2025.04.01
「千晶と騒がNight」「ボイジャーソングライブ」追加
MoJo Take 14 #1
22.8.27 ライブハウス LANTERN
出演/MoJo
演奏/カラオケ Ag.MoJo Ba.八木徹
歌手としてアニメや特撮、漫画、ゲームなどのアニメソングを歌われる際は"MoJo"、
フォークソングを中心にご自身のオリジナルソングを作り歌われる際は"とみたいちろう"、
作家としてCMソング等の作詞作曲コーラスなどのスタジオワークでは本名の"富田伊知郎"と
それぞれのジャンルでいくつもの名前で活動されていらっしゃいるMoJoさん。
アニメソングを中心にMoJoさんの多岐にわたるキャリアを堪能できるのが
定期的に開催されているソロライブ「Take」シリーズです。
東京渋谷の神泉駅程近くにある老舗のライブハウスLANTERNにおいて
前身のソロライブ「☆MoJo Zone」シリーズから現在まで15年以上の間開催されており、
例年は1年の中で3、4回程開催されておりましたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、
感染状況を鑑み収容人数を従来の60人から半分の30人以下とする代わりに
2021年の「Take12」以降は「#1」「#2」の二回に分けて開催されています。
今回の「Take 14」はこの年の4月以来の開催となりました。
この4か月間のMoJoさんといえば、5月には石原慎一さんからの誘いを受け、
石原さんと宮内タカユキさん、MIQさんと共にローカルヒーローが多数出演するチャリティーイベント
川越児童福祉チャリティー「出動!Jヒーローズ アニソンライヴ!」にご出演されたり、
6月に長年のご友人でシンガーソングライター佐藤龍一さんの誘いを受け、とみたいちろうさんとして
龍さんとのユニット「SUPER SOUL DINAMAN BROTHERS」改め「Super Soul Dynamite Brothers」で
アコースティックで洋楽をカバーするライブ「洋楽 Cover Night」に出演。
7月にはBSフジの人気クイズ番組「クイズ脳ベルSHOW」で存在感を魅せられたり、
「ANIME JAPAN FES 2022 大阪 なんばHatch 20th Anniversary ~Hey Music ! Let's Change the World !!~」で
久し振りに大阪でのライブにご出演され、
8月には毎年恒例のライブ「ANIME JAPAN FES 2022」東京公演「スーパーヒーロー魂2022」や
「クイズ脳ベルSHOW」のスピンオフ歌番組「悩ベルSHOW特別編 脳ベルヒットスタジオSP#5」にご出演と
毎月精力的にご活躍されただけでなく、このライブの数日前24日には節目のお誕生日を迎えられました。
とても濃密な4か月間を経てのソロライブという事でとても楽しみにしていました。
会場はご自身のホームグラウンドとされている前途のライブハウス LANTERN。
MoJoさんのWEBサイトにはライブに来場するにあたり感染予防への協力が呼び掛けられており、
当日はスタッフやLANTERNの皆さんもマスクを常時着用してそれぞれの作業をされており、
観客も会場に入場する前には受付時に手指の消毒と検温が行われました。
入場すると客数を通常のライブの半分強に限定している関係で、
テーブル毎に配置されている客席の椅子数は少なくなっていました。
観客が入場していく中、MoJoさんは既にステージでスタンバイ。
アコースティックギターを携えBGMに合わせて爪弾かれていたり、
店内のBGMに合わせて歌を口ずさみながら笑顔で会場を見渡していたり、
観客が持っていた携帯型扇風機に興味を持たれていました。
・観客の入場も終了し、そろそろ開演という頃合いになるとまずはMoJoさんからご挨拶。
MoJoさん「前半は全て宙明先生の特集をお届けします!」
01:光速電神アルベガス/MoJo
-MC-
02:戦いに赴く前に/MoJo
-MC-
03:若さのフォーメーション/MoJo
-MC-
約50年に渡り数多くのアニメ、特撮の歌と音楽を手がけられ、MoJoさんの楽曲も多く作曲され
この年の6月23日に96歳でご逝去された作曲家・渡辺宙明先生を大特集。
まずはアニメ「光速電神アルベガス」よりオープニングをステージを動き回りパワフルに歌われ、
続く同じく「アルベガス」より「戦いに赴く前に」ではMoJoさんご自身が「勇気をもらえる曲」との事で
ステージの中央で重厚感たっぷりにシリアスな歌声を披露されていました。
テレビ出演のお話や「ANIME JAPAN FES 2022 大阪」でのお話をされ、「アルベガス」よりエンディング。
軽快な曲調をのびのびと歌われたのお姿に一つの作品でも3曲それぞれに違った歌い方をされるMoJoさんと
それぞれに違った曲調を展開される宙明先生の凄さを感じるライブスタートとなりました。
・歌番組「悩ベルSHOW特別編 脳ベルヒットスタジオSP#5」でのお話。
・コーラスグループ・サーカスの旧メンバー叶央介さんとは屋形船に乗った事があるしCMソングも作った事もある。
・「ANIME JAPAN FES 2022 大阪」のお話。意外と初座組。当時60代男子はMoJoさんと影山ヒロノブさんだけ。
・共演された水木一郎さんは2021年に声帯不全麻痺を発症されその治療中に発見された肺がんの闘病中。
更に闘病中に脚も負傷された様でステージでの足取りもゆっくりとされていました。
MoJoさん「水木のアニキと駅から会場までのタクシーが一緒だったんですよ。
乗り降りは全部オレがやったんです。それくらいの恩返ししか出来ませんからね。
そしたらアニキも喜んでくれました。『MoJoじゃなくて補助だな』って」
観客笑。
MoJoさん「嬉しかったですね。歌ってる姿もカッコよかったし。
やっぱりウチらの業界の代表ですからね。オレもコバンザメみたいにくっついてきますよ」
・MoJoさん「次の曲はこの前も歌ったんだけど、ゴールデンウィークにショッカーが
わざわざ川越まで来てくれて(※「出動!Jヒーローズ アニソンライヴ!」)リクエストもらってね。
『オレでいいのか?』って聞いたら『にいさんじゃなきゃダメです』って言われましたね」
04:ゴーゴー・キカイダー/MoJo
-MC-
続いては特撮「人造人間キカイダー」より故・ヒデ夕樹さんが歌われていたオープニング。
MoJoさんはゲーム「スーパーヒーロー作戦」のアルバム「スーパーヒーロー作戦 ボーカルコレクション」で
カバーされており本ライブの2週間前の「スーパーヒーロー魂 2022」でも歌われて話題になりました。
歌詞に合わせた身振りを交えて伸びやかな歌声を披露されていました。
・MoJoさん「『キカイダー』と言えばですね、歌以外にもカバーさせてもらいしたね」
・ここでMoJoさんがアコギを携え、店長の竹内光男さんがマイクスタンドや椅子を準備されました。
05:ジローのギター/MoJo
-MC-
06:戦え!! 人造人間キカイダー (TVサイズ)/MoJo
-MC-
07:キカイダー01/MoJo
同じく「キカイダー」より2010年の「夏だ! 祭りだ! カバーだZone!」で初披露された
主人公・ジローが作中で奏でる「ジローのギター」をMoJoさんによる演奏で。
哀愁を感じるせつない曲調をじっと聞き入り、静かに爪弾かれるMoJoさんに見入りました。
ギター、椅子、マイクスタンドを片づけ続いても「キカイダー」よりエンディングをTVサイズで、
さらにそのまま続編である特撮「キカイダー01」のオープニングも続けでご披露。
二曲とも「ジローのギター」と同じく2010年の「カバーだZone!」で初めてカバーされています。
「戦え!!」は短いながらもインパクトのある歌声、「01」は時折オリジナルの子門真人さん風の節回しや
「ゴー! ゴー!!」の合いの手をコミカルな声で行い観客の笑いを誘うサービスもされていました。
宙明先生特集という事でこれまでカバーされた楽曲の中からも歌われるのではと思いましたが、
まさかこの年に放送50周年の「キカイダー」を「ジローのギター」含めご披露されるとは思いませんでした。
~休憩~
-MC-
07.5:ゴーゴー・キカイダー (少しだけ)/MoJo
08:駆けろ! スパイダーマン/MoJo
-MC-
09:誓いのバラード/MoJo
-MC-
ここでこまめな換気をすべく休憩時間もこまめに設けられていました。
休憩時間が終わると「ゴーゴー・キカイダー」を原曲のキーで少しだけアカペラで披露されつつ、
1990年代に放送されていたフジテレビ「上岡龍太郎にはダマされないぞ!」でヒデさんと共演されたお話をされ
続いての宙明先生作品はヒデさんが歌われた特撮「スパイダーマン」よりオープニングとエンディング。
「駆けろ!」はMoJoさんもお好きだそうで「他の宙明先生の曲と少し違う印象」とお話されて楽しそうに歌われ、
「誓いのバラード」はMoJoさんならではの重厚感ある低音の伸びやかな歌声を響かせられていました。
10:勇者が行く/MoJo
-MC-
11:ゴーグルVのマーチ-We are Goggle V-/MoJo
-MC-
12:伝説/MoJo
-MC-
「そろそろMoJoの曲を」とお話されスーパー戦隊シリーズより特撮「バトルフィーバーJ」よりエンディング。
シリアスな歌声を披露された後は、がらりと変わって特撮「大戦隊ゴーグルV」より「ゴーグルVのマーチ」。
はつらつと楽しそうに歌われた後、"魂の三兄弟"である串田アキラさんと宮内タカユキさんとのお話をされ、
特撮Vシネマ「轟轟戦隊ボウケンジャーvsスーパー戦隊」よりお二人と歌われたエンディング。
串田さんと宮内さんの歌声が収録されているカラオケ使われており、MoJoさんはご自身以外のパートは
お二人のパフォーマンスのモノマネをされる事で観客を和ませられていました。
・MoJoさん「宙明先生特集の最後は初めて歌わせてもらう歌をカバーしたいと思います。
もうあっちの世界に行かれちゃったけどスタジオミュージシャンの世界ではオレの先輩にあたります。
今日はその先輩への敬意を表して、初めて歌わせてもらいます『ああ電子戦隊デンジマン』」
13:ああ電子戦隊デンジマン/MoJo
宙明先生特集の最後はスーパー戦隊シリーズより故・成田賢さんが歌われた特撮「電子戦隊デンジマン」オープニング。
LANTERNでのMoJoさんのライブにもゲストで出演された成田さんの代表曲ともいえる本曲がまさかカバーされるとは。
成田さんの節回しを踏襲しつつ、しっかりと向き合うように歌われているMoJoさんのお姿が印象的で
後半で一部の歌詞を間違えてしまった際はとても悔しそうにされていました。
~休憩~
-MC-
宙明先生特集が終わりここで再度換気と休憩時間へ。
休憩時間中のMoJoさんはお衣装を半袖に替えられ、竹内さんと共に次のコーナーの為に用意をしつつ
アコギをつまびかれながらハーモニカも試しで吹かれたりしていました。
14:少年時代/とみたいちろう
-MC-
15:春夏秋冬/とみたいちろう
-MC-
後半はMoJoさんの弾き語りよるアコースティックコーナーから。
一曲目の選曲は歌番組「悩ベルSHOW特別編 脳ベルヒットスタジオSP#5」に出演された際に
出演者全員で歌われた井上陽水さんの代表曲の一つ「少年時代」。
8月も末という事で夏の名残りを感じながらMoJoさんの暖かみのある歌声に聞き入っていました。
陽水さんとの思い出をお話された後、「井上陽水さんといえばあーた泉谷しげるさんですよ」と
泉谷さんの代表曲の一つである「春夏秋冬」をMoJoさん独特の節回しを交えてご披露されました。
・泉谷さんと一時期同じエレックレコードのレーベルメイトだったのでよく一緒に行動していた。
・泉谷さんがバックバンドにつのだ☆ひろさん率いるスペースバンドを迎えライブをされていた頃に
MoJoさんも共に日本全国を周って泉谷さんの破天荒な姿を目の当たりにされていたとか。
・「ぉう、いちろう! メシ食ってんのか?」「いつでも減ってます」
・自宅ですき焼きをごちそうになる。いつもと違う泉谷さんを見る。
・MoJoさん「宙明先生との一曲目、初めての作品は『バトルフィーバー』でしたね。
そこから随分たくさん先生の曲を歌わせてもらいました。
そんな宙明先生へ贈るっていったらおこがましいですけど、
次は自分の最初のアルバム『Take 1』の一曲目に入っている『道』って曲をやります」
16:道/とみたいちろう
-MC-
続いてはとみたいちろうさんの1stアルバム「Take 1」の一曲目に収録されている「道」。
ゆったりとした曲調とどこか物悲し気な歌声な世界観の本曲はアコギ一本の弾き語りは更に魅力的。
とみたいちろうさんの楽曲の中でも大好きな曲なので久し振りに聞く事が出来て嬉しうございました。
・ここでMoJoさんが"とみたいちろうとBig Beat"というバンドを組んでいた際のベーシストであり、
毎回ソロライブではカラオケの音出し等の音響やその他諸々もスタッフとして担当されている
"シロヤギさん"こと八木徹さんをステージ招き入れお二人でのステージへ。
17:ライバル/とみたいちろう 八木徹
-MC-
ヤギさんのベースとカラオケで披露されたのはMoJoさんの富田伊知郎としてのオリジナル曲で
サッポロビール「びん生」のCMソング「風よロマンに針路を向けて」のカップリング「ライバル」。
躍動感あふれるMoJoさんの歌声の素敵さと共に今回はヤギさんのベースがよく聞こえるお席でしたので
いぶし銀なベースさばきをより明確に見聞きすることが出来ました。
18:星雲仮面マシンマン 2015ver./MoJo
19:OH! チャイルド/MoJo
20:電光アクションマシンマン/MoJo
ヤギさんが拍手で見送られ、ここからは再びカラオケによるステージ。
特撮「星雲仮面マシンマン」からオープニングと挿入歌を曲紹介のみを挟み連続でご披露。
オープニングのカラオケは前奏の煌く音色が特徴的な「星雲仮面マシンマン」のアルバムに収束の新緑版。
颯爽と頼もしいMoJoさんの歌声に観客も声が出せないながらも手振りで合いの手を添えた後は
MoJoさんが雄大な大空を飛ぶ真似をされながら「OH! チャイルド」でからりとさわやかに。
続く「電光アクション」では文字通りのパワフルに歌われつつ間奏では袖をめくり力こぶを披露されました。
~休憩~
-MC-
21:待っていたんだダイナマン/MoJo
-MC-
22:俺のハートは夢じかけ/MoJo
-MC-
23:ゴーゴーダイナロボ/MoJo
-MC-
最後のこまめな換気の為の休憩を挟み、最終ブロックへ。
「まだそんなに戦隊の歌をやってないね」とお話されスーパー戦隊の挿入歌を連続で。
まずは特撮「科学戦隊ダイナマン」より「待っていたんだダイナマン」では身体を左右に振りながら、
「俺のハートは夢じかけ」の「ジャンプ、ダッシュ、ファイトゴー」は躍動感ある振り付けを、
続く「ゴーゴーダイナロボ」では随所にロボット的な動きと三者三様のパフォーマンスで魅せられ、
ラストは圧巻の重厚なロングトーンを披露され観客の拍手を誘っていました。
・呑まないと声が伸びる。
・MoJoさん「ロボソンと言えば宙明先生にもロボットソングを作ってもらいましたね。
そうです! 『データスハイパー 天使と共に』!!!」
24:データスハイパー 天使と共に/MoJo
-MC-
25:二刀流! スーパーツーカイオー/MoJo
-MC-
特撮「天装戦隊ゴセイジャー」よりデータス&データスハイパーのテーマ「データスハイパー天使と共に」。
ソロとしては宙明先生と最後のタッグになった本曲。途中までは楽しくかっこよく歌われていましたが、
後半歌詞を間違えてしまい、とても悔しそうにされ、客席各テーブルに謝罪の礼をされていました。
続いては最新の戦隊ロボットソング特撮「機界戦隊ゼンカイジャー」より界賊合体スーパーツーカイオー。
「データス」での名誉挽回とばかりにド迫力の歌声を披露された後は観客から大きな拍手が贈られました。
・MoJoさん「ありがとうございます。なんか運動会で親に見守らているような感じがしました」
観客笑。
MoJoさん「でも楽しいですね。いつまでもロボソンを歌わせてもらいたいです」
・MoJoさん「一番新しい曲の後は、アニメとか特撮の歌を歌った一番最初の曲。
なんか今日は原点回帰っていうか、自分にとって初めての曲を選んでますね。
……まぁ、そういう歳になりましたからね」
26人生の停車駅/MoJo
-MC-
続いてはMoJoさんのアニメソングデビュー曲であるアニメ「銀河鉄道999」より「人生の停車駅」。
MoJoさんの落ち着いた静かに響く歌声はサビになるととても雄大なものになっていきました。
最後のサビの繰り返しは本来なら観客も一緒に歌い大合唱になるのですがご時世柄叶わず。
その変りにMoJoさんが胸を抑えながら「心で」と観客に投げ掛けられていました。
・MoJoさん「愛ある皆さんのおかげで今日も楽しく乗り切る事が出来ました! ありがとうございます!」
27:バトルフィーバーJ (1C)
~大戦隊ゴーグルV (1C)
~科学戦隊ダイナマン (1.5C)/MoJo
-MC-
ライブのラストはMoJoさんが歌われたスーパー戦隊シリーズのオープニングメドレー。
特撮「バトルフィーバーJ」オープニングでは観客は声は出せないものの、揃いの振り付けで一体感が生まれ、
続く特撮「大戦隊ゴーグルV」オープニングでも手拍子や身振り手振りでMoJoさんと共に盛り上がり、
最後の特撮「科学戦隊ダイナマン」のオープニング間奏ではそんな観客の様子を笑顔で見つめるMoJoさん。
-アンコール-
-MC-
・MoJoさんがLANTERNのスタッフの皆さんとヤギさんを紹介され、最後にご挨拶をされると
そのまま観客の拍手がアンコールを意味する手拍子へと変わっていきました。
・MoJoさん「MoJo Take 14、今からはじまります!!」
観客拍手。
MoJoさん「鍛えられるコーナーですね。アレですね? 『Gの6番』でよろしいですね!?」
28:炎神合体エンジンオーG6/MoJo
MoJoさんがお話終る前に流れ出したのは、比較的アンコールで披露される事が多い
スーパー戦隊シリーズ特撮「炎神戦隊ゴーオンジャー」より炎神合体エンジンオーG6のテーマ。
「酸欠ソング」と称される本曲は激しくテンポも速く文字通り酸欠をおこしそうな楽曲ですが、
MoJoさんはこれまで3時間以上ライブをされたと思えないほどにステージを動き回り、
激しいパフォーマンスで観客を盛り上げながら疾走感たっぷりに歌われていました。
・拍手の中、MoJoさんの「おしまいっ!」という一声でライブが終演になったと思いきや
観客有志によるMoJoさんの節目のお誕生日と来るべきデビュー50周年のサプライズを決行。
29:ハッピーバースデー (小声で)/観客
新型コロナウイスル感染予防の為、観客はなるべく小声での「ハッピーバスデー」が歌われ、
歌い終ると観客は直前に配布されたクラッカーを鳴らしてMoJoさんをお祝いされました。
・観客からMoJoさんへお祝いとして2つのプレゼントが贈られました。
MoJoさん「みなさん、気を使ってくれてありがとうございます。感激です!」
MoJoさんへ拍手が贈られる中、ステージの照明が暗くなり「MoJo Take 14 #1」は終演となりました。
今回はこの年の6月に亡くなられた渡辺宙明先生の特集が前半にたっぷりと設けられており、
ご自身が歌われた曲は硬軟織り交ぜられたバラエティ豊かな選曲ではなかなか聞けない楽曲であり、
「スーパーヒーロー作戦」のアルバムやLANTERNでのライブで歌われたカバー曲も披露に加え、
「ジローのギター」の様な歌以外でのカバー、「デンジマン」の初カバー等意表をつかれる選曲と
MoJoさんのライブでなければなかなか聞けない宙明先生の特集になったように感じました。
また、節目のお誕生日を迎えられた事もあり、ご自身のそれぞれのキャリアの中でも
最初に歌われた楽曲を多く聞く事が出来、原点回帰の趣も感じました。
そして節目のお年になられてもステージを動き回り激しいステージで魅せる力強さと
アコギやバラードで魅せる深みのある歌声に改めて感服するばかりでした。
MoJoさん、お誕生日おめでとうございます。
補足
・MoJoさんがステージで使用されているタオルはパンダ柄。
・これまであまりお話した事がなかったチャーリー・コーセイさんはイイ人。
・舞台袖でささきいさおさんに「『クイズ脳ベルSHOW』見たよ」と声をかけられる。
・共演された声優の松本梨香さんが喉のケアとして愛飲されている蜂蜜大根汁は効く。
・MoJoさん「オレが喉にいいと思うのは……ヘネシーとかターキーとか(※どちらもブランデー)」
観客笑。
MoJoさん「あとウナギとかね。梨もいいよな~」
・MoJoさん「『若さのフォーメーション』可愛い曲だよね。タンバリンが印象的なんだけど
やっぱり先生にとってタンバリンってこだわりのポイントだったのかな。
トラックダウンの時もそうとう気になるみたいでしたからね」
・アルバム「スーパーヒーロー作戦 ボーカルコレクション」での「キカイダー」のお話。
ザ☆カインズの貴日ワタリさんからの紹介で歌う事になったと記憶されており、
キーの設定がヒデさんはCm(Cマイナー)でしたがMoJoさんの時はDm(Dマイナー)になっていたとか。
・MoJoさん「だからこの前歌う時にヒデさんの感じを出すならDmで歌おうと思ったんですよ。
リハの前にCmかDmか確認しようと思ったんですけど、ちょっと面白いこと考えたんです。
バンドがどっちのキーか聞かないで、リハでバンドが出したキーで歌ってみようかなと。
そしたらあーた。Dmでしたね。……まぁそれだけの事なんですけど」
観客笑。
・たいらいさおさんはいい人。アニメソング業界はいい人ばかり。
・MoJoさん「クッシーと宮菌とはさ"魂の三兄弟"って事でよく楽屋が一緒になるんだけど、
楽屋で一番しゃべるのは誰だと思う? ………………まぁそういう事ですよ」
観客笑。
・筋力増強の為にオリジナルのトレーニングをされているMoJoさん。
ストイックに筋トレを行われている串田さんに腕の筋肉を褒められる。
・MoJoさん「先輩、歌ったよ!」
・MoJoさん「今回譜面とってみてわかったんだけど『デンジマン』って
サビが1番と2番で違うメロディなんだよね。この違いもわかっちゃうんですよ。
……だったら間違えるなって話だけどね」
観客笑。
・陽水さんとは山口県などでツーマンライブを行っていた事があり、
その際に楽屋でThe Beatlesの楽曲をセッションした事もあるそうです。
・陽水さん「とぉみたクゥン、びぃとるずスキィ?」
・MoJoさん「泉谷さんの場合、ギターは打楽器。ステージから楽屋に戻ったら弦が一本しかない」
・「道」は原曲そのままではなく一部サビが無くなっている等のアレンジが加えられていました。
・観客の目の前で軽やかにた~んをされるMoJoさん。
・MoJoさん「……まぁいったなぁ。誕生日近くにライブやるもんじゃあないなぁ……」
照れながらもしみじみとされているMoJoさんが印象的でした。