2025.04.01
「千晶と騒がNight」「ボイジャーソングライブ」追加
スーパーロボット魂2021 ~stage universe~
21.4.24 Zepp Tokyo
出演/MIQ 鮎川麻弥 川添智久 米倉千尋 福山芳樹 笠原弘子 諸岡ケンジ(RD) 長友仍世(infix)
司会/ショッカーO野
コーラス/アップルパイ(平山佳代子 杉山小絵子) ザ☆カインズ(貴日ワタリ 常見弘士 斉藤淳一)
演奏/SUPER ROBOT SPECIAL BND(G.松尾洋一 B.大石彬 Dr.岩田"GUNTA"康彦 Key.松原ひろし)
B.川添智久 G.福山芳樹 G.諸岡ケンジ
アニメやゲーム等の中でもロボットを題材とした作品に特化し、
各作品を歌われた歌手の方々が一堂に会しすライブ「スーパーロボット魂」。通称SRS。
1997年の初演以来、20年以上にわたり開催されており、今やあまたあるアニメソングライブの中でも
一種のパイオニア的存在であり、老舗といえるアニメソングライブです。
例年は東京と大阪で開催される、東京は2013年以降、二日間にわたって開催。
一日目の今回はアニメ「機動戦士ガンダム」シリーズを支柱に、
便宜上所謂「リアル系」と分類される作品の主題歌を多く歌われている歌手の方々が中心にご出演。
ライブタイトルもこれまでの「スーパーロボット魂(西暦)"春の陣"」から
「スーパーロボット魂2021 ~stage universe~」と銘打って開催されました。
毎年4月29日の前後に東京公演が二日間、5月5日に大阪公演が開催されておりますが、
前年の2020年より世界規模で蔓延し続けている新型コロナウイルスの影響下もあり、
今回は大阪公演は開催されず、東京公演のみ4月24日と25日に開催の運びとなりました。
出演者は初演以来皆勤賞のMIQさんを座長になじみ深い顔ぶれが揃う中、
川添智久さん、福山芳樹さんが2019年以来のご出演、
更に昨年2020年、新型コロナウイルス蔓延に伴い所属事務所である
株式会社ハイウェイスターの意向により出演を辞退された米倉千尋さんがご出演。
新型コロナウイルスの影響下で多くのアニメソング関係のライブイベントが中止、延期される中、
今回のライブを主催されている株式会社バースデーソングさんは
2020年夏より政府および東京都のガイドラインを規範に、感染拡大防止策を徹底。
未だに新型コロナウイルスの波が収まらず、まん延防止等重点措置が発令され、
更に25日より三回目の緊急事態宣言が発令予定ではありましたが、かねてからの予定通り開催されました。
更に会場に足を運ぶことができない国内外のファンへ向けて
今回も動画配信プラットフォーム「J-stream」を使用してのストリーミング配信され、
ライブ終了後の4月28日から4月30日までの期間限定でアーカイブ配信も行われました。
会場は「スーパーロボット魂」をはじめとした魂系ライブを多く開催している東京お台場にあるZepp Tokyo。
ライブ開催にあたってはロードマップを規範として感染対策が行われ、我々が確認できただけでも以下対応がされておりました。
●入場までの流れ
・観客は事前にバースデーソングのウェブサイト内にある問診票を印刷。
記載されてる来場にあたっての注意事項を読み、氏名、連絡先、健康状態、チケット番号の記入を義務付け。
・会場前の待機場所には問診票を事前に印刷、記入できなかった観客用のブースが設けられていました。
・会場内外に限らずコインロッカーは使用禁止、荷物の預かりも行われませんでした。
・整列時、待機時には適正な距離を保つことが出来る様に地面に一定間隔で目印が設けられていました。
●入場後の会場内の様子
・入場時はまず問診票を提出し、スタッフさんが内容を確認。続いて検温が行われ、靴の裏を除菌マットを用いて消毒、
さらに手を消毒後、スタッフさんにチケットを確認してもらい、半券は観客が自分でもいで専用の箱に入れ、
ドリンクコインを交換するという徹底ぶりでした。
・例年設けられていた1ドリンク制はドリンク代とドリンク交換用コインの交換は観客各自が行い、
カウンターに置かれた缶やボトルの中から、観客が自分で交換する段取りになっておりました。
・更にドリンク代に関しては接触を避けるためSuica、PASUMO等の交通系ICでの会計が導入。
・今回からTシャツ等のライブグッズや出演者のCD等のグッズ販売が再開されましたが、
販売エリアには入場規制が敷かれておりました。
・出演者へのプレゼントや手紙などを入れるボックスなども設けられず、受付もされていませんでした。
・ロビーと会場内の扉は常に開いており、換気を徹底している為か、空調も風を感じる程の強さ。
・トイレの出入口にはアルコール消毒スプレーが設置され、観客が気軽に使用可能。
・トイレ前には待機列用に適正な距離を保つことが出来るように床に一定間隔で目印が設けられていました。
・客席は会場であるZeppグループの方針により、これまでのようにひと席開けたものではなく通常の着席に戻りました。
上記以外にも出演者の楽屋やバックヤードでも様々な所で対応がなされていると思われ、
今回の様な状況の中でもライブを実現させようという思いの程が随所に伺えました。
ステージ後方に設けられたコーラスブースも一人一人の間にアクリル板が設置されていたほか、
コーラスのそれぞれのマイクには飛沫防止用に透明な円形のガードが付属しておりました。
コーラスブースの前には演奏陣のブースがそれぞれ設置。
壁面中央には今回のライブロゴ「SRS 2021 SUPER ROBOT SPIRITS」の幕が掲げられており、
その後ろの壁は全体的に宇宙空間になっていました。
ステージのすぐ前には撮影用のカメラが使用するレーンが床に設置されており、
カメラの移動と距離を空けるするため、ステージと客席最前列はかなり距離が保たれていました。
-MC-
開演時間になると司会進行のショッカーO野さんがご登場。
・バンド、コーラスの皆さんも登場されて準備をされる中、改めて諸注意をアナウンス。
ショッカーさんが来場者と配信視聴者に向けて感謝の言葉を述べられていました。
・歓声や歌う事、大笑いが出来ない分、拍手や身振り手振りは存分に。
・ショッカーさん「ルールを守れば何の問題もございません。」
・ショッカーさんの「スーパーロボット」を受け、観客が「スピリッツ」と返すお馴染みの掛け合い、
ショッカーさんがお一人で両方をコールされ、観客は「スピリッツ」に合わせて手を挙げる特別版に。
・ショッカーさん「さあ、皆さん、心の準備はいいですかっ!?」
観客拍手。
ショッカーさん「準備はいいですかっ!?」
観客拍手。
ショッカーさん「スゥーパーアーロォボォットォ!スピリィイイィイッツ!! はじまります!!」
観客拍手。
00:SE
01:MEN OF DESTINY/MIQ
-MC-
02:Evergreen/MIQ
-MC-
ショッカーさんが退場されるとステージが暗くなり、前回は廃止されていたオーバーチュアが復活。
緊迫感ある音楽が終わり、一曲目はMIQさんのご登場でOVA「機動戦士ガンダム0083」より二代目オープニング。
シリアスな歌声を披露され、はMIQさん考案の観客とのご挨拶を挟んで続いては「0083」より二代目エンディング。
MIQさんの包容力のある歌声が会場内を包み込む様でとても穏やかな心持になりました。
・MIQさんを送り出してショッカーさんがご登場。
・今回のタイトル「stage universe」はバースデーソング入社2年目の方が発案。
ショッカーさん「やっぱり若い人っ手のは面白い発想するんですね。僕らなんてリアルロボットとかスーパーロボットですもん。
あとはキングレコード&ビクターと日本コロムビアとかね」
観客笑。
ショッカーさん「『stage universe』という事で、主に、宇宙を舞台に活躍するロボット達をお届けします。
前半はMIQ姐が歌われた『機動戦士ガンダム0083』からはじまる『機動戦士ガンダム』シリーズです」
03:Z・刻をこえて/鮎川麻弥
-MC-
04:星空のBelieve/鮎川麻弥
ショッカーさんの紹介を受けて鮎川麻弥さんが登場されアニメ「機動戦士Zガンダム」初代オープニング。
真っ赤なドレスを翻し、艶っぽくもどこかチャーミングな歌声をご披露。間奏では松原さんによるソロパートも。
今の状況を「Z・刻をこえて」の歌詞になぞらえてお話をされた後は同じく「Zガンダム」よりエンディング。
軽快な鮎川さんの歌いぶりとコーラスの皆さんの掛け合いに観客も手拍子で応えていました。
05:嵐の中で輝いて/米倉千尋
-MC-
06:10 YEARS AFTER/米倉千尋
07:永遠の扉/米倉千尋
-MC-
続いては米倉さんが元気にご登場されOVA「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」オープニング。
昨年、事務所の判断で出演を辞退された事もあってか、とても楽しそうに歌われていました。
今回出演できる嬉しさやデビュー25周年を迎えられたお話の後は同じく「第08MS小隊」よりエンディング。
弾けるような歌声の後はそのまま映画「機動戦士ガンダム 第08MS小隊 ミラーズ・リポート」エンディングへ。
のびやかな心地よい歌声を披露された米倉さん。歌い終った時のとても嬉しそうな表情が印象的でした。
08:Naked Soul/川添智久×米倉千尋
-MC-
ここで米倉さんに呼びこまれて川添智久さんがご登場され、ご挨拶をされると
そのままゲーム「SDガンダム Gジェネレーション・ワールド」よりスピード感のあるオープニングへ。
川添さんと鵜島仁文さんによるユニットTOP GUNと米倉さんによる本曲も久し振りに聞く事が出来ました。
・拍手の中、米倉さんが見送られ、川添さんお一人に。
・川添さんがベースを携える間、スタッフさんがマイクスタンドを設置されていました。
・川添さん「今日は、立てないけど、STAND UPな気持ちで参りましょう。『STAND UP TO THE VICTORY』!!」
09:STAND UP TO THE VICTORY ~トゥ・ザ・ヴィクトリー~/川添智久
10:Don't Stop! Carry On!/諸岡ケンジ(RD)
11:WINNERS FOREVER~勝利者よ~/長友仍世(infix)
-MC-
川添さんによるアニメ「機動戦士Vガンダム」初代オープニングから「Vガンダム」コーナーへ。
観客による「STAND UP」の大合唱は叶わないながらも、川添さんの歌声とベースと観客の手拍子が合わさって、
今回ならではの一体感が作りだされた後は、諸岡ケンジさんのご登場で「Vガンダム」二代目オープニング。
爽快感あふれる曲調の中、客席を笑顔で見渡しながらハスキーで高揚感のある歌声をご披露されていました。
がらりとシリアスな緊張感の中「Vガンダム」コーナーのラストは長友仍世さんのご登場で初代エンディング。
仍世さん独特のシャープな高音はライブならではの臨場感も相まってとても素敵。後半のアドリブも聞き所でした。
・仍世さん「長友はこの一曲だけだろうと思いますが、実はもう一曲歌わせていただきます。
ちょうど『ガンダム』が30周年の時に劇場版『機動戦士ガンダム』の歌をカバーしました。
その時、本当はオリジナルのやしきたかじんさんに歌っていただこうとお願いしたのですが、
『あの曲は歌わん、君が歌え』と言われて、公式に歌わせていただく事になりました。
大先輩の遺志を次いで大切に歌わせて頂きます」
12:砂の十字架/長友仍世(infix)
-MC-
2009年のイベント「生誕30周年祭 in NAGOYA ガンダムTHE FIRST」で当時TOP GUNに在籍されていた仍世さんが
TOP GUNの一員としてとしてカバーされた映画「機動戦士ガンダムI」よりエンディング。
オリジナルの故・やしきたかじんさんによる荘厳で抒情的な世界感とは好対照に宇宙世紀感が際立った印象。
仍世さんは真摯に歌われている印象で、後半の「ライララ」からのアドリブは息をのむものがありました。
・仍世さんが拍手で見送られ、ショッカーさんがご登場。
・ここで会場内の換気を行う為、ここで15分間の休憩が設けられ、休憩にあたっての諸注意もアナウンス。
~休憩~
・休憩時間中、暗くなったステージ上ではスタッフさんによってマイクスタンドと
アニメ「マクロス7」の主人公熱気バサラが愛用していたもののレプリカギターが準備されていました。
・しばらくするとショッカーさんが登場され、ここからは後半戦。
・ショッカーさん「今回は『stage universe』という事で前半は『機動戦士ガンダム』特集でした。
続いても宇宙を舞台に活躍する……ちょっと地球に寄るかも知れませんけど……」
観客笑。
ショッカーさん「せっかく換気もした事ですし、飛沫の多い方をお呼びしたいと思います。福ちゃーん」
観客が静かに笑う中、福山芳樹さんがご登場。
福山さん「飛沫です!」
観客笑。
・観客の笑い声を聞くとホッとする。
・福山さんがギターの準備を終えた所で後半戦へ。
ショッカーさん「ヤツの歌を聞けェェェエエエええええ!!」
観客拍手。
13:DYNAMITE EXPLOSION/福山芳樹
14:NEW FRONTIER/福山芳樹
-MC-
小気味よい前奏から福山さんの「今日は黙って、オレの歌を聞けェエエエエエエ」の叫びも高らかに
OVA「MACROSS DYNAMITE SEVEN」のオープニングをHUMMING BIRDのアルバム「UNSWEET」に収録されているバージョンで。
福山さんの扇動で観客との「DYNAMITE」の合唱が楽しい曲ですが、今回はカインズのみなさんによるコーラスを堪能。
続いても「DYNAMITE SEVEN」より挿入歌「NEW FRONTIER」が初披露されたのですが、冒頭がゴスペル風になっており、
福山さんによるセルフカバーアルバム「FUKUYAMA FIRE!!!~A Tribute To Nekki Basara~」版を基調としたアレンジ。
ギターをかき鳴らしながら歌われる福山さんとドラムのガンタさんとの目配せ合いながらの演奏がとても魅力的でした。
・福山さん「今日はこのバサラギターを持ってきたんですけど、本当はヘッドがゴテゴテしてるんですよ。
実は昨日練習していましてね。先っちょが折れてしまいまして」
観客笑。
福山さん「アロンアルファでくっつけて乾かす為に置いてたんですけど、そのまま持ってくるのを忘れました」
観客笑。
福山さん「ちょっと貧相な先っちょですけど。貧相な先っちょでオープニングをやってみたいと思います」
観客拍手。
15:SEVENTH MOON/福山芳樹
-MC-
照明がステージを紫色に染める中、福山さんのソロコーナーラストはアニメ「マクロス7」オープニング。
熱気を感じながらもどこかクールな感じがする福山さんの歌い方や、曲中の随所で本編のオープニング冒頭の
「ギターにスポットライトが当たる場面」を想起させる照明になっていたのが印象的でした。
・福山さん「それでは『スーパーロボット魂』恒例のコラボのコーナーでございます」
観客拍手。
福山さん「『マクロス』の先輩です。僕が『7』ですから、5つも先輩です。
暖かい拍手でお迎えください……なんかショッカーみたいになってきましたね」
観客笑。
・福山さんに呼びこまれて笠原弘子さんがご登場。
・次にお二人がセッションする曲は実に7年ぶり。
・ここで次の曲「突撃ラブハート」の最後に笠原さん考案の振り付けをやってようという事で
笠原んに寄る振り付け講座が行われました。
福山さん「この振り付けで僕らは皆さんの無限のエネルギーを頂きます」
16:突撃ラブハート[Duet Version]/福山芳樹 笠原弘子
-MC-
笠原さんと福山さんのセッションは2014年の「スーパーロボット魂2014"春の陣" 2DAYS」以来となる
アニメ「マクロス7」挿入歌をアルバム「FUKUYAMA FIRE!!!~A Tribute To Nekki Basara~」版で。
笠原さん考案の振り付けは観客はもちろん、福山さんもギターを演奏されながら行われていました。
・ここで福山さんが拍手で見送られ、笠原さんお一人に。
・笠原さん「『マクロス』のとてもパワフルな曲を福山さんと歌わせてもらえてとても光栄です」
17:約束/笠原弘子
-MC-
18:未来派Lovers/笠原弘子
-MC-
19:約束の土地へ/笠原弘子
-MC-
笠原さんがご自身が歌巫女・イシュタル役で出演されたOVA「超時空要塞マクロスII-LOVERS AGAIN-」より、
二代目エンディングをゆったりと穏やかに歌われた後は、地上に降りてOVA「PATLABOR MOBILE POLICE」オープニング。
軽やかで弾むような歌声とパフォーマンスを披露され、続いては映画「機動警察パトレイバー」イメージソング。
笠原さんの歌声は透明感がありながらどこか物悲しげ。三曲三様の歌いぶりに笠原さんの奥深さを感じました。
・笠原さんを見送られながらショッカーさんがご登場。
・この間、スタッフさんがマイクスタンドとギターを用意されていました。
・ショッカーさん「1991年4月20日に『スーパーロボット大戦』というゲームが発売されました。満30年を迎えます」
観客拍手。
ショッカーさん「このゲームが無ければ『スーパーロボット魂』からはじまるムーヴメントもなかったかもしれません。
このムーヴメントがなかったらあそこにいる方も別の名前で作詞家になっていなかったかもね」
コーラスブースのカインズ貴日ワタリさんを指さすショッカーさん。
貴日さんは"さかい大"というペンネームで「スーパーロボット大戦」等の楽曲を作詞されています。
ショッカーさん「JAM Projectも無かったですし、ワタクシ事ですが『ボイスラッガー』も無かったですよね。
一つのゲームがこうして多くの広がりをもつのはとてもありがたい事です」
観客拍手。
ショッカーさん「そんな『スーパーロボット大戦』と同じ1991年に生まれた作品があります。
先程、弘子ちゃんが歌われたのが『機動警察』なら『機甲警察』とかいて『アーマードポリス』」
観客拍手。
ショッカーさん「諸岡ケンジさんに登場して頂きます!! 『JUST DREAM ON』!!!」
20:JUST DREAM ON/JACK BITES(諸岡ケンジ)
-MC-
21:HOLD ON/JACK BITES(諸岡ケンジ)
-MC-
ギターを構えて諸岡さんが歌われたのはJACK BITESとして歌われた「機甲警察メタルジャック」オープニング。
疾走感あふれるロックサウンドは実に心地よく、諸岡さんもとても楽しそう。二番終わりには口笛もご披露。
JACK BITESとして故・日詰昭一郎さんとの楽曲制作裏話をお話をされ同じく「メタルジャック」よりエンディング。
観客はからりとした諸岡さんの歌声とどこか哀愁を感じる楽曲をじっくりと噛みしめながら聞き入っておりました。
・諸岡さんを見送られながらショッカーさんがご登場。
・スタッフさんが準備をされる中、ここで観客に対して来場が初参加、二回目、三回目、四回目以上のアンケート。
・ショッカーさん「まだまだ宇宙を飛び回ります。続いてはMIQ姐に登場して頂きます! 『Time for L.GAIM』!!」
22:エルガイム-Time for L.GAIM-/MIQ
-MC-
23:スターライト・シャワー/MIQ
24:風のノー・リプライ/鮎川麻弥
-MC-
テンポのいい重低音と共にMIQさんが登場され、アニメ「重戦機エルガイム」初代オープニング。
発声不可の為観客の「HEAVY METAL」の合いの手が出来ない分、「心で!」とMIQさんが投げかけられていました。
今年、MIOとして19年目にMIQに改名後19年、秋から39(ミク)周年目の思いをお話され「エルガイム」エンディング。
宇宙空間の様な曲調と幻想的なMIQさんの歌声にじっくり浸った後は、鮎川さんによる「エルガイム」二代目オープニング。
鮎川さんの扇動で手拍子や振り付けが揃う光景は発声出来なくても作りだせるライブの一体感でした。
・鮎川さんを見送られながらショッカーさんがご登場。
・ショッカーさん「盛り上がってますか?」
観客拍手。
ショッカーさん「まだまだ元気は残ってますか!?」
観客拍手。
ショッカーさん「さあこのまま一気にラストまで行きますよ!」
観客拍手。
ショッカーさん「思いっきり踊りに踊ってくださいね!!」
観客拍手。
ショッカーさん「福山芳樹さんの登場です。『OVERMANキングゲイナー』より『キングゲイナー・オーバー!』」
25:キングゲイナー・オーバー!/福山芳樹
26:コンディション・グリーン~緊急発進~/笠原弘子
27:夢色チェイサー/鮎川麻弥
28:ダンバインとぶ/MIQ
-MC-
ラストブロックは福山さんのご登場でアニメ「OVERMANキングゲイナー」よりオープニングから。
福山さんは歌いながら観客にオープニング映像の踊りを扇動したり、松尾さんの速弾きにシビれたり。
続いて緑の照明も鮮やかに、笠原さんによるTV版アニメ「機動警察パトレイバー」より二代目オープニング。
晴れやかな笠原さんのステージから緊迫感あふれるアニメ「機甲戦記ドラグナー」より初代オープニングへ。
疾走感が溜まらない中、ラストは鮎川さん渾身のロングトーンとシャウトを披露され観客も大いに沸き、
そのままの熱気でMIQさんが登場され、ソロコーナーラストはアニメ「聖戦士ダンバイン」よりオープニング。
冒頭で「心でオーラって叫んでね!」という投げかけられ、パワフルな歌声で観客を更に盛り上げていました。
・ショッカーさんが合流され、改めてMIQさんをご紹介。
・ここでMIQさんとショッカーさんがバンド、コーラスの皆さんをお一人ずつご紹介されていきました。
・ショッカーさん「今回は例年の様にはいかず変則的な感じになっていくのですが、
逆に変則的だからこその嬉しいコラボが生まれました。福ちゃん、麻弥ちゃん、ちっひー!」
・ショッカーさんに呼びこまれて鮎川さん、米倉さん、福山さんがご登場。
・ショッカーさん「先程もお話しましたが、今年『スーパーロボット大戦』が30周年を迎えます。
そんな『スーパーロボット大戦』のイメージソングをこのメンバーでお届けします。
『熱風! 疾風! サイバスタァアアアア』」
29:熱風! 疾風! サイバスター/MIQ 鮎川麻弥 米倉千尋 福山芳樹
-MC-
ラストは出演選抜の皆さんでゲーム「魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL」より風の魔装機神・サイバスターのテーマを
アルバム「スーパーロボット大戦 ボーカルコレクション ROBONATION'1」に収録の水木さん、影山さんのカバー版のアレンジで。
締めくくりが30周年を迎えるムーヴメントのきっかけになった「スーパーロボット大戦」の最初の歌曲で、
しかもオリジナルシンガーであるMIQさんの「サイバスター」の雄叫びから始まったというのも感慨深く。
歌唱パートは今回ならではのパート分けでそれぞれの個性を感じる歌いぶりで繋がれていました。
・米倉さん、福山さん、鮎川さん、MIQさんとショッカーさんがご紹介される順番で退場されていき
続いてバンド、コーラスの皆さんも拍手で見送られステージ上はショッカーさんお一人に。
ライブ終演後の飲み屋やカラオケなどを控え、新型コロナウイルスの潜伏期間の目安である2週間は静かに過ごせば
何事も無く次のライブへと進む事が出来るようにという注意喚起と、
当日のライブ配信が気になる来場者へ向けてアーカイブ配信のアナウンスをされた後、
ショッカーさんと観客との「スーパーロボットスピリッツ」の掛け合い特別版が行われ、
拍手でショッカーさんが退場されて行きました。
そのスタッフさんによるアナウンスにそって規制退場が行われ、
「スーパーロボット魂2021 ~stage universe~」は終演となりました。
今回は「stage universe」のタイトルの通り、主に宇宙を舞台にした作品で構成され、
前半に「機動戦士ガンダム」シリーズ、後半は「超時空要塞マクロス」シリーズ等でバラエティ豊かに。
仍世さんの「砂の十字架」カバーや諸岡さんの「メタルジャック」などそれぞれに嬉しいサプライズもあり、
昨年の開催内容や当世状況下を鑑みて、おそらく2時間程度で曲数も20曲前後かと思っていましたが、
蓋を開けてみたら30曲近くを約3時間という例年に近いボリュームに。全体的に嬉しい誤算だらけでした。
補足
・情勢の変化に伴う延期を考慮されてか今回ライブタイトルに「"春の陣"」が付かなかったのでは。
・MIQさん考案のご挨拶。MIQさんの「みなさん、こんにちはー。みんなで越えて行こうぜー!」という
言葉に合わせて観客は手を動かすというものでライブ序盤に確かな一体感でした。
・MIQさん「越えて行こうゼーットじゃないからね。それは明日」
観客笑。
・「Evergreen」の後奏ではMIQさんのライブならではのアドリブが魅力。
今回は「みんなで助けて助け合って自分を信じて生きて行こう」というメッセージを歌われていました。
・米倉さん「去年出演できなくて、私はやっぱりこのスパロボのステージに立つことで
皆さんからパワーをもらっていることに改めて気づきました
・福山さん「今回は手拍子は大丈夫なんですよね」
ショッカーさん「大丈夫です……冒頭のオレの話聞いてた?」
観客笑。
福山さん「それが楽屋のモニターさ、音がちっちゃくてさ」
ショッカーさん「そうそう。音の上げ方全然わから無くてね。このあたりが昭和っぽいですね」
福山さん「そうですな」
ショッカーさん「"ですな"って。落ち着いちゃったよ」
観客笑。
・諸岡さん「今日は『ON』三連発。『JUST DREAM ON』……なんだっけ『Vガンダム』。あ、『Don't Stop! Carry On!』。
そして『メタルジャック』のエンディング『HOLD ON』ですね」
・諸岡さん「『HOLD ON』は亡くなった日詰昭一郎と徹夜しながら作った大切な曲です。
JACK BITESとして『JUST DREAM ON』『HOLD ON』あんまり歌った事無いんです。
だから、ご来場のみなさん、配信のみなさん、とてもラッキーです」
・覚えて欲しい「RD+JACK BITES=諸岡ケンジ」。
・MIQさん「本当は秋に39周年のライブをやりたかったんですが、今はなかなかね。
だから来年、39年だけにサンキューの思いを込めてライブを行いたいと思っています」
・ベースの大石彬さんは今回初参加。吉岡満則さんの弟弟子にあたる方。
吉岡さんの師匠は村上聖さんという事でショッカーさんが「躍進する村上聖グループ」と称されていました。
・「熱風! 疾風! サイバスター」は当日の朝リハーサルで初めて全員で合わせられたとの事です。
・ちなみに今回の「スーパーロボット魂2021」の二日間はライブ終了後から
数日の28日から30日までの期間アーカイブ配信として楽しむ事が出来ました。
権利関係の都合上、一日目は「Z・刻をこえて」「星空のBelieve」の二曲がカットされていました。