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MoJo 2019 Last Take Live
19.12.14 ライブハウス LANTERN

出演/MoJo

演奏/カラオケ Ag.MoJo Ba.八木徹



スーパー戦隊シリーズの主題歌をはじめ、多くのアニメ、特撮ソングを歌われ、
CMソング等の作詞作曲やスタジオワークもされているMoJoさんが
毎年年末に開催されているソロライブ「Last Take Live」シリーズ。

"MoJo"としてのアニメや特撮関係の楽曲の他にも、本名の"富田伊知郎"として手がけられた楽曲、
シンガーソングライターの"とみたいちろう"としての楽曲など、MoJoさんの様々な歌が披露され、
現行の通常ソロライブ「Take」シリーズに一味加えて季節の楽曲を織り交ぜて展開されて行きます。

会場はMoJoさんのホームグラウンドである東京の渋谷神泉にあるライブハウス LANTERNは、
日本のThe Beatlesファンが多く通う場所としても知られている老舗ライブハウス。
会場内はThe Beatlesのグッズが方々に飾られている他、季節柄クリスマスの装飾がされていました。

観客の入場が続く中、ステージスペースには既にMoJoさんがスタンバイ。
MoJoさんはステージ上でアコースティックギターを携え、ザ・スパイダースの「夕陽が泣いている」をつま弾かれたり、
岡林信康さんの「山谷ブルース」を替歌できままに歌われる等、おだやかに過ごされていました。

開演時間を少し過ぎ、観客の入場が完了するまでもうしばらくかかるという事で、
「オープニングアクトとしてとみたくんで一曲やってもいいかな?」とMoJoさん。

00:どうにかなるさ/とみたいちろう
-MC-


とみたいちろうさんとして"ムッシュ"かまやつひろしさんの「どうにかなるさ」をアコギ一本でご披露。
MoJoさんご自身がとてもお好きで、ソロライブでも歌われる機会が多い曲なので観客も馴染みが深く。
のんびりとした中にせつなさを感じる歌声で穏やかなオープニングアクトとなりましたが、
途中で演奏をやめ、観客に対して「雑談していていいよ」と投げかけ笑いを誘っていました。

・焼酎「大五郎」のCMソング「俺とおまえと大五郎」をひと節披露され「知ってる? この曲」。
・ここからはアコギを置いてマイクを持たれてご挨拶。
・ライブ前に小川さんと哀しい話しちゃう。
・毎年ライブ納めはLANTERNでのソロライブでしたが、この年はこの12月30日に大阪で行われる
 宮内タカユキさんのライブ「令和元年~A further challenge! "更なる挑戦!"」にゲスト出演予定。

01:大戦隊ゴーグルV-オルタネートバージョン-
02:熱風シャドウ
03:フラッシュ! ゴーグルV
-MC-


ライブの幕開けはスーパー戦隊シリーズより特撮「大戦隊ゴーグルV」のオープニングから。
観客との連帯感を象徴する様な一曲で、MoJoさんも観客を嬉しそうに眺めながら歌われていました。
続いて「ゴーグルV」から挿入歌「熱風シャドウ」と「フラッシュ! ゴーグルV」を連続でご披露。
主題歌だけでなくこういった挿入歌を連続で聞く事が出来るのもMoJoさんのソロライブならでは。
「熱風シャドウ」では歌いながらカウンターにいらっしゃったオーナーの小川武志さんに詰め寄ったり、
「フラッシュ」では店長の竹内光男さんに向かって戦闘態勢をとられたるするMoJoさんが見られるのもLANTERNならでは。

・ライブの進行表が迷子。
・11月に行われたライブ「スーパー戦隊"魂"XIII 2019 東京」一日目で
 舞台袖で待機している時、ささきいさおさんに「背筋が曲がっているよ」と言われたので背筋を伸ばして歌いたい。
・同じく11月の串田アキラさんのライブ「串田アキラ デビュー50周年記念公演 ~Delight 2019~」に
 串田さんへのサプライズゲストとして登場され、関係者有志からのプレゼントを渡す役目をされたMoJoさん。
 MoJoさん「クッシー兄貴ってやっぱり義理堅くてね。後日、お礼の品を送ってきてくれたんですよ。
     『MoJoもっ健康に気をつけろ』ってアーモンドオイルとかの詰め合わせをもらいまして、
     『おれと同じ年になるくらいまでは歌ってろよっ』って言われました」
・MoJoさん「善玉の歌もいいけど悪玉の歌もいいですよね。300曲くらい歌ってますから」
 観客笑。

04:Crystal Knights NECRIME
-MC-
05:LONELY:ザ・ブッチャーのテーマ
-MC-


続いてはMoJoさんが歌われた楽曲の中から悪役・敵役を歌った楽曲のコーナー。
アニメ「未来警察ウラシマン」の挿入歌で犯罪組織ネクライム極東支部のテーマ。
「新日本プロレス創立10周年記念盤 ザ・レスラー」より"黒い呪術師"アブドーラ・ザ・ブッチャーのテーマ。
「NECRIME」では落ち着いたアダルトさ、「LONELY」では荒々しさとMoJoさんは曲の個性を一層際立たせて歌われ、
更に「LONELY」では髄所にハイトーンのシャウトも披露されました。

・エレックレコード時代からのご友人たちのお話。生田敬太郎さんの生き様がカッコイイ。
・MoJoさん「生田さんは今もギター一本でやってますよ。同じエレック出身の佐藤龍一ともライブしてて誘われるんですよ。
     よく『お前、ダイナマンばっかり歌ってないで、「12時過ぎのシンデレラ」歌えっ』って言われます。
     来年はもしかしたら一緒にやることがあるかもしれないね」

06:漂流する街
-MC-
07:Maybe
-MC-


漫画「南京路に花吹雪」のイメージアルバムより。「南京路~」の曲の中でも特に不穏な雰囲気漂う曲を
MoJoさんは緊迫したシリアスな歌声で歌われました。続くアニメ「未来警察ウラシマン」より挿入歌では、
雰囲気ががらりと変わり、やさしくやわらかく歌われ、嬉しそうに観客のコーラスに聞き入っていました。

・MoJoさん「『Maby』や『LONELY』のカラオケは無かったから自作しました」
 観客拍手。
 MoJoさん「こう見えて、ちょっとはテクはあるんですよ」
・MoJoさん「ブラジルに行った時にお世話になったJAM Projectのヒカルド(ヒカルド・クルーズさん)。
     彼は前にこのLANTERNに遊びに来てくれた事があったんですよ(2008年『♪mojo×2 のど自慢♪Vol.7』)
     そんなヒカルドがYouTubeで、なんとMoJoの歌をカバーした動画をアップしてくれてるんですよ。
     それがあーた、大野雄二さんが作った名曲『マシンマン』ですよ?
     すーごいウマいんだよ。負けちゃいられないね。ヒカルドに捧げます。『星雲仮面マシンマン』」

08:星雲仮面マシンマン 2015ver.
09:電光アクションマシンマン
-MC-


特撮「星雲仮面マシンマン」オープニングを2015年に新規録音された際のカラオケで。
颯爽とした曲調の中、MoJoさんはヒロイックに歌われつつも観客をハグを交わされる一幕も。
続けて「ヒカルド、今度はコレをやってくれー!」と歌われたのは同じく「マシンマン」より挿入歌。
観客の合いの手満載かつライブで自然発生したスキャットなどもあり、MoJoさんは楽しそうに歌われ、
間奏では両手両足をダイナミックに動かしダンスを踊られ、思わず歌詞を間違えてしまう場面も。

・MoJoさん「余計な事するんじゃなかったよぉ、タコ踊りなんてするんじゃなかった」
 観客笑。 
・「電光アクションマシンマン」の間違えた所を脱力気味に再度歌われるMoJoさん。

10:OH! チャイルド
-MC-


特撮「星雲仮面マシンマン」コーナーラストは大空の広がりを思わせる雄大な前奏が印象的な挿入歌。
MoJoさんは観客の前奏と後奏のコーラスに耳を傾けられつつ、包容力がありながら親近感ある歌声を披露されていました。

・当日は早起きしたMoJoさん。人生で初めて流れ星を見る。
 MoJoさん「びっくりしました。あーた。一昨日、宝くじ買ったんですよ」
 観客笑。
 MoJoさん「いやー思ったより速いんですね。手を合わせて祈る暇なかったんですよ」
・もし宝くじが当たったら観客に一杯ずつ奢りたい。
・ここからはカバーソングのコーナー。
・MoJoさん「次の曲は自分も歌ってるんですけど、藤岡弘、さんも歌っていらっしゃるんですよ。
     だから、藤岡さんのカバーという感じで。"こせがた三四郎"として歌ってみようと思います」

11:セガサターン、シロ!
-MC-


カバーコーナーはこの年に発売から25周年を迎えたゲーム機「セガサターン」のCMソング。
MoJoさんも富田伊知郎名義で本曲を歌われてはいますが、藤岡弘、さん版のカバーという角度でご披露。
重厚さを感じる楽曲をMoJoさんは堅実にかつしっかりと歌われ、途中の藤岡さんの台詞に相槌を入れつつ、
サビの「せがた三四郎」の繰り返しは観客も一緒になっての合唱となりました。

・久し振りに歌ってみて「セガサターン、シロ!」のキーの低さに驚く。
・MoJoさん「カバーといえばね。色んな事をしている中で、NHKの子供番組に提供した曲があるんですよ。
     作曲、とみ・たいちろう。アレンジ、と・みたいちろうで手がけた曲ですね」
 観客笑。

12:旅がらすワン太郎
-MC-


Eテレ「いないいないばぁっ!」より、MoJoさんが作曲されたワンワン扮する旅人ワン太郎のテーマ。
のんびりとした股旅ソングをかろやかに肩の力を抜いた自然体の歌声で楽しそうに歌われていました。

・MoJoさん「前半もそろそろ終わりですけど、やっぱりこの曲が好きで。
      最近はご本人もライブに出演されるようになったんですけど、『どっかーん』はここが始まりですからね。
      だから、今年最後にみんなで『どっかーん』やりたいんですよ」
※「超獣戦隊ライブマン」の原曲にはサビの「超獣戦隊」と「ライブマン」の間に爆発音が入りますが、
この曲を別レーベルでカバーされているMoJoさんがライブで歌われ、
ファン有志がその音にタイミングを合わせて両手を上げ、「どっかーん」という合いの手で表現。
2012年の「スーパー戦隊"魂"VI 2012」のアコギコーナーで「超獣戦隊ライブマン」が披露された際は
ショッカーO野さんの扇動で行われたものの、オリジナル歌手である嶋さんが参加されてからは控えられていました。
しかし2017年の「スーパー戦隊"魂"XI 2017 大阪」において 嶋さんの寛大な承諾を受け、
オリジナルの嶋さんが歌われる際も「どっかーん」の合いの手が解禁となりました。

13:超獣戦隊ライブマン
14:バトルフィーバーJ-オルタネートバージョン-


オリジナルの日本コロムビアとは別レーベルでMoJoさんがカバーされた特撮「超獣戦隊ライブマン」のオープニング。
抜群の格好良さが魅力の本曲、ライブでは本家の嶋大輔さんに逆輸入された「どっかーん」も体感しどころで、
MoJoさんも小気味よく歌われながら、観客と一緒に「どっかーん」を楽しまれていました。
そのまま前半のラストとして歌われたのは特撮「バトルフィーバーJ」オープニングの別バージョン。
この曲も揃いの振り付けやコーラスが満載で、観客の一体感が味わえ、MoJoさんもパワフルに歌われていました。
「ライブマン」当時は戦隊シリーズの初代と数えられていた本曲が「ライブマン」と続けて披露されるのも一興でした。

~休憩~

ここで前半が終了して休憩時間。
スタッフさんによって譜面台や椅子などが準備され。、しばらくすると着替えられたMoJoさんがご登場。
ギターを携え、気ままに演奏されだし、その姿に観客が聞き入る中、後半へ。

15:枯葉 (Autumn Leaves)
-MC-
16:What a Wonderful World (この素晴らしき世界)
-MC-


後半はMoJoさんが椅子に座られ、アコギによる弾き語りコーナーからスタート。
まずはシャンソンのスタンダードナンバー「枯葉 (Autumn Leaves)」でしっとりと。
本曲もMoJoさんのソロライブでは比較的聞く機会が多い曲なので、観客もうっとりと聞き入っていました。
"サッチモ"ルイ・アームストロングさんが歌った「What a Wonderful World (この素晴らしき世界)」
英語と日本語を織り交ぜながら、MoJoさんの暖かみのある歌声が会場内を包み込む中、
最後の最後をルイ・アームストロングさんの独特の節回しと歌声のマネで締めくくられていました。

・昔馴染みの洋楽の方が歌詞を見なくても歌える。
・当時BS日テレで放送されていた宮廷歴史ドラマ「オスマン帝国外伝~愛と欲望のハレム~」。
 テレビをつけていた時にたまたま流れていたのを見てハマってしまったというMoJoさん。
 MoJoさん「すごいんだよ。大奥の話で嫉妬とか妬みとかが入り混じって、さついつい見ちゃうんだよね」

17:white christmas/& 竹内光男
-MC-
18:Silent night/& 小川武志

LANTERNでの年末ライブ恒例のクリスマススタンダードナンバーをLANTERNのスタッフの皆さんと。
まずは竹内さんをコーラスに招いて「white christmas」。本曲は主導権を握られているMoJoさんが
不意にギター演奏を止めたり、わざと長めに歌ったりして竹内さんを翻弄する事が多いのですが、
今回はそういったやりとりは少なめで、終始ゆったりとした雰囲気で曲の世界観を味わえました。
竹内さんが拍手で見送られ、続いてはオーナーの小川さんとのツインボーカルで「Silent night」。
長年の付き合いであるお二人ならではの大人の余裕を感じる暖かな歌声に酔いしれました。

・大学時代のほろ苦い思い出話。
・大学をやめて音楽活動を中心に。
・バンド活動とソロ活動と佐藤龍一さんと経ちあげたライブ「MOJO MOJO EAST」。
・お蔵入りの曲やアルバムの思い出。
・前田憲男さんは両手で譜面を書き、大野雄二さんはあくびをしながら一曲作っちゃう。
・代表曲「12時過ぎのシンデレラ」を歌う事に抵抗があった日々。

19:町はずれの公園
-MC-


とみたいちろうさんのデビュー作であるファーストアルバム「TAKE 1」より「町はずれの公園」。
原曲の素朴ながらも暖かみを感じる世界観はそのままに、より深みを感じる歌声にじっくり聞き入りました。

・MoJoさん「この曲は19歳の時に作った曲なんだけど、今聞くと新鮮だよね。神泉だけに」
 観客笑。 
・続いてはMoJoさんがかつて結成されていたバンド"とみたいちろうと Big Beat"以来のお付き合いで、 
 毎回ソロライブではカラオケの音出し等の音響やその他諸々を担当されている
 ベーシストの"シロヤギさん"こと八木徹さんがご登場。 
・ヤギさんがベースの準備をされている間、MoJoさんは椅子に腰掛けながら
 ダニー飯田とパラダイス・キング版の「ワシントン広場の夜はふけて」をつま弾かれたり。

20:エンドレスウェイ
-MC-
21:The Esper Has Blue Hair (青い髪のエスパー)
-MC-


ヤギさんとのセッション一曲目は特撮「科学戦隊ダイナマン」より挿入歌「エンドレスウェイ」。
アコギとベースのみのシンプルな演奏にとても映え、原曲とはまた違った魅力でした。
続いては漫画「超人ロック」のイメージアルバム「ロード・レオン」より海賊ロードレオンのイメージソング。
シャープな歌声と激しくギターをかき鳴らすMoJoさんのパフォーマンスの格好よさもさることながら、
今回はヤギさんによる長めのベースソロからはじまるという、これまでに無い手法で始まったのも新鮮でした。

・ヤギさんが拍手で見送られ、MoJoさんもアコギを置いてここからは立って進行。
・ちょっとしたシャツでも首にストールを巻いたら衣装っぽく見える。
 MoJoさん「こんな安物のシャツでもですよ。1500円……そんなことないんだけど」
 観客笑。
・宮内さんに「5人もいたら『ダイナ"マン"』じゃなくて『ダイナ"メン"』じゃない?」と言われる。

22:光速電神アルベガス
-MC-


ここからはアコギからカラオケに戻ってアニメ「光速電神アルベガス」よりオープニング。
渡辺宙明先生による激しい楽曲を同じく激しく歌われながら客席にのめり込む程に
ステージ狭しと動きまわるMoJoさんのパワフルさには毎回感嘆するばかりでございました。

・日々、カス("カ"イダン昇降と"ス"トレッチ)を欠かさない。
・MoJoさんが日課にされている練習メニューのお話。
・ご自身が歌われた楽曲約60曲をABCの3パターン20曲づつに分けて歌詞を見ずに歌う。
 MoJoさん「歌詞を間違えちゃったら最初から。それを日々、練習するんですよ。
     1週間のうちに3パターン出来たら嬉しいもんですよ……ご褒美に食べちゃいますよね」
 観客笑。
・それぞれのパターンの楽曲の内訳を解説。全部締めは「セガサターン、シロ!」。

・MoJoさん「大きいライブだとプロンプターに歌詞を出してくれるんだけどなるべく見ないんだ。
     ……小さい文字見えないから」
 観客笑。
 MoJoさん「真面目な話、見ちゃうとつられちゃうんだよ。だから逆に見ない方がいいんだ」

23:若き旅人 2015ver.
-MC-


「アルベガス」からがらりと雰囲気が変わってアニメ「釣りキチ三平」よりオープニング。
2015年に「CR釣キチ三平」で再録音した際のカラオケで、伸びやかにひろがりのある歌声を披露されていました。

・MoJoさん「大自然を思わせる曲でさ、良い曲だよね。いつか本場で歌ってみたいなぁ」

24:待っていたんだダイナマン
25:俺のハートは夢じかけ
26:究極サムライハオー降臨!
-MC-


ここからはMoJoさんが歌われた挿入歌を連続してご披露される挿入歌コーナー。
まずは特撮「科学戦隊ダイナマン」より挿入歌「待っていたんだダイナマン」を逞しく頼もしく披露され、
そのまま「俺のハートは夢じかけ」へとつながり、サビ部分の振り付けは観客も一緒になって行われ、
コーナーのラストは特撮「侍戦隊シンケンジャー」より侍合体モウギュウダイオーと全侍合体サムライハオーのテーマ。
MoJoさんの重厚さを感じる歌い方が曲が盛り上がるにつれてキレ味が鋭くなっていく様子は実にドラマチックでした。

・ラストのコーナーは観客がMoJoさんの歌う曲を決める事が出来るリクエストコーナー。
・客席に全部で4つあるテーブルの中から、一人づつが選ばれるのですが、
 LANTERNのスタッフさんやヤギさん達が受付番号をランダムで選出されるというシステムでした。

27:Aoi-Tategami (青いたて髪) (途中まで)
27.5:Aoi-Tategami (青いたて髪) (途中まで)
-MC-


リクエストコーナーの一曲目は漫画「リングにかけろ!」のイメージアルバムより「Aoi-Tategami」。
しっとりと歌いだされたMoJoさんでしたが、途中から歌詞がわからなくなってしまい一旦ストップ。
気を取り直して再度歌われたものの、サビ部分で再び歌詞がわからなくなってしまいまた一旦ストップ。
どうやらスパイラルにハマってしまったらしく、リクエストコーナー初のギブアップ。
MoJoさんはとても申し訳なさそうにされており、何度も謝られていました。

28:希望のサイレンビルダー
-MC-
29:燃える闘魂 ~アントニオ猪木~
-MC-
30:EYES OF JUSTICE
-MC-
31:炎神合体エンジンオーG6
-MC-


気を取りなおして改めてリクエストコーナー。
まずは特撮「轟轟戦隊ボウケンジャー」より、ボウケンシルバーが操る緊急轟轟合体サイレンビルダーのテーマ。
「Aoi-Tategami」でのギブアップを挽回すべく、激しい歌声とパフォーマンスを披露されるMoJoさんの姿を受け、
観客の応援にも熱が入っていき、続くアニメ「タイガーマスク二世」に登場するアントニオ猪木さんのイメージソングと
特撮「百獣戦隊ガオレンジャー」より天空の精霊王・ガオイカロスのテーマでは合唱や合いの手に力が入っていった様子で、
盛り上がりぶりはコーナー最後の特撮「炎神戦隊ゴーオンジャー」より炎神合体エンジンオーG6のテーマに集約。
元々合いの手やコーラス満載な楽曲なのですが、更に勢いのあるものになっていました。
MoJoさんもあまりに激しい曲を連続に歌われたので、間奏でよろけるパフォーマンスを見せられたりする場面も。

・MoJoさん「すみませんでした。今度のライブでは『Aoi-Tategami』を一番最初に歌いたいと思います。
     どうしたんだろう? 流れ星見たのになぁ。流れ星のせいなのかなぁ?」
 観客笑。

32:科学戦隊ダイナマン
-MC-


ライブのラストはMoJoさんの代表曲とも言える特撮「科学戦隊ダイナマン」よりオープニング。
間奏では「みんな、元気で来年も会いましょうね!」と年末のライブらしいご挨拶を交えられ、
更に最後には「メリー・クリスマス! よいお年を!!」と話されてからの「ダイナマン!」で締めくくられていました。

拍手の中、MoJoさんが客席の各テーブル、LANTERNのスタッフさん達それぞれに礼をされ、
一旦はライブが終演となったのですが、「Aoi-Tategami」を歌う事が出来なかった事を受けて
アンコールとしてもう一曲歌われることになりました。

-アンコール-

33:人生の停車駅


「MoJo 2019 Last Take Live」の最後を飾るのはアニメ「銀河鉄道999」のイメージソング。
シリアスな曲調に哀愁を感じつつ、優しく語りかけるようなMoJoさんの歌いぶりが印象的で、
歌詞がどこか年末、そして年始へとつながる様にも感じられた事や
MoJoさんが初めて歌われたアニメソングである本曲が最後の一曲というもとても趣があり、
最後は観客と共に大合唱でサビを繰り返しながら終わっていくというのもなかなかなハイライトでした。


MoJoさん「ありがとうございました!! おしまいっ!!」


観客からMoJoさんに拍手が贈られる中、「MoJo 2019 Last Take Live」は終演となりました。
MoJoさんが歌われたアニメ、特撮のオープニング曲が全部聞く事が出来たのは割と貴重。
今回は"MoJo"としてのアニメや特撮の楽曲はもちろん、"とみたいちろう"としてのオリジナル曲や
"富田伊知郎"として手がけられた楽曲をセルフカバーされ、MoJoさんの魅力を多方面から堪能。
更にここでしか聞く事が出来ないカバーやLANTERNスタッフの皆さんとのセッション等も織り交ぜられ、
2019年のMoJoさんのソロライブの締めくくりにぴったりのライブといった印象でした。


ゲスト/小川武志 竹内光男


補足


・憧れの君、マドンナが来ているとやる気になる。

・「大戦隊ゴーグルV」の最後の「ピンク」を「ももいろちゃん」と替歌。

・「熱風シャドウ」の最後のスキャットは観客が歌い、MoJoさんは耳を傾け嬉しそうに聞き入っていました。

・「未来警察ウラシマン」を「宇宙警察ウラシマン」と言いそうになってしまうMoJoさん。
 MoJoさん「宇宙警察だとギャバンになっちゃうよね」

・2008年のライブ「♪mojo×2 のど自慢♪Vol.7」にヒカルドさんが来訪された際に
 のど自慢のエキシビジョンとして歌われた☆MoJoソングも「星雲仮面マシンマン」でした。

・MoJoさん「ヒカルドは魚が食べられないんですよ。『ボク、魚食えないっすぅ』だって」

・MoJoさん「『戦隊"魂"』の時、舞台袖でいさおさんに『背中が曲がっているよ』って言われたんですよ。
     いさおさんっていつも背筋がしっかりしてるでしょ? すごいなあと思ってお話したら
     『いやぁ、ボォクもよく曲がってるって言われちゃうんだよぉ』だって。そんな事無いのにね」

・あまりにもタフなお姿を見て「串田さんは人間じゃない説」を提唱したいMoJoさん。

・「旅がらすワン太郎」のカラオケは、楽曲のオーディション用に提出したものをブラッシュアップされたものだとか。

・メジャーリーグのMLBワシントン・ナショナルズのファンであるMoJoさん。
 "サメ男"ことヘラルド・パーラ選手の登場曲としてアメリカで一大ブームを起こした
 童謡「Baby Shark (サメのかぞく)」も弾ける。

・竹内さん「いつもと違ってすんなり終わってやれやれですよ」

・MoJoさん「『バトルフィーバー』の歌詞ってさ、今にも通じるよね。『サンバルカン』もそうだけど。
     オレが歌った歌の中でも珍しい歌詞で大好きなんだよね。他は『爆発』する感じのが多いけど」
 観客笑。

・今年の台風でMoJoさんの鉄筋5階建てのお屋敷も大変。じいやとばあやが50人もいる。

・MoJoさん「『戦隊"魂"』とかだとクッシーと宮菌と大体一緒の楽屋なんだけどさ、楽しいよ。
     今回は石原の慎ちゃん(石原慎一さん)とか風雅ちゃん(なおとさん)と一緒だったんだよ。
     風雅ちゃん面白いよぉー。ずっと喋ってるけど、真面目な方だから発声練習もしっかりしてるし」

・この年の夏に行われたライブ「スーパーヒーロー魂2019"夏の陣"」で共演した小林太郎さんが好き。
 
・"Gの6番"。

・MoJoさん「流れ星を見たのは宝くじが当たるとかではなく『もう少し歌ってろ』って事なのかな?
     これからも自分を戒めて来年もしっかり歌っていきたいと思います」 
 

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