top of page

340スズキ♪ presents 「歌祭62 ~内田稔の巻~」
19.6.21 Naked Loft

出演/内田稔

司会/鈴木美潮

演奏/カラオケ



読売新聞の記者であり、メディア局編集委員もつとめられている鈴木美潮さん。
特撮ヒーロー好きが高じて自ら立ちあげた疑似政党「日本特撮党」の党首を自称されていたり、
記者として以外にもご自身の主催で様々なイベントを企画、プロデュースされています。
中でも主軸になっているのが特撮作品の様々な関係者を招き、
その方の生い立ちを中心としたお話や、お話の内容を踏まえた様々な楽曲を歌ってもらう
トークと歌のライブイベント「祭」シリーズがあります。

様々な「祭」シリーズがある中で、歌、音楽面にスポットを当てたのがこの「歌祭」シリーズ。
特撮やアニメを歌われている歌手の方々を中心に展開され、他では聞けないトークや
持ち歌以外の様々な楽曲をカバーしてもらいつつ、交友数珠つなぎのリレー形式で開催。

62回目の今回は、Zwei(ヅヴァイ)のMeguさん、Ayumuさんからのご紹介で
ドラマー、パーカッショニストの"うっちー"さんこと内田稔さんがご登場。「内田祭」です。

内田さんは鷲崎健さんや奥井雅美さん等、アーティストの方々のライブでのサポートや
高取ヒデアキさん率いるZ旗、遠藤正明さん率いる遠藤会や
やまけんさん率いるOTAKU NOT DEAD等、様々なライブでドラマーとしてご活躍中。
また音楽学校ジャーニーミュージックスクールで講師として指導されていたり、
ドラムの教則DVD「玄人打楽論」ではプロデュースの他、ご出演もされています。
美潮さんの「祭」シリーズのひとつである、サイキックラバーのお二人をメインに特撮関係の方々を迎え
様々な楽曲が披露される「特歌祭」では初期からパーカッションでレギュラー出演されています。
ライブでは圧巻のドラムやパーカッション演奏はもちろん、トークでは鋭いツッコミや
裏付けされた歌唱力による様々なモノマネも披露される等、多芸さも印象的です。

歌手の方がメインの「歌祭」ですが、これまで大石健一郎さんや渡部チェルさん等
作曲家・編曲家の方々が出演されていましたが、今回はサイキックラバーのIAMJOさん以来の
演奏陣の方が主役という事で、どういった内容になるのか楽しみにしておりました。


「歌祭」は歌の祭りですが、基本的にトークライブですので、詳しい内容は省略します。
来場された方だけのお楽しみという事でご了承いただけましたら幸いです。



会場は居酒屋形式のライブハウスNaked Loft。
開演までの間は特撮作品のオープニングがテレビサイズなどでBGMとして流れており、
ステージ上にはテーブルと椅子があり、近くにはドラムのスティックも置いてありました。
テーブルの横にはマイクスタンドと譜面台が設置されていました。

そのすぐ近くには関係者用の席、通称「ヒーロー席」が設けられており、
開演前に幡野智弘さん、サイキックラバーのギタリストのJOEさん、
ギタリストの宮崎京一さん、キーボーディストの今井隼さん、
更に開演時には大西洋平さんが続々と来場されていました。

当日は内田さんが得意とされるモノマネであるバンドTUBEのボーカル前田亘輝さんにちなんだ
スペシャルカクテル「あー夏だね! (ラムネサワー アルコール)」と
「あー冬だね! (カルピス ノンアルコール)」がそれぞれ販売されていました。

開演の少し前になるとステージの壁面にスクリーンが張られ、
Naked Loftのスタッフさんからお店の説明があり、今後のスケジュール告知映像が流されました。
映像を流し終えてしばらくしすると、スタッフさんに呼びこまれ、司会の美潮さんがご登場。

毎年美潮さんがプロデュースされている遊園地「よみうりランド」のプールWAIで行われている
ステージ「真夏のアニソンスプラッシュ!」のお知らせや休暇で行かれたブラジル旅行のお話をされ
美潮さんに呼びこまれていよいよ今回の主役、内田さんのご登場です。

01:純情スペクトラ (1C)/内田稔
-MC-


一曲目はZweiさんのバトンを受け、アニメ「Robotics;Notes」初代オープニング。
内田さんは頭を激しく振るパフォーマンスを交えながらパワフルな歌声を披露されていました。

・ここから内田さんは歌になると基本的に原曲の人のモノマネで歌われていました。
・「歌祭」を「森田一義アワー 笑っていいとも!」みたいにつながっていき
 「夜のヒットスタジオ」みたいに他の方の曲をカバーして
 「徹子の部屋」みたいにトークするイベントと分析する内田さん。
・歌手ではないので連続で歌う事自体があまりなく、加えて前日に練習してきた為、
 喉が最後まで枯れないのかが心配。のどスプレーを用意してトークはマスクをして挑む。
・内田さん「YOFFYさんもいつもしてるし、遠藤さんもいっつも黒いマスクしてますもんね」
 美潮さん「なんかこの光景をはたから見ると伝染患者と話をしているみたいだから
     トークの時はマスクは取りなさいよ。マスクしてたらビールも飲めないし」
・まずはビールでカンパイ。

・開演前から酒盛りをしていてとても賑やかなヒーロー席。
 内田さん「おかしいでしょ。みんな売れっ子なのにこの日の為にスケジュール開けてるんですよ」
 美潮さん「もうJOEさんなんてこの日決まった時から凄く楽しみにしていましたからね」

・ひとりっ子でカギっ子でさびしがりや。
・友達は犬とレコード。
・てんとう虫型のレコードプレイヤーでアニメソングをよく聞く。

02:キャンディ キャンディ (1C)/内田稔
-MC-


一番聞いていたアニメソングからアニメ「キャンディ・キャンディ」よりオープニング。
堀江美都子さんさながらに終始笑顔で歌われている内田さんはとてもチャーミングでした。

・中学でドラムを志す前はアイドル志望。
・好きだったアイドルは河合奈保子さんと松田聖子さん。
・「中森明菜&松田聖子時代」の前にあった「河合奈保子&松田聖子時代」を語る。
・河合奈保子さんの魅力と松田聖子さんの魅力。

03:小麦色のマーメイド (1C)/内田稔
-MC-


お好きだったアイドルの中から松田聖子さんの楽曲から「小麦色のマーメイド」。
マイクを両手で持って"聖子ちゃん"になりきって歌う内田さんの様子に観客も大沸きでした。

・女性のように物腰が柔らかい内田さん。
 美潮さん「聖子ちゃんが好きじゃなくて聖子ちゃんになりたかったの?」
 内田さん「なりたかったかもしれない」
・小学校の頃に音楽の先生に歌を褒められる。
・テレビ、ラジオ合わせて20本くらいあった当時ベストテン形式の番組を全部聞いていたので
 当時のヒット曲を月に百回近く聞くので、自然といろいろな曲を覚える事に。
・ジャニーズではたのきんトリオ(田原俊彦さん、野村義男さん、近藤真彦さん)世代。
・特に"トシちゃん"田原俊彦さんが好き。

04:ごめんよ涙 (1C)/内田稔
-MC-


田原俊彦さんの楽曲から田原さん主演のドラマ「教師びんびん物語II」の主題歌「ごめんよ涙」。
ドラマの台詞や足を高く上げるパフォーマンスを交え、見事な"トシちゃん"ぶりを披露されていました。

・少年期は友達がいるもののグループに入っている様で入っていない。
・気が弱かったので空手道場で空手を習う。
 内田さん「自分に自信が無かったんですよね。空手を通じて自信が出てきて人と話せるようにもなりましたね」
・中学に入ると不良が一種のブームな時期だったのでグレる。
・オタク、ヤンキー、音楽好きと様々なグループが構成されていく中、扇の要のような存在に。
・内田さん「昔はみんな友達だったのに、それぞれグループで別れてヤンキーがオタクをいじめたりするでしょ?
     オレはそれがおかしいと思ってて、見た目はヤンキーでもどのグループとも仲良かったんですよ。
     でも気づいたのが、そのおかげでどのグループにも属していない感じだったんですよね」
・ツーリングクラブの誘いも音楽がやりたいから断る。
・結果、髪を丸刈りにされ、ボンタンを狩られる。

05:15の夜 (1C)/内田稔
-MC-


思春期のお話をされたという事で、尾崎豊さんの楽曲から、思春期の永遠のアンセム「15の夜」。
歌い出しから"尾崎"さながらで、中盤から床に寝て歌う情熱的なパフォーマンスを披露されました。

・内田さん「こういうのってだいたい昨日の夜に思いつくんですよね」
・生まれ育った修羅の国はコンプライアンスが無い。まわりはだいたい泥棒。
・先輩のボンタンと募金活動とステッカー。
・バンドブーム全盛期。アイドル志望を諦めバンドがやりたい。
・THE BLUE HEARTSやJUN SKY WALKER(S)のコピーバンドからスタート。
・その後に組んだバンドの名前は「狂乱」。
・内田さん「この時期って誰でもだいたい語感だけでつけてますからね」

06:B・BLUE (1C)/内田稔
-MC-


当時、大人気だったバンドBOOWYの楽曲から「B・BLUE」。
ヒーロー席にはボーカル氷室京介さんのサポートをされている今井隼さんがいる為、
「正直やりたくなかった」という内田さんでしたが、氷室さんのモノマネで歌われると
観客はもちろん、ヒーロー席からも笑い声が起こり、大いに沸いていました。

・モノマネのコツは聞いたまんまをどう出すか。
・例えば玉置浩二さんの声は「アントニオ猪木さん+ぜーぜー」
・COMPLEXの「BE MY BABY」を上手にそれっぽくやるコツは吸って吐く。
・それまでボーカル志望だったが、氷室さんや尾崎さんの凄さに諦める。
・同じく好きだったバンド、チェッカーズでボーカルの藤井郁弥さん(現・藤井フミヤさん)の
 次にドラムの"クロベエ"徳永善也さんを魅力的に感じたのでドラムを志す。
・ドラムは初めて5、6年は独学。

・ここで休憩時間の説明。
・休憩中、美潮さんの著書「昭和特撮文化概論 ヒーローたちの戦いは報われたか」の文庫版を販売。
 全30冊中、一冊は内田さんが購入されるので残りの29冊を見事売り切った際には
 後半の途中から内田さんが美輪明宏さんの格好に5分で早着替えして登場されるとの事。
・内田さん「もし売りきれなかったらしれっとこの格好できます。皆さん、どっちがいいですか?って話です」
 観客笑。
 内田さん「皆さん既にお持ちでしょうけど、あと二、三冊持つとお友達に広げる事が出来るんですよ」

・本来はドラム演奏を披露したかったのですが、ステージにドラムが置けないという事で
 前半最後の楽曲はエアドラムを披露されながら歌われる事に。
・ドラムスティックとして使用したのが持参したのが本物のバナナと大人のジョークグッズ「TENGA」。
・内田さん「こっちが男でこっちが女です、ミュージックスタート!!」

07:哀しくてジェラシー (1C)/内田稔
-MC-


流れるようにはじまった前半最後はチェッカーズの「哀しくてジェラシー」をエアドラムを交えてご披露。
歌詞の「男と女はすれ違い」「男と女は哀しいね」の部分ではエアドラムをいったん止めて立たれ
バナナとジョークグッズを交差させる意味深なパフォーマンスを披露されていました。

~休憩~
-MC-


・ここで内田さん、美潮さん、ヒーロー席のが退場され、約15分間の休憩。
・前途の様に休憩時間中は美潮さんの著書「ヒーローたちの戦いは報われたか」の文庫版を販売され、
 休憩時間内で目標売上を達成されていました。
・休憩時間が終わると美潮さんが登場され、内田さんが呼びこまれ後半がスタート。

・マスクで登場された内田さん。
・内田さん「すみませんねー。シンガーなもんでー」
 美潮さん「いや、マスクとりなさいよ」 
 観客笑。
・後半もビールでカンパイ。
・良いテンション。喉は最悪。
・ヒーロー席の野次が国会みたい。

・幼少期に見ていた特撮作品の話。
・「ジャッカー電撃隊」「バトルフィーバーJ」「電子戦隊デンジマン」などスーパー戦隊が印象深い。
・地元のダイエーで見たヒーローショーでカラクリを見る。
・内田さん「ショーでよく悪いヤツに子供がさらわれるでしょ。ボクもさらわれたんすよ。
     すげえワクワクしてたんですけど、内心はすっげえコワかったっす」

08:ジャッカー電撃隊 (1C)/内田稔
-MC-


幼少期に見ていたスーパー戦隊シリーズより特撮「ジャッカー電撃隊」のオープニング。
若干緊張気味の内田さんでしたが、見事ないさおさんぶりに観客も大笑いでした。

・スーパー戦隊シリーズは「電撃戦隊チェンジマン」まで見ていた。
・内田さん「戦隊ってどこから始まるかってあやふやだった時期があるでしょ?
     もし『バトルフィーバー』からだとしたら、ちょうど一年生で学年とぴったりだったんですよね。
     途中でみんな卒業してくけど『チェンジマン』までは『おもしれー』と思ってみてましたね」
 美潮さん「まあ、ここにいる人はほとんど卒業してませんけどね」
 観客笑。
 内田さん「卒業しなくてもいいんですよね。ずっとハートがちびっ子で。すげえ昭和っぽい言葉ですけど」
 美潮さん「いい言葉いただきました」

・仮面ライダーは「仮面ライダー(新)」と「仮面ライダースーパー1」世代。
 でもどちらかと言うと枯渇していた時代。
・内田さん「でも『仮面ライダーBLACK』は見ていたんですよ。なんでかって言うとその頃、近い時間帯で
     『赤い光弾ジリオン』っていうアニメがやってたんですけど大好きで。その流れで見てたんですよ」
・「赤い光弾ジリオン」が大好きな内田さん。
 内田さん「関俊彦さんと、井上和彦さんと、亡くなられた水谷優子さんが出てらして。
     同じスタッフさんの『天空戦記シュラト』の方が人気がある感じですけどボクは『ジリオン』でしたね。
     ドラマカセットも持ってて『聖闘士星矢』のと一緒にめっちゃ聞いてましたね。見た目ヤンキーなんですけど」
 観客笑。

・声優さんが好き。役者さんにも憧れる。
・学生時代映画「ビー・バップ・ハイスクール」シリーズが大流行。
 全シリーズの台詞を覚えて休み時間にヤンキー仲間の前でリクエストを受けて披露する。
・内田さん「みんな見たいのって最初の2、3分位なんですけど、ボクはずっとやるっていう。
     止めないの。『見たいって言ったのお前だろ』っつって」
 観客笑。
・高校に進学。成績は良かったけれど、先生に恵まれず自主退学。親は泣く。
・VS体育教師。
・若干、シリアスなはお話になった所で会場に響くヒーロー席の「カンパーイ!」

・家出をして的屋でアルバイト。男らしさを学ぶ。
・的屋の花形はお好み焼き屋さん、タコ焼き屋さん。若手はわたがし屋さんやお面屋さんを担当。
・内田さん「ボク、こんなんなんでお客さんに積極的に話しかけてたんですよ。
     当時はアニメなら『セーラームーン』、戦隊なら『鳥人戦隊ジェットマン』な時期で、
     両方ともボク見てたんでお子さん達とも話せて。割と人気が出たんですよ。
     そしたらすっげえ売れたんですよ」

09:鳥人戦隊ジェットマン (1C)/内田稔
-MC-


当時放送していたスーパー戦隊シリーズより特撮「鳥人戦隊ジェットマン」よりオープニング。
内田さんの的確にとらえた影山さんぶりに、観客ヒーロー席とも大いに沸いておりました。

・影山さんのモノマネのコツ。
・ポイントを抑えれば何でも影山さんで歌える。
・的屋の親分さんのお話。
・内田さん「当時16くらいですけど、そっから何も聞けないでしょ?」
・20歳ころからはトラックの運転手に。
・音楽活動は継続中。メタルだけどMr.Children寄りの曲を作る。
・内田さん「その頃ってミスチルがすっげえ流行ってたんですよ」
 美潮さん「それって日和ったって事?」
 内田さん「日和ってないんですよ。メタルでミスチルのエッセンスが入るって強く信じたんですよ」
 美潮さん「それで結果はどうだったんですか?」
 内田さん「無理でしたね」
 観客笑。
・オーディションを受け続け25歳で事務所に所属するも苦戦が続く。

・鳴かず飛ばずの時期が続いた30歳の頃に運命の人・鷲崎健さんと出会う。
・鷲崎さんが所属している事務所アトミックモンキーの社長さんは10代の頃からのバンド仲間で
 「面白い人を紹介したい」と六本木の焼き肉店で弾きあわせたのが鷲崎さん。
・ライブ終わりで合流した内田さん。鷲崎さんと意気投合。
・折りしも二人とも楽器を持っていたのでその場でセッションしだしてちょっとしたライブ状態に。
・美潮さん「それ、お店の人止めたでしょ?」
 内田さん「最初は止めてたんですけど、他のお客さんが喜んじゃってたんで」
・アイドルソングをブルースにアレンジする鷲崎さんに驚く。

10:誘惑光線・クラッ! (1C)/内田稔
-MC-


鷲崎さんと出会いで話題に上がったという早見優さんの楽曲から「誘惑光線」。
内田さんが一番お好きだという曲だけに、振り付けを交えてしなやかに歌われていました。

・ここで内田さんは「5分で美輪明宏さんになる」という公約実行の為、一旦退場。
・その間、美潮さんがヒーロー席のJOEさんを呼びこみ内田さんにまつわるトークをする事に。
・今回の「内田祭」がとても楽しみだったとらしく、かなりへべれけ状態のJOEさん。
・JOEさん「もう楽しくて楽しくて」
・内田さんとは麻雀仲間。
・JOEさん「夏のYOFFYは忙しいってのはウソですよ~、んなことないっすよ~」
・更にJOEさんに代わって宮崎京一さんがステージにご登場。
・内田さんとの出会いは音楽ユニットのmilktubのチェアマンでありボーカルであり、
 ゲーム会社「キッチンガイズファクトリー」社長のbanbooさんのご紹介。
・宮崎さん「『ヤバいドラムがいる』っていうからどんな奴かと思ったら来たらアレだったんすよ」
 観客笑。
 宮崎さん「ドラムは普通なんですけど、歌。今日なんか凄いですよ。パフォーマンス能力が凄い。
     パーカッションは凄いんですけどね。ドラムなんかもうどうでもいいんです」
 観客笑。
・宮崎さんは遠藤さんと共に「三軒茶屋あたりでうっちーに店をやらせよう」と企てている。
・宮崎さん「カウンター7席くらいで、今日みたいなことして、たまにJOEがギター弾くみたいな」
 美潮さん「いいですねそれ」
 宮崎さん「そのうちクラウドファウンディングしますよ」

・準備が出来た所で美輪明宏さんの格好をした内田さんがご登場。
・三輪さんの口調でお話されるも「美輪さんのモノマネだと声が張れないのよ」と内田さん。
・美潮さん「この格好で聞くのはあれなんですけど、次はうっちーの恋愛論について」
 内田さん「この格好で!?」
 観客笑。
・初恋は「銀河鉄道999」のメーテル。

11:銀河鉄道0120-333-906 (1C)/内田稔
-MC-

初恋の相手がメーテルだったという事でアニメ「銀河鉄道999」よりオープニングを
歌詞の全てを美輪明宏さんが出演されていた「DHC健康食品」CMの電話番号で歌うという試み。
内田さんは雰囲気たっぷりに美輪さんのモノマネをされながら見事に全編を電話番号で歌われました。

・引き続き内田さんの恋愛観。
・メーテルや「めぞん一刻」の音無響子さんなど年上。
・美潮さん「最近は恋愛方面はどうなのよ?」
 内田さん「変わらないですよ。ツンドラです」
・以前も「恋愛方面が冷めきっている」という意味で内田さんから返された「ツンドラ」という表現が
 「特歌祭」ではメニューの名前にする程にとてもお気に入りの美潮さん。

12:氷雨 (1C)/内田稔
-MC-


ツンドラという言葉を受けて美潮さんがリクエストされたのは、佳山明生さんの楽曲から「氷雨」。
しみじみ歌われた後に「美潮さん何でこの曲と思いましたけど、今聞くと沁みますね」と内田さん。


プレゼント抽選会

ここで入場時に配られた番号札を用い、内田さん自らがクジを引かれていくという形式のプレゼント抽選会。
今回は前半に使ったバナナや大人のジョークグッズや教則DVDサインを入れてプレゼント。

お友達紹介

・ここで次回の「歌祭」へバトンをつなぐべく、その場で生電話をする事に。
・内田さん「次回はですね。幡野くんです」
 観客「おぉおおおー」
 美潮さん「出来れば相手が電話に出るまで名前を言わないで欲しかったですね」
 観客笑。
・ヒーロー席で観覧されていた幡野さん。内田さんの美輪さんなりすましに騙される事なくステージへ。
・内田さん「前に一緒にカラオケ行ったんすけど、幡野くんの広瀬香美とかすげーから。源キーだもん」

・幡野さんが退場され、ここでお色直しの為、内田さんも一旦退場。
・美潮さんから呼び出されヒーロー席にいらっしゃった大西洋平さんがステージへ。
・美潮さん「大西君、せっかくなので何か一言」
 大西さん「一言っすか? ……♪ッグランドォオ ッジッォオ~ォウ」
 「仮面ライダージオウ」の変身ベルト・ジクウドライバー/ライドウォッチの音声を担当されている大西さん。
 この日の数日後放送の「ジオウ」で初登場の仮面ライダーグランドジオウの変身音を先行でご披露されました。

・大西さんが退場されると、青いアロハに着替えた内田さんが登場され、ラストブロックへ。
・毎回ラストブロックはご自身がオリジナルの持ち歌を披露されるのが通例になっていますが、
 内田さんはドラマーの為、特例として得意とされるモノマネのバンドTUBEの楽曲をご披露する事に。

13:夏だね/内田稔
-MC-


ラストブロックまずはミディアムテンポが夏の心地よさを感じて魅力の「夏だね」。
ゆったりとした表情の内田さんは第一声からボーカル前田亘輝さんそっくり。
穏やかに歌う中、ヒーロー席からの「松山千春」「サンプラザ中野」等の合いの手を受けて
瞬時にそれぞれのモノマネをくりだしていく内田さんの対応力の高さに目を見張りました。
その後「若人あきら」という言葉を受けて「出来ないから! それなら若人あきらじゃく郷ひろみだから!」と返したり
布袋寅泰さんのモノマネをされたりして最後は影山さんのモノマネで締めくくられていました。

・内田さん「影山さん解除してくれないから最後ずっと影山さんだったじゃん。
     まさかそのフリが来るとはね。逆にありがたい。おいしーおいしー!」

14:シーズン・イン・ザ・サン/内田稔
-MC-


「歌祭62 ~内田稔の巻~」のラストはTUBEの代表曲の一つ「シーズン・イン・ザ・サン」。
内田さんの一品の歌いぶりが時期的に夏の訪れが近づく頃合いにちょうど良く。
お顔が似ている東進ハイスクール講師の林修先生を歌い出し直前にフラれ即対応して即ツッコんだり、
最後のサビ部分になると観客にマイクを向けて「Stop the season in the sun」を大合唱させたりと
イベントの締めくくりにぴったりな、とても晴れやかな盛り上がりになりました。

・内田さん「楽しかったんですけど、なんか吐きそうです。色々ありすぎで。
     もう、こんなのもいつか飽きられるってずっと思ってるんですけどね」

拍手の中、美潮さんが内田さんをご紹介。ヒーロー席の皆さんが退場されると、
この後、内田さんが観客とハイタッチでお見送りする旨が告知され、
スタッフさんが準備を進めていき、340スズキ♪ presents 「歌祭62 ~内田稔の巻~」は終演となりました。

ドラムやパーカッション演奏時のパワフルさとは好対照に、柔らかい物腰で人懐っこさも感じる内田さん。
幼少期にお好きな音楽を聞き続けていたり、学校の様々なグループをわけ隔てなく行き来する
一種のしなやかさや人懐っこさをお持ちだからこそのモノマネやトーク力があるのだと感じました。

本職がドラマーながら今回はドラム演奏はエアーで披露されるに留まり、
玄人はだしな歌とモノマネを続々と披露されまくるという、なかなか他では見られない内容で、
終始、観客も関係者席とも大盛り上がりの光景は、これまでの「歌祭」とは一風変わった雰囲気で
さながら「内田稔ショウ」でございました。


観覧ゲスト/幡野智弘 JOE 宮崎京一 今井隼 大西洋平 (来場順)


補足


・今回の事前の打ち合わせは上野。上野駅で待ち合わせ。
 内田さん「上野駅に目立つなんか女神像があるんですけど、そこで待ち合わせしたんですよ。
     でも、その女神像よりも美潮さんの方が目立ってましたからね」

・打ち合わせに入ったお店でお金持ちのマダムとヒモに間違えられる。

・高取さんを見習いステージドリンクとしてミルクティーを持参された内田さん。
 観客の指摘によるとどうやらミルクティーのメーカーが違う様子。

・小学生の頃、フジテレビ「笑っていいとも!」の第二の藤井フミヤさん的なコンテストに出場経験あり。
 御多分に漏れずチェッカーズ的な髪型と衣装で挑むものの落選。
 当時スタッフさんに言われた所によるといい所まで行かれていたとか。

・内田さん「ささきいさおさんってこの業界の重鎮でしょ。恐れ多いですよ。
     アニソン界の方のモノマネはあまりにも近いんで封印してるんですよ」

・サポートドラマーとして活動中にバンド・Something ELseと出会う。

・Something ELseが日本テレビ「雷波少年」の「雷波少年系ラストチャンス」に抜擢。
 3カ月の合宿生活の中で運命の1曲を作り、その曲がオリコン初登場20位以内に入らなければ即解散
 および音楽業界から足を洗うという企画の様子を内田さんもテレビで見守る。

・その後、Something ELseが発表した「ラストチャンス」が大ヒットした事を受け、
 バンド側から「売れていない苦しみを知っている人にやってほしい」と
 バックバンドのオーディションのオファーがあり合格して活動を共にする。

・JOEさんによると内田さんは一緒に麻雀をしている時にモノマネを頻発されるので
 色々考えなければいけないのに内田さんのモノマネに引っ張られてなかなか勝てないとか。

・内田さん「なんでしょうね。このモノマネパブ感」

bottom of page