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MoJo Take 13 #2

22.4.23 ライブハウス LANTERN

 

出演/MoJo

 

演奏/カラオケ Ag.MoJo Ba.八木徹

 

スーパー戦隊シリーズを代表格に多くのアニメソングを歌われているMoJoさん。

アニメや特撮、漫画、ゲームの歌等などを歌われる際は"MoJo"、

ご自身の出自であるフォークソングをはじめとしたオリジナルソングは"とみたいちろう"、

CMソング等のスタジオワークや作詞作曲などの作家としては本名の"富田伊知郎"と

それぞれのジャンルでいくつもの名前で活動されていらっしゃいますが、

そんな多岐にわたるMoJoさんのキャリアをアニメソングを中心に堪能できるのが

ご自身のソロライブ「Take」シリーズです。

 

前身のソロライブ「☆MoJo Zone」シリーズから現行の「Take」シリーズに至るまで

ご自身のホームグラウンドとされているライブハウスLANTERNにおいて

アニメソングはもちろん、CMソングやオリジナルソングも披露されるほか、

未発表のオリジナルソングやアニメ、特撮、洋楽、邦楽問わず様々なカバー曲等も織り交ぜ

毎回約三時間、のべ30曲ほどを時にパワフルに時にアットホームに披露されています。

 

例年は1年の中で3、4回程開催されておりましたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受け、

2020年3月開催予定だった「MoJo Take 12」が中止になって以降、開催は見送られておりましたが、

2021年12月に感染状況を鑑み収容人数を従来の60人から半分の30人以下とする代わりに

12月11日に「#1」、一週間後の18日に「#2」と二回に分けての二年ぶりにライブが再開されました。

 

「MoJo Take 12」から5ヶ月後、2022年初のライブ「MoJo Take 13」が開催されました。

今回も感染対策として一ヶ月のうちに「#1」「#2」に分けて開催され今回は「#2」のレポートです。

 

会場は前途のライブハウス LANTERN。

東京都の渋谷にある井の頭線神泉駅のすぐ近くにある老舗のライブハウスです。

MoJoさんのWEBサイトにはライブに来場するにあたり感染予防への協力が呼び掛けられており、

当日はスタッフやLANTERNの皆さんもマスクを常時着用してそれぞれの作業をされており、

観客も会場に入場する前には受付時に手指の消毒と検温が行われました。

 

入場すると客数を通常のライブの半分強に限定している関係で、

テーブルの配置はこれまでのライブと同じながら、テーブル毎に配置されている椅子の数は少なくなっていました。

 

会場のLANTERNさんは日本でも有数のThe Beatlesファンが集まるライブハウス。

その為、開演までの間はBGMとしてThe Beatlesの楽曲が流れる事が多いのですが、

今回は「ライバル」「WE ARE SUPER SOUL DINAMAN BROTHERS(スーパーソウルダイナマンブラザースのテーマ)」

「河向こうの日々」「Bitter sweet memory」「Stars Falling on」「ホーボーズデキシーブルース」など

MoJoさんがとみたいちろうとしてのオリジナルソングが流れており、特に「ライバル」以外の近年の楽曲は

ライブで披露される事はあってもレコード化もCD化もされていない為とても貴重なBGMでした。

 

観客が入場していく中、MoJoさんは既にステージでスタンバイ。

アコースティックギターを携えBGMに合わせて爪弾かれたり、カズーを吹いたりしていました。

また当日の気温が25℃以上の夏のような暑さだったため、観客にエアコンのきき具合を尋ねつつ

「暑くない? エアコンの温度を上げましょうか?」と冗談を言って観客を和ませていました。

 

・観客の入場も終了し、そろそろ開演という頃合いになるとまずはMoJoさんからご挨拶。

 MoJoさん「皆さん今日は暑い中ありがとうございます。人数制限して申し訳ないですけど、

       気をつけてやっていきますんでよろしくお願いします」

 観客拍手。

 MoJoさん「『#1』の時にはなかったんですけど、時間があったのでライブのジングルを作ってきました。

      今日はそのジングルを流してからはじめたいと思います。『MoJo ~Take 13 #2~』スタートです!」

 

01:MoJo ~Take 13 #2~のジングル/SE

 

MoJoさんの合図で流れたのはウクレレの音色によるハワイアンな雰囲気が印象的なジングル。

以前、MoJoさんの公式サイト「mojo web」内で聞く事が出来たオリジナル曲「see you!」の歌詞を今回版に変えたもので

暑かった当日にぴったりのトロピカルさ。MoJoさんはジングルに合わせてフラダンスを少しだけ踊られていました。

 

02:バトルフィーバーJ/MoJo

-MC-

03:明日の戦士たち/MoJo

-MC-

 

ジングルに続いて流れたのはスーパー戦隊シリーズより特撮「バトルフィーバーJ」オープニング。

ライブでは観客の合唱や合いの手が沢山入る楽曲ですが、今回はご時世柄発声出来ない分、

MoJoさんの快活な歌声に合わせて観客は手拍子や振り付けで一体感を作りだしていました。

「最近歌っていなかったかな」とお話され歌われたのは同じく「バトルフィーバーJ」より挿入歌。

観客を見渡しながら一人一人に投げ掛けるように歌われているMoJoさんが印象的でした。

 

・MoJoさん「『#1』ではオープニングを意表をついた選曲にしたんですけど、今回はオーソドックスに。

なぜかというと、あの時、つなげなくて良い曲を3曲メドレーにしたんで

ゼーゼーいったんですよ。3曲とも変なヤツが作曲したからなんですよね」

※「#1」では漫画「超人ロック」のイメージアルバム「超人ロック ~コズミック・ゲーム」の楽曲のメドレーがオープニング。

どの曲もMoJoさんが富田伊知郎さんとして作曲されている楽曲でした。

 

04:大戦隊ゴーグルV/MoJo

05:フラッシュ! ゴーグルV/MoJo

-MC-

06:スーパーダイナマイト/MoJo

-MC-

07:エンドレスウェイ/MoJo

 

続いてもスーパー戦隊シリーズより特撮「大戦隊ゴーグルV」オープニング、挿入歌を連続で。

オープニング「ゴーグルV」ではMoJoさんの生き生きとした小気味よい歌声が楽しく頼もしく、

勢いそのままに披露された「フラッシュ!」ではきりりとした歌声とシャープなアクションが魅力。

スーパー戦隊シリーズ続いては特撮「科学戦隊ダイナマン」より挿入歌を2曲連続で。

久々に歌われた「スーパーダイナマイト」ではMoJoさんならではの迫力のタフな歌声を味わった後は

「次の曲で換気タイムですけど、ライブはエンドレスです」とお話され「エンドレスウェイ」へ。

ラストの「この道を」では身体を大きくそらして圧巻のロングトーンを披露され拍手が起こりました。

~休憩~

-MC-

 

ここでこまめな換気をすべく休憩時間へ。休憩中は会場の出入り口の扉は終始空いていました。

BGMとしてとみたいちろうさんとしてのアルバム「STEP TO MY WAY」の「MY HONEY BABY」などが流れる中、

10分ほど経過し、ほどよく換気が終わるとMoJoさんがご登場。

MoJoさんが"とみたいちろうとBig Beat"というバンドを組んでいた際のベーシストであり、

毎回ソロライブではカラオケの音出し等の音響やその他諸々もスタッフとして担当されている

"シロヤギさん"こと八木徹さんにジングルを流すように促しライブ再開。

 

08:MoJo ~Take 13 #2~のジングル/SE

09:光速電神アルベガス/MoJo

-MC-

10:若さのフォーメーション/MoJo

-MC-

 

ジングルに続いてはアニメコーナー。アニメ「光速電神アルベガス」オープニングとエンディング

オープニング「アルベガス」はMoJoさんのパワフルな歌声とパフォーマンスが間近で味わえますが、

今回は客席のすぐ前、一番エアコンが当たる涼しい所で涼をとりながら歌われる場面もありました。

エンディング「若さのフォーメーション」は「かわいい歌だよね」と話され楽しそうに歌われており、

 

・MoJoさん「みんなも心で歌ってるよね。聞こえてるよ。なんであっち側ばっかり行ってるかってね、

      あそこはね、風当たりがいいんですよ。冷やしに行ってるんです」

 観客笑。

 MoJoさん「Cテーブルの前は……Coolですからね。……英語のジョークはわからないかな?

      ゴメンね、ニューヨークが長かったもんだからね」

・お花が大好きでガーデニングもされているMoJoさん。

・ヴィオラという花はあるのにバイオリンやコントラバスという花はないのかしら。

・ヴィオラはハ音記号。ハ音記号はやりづらい。

・MoJoさん「ハ音記号とかは貴日くん(※貴日ワタリさん。ザ☆カインズのリーダー)とか好きだと思うね。

      貴日くんって頭いいんだよ。前に貴日くんと渡辺宙明先生とがお話してるのを聞いたんだけど

      専門的な話になっちゃうんだけど、コンディミニッシュコードっていうのがあって、

      ディミニッシュコードにディミニッシュコードを重ねる事でけったいな音を生みだすんですよ。

      その辺のお話をされていて、『何で二人はこんな凄い事を思いつくんだろう』と思いました。

      それで家に帰って二人が話していたのを密かに試してみたりして。気味悪いんですよその曲調が」

 観客笑。

 MoJoさん「でもね、そういう気味悪さや妖気的な曲調って劇伴をやる場合、必要になってくるんですね」

 

11:戦いに赴く前に

-MC-

 

宙明先生の話題が出たという事で続いてもアニメ「光速電神アルベガス」より人気の高い挿入歌。

シリアスに歌われたMoJoさんでしたが、途中でヤギさんに向かって何やら指示をされる場面もありました。

11.4:MoJo ~Take 13 #2~のジングル

11.8:戦いに赴く前に

-MC-

 

どうやらカラオケの音で出ていないチャンネルがあったらしく、一旦退場されヤギさんとお話。

再びステージに登場され、音が正常に出ているかを確認する為、ジングルと「戦いに赴く前に」を流す事に。 

「戦いに赴く前に」を歌いながら音を確認されていましたが、再度退場され調整が行われました。

 

14:若き旅人 2015ver./MoJo

-MC-

15:おれは釣りキチ三平だ 2015ver./MoJo

-MC-

 

調整が終了し、アニメコーナー再開。続いてはアニメ「釣キチ三平」オープニングとエンディングを

2015年に豊丸産業がリリースしたパチンコ機「CR 釣キチ三平」版のカラオケで。

「若き旅人」は歌詞を噛みしめつつ伸びやかなMoJoさんの歌声に雄大さを感じながらじっくり聞き入り、

「おれは釣りキチ三平だ」では観客の手拍子の中、軽快にご陽気な歌声を披露され、

「持ち歌がこういう曲ばかりだったら1000曲くらい歌えるよね」と笑顔でお話されていました。

 

・MoJoさん「アニメコーナーの最後の曲は菊池俊輔先生が書いてくださいましたね。

久々に歌うからもしかしたらお馴染みないかもしれませんけど聞いてくださいね」

16:超空戦隊スターレンジャー/MoJo

 

前半とアニメコーナーのラストはアニメ「無敵看板娘」より劇中作「超空戦隊スターレンジャー」のテーマ。

MoJoさんのはつらつとした頼もしい歌声が魅力の本曲ですが、近年ライブで聞ける機会が少なかっただけに

今回久し振りに聞く事が出来てとても嬉しうございました。

~休憩~

-MC-

 

ここで再び換気と休憩時間へ。 休憩時間中のMoJoさんは再度音の調整をされていたり

スタッフの竹内光男さんと共に次のコーナーの為にアコギや譜面台を用意されていました。

この時の休憩時間中もMoJoさんが歌われたり手がけられた楽曲がBGMとして流れていました。

 

BGMの中でMoJoさんが歌われた楽曲では「あそびうた大作戦シリーズ」の「じしゃくマンはくっつくぞ」や

佐藤允彦さんがアレンジされたという「ソーラン節」、ゲーム機「セガ サターン」のCMソング「セガサターン、シロ!」、

MoJoさんが手がけられた楽曲では、氷川きよしさん版の焼酎「大五郎」CMソング「俺とおまえと大五郎」や

宝田明さん版の大日本除虫菊(キンチョー)の入浴剤「音浴湯」CMソング、

小林旭さんのアサヒビール「アサヒカクテルパートナー」CMソング「自動車ショー歌」の替歌「カクテルショー歌」、

谷啓さんのライオン入れ歯洗浄剤「スピーデント」CMソング、タモリさんによる佐藤製薬「ユンケル黄帝液」CMソング

市原悦子さんによるトヨタ自動車「デュエット フタ篇」CMソング、三波春夫さんによるとしまえん「とし博」CMソングなどなど、

これまでのLANTERNのライブでもBGMとしてなかなか聞けないような楽曲が流れていました。

特に手がけられた楽曲群は90年代に作られたものばかりで個人的にどの曲も記憶にあり、

とても懐かしかったと共に、どれもMoJoさんが手がけられた曲という事に感嘆いたしました。

17:MoJo ~Take 13 #2~のジングル/SE

-MC-

18:What a Wonderful World (この素晴らしき世界)/MoJo

-MC-

 

諸々の準備が整った頃合いでジングルが流れ、後半はアコギコーナーからスタート。

MoJoさんが「予定したのと違う曲から入ろうと思います」と話されて弾き語りされたのは

"Satchmo"ルイ・アームストロング (Louis Armstrong)の代表曲「この素晴らしき世界」。

MoJoさんの優しい歌いぶりとアコギ一本ならではの温かさ素朴さでとても穏やかな後半の幕開けでした。

 

・ここでヤギさんをステージに招き入れお二人でセッション。

・ヤギさんがベースのチューニング中をされる際にアコギを弾きキーの指標をされていたものの、

 途中からジャカジャカと惹く事でヤギさんの邪魔をするというイタズラされるMoJoさん。

19:The Esper Has Blue Hair (青い髪のエスパー)/MoJo 八木徹

-MC-

 

ヤギさんのベースがテンポよく鳴らされる中、MoJoさんのアコギが合わさりはじまったのは

漫画「超人ロック~ ロード・レオン~」イメージアルバムより「The Esper Has Blue Hair」。 

「ヤギさんのおハコ」とMoJoさんが称される本曲ではヤギさんのベースラインがとても心地よく、

MoJoさんのシャープな歌声も相まってとても大人な雰囲気が漂うセッションでした。

 

・拍手の中、ヤギさんが退場され、MoJoさんもアコギを置かれここからはとみたいちろう/富田伊知郎コーナー。

・MoJoさんが最近気になっているのは芸能事務所であり通信販売事業やコンサートも行う企業

 株式会社夢グループの石田重廣社長と夢グループの通信販売のCM。

・MoJoさん「社長が独特の喋り方だよね。『わったわんだふるわーるどです』とか

      『とみたくんをお買い上げの方にもじょがついてきます』みたいな感じだよね」

 観客笑。

 MoJoさん「ああいうCMの音楽やってみたいなぁ」

 

20:煙草の煙/とみたいちろう

-MC-

 

とみたちろう/富田伊知郎コーナーはMoJoさんが三保敬太郎さんとともに音楽を手がけられた

鈴木清順監督の映画「悲愁物語」の主題歌「戻っておくれ」こと「煙草の煙」から。

ピアノメインのシンプルなカラオケなので躍動感ある序盤や後半のささやくようなアドリブなど

MoJoさんののびやかな歌いぶりを存分に堪能する事が出来ました。

 

・MoJoさん「タバコを吸わないのに『煙草の煙』を歌いました。昔っぽっく歌うと照れるね」

・今回のライブから数日前にご友人のシンガーソングライター佐藤龍一さんの誘いを受け

 ライブ「佐藤龍一& The Dragon」にとみたいちろうとしてゲスト出演されたMoJoさん。

・MoJoさん「それでライブの時にちょっと龍と話してたんだけど、

      "千葉の天才"ソウル1号佐藤龍一と"千葉の凡才"ソウル2号とみたいちろう君で

      SUPER SOUL DINAMAN BROTHERSから改めSUPER SOUL BROTHERSとして一緒にやろうと思います。

      今度ライブやろうかって話になってるんで、そのうちご案内しますね」

・佐藤さんとMoJoさんは2007年にSUPER SOUL DINAMAN BROTHERS(S.S.D.B)というユニットを結成。

 一緒に楽曲を作られたり、ライブにも出演されたりしていましたが、活動休止状態でした。

 

21:Bitter sweet memory/とみたいちろう

-MC-

 

SUPER SOUL DINAMAN BROTHERSの楽曲からMoJoさんが作られた「Bitter sweet memory」。

文字通り甘くてほろ苦い思い出を歌った本曲はせつないMoJoさんの歌声が印象的。

アニメや特撮の楽曲を歌われる際とはまたちがった表情のMoJoさんを味わえました。

 

・MoJoさん「次の曲は久しぶりに歌いますね。この曲はですねあーた。そうなんですよあーた。

      パチンコの『ゴーケンオー』という機種がありまして、その中の曲なんです。

      とみたいちろうコーナーの最後にその曲を聞いてください」

 

22:さらば友よ/MoJo

-MC-

 

とみたいちろう/富田伊知郎コーナーラストはパチンコ「回胴合体ゴーケンオーV」より「さらば友よ」。

本曲が聞けるのもとても久し振りで嬉しく。MoJoさんの哀愁を感じる渋く野太い低音はとても心地よく、

最後の「ゴーケンオー」でのロングトーンは重低音の中にとても情緒を感じて素敵でした。

 

・MoJoさん「次は久しぶりにカバーコーナーをやってみようと思います」

 観客拍手。

 MoJoさん「今回は好きな曲を三曲ほど集めました。みなさんも心の中で歌ってみてください」

 

23:おれが正義だ! ジャスピオン/MoJo

-MC-

24:あしたのジョー~美しき狼たち~/MoJo

-MC-

25:ゼッコーチョー!/MoJo

 

久し振りのカバーコーナーまずはメタルヒーローより特撮「巨獣特捜ジャスピオン」オープニング。

MoJoさんはとても楽しそうに瑞々しさとパワフルさが合わさった歌声を披露された後は

がらりと雰囲気がかわって映画「あしたのジョー」オープニング。

MoJoさんも「とっても好きな曲」と話され曲の世界をしみじみと噛みしめながら歌われている様子でした。

カバーコーナーのラストはアニメ「まじめにふまじめ かいけつゾロリ」より

MoJoさんが本曲はオリジナルとは別レーベルでカバーされCD化もされているオープニング。

歌詞に合わせて身振り手振りを交えてステージを縦横無尽に動き回りながら

元気いっぱいに歌われるMoJoさんはタイトル通りのゼッコーチョーなステージを披露されていました。

 

~休憩~

-MC-

 

ラストブロックを前に換気の為に休憩時間。この間にMoJoさんは衣装をおめしかえ。

この時のBGMは開演前と同じく「ライバル」「河向こうの日々」などが流れていました。

 

26:MoJo ~Take 13 #2~のジングル/SE

27:星雲仮面マシンマン/MoJo

28:ぼくらのマシンマン/MoJo

-MC-

29:OH! チャイルド/MoJo

-MC-

 

ジングルの後に「さあ最終コーナーです元気だして参りましょう」というMoJoさんの一声から

特撮「星雲仮面マシンマン」よりオープニングと挿入歌を連続でご披露。

オープニング「マシンマン」は観客との「あれはっ!?」の掛け合いを行う事が出来ない分、

MoJoさんご自身で「あれは!?」の後に「あれは!!?」と歌われる場面もありました。

続いて「ぼくらのマシンマン」は朗らかな曲調とMoJoさんのおおらかで快活な歌声が魅力的。

マシンマンコーナーのラスト「OH! チャイルド」では晴れやかな前奏で歌詞通りに両手を広げて

空を飛ぶ様なパフォーマンスをされ、爽快感たっぷりに優しい歌声を披露されていました。

 

・MoJoさん「『マシンマン』の挿入歌もイイよねとても好きです。大野さんとの曲は好きな曲ばかりですね。

      さぁ、最終コーナーは踏ん張るコーナー。踏ん張ってまいりましょう『EYES OF JUSTICE』!!」

30:EYES OF JUSTICE/MoJo

-MC-

31:データスハイパー 天使と共に/MoJo

-MC-

32:二刀流! スーパーツーカイオー/MoJo

-MC-

 

ラストコーナーはスーパー戦隊シリーズよりMoJoさんが平成になって歌われた楽曲群。

まずは特撮「百獣戦隊ガオレンジャー」より天空の精霊王ガオイカロスのテーマ「EYES OF JUSTICE」。

ハイスピード&ハイテンポな本曲を発表から約20年後の今も全力で歌われるMoJoさんの凄みに脱帽です。

続いては特撮「天装戦隊ゴセイジャー」より"御使い"データス&データスハイパーのテーマ。

MoJoさんは身振り手振りでダイナミックに歌われ、2番では「これは夢か貴日く~ん~」と替歌も披露されました。

「データス」を歌い終り一旦椅子に座られるも「アレ? みんな何してるの? へっちゃらだよ」と観客を和ませた後は

MoJoさんの戦隊最新曲である特撮「機界戦隊ゼンカイジャー」より界賊合体スーパーツーカイオーのテーマ。

壮大な曲調を躍動感あふれる歌声で歌われるMoJoさんのお姿はなんとも格好良く、実に痛快でした。

 

・MoJoさん「今日はみなさん、寒い中、ありがとうございます」

 観客笑。

 MoJoさん「申し込まれた方が体調不良もなく全員集合してくれてありがとうございます。

      最後の曲です……『えー』とかそういうのは大丈夫です。間に合っておりますので」

 観客笑。

33:科学戦隊ダイナマン/MoJo

-MC-

 

本編のラストはスーパー戦隊シリーズより特撮「科学戦隊ダイナマン」オープニング。

MoJoさんのエネルギッシュなステージを受けて観客も声は出せないながらも

そろいの振り付けや手拍子、拍手を行う事でライブならではの一体感が生み出されていました。

 

・ここで拍手の中、MoJoさんがご挨拶され、LANTERNのスタッフさん、ヤギさんを順番にご紹介。

・MoJoさん「あのねあのね。いつは最後のジングルも作ってきたんですけどよろしければ聞いてください!」

34:MoJo ~Take 13 #2~のジングル2/SE

-MC-

 

MoJoさんの合図で流れた終わりのジングルはトロピカルなジングルとはがらりとかわって

観客へ向けてのまた会いましょうという内容の歌詞のしっとりとした郷愁を誘う曲調でした。

 

・ジングルが終わると観客の拍手がアンコールを意味する手拍子へと変わっていきました。

・MoJoさん「ありがとうございます! わかってますよ! 『Gの6番』ですね!? 思いっきりやりましょう!!」

 

-アンコール-

35:炎神合体エンジンオーG6/MoJo

 

アンコールはスーパー戦隊シリーズ特撮「炎神戦隊ゴーオンジャー」より炎神合体エンジンオーG6のテーマ。

パワフルかつ疾走感抜群なだけにとてもタフさが要求される曲を30曲以上歌われた後でも

ステージを動き回りながらシャウトも織り交ぜて歌われるMoJoさんのお姿には凄みを感じました。

 

・MoJoさん「ありがとうございました! また会いましょう! 皆さん気をつけて! おーしまいっ!!」

 

観客からの拍手が続く中、MoJoさんが各テーブルを周って観客に一礼されると

さらに大きな拍手が観客から贈られ「MoJo Take 13 #2」は終演となりました。

 

前半にスーパー戦隊、アニメ、後半にアコースティック、とみたいちろう/富田伊知郎、カバー

ラストに最新曲を織り交ぜた特撮と展開されて言った今回のライブ。

MoJoさんのアニメソング、特撮ソングの中でも代表的で欠かせない楽曲も味わう事が出来ながら、

とても久々に歌われる楽曲も多くあり、MoJoさんの様々なキャリアを一度に堪能する事が出来ました。

また、ジングルやBGMの選曲など「#1」にはなかった要素も織り交ぜられていたのも印象的でした。

 

補足

 

・開演前のBGMでは当日は暑いからという理由でMoJoさんが歌われた童謡「うみ」も流れていました。

 

・あまりに暑いからつつじをハイビスカスと見間違える。

 

・チューリップに見る球根の速さ。

 

・今回の「MoJo ~Take 13 #2~のジングル」の元になった「see you!」にも更に元があり、

 MoJoさんが長く音楽を手掛けられていた日立製作所のCMシリーズ「日立ニュース」の為に書いた曲で

 そこに新しく歌詞を加えて「see you!」および今回のジングルになったそうです。

 

・MoJoさん「『釣キチ三平』は曽根幸明先生の名曲ですね。レコーディング当時は忙しい時期でね。

      スタジオにすぐ行ってすぐ歌った印象があります、へたくそな歌を歌ってしまいましたが、

      あれはあれで若さを感じますね。最近はちょっと曲の世界に合わせて歌い方を少し変えてますけど、

      歌唱ってのは面白いもので、アニキ(※水木一郎さん)も今と昔だと歌い方少し変えてますね。

      クッシー(※串田アキラさん)も変えてる。今も可愛いけどもっと可愛かったもんね」

 観客笑。

 

・MoJoさん「ヤギさん、一曲演奏して去っていくのってカッコイイよね」

 ヤギさん「楽でいいよ」

 観客笑。

 

・MoJoさん「『ぼくらのマシンマン』のイントロはマンハッタン・トランスファーっぽい

      当時流行ったシンセのニュアンスが取り入れられて好きなんですよよね」

 

・ライブの際はいつもカズーを持参するもライブ中にほとんど吹いていないMoJoさん。

 MoJoさん「『バトルフィーバー』の間奏とかで吹こうと思うんだけど、

      なんかふざけてるみたいかなと思っちゃって結局吹けないんだよね」

 

・MoJoさん「『スーパーツーカイオー』を作られた高取(ヒデアキ)大先生にはとても感謝ですね」

 

・アレンジを学ぶべく多くの本で勉強したMoJoさん。

 

・MoJoさん「でもね、最後にたどり着いたのは、何でもやっていんですよ。音楽って。

      決められたら何も出来ないし面白くない。禁則5度なんで関係無い。ガンガンやった方が良い。

      The Beatlesなんてそんなのばっかりだからね。あんまり関係ない。フィーリングなんだよね」

 

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