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スーパー戦隊"魂" 2022 一日目
22.11.5 Zepp Diver City(TOKYO)

出演/MoJo 串田アキラ 宮内タカユキ 高山成孝 石原慎一 山形ユキオ
   高取ヒデアキ サイキックラバー(YOFFY JOE) 高橋秀幸 鎌田章吾 大西洋平 幡野智宏 (主題歌発表順)

司会/ショッカーO野

コーラス/アップルパイ(平山佳代子 杉山小絵子) ザ☆カインズ(貴日ワタリ 常見弘士 斉藤淳一)
演奏/Super Rescue BAND(G.鍋嶋圭一 Ba.吉岡満則 Dr.岩田"GUNTA"康彦 Key.松原ひろし)
   Z旗horns(Tr.阿久澤一哉 Tr.Kenito Tb.島田直道 Sax&Fl.町田長右衛門)



石ノ森章太郎先生原作の特撮「秘密戦隊ゴレンジャー」からはじまるスーパー戦隊シリーズ。
色鮮やかな戦士達が力を合わせ、地球の平和を守る為に巨大な敵に立ち向かう姿を描いた群像劇は、
海外でも展開されながらシリーズを重ね続け、45年以上の間、世界中で愛され続けています。

そんなスーパー戦隊シリーズの楽曲のみで構成されたライブが
「スーパー戦隊"魂"(スピリッツ)」、通称"SSS"です。

「秘密戦隊ゴレンジャー」の主題歌を歌われていたささきいさおさんを座長に、
初演の2004年以降、シリーズの楽曲を歌唱された数多くの歌手の方々が出演されます。

初期の頃は隔年開催でしたが、その後毎年開催になり、近年東京公演は二日間にわたって開催。
作品の年代別をベースに「21世紀編」、「20世紀編」と出演者が分かれる時もあれば、
出演者が特段区分されないで開催される時もあり、2022年の今回は後者での開催となりました。

例年なら東京公演は前途の様に二日間二公演、大阪公演一公演で開催されているのですが、
新型コロナウイルスの蔓延を受け、2020年と翌2021年は共に大阪公演の開催はされませんでしたが、
2022年の今回から大阪公演の開催が復活しました。今回は東京公演一日目のレポートです。

今回は串田アキラさん、MoJoさん、宮内タカユキさんの"魂の三兄弟"と呼ばれるお三方を核に、
1990年代頃からシリーズを彩られてきた石原慎一さん、山形ユキオさん、
歌以外にもクリエイターとしてシリーズを支える高取ヒデアキさん、サイキックラバーのお二人、
シリーズを楽曲面から支えるユニットProject.Rの一員として活躍中の高橋秀幸さん、
そして鎌田章吾さん、大西洋平さん、幡野智宏さんら若手の皆様がご出演。
更に特撮「激走戦隊カーレンジャー」の主題歌を歌われた高山成孝さんが今回初めてご出演されます。

今回も動画配信プラットフォーム「CN Live Streaming」を使用して
会場に足を運ぶことができない国内外のファンへ向けてストリーミング配信され、
ライブ終了後、期間限定でアーカイブ配信も行われました。

会場は東京お台場にある複合商業施設ダイバーシティ東京プラザの地下にあるZepp Diver City。
これまで「スーパー戦隊"魂"」をはじめバースデーソングさん主催による「魂ライブ」が数多く開催され
昨年、事業区域における開発事業で営業を終了したZepp Tokyoから歩いて数分の場所にあります。

当時は政府より新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言は発令されておらず、
ワクチン接種者の増加等に伴い、感染者数は一定数を保っておりました。
アニメソング関係のライブやイベントも徐々に開催頻度を増してきておりましたが
バースデーソングさんは油断せずにコロナ禍でのライブ同様に感染対策を行っての開催でした。
我々が確認できただけでも以下対応がされておりました。

●入場までの流れ
・何かあった時の為にチケットの半券に自身の名前と連絡先を記入。
・入場口には半券に記入してこなかった観客用のブースが設けられていました。
・コインロッカーは使用可能になり、整列時、待機時には適正な距離を保つことが出来る様に
地面に設けられていた一定間隔の目印も今回は設けられていませんでした。

●入場後の会場内の様子
・スタッフさんによる検温後、半券記入のチェックの後に観客が自身でチケットの半券をもぎ入場。
・ドリンク代とドリンクコインを交換するのですが、
ドリンク代は接触を避けるためSuica、PASUMO等の交通系ICでの会計が導入。さらにPayPayでの決済も可能でした。
・Tシャツ等のライブグッズや出演者のCD等のグッズは、会場外の物販ブースに飛沫防止のシート等を設置して販売していました。
・今回も出演者へのプレゼントや手紙などを入れるボックスなども設けられず、受付もされていませんでした。
・各種手続きから入場までの動線は複数ではなく一方向のみになってました。
・トイレの洗面台や出入口にアルコール消毒スプレーが設置され、観客が気軽に使用可能。
・トイレ前には待機列用に適正な距離を保つことが出来るように床に一定間隔で目印が設けられていました。
・座席はひと席開けるなどの措置は取られず、コロナ禍前と同じものになっていました。

上記以外にも出演者の楽屋やバックヤードでも様々な所で対応がなされていると思われ、
開催にあたってはバースデーソングさんの公式サイト上で各種注意要綱が掲載された他、
東京都、大阪府からの要請に基づき「イベント開催時のチェックリスト」を作成し公表していました。
2020年以来、ライブ開催に際して徹底してきた感染対策が少しずつ緩和されてはいるものの
宣言下ではないとはいえ、油断せずにライブを実現させようという思いの程が随所に伺えました。

ステージ前方には演奏陣のブースがそれぞれ設置され、それぞれの間にアクリル板が設置。
ステージ後方に設けられたZ旗ホーン隊、コーラスブースにも一人一人の間にアクリル板が設置されていました。
壁面中央には「SSS 2022 SUPER SENTAI SPIRITS XVI」の文字をあしらった
今回のライブロゴが描かれた幕が掲げられていました。
ステージのすぐ前には撮影用のカメラが使用するレーンが床に設置されており、
カメラが移動するため、観客は最前列でもステージとは距離が保たれているようになっていました。

開演までの間にはBGMとして洋楽が流れていましたが、開演の15分ほど前になると
来場を感謝する旨のアナウンスと会場内の感染予防対策の紹介等が行われました。
また、一階席は着座での観覧以外にもその場で立ちあがっての観覧も可能である事と
二階席に関しては着座でのみ観覧可能という旨がアナウンスされました。

-MC-

開演時間になると司会のショッカーO野さんが登場され、観客から拍手が贈られました。
・開演に先立って改めてショッカーさんから諸注意をアナウンス。
その間に演奏、コーラスの皆さんが登場されそれぞれのセッティングされていました。
・ショッカーさん「二階席の方は座ってのご観覧をお願いします。ダイビングとかしませんように。
        下にマット置いていませんから。ジャパンアクションエンタープライズの方もやりませんからね」
観客笑。
・ショッカーさん「諸注意が終わりましたので改めて。みなさんこんばんは!!」
観客拍手。
ショッカーさん「元ー気ですかー!?」
観客拍手。
ショッカーさん「魂はっ燃えているかぁ!?」
観客拍手。
ショッカーさん「今日もとことん盛り上がろうぜェエエエ!!」
観客拍手。
ショッカーさん「ショッカーさん「スゥーパーアー戦隊ぃいい! スピリィイイィイッツ!! ようこそいらっしゃいました!」
観客拍手。
・ショッカーさんの「スーパー戦隊」を受け、観客が「スピリッツ」と返すお馴染みの掛け合いですが、
ご時勢もあり、ショッカーさんがお一人で両方をコールされ、観客は「スピリッツ」に合わせて手を挙げる特別版に。
・ショッカーさん「今日11月5日は"いいご縁の日"だそうでございます。これで皆さんと縁が出来ました」
観客拍手。
ショッカーさん「(カメラに向かって)配信をご覧の皆さん、あなたとも縁が出来ました!」
当時絶賛放送中のシリーズ最新作「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」のドンモモタロウ/桃井タロウの台詞を交えて
観客と配信視聴者へ向けて投げ掛けられました。
・ショッカーさん「それではみなさん心の準備はよろしいでしょうか?」
観客拍手。
ショッカーさん「準備はいいですかぁぁああ!?」
観客拍手。
ショッカーさん「準備はいいかぁぁああい?」
観客拍手。
ショッカーさん「スゥーパーアー戦隊ぃいい! スピリィイイィイッツ!! はじまります!」

00:アニマル・パワー大爆発!<M-8の1>/SE
01:太陽戦隊サンパルカン/串田アキラ
-MC-


ショッカーさんが拍手の中退場されると、ステージ上が暗くなり、オーバーチュアとして流れたのは
「太陽戦隊サンパルカン」のBGM「アニマル・パワー大爆発!」より勇ましさと緊張感を覚える「M-8の1」。
「M-8の1」が流れ終るやいなや串田さんが登場され、「太陽戦隊サンパルカン」よりオープニングで晴れやかに幕開け。
例年一番が終わった間奏ではショッカーさんが登場され、串田さんの「イーグル」「シャーク」「パンサー」に合わせて
太陽戦隊の名乗りを披露されるのですが、今回は串田さんご自身が簡易的なポーズを披露されていました。

・ショッカーさんが登場され、退場されようとする串田さんを引き留められ、
改めて串田さんをご紹介されお二人でトーク。
・ショッカーさん「『サンバルカン』はいつも夏に『スーパーヒーロー魂』のラストで出演者全員歌われますけど、
        今回は逆に『サンバルカン』からスタートっていうね」
串田さん「そうだね。いつもなら間奏でショッカーが名乗るけど『今日、おれ?』ってなったね。
     さすがにちゃんとした名乗りは出来なかったけど」
ショッカーさん「いいんですよ。やっぱりたまには本家本元のクッシーが見たいじゃないですか!?」
観客拍手。
・ここで串田さんが拍手で見送られてショッカーさんお一人に。
ショッカーさん「さぁ、"魂の三兄弟"長男に続いては次男の登場です!
        M・o・J・o!! MoJoさんで『バトルフィーパーJ』!!」

02:バトルフィーパーJ-オルタネートバージョン-/MoJo
-MC-


続いてはMoJoさんが元気に登場されて「バトルフィーバーJ」よりオープニングの別テイク版。
それぞれの戦士の箇所では照明が各戦士のイメージカラーに変わるのも心憎く。
間奏ではバトルジャパンの長袖Tシャツを身につけたショッカーさんが名乗りを披露されました。

・MoJoさん「『バトルフィーバーJ』はシリーズ3作目、1979年だったかな?
     この時に初めて宙明先生※と一緒にお仕事をさせてもらいました」
※アニメ「マジンガーZ」、特撮「人造人間キカイダー」からはじまり、
初期のスーパー戦隊シリーズ、石ノ森章太郎先生作品、宇宙刑事シリーズなど
数多くのアニメ、特撮の歌と音楽を手がけられ、
この年の6月23日に96歳でご逝去された作曲家・渡辺宙明先生。
MoJoさん「『バトルフィーバーJ』の中にはとてもスタンダードな感じで凄く優しくて、
     その時の思いを込められた歌詞の挿入歌があります。『明日の戦士たち』」

03:明日の戦士たち/MoJo
-MC-


続いてMoJoさんが歌われたのは、「バトルフィーバーJ」より挿入歌「明日の戦士たち」。
MoJoさんご自身もお好きな曲で、ソロライブではカラオケを用いて歌われる事があるのですが、
今回ホーン隊も含めた生演奏で聞く事が出来たのはとても感慨深いものがありました。

・MoJoさんを見送りながらショッカーさんがご登場。
・ショッカーさん「さぁ、ここで若手に登場してもらいましょう。
        3年ぶりなんですね。カマショーこと鎌田省吾さんのご登場です!!」

04:VAMOLA! キョウリュウジャー/鎌田章吾 ナレーション:ショッカーO野
-MC-


ショッカーさんのナレーションを受けた鎌田さんが登場され、「獣電戦隊キョウリュウジャー」オープニング。
鎌田さんは客席を眺めながら歌われ、間奏になると「3年ぶりに帰ってきましたよ!」と話された後、
観客を扇動しながら嬉しそうな表情でブレイブを感じる歌いぶりを披露されていました。

・ここで鎌田さんに呼びこまれて高取さんがご登場。
・この時のお二人のご衣裳は「キョウリュウジャー」当時に着用されていたジャケットでした。
・高取さん「いえーみーんなー盛り上がってるかぁああああぃ!?」
鎌田さん「イェーイ!」
手を挙げる観客。
高取さん「楽しんでるかぁああああぃ!?」
鎌田さん「イェーイ!」
手を挙げる観客。
高取さん「あ、ところでぇ? どぉおおおっから来たんだぁあああぇい!?」
鎌田さん「イェーイ!」
頭上で両手を使い三角形を作り「家」を表す屋根を作る観客。
高取さん「完璧だー! やったー! よかったー! 『え? 何』って思われるかと思った。ここは違うね!!」
観客拍手。
高取さん「(カメラに向かって)あ、ところで配信を見ているみんなぁ! どこで見てるんだぁあああい!!」
カメラに耳を傾ける高取さん。
高取さん「家だよねー!」
鎌田さん「きっと叫んでますよみんな」
・このライブの翌2023年は「獣電戦隊キョウリュウジャー」放送10周年。
高取さん「という事はぁ、来年で鎌田省吾も10周年!!」
観客拍手。
鎌田さん「いやもう早いですねー。いっぱいコレ着ましょう!」
高取さん「……ちょっとほつれてきちゃったんだよね」
観客笑。

05:GABURINCHO OF MUSIC!/鎌田章吾 高取ヒデアキ
-MC-


お二人で歌われたのは映画「劇場版 獣電戦隊キョウリュウジャー GABURINCHO OF MUSIC」のテーマ。
時折顔を見合わせながらとても楽しそうに歌い踊られるお二人のステージを受けて
着座ではあるものの、ステージ上のお二人と共に一緒になって踊る観客も多く見られました。

・高取さん「うわー久しぶりに歌ったーなんかシアワセー! やっぱ『キョウリュウジャー』いいねー!」
鎌田さん「でも、ちょっと足つりそうになりましたよ」
観客笑。
高取さん「おーしこのまま行ってやる! 見てろ55ちゃいの生き様を!
     みーんなあつまれー! キョーウリューウジャー!!」

06:みんな集まれ! キョウリュウジャー/高取ヒデアキ キョウリュウダンシングチーム(鎌田章吾 ショッカーO野 大西洋平 幡野智宏)
-MC-


ショッカーさんも合流され、高取さんによる「獣電戦隊キョウリュウジャー」エンディング。
高取さんが歌われる左右で鎌田さんとショッカーさんがダンスを担当。お三方で手をつないで踊られる場面も。
ショッカーさんはオビラップーで高取さんの放屁に倒れたり、グルモナイトでトンボを取る要領で目を回されたり。
最後のサビになると大西さん、幡野さんも登場して踊りに加わり、とてもにぎやかで楽し気な光景になりました。

・高取さん、鎌田さん、大西さん、幡野さんを見送りながらショッカーさんがお話。
・ショッカーさん「(息を切らしながら)……断わりゃよかった」
観客笑。
ショッカーさん「自分で『最初から踊るよ』っていったんですけどね。ちょっと世界感を変えましょうか」
持参されたジャンパーを着られたショッカーさん。ジャンパーの背面には「S.P.D」のマークが。
・この間にスタッフさんがステージにマイクスタンドを設置されていました。
・ショッカーさん「あのゴーカイな二人をお呼びしたいと思います。サイキックラバーの登場です!!
        『特捜戦隊っデカレンジャァアアアアアア』」

07:特捜戦隊デカレンジャー 10 YEARS AFTER/サイキックラバー
-MC-


YOFFYさんの「S.P.D!! Special Police Dekaranger!!!」の声とJOEさんのギター演奏から
「特捜戦隊デカレンジャー」オープニングをVシネマ「特捜戦隊デカレンジャー 10 YEARS AFTER」版のアレンジで。
コロナ禍のご時世というもありJOEさんが参加されるのが2019年以来という事で、
「スーパー戦隊"魂"」でサイキックラバーお二人が久し振りに揃われたのはとても嬉しかったです。

・JOEさんを見送られYOFFYさんお一人に。
・YOFFYさん「それじゃあね、とある事情で兄弟の杯を交わしたボクの兄貴を紹介します! 串田アキラさん! クッシー!!」
串田さん「うおっすぅ!」
拍手の中、串田さんがご登場。
YOFFYさん「もうそろそろ激突してよろしいでしょうか?」
観客拍手。
YOFFYさん「ありがとうございます。えー激突兄弟はね、ギャバンとデカレンジャーの共演という事でね、
      先日、生涯現役のまま、天寿を全うされた、渡辺宙明先生が、作られた曲を、
      ボクと、クッシーさんが、歌詞を書かせてもらいました、映画館でご覧になった方もいるんじゃないでしょうか」
串田さん「なんかごめんね、唄い終ったばっかりなのに喋ってもらって。おれしゃべるの苦手だからさ」
観客笑。

08:スペース・スクワッド/激突兄弟
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串田さんとYOFFYさんのユニット「激突兄弟」によるVシネマ「スペース・スクワッド ギャバンVSデカレンジャー」エンディング。
二代目「宇宙刑事ギャバン」と「特捜戦隊デカレンジャー」との共闘を描いた本作が
「ギャバン」からはじまるメタルヒーローシリーズ放送40周年のこの年に聞く事が出来たのは実に感慨深かったです。
串田さんとYOFFYさんは時折顔を見合わせつつ、好対照な歌声を文字通り激突させていき、
曲の最後には串田さんがギャバン、YOFFYさんがデカレッドのポーズをとられていたのも印象的でした。

・YOFFYさんを見送って串田さんお一人でお話。
・串田さん「やっぱり唄った後にしゃべるってキツイわ」
観客笑。
串田さん「次は1年前に放送していた戦隊の唄を唄おうかな」
観客拍手。
串田さん「この曲も渡辺宙明先生が作ってくれました『ダイヤル回せ! ゼンリョクゼンカイオー』」

09:ダイヤル回せ! ゼンリョクゼンカイオー/串田アキラ
-MC-


串田さんが歌われたのは「機界戦隊ゼンカイジャー」より、全力全界合体ゼンリョクゼンカイオーのテーマ。
昨年歌われた際にはCD発売前で正真正銘の初披露でしたが、今回は発表から一年経った事もあってか
観客に浸透した様子で楽曲のポイントポイントで拳を挙げたり、手拍子をする光景も多く見られました。

・串田さんを見送りながらショッカーさんがご登場。
・ショッカーさん「それぞれの世代、いつの時代もクッシーが歌われた歌は輝いています。
        さぁ、続いてはそんな輝く戦隊。大西洋平さんのご登場です!!」

10:魔進戦隊キラメイジャー/大西洋平 ナレーション:ショッカーO野
-MC-


ショッカーさんのナレーションを受けて大西さんが登場され、「魔進戦隊キラメイジャー」よりオープニング。
大西さんは一番を歌い終わると「みんな立てる!?」と客席に投げかけ、観客を立ち上がらせた後も
黒いポンチョを翻しながら高揚感ある歌声で伸びやかに歌われていました。

・大西さんお一人でお話。
・お水を飲もうとペットボトルを手にされる大西さん。
大西さん「昔、井上陽水さんが『水を飲むだけで拍手が起きるミュージシャンになりたい』って言ってたんだって」
言うが早いか観客拍手。
大西さん「ありがとうございます。2年ぶり? 3年ぶりかな? 歌わせてもらってます。あれから一睡もしてません」
観客笑。
大西さん「だから今日は思う存分、忍ぶどころか暴れるぜぇええええええ!! 『さぁ行け! ニンニンジャー!』」

11:さぁ行け! ニンニンジャー!/大西洋平
12:ハリケンジャー参上!/高取ヒデアキ
-MC-


続いては大西さんが歌われたのは「手裏剣戦隊ニンニンジャー」よりオープニング。
「声は出せないけど暴れて行こう!!」と観客に投げかけ、パワフルな歌声としなやかなステージを披露されました。
大西さんと入れ替わりに高取さんが登場され、忍者つながりで「忍風戦隊ハリケンジャー」オープニング。
「三つの心を」という歌詞の部分では照明が赤、青、黄になっていたのも印象深く。
2022年に放送20周年を迎え新作Vシネマの制作も発表された事もあり「20周年!」と入れ込まれた高取さんは
最後の曲のシメではステージに登場されたショッカーさんを斬り倒して去って行かれました。

・ショッカーさん「斬ったね、二度も斬った、親父にも斬られたことないのに」
観客笑。
ショッカーさん「今回は忍者だから油断してたなぁ……」
・ショッカーさん「さて続いては、『スーパー戦隊"魂"』名物。移動動物園のお時間です」
観客拍手。
ショッカーさん「みんなのユキオちゃん、山形ユキオさんのご登場です!!」
毎回、独特の衣装で注目を集めているのですが、ショッカーさんに呼びこまれて登場された山形さんは、
今回の装いは両耳の上側に長い羽根を差し、獣のフェイクの毛皮のシッポを両耳から下げ、
さらに暖簾を所謂サンドイッチマンのようにゴザを羽織り、右手に筒状に丸めたゴザを結びつけてご登場。
ショッカーさん「……予想の斜め上をいってる!!
        よぉし、こうなったら、命あるところ、正義の雄叫びあり!! 百獣戦隊ガオレンジャァア!! 吼えろォ!!」

13:ガオレンジャー吼えろ!!/山形ユキオ
-MC-


圧倒的存在感を放つ山形さんが歌われたのは「百獣戦隊ガオレンジャー」オープング。
山形さんは野性味あふれる歌声を披露され、観客も爪を立てる様な手を掲げて盛り上がり。
間奏になるとショッカーさんが登場されて名乗りで盛り上がりに加わりました。

・山形さんお一人でお話。
・山形さん「ありがっと。会いたかった。もうちょっとつきあってね」
観客拍手。
山形さん「ボクの戦隊シリーズを初めて歌わせてもらった曲です……『メガレンジャー』」
観客拍手。

14:最強! スーパーギャラクシーメガ!!/山形ユキオ
15:バスターズ レディーゴー!/高橋秀幸
-MC-


山形さんが歌われたのは「電磁戦隊メガレンジャー」より超電磁合体スーパーギャラクシーメガのテーマ。
重低音が心地よく感じる演奏の中、山形さんは序盤は若干苦戦されていた様子でしたが、
「超電磁合体!!」の台詞も勇ましく、颯爽とした歌声を披露されて去っていかれました。
続いては高橋さんが登場され、この年に放送10周年を迎えた「特命戦隊ゴーバスターズ」初代オープニング。
「愛たかったぜぇえ!」と登場された高橋さんは、疾走感ある本曲をシャープな歌声で歌われていました。

・高橋さんお一人でお話。
・高橋さん「なんでステージ上にこんなに井草があるの? 何がいたの?」
観客笑。
高橋さん「一番、次に歌ってはいけない方の次に歌ってしまいました」
・前途のようにこの年は「特命戦隊ゴーバスターズ」放送10周年なので一曲で終わるのはもったいないという事で、
高橋さんに呼びこまれて、高取さん、YOFFYさん、JOEさん、鎌田さん、大西さん、幡野さんがご登場。
・YOFFYさん「山形さんすごかったねー。妖怪戦隊でしたよ」
高取さん「オレさ、久しぶりに山形さんの前に出られてすげー良かったよ」
観客笑。
高橋さん「ボクがどんなに歌いにくかったか!」
観客笑。
幡野さん「カッコよかったですよ!」
高橋さん「ありがとっ!」
・YOFFYさん「今日はなんとJOEがギター持ってませんからね」
JOEさん「おい! やめろ!! しれっといくつもりだったんだから!!! そっとしておいて!!」
ギタリストのJOEさんが珍しくアンコール以外でハンドマイクのみでご登場。
高取さん「じゃあここでJOEに『産業革命』※を歌ってもらって……」
観客拍手。
JOEさん「やめてやめて封印したんだから!!」
高取さん「まぁそれはいつか歌ってもらうとして、オレ達の『キズナ』を見てもらいましょう」
※「害悪産業革命宣言」。JOEさんが歌う「炎神戦隊ゴーオンジャー」の機械生命体「蛮機族ガイアーク」のテーマソング。

16:キズナ~ゴーバスタース!/謎の集団CUP☆MEN(高橋秀幸 高取ヒデアキ YOFFY JOE 鎌田章吾 大西洋平 幡野智宏)

「特命戦隊ゴーバスターズ」より謎の新ユニットSTA☆MENのみなさんが歌われたエンディングをProject.R選抜メンバーでカバー。
順番にソロパートがあり、一番は高橋さん、二番はJOEさんがソロのトリをそれぞれ担当されましたが、
JOEさんが演奏ではなく歌唱されるのはとても珍しく、YOFFYさんや高取さんがJOEさんを盛り上げていらっしゃいました。
サビではステージ上の皆さんに合わせて観客も手を左右に振り、ライブならではの一体感が生みだされていました。

・退場される皆さんを見送りながらショッカーさんがご登場。
・今回「キズナ~ゴーバスタース!」を歌われたみなさんは、ショッカーさんによって
オリジナルの謎の新ユニットSTA☆MENにちなんで謎の集団CUP☆MENと名付けられていました。
・ここから15分間の換気タイムの為、休憩時間である事がアナウンスされました。
・ショッカーさん「ここで15分間のォ、休憩です!」 
この時ショッカーさんは「ゴーバスターズ」のレッドバスターがミッションを行う祭の
腰をかがめて両手を交差する構えをされていました。


~休憩~
-MC-


休憩時間中は廊下やロビーへつながる扉が開けられていた他、
入場口となる扉も開けられており、徹底した換気が行われていました。

・まもなく休憩時間が終了する旨がアナウンスされ、しばらくするとショッカーさんがご登場。
・ここでショッカーさんより2023年春にライブ「スーパーロボット魂2023」開催のお知らせ。
東京公演は二日間開催されるほか、大阪公演の復活もアナウンスされていました。

・ショッカーさん「さあ嬉しいお知らせの後は嬉しいテンションのまま、新しい仲間を紹介します!!」
観客拍手。
ショッカーさん「待ちに待ったこの方が来てくれました!!
        積もる話は沢山あるのですが、まずはフルアクセルで行ってもらいましょう!
        高山成孝さんのご登場です!! 戦う交通安全!! 激走戦隊カァアアアアアアアレンジャー!!」

17:激走戦隊カーレンジャー~フルアクセルヴァージョン~/高山成孝
-MC-


チェッカーフラッグ模様のスーツで登場された高山さんによる「激走戦隊カーレンジャー」より二代目オープニング。
第一声から当時とお変わりない印象のお声に嬉しさを噛みしめながら見入り聞き入っていましたが、
「激走戦隊カーレンジャー」の歌詞部分で天を指さし腕をグルグル回し親指を立てるという
作品の名乗りそのままの振り付けに、さらに大感激でした。

・高山さんお一人でお話。
・高山さん「みんなーあいたかったよー!」
観客拍手。
高山さん「積もる話は沢山あるのですが、この曲を聞いてください。『天国サンバ』!!!」

18:天国サンバ/高山成孝
-MC-


続いて高山さんが歌われたのは、同じく「激走戦隊カーレンジャー」より、ご陽気なエンディング。
高山さんはコミカルな振り付けを交えながらはつらつとした張りのある歌声で歌われていました。

・紺色のジャンパーを纏ったショッカーさんが合流され、改めて高山さんをご紹介。
・80年代から90年代のゴールデンウィークに新宿NSビルで行われていた「大ヒーロー展」の
「スーパーヒーローショー」に司会で関わられていたショッカーさん。
歴代レッドのスーツアクターをされてきた"ミスターレッド"新堀和男さんをアクション監督に、
実際にテレビで演じられていた俳優さん達をはじめ、スーツアクターさん達もご本人というとても豪華なショーだったそうで、
「カーレンジャー」の年にショーで高山さんが歌を披露された時に共演されて以来26年ぶりの再会だそうです。

・ショッカーさん「で、高山さんは『カーレンジャー』だけじゃなくてこの作品も歌ってますよね?」
ジャンパーの背中には「SUPER RESCUE LAB」の文字。
ショッカーさん「『S.P.D』! 違う。『救急戦隊ゴーゴーファイブ』より『この星をこの街を』!!」

19:この星をこの街を/高山成孝 石原慎一
-MC-


オレンジ色を基調とした照明の中、続いては「救急戦隊ゴーゴーファイブ」よりエンディング。
高山さんが爽やかで頼もしさを感じる歌声を披露される中、二番になると石原さんがご登場。
石原さんは一節歌われた後は、メインで歌われる高山さんのコーラスを担当されていました。

・ショッカーさんが合流されお三方でトーク。
・高山さん「石原さん、ひとりきりではギリギリでした!」
石原さん「とんでもない!」
ショッカーさん「ものまね番組のご本人登場みたいな登場の仕方でしたね」
石原さん「本人はコッチ(高山さん)だってのにね」
観客笑。
・「この星をこの街を」は今回高山さんが出演されるまで、「戦隊"魂"」では石原さんがカバーされてきたという事で
今回の共演が実現されたそうです。
・高山さんが拍手で見送られ石原さんとショッカーさんお二人に。
石原さん「高山さんのお衣装もカッコイイですよ。チェッカーフラッグでね」
ショッカーさん「リハーサルの時に相談されたんですけど『それぞれの個性でいいですよ』って話しました。
        何も野獣をマネする事ないですからね。なんでステージ上に畳の井草が落ちてるの?」
観客笑。
石原さん「ボク、ユキオさんの後の出番だと食い散らかされた後みたいになってるけど今日は違うもんね」
ショッカーさん「動物いないなぁと思ってたら全部食っちゃったみたいですね」
観客笑。

20:救急戦隊ゴーゴーファイブ/石原慎一
-MC-


ショッカーさんの名乗り口上から、続いても「救急戦隊ゴーゴーファイブ」より石原さんによるオープニング。
石原さんが真っ赤で煌びやかなジャケットを翻して歌う中、間奏ではショッカーさんが登場されて名乗りを披露されました。

・石原さんを見送られながらショッカーさんがご登場。
・ショッカーさん「レジェンドの皆さんも若手の皆さんも慎ちゃんみたいな同年代もいるのが醍醐味です。
        今度は若手に登場してもらいましょう! 幡野智宏さんの登場です!! 『騎士竜戦隊リュウソウジャー』!!」

21:騎士竜戦隊リュウソウジャー/幡野智宏
-MC-


ショッカーさんと入れ替わりに幡野さんが登場され、「騎士竜戦隊リュウソウジャー」よりオープニング。
高揚感を誘う歌声とキレ味の鋭いパフォーマンス、歌詞に合わせて実際にリュウソウルを取り出されたり、
観客に手拍子や拳を挙げるように煽ったりと、安定感抜群の幡野さんのステージには毎回感嘆しっぱなしです。

・幡野さんお一人でお話。
・幡野さん「早々たる先輩方とこの舞台に立てる事を嬉しく思います。それも応援してくださる皆さんおかげです。
     そんな感謝の気持ちを込めて、僕が皆さんの前で歌えるきっかけになった曲を歌いたいと思います。
     まだ一緒に歌う事は出来ませんが、心の中で思いっきり歌ってください」

22:LUCKYSTAR/幡野智宏
23:大隊ゴーグルV-オルタネートバージョン-/MoJo
-MC-


幡野さんが歌われたのは「宇宙戦隊キュウレンジャー」よりオープニング。
前奏で「そういえば、みんな立ってないなぁ」という幡野さんの言葉を受けて観客が立ち上がると、
幡野さんは「ありがとー」と嬉しそうに笑顔を見せ、心地よい高音で伸びやかに歌われていました。
続いてはMoJoさんのご登場で「大隊ゴーグルV」よりオープニングの別テイク版。
観客は発声はできないながらもMoJoさんの歌声に応えるように手拍子や振り付けを行い、
ショッカーさんも名乗りで参加され、ご時勢ならではの連帯感の喜びが生みだされていました。

・MoJoさんお一人でお話。
・MoJoさん「最近さ、ヤな事ばかりでニュースとか新聞見るたびにヤになっちゃうよね。
     ……次の曲は……もう歌う曲わかったかな? エンディングです。『ストップ・サ・バトル』聞いてください!」

24:ストップ・サ・バトル/MoJo
-MC-

続いてMoJoさんが歌われたのは「大隊ゴーグルV」よりエンディング。
本曲もオープニングと同じく観客が手拍子や振り付けを行う事で連帯感が楽しめるのですが、
今回「1・2・3・4 ゴーグルゴーグルゴー!」の箇所でZ旗ホーン隊の皆さんも指でカウントをされていました。

・MoJoさんを見送られながらショッカーさんがご登場。
・この年に「大戦隊ゴーグルV」は放送40周年。
それもあってか東京ドームシティ シアターGロッソでこの年の10月まで開催されていたヒーローショー
「暴太郎戦隊ドンブラザーズショー シリーズ第2弾 鬼アツ! Gロッソで祭りだ祭りだ! 新たなる戦士ドンドラゴクウ見参!!」には
ドンブラザーズの面々がアバターチェンジする形でゴーグルVが登場。
そのショーをゴーグルイエロー/黄島太役の伍代参平さんがご覧になっていたそうです。
・ショッカーさん「アバターチェンジとはいえゴーグルVをゴーグルVが見ているって不思議ですね。
        しかもその後、ゴーグルブルー/青山三郎役の石井茂樹さんも合流して食事されていたんですって。
        ボク、その事をtwitterで見たんです。というのもちょうどその日、神戸でトークライブをしていたんです。
        しかもその時間、神戸でゴーグルブラック/黒田官平役の春田純一さんと一緒だったんですよ」
観客拍手。
ショッカーさん「東京でゴーグルイエローとゴーグルブルーが食事しているちょうどその時間に
        神戸でゴーグルブラックと総統タブーがお茶してたんです。40周年の軌跡のお話でした」

25:超電子バイオマン/宮内タカユキ
-MC-


"魂の三兄弟"次男の後は三男・宮内さんのご登場で「超電子バイオマン」よりオープニング。
前回の「スーパー戦隊"魂" 2021 一日目」にご出演予定だったものの、
会場に向かわれる途中で体調不良になり、出演を見合わせられたので、今回は2年ぶりのご出演となる宮内さん。
緊張感のある楽曲を宮内さんならではの近未来的なお声でシリアスに歌われる中、
間奏になるとショッカーさんも登場されて名乗りを披露されていました。

・宮内さんお一人でお話。
・宮内さん「いつも『バイオマン』の後はエンディングの『バイオミック・ソルジャー』を歌うけど
     今日は、『スーパー戦隊"魂"』で初めて歌います。『イントゥ デンジャー カクレンジャー』」
観客「おぉっぉおお」

26:イントゥ デンジャー カクレンジャー/宮内タカユキ
-MC-


嬉しい不意打ち。「忍者戦隊カクレンジャー」より挿入歌「イントゥ デンジャー カクレンジャー」。
小気味の良さと疾走感ある本曲を、宮内さんとアップルとカインズの皆さんとの掛け合いがたまらなく魅力的。
宮内さんの現在の歌いぶりも原曲にかなり近い抑揚で歌われていらしたのも嬉しうございました。

・宮内さんを見送りながらショッカーさんがご登場。
ショッカーさん「宮兄がどんどん元気になってくれています!!」
・この間にスタッフさんによってマイクスタンドが設置されていました。
・ここからはラストスパートという事で勢いづけとして
ショッカーさんと観客との「スーパー戦隊"魂"」のやり取りが行われました。

27:侍戦隊シンケンジャー/サイキックラバー
28:炎神戦隊ゴーオンジャー/高橋秀幸
29:動物戦隊ジュウオウジャー/高取ヒデアキ ナレーション:ショッカーO野
30:科学戦隊ダイナマン/MoJo
31:夢の翼を/串田アキラ
-MC-


JOEさんがギターでリズムを刻まれる中、YOFFYさんが登場され、観客に立つように扇動された後、
景気づけに観客と一本締めのコール&レスポンスを行い「侍戦隊シンケンジャー」オープニングへ。
威勢の良い歌声とギターで観客を盛り上げた後は、高橋さんによる「炎神戦隊ゴーオンジャー」オープニング。
合いの手や高橋さんのハンドルを回す振り付けを見様見真似で観客も行って一体感を味わった後は、
ショッカーさんのナレーションを受けて高取さんが登場され、「動物戦隊ジュウオウジャー」オープニング。
のびやかな歌声で柔らかく強く歌われる中、二番にはザ・ワールドとバードを入れ込む替歌も実に嬉しく。
MoJoさんが登場され、がらりと雰囲気が変わって「科学戦隊ダイナマン」よりオープニング。
MoJoさんの熱の入った歌いぶりと間奏のショッカーさんによる名乗りが加わって勢いが増した後は
串田さんによる「太陽戦隊サンバルカン」より挿入歌「夢の翼を」。前奏と共に観客の感嘆する声が聞こえました。
阿久澤さんによる大空を思わせる雄大なトランペットソロからの串田さんが観客に優しく語り掛ける様な唄声も
たまらないものがあり、ラストにはショッカーさんがゆっくりと登場され、阿久澤さんのトランペットに合わせ
ひとりひとり噛みしめるように名乗りを披露されていました。

・改めてショッカーさんが串田さんをご紹介。
・阿久澤さんのトランペットソロと鍋島さんのギターソロを絶賛。
・ここでショッカーさんがバンド、ホーン隊、コーラスの皆さんをお一人づつご紹介。
・続いて観客との「スーパー戦隊"魂"」のやり取りを合図に今回の出演者の皆さんがステージへご登場。
・出演の皆さんから今回のライブの感想をお一人づつコメントされました。

・これから披露される最後の一曲の間のみ観客の写真撮影OK。
・その際の注意事項として「動画はNG」「本格的な望遠カメラでの撮影NG」であること、
SNSアカウントを持っている観客は「#スーパー戦隊魂2022」「#SAS2022」で投稿してほしい等がアナウンスされました。
・ショッカーさん「いくら戦隊だからってショットボンバーみたいな、パワーバズーカみたいなカメラでの撮影はご遠慮ください」
観客笑。

32:伝説/串田アキラ MoJo 宮内タカユキ 高山成孝 石原慎一 山形ユキオ
     高取ヒデアキ サイキックラバー 高橋秀幸 鎌田章吾 大西洋平 幡野智宏 ショッカーO野


「スーパー戦隊"魂" 2022」東京公演一日目のラストをしめくくるのは、
Vシネマ「轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊」より串田さん、MoJoさん、宮内さんで歌われたエンディング。
串田さん、MoJoさん、宮内さんがそれぞれのソロパートを歌われ、
他の出演者の皆さんは手拍子をしたり足踏みをしたりしながらサビ部分になると全員で大合唱。
MoJoさんと高取さんがとても楽しそうに見合ってステップを踏まれているのが印象的でした。


・観客が拍手を贈る中、ショッカーさんに紹介されながら出演者のみなさんが順番に退場され、
その後、バンド、ホーン隊、コーラスの皆さんも順番に退場されていき、ショッカーさんお一人に。
・慣例として規制退場と終演後の出待ちの禁止がアナウンスされました。

・ショッカーさん「配信をご覧の皆さんも同じ空気を味わいに是非会場にお越しくださいね!!」
観客拍手。
ショッカーさん「ちゃんと感染対策を行えばライブが出来るんだという事を皆さんが証明してくれました!!」
観客拍手。
ショッカーさん「さぁ明日もあります! 皆さん楽しんでいただけましたでしょうか?」
観客拍手。
ショッカーさん「絶対また会いましょうね!!」
観客拍手。
ショッカーさん「それでは約束のォ! スゥパァ戦隊ぃいいいーッ! スピリィイイィイッツ!!」
観客拍手。
ショッカーさん「ショッカーO野でしたっ。また明日お会いしましょう!」
観客拍手。

ショッカーさんが拍手で見送られると入れ替わりにスタッフさんが登場され、
規制退場のアナウンスが行われ客席後方の観客から一定時間を置いて順番に退場していき、
「スーパー戦隊"魂" 2022」東京公演一日目は終演となりました。

今回はなんといっても高山さんの初登場がトピックだったのですが、
2004年の「スーパー戦隊"魂"」開催以前に放送していた作品の主題歌歌唱歌手の方が初めて出演されるのも久し振り。
とても期待していただけに変わらない歌声や石原さんとのデュエットまで見られてとても嬉しうございました。
全体的にオープニング、エンディングはもちろん映画主題歌も歌われ挿入歌もロボットやアクション曲と幅広くご披露。
「スペース・スクワッド」は「宇宙刑事ギャバン」からのメタルヒーローシリーズの40周年を受けての選曲と思うと心憎く。
また、「スーパーギャラクシーメガ」や「イントゥ デンジャー カクレンジャー」など
主題歌を歌われている方が不在でも挿入歌が歌われるのも比較的珍しく、今後の展開に期待が高まります。
また、今回串田さんが歌われた曲はどれも今年ご逝去された渡辺宙明先生が手がけられたものだったのも印象的でした。



補足

・「魂ライブ」でZepp Diver Cityが会場になるのは2012年の夏に開催されたアニメソングフェス
「ANIME JAPAN FES 2012"夏の陣"」東京公演以来ちょうど10年ぶりでした。

・これまでのコロナ禍のライブでは演奏陣の皆さんもマスクをされており、
ホーン隊の皆さんは演奏時のみマスクを外されていましたが、今回は全員マスク無しでした。

・「みんな集まれ」の時に登場された大西さんは「ニンニンジャー」、幡野さんは「キュウレンジャー」の
歌唱時に来ているお衣装を着られており、その後のソロでは大西さんは前途の「キラメイジャー」のポンチョ
幡野さんは「リュウソウジャー」のジャケットを着用されていました。

・リハーサルの時にZ旗のスタッフさんが串田さんのリハーサルの姿をご覧になって
「小さい時からずっと聞いてた本物の人がいる」と話されていたとか。

・「ニンニンジャー」間奏の「セイセイセイ!」の部分は大西さんの扇動で観客の手拍子で一体感を生んでいました。

・「ハリケンジャー」の歌詞「忍風戦隊ハリケンジャー」の部分では
KENITOさんがトランペットを片手で軽やかに回されていました。

・後日更新された山形さんのtwitterによるとお衣装が畳の理由は
「ガオレンジャーの日笠プロデューサーがガオレンジャーは前2作に比べ
王道的で古典的に製作したとのお話から今回は日本の居の古典ともいうべき畳をテーマにしてみました。」との事でした。

・「キズナ~ゴーバスタース!」のナベさんのギターソロを間近で凝視されていたJOEさんは
久々のご登場という事もあってか曲のシメを担当されていました。

・「キズナ~ゴーバスタース!」のシメの際には高取さんの指名でJOEさんがトリを担当。
演奏陣の皆さんが音をかき鳴らす中、ステージ中央でギターを持っている体でシメられていました。
大西さん「ギター持ってないっすよ!」
幡野さん「ぜんぜんわっかんないっすよ」
YOFFYさん「オレには見えたぜぇ~」

・後日配信された石原さんのYouTubeチャンネルの生配信によりますと
高山さんはこれまで連絡先がわからなかったのですが、ショッカーさんが関係各位に連絡を取り
最終的にバースデーソングの元社長で現プロデューサーに出演の可否を取り
今回ご出演の運びとなったそうです。

・石原さん「ショッカーは高山さんとは共演してたんだねぇ」
ショッカーさん「そうなんですよ。でも慎ちゃんも『ゴーゴーファイブ』の当時は
        高山さんと一緒に全国津々浦々まわったりしてたんじゃないの?」
石原さん「……ゼロだ。はじめましてなんです」
ショッカーさん「どういうこと?」
石原さん「今回のリハーサルで『はじめましてー』って」
ショッカーさん「お互い平身低頭して。一番近い所にいそうなのにね」 

・幡野さん「若手です」

・MoJoさん「昔、若手です」

・宮内さん「オレが噂のレジェンドです」

・「イントゥ デンジャー カクレンジャー」はご出演予定だった前年に歌われる予定だったそうです。

・YOFFYさんは「シンケンジャー」前のコール&レスポンスの序盤で特撮「仮面ライダーリバイス」に登場する
ご自身が音声を担当されたアイテム・ギファードレックスバイスタンプの声を織り交ぜられていました。

・Z旗ホーン隊が紹介された際、それぞれトランペットを回転されていた阿久澤さんとKenitoさん。

・大西さん「今年は大阪公演にも出演するので、そちらでお会い出来たら嬉しいです。
     大阪までは一睡もしないと思うんですが、ボクは聞いた事があります。
     寝てる時に見る夢よりも起きてる時に見る夢の方が良いと。また夢で逢いましょう!」
流れるように素敵な事を話されたので出演者の皆さんの何人かは驚いた様な表情でした
石原さん「うわぁロマンチストだよなぁ」
大西さん「すみません。ずっと何言おうかなぁって考えてました」
ショッカーさん「かっこよすぎるよ。負けるなカマショー」
鎌田さん「いやぁ鳥肌立っちゃいましたよ」
大西さん「それ気持ち悪いってことじゃん!!」
観客笑。

・高橋さん「高橋秀幸ことたかぱす……あ、ちがった逆だ」
観客笑。

・YOFFYさん「来年アレですよサイキックラバー20周年っていう噂もありますよ」
観客拍手。
JOEさん「わたくしごとではございますがありがとうございますー」
YOFFYさん「偉大なる諸先輩方に追いつけるように頑張りますのでよろしくおねがいします!」

・高取さん「ハリケンジャー20周年で新作映画も決まりましたけど、
     20年前に2002年にこちらに出させていただいた事を思い出してグッときました(※「スーパーアニソン魂2002」)」

・石原さん「サイラバが20周年? ボク来年しれっと40周年」
JOEさん「ありがとうございます。おめでとうございます」
観客拍手。
石原さん「3年ぶり? 大西君、2年ぶり? カマショー。26年ぶり? 高山さん。素晴らしい出会いに感謝します。
     そして久し振りに会場をどよめかせる山形さんを見られて思い残す事はありません」
観客笑。

・山形さん「あいたかったー。ありがとー。また衣装かんがえまーす!」

・串田さん「本来なら一緒に唄える所ですが、今日は気持ちの中で歌ってくれていたと思います。
     また楽しいひと時を皆さんと分かち合いたいと思います」 

・YOFFYさんは当時流れていたCM「暴太郎戦隊ドンブラザーズ ガシャポンTVCM」で
ご自身が歌われているCMソングを一節披露されて退場されて行きました。
それを見たMoJoさんが「おもしろーい!」と一言。

・退場される際の高取さん。
高取さん「どぉおおおこに帰るんだぁあああああああぁあい!?」
頭上で両手を使い三角形を作り「家」を表す屋根を作る観客。
高取さん「ありがとー!」

・ライブ終了後は期間限定でアーカイブが配信されており、約1週間楽しむ事が出来ました。
出演者の皆さんはもちろん、コーラス、演奏陣の皆さんもこれまで以上にピックアップされ、
これまでの配信ではあまりカメラが映していなかったショッカーさんの名乗りなどもしっかり収められていました。
本編中の曲のカットやトークの編集などはされていなかったように思います。

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