top of page

ささきいさお デビュー60周年記念スペシャルライブ
21.5.23 Zepp Haneda 

出演/ささきいさお

ゲスト/堀江美都子

コーラス/アップルパイ(平山佳代子 杉山小絵子) ザ☆カインズ(貴日ワタリ 常見弘士 斉藤淳一)
演奏/G&AG.鍋嶋圭一 Ba.吉岡満則  Dr.岩田"GUNTA"康彦 Key.松原ひろし
   Z旗horns(Tr.阿久澤一哉 Tr.KENITO Tb.Ozaki Sax&Fl.Chouemon) 



ささきいさおさん。
ロカビリーブームも華やかな1960年に"和製プレスリー"のキャッチフレーズでデビュー。
歌手として以外にも映画「太陽の墓場」をはじめ、多くの映画・ドラマにご出演。
さらにアニメ「科学忍者隊ガッチャマン」にコンドルのジョー役の声優として出演されてからは、
声優としてはもちろん、アニメ「宇宙戦艦ヤマト」をはじめ数々のアニメソングを歌われるようになり、
2015年には長年の功績が讃えられ、「東京アニメアワード2015」においてアニメ功労賞を受賞されました。
響く低音の奥深さを感じる歌声と長身を生かしたパフォーマンスは今も多くのファンを魅了しています。
現在も歌手としてアニメ・特撮ソング系のイベントやコンサートにゲストとして出演されたり、
年に一回のペースでコンパクトな会場でのワンマンライブを開催されている他、
俳優、声優として様々な映像作品に出演されています。

そんないさおさんがデビュー60周年という節目を迎えられた事を記念し、
5月16日に79歳のお誕生日を迎えられてすぐの23日にスペシャルライブを開催されました。

当時は前年の2020年より世界規模で蔓延し続けている新型コロナウイルスの影響下であり、
東京都にはまん延防止等重点措置が発令され、4月25日より三度目の緊急事態宣言が発令。
更に緊急事態宣言が5月31日まで延長となりましたが、
政府および東京都のガイドラインに準じ、感染症対策を万全として予定通り開催されました。

更に会場に足を運ぶことができない国内外のファンへ向けて
今回も動画配信プラットフォーム「J-stream」を使用してのストリーミング配信され、
ライブ終了後の4月28日から4月30日までの期間限定でアーカイブ配信も行われました。

会場は羽田空港の近くの羽田イノベーションシティにあるライブハウスZepp Haneda。
前年の2020年に出来たばかりの会場はとても綺麗。トイレが男女共個室になっている様子。
二階席もありましたが、同じZeppグループのZepp Tokyoと比較すると少々コンパクトな印象でした。

ライブ開催にあたってはロードマップを規範として感染対策が行われており、
我々が確認できただけでも以下対応がされておりました。

●入場までの流れ
・観客は事前にバースデーソングのウェブサイト内にある問診票を印刷。
記載されてる来場にあたっての注意事項を読み、氏名、連絡先、健康状態、チケット番号の記入を義務付け。
・会場前の待機場所には問診票を事前に印刷、記入できなかった観客用のブースが設けられていました。
・会場内外に限らずコインロッカーは使用禁止、荷物の預かりも行われませんでした。
・整列時、待機時には適正な距離を保つことが出来る様に地面に一定間隔で目印が設けられていました。

●入場後の会場内の様子
・入場時はまず検温が行われ、問診票を提出し、スタッフさんが内容を確認。
スタッフさんにチケットを確認してもらい、半券は観客が自分でもいで専用の箱に入れ、
靴の裏を除菌マットを用いて消毒、さらに手を消毒後、
ドリンクコインの交換はトレーで行われるという徹底ぶりでした。
・ドリンクはカウンターに置かれている缶やボトルの中から、観客が自分で選んで受け取るという段取りになっておりました。
・更にドリンク代に関しては接触を避けるためSuica、PASUMO等の交通系ICでの会計が導入。
・Tシャツ等のライブグッズや出演者のCD等のグッズ販売は会場外の専用ブースで行われました。
・出演者へのプレゼントや手紙などを入れるボックスなども設けられず、受付もされていませんでし
・トイレの出入口にはアルコール消毒スプレーが設置され、観客が気軽に使用可能。
・トイレ前には待機列用に適正な距離を保つことが出来るように床に一定間隔で目印が設けられていました。
・客席は会場であるZeppグループの方針により、これまでのようにひと席開けたものではなく通常の座席でした。

上記以外にも出演者の楽屋やバックヤードでも様々な所で対応がなされている様子で、、
今回の様な状況の中でも記念のライブを実現させようという思いの程が随所に伺えました。

ステージ後方に設けられたコーラスとブラス隊のブースには一人一人の間にアクリル板が設置されていたほか、
コーラスのそれぞれのマイクには飛沫防止用に透明な円形のガードが付属しておりました。
コーラスブースの前には演奏陣のブースがそれぞれ設置。
ステージのすぐ前には撮影用のカメラが使用するレーンが床に設置されており、
カメラの移動と距離を空けるするため、ステージと客席最前列は適度な距離が保たれていました

壁面中央には今回のライブロゴ「ISAO SASAKI 60th Anniversary」の造形物が掲げられており、
その後ろの壁やステージ左右には格調の高さを感じる赤い布が施されていました。

BGMとしてクラシックが流れる会場内は多くの観客が着座して開演を待っておりました。
開演時間が近くなると諸注意を促すアナウンスが流れ、
しばらくすると客席の照明がゆっくりと暗くなっていき、いよいよ開演です。

00:序曲
01:宇宙戦艦ヤマト/ささきいさお
-MC-


「交響組曲 宇宙戦艦ヤマト」より「序曲」の編集版がオーバーチュアとして流れる中、
バンド、コーラス、ホーン隊の皆さんがゆっくりと登場されそれぞれのブースでご準備。
一曲目はいさおさんの代表曲中の代表曲であるアニメ「宇宙戦艦ヤマト」よりオープニング。
きらめく装飾が施された真っ赤なジャケットで歌われるお姿はライブのスタートにぴったりの華やかさでした。

・この日の1週間前に79歳のお誕生日を迎えられたいさおさん。関係者各所に謝辞を述べられていました。
・いさおさん「普通79歳というと後期高齢者ですからね。テレビの前でお相撲とか見ているのでしょうけど」
観客笑。
・いさおさん「コロナ禍になっていなければお客様がいらっしゃらないさびしさを味わえなかったかもしれません。
      逆に言えば皆様に来て頂いて歌う事が出来るのは、とても嬉しい事だと感じる事が出来ました」
・いさおさん「次の曲は映画ではヤマトが放射能除去装置を持って地球に帰ってきた時、
      沖田艦長が赤茶けた地球を見て『地球か、何もかもみな懐かしい』と言って亡くなるんですけど、
      その後に少し空白が出来てからこの曲が流れるんですよね。『真っ赤なスカーフ』」

02:真っ赤なスカーフ/ささきいさお
-MC-
03:ヤマト!! 新たなる旅立ち/ささきいさお
-MC-


続いては同じくアニメ「宇宙戦艦ヤマト」よりエンディング。
穏やかながら物悲しい曲調といさおさんの歌声にしみじみと聞き入った後は、
「宇宙戦艦ヤマト」シリーズの音楽を手がけられた故・宮川泰先生とのエピソードをお話され、
宮川先生が手がけられたテレビスペシャル&映画「宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち」より主題歌。
背筋が伸びる曲調と荘厳で伸びやかないさおさんの歌声の迫力には、ただただ圧倒されるばかりでした。

・「銀河鉄道999」のお話。
・いさおさん「この作品のレコーディング時、当時僕が歌ったアニメの中では珍しく原作があったんですよ。
      ……まぁ、ここからはいつもお話しているんで『またその話か』と思われるかもしれませんが、
      今日は60年積もり積もったお話をするので重複している時があってもお許しください」
観客笑。
いさおさん「当時は事情があって息子を連れて実家に帰っていまして、レコーディング前に原作を読みながら
      ふと同じ部屋で寝ている息子が鉄郎少年とイメージが重なり、作品が胸に沁みた思いがあります。
      そしてそのすぐ後にドラマ『Gメン'75』のロケでヨーロッパに行く事になりました。
      夜の10時のフライトだったもので、東京の夜景が遠ざかっていく様子を窓から見ていました。
      その時に『ああ、999に乗って見る景色はこういう感じなのかも知れない』と思ったものです」

04:銀河鉄道999/ささきいさお
-MC-


穏やかな前奏からはじまったのはいさおさんの代表曲の一つであるアニメ「銀河鉄道999」オープニング。
やさしさとせつなさを感じるいさおさんの歌声はエピソードを伺った後だと一層染み入るものがありました。

・「銀河鉄道999」を作曲され、ロカビリー時代の先輩でもある故・平尾正晃先生のお話。
・いさおさん「歌手としても歌がとてもうまくて、楽曲も素晴らしい曲をたくさん書かれましたが、
      唯一つ、自分が大将でなければ気が済まない方で、僕もウエスタンカーニバルに呼んで頂いた際に
      僕が大きい声を出すと『お前、声がでっかいよ』とステージの端の方へ行かされた記憶があります。
      でも、亡くなる直前にテレビの収録でお会して『999』を歌った際に
      『やっぱりお前、上手いなー』と、とても誉めてくださいました」

05:青い地球/ささきいさお
-MC-
06:銀河鉄道は遥かなり/ささきいさお
-MC-


続いても同じくアニメ「銀河鉄道999」より抱擁感あふれるいいさおさんの歌声が魅力のエンディング。
静かで柔らかな楽曲の世界に身を任せた後は、アニメ「銀河鉄道物語-THE GALAXY RAILWAYS-」よりオープニング。
曲調の小気味よさは希望に満ち満ちている印象で、いさおさんのはつらつとした歌声をしっかり堪能しました。

・この日の約一ヶ月前に亡くなられた故・菊池俊輔先生とのお話。
・菊池先生が作曲された「たたかえ! キャシャーン」をいさおさんが歌われる事になった際、
先生はいさおさんがデビュー時に発表された楽曲での歌唱力を存じ上げており、若干消極的だったとか。
・いさおさん「その後、アニメを歌う様になったら『歌が上手くなったねぇ』と誉めてくださいましてね。
      特にこの後歌う『ゲッターロボ!』をレコーディングした時は絶賛してくださいました。
      『ささき君、清々しい良い声が出るようになったね』と。その言葉を胸に生きて行きたいと思います」
・シャイな菊池先生。「菊池先生」と呼ばれるのを嫌い「菊池さん」と呼ぶようにお願いしていたとか。
・いさおさんと菊池先生が「Gメン」のロケでフランスに行った際。お二人で街を歩きながらダジャレ合戦に。

07:ゲッターロボ!/ささきいさお
-MC-
08:とべ! グレンダイザー/ささきいさお
-MC-


真っ赤な照明の中、アニメ「ゲッターロボ」およびアニメ「ゲッターロボG」よりオープニング。
前奏から突き抜ける疾走感といさおさんのパワフルな歌声はいつ聞いてもたまらないものがありました。
宇宙と地球の思いと海の水温のお話され、続いてはアニメ「UFOロボ グレンダイザー」よりオープニング。
いさおさんが軽快なステップで明るい歌声を披露される中、サビ部分では歌詞に合わせて緑の照明に。

・いさおさん「菊池先生の楽曲と言うと管楽器。今日は贅沢にZ旗のみなさんに演奏をお願いしました」
観客拍手。
いさおさん「彼らはいつも仲間の高取ヒデアキ君と一緒にやってるそうですが、
      高取ってカッコイイんですよ。背が高くて足長くて。作曲家としても大活躍なんです。
      僕も何曲か書いてもらってますが、彼はなかなかいい曲を書きますからね。
      この前はとても良い車に乗っていました。おっ稼いでるねと思いましたね」
観客笑。 

・いさおさん「次の曲はちょっと趣を変えて長浜忠夫さんというディレクターが手がけた『闘将ダイモス』。
      長浜さんは『ベルサイユのばら』なんかも手がけられた方ですが、ロマンチストでね。
      歌詞に太陽が出てくるんですが、朝昼夜と色が違うんです。茜色、こがね色、浅黄色。
      こういう表現が出てくるんですけどこの表現が微妙でございますので是非お聞きください」

09:立て! 闘将ダイモス/ささきいさお
-MC-


続いてはアニメ「闘将ダイモス」よりオープニング。凛々しく緊張感漂ういさおさんの歌声が魅力。
歌の前にお話された部分では歌詞に合わせ照明が茜色、こがね色、浅黄色になっていたのには感嘆しました。

・ここでいさおさんは衣装替えの為、一旦ご退場。
・いさおさん「本当はミッチに出てもらおうと思ったんですけど、それだけやってもらうのは失礼ですからね」 
・戻られたいさおさんのお召し物はキラキラとした装飾が目に鮮やかな白いジャケット姿。
・ロサンゼルス・エンゼルスで活躍中のプロ野球選手大谷翔平さんはカッコイイ。

・作曲家の故・吉田正先生とのお話。
・低音の歌手がお好きないさおさん。故・フランク永井さんの楽曲も好んで聞かれていたそうですが、
NHKの「歌謡コンサート」という音楽番組でフランクさんの「おまえに」という曲を歌う事になり、
「おまえに」を作曲された吉田先生に直々にレッスンを希望したところ、受けられる事に。
・いさおさん「先生は耳が少し悪いので大きい声で一生懸命歌おうと『♪そぉばぁにぃいぃい』って歌ったら
     『ささき君、蕎麦屋さんのうたじゃないんだよ』って言われてしまいました」 
観客笑。
 
10:おまえに/ささきいさお
-MC-
11:雪の慕情/ささきいさお
-MC-


これまで披露された楽曲からがらりと雰囲気が変わり、吉田先生との思い出の楽曲「おまえに」。
いさおさんの低音の歌声はとても魅力的かつ実に豊かで、うっとりとして聞き入りました。
吉田先生とのエピソードをお話された後、吉田先生の50周年記念曲であり遺作となった「雪の慕情」。
とても静かな楽曲だからこそ、いさおさんの奥深さを感じる歌声をしっかりと聞く事が出来ました。

・ご自身のルーツとなった故・エルビス・プレスリーさんのお話。
・近所の映画館に見に行った三本立ての映画の内の一本の、エルビスさんの主演映画「闇に響く声」が出会い。
・いさおさんの高校時代は自作のオーディオに凝る人達が続出したHi-Fiブーム。
・いさおさん「秋葉原で真空管とかを買っていましたね。真空管とかは今の方は知らないかな? 
      それでレコードプレイヤーを組み立てたんですけど、レコードを持ってなくて。 
      レコード屋で『一番売れているヤツを』って言ってお店の人が渡してくれたのがエルビスで、
      『闇に響く声』の主役の人が歌ってるんだと思って買ったのが『I Need Your Love Tonight』
      それで覚えて学校とか修学旅行のバスの中で歌ったんですよ。
      そしたら友達が日本テレビでやっていた『素人のどくらべ』に申し込んじゃってね。
      有楽町にあったそごうデパートにスタジオがあって、収録に行く前にそのそごうの食堂でお茶したんですけど、
      みんなすぐ飲んじゃってね。でもお金がないからおかわりも出来ない。
      そこで飲んでいる風に見せようと、コップに醤油を入れてアイスコーヒーに見立てたりして」
観客笑。
いさおさん「それでその後に番組で歌ったら鐘がなりましてね。
      その時審査員だったポップス界の重鎮、服部良一さんが『君は東京のプレスリーだねー』とおだててくれて。
      だいたい審査員の方っていうのはおだててくださるんですけど、すっかりその気になってしまいまして。
      僕がその気になって、両親がその気になって、親戚がその気になって、ひどいもんですね素養もないのに。
      また親戚に当時の法務大臣がいたもので『コロムビアの社長知ってるからテスト受けて来い』なんて言われて
      何も知らないまま行ってみたらその後、ホリプロを作る事になる堀威夫さんがテストでギターを弾いてくださって。
      僕が歌う様子を見たディレクターや堀さんが『こいつは和製プレスリーで行けるな』なんて思ってくださって
      新しく作るプロダクションに入ったり、デビュー前に映画に出たりと1ヶ月くらいの間に色々な事がありました。
      ちょっと話が長くなってしまいましたが、まさに80年の歴史はそうそう簡単に語れないものでございます」 
観客笑。 

12:I Need Your Love Tonight/ささきいさお
-MC-
13:Can't Help Falling In Love (好きにならずにいられない)/ささきいさお


いさおさんにとって運命の一曲となった「I Need Your Love Tonight」。
軽快に歌われるいさおさんはとても楽しそう。間奏ではナベさんがギターソロが披露されました。
前半のラストはエルビスさんの主演映画「ブルー・ハワイ」より「Can't Help Falling In Love」。
とろける程にロマンチックないさおさんの甘い歌声にただただ酔いしれていくばかりで
後半には膝をついて観客に向けて手を差し伸べるパフォーマンスも披露され、さらにうっとりしました。

~休憩~

・ここでいさおさんのアナウンスで会場内の換気を行う為、15分間の休憩へ。
・休憩が終わる頃になると場内アナウンスがあり、観客はそれぞれの座席へ着座。
客席の照明がゆっくりと暗くなり、演奏陣の皆さんがそれぞれの位置へつかれ、いよいよ後半開始です。


「たった一つの命を捨てて 生まれ変わった不死身の体 鉄の 悪魔を叩いて砕く キャシャーンがやらねば誰がやる!!」

14:たたかえ! キャシャーン/ささきいさお
-MC-


後半一曲目はいさおさんによる生ナレーションからアニメ「新造人間キャシャーン」よりオープニング。
シルバー地に襟部分が赤のジャケットを纏われて颯爽と歌われるお姿は実に格好良かったです。

・アニメソングを歌うきっかけはアニメ「科学忍者隊ガッチャマン」でコンドルのジョーを演じたから。
・音響監督の水本完さんの薦めでオーディションを受けたものの、合否の連絡も無く、しばらくして急に収録に呼ばれたので
「ガッチャマン」の一回目の収録には遅刻してしまったとか。
・更に主人公である大鷲の健役を担当するものだと思っていたいさおさん。
いさおさん「一生懸命、健の台詞を言うんだけど、僕の横で同じ様にに台詞言ってるヤツがいるんです。
      なんだろう、僕がいない時の代理の人かなと思ったんですけど、それが森功至との出会いでした」

15:ガッチャマンファイター/ささきいさお
-MC-


続いてはタツノコプロつながりでアニメ「科学忍者隊ガッチャマンF」よりオープニング。
いさおさんはアップルパイのお二人のはつらつとしたコーラスと共に高揚感たっぷりに歌われていましたが、
ラストの曲のシメ所を間違えてしまい、照れ笑いされる一幕もありました。

・いさおさん「歌いながら次の事を考えていたら間奏と一回サビがあるかと思ってしまいました。
      なんとなく、最後が決まらないと締まらないものでございますね」
・ここでいさおさんに呼びこまれて今回のゲスト、堀江美都子さんがご登場。
・堀江さん「いさおさん、おめでとうございまーす!」
・いさおさんがデュエットされている女性は堀江さんくらいしかいない。
・デュエットをレコーディングする時の思い出。
いさおさん「最初は同じスタジオで並んで歌ってたのが、アクリルのつい立てを立てて、向かい合って歌うようになってね」
堀江さん「そうですね。結構距離も近いからお互いのツバが飛んでだんだん見えなくなっていくんですよ」
観客笑。
堀江さん「やっぱり向かい合った方がお互いがどう歌っているかが分かりますからね」
いさおさん「特にこの曲は早いからね、呼吸を合わせるのが大変なんだよ」

16:明日夢みて/ささきいさお 堀江美都子
-MC-


堀江さんを迎えてのステージ、一曲目はアニメ「科学忍者隊ガッチャマンII」よりエンディング。
緊迫感のある曲調の中、いさおさんは勇ましく、堀江さんはしなやかにハーモニーを重ねて歌われていました。

・「明日夢みて」は難しい。
堀江さん「変拍子もありますからね。なかなかの難曲ですよ」 
いさおさん「曲にノれるといいんだけど、ノれないと大変。最初っから歌詞も間違えちゃうし。
      コレ(ステージ前方にある出演者向けに歌詞が映し出されるモニター)見て歌うわけにもいかないし」
堀江さん「コレ見てとか言わないの」
観客笑。
いさおさん「ンフフフ。そうか、見てない事になっているんだもんね。コレいつの間にか用意されたよね」
堀江さん「指ささない」 
いさおさん「きっと水木が始めたんだよ。アイツが歌詞めちゃくちゃになるから」
観客笑。
いさおさん「最初は無かったのにね。でも今はおかげで助かってるよ」
堀江さん「なにせ皆さん持ち歌が1000曲以上ある人たちだから。飽和状態。なかなか覚えられないんですよ」
いさおさん「年取ると脳の記憶帯がつながりにくくなっていくらしいね」
堀江さん「同じような単語も多いですからね。でもいいんですよ。♪にんげーんらしーくーで」
観客拍手。

・いさおさん「次はミッチと初めて一緒に歌った曲。この時、ミッチはいくつだっけ?」
堀江さん「17歳ですね」
いさおさん「17歳っていうと高校生? その頃はまだミッチ……まだミッチっていうのも変だね」
堀江さん「なんですか?」
いさおさん「その頃のミッチは本当に初々しくて清々しくて」
堀江さん「おいおい」
観客笑。
いさおさん「それから60年、60年じゃないか? 60年はオレだ」
観客笑。
堀江さん「まあ同じようなもんですよ」

17:進め! ゴレンジャー/ささきいさお 堀江美都子
-MC-
18:ゴレンジャーストーム/ささきいさお 堀江美都子
-MC-


この年に45作という節目を迎えたスーパー戦隊シリーズ。その初代である特撮「秘密戦隊ゴレンジャー」よりオープニング。
お二人ならではの抜群のコンビネーションで歌われる中、歌詞に合わせて照明がじんわりと変わっていたり、
最後の「ゴレンジャー」ではアップルのお二人も一緒に手を開いて前につきだされていたり見所満載。
続いても「秘密戦隊ゴレンジャー」より、ゴレンジャーの武器や兵器を歌った「ゴレンジャーストーム」。 
ご時世柄、観客の「パヤパパ」の大合唱が聞く事が出来ない分、カインズの皆さんのコーラスを堪能しました。

・スーパー戦隊シリーズもこの年で45作目。「ゴレンジャー」はいさおさんにとって初の特撮主題歌。
・ゴレンジャーの思い出。故・平山亨プロデューサーと「妖術武芸帳」と打ち切りと。
・堀江さん「見てたもーん」
・居合い抜きの剣士が殺陣をする事。

・いさおさん「さて、次の曲は皆さんの前で歌うのは初めてだっけ」
堀江さん「そうですね」
いさおさん「『機界戦隊ゼンカイジャー』。機械の"機"に世界の"界"で"機界"。読まないと忘れちゃうね」
堀江さん「いいんですよそれで」
いさおさん「挿入歌ですね。ジュランとガオーンがこう、ぶちゃーって合体する時に流れましたね」

19:全界合体! ジュラガオーン/ささきいさお 堀江美都子
-MC-


当時全力全開放送中の特撮「機界戦隊ゼンカイジャー」より全界合体ジュラガオーンのテーマを初披露。
初披露ながら安定感満ち満ちたお二人にシビれつつ、加えて照明もジュランの赤とガオーンの黄を基調に
マジーヌの桃、ブルーンの青が差し込まれ、ゼンカイザーの白で締めるというこだわに脱帽でした。

・いさおさん「『ゼンカイジャー』の主題歌を歌っているつるの剛士君も釣りが好きでね」
堀江さん「やっぱりそっちにいっちゃいますね」
いさおさん「アニソン釣り部に入ってくれて一緒にいこうって言ってくれたから早く行ける日が来るといいね」
堀江さん「そうですね。まずは今日を無事のり越えて、ゆっくり休んで考えていけばいいんじゃないですか」
・ここで拍手の中、堀江さんがご退場。いさおさんが堀江さんの年齢をさらりとバラしつつお一人に。

20:秘密戦隊ゴレンジャー/ささきいさお
-MC-
21:ミッドナイト デカレンジャー 10 YEARS AFTER/ささきいさお
-MC-


再び「秘密戦隊ゴレンジャー」より力と技と団結のエンディング。この曲もいさおさんの歌声に応えるように
観客もスキャットやコーラスを行うのですが、今回はカインズの皆さんの妙技と振り付けを堪能いたしました。
続いても戦隊のエンディングから、Vシネマ「特捜戦隊デカレンジャー10 YEARS AFTER」よりエンディング。 
スマートないさおさんの歌声とステップはなんともダンディ。本曲をライブで歌われる際、間奏になると
サックスのChouemonさんがステージ前方に登場されてソロをご披露されるのですが、今回はご自身のブースで。

・いさおさん「いろいろと聞いて頂きました。戦隊もタツノコも一曲一曲に色々な思い出があります。
      次の曲はジェームス三木さんが作詞をされ、ご自分の好きな言葉を沢山盛り込まれました。
      そうして出来た歌詞はなんとなくお説教されているような、身につまされるような……」
観客笑。
いさおさん「この曲が大好きなしょこたん(中川翔子さん)に言わせると『説教ソング』だそうで。
      自分でも歌うと自分に跳ね返ってくるような曲で、どれかの言葉が自分の中に響くと思います」

22:君の青春は輝いているか/ささきいさお
-MC-


本編のラストはメタルヒーローシリーズ六作目「超人機メタルダー」より、重厚さあふれるオープニング。
青から赤への照明転換がメタルダーを思わせる中、いさおさんは歌詞の一言一言をダイナミックに歌われ、
間奏ではナベさんがハードでしなやかなギターソロも披露。それを笑顔で見守るいさおさんが印象的でした。

いさおさん「60周年振り返るとあっという間ですが、皆さんにとっても僕にとっても楽しい事もつらい事もありました。
      今日はこうして楽しい思い出を作る事が出来ました。これからも声が出る限り歌い続けて行きます」

-アンコール-

・拍手の中、いさおさんが退場されると、続いて演奏陣の皆さんも退場され、
ステージ上が暗くなり、観客からアンコールを表す手拍子がおこりました。 
・手拍子が続く中、演奏陣、コーラスの皆さんがそれぞれのブースにつかれた後、
金色にきらめくジャケット姿のいさおさんがご登場。
・ここでいさおさんが今回の演奏陣をバンド、ホーン隊、コーラスの順番でお一人ずつご紹介。
・いさおさんがナベさんのギターソロをもっと音を出してもらう様にお願いしたとか。
・サックスをはじめ様々な管楽器を駆使されるChouemonさん。
いさおさん「今日は何本使ったんですか? 三本?」
手を開いて5と伝えるChouemonさん。
いさおさん「五本!? ゴホンときたら龍角散でございます」
観客笑。
・アップルパイのお二人を紹介する時は「パイ」を二回繰り返したいいさおさん。
・コーラスの皆さんはいさおさんがご紹介された後、退場されていました。

23:マイ・ウェイ (My Way)/ささきいさお
-MC-


フランク・シナトラさんが歌唱され、その後スタンダードナンバーとなった「マイ・ウェイ」の中島潤さん訳詞版。
60年間歌い続けられてきたいさおさんだからこその歌詞の説得力と奥深い歌声で
穏やかさと芯の強さを感じるいさおさんの歌声が会場全体を優しく包み込んでいるようでした。

・いさおさん「ンフフフ。途中でもう一回サビを繰り返すと思ったら無かったから変な感じになったね。
      ダメだねぇ最後まで。これは65周年でがんばろう」
観客拍手。
・ここでコーラスの皆さんが再びご登場。
・いさおさん「本日はこんなご時世にこんなに多くの皆様にご来場いただきありがとうございました。
      皆様どうぞお気をつけて。帰ったら必ず手洗いうがいをしてくださいね。
      そして『元気にやってますかー?』『元気にやってますよー!』とまたお会いしましょう!」

24:宇宙戦艦ヤマト/ささきいさお

「ささきいさお デビュー60周年記念スペシャルライブ」のラストを飾るのは
いさおさんの「ヤマト、発進」の号令からアニメ「宇宙戦艦ヤマト」オープニングをふたたび。
のべ三時間歌い続けられた疲れを感じないいさおさんの勇ましい歌声をじっくり堪能。
ラストはステージの左右中央とそれぞれに膝立ちでパンチをされて締めくくられていました。

閉演BGM:誕生

観客から拍手が贈られる中、「交響組曲 宇宙戦艦ヤマト」より「誕生」が流れ出すと、
舞台袖からいさおさんの奥様である声優の上田みゆきさんが花束を手にご登場。
いさおさんの紹介を受け、上田さんがご挨拶をされてご退場されると、拍手が一層大きくなりました。

いさおさん「また65周年とは言いませんが、62、3周年でお会いしましょう。
      今年もまだライブがあるかもしれませんし、その時まで元気でまたお会いしましょう。
      そして最後の最後まで間違えてしまったのに温かい拍手をありがとうございました」

閉演BGMに合わせて拍手が手拍子に変わる中、いさおさんがご退場。
続いてバンド、コーラス、ホーン隊の皆さんも順番にご退場されると
ステージに登場されたスタッフさんのアナウンスにそって規制退場が行われ、
「ささきいさお デビュー60周年記念スペシャルライブ」は終演となりました。


ささきいさおさんもデビュー60年目で御年79歳。
昭和平成令和をまたにかけ10代から70代までに歌われてきた
60年のキャリアの中から選りすぐられた楽曲をじっくりと聞け、
楽曲にまつわるお話や出会った方々とのお話もたっぷりと聞く事が出来ました。
更に格調の高さを感じる舞台セットや作品や歌詞になぞらえた照明効果など
歌以外にも要所要所で垣間見られて行くステージ作りにも感嘆するばかりでした。

いさおさんの79歳という年齢を感じさせない力強くしなやかで奥深い歌声はもちろん、
流れるような語り口調と丁寧な言葉選び、携われた作品への理解と造詣の深さ
失敗もしめっぽくならずにからりとお話され嫌味になら無いスマートさ、おちゃめさに
いさおさんのお人柄と品をただただ感じ入るばかりでございました。
そしてデビューから60年を越えてなお謙虚な姿勢と歌い続ける為の発声練習や
肉体作りの努力を惜しまれていないお姿は名実ともにアニメソング界の"大王"で"御大"。
これからも大好きな釣りを楽しみながら、ご無理なさらずに歌い続けて頂きたく思いました。
ささきいさおさんデビュー60周年おめでとうございます。


お祝いゲスト/上田みゆき


補足


・来場者には特典として今回のライブポスターが閉演後に配布されました。

・スタッフの皆さんとバンドの皆さんはいさおさんの60周年記念Tシャツ姿。

・いさおさん「しかし60年て。長いですよねぇ。これから60年歌えって言われてもそんなに元気もないし、
      命も無いでしょうけど、17歳でデビューした時は80歳まで歌っているとは思いませんでしたね。
      でも自分だけが歌っていてもここまで出来ませんからね。
      お客様がいなければさびしい。ステージを作ってくださる方がいなければさびしい。
      改めて御礼を申し上げます。ありがとうございます」

・この年の4月に開催されたオンラインライブ「ささき いさおデビュー60周年記念オンラインライブ~序~」のお話。
いさおさん「その日は今日の様にお客様がいらっしゃらずに無観客で行ったんですけれど、
      渡辺宙明先生がいらっしゃってくれて。カメラの間でぽつんと座ってご覧になっていたのですが、
      手をあげたり、拍手をしたりとお一人で盛り上げてくださったんですよ」

・NHKの音楽番組「ときめき夢サウンド」で宮川泰先生と共演されたいさおさん。
その時、宮川先生が「ヤマト!! 新たなる旅立ち」を「今聞くと良い曲だよね」などと絶賛されており
同時に「何で歌わないの? 英語のリメンバー・ヤマトって所が嫌いなのかな?」と聞かれてしまったとか。 

・青い地球と緑の地球の違いは視点がどこにあるか。

・「青い地球」を歌っていると故・島倉千代子さんを思い出すといういさおさん。
いさおさん「あのか細い歌声で歌うとしっとりとした情感が出るのかなと思います。僕は太いから情感が出ないんでね。
      島倉さんが♪さっびっしっげっな ほほっえっみっがって歌う感じだとよりさびしげな感じで。
      僕なんかさびしくなくて豪快な笑いになっちゃうんですよ」

・ジムに通って体を鍛えているいさおさん。なかなかのいい体になってきたらしく
スクワットのおかげで左足だけで立てるものの、右足は腰の手術後シビれが残っていて少し難しいとか。
 
・いさおさん「55周年のアンコールライブの時はしゃべりすぎてしまいまして4時間を越えてしまいまして、
      地方からいらっしゃった方が帰れなくなってしまいそうだったそうですが、
      今回は上の方からお達しがありまして、前半は1時間ちょっとで終わらせまして
      空気の入れ替え時間を設けて、終わりの時間も大体これくらいと決まっております。
      ……といってもまぁ、僕の事ですからなかなか歯止めがきかなくなってしまいますが」
観客笑。

・競馬や麻雀が好きな菊池先生。ご自宅で故・丹波哲郎さんらと共に雀卓を囲んでいらしたとか。

・「雪の慕情」を歌う事になった際、吉田先生のお弟子さんでは無くいさおさんに歌唱以来が来た事で
「なんで先生の50周年記念曲を弟子でもないお前が歌うんだ」とずいぶん冷たい目で見られたとか。

・日劇ウエスタンカーニバル時代は黄色い声援とは縁遠かったといういさおさん。
アニメソングを歌うようになって初めて伊勢丹の屋上のイベントに出演した際には500人超の女子中高生が押し寄せたとか。
いさおさん「物凄い歓声でビックリしました。ロカビリーの時にこんな喜んでもらった事ないからね。
      でも聞こえてくる歓声は『ジョー』とか『ヤマトー』だったんですよ」
観客笑。
いさおさん「あぁこの人気は作品やキャラクターで僕じゃ無いんだと思いもしましたが、
      でもやはり歓声を聞いていると嬉しいものでございますね」

・「I Need Your Love Tonight」と「Can't Help Falling In Love」の2曲は
いさおさんのアルバム「DAY DREAM」でカバーされていますがアレンジが事なっており、
今回のライブアレンジはエルビスさんのオリジナル版に準じたものになっていました。

・故・大平透さんとの思い出。
テレビ東京系の釣り番組「THE フィッシング」でナレーターを担当されていた大平さん。
いさおさんが家族で釣りに行かれた事を知り、「THE フィッシング」に出演することになり、
さらに番組ナレーターが大平さんから浦野光さんに替わり更に変わる際にはいさおさんがご担当。
いさおさん「最初にナレーターが変わる時に大平さんが『こうして若い人に変わっていくんだよ』と言われました。
      少しさびしそうでしたが、僕もナレーターが変わる時はこうして時代が変わるんだなと思いましたね」

・ステージ向かって左を向いて堀江さんを迎え入れようとされたいさおさん。
実際に堀江さんが出てこられたのはステージ向かって右側からでした。

・「明日夢みて」を歌われる前にイントロが短くて歌い出しが難しいという事で
松原さんにキーボードを弾いてもらいコード進行を確認されていたいさおさん。

・お仕事よりも釣りで会う事が多いいさおさんと堀江さん。

・「進め!ゴレンジャー」の最後の方で歌詞を間違えてしまったいさおさん。
いさおさん「いつも司会をしてくれるショッカーO野が『ここは間違えないでください』って言ってたのを思い出して
      アイツの顔を思い浮かべたら歌詞が出てこなくなっちゃったんだよ」
観客笑。
堀江さん「ショッカーのせいにしておきましょう」
いさおさん「もうね誰かのせいにしないとここまで生きてこれないよ」
堀江さん「いいんです。彼はね太っちょなんで、全てを受け止めてくれるんです」
いさおさん「やばいなー今日はカメラが入ってるから記録に残っちゃう」
堀江さん「生配信をしてますからね。配信をご覧のみなさーん。見てますかー?」
いさおさん「間違えましたよー」
観客笑。

・「秘密戦隊ゴレンジャー」の「力と技と団結の」ではそれぞれに振り付けがあるのですが、
今回はカインズの皆さんもいさおさんや観客と一緒に振り付けをされていました。

・そんなカインズの皆さんはアンコールでは60周年記念Tシャツにおめしかえ。

・ラストの「ヤマト」でご自身のコーラスはないものの、終始笑顔で歌われていた杉山さん。

・いさおさん「良い思いをしたらさびしい思いもする。いい歌を歌えばこんなの歌わなければという歌もある。
      でも後になってみるとその歌もとってもいい歌だと感じるようになるから不思議なものですね。
      皆さんの中にも好きな歌嫌いな歌あると思いますが、歌が好きでこうして集まってもらえる、
      元々歌が好きじゃなかった僕がこうして皆さんに会えて、だんだんと歌の良さがわかってきました。
      そして楽しい思い出として残ります。改めて本日はご来場いただきましてありがとうございました」

・ちなみに今回の「ささきいさお デビュー60周年記念スペシャルライブ」の模様はライブ終了後から
数日の25日から27日までの期間アーカイブ配信として楽しむ事が出来ました。
アーカイブでは権利上の関係か洋楽のエルビス・プレスリーさんの2曲と「マイウェイ」の計3曲がカット。
いさおさんが不意にくちづさまれた「羽田発7時50分」は編集されずにそのまま見る事が出来ました。

・更に休憩時間の間には「今の向こうの今を」をBGMにして
「ささきいさお デビュー50周年記念特別公演 新春アニソン・スーパー・ステージ 2011」
「ささきいさお デビュー55周年記念バースデーライブ」
「ささきいさお デビュー55周年記念スペシャルライブ・アンコール」のライブ写真が流されていました。


 

bottom of page