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スーパーロボット魂2022 ~stage terra~

22.4.30 Zepp Haneda

 

出演/水木一郎 堀江美都子 影山ヒロノブ MIQ

遠藤正明 アンディ小山

 

初参加/田村直美

 

司会/ショッカーO野

 

コーラス/アップルパイ(平山佳代子 杉山小絵子) ザ☆カインズ(貴日ワタリ 常見弘士 斉藤淳一)

 

演奏/SUPER ROBOT SPECIAL BND(G.松尾洋一 B.村上聖 Dr.岩田"GUNTA"康彦 Key.松原ひろし)

Z旗horns(Tr.阿久澤一哉 Tb.島田直道 Sax&Fl.町田長右衛門 Tr.Kenito) Pi.貴日ワタリ

熱き血が勇気に。

 

スーパーロボット魂。

1980年代後半から1990年代初頭にかけ、アニメ・特撮黎明期の作品の再評価やリメイクが続く中、

多くのロボットアニメが一堂に会するゲーム「スーパーロボット大戦」シリーズが80万本のヒット。

同時期に通信カラオケがブームから定着した娯楽へと変わった事で、人々が歌う事をより身近に感じる中、

1970年代を中心としたアニメソングをメタルアレンジにしたバンド企画ANIMETALが話題になり、

往年のアニメソング、特撮ソング自体にも注目が集まってきていました。

 

そういった動きの中、1997年にアルバム「スーパーロボット大戦 ボーカルコレクション ROBONATION'1」が発表。

 

「スーパーロボット大戦」に登場するロボットアニメの楽曲を新規歌唱・アレンジされた本アルバムは、

90年代のアニメソング界を語るうえで欠かせない方である作曲家のつのごうじさんをスーパーバイザーに迎え、

「スーパーロボット大戦」に登場する作品の曲を歌ってきた水木一郎さんとMIOさん(現MIQさん)に加え、

つのさんとのタッグで多くのアニメソングを歌われてきた影山ヒロノブさんが歌手として参加されました。

 

そのアルバムの大ヒットを受け、1997年8月17日に水木さん、影山さん、MIQさんに加え

司会にショッカーO野さん、声優の宮村優子さん、更にゲストに堀江美都子さん、作曲家の渡辺宙明先生を迎えて、

赤坂BLITZにてライブ「ROBONATION SUPER LIVE'97 summer」が開催されました。

 

「スーパーロボット大戦」に登場するロボットアニメを中心に、当時まだ未登場の作品の歌も織り交ぜた本ライブは

大規模編成のブラスバンドを演奏に展開され、文字通りの熱狂的な盛り上がりだったそうです。

 

現在はアニメソングのライブが数多く開催されていますが、当時、アニメソングを歌われた歌手の方々のソロライブ以外では、 

アニメソングライブといえばアニメ作品や出版社のイベントでの歌コーナーやファミリー向けのコンサートや一般的で、

ロックバンドのライブの様にアニメソングのみをライブハウスでスタンディングで楽しむライブというのはとても斬新で画期的であり、

また各レコード会社を複数またいで開催された事も含め、当時他に類を見ず、様々なファンを巻き込んで大反響を得たそうです。

 

多くの反響を受けて翌年1998年からライブはシリーズ化。それに伴いライブタイトルを「スーパーロボット魂」(通称SRS)に変更。

ライブスタイルも大規模なブラスバンド編成からロックバンド編成に変わり、より歌を聞かせる事に特化。

アニメソング界で活躍するベテランや若手の方々はもとより、表舞台に出る機会の少なかった方々が、

新旧問わず数々のロボットアニメや「スーパーロボット大戦」以外のゲームの楽曲なども披露されていきました。

 

ロボットアニメ以外にも特撮作品に特化した「スーパーヒーロー魂」、出演歌手が女性だけの「アニソン女子部」、 

アニメ・特撮・ゲームなんでもありの「スーパーアニソン魂」、メタルヒーローシリーズに特化した「メタルヒーロー魂」

スーパー戦隊シリーズに特化した「スーパー戦隊"魂"」など、特定のジャンルに特化した「魂ライブ」が次々と開催され、

更に「スーパーロボット魂」を主軸にして、数日間にわたり複数個所のライブハウスでアニメ、特撮、声優などの

ライブやイベントを開催するフェス「ANIME JAPAN FES」を開催するなど、一つの大きなムーヴメントを作り出してきました。

 

この大きなムーヴメントが一つのきっかけとなりアニメソングをライブ形式で楽しむ事がより一般化していき、

多くの歌手の方々のカムバックや新人の発掘などが行われ、現在の大規模アニメソングライブフェスの開催や、

アニメソング歌手を志す人口の増加などがありアニメソング業界がより活性化していったといっても過言ではないでしょう。 

 

そんな「スーパーロボット魂」が「ROBONATION SUPER LIVE'97」から数えて25年目を迎えました。おめでとうございます。

 

25周年の節目に「スーパーロボット魂2022 ~25th Anniversary~」と銘打って開催されたのが今回のライブです。

 

「スーパーロボット魂」として毎年、春に「春の陣」として東名阪ツアー、夏に「夏の陣」が開催されてきましたが、

2002年以降は春開催の「春の陣」東阪ツアーに一本化、2013年以降東京公演は二日間別々の公演が行われており、

更に2021年以降、ライブタイトルを一日目を「stage universe」、二日目を「stage terra」と題して開催されています。

 

一日目の今回はアニメ「マジンガーZ」シリーズを支柱に、便宜上所謂「スーパー系」と分類される作品や

「stage terra」という事で主に地球を舞台にした作品の歌が中心に披露されております。

 

出演者はスターティングメンバーである水木さん、堀江さん、MIQさん、影山さんを中心に、

上記の皆さん以外で最初に加わった出演者の一人である遠藤正明さん、久し振りのご出演となるアンディ小山さん。

更にアニメ「魔法騎士レイアース」の主題歌を歌われている田村直美さんが初出演。

 

そして水木さんは昨年、本ライブで声帯不全麻痺の影響でこれまで通りに歌う事が出来なくなり、

1年間リハビリを重ねながら徐々にステージに復帰されている中でのご出演でした。

 

2020年以降、世界規模で蔓延し続けている新型コロナウイルスの影響下もあり、今回も大阪公演は開催されず、

2022年になってもアニメ関係のライブやイベントが中止、延期、出演者の変更は今だにある中、

長年にわたり「スーパーロボット魂」を主催されている株式会社バースデーソングさんは

2020年夏より政府および東京都のガイドラインを規範に、感染拡大防止策を徹底して開催しております。

 

今回も動画配信プラットフォーム「CN Live Streaming」を使用して

会場に足を運ぶことができない国内外のファンへ向けてストリーミング配信され、

ライブ終了後の5月2日から5月8日までの期間限定でアーカイブ配信も行われました。

 

会場は2003年以降これまで「スーパーロボット魂」をはじめとした魂系ライブを多く開催してきた

東京お台場のZepp Tokyoが2022年1月1日に閉鎖された事に伴い、今回の公演から新天地、

羽田空港の近くの羽田イノベーションシティにあるライブハウスZepp Hanedaへ。

 

当時は政府より新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言は発令されておらず、

ワクチン接種者の増加等に伴って一日の感染者数も高止まりの状態で抑えられてきていたものの、

これまでのバースデーソングさんのライブ同様に感染対策を行っての開催でした。

我々が確認できただけでも以下の対応がされておりました。

 

 

●入場までの流れ

・これまで実施されてきた問診票から、チケットの半券に自身の名前と連絡先を記入する形式に変更。

・会場前の待機場所には半券に記入できなかった観客用のブースが設けられていました。

・コロナ禍のライブでは使用禁止になっていたコインロッカーですが、

 前日は使用可能になっていましたが、この日はロープが張られ使用禁止になっていました。

・整列時、待機時には適正な距離を保つことが出来る様に地面に一定間隔で目印が設けられていました。

 

●入場後の会場内の様子

・入場時はスタッフさんによる検温が行われ、スタッフさんにチケットを確認してもらい、

半券は観客が自分でもいで専用の箱で回収。ドリンクコインを交換。

・ドリンク代とドリンク交換用コインの交換は観客各自が行い、

カウンターに置かれた缶やボトルの中から、観客が自分で交換する段取りになっておりました。

・更にドリンク代は接触を避けるためSuica、PASUMO等の交通系ICでの会計が導入。

・除菌マットなどは設けられず、対策に多少の変化が見られました。

・Tシャツ等のライブグッズや出演者のCD等のグッズは、会場外の物販ブースに飛沫防止のシート等を設置して販売していました。

・出演者へのプレゼントや手紙などを入れるボックスなども設けられず、受付もされていませんでした。

・各種手続きから入場までの動線は複数ではなく一方向のみになってました。

・今回の客層の男女比が男性が多い為か、2か所ある女性用個室トイレの一つが男声用トイレになっていました。

・トイレの洗面台や出入口にはアルコール消毒スプレーが設置され、観客が気軽に使用可能。

・トイレ前には待機列用に適正な距離を保つことが出来るように床に一定間隔で目印が設けられていました。

・座席はひと席開けるなどの措置は取られず、コロナ禍前と同じものになっていました。

 

上記以外にも出演者の楽屋やバックヤードでも様々な所で対応がなされていると思われ、

2020年以来、ライブ開催に際して徹底してきた感染対策が多少緩和された印象はあったものの

宣言下ではないとはいえ、油断せずにライブを実現させようという思いの程が随所に伺えました。

 

ステージ後方に設けられたコーラスブースとホーン隊ブースには一人一人の間にアクリル板が設置されていたほか、

コーラスブースの前には演奏陣のブースがそれぞれ設置。

 

壁面にはでこぼこ波打った銀色の布が一面にはられ、更にその前面に左右に数本の帯状の幕が降りており、

中央には「25th Anniversary SRS2022 04249,0430@ZEPP HANEDA」のライブロゴが描かれた幕が掲げられていました。

ステージのすぐ前には撮影用のカメラが使用するレーンが床に設置されており、

カメラが移動するため、観客は最前列でもステージとは距離が保たれているようになっていました。

開演までの間には来場を感謝する旨のアナウンスと会場内の感染予防対策の紹介等が行われました。

 

-MC-

 

開演時間になると司会進行のショッカーO野さんがご登場。

 

・コロナ禍も三年目とはいえ、開演にあたって改めて感染予防対策の諸注意をアナウンス。

・ショッカーさん「なかなか大声をあげる事はまだ難しいですけど、少しずつ戻ってきております。

        昨日もそうですけど、今日も戻ってきているのをこれから実感してください」

・ショッカーさんの「スーパーロボット」を受け、観客が「スピリッツ」と返すお馴染みの掛け合いですが、

 この状況下なのでショッカーさんがお一人で両方をコールされ、観客は「スピリッツ」に合わせて手を挙げる特別版に。

 ショッカーさん「みなさん、準備はいいですかぁあ!!?」

 観客拍手。

 ショッカーさん「魂はァ燃えているかあああ」

 観客拍手。

 ショッカーさん「今日もとことん盛りあがろうぜぇ!!」

 観客拍手。 

 ショッカーさん「スゥーパーアーロォボォットォ!スピリィイイィイッツ!! はじまります!!」

 観客拍手。 

 

00:大破壊(M33)(海賊戦隊ゴーカイジャー) 

01:鋼の魂/水木一郎 影山ヒロノブ 堀江美都子 MIQ

-MC-

 

ショッカーさんが退場されるとオーバーチュアが流れる中でバンド、ホーン隊の皆さんがご登場され準備。

この時に流れていたオーバーチュアですが、後日配信されたアーカイブにて確認いたしました所、

映画「ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」より

BGM「大破壊(M33)(海賊戦隊ゴーカイジャー)」を少しアレンジしたものでした。

ステージ上が暗い中、オーバーチュアが流れる中、演奏陣の準備が整うと、

観客の拍手を受けながら水木さん、堀江さん、MIQさん、影山さんがゆっくりとご登場。

そろって片手を掲げて水木さんによる気合の第一声からゲーム「スーパーロボットスピリッツ」よりCMソング。 

本曲のオリジナルを歌われている水木さんと影山さんをメインに堀江さん、MIQさんが盤石の支えで参加。

コロナ禍前まで行われていた最後のサビ部分の特殊効果による爆発の演出も久し振りに行われました。

 

・ショッカーさんが合流され、改めて水木さん、堀江さん、MIQさん、影山さんをご紹介。

・MIQさん「今日はこんな素晴らしい先輩達に囲まれて、新人のつもりで一から新たに歌わせていただきます」

 影山さん「おぉう?」

 水木さん「でも昨日は一番先輩だったんでしょ?」

 MIQさん「昨日はねクッシーがいたのよ」 

・堀江さん「久し振りに会えたねーめちゃめちゃうれしい」

・影山さん「ボクは一番向こう人(MIQさん)の言ってることがわかんない」

 MIQさん「なぁに言ってるのよォ、こんな新人つかまえて」

 観客笑。

※ライブではたまに四人の間で一番の後輩は影山さんかMIQさんかが議題にあがる事があります。

・水木さん「ご無沙汰しております。今日は25周年ですから最後までよろしくお願いします」

 ショッカーさん「そうですよ。この4人からはじまったんですからね」

 水木さん「アナタも入れて5人で始まったんですよ」

・ここでオープニングブロックのトップを務める影山さんを残し、水木さん、堀江さん、MIQさんがご退場。

・影山さん「まだしゃべっていいんだぁ」

 ショッカーさん「いいよ。やっぱり25年続いても我々は永遠の若手、中堅ですからね」

 影山さん「そォこだよね。最高だよ。この先もずっとだよ」

 

02:魂のエヴォリューション/影山ヒロノブ

03:戦士よ、起ち上がれ!/遠藤正明

04:Coming Hey You/MIQ

05:鋼鉄のコックピット/堀江美都子

06:マジンカイザー (2C)/水木一郎

-MC-

07:CROSS FIGHT!/水木一郎 堀江美都子

-MC-

 

このブロックはアニメ「ビーストウォーズメタルス~超生命体トランスフォーマー~」初代オープニングからスタート。

影山さん独特の嘆きが入った歌声を披露された後は、遠藤正明さんのご登場でアニメ「魔装機神サイバスター」よりオープニング。

遠藤さんが悠々として風格を感じるステージを見せられた後は、MIQさんによる映画「ザブングル グラフィティ」より「Coming Hey You」。

格好良くもどこかさびし気な歌詞の本曲をMIQさんならではの優しくもどこか哀し気な歌声でパワフルにご披露。

続いては堀江さんのご登場でゲーム「スーパーロボット大戦α」よりグルンガスト弐式のテーマ。

凛としたたたずまいで颯爽と歌われる堀江さんはとてもかっこよく、久し振りに聞く事が出来て嬉しうございました。

続く水木さんはゲーム「スーパーロボット大戦F 完結編」で初登場した際に「ROBONATION SUPER LIVE'97 summer」で披露され、

その後、ラジオドラマ「マジンカイザー傳」のオープニングにもなった「マジンカイザー」。本曲も25周年。

水木さんは声帯不全麻痺の治療中の為、声の掠れは残るものの、歌う事への気迫を感じるステージでした。

ショッカーさんが合流され、堀江さんを呼びこまれ、続いてはOVA「破邪大星ダンガイオー」よりオープニング。

ライブでは観客が「CROSS FIGHT!」の投げ込みを行う事が通例だったのですが、ご時世柄難しい為、

堀江さんがメインで「CROSS FIGHT CROSS FIGHT!」と歌い、水木さんが投げ込みを担当されていました。

 

・堀江さんと水木さんが腕を組んで退場されるお姿を見送りながらショッカーさんがご登場。

・ここで初登場の田村直美さんを呼びこまれお二人でトーク。

・ショッカーさん「ずっとラブコールしてたんですけど、三年前にライブの楽屋で昨日活躍した福山芳樹さんに紹介していただいて」

 田村さん「そうなんですよねー」

 ショッカーさん「是非出て欲しいなんて言ってた所、あの番組が『スーパーロボット大戦』に参戦して」

 田村さん「あの番組がねー」

 ショッカーさん「これは出ていただかねばという事で今回念願でした」

 田村さん「うれしいです。そして福山さんありがとねー! 配信観てるー?」

 

08:ゆずれない願い/田村直美

-MC-

 

初登場の田村さん。一曲目はご自身の代表曲でもあるアニメ「魔法騎士レイアース」より初代オープニング。

田村さん独特の高揚感を誘う高音で滑らかに歌われていたのはもちろん、とても楽しそうなステージングでした。

更に照明が主人公三人のイメージからである、赤、青、緑を基調とされていたのも印象的でした。

 

・田村さんお一人でトーク。

・とにかくうれしい田村さん。

・田村さん「うれしいなーこんなことになってたんだーこんな楽しい事やってたんだー」

・生バンドに感激。バンドの皆さんの盤石の演奏ぶりにイベントの凄さを見る。

 

09:光と影を抱きしめたまま/田村直美

10:All You Need Is Love/田村直美

-MC-

 

続いて田村さんが歌われたのはアニメ「魔法騎士レイアース」より三代目オープニング。

穏やかな曲調を力強くも雄大に歌われた後はがらりと雰囲気が変わりOVA「レイアース」よりエンディング。

軽快なロックを弾けるように歌われ、サビではとても楽しそうに伸びやかな歌声を披露され、

後半の「Rainbow」ではアップルのお二人を背に女性三人で息を合わせて歌われているのも素敵。

最後にステージ上が暗くなり照明が赤、緑、青だけになったのには思わず声が漏れてしまいました。

 

・田村さんを見送りながらショッカーさんがご登場。

・ショッカーさん「さぁ、続いてはこの方も1998年の『スーパーロボット魂』から参加してくれています。

         "アニソン界の若獅子"は25年経っても若手なんです」

 観客笑。

 ショッカーさん「遠藤正明さん、えんちゃんの登場です!! 『勇者王誕生!』!!」

 

11:勇者王誕生!/遠藤正明

-MC-

12:ぜんぶ勇者が教えてくれた/遠藤正明

13:獅子の女王-ハイパー・モード-/MIQ

-MC-

14:ボルテスVの歌/MIQ

-MC-

 

「勇者シリーズ行きます!」と遠藤さんが登場され、放送25年目のアニメ「勇者王ガオガイガー」よりオープニング。

ステージ上を動き回りながら持ち前のパワフルさで歌われている遠藤さんはとても楽しそうでした。

照明が黄色やオレンジ、歌詞の「Gストーン」部分ではGストーンを思わせる緑色になっていたのも印象的。

「まだまだ勇者シリーズ行きます。そいじゃあ新曲歌っちゃおうじゃないのォう」とお話されて

この年い発売された「BRAVE Series 30th Anniversary OP & ED Blu-ray All Songs CD-BOX DX BRAVEST」収録の

勇者シリーズの30周年を記念して作成された記念ソング「ぜんぶ勇者が教えてくれた」を初披露。

ドラマチックな曲調を遠藤さんならではの柔軟さと快活さで明るくしなやかにに歌われた後は、

がらりと雰囲気が変わり、MIQさんのご登場でOVA「勇者王ガオガイガーFINAL」第7巻のエンディング。 

ゆったりとした曲調だからこそMIQさんの風格ある歌声をじっくり堪能でき、ただたたうっとりしていました。

MIQさんを見送りながらショッカーさんが登場され、アーカイブ配信などの案内をされて前半のラストへ。

前半のトリは堀江さんのご登場でアニメ「超電磁マシーン ボルテスV」よりオープニング。

勇ましい曲調はもちろんのこと、このご時勢下もあって、歌詞一語一句に感じ入る所があり、

堀江さんとカインズ、アップルの皆さんの声の重なりにカッコよさを感じつつぐっときておりました。

間奏では堀江さんがZ旗ホーン隊の皆さんとコーラスの皆さんを紹介されていたのも嬉しかったです。

 

・堀江さんを見送ってショッカーさんがご登場。

・ここで換気の為15分間の休憩時間に入る事がアナウンスされ休憩時間へ。

 

~休憩~

-MC-

 

休憩時間中は廊下やロビーへつながる扉が開けられる等、換気が行われていました。

 

・まもなく休憩時間が終了する旨がアナウンスされ、しばらくするとショッカーさんがご登場。

・ショッカーさん「後半はわりと飛ばします。いっきにいきますよ。だからボク、ほとんど出て来ませんからね」

 観客笑。

 ショッカーさん「後半はアンディ小山さんに登場して頂きます。『機甲創世記モスピーダ』主題歌

        『失われた伝説を求めて』」

 

15:失われた伝説を求めて/アンディ小山

-MC-

 

観客の拍手を受けながらアンディさんがゆっくりと登場され、アニメ「機甲創世記モスピーダ」オープニング。

最初は松原さんの穏やかなキーボードからアンディさんがサビ部分を裏声やアドリブを交えゆっくりと歌われ、

その後にオープニングの前奏が演奏されるというアレンジで、とても格好良くしびれるものがありました。

長身を活かしたダイナミックなアクションを織り交ぜながら独特の渋みの聞いた歌声を披露されていました。

 

・まずは流暢な英語でご挨拶され、紳士的な言葉選びと口調の日本語でご挨拶されたアンディさん。

・アンディさん「ここでお礼申し上げたいのはYouTubeで私の『失われた伝説を求めて』を多くの方が歌われ、

       その動画を拝見して大変感銘を受けております。当時、この曲をレコーディングした際は

       タケカワ(タケカワユキヒデさん)が作ったこの曲は僕にしてみれば少しキーが高く、

       今聞いてみると随分可愛らしい声に感じますが、それはそれとしてこれはこれとして。

       まあ、スタジオミュージャンですから。当時の僕のポリシーでしたしね」

・アンディさん「それでは『機甲創世記モスピーダ』のClosing Themeとなっております楽曲を

       今日は素敵なLadyと一緒に歌いたいと思います」

 

16:ブルー・レイン/アンディ小山 MIQ

-MC-

 

アンディさんの言葉をうけてMIQさんが合流され、アニメ「機甲創世記モスピーダ」エンディング。

お二人のアダルトな雰囲気溢れる歌声をたっぷりと堪能。長衛門さんのサックスソロにも酔いしれました。

お互いを見つめたり手を握りながら歌われるお二人のムードたっぷりパフォーマンスも必見でした。

 

・「ナイトクラブ羽田にご来店ありがとうございます」とショッカーさんが登場されてお二人をご紹介。

・5年ぶりのご登場となったアンディさん「こんなに若返っちゃってどうしようと思いました」

・ショッカーさん「みんな結構大人なんだけど『こういう大人になりたいなあ』って思っちゃうよね」

 観客拍手。

・アンディさんを拍手で見送りMIQさんとショッカーさんお二人でトーク。

・MIQさん「アンディさんのエスコートが素晴らしい。もうなすがまま」

17:不思議CALL ME/MIQ

-MC-

18:夢銀河/MIQ

-MC-

 

続いはMIQさんによるアニメ「星銃士ビスマルク」よりオープニング。どこか大人な雰囲気の楽曲が続きます。

MIQさんのしなやかな歌声とアップル、カインズの皆さんのハーモニーが合わさって幻想的な心地になります。

デビュー39周年期の現在から40周年への思いをお話された後は、同じく「ビスマルク」よりエンディング。

本曲はご自身で「MIQの曲の中でも一番女子っぽい曲」と話されているだけにMIQさんの可愛らしい歌声が味わえ、

サビ部分では手を左右に振る振り付けで一体感を楽しむ事が出来ました。MIQさんもとても楽しそう。

 

・MIQさんを見送りながら「マジンガーZ」のTシャツにお召し返されたショッカーさんがご登場。

・ショッカーさん「さあここからは一気にノンストップで行きます。前代未聞かもしれません」

 観客拍手。

 ショッカーさん「トップを飾っていただくのは水木一郎アニキ。今年50周年を迎える『珠玉のマジンガーメドレー』です」 

 

19:珠玉のマジンガーメドレー

Zのテーマ (1C)

~空飛ぶマジンガーZ (1C)

~わが友マジンガーZ (1C)/水木一郎

20:マジンガーエンジェルのうた/堀江美都子

21:FIRE WARS/JAM Project featuring 影山ヒロノブ

22:感じてKnight/ULTIMATE LAZY for MAZINGER featuring 影山ヒロノブ 遠藤正明

-MC-

 

ここからは2022年に誕生から50周年を迎えた「マジンガーZ」シリーズの記念コーナー。

まずは水木さんによるメドレーから。阿久澤さんにるトランペットソロも勇ましくアニメ「マジンガーZ」より挿入歌「Zのテーマ」。

水木さんは観客を見渡し笑顔を見せながらも眼光鋭く歌われ、続いても「マジンガーZ」より挿入歌であり

映画「マジンガーZ対デビルマン」のエンディングで映画「マジンガーZ対暗黒大将軍」のオープニング。 

ジェットスクランダーを装備して空を飛べるようになった喜びをアップルの皆さんのサポートで歌われた後は

貴日さんのピアニカ演奏から「マジンガーZ」の最終回「デスマッチ!! 甦れ我等のマジンガーZ!!」で流れた印象的な挿入歌。 

傷だらけながらも奮戦するマジンガーと兜甲児君をしっかりと歌われようとする水木さんが重なるようでした。

水木さんと入れ替わりでハイタッチされて登場された堀江さんが歌われるのは、漫画「マジンガーエンジェル」のイメージソング。 

勇ましくもどこかチャーミングな堀江さんのステージを楽しんだ後は、ガンタさんのドラムが勢いよく鳴らされ、影山さんがご登場。

発表から20周年を迎えたOVA「マジンカイザー」よりJAM Projectが手がけたオープニング。

重々しいラウドなロックをシャウトを交えつつパワフルに歌われる様子は影山さんの真骨頂にも感じました。

続いて影山さんが遠藤さんを招き入れ、アニメ「真マジンガー 衝撃! Z編 on television」より初代オープニング。

影山さんがボーカルを務めたバンドLAZYの「感じてナイト」を原曲に、「真マジンガー」の為、当時のLAZYのメンバーが

奥田民生さん、斉藤和義さん、JAM Projectの皆さんと共に再構築した本曲は、原曲より更に激しく重く。

影山さんがメインで歌われ、遠藤さんはコーラスや奥田さん、斉藤さんパートを主にご担当。

久し振りに聞く事が出来た事はもちろん、お二人が肩を寄せ合ったりしながら歌われる様子が見られた事や、

最後のサビ前に影山さんがギターの松尾さんやコーラスの皆さんを紹介されていたのがとても嬉しかったです。

 

・遠藤さん「まだまだ止まりませんよォ! NEXT SONG!! 『Can't Stop』」

 

23:Can't Stop/遠藤正明

24:HEATS 2021/影山ヒロノブ

25:TIME TO COME/MIQ

26:ダルタニアスの歌/堀江美都子

27:勇者はマジンガー/水木一郎

28:熱風! 疾風! サイバスター/水木一郎 影山ヒロノブ MIQ 堀江美都子

-MC-

 

「マジンガー」から「ゲッター」へ。影山さんを見送った遠藤さんによるゲーム「ゲッターロボ大決戦」よりオープニング。

遠藤さんは原曲のスマートな歌唱はそのままに、よりパワフルにより楽しそうに歌われていました。

再び影山さんが登場され、OVA「真(チェンジ!!)ゲッターロボ -地球最後の日-」二代目オープニングを

2021年にアニメ「ゲッターロボアーク」で三代目エンディングとして再録音再アレンジされたバージョン。

ムーヴメントの中で生まれた本曲も今や影山さんの代表曲の一つとなっており、観客の盛り上がりも盤石のものでした。

続いてはMIQさんによるゲーム「第4次スーパーロボット大戦」より「スーパロボット大戦」最初のボーカル曲「TIME TO COME」。

疾走感ある曲調とMIQさんの抜群の高揚感ある歌声ををホーン隊の皆さんのブラスが更に加速させていました。

そして堀江さんのご登場。がらりと曲調が変わって雄大な勇ましさが魅力のアニメ「未来ロボダルタニアス」よりオープニング。

優しさと気高さを感じる堀江さんの歌声を味わった後は、水木さんによるアニメ「グレートマジンガー」よりエンディング。

頼もしくも楽しい本曲を水木さんはアップル、カインズの皆さんの全面サポートを受けて歌われていました。

水木さんにお三方が呼びこまれ、ゲーム「魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL」より風の魔装機神・サイバスターのテーマを

アルバム「スーパーロボット大戦 ボーカルコレクション ROBONATION'1」で水木さんと影山さんがカバーされたアレンジ版。

水木さんがシャウトをされたり四人それぞれが目配せをされたり、演奏陣を盛り上げたりされながら披露。

今回の歌唱パート分けはどのバージョンとも異なり、水木さんをサポートする様なフォーメーションだったのも新鮮でした。

 

・ショッカーさんが合流され、改めて水木さん、堀江さん、MIQさん、影山さんをご紹介。

・ここでショッカーさんがバンド、ホーン隊の皆さん、コーラスの皆さんをお一人ずつご紹介されていきました。

・こんなに楽しいのに松尾さんが椅子に座って演奏しているのが不思議で仕方ない影山さん。

 ショッカーさんの紹介を受けて松尾さんが立たれると「ここで立つんかァい!」とツッコまれていました。

・いつもは紹介された時はトランペットをくるくる回すKenitoさんでしたが、今回は回さずショッカーさんに不思議がられていました。

 Z旗ホーンズとして全員が紹介された際に阿久澤さんとダブルでトランペットを回されており、

 ショッカーさんは「そこで回すんかい!! 失礼しました段取り壊しちゃって」とツッコみつつ謝られていました。

・トロンボーンはこれまでは尾崎泰輔さんが担当されましたが、今回はピンチヒッターとして島田直道さんがご担当。

・更にショッカーさんの「スーパーロボット魂」の掛け声で今回の出演者の皆さんがご登場。

 2020年の中頃以降、コロナ禍による制約の為、ラストに出演者の皆さんを全員ステージに呼びこむ事が出来なかったのですが、

 徐々に制約が無くなっていき、今回から解禁となりました。

・さらにここ数年出来なかった出演者の皆様おひとりづつコメントも解禁。

 皆様それぞれに今回のライブの感想をお話されていました。

 

・最後の曲へ行こうとした所、ショッカーさんが目に涙を溜めながら進行されている様子を見て堀江さんがもらい泣き。

 影山さん「なんで堀江さんに火をつけんだよぉ!」

 ショッカーさん「そういってる影ちゃんだって目ぇうるませてんじゃんよ!」

 影山さん「オレのは花粉症だよぉ!」

 ショッカーさん「みんな涙腺が弱いお年頃なんですよ!」

 観客拍手。

 

29:マジンガーZ (21st century ver.)/水木一郎 堀江美都子 影山ヒロノブ MIQ

          遠藤正明 アンディ小山 田村直美 ショッカーO野

 

「スーパーロボット魂2022 ~stage terra~」のラストはアニメ「マジンガーZ」オープニングの2006年アレンジ版。

水木さんの無言の指名で前奏の「マジンゴー!」は影山さんがご担当。

水木さんは伸ばすように合図し、良い頃合いの所で「ゴー!」のキューを出されていました。

一番の前半をは水木さんがソロで歌われ、後半以降は出演者の皆さんが一緒に歌われていました。

前日に引き続きご時勢柄しばらく行われなかったステージの特殊効果であるテープが勢いよく飛び出すキャノン砲も復活。

曲のラストには金と赤のテープが飛び出されていました。

 

・25周年節目の締めくくりとして出演者全員でおめでたい「三本締めZ」を行う事に。

・ショッカーさん「ご存知ない方いらっしゃいますか? 大丈夫ですね? それではみなさん"ご唱和ください"ですか?」

 水木さん「そうそう! ご唱和ください!」

 観客笑。

 遠藤さんを見つめる水木さんとショッカーさん。

※遠藤さんが歌われた特撮「ウルトラマンZ」のオープニング名は「ご唱和ください我の名を!」。

 ショッカーさんはそのタイトル名にひっかけて遠藤さんを見つめたので観客の笑いを誘っていました。

30:三本締めZ

-MC-

 

ムーヴメントの25周年と「スーパーロボット魂2022」が無事に千穐楽を迎えた事を祝し、

水木さんのマイクを通さない地声での挨拶と音頭から、おめでたい「三本締めZ」が行われました。

観客は声が出せない為、合いの手はステージ上の出演者の皆さんが行われました。

 

・拍手の中、ショッカーさんに紹介されて出演者の皆さんがお一人ずつご退場。

・最後はショッカーさんのご提案で水木さん、堀江さん、MIQさん、影山さんが一緒にご退場。

・退場される直前に水木さんの合図で4人で「愛してるゼェエエット!!」とポーズをとられていました。

 

・4人を見送ったショッカーさんから夏の「ANIME JAPAN FES」の東京公演開催、

 そして3年ぶりとなる大阪公演の復活が改めて発表されました。

・これからも一緒にムーヴメントを楽しむ事が出来るようにという願いを込めて

 ショッカーさんと観客と約束の「スーパーロボットスピリッツ」の掛け合い特別版が行われ、

 観客の拍手でショッカーさんが退場されて行きました。

 

その後すぐにスタッフさんによる規制退場のアナウンスが行われていき

「スーパーロボット魂2022 ~stage terra~」は終演となりました。

 

ムーヴメント25周年目の二日目は、00年代から90年代、80年代と年代を遡るように披露されていき、

クライマックスは「スーパーロボット魂」の主柱である「マジンガー」シリーズ50周年記念コーナーというラインナップ。

出演者の皆さんのほとんどが初めてだったり久しぶりに歌われる楽曲を一曲は披露されていた事に加え

「stage terra」というタイトルのとおりに、かつて地球と呼ばれた惑星エネルゴアや惑星ゾラを通りセフィーロ経由の

木星を交え光子力とゲッター線の渦巻く地球へ降下していくようなライブ自体にどこかストーリーを感じました。

前日に引き続きラストの出演者全員のコメントを聞く事が出来たり、火薬の爆発や特殊効果のキャノン砲が復活したりと

コロナ禍前まで普通に行われていたことが少しずつ戻ってきているのも有難いものがありました。

 

「スーパーロボット魂」をはじめとしたムーヴメントの25年を支え続けた来られた座長である水木さんも

昨年発症された声帯不全麻痺の影響で高音部分などの歌声のかすれ等は未だに残ってはいましたが、

話し声は発症前に戻りつつあり、血色も1年前の5月頃と比べると格段に回復されている印象。

療養中に負傷され、リハビリ中であるという脚の運びも少しずつではありますが戻られている様子でした。

まだまだ完全復帰とまではいかない事はおそらくご自身が一番感じていらっしゃる事だと思われますので、

ご無理なさらずにじっくりと養生なさっていただければと思っております。

 

「ROBONATION」からムーヴメントがはじまって25年。アニメソングを巡る環境も大きく変わりましたし、

25年の間にアニメソングのライブやイベントは数多く生まれ、消えていっております。

その中でロボットソングに特化したライブという強みと独自性はその後に派生した「魂ライブ」にも受け継がれ

それぞれが一貫したコンセプトの元に様々な可能性を取り入れる柔軟性を持って継続していく事で

各ライブ共、主な出演者の皆さんがご健在でありながら、歴史を作られてきたベテランの歌手の方々、

これから新しい時代を作られる新人の歌手の方々と様々な方々が仲間入りする事で更に層の厚さが生まれ、

多くのファンの信頼を勝ち取り、今も根強く支持されているのではないかと思われます。

これからも歴史を讃え、時代に挑みながら進化していくムーヴメントを楽しませていただきたいと思います。

 

「スーパーロボット魂」25周年おめでとうございます。

 

 

補足

 

・ショッカーさん「爆発も帰ってきましたよ!」

 影山さん「ちょっとビビった」

 水木さん「わかってたんだけど、久し振りだから身構えちゃった」

 影山さん「来るよね? 歌うの忘れるくらいだもん。こうなっちゃうもん。(身をすぼめる影山さん)」

 堀江さん「こうなってもいいから歌おうよ」

 観客笑。

 

・ショッカーさん「あれから25年ですよ」

 水木さん「そうだよなぁ25年経ったんだよなぁ。経った?」

 MIQさん「経った経った。アニキこそ25年経ったように見えないけど」

 

・ショッカーさん「オープニングのトップバッターは影ちゃん!!」

 影山さん「(MIQさんを指さし)思い知れっ!! ナハハハ」

 

・「ROBONATOION」で水木さんの「アニキ」という愛称が誕生して25周年。

 それまでTBSラジオで放送されていた関根勤さんと小堺一幾さんによる番組「コサキンDEワァオ!」で

 水木さんのことを「アニィ」を呼ばれたり、同義語の相性で呼ばれ親しまれていましたが、

 「ROBONATOION」においてショッカーさんの提案で「アニキ」に一本化し現在に至ります。

 

・「勇者王誕生!」のラストでバングルをステージ高く飛ばしてしまった遠藤さん。

 

・ショッカーさんが田村さんをお誘いしたのは、おそらく2019年2月3日に行われた

 「福山芳樹×サイキックラバー×田村直美 MOJOST presents Rock the Anison 2019」の楽屋。

 

・前日の「スーパーロボット魂2022 ~stage universe~」をライブ配信でご覧になっていた田村さん。

 

・ショッカーさん曰く、「今でいうと次元大介とアクション仮面とマスオさんが合体するのが『レイアース』」。

 

・「スーパーロボット魂」に出演しないと春が締まらない遠藤さん。

 

・「みえるだろうバイストンウェル」と「勇者はマジンガー」と両日共、

 ソロパートのラストがエンディング曲というのも趣がございました。

 

・「鋼の魂」は影山さん、「サイバスター」は堀江さんとMIQさんがそれぞれ曲の締めを担当されました。

 

・ショッカーさんに眼鏡っ子が定着してきたと言われる杉山さん。同じく眼鏡をかけている貴日さん。

 ショッカーさん「貴日さんはもうずっと眼鏡してますからね」

 影山さん「まるで顔の一部やもんな」

 ショッカーさん「このひと言でCMを思い出す人は昭和の人です」

 観客笑。 

 

・遠藤さん「25周年ということで来年の26年目も……」

 影山さん「節目ね」

 遠藤さん「節目の26周年も参加できるように頑張りたいと思います」

 観客笑。

 

・影山さん「アニキとねえさんが作ってきたこのファミリーが大好きです!!」

 

・MIQさん「昨日も最高で今日はベテランの余裕があって二つの楽しみがありました」

 

・堀江さん「今日は最初4人で出た時に『あぁやっと4人で歌える』って泣きそうになっちゃいました」

 一昨年は影山さん不在&堀江さん急病、昨年は堀江さん怪我&水木さん発症直後でした。

 

・水木さん「本当は自分は拍手をもらえる歌手じゃないけど25周年続けられたのは嬉しいですね。

     この節目の年にもっときっちりと歌えればよかったんですけど、仕方がない事なので

     来年はもっとしっかりと治して歌いたいと思います」

 

・ショッカーさん「ラストといえばアニキ」

 水木さん「これかい? (Zを描く水木さん)」

 観客拍手。

 水木さん「もう影ちゃんも遠藤も、Z旗も"Z"だから神経質になっちゃってね。ウクライナの件で。

でも大丈夫ですよ。オレが週刊文春のインタビューで守りました大いに"Z"って言っていいですよ」

 ショッカーさん「今、若者たちをZ世代っていいますけど、むしろ我々がZ世代ですよね」 

 観客拍手。

※当時、ロシアによるウクライナ侵攻が世界的に注目、問題視されており、

「Z」マークがロシア側の支持者の象徴になっていた事もあり、「Z」をロゴに用いた企業がロゴを変更したりする中、

水木さんは週刊誌「週刊文春」のインタビューを受け、「Z」の自粛や見直しをするかという問いに対して

「歌に込められた平和への祈りや正義の心をこれまで通り歌うことに変わりありません」と否定。

間接的にアニメ「DRAGON BALL Z」を歌われている影山さんや特撮「ウルトラマンZ」を歌われている遠藤さん、

バンド名に「Z」を冠しているZ旗/ZETKIの皆さんへ対しての世論の防波堤になられた形になりました。

 

・ちなみに今回の「スーパーロボット魂2022」の二日間はライブ終了後からアーカイブ配信を実施。

 権利関係の都合上、一日目は「Z・刻をこえて」「星空のBelieve」の二曲がカットされていたものの、

 配信視聴者の声を受けてか、これまでのアーカイブ配信と比べると格段に配信期間が伸び、

 数日後の2日から8日までの期間アーカイブ配信として楽しむ事が出来ました。

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