識した選曲を感じられ、LANTERNならではの一体感を久し振りに味わえました。

ちなみに2023年はMoJoさんが歌われた作品の中でも周年の作品が多くありますが、
ご自身にとっても「宇宙の男ライガー」「人生の停車駅」でアニメソングデビューされて45周年目。
MoJoとして活動されて45年目という節目の年でした。改めておめでとうございます。



補足

・MoJoさん「歌声が聞けるとみんなでライブをやってる感があって楽しいです」

・健康維持で飲む薬の量の話。

・幻の三枚目のアルバムでは坂本さんは、MoJoさんの長年のご友人である
シンガーソングライター佐藤龍一さんが作詞手がけた「さよならマギー」のアレンジと演奏を担当。

・「Maybe」を歌われた当時のご自身の歌声を聞くと照れる。

・MoJoさんは恩賜上野動物園にいたジャイアントパンダのシャンシャンが大好き。
この年の2月に中国に返還されるまで何度も上野動物園に通ったそうで、
中国に戻ったシャンシャンの生活がとても気になっていらっしゃるそうです。

・気合が入っていないチャーシューメン。

・「非公認戦隊アキバレンジャー シーズン痛」のパーティーでの嬉しかったお話。

・ショッカーO野さんのお誕生日にはお祝い動画を贈っていらっしゃるそうです。

・スタジオミュージシャンを始めた頃のお話。
MoJoさん「当時、自分でも多少譜面は読めたつもりだったんですけど、やっぱりね。歌って譜面じゃないんですよ。
     ちゃんとこの曲はこういう感じというのを把握して歌うのと、ただ見て歌うのとは違うんですね」

・「人生の停車駅」の収録されたアルバムのリリースは1979ですが番組の放送は1978年。

・NHK BS「六角精児の呑み鉄本線・日本旅」で流れていた俳優の六角精児さんのバンド、
六角精児さんバンドの「ディーゼル」をライブで歌いたいMoJoさんでしたが、
スタッフさんに提案してみた所、却下されてしまったそうです。

・マイクのシールド(有線)でピカソ級のアートを作り上げるMoJoさん。

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