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水木一郎 バースデーライブ2021 ~雄叫び封印~
21.1.10 よみうり大手町ホール

出演/水木一郎

コーラス/アップルパイ(平山佳代子 杉山小絵子) ザ☆カインズ(貴日ワタリ 常見弘士 斉藤淳一)
演奏/G.松尾洋一 Ba&WBa.吉岡満則 Dr.岩田"GUNTA"康彦 Key&P.松原ひろし



2021年にアニメソングデビュー50周年を迎えられた水木一郎さん。
そんな水木さんにとってメモリアルな年の幕開けは、毎年恒例になっているバースデーライブ。
これまで水木さんのバースデーライブでは、愛と哀愁を感じる曲を集めた「愛と哀のヒーローソング」、
普段ライブではあまり披露されない楽曲を集めた「RARE GROOVES」、「マジンガーZ」シリーズだけを集めた「マジンガーSP」など
毎回様々なコンセプト開催されていますが、今回のコンセプトは「雄叫び封印」。

当時は前年の2020年初頭より、世界規模で新型コロナウイルス症状が長く猛威を振るっている状況。
新型コロナウイルスは人の飛沫によって感染が広まる事が判明している事もあり
水木さんにとって代名詞ともいえる台詞の投げ込みや快活なシャウトである「雄叫び」のある楽曲を封印。
アニメソングデビュー50周年の年にご自身の代名詞である「雄叫び」ではなく、
真骨頂と称されるバラードや勇ましい楽曲を主に構成されるという事で興味津々でございました。

とはいえ、当時は前途の様に世界規模で新型コロナウイルス症状が長く猛威を振るっている状況。
これまでライブ・コンサートは会場キャパシティの50%以下での開催が求められていましたが、
2020年9月より「(観客による)大声での歓声・声援当がないことを前提としうる」公演に関しては
感染対策を十分に行う事で、収容人数の制限が緩和される事となりました。
本公演はこれまでの公演を鑑み、「雄叫び封印」というコンセプトにする事によって内容を見直し、
会場キャパシティの50%以下という制限を行わず、通常動員で開催される事が公示され、
政府および東京都のガイドラインを規範に、感染予防対策を徹底しながら開催。
更に来場出来なかったファンへ向けて動画配信プラットフォーム「J-stream」を使用し、
公演の様子をインターネットのストリーミングとアーカイブ配信がアナウンスされていました。

ところがそんな中、感染者数が減らずに増加が続いている事を受け、政府はライブの直前である1月7日に
東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県の首都圏一都三県に対し非常事態宣言を再発令。
この日はおりしも水木さんのお誕生日でした。

これに伴い、東京都より「新型コロナウイルス感染拡大防止のための東京都における緊急事態措置等」が発表。
ライブやイベントは1月12日から2月7日にかけてキャパシティ人数上限を5000人に、かつ収容人数50%以下を厳格化、
20時以降の営業時間短縮の協力依頼等、イベントの開催制限が要請されていました。

非常事態宣言を受け、本公演を取り仕切るバースデーソング音楽出版さんは
今回のライブに関してはイベント開催制限に該当しない為、予定通りの開催される事を発表。
更に感染対策を徹底するため、当日券の発売を取りやめ、終演予定を20時頃に設定、
座席の中央ブロック前方三列を使用せず、出演者に近い座席の観客にフェイスシールドを配布する等、
感染予防を更に徹底する事がアナウンスされていました。

会場は東京大手町にある讀賣新聞本社内にあるよみうり大手町ホール。
2015年より水木さんのバースデーライブを開催している本会場では
我々が確認できただけでも以下の対応がされておりました。

●入場までの流れ
・讀賣新聞の本社内から会場までの待合場所が封鎖され、仕切りと同線が作られており、
そこに数人のスタッフさんが配置され、途中で留まらずに会場へ誘導。
・観客は事前にバースデーソングのウェブサイト内にある問診票を印刷。
記載されてる来場にあたっての注意事項を読み、氏名、連絡先、健康状態、チケット番号の記入が義務付け。
・会場前の待機場所には問診票を事前に印刷、記入できなかった観客用のブースが設けられていました。
・会場内外に限らずコインロッカーは使用禁止、クロークでの荷物や上着の預かりも行われませんでした。
・整列時、待機時には適正な距離を保つことが出来る様に地面に一定間隔で目印が設けられていました。

●入場後の会場内の様子
・入場時はまず靴の裏を除菌マットを用いて消毒、続いて検温が行われ、問診票を提出し、スタッフさんが内容を確認。
その後スタッフさんにチケットを確認してもらい、半券は観客が自分でもいで専用の箱に入れて
最後に両手を消毒してはじめて入場することが出来るという徹底ぶりでした。
・Tシャツ等のライブグッズや出演者のCD等のグッズ販売は行われませんでした。
・出演者へのプレゼントや手紙などを入れるボックスなども設けられず、受付もされていませんでした。
・クローク、ロビーカフェ、喫煙所は閉まっており、利用する事が出来ませんでした。
・トイレには強力な殺菌力のハンドソープが設置。

●開演まで
・BGMは穏やかなジャズ調の音楽が流れていました。
・会場の方々には配信用に設置されているカメラが見受けられました。
・開演約5分前になるとブザーが鳴り、その後諸注意のアナウンスが流れておりました。
・開演までの間はBGMが流れているものの、観客同士の会話は少なく静かな印象でした。

上記以外にも出演者の楽屋やバックヤードでも様々な所で対応がなされていると思われ、
今回の様な状況の中でもライブを実現させようという思いの程が随所に伺えました。

開演時間になると客席の照明がゆっくりと暗くなっていき、観客の拍手の中、いよいよ開演です。

01:マジンガーZ/水木一郎
-MC-


幕が上がると共に演奏されたのはジャズ調にアレンジされたアニメ「マジンガーZ」よりオープニング。
軽快なジャズアレンジでよりオシャレ雰囲気になり、水木さんは各所の「Z」は雄叫び封印という事で
短めのスキャット風に歌われており、ぐっと大人な風格を感じました。

・まずは水木さんから新年のご挨拶。
・このご時世にライブを開催することが出来た嬉しさと
非常事態宣言を受けても来場している観客、配信を見ている観客へ御礼。
・水木さん「今日は雄叫び封印でございます。雄叫びがある歌でも心の中で叫びます。
     歌い方も変えてお届けします。そういった試みは今回が初めてかもしれません。
     でも『Z』は封印しません。『Z』にも歌い方は色々ありますからね。
・OTAKEBIではなくSASAYAKIで。

02:原始少年リュウが行く/水木一郎
-MC-
03:サバンナを越えて/水木一郎
-MC-
04:ムーへ飛べ/水木一郎
-MC-


2021年はアニメソングデビュー50周年という事で、アニメソングのデビュー曲であるアニメ「原始少年リュウ」よりオープニング。
50年の積み重ねを噛みしめるように一言一言じっくりと歌われているようでした。
続いてはアニメ「ジャングル大帝 (新)」よりオープニング。原曲はオーケストラですが、
ギターとドラムが強調されたバンドアレンジで、水木さんの歌声も躍動感があってとても魅力的。
「僕も励まされる曲で好きな人も多い曲」と紹介されアニメ「ムーの白鯨」よりオープニング。
客席にいる観客を一人一人確認するように歌われているお姿が印象的でした。

・水木さん「50年はあっという間。アニソンを歌ってなかったら50年歌い続けられなかったかもしれません」
・普段のステージでは舞台上ではあまり水を飲まない水木さん。
水木さん「今日はちょっと乾燥してますし、感染対策としてもね。水木が、水を飲みますよ。
     ……あ、笑ってもいいんですよ。大声でなければ」
観客笑。

05:わが友わが命/水木一郎
06:妹たちよ/水木一郎
-MC-


アニメ「宇宙海賊キャプテンハーロック」より、挿入歌の「わが友わが命」と「妹たちよ」を連続でご披露。
水木さんは二曲とも聞いている人に寄り添うようにやわらかで優しく歌われている印象。
どちらの曲もこのご時世を鑑みて聞き入ると一層心に響くものがありました。

07:君の仲間だスピルバン/水木一郎
08:男はひとり道をゆく/水木一郎
-MC-


メタルヒーローシリーズの特撮「時空戦士スピルバン」より、久し振りに聞けて嬉しい初代エンディング。
わらべ歌風の曲調に水木さんの透明感ある歌声とアップルパイのお二人のコーラスが郷愁を誘います。
続いてがらりと雰囲気が変わり、特撮「快傑ズバット」より、ファンからの人気も高いエンディング。
水木さんの伸びやかで哀愁を感じる歌声はアウトローの魅力を感じてとても素敵でした。

・水木さん「オンラインでご覧になっている皆さんには会場の皆さんの拍手が聞こえていると思います。
     僕もオンラインの皆さんの拍手が心に届いていますよ」
・水木さん「次の曲は全てのヒーローに捧げたいですね」

09:はるかなる愛にかけて/水木一郎
-MC-
10:永遠のために君のために/水木一郎


2021年に50周年を迎えた仮面ライダーシリーズの中から、特撮「仮面ライダー(新)」より初代エンディング。
歌詞冒頭の「勇敢に戦った男がいた 人生を戦った男がいた」では客席にいる観客を見つめ
一人一人を指さして歌われていて、まるで水木さんから激励されているような心地になりました。
休憩時間のアナウンスがあり前半のラストは特撮「仮面ライダーBLACK RX」より挿入歌「永遠のために君のために」。
文字通り太陽の欠片の様にパッションあふれる歌声を披露されていた水木さんでしたが、
曲の後半からほんのわずか、若干ながら声の掠れが感じられました。


~休憩~


曲が終わると共に幕が降り、10分間の休憩時間へ。
穏やかなジャズが流れており、5分ほど経過した所でブザーが鳴り、間もなく再開する旨がアナウンス。
しばらくすると客席の照明がゆっくりと暗くなり後半戦スタートです。

11:ハピネス/水木一郎
-MC-


幕が上がると共に演奏されたのは、2018年に水木さんのデビュー50周年記念して
堀江美都子さんと遠藤正明さんが作詞、影山ヒロノブさんが作曲された記念曲「ハピネス」。
とても楽しそうに歌われる水木さんに合わせ、随所で客席の照明が明るくなっていたおかげで
声が出せないながらもまるで観客も一緒にステージに参加しているような演出になっていました。

・2020年の12月に放送されたNHK-BS「シンフォニック特撮ヒーローズ」のお話。
・上記番組は特撮作品の音楽をオーケストラで味わうというコンセプトで、
日本はもちろん、アメリカンコミック原作の映画音楽も特撮作品として取り入れる間口の広い選曲で放送。
水木さんは日本作品からはウルトラマンシリーズより特撮「ウルトラセブン」の「ウルトラセブンの歌」、
アメリカ作品からは映画「ジョーカー」で印象的に流れた「That's Life」をカバーされました。
・出演依頼時に「That's Life」をカバーしてほしいと言われて出演を迷った水木さん。
水木さん「シナトラのナンバーの中でも一番難しいんです。英語をはっきり歌わないとね。人生の歌ですから。
     でもせっかくお話を頂いたんでお受けしました。せっかく覚えたんで今回も歌ってみようと思います」

12:That's Life/水木一郎
-MC-


フランク・シナトラさんの代表曲であり、映画「ジョーカー」で印象的に流れた「That's Life」。
水木さんご自身がとても真摯に本曲に向き合われているお話を伺った後に聞くと
曲も歌声もゆったりとしながらも、どこか凄みのようなものを感じました。

・水木さん「『「That's Life」』は歌詞がいいんですよ。人間誰しも共感できる内容でね。
     次の曲もジャズアレンジしてみるとぴったりだと思うんでいつかやってみようと思います」

13:ルパン三世愛のテーマ/水木一郎
-MC-
14:セイリング未来へ/水木一郎
-MC-


続いてはアニメ「ルパン三世 (新)」より水木さんのバラードの代表格である二代目エンディング。
大人の色気たっぷりに広がりある歌声を披露された後は、アニメ「サブマリンスーパー99」よりオープニング。
「ルパン三世愛のテーマ」と打って変わって若さを感じる瑞々しい歌声で希望いっぱいに歌われていて、
照明が海面から深海へとゆっくりと沈んでいくように変わっていったのが印象に残っております。

・仮面ライダーを多く歌われてきた水木さん。ウルトラマンは映画等で歌われていましたが、
いつかテレビシリーズの楽曲も歌ってみたいと思っていた時に「ウルトラマンオーブ」でオープニングをご担当。
・水木さん「いやぁ嬉しかったですよ。今の小さい子達が自分の歌を聞いてくれているんだ、
     小さい子達が大人になるまで自分の歌を覚えてくれているんだ。そしたらオレ、死ねないじゃん」
観客拍手。
水木さん「いつかその子達が大きくなってオレのライブに来てくれるようになると嬉しいですね」

15:オーブの祈り (ICHIRO MIZUKI SOLO VERSION)/水木一郎
16:GO AHEAD~すすめ! ウルトラマンゼロ~ (水木一郎ver.)/水木一郎
-MC-


続いては2021年に55周年を迎えたウルトラマンシリーズ。
特撮「ウルトラマンオーブ」と特撮「ウルトラマンゼロ THE CHRONICLE」よりオープニング。
二曲ともボイジャーのお二人と共に歌われていますが、今回は水木さんお一人バージョンで。
この二曲を連続してフルコーラスで聞く事が出来たのも久し振りで嬉しかったのですが、
曲が進むにつれ水木さんの熱の入った歌いぶりと反し、高い音域の声が徐々に枯れていっているご様子。

・水木さん「今ちょっと声がやばかったね。高音がやられちゃったかな。
     『24時間1000曲ライブ』でも大丈夫だったのになぁ。でもすぐ治っちゃうんですけどね」
・舞台袖にいるスタッフさんに呼ばれて一旦退場された水木さんでしたが、
すぐに小さい棒のようなものを舐めながらご登場。
水木さん「ハチミツもらいました」
観客笑。
水木さん「このハチミツ、ミッチにもらったんですよー。のどにイイんですって」
・この月の末に行われる予定の「ふたりのアニソン#18」開催は今後の情勢を見て追って発表。

17:いつも未来が/水木一郎
-MC-


東北六県のローカルヒーローの力を合体させたヒーローのCDシングルのカップリング曲「いつも未来が」。
久し振りに披露されたのも嬉しかったのですが、この曲をこのご時世に聞く事が出来た事に加え、
東日本大震災から10年目のこの年に聞く事が出来たのも感慨深いものがございました。

・やはりご自身の声の枯れが気になるご様子の水木さん。
水木さん「原因がわかりました。普段のライブはよく喋るんですけど、今日は喋ってないんですよ。
     スタッフに『冗談はやめてください』って言われましたけど、少し喋ります」
観客笑。
・水木さん「1000曲ライブでも平気で、60代の時ちょっとエヘン虫が来ても平気だったのにね。
     どうしようと思ってるんです。だって次の曲が高ぇえんですよぉー」
観客笑。
水木さん「しかも雄叫びがあるしどうしよう。あ、カインズがいる。次の歌、知ってるよな?」
コーラスブースでスタンバイされているカインズの皆さんを見る水木さん。
水木さん「もし、オレの高音がヤバそうだったら代わりに歌ってよ。
     まぁっでもやってみますよ。"挑戦しない成功などないさ"ってね」
観客拍手。 

18:今がその時だ/水木一郎
-MC-


続いては海外でも人気の高いOVA「真 (チェンジ!!)ゲッターロボ -地球最後の日-」より初代オープニング。
やはり声の枯れが気になられているご様子で、低音を響くように歌われている印象。
雄叫び封印ということで曲間の「チェンジ! ゲッター」は控えめに披露されていました。

・水木さん「わかった! 今日はさ、雄叫びを封印してるでしょ。だから声帯も変になってるんだよ。
     普段はしゃべるし雄叫びもしてるし。封印してるけど、ちょっとやってみようか。
     飛沫が飛ばないように誰もいない方向に向かってね……困ったゼェエエッツ!!」
観客拍手。
水木さん「なんか変だと思ったんだ。大人しく歌ってるから声帯が変になっちゃってるんだよ。
     ……でもこれで次もダメだったらどうしよう」
観客笑。

19:マジンカイザーのバラード/水木一郎
-MC-


水木さんがパーソナリティを担当されたラジオ「ラジオ・スーパーロボット魂」内の
ドラマ「マジンカイザー傳」のエンディングになった「マジンカイザーのバラード」。
少しだけ雄叫ばれた影響か、声の枯れは感じられず、哀愁と情感たっぷりに歌われていました。

・ここで今回のバンドメンバー、コーラスの皆さんを水木さんがお一人づつご紹介。
・水木さん「皆とも長い付きあいだよななぁ……。オレはあんまり出ないけど、『戦隊"魂"』にも出てる。
     オレなんかより全然出てんじゃねえかよぉ」
観客笑。
・水木さん「ラストソングです。"愛の為に夢の為に希望の歌を力の限り歌おう"。
     皆さんと一緒に歌えるように作った歌なんですけど、今は一緒に歌う事が出来ません。
     ですが、心の中で一緒に歌ってほしいと思います」

20:マジンガー賛歌/水木一郎

「水木一郎 バースデーライブ2020 ~雄叫び封印~」のラストは、
OVA「マジンカイザー」の挿入歌「マジンカイザーのテーマ」のカップリングである「マジンガー賛歌」。
穏やかな冒頭から熱のこもった歌いぶりになっていく水木さんの歌声はとてもドラマチックでした。
後半の「ラララ……」からは水木さんに合わせて観客が手を左右に振り、会場が一体となって締めくくられました。

水木さん「コロナに負けるなよー! がんばろうねっ!!」

水木さんのご挨拶と共に幕が降りていくとスタッフさんが登場され、規制退場の順番をご案内。
スタッフさんの指示で客席後方の観客から一定時間を置いて順番に退場していき、
「水木一郎 バースデーライブ2020 ~雄叫び封印~」は終演となりました。

アニメソングデビュー50周年の今回は「雄叫び封印」という事で、ご自身の代名詞を封印されてのライブでしたが、
その分真骨頂と称されるバラードや落ち着いた楽曲、雄々しい楽曲ををじっくりと味わう事が出来ました。
また途中で水木さんの声が枯れてしまうというライブならではのアクシデントがありました。
当方、水木さんが出演されているライブに通うようになって20年程になるのですが、
今回ほど声が枯れている水木さんのステージは記憶に無く、とても珍しい場面でした。
水木さんご自身もいつかリベンジしたい旨をライブ中にお話されていましたが、
その楽曲も含め、雄叫びを含めた水木さんの楽曲をたっぷり聞く事が出来る日が早く来て欲しく思いました。

水木さんアニメソングデビュー50周年&お誕生日おめでとうございます。


補足

・今回のSS席の特典は今回のメインビジュアルのクリアファイル。

・特典引換時にはチケットに確認のスタンプが押されるのですが、
スタンプには「Z」印と「水木一郎」印の2種類がございました。

・会場に向かうロビーには堀江美都子さん、日本コロムビア、JAM Projectのみなさん、
テレビ朝日系教養バラエティ番組「超人女子戦士 ガリベンガーV」、
水木さんのファンクラブ「SONG」から贈られた祝花が飾られていました。

・今回の曲目は今このご時世だからこそ聞きたい曲を選ばれたそうです。
水木さん「歌詞を噛みしめながら聞いて頂きたいと思っています」 

・最初のジャズアレンジの「マジンガーZ」は各種アルバムに収録されている00年のプライベートライブ版でも
セルフカバーアルバム「WAY~グランド・アニキ・スタイル~」でもない今回オリジナルのものでした。

・曲に合わせて松原さんはグランドピアノ、吉岡さんはウッドベースを演奏。

・2020年に第17回「タニタ健康大賞」を受賞された水木さん。
日本人の健康づくりに貢献した個人または団体を顕彰する「タニタ健康大賞」は
それまでスポーツ界で活躍された方が受賞されており、芸能人としての受賞は水木さんが初めて。
水木さん「これもひとえにアニソン、特ソングを歌っていたからですよね。
     もしアニソン、特ソンを歌ってなかったら今頃腰も曲がって、声も出なくて淋しい人生だったかも。
     きっと皆さんともアニソン、特ソンに出会ったからこそ知り合う事が出来たんだと思います」

・「君の仲間だスピルバン」曲中の「スピルバン」は杉山さんがご担当。

・「ハピネス」ラストの「Z」の雄叫びはSASAYAKIでご披露されていました。

・「That's life」では照明が最初は紫で最後は緑と、ジョーカーを思わせる色に変わっていきました。

・「セイリング未来へ」のレコーディング裏話。
楽曲のキーがキーの幅が広い水木さんにしても少し高めに設定されていたらしく、
レコーディング時に少し下げてみてはと提案した所、ディレクターさんから却下。
アニメ「サブマリンスーパー99」は松本零士先生が若手時代に発表された作品という事で
楽曲自体も若々しさと表現する為にキーも少し高めに設定されていたそうです。

・水木さん曰くガンタさんにダブルピースは似合わない。

・平時の水木さんのライブでは約30曲披露されるのですが、今回披露されたのは20曲。
おそらくこのご時世やライブ開催の数日前に非常事態宣言が発布された事を受け、
本来の演奏予定曲から省かれた楽曲も数曲あったのかと思うと、致し方ないとはいえ少々残念。

・ライブ終了後の13日から15日まで限定で配信されていたアーカイブでは
権利関係の都合上「That's life」がカットされていました。

・水木さん「心のつながりが今を乗り切る力になると思います」

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