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スーパーロボット魂2019"春の陣" 2DAYS 二日目
19.4.28 Zepp Tokyo

出演/水木一郎 堀江美都子 影山ヒロノブ MIQ 遠藤正明 鈴木けんじ 三重野瞳
初参加/Z-project/a.k.a. RAMAR Vo.酒井悠介 Gu:馬場一人

特別出演/ささきいさお

司会/ショッカーO野

コーラス/アップルパイ(平山佳代子 杉山小絵子) ザ☆カインズ(貴日ワタリ 常見弘士 斉藤淳一)

演奏/SUPER ROBOT SPECIAL BND(G.松尾洋一 B&Key.村上聖 Dr.岩田"GUNTA"康彦 Key.松原ひろし)
   Z旗horns(Tr.Akuzawa Tr.KENTO Sax&Fl.Chouemon Tb.Ozaki)
   G.馬場一人



ロボットを題材としたアニメやゲーム等の歌で構成されるライブ「スーパーロボット魂」。通称SRS。
1997年に「ROBONATION SUPER LIVE'97 summer」以来、20年以上にわたり開催されており、
「複数の音楽レーベルをまたにかけた出演者」と「アニメソングをライブハウスで楽しむ」という、
現在ではあたりまえになっている形式を一般に広めたエポックメイキングなライブです。

近年は毎年4月29日の前後に東京公演が二日間、5月5日に大阪公演が開催されております。
今回は世間では改元に伴う10連休の初日とされていた東京公演二日目、28日のレポートです。

二日目は初演以来皆勤賞の水木一郎さん、堀江美都子さん、影山ヒロノブさん、MIQさんを中心に
アニメ「マジンガーZ」シリーズやアニメ「ゲッターロボ」シリーズに代表される「スーパー系」を中心に
時に「リアル系」と呼ばれる作品も披露される等、幅広い楽曲で展開されています。

今回は鈴木けんじさんが2008年以来、三重野瞳さんが2014年以来のご出演。
初参加としてアニメ「ゾイド ZOIDS」のオープニング等を歌われ、現在活動休止中である
バンド「RAMAR」のメンバーの酒井悠介さんと馬場一人さんが結成した「Z-project」のお二人がご出演。
20年以上の歴史を誇る「スーパーロボット魂」に遂にゾイドも登場という事でとても楽しみでした。

会場は東京お台場にあるZepp Tokyo。
入場するとステージには前日の一日目には無かった黒い幕がかかっており、
ステージ上の様子がわからない様になっていました。

-MC-

・開演時間を少し過ぎた頃、幕の間から司会のショッカーO野さんがひょっこりとご登場。
 ショッカーさん「今日はこんな感じで登場してみました。こんばんはぁあ!」
 観客「こんばんわぁあああ」
 ショッカーさん「元気ですかーぁあ!!?」
 観客「ぉぉぉぉおおおおおおおお」
 ショッカーさん「魂は燃えているかあああ」
 観客「ぉぉぉぉおおおおおおおおぉぉぉぉおおおおおお」
 ショッカーさん「平成のラスト。今日もとことん盛り上がろうぜぇえええ」
 観客「おおおおぉぉぉぉおおおおおおおおぉぉぉぉおおおおおお」
 ショッカーさん「スーパーァーロボットォ!!?」
 観客「スピリィイイイイイイイィイッツ!!」
・ショッカーさん「今日が平成の集大成。このツアーの間に平成から令和へと時代が変わります。
        昨日も満員のお客様ですが、今日も全席ソールドアウトです!!」
 観客拍手。
 ショッカーさん「今日も共に楽しみましょうねぇぇえええええ!?」
 観客「ぉぉぉぉおおおおおおおおぉぉぉぉおおおおおお」
 ショッカーさん「準備はいいですかぁあああああああああ!?」
 観客「ぉぉぉぉおおおおおおおおぉぉおおおぉぉおおおおおおおお」
 ショッカーさん「スゥーパーアーロォボォットォ!!?」
 観客「スピリィイイイイイイイィイッツ!!」
 ショッカーさん「はぁじまりますっ!」

01:鋼の魂/水木一郎 影山ヒロノブ 堀江美都子 MIQ
-MC-


ショッカーさんが退場されるとゲーム「スーパーロボットスピリッツ」のCMソングの前奏と共に幕が開き、
ステージ後方に水木一郎さん、影山ヒロノブさん、堀江美都子さん、MIQさんのお姿が。
原曲を歌われている水木さんと影山さんを中心に、スポット的に堀江さんとMIQさんが参加する形で歌われ、 
後半には特殊効果で火薬を使用した爆発が仕掛けられるなど、オープニングから抜群の盛り上がりでした。

・ステージ中央には後方から前方にかけて階段の花道が用意され、
 後方向かって左側にコーラス、右側にホーン隊のブースがあり
 そのブースより前方左右にはバンドのブースが設置されていました。
 ステージの壁面中央には今回のライブロゴ「SRS2019」が掲げられ、
 照明が複数取り付けられた円形のフレームがロゴを囲むように設置されていました。
 壁面は全面が銀色の幕でライブロゴのがある中央のみ赤い幕が降りていました。

・水木さん、堀江さん、影山さん、MIQさんでトーク。
・平成九年に「ROBONATION SUPER LIVE'97」として水木さん、堀江さん、影山さん、MIQさんの四人で始まり
 平成十年から「スーパーロボット魂」と名前を変えてはじまった本ライブ。
 水木さん「まさに平成のど真ん中を駆け抜けて行ったんですね」
 堀江さん「そんな中を続けて来てくださる方もいれば、はじめて来た方もいらっしゃって
     今もこうして平成から令和にまたがるツアーで多くのお客様に来て頂いて。嬉しいですね」
 水木さん「嬉しいよね。そうこうやってみんなで"時を越え"てねぇ」
 堀江さん「アニキ、なんかライブが終わる時のトークみたいになってるよ」
 影山さん「『アニソンBIG3(※水木さん、堀江さん、影山さんによるライブ)』の最後のトークみたいだよ」
 MIQさん「もうまとめちゃって」
 影山さん「まだ時は越えなくていいよ」 
 観客笑。

02:ダルタニアスの歌/堀江美都子
03:Coming Hey You/MIQ
04:メロスのように ~LONELY WAY~/影山ヒロノブ
05:今がその時だ/水木一郎
-MC-


ソロコーナーはこの年にデビュー50周年を迎える堀江さんによるアニメ「未来ロボダルタニアス」オープニングから。
優雅な曲調を堂々とした風格で勇壮に歌われる堀江さんのお姿は、まさに"アニソンの女王"でした。
堀江さんに続いてステージ後方からMIQさんが登場され、映画「ザブングル グラフィティ」より「Coming Hey You」。
からりとした頼もしいMIQさんの歌声が痛快な本曲は、20年を越える「スーパーロボット魂」でも今回が初披露。
初めてライブで聞く事が出来た嬉しさと驚きを感じながら、MIQさんのひたすたにかっこいい歌声を堪能いたしました。
続いては影山さんのアニメ「蒼き流星SPTレイズナー」オープニング。AIRMAIL from NAGASAKIさん達が歌われた本曲を
アルバム「スーパーロボット大戦 VOCAL COLLECTION2」でカバーされています。影山さんが独特の素敵な笑顔と
どこかせつなげな歌声で観客を魅了された後は、OVA「真 (チェンジ!!)ゲッターロボ -地球最後の日-」より、
初代オープニングの重々しい前奏の中、水木さんが登場され、観客と一緒に「チィェィンジ! ゲッタァアアアアアア」。
緊張感のある渋みの効いた水木さんの歌いぶりと、カインズの皆さんによる重厚なコーラスは圧巻でした。

・水木さんを見送りながらショッカーさんがご登場。
・ショッカーさん「20年を越えて沢山の仲間が、数多くのロボットが参戦してきました。
        次にご登場いただく方は、今年デビュー25周年を迎えられた三重野瞳さんが5年ぶりにご登場です!
        『超魔神英雄伝ワタル』より『ひとつのハートで』」

06:ひとつのハートで/三重野瞳
-MC-
07:瞳にDiamond/三重野瞳
-MC-


デビュー25周年を迎えた三重野さんがご登場。まずはアニメ「超魔神英雄伝ワタル」より初代オープニングから。
笑顔でピュアな歌声を披露され「たった一つの」では三重野さんに合わせて観客も人差し指を小気味よく振る場面も。
「さっきデビュー25周年と知った」というお話をされ、続いてはアニメ「覇王大系リューナイト」より初代エンディング。
ご自身のデビュー曲でもある本曲はとても軽快でノリが良く、三重野さんも飛び跳ねながら歌われておりました。

・三重野さんお一人でトーク。
・三重野さん「やばくない? 楽しくない? この楽しい気持ちを百倍、千倍、無限倍にしたいと思います」
 観客「おぉぉおおお!?」
 三重野さん「でも次の曲は私一人では歌えません。お呼びしましょう。影山ヒロノブさーん!!」
 三重野さんに呼びこまれて影山さんがご登場。
・影山さん「オレも楽しみ。この曲歌うのめっちゃ久し振りやもんな」
 三重野さん「たぶん、前回呼んでもらった時以来だから5年ぶりですね」
 影山さん「マァジ? この曲は神戸で賞とかもらったし、よくイベントで一緒に歌ったなぁ」
 三重野さん「いい思い出ですよ」
 影山さん「いい思い出だよ。当時は三重野の後ろで遠ちゃんと二人でボンボン持って」
 影山さん&三重野さん「♪ひっとっみっ Fall in Love~」
※影山さんはご自身がパーソナリティーをつとめていたCSの音楽番組「アニぱら音楽館」の
 前進である「ANIMEX倶楽部」のコーナーなどで、遠藤正明さんと共にボンボンを持って
 三重野さんの13枚目のシングル「瞳 Fall in Love」のバックダンサーをされた事がありました。
 影山さん「アレは僕と遠ちゃんの中でも相当な黒歴史ですよ」
 三重野さん「なんでですかー!!? 楽しかったくせにー!」
 観客笑。

08:W-Infinity/三重野瞳 with 影山ヒロノブ
-MC-


影山さんを呼びこまれて歌われたのは、アニメ「GEAR戦士 電童」より、お二人で歌われたオープニング。
時折アイコンタクトを交わしながら、それぞれの持ち味あふれる歌とパフォーマンスを披露されるお二人。
今も根強い人気曲が久し振りに歌われ、観客は大盛り上がりでした。

・三重野さんを見送って影山さんお一人に。
・影山さん「そいじゃ次は、ボクひとりで歌います。っえぇー『ビーストウォーズメタルス』より」
 観客「おぉぉおおおおおおおおおおおぉお」 
 影山さん「『魂のエヴォリューショォン』」
 観客「おぉぉおおおおおおおおおおおぉおおぉおおおおおおおおお」 

09:魂のエヴォリューション/影山ヒロノブ
-MC-


影山さんの歌を聞こう。
アニメ「ビーストウォーズメタルス ~超生命体トランスフォーマー~」より初代オープニング。
シリアスな曲調とパワフルな影山さんの歌声が抜群に格好良く、独特なシャウトもたまりませんでした。
また、これまで「スーパーロボット魂」では「ロボットではなく生命体なのでは?」等の理由で
「トランスフォーマー」シリーズの楽曲は歌われてこなかったのですが、今回遂に解禁。
それだけに本曲の二番「魂たちの進化のため」という歌詞にグッと感じ入るばかりでした。

・影山さん「めっちゃ楽しい! 次はボク一人じゃあ歌えないんで、相方を。ミッチねえさん!!」
 影山さんに呼びこまれて堀江さんがご登場。
 堀江さん「相方~? 相方~? お笑いかぁ~い?」
 影山さん「なんで今日そんな浪速のノリなんすか?」
 観客笑。
・影山さん「次の曲はロボットでは珍しいハッピーな感じの曲ですよね」 
 堀江さん「ちょっとレゲエ風でね」
 影山さん「野外フェスとかが似合いますよね。♪ッチャッチャッチャッチャ
     ♪DJKG~ 最近オレDJKG~ 『ランティス祭り』にOLDCODEXのYORKE.と出るぅ~つ、つなぐゥ」
 堀江さん「…………」
 影山さん「やりますかっ」
 堀江さん「やりましょう」
 観客笑。

10:Halleluyah (ハレルヤ)/影山ヒロノブ 堀江美都子 アップルパイ ザ☆カインズ
-MC-


影山さんが堀江さんを呼びこまれて歌われたのは、お二人が歌われた
アニメ「ビーストウォーズメタルス ~超生命体トランスフォーマー~」より二代目エンディング。
影山さんが一番、堀江さんが二番、四番は影山さんと堀江さんがお二人で歌われるのは原曲通りで
オリジナルではバ・ビ・ブ・ベ ボンバーズの皆さんが歌われた三番ではアップルとカインズの皆さんが担当されていました。
穏やかなノリと覚えやすいサビで、初めて聞いた人も後半では一緒に歌えるような曲だけに、観客も徐々に盛り上がり、
ラストのサビを何度も繰り返す箇所ではライブならではのちょっとしたトリップ感を味わう事が出来ました。

・堀江さん、影山さんを見送りながらショッカーさんがご登場。
・ショッカーさん「遂に、禁断の『トランスフォーマー』に手を出してしまいましたよ」
 観客拍手。
 ショッカーさん「このシリーズもいっぱいあるよなぁ……ということは…………」
 観客「おぉぉおおおおおおおおぉおお」
 ショッカーさん「今後の『スーパーロボット魂』をお楽しみに!」
 観客「おぉぉおおおおおおおおぉおおぉおおおおお」
・ショッカーさん「先程の三重野瞳ちゃんは25周年でしたが、続いての方は30周年を迎えられます。
        そして『スーパーロボット魂』には11年ぶりに帰ってきてくれました」
 観客拍手。
 ショッカーさん「そんなに久し振りとは思わななかったんですよ。毎年11月によく合うので」
 観客笑。

11:光の戦士たち/鈴木けんじ
-MC-


幻想的な前奏の中、ステージ後方に鈴木さんが登場され、アニメ「魔動王グランゾート」よりオープニング。
しなやかでさわやかな鈴木さんの歌声に応える様な観客の「グランゾート」と合いの手に凄く勢いがありました。
鈴木さんが随所で主人公・大地が魔動銃を構える等のグランゾートを召喚する際のポーズをされていたのも心憎かったです。

・鈴木さんお一人でトーク。
・真面目な話とふざけた話どちらが聞きたいかを観客による挙手でアンケート。結果ふざけた話に。
 鈴木さん「キミらおかしいやろ? なんでやねん。30周年やっちゅうねん」
 観客笑。
 鈴木さん「あのね、去年の暮れに大掃除したんすよ。スリッパが20足位あったんですけど臭くてね。
     これ普通に洗えないなぁ。どうしよ。そうだコインランドリーで洗おうと思ったんです。
     それで大きい袋が無いからゴミ袋にスリッパ入れて、コインランドリー持ってって洗ったんですよ。
     あれ結構時間かかるでしょ? 洗ってる時間は違う所行ってて、戻ってきたらスリッパがボッロボロになってて」
 観客笑。
 鈴木さん「仕方ないから持ってきたゴミ袋に入れて。ホントにゴミになってしまったという。
     『洗えるスリッパと洗えないスリッパがあるよ』と。これを言いたかったんです。
     これが平成最後のトークという……」
 観客笑。
・鈴木さん「もう一曲、尊敬するタケカワユキヒデさんが作られた挿入歌があるんです。
     『みんなマジカルゴって知ってる?』」
 観客「おぉおぉおおおおぉおおお」 
 鈴木さん「あんま存じ上げない方もいますけど、まあいいでしょう『マジカルゴ・アドベンチャー』」

12:マジカルゴ・アドベンチャー/鈴木けんじ
-MC-


鈴木さんが原曲の冒頭にある大地達の掛け合いの台詞をそのまま引用されていたのも嬉しい
アニメ「魔動王グランゾート」より、巨大なカタツムリ・これが噂のマジカルゴのテーマ。
軽快な曲調と印象的なサビ部分は一度聞いたら病みつきになり、ライブでは臨場感満点でした。

・鈴木さんを見送られながらショッカーさんがご登場。
・この間、スタッフさんがステージ向かって右側にマイクスタンドをセッティング。
・ショッカーさん「続いては初見参の方々をご紹介します。Z-project/a.k.a.………
        間違えないようにちゃんとお読みしましょうね。Z-project/a.k.a. RAMARのお二人です!!」
・ショッカーさんに呼びこまれてZ-project/a.k.a. RAMARのボーカル酒井悠介さんとギター馬場一人さんがご登場。
・酒井さん「もーちゃんと呼んでくださいよー」
 ショッカーさん「ごめんねぇ。ちゃんと言えなくて。で、どっちがZ-projectさんでどっちがRAMARさん?」
 観客笑。
 酒井さん「ボクがZ-projectでこっちがRAMARです」
 ショッカーさん「で、a.k.a.さんは?」
 酒井さん「ショッカーさん」 
 ショッカーさん「オレ? いつの間に!?」
 観客笑。
 ショッカーさん「イヤー凄いですね。初登場でこんなノリにつき合ってくださって」
・Z-project/a.k.a. RAMAR(ゼットプロジェクト エーケーエー ラマ―)は
 ロックバンドRAMARのメンバーである酒井さんと馬場さんによるユニット。
 現在RAMARは活動休止中ですが、デビュー20周年の2018年にタカラトミーからの呼びかけで
 音楽業界でよく用いられる「別名」「またの名を」という意味のa.k.a.(also known as)を用いて
 「Z-project/a.k.a. RAMAR Vo.酒井悠介 Gu:馬場一人」という名義でお二人で活動中。

13:Wild Flowers (2009ver.)/Z-project/a.k.a. RAMAR Vo.酒井悠介 Gu:馬場一人
-MC-


Z-projectのお二人の一曲目はRAMARとして歌われたアニメ「ゾイド ZOIDS」よりオープニング。
晴れ晴れとした曲調と酒井さんの爽快な歌声はライブで体感するとより一層爽やかに感じました。
作品も楽曲も根強い人気なだけに、観客も大いに盛り上がっており、サビの繰り返し部分では
酒井さんが客席にマイクを向け観客が大合唱するというライブならではの光景も見られました。
歌が終わる最後の一言を繰り返されていたので「2009ver.」ではないかと思われます。

・酒井さん「平成最後に初参加の『スパロボ』。僕も小さい頃『スーパーロット大戦』に夢中でした。
     仕事も勉強もそっちのけで熱中していたので、本当は客席で一緒に見たかったです」 
 観客笑。
 酒井さん「ですが、ゲームで聞いていた先輩方の歌を同じステージで聞けるのはとても光栄です」

14:覚醒/Z-project/a.k.a. RAMAR Vo.酒井悠介 Gu:馬場一人
-MC-


続いてはアミューズメントゲーム「ゾイドワイルド バトルカードハンター」のテーマ。
心地よい塩梅のスピーディーな曲調と清々しい酒井さんの歌声がとても爽快。
間奏等で馬場さんが松尾さんと目配せを交わしながら笑顔でギターを弾かれていたのも印象的でした。

・Z-projectのお二人を見送りながらショッカーさんがお一人でご登場。
・ショッカーさん「そうですか『ゾイド』もロボット。『スーパーロボット大戦』に出てるんだよね。じゃあOKでしょ!?
        あと『魔法騎士レイアース』も出てるんだよね? びっくりしたよ。アリなんだね」
・ここで観客に初めて来た方、二回目の方、三回目の方などをアンケート。 
 ショッカーさん「いろんな方がこうして集まって忘年会ならぬ忘年号会みたいな感じになっているのはいいですね」
・この間、スタッフさんによってマイクスタンドや譜面台などのアコースティックコーナーの準備が進められます。 
・今回のユニット名は「スーパーロボットレジェンドファイブ」。 
・メンバーは水木さん、堀江さん、影山さん、MIQさん、遠藤さん。
 楽器は水木さん、影山さんがアコースティックギター、MIQさんがタンバリン、遠藤さんがジャンべをご担当。
・堀江さんはこの年の誕生日に水木さんと影山さんからプレゼントされた河谷シャツ姿。
 水木さんも同じく河谷シャツ姿。色違いのペアルック。
 堀江さん「10代から20代の頃にこういう服を着てジャケット写真を撮ってたなあと懐かしい思いですね」

・水木さん「今日の一曲目は『マシンロボ クロノスの大逆襲』」
 観客「おぉぉおおおおおぉおおおお」
 水木さん「その中から、子門真人さんが歌ったオープニングを。でもこれ一番と二番で譜割が違うの。
     よくOK出たなってくらいに、子門さんの節回しが全開なんだよね」
 観客笑。

15:勝利のマシンロボ/スーパーロボットレジェンドファイブ
-MC-


アコギコーナー一曲目はアニメ「マシンロボ クロノスの大逆襲」より二代目オープニング。
全員で歌うサビ以外はお一人づつソロパートが設けられており、順番に歌われて行く中、
曲の盛り上がる後半はオリジナルでは子門真人さんが熱の入った歌唱をされており、
その部分を担当された影山さんと水木さんは若干苦戦されているご様子でした。

・ショッカーさんが合流されトーク。
・髪型を新しくされた影山さん。
 水木さん「アナタはGACKTさんですか?」
 遠藤さん「にてるー」
 影山さん「え、でもボク、遠藤君に『楠田枝里子さんですか?』って言われましたよ」 
 観客笑。
 遠藤さん「楠田さんはもっと髪全体が前に寄ってますよ」
 影山さん「そうなん? オレもだいぶ前に寄ってるけど」
 観客笑。
・ショッカーさん「次は周年モノに行きたいのですが、こちらは45周年です」
 観客「おぉぉおおおお」
 水木さん「あーボクはまだ生まれてませんね」
 観客笑。 
 水木さん「でも、歌は知ってますよ」
 ショッカーさん「えーっとアナタの歌です」
 観客笑。

16:鉄也のテーマ/スーパーロボットレジェンドファイブ
-MC-


アコギコーナー二曲目は45周年を迎えたアニメ「グレートマジンガー」より主人公・剣鉄也のテーマ。
本曲もそれぞれ順番にソロパートが設けられており、サビでは観客も一緒に大合唱していました。
アコースティックだからか、どこかエキゾチックな雰囲気を感じたのも新鮮でした。

・拍手の中、皆さんが見送られ、スタッフさんが次の準備をされる中、ショッカーさんお一人に。 
・ショッカーさん「ここからは後半戦。お待たせいたしました、後半スタートは"若獅子"に飾ってもらいましょう!
        『魔装機神サイバスター』より『戦士よ、起ち上がれ!』」

17:戦士よ、起ち上がれ!/遠藤正明
-MC-


後半のトップバッターは遠藤さんによるアニメ「魔装機神サイバスター」よりオープニング。
力強さとしなやかさを感じる歌声と、手を大きく広げる等のパフォーマンスは実にダイナミックでした。

・遠藤さんお一人でトーク。
・遠藤さん「今まで『平成最後』ってさんざん言われてきたと思います。でも僕も言います。平成最後」
 観客笑。
 遠藤さん「ここでもう一曲歌わせてもらいたいと思います。平成最後に、文字を羅列する歌を」
 観客「おぉぉおおぉお」 
 遠藤さん「でも"ガ"だと思うでしょ? ……"ダ"なんですよ」
 観客「おぉぉおおぉおおぉおおおおおおおおおおおお」
 遠藤さん「2002年放送の作品ですね。ちゅーわけで『爆闘宣言! ダイガンダー』聞いてちょぉうだあい」 

18:爆闘宣言! ダイガンダー/遠藤正明
-MC-


突き抜けるようなタイトルコールからはじまるアニメ「爆闘宣言ダイガンダー」よりオープニング。
ライブで聞く事が出来たのは放送当時の2002年以来でしたので、とても嬉しうございました。
遠藤さんの魅力の一つであるパワフルで伸びやかな歌声は当時以上に迫力満点で実に痛快でした。

・遠藤さんを見送られながらショッカーさんがご登場。
・ショッカーさん「遠ちゃん着替えるの早いなぁ。てっきりアコギの時の衣装で出てくると思ったのに。流石、若獅子」
 観客笑。
 ショッカーさん「さぁ、お待たせいたしました。スゥーパァアアアアア・いさお・タァアアアアイム!!!」
 観客「おぉぉおおおおおおおおおおおおぉおおおおおお」
 ショッカーさん「ここからは御大のステージです。まずは『とべ! グレンダイザー』」

19:とべ! グレンダイザー/ささきいさお
-MC-
20:すきだッダンガードA/ささきいさお
-MC-


颯爽とした前奏の中、万雷の拍手の中いさおさんが登場され、アニメ「UFOロボ グレンダイザー」よりオープニング。
小気味に良いいさおさんの歌声はもちろん、この時の観客の大合唱はなんともすさまじい勢いでした。
宇宙の不思議と神秘とブラックホールの全景と松本零士先生のお話をされた後で歌われたのは、
松本零士先生原作のアニメ「惑星ロボ ダンガードA」より、軽快なテンポが楽しいオープニング。
いさおさんの頼もしい歌声に合わせて観客も「好きよ」と合いの手を入れて盛り上がっていました。

・ショッカーさんが合流されていさおさんとトーク。
・新潟県新潟市で開催されている同人誌即売会「ガタケット」でお昼12時ちょうどになると
 いさおさんが歌われたアニメ「宇宙大帝ゴッドシグマ」のオープニング「がんばれ! 宇宙の戦士」が流れるというお話。
 いさおさん「この曲をライブで歌うきっかけがショッカーがその事を教えてくれたからだよな」
 ショッカーさん「そうなんですよ。実は今日、新潟で『ガタケット』が開催されたんですよ」
 いさおさん「話の途中でゴメン、ちょっと口の中がカラッカラだから水飲んでくる」
 ショッカーさん「わかりましたまかせてください! そうなんですよ、今日開催されたんです。
        さっき『ガタケット』のスタッフに電話して聞いたんですけど」
 舞台袖で水を飲まれ戻られてきたいさおさん。
 ショッカーさん「おかえりなさい! 今回もしっかり流れて、しっかり『パンパン』としたそうですよ」
 観客「おぉぉおおおぉお」
 いさおさん「今もやってるんだね。すごいね」
 ショッカーさん「そうなんですよ。だから皆さん、新潟に負けないように盛り上がってくださいね!!?」
 観客「おぉぉおおおおおおおおおおぉおおおぉおおお」 

21:がんばれ! 宇宙の戦士/ささきいさお
-MC-


続いていさおさんが歌われたのはアニメ「宇宙大帝ゴッドシグマ」よりオープニング。
高揚感を誘う転調が終始楽しい本曲はライブではサビで前途の「パンパン」と手拍子での一体感が見所。
いさおさんの歌に合わせて観客はもちろん、アップル、カインズの皆さんも一緒に手拍子されていました。

・いさおさんお一人でトーク。
・いさおさん「次の曲はちょっと息が切れる曲で、巨大ロボの中でも僕が歌った最初の歌かな?
      当時は『新造人間キャシャーン』を歌った後、四番組八曲のオファーが来たうちの一曲です。
      菊池俊輔先生が作曲するとブラスが凄いことになるんだけど、今日はZ旗がいてくれるからね」
 Z旗ホーン隊の皆さんの方を向くいさおさん。一礼をされるZ旗の皆さん。

22:ゲッターロボ!/ささきいさお
-MC-


いさおさんのコーナーラストはアニメ「ゲッターロボ」よりオープニング。「ゴッドシグマ」と三体合体つながり。
高らかにはじまる前奏からいさおさんの頼もしい歌声に合わせて観客も「ガンガンガンガン」と拳をつき上げ、
パワフルなZ旗の皆さんのブラスも相まり、いさおさんコーナーの締めくくりにぴったりな盛り上がりでした。

・いさおさんを見送りながらショッカーさんがご登場。
・ショッカーさん「さぁ、御大の後は神のラインナップ、レジェンドのバトンタッチです!!
        我らが永遠のアイドル・堀江美都子さんのご登場で『超電磁マシン ボォオルテェェエエスV』!!」

23:ボルテスVの歌/堀江美都子
-MC-
24:宇宙魔神ダイケンゴーの歌/堀江美都子 ナレーション:ショッカーO野
-MC-


フィリピンでも熱狂的支持を集め続けているアニメ「超電磁マシーン ボルテスV」よりオープニング。 
堀江さんはスタイリッシュな歌声を披露されながら、サビ部分では客席にマイクを向け、観客の合唱を誘う場面もありました。
デビュー50周年への思いを話された後、ショッカーさんのナレーションからアニメ「宇宙魔神ダイケンゴー」よりオープニング。 
曲調のドラマチックさと堀江さんの颯爽とした歌いぶりは原曲からさらにパワーアップされており、とにかく格好良いの一言。
間奏ではご自身が初めて声優を担当された本作のヒロイン・クレオの台詞をおりこまれ、観客を盛り上げられていました。

・堀江さん「さぁ、さっきは影ちゃんとデュエットしたけど、やっぱりこの方とデュエットしないとねっ!」
 観客「おぉぉおおおおおおおおぉ」 
 堀江さん「カモン! アーニキィ!」 
 水木さん「ゴオオオオオオオッダンナァァアッ!!」 

25:ENGAGE!!!ゴーダンナー/堀江美都子 水木一郎
-MC-


水木さんを呼びこんで歌われたのはアニメ「神魂合体ゴーダンナー!! -SECOND SEASON-」よりオープニング
お二人ならではの抜群のコンビネーションで披露される様子に、50年間共にステージに立たれてきた凄みを感じました。

・ショッカーさんが合流され、水木さん、堀江さんとトーク。
・昨年2018年の8月から50周年が始まった水木さんから2019年8月から50周年が始まる堀江さんへ
 50周年イヤーのバトンタッチが行われました。
・ショッカーさん「別名ウルトラタッチですよ。まぁウルトラタッチだとウルトラマンエースになっちゃいますけど……」
 観客笑。
・堀江さんが見送られ、水木さんとショッカーさんだけに。
 ショッカーさん「アニキ、今日は凄いんですよ。『トランスフォーマー』も『ゾイド』も出てきて」
 水木さん「じゃあ『マジンガーZ』を歌う前に歌ったロボットの歌を歌っちゃおうかね」
 観客「おぉぉおおおおおお」
 ショッカーさん「正真正銘、アニキのロボットソングデビュー曲になるんですね」
 水木さん「今は韓国とか中東で人気なんだよ。オレもいつか現地に呼んで欲しいよね」
 ショッカーさん「中東はお金あるでしょうしね」
 観客笑。

26:アストロガンガー/水木一郎
-MC-


ここからは座長・水木さんのコーナー。まず20年以上続く「スーパーロボット魂」で初披露のアニメ「アストロガンガー」よりオープニング。
「マジンガーZ」夜明け前の作品なだけに、当時を意識してか朗々とした瑞々しいお声で歌われる水木さんのお姿が印象的でした。
本曲が披露された事により、水木さんが歌われたロボットアニメのオープニングは全て「スーパーロボット魂」で歌われた事になりました。

・水木さんお一人でトーク。
・この年の四月に逝去された漫画家のモンキー・パンチ先生と作家の小池一夫先生のお話。
 水木さんはモンキー・パンチ先生原作のアニメ「ルパン三世(新)」で二代目エンディングを歌われていたり、
 小池先生が作詞されたアニメ「マジンガーZ」「グレートマジンガー」を歌われており、それぞれへの思いを話されました。
・水木さん「両先生とも肺炎で亡くなられたそうで、僕も肺炎の予防注射を打ってるんですよ。
     肺炎で亡くなられる方が本当に多いので、皆さんもご自分や大切な方への予防をお勧めします。
     でもね。僕が注射打ったら手が凄く腫れちゃってね。もう痛くて。大変だったんですよね」
 観客笑。

27:おれはグレートマジンガー/水木一郎
28:勇者はマジンガー/水木一郎
-MC-


続いてはアニメ「グレートマジンガー」より、小池一夫さんが作詞されたオープニングとエンディングを連続で。
"偉大な勇者"の異名そのままに、グレートの頼もしさを感じる水木さんの歌声と躍動感あるホーン隊の演奏の後は、
独特のスキャットが楽しいエンディングへ。スキャットの部分では、アップルのお二人に合わせて観客も合唱し、
水木さんが客席にマイクを向けてその様子を嬉しそうに眺められるという場面もありました。

・水木さんを見送られながらショッカーさんがご登場。
・ショッカーさん「さぁここからは一気にラストスパート! やはり"若獅子"に登場してもらいましょう!!
        『勇者王誕生ぉおおおおおおおお』!!!」 

29:勇者王誕生!/遠藤正明
30:風の翼/三重野瞳
31:不思議CALL ME/MIQ
32:HEATS/影山ヒロノブ
33:マジンガーエンジェルのうた/堀江美都子
34:コン・バトラーVのテーマ/水木一郎
35:時を越えて/水木一郎 影山ヒロノブ MIQ 堀江美都子


ラストブロックはグレートから勇者つながりで遠藤さんによるアニメ「勇者王ガオガイガー」よりオープニング。
ご自身の代表曲である本曲を前年は曲中の「ガガガ」を全部歌い倒す圧巻の"ALWAYS FULL VOICE"ぶりでしたが、
今回は8割方客席にマイクを向けられ、ライブならではの観客の合唱を楽しまれるスタイルに戻られた様子でした。
続いては三重野さんのご登場で、OVA「LORD of LORDS Ryu KNIGHT ADEU'S LEGEND」よりオープニング。
しなやかな歌声はラストブロックの一服の清涼剤的存在感。まさかラストブロックに登場されるとは思わず、嬉しいサプライズでした。
三重野さんと入れ替わりにMIQさんが登場され、アニメ「星銃士ビスマルク」よりオープニング。
どこか宇宙空間を思わせる幻想的な曲調とMIQさんの真に迫るようなシルキーな歌いぶりがとても魅力的でした。
雰囲気ががらりと変わり、影山さんによるOVA「真 (チェンジ!!)ゲッターロボ -地球最後の日-」より二代目オープニング。
平成を代表するアニソン歌手である影山さんのどこまでもパワフルで全力なパフォーマンスと歌声に、観客も大盛り上がりでした。
続いては堀江さんによる「マジンガー」シリーズのヒロイン達が主役のスピンオフ漫画「マジンガーエンジェル」のイメージソング。
抜群の歌声と颯爽としたパフォーマンスで観客を魅了されている堀江さんのお姿に、不可侵の存在だと改めて感じました。
堀江さんと入れ替わりに駆けこまれてきた水木さんが歌われるのは、アニメ「超電磁ロボ コン・バトラーV」よりオープニング。
水木さんが歌いながら歌詞に合わせて「V」サインやヨーヨー等の振り付けをされ、観客もその様子を真似して
ライブならではの一体感が堪能できるのが本曲の特徴ですが、今回もなかなかの勢いの揃いっぷりで一体感を味わえました。
水木さんの一声でステージの左右から堀江さん、影山さん、MIQさんが合流され、本編のラストは「時を越えて」。
ゲーム「スーパーロボット大戦」シリーズを象徴する本曲は、アニメソングムーヴメント初期から歌い続けられており、
本編のラストという事もあってステージ上も客席も会場一体となっても盛り上がりを見せていました。

~アンコール~

拍手の中、水木さん、影山さん、MIQさん、堀江さんとバンドの皆さんが順番に退場され、ステージが暗くなるとアンコールへ。 
観客のアンコールが続く中、しばらくするとステージ上が明るくなり、バンドの皆さんが登場され、それぞれ準備に入られました。

36:熱風! 疾風! サイバスター/水木一郎 影山ヒロノブ MIQ 堀江美都子
-MC-


アンコール一曲目はゲーム「魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL」より風の魔装機神・サイバスターのテーマ。
オリジナルを歌われているのはMIQさんですが、その後アルバム「スーパーロボット大戦 ボーカルコレクション ROBONATION'1」で
水木さんと影山さんによるカバーされて以降は、ライブではお二人版のアレンジで披露されており、
今回も疾走感の塊のような曲調を四者四様の歌声で歌われ、アンコールの一曲目にぴったりの勢いあるステージとなりました。

・水木さん、堀江さん、MIQさん、影山さんにショッカーさんがご合流。 
 観客と一緒に「スーパーロボット」「スピリィイッツ」の掛け声で出演者の皆さんを呼び込みまれました。 
・出演者の皆さんが揃われるとショッカーさんによってバンド、ホーン隊、コーラスの皆さんを改めてそれぞれご紹介。 
・毎回ショッカーさんがバンドやホーン隊、コーラスの皆さんを紹介される後ろで
 遠藤さんがぼそりとつぶやいているのですが、今回はマイクを通さずこっそりと何かをつぶやかれていました。 
・続いて出演者の皆さんがそれぞれ一言づつコメント。
・この日の為に近所迷惑顧みず自宅で歌の練習をされたという酒井さん。
・鈴木さん「令和になったらもっとまともな話が出来るようにしたいと思います」
・影山さん「今日は始まる前からアニキと遠藤と三人で楽屋で騒ぎすぎてちょっと声が枯れちゃいました」
 ショッカーさん「ホントね、楽屋から聞こえてくる内容が中学生だったんですよ」
 観客笑。
・MIQさん「昨日歌った『エルガイム』が35周年だったんだけど今日『ビスマルク』も35周年だったのね」
・いさおさん「出る前に赤いジャケットで出ようと思ったけど水木が赤だったんで白で来ました」
 観客笑。
・いさおさん「みなさんから若い力をもらって来年は60周年なんで、これだけは乗り切らないとね」
 観客「おぉおおおおぉおおおぉおおおお」
 いさおさん「それが終わればいつ引退してもいいけど」
 観客「いやいやいやいやいや」
・水木さん「『スーパーロボット魂』は平成のど真ん中を進んできました。令和になってすぐ大阪公演です
     夏の『ANIME JAPAN FES』はいさおさんとも二人だけでやります(※『ささきいさお VS 水木一郎 台場大決戦!』)」
 いさおさん「さっき見たら『大決戦』って書いてあったよ」
 ショッカーさん「そうですね。ちゃんと『ゴジラ VS ガメラ』って書いてましたね」
 観客笑。
 水木さん「どっちがゴジラ? どっちがガメラ?」
 いさおさん「お前がガメラだろ?」 
 ショッカーさん「アニキの方が火を吹きそうですもんね」
 観客笑。

・ここでショッカーさんからのアナウンスで、前日に引き続きアンコール一曲の間のみ写真撮影がOKに。 
・注意事項として「本格的な望遠カメラでの撮影NG」「動画撮影NG」「フラッシュNG」等がアナウンスされました。
・ショッカーさん「外国の方も多いんで英語でも。MOVIE NG!! PICTURE ONLY!! YOU ANDERSTAND?」
 観客「YEAHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHHH!!」
 ショッカーさん「みんな外国の人なの?」
 観客笑。

37:マジンガーZ/水木一郎 堀江美都子 影山ヒロノブ MIQ 遠藤正明 
         鈴木けんじ 三重野瞳 Z-project/a.k.a. RAMAR Vo.酒井悠介 Gu:馬場一人
                 ささきいさお ショッカーO野


平成の「スーパーロボット魂」の締めくくるのは、ロボットアニメの象徴的存在のアニメ「マジンガーZ」よりオープニング。
前奏で水木さんに「マジンゴー」を伸ばしに伸ばすように影山さんが合図され、良い頃合いの所でキューを出すのも見所。 
水木さんを中心に出演者も観客も一緒に歌われる中、三重野さんや遠藤さんは観客へ向けポーズをとられたり、
客席へマイクを向けたりと、出演者の皆さんがそれぞれのスタイルで歌われ、観客も一緒に大合唱で締めくくられました。

38:三本締めZ

拍手の中、バンド、コーラスの皆さんもショッカーさんの誘導でステージ前方に合流され、
今回の出演者全員が一列に勢揃いすると 東京公演二日目が無事に終わったという事で、
水木さんのマイクを通さない生声の挨拶があり、御利益のある「三本締めZ」が行われました。
余韻の拍手の中、ショッカーさんの紹介順に出演者のみなさんがそれぞれ見送られて退場されていき、
ショッカーさんがお一人になった所で、恒例のご挨拶。

ショッカーさん「楽しんでもらいましたかぁああああああああ」
観客「おおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉぉお!!」
ショッカーさん「歌いましたかぁあああああああ!?」 
観客「ぉぉぉぉおおおおおおおおぉぉおおおぉぉおおおおおおおお」 
ショッカーさん「それじゃあ、また会いましょうねええええええええええ!
観客「おおおおおおおおおおおおおおおおぉおおおおお!!」
ショッカーさん「じゃぁー約束のっ!! スーゥパァァアアア・ロォボットォッ!?」
観客「スピリイィイイイィィイイィイイィッッツ!」
ショッカーさん「ショッカーO野でした。今度は令和でお会いしましょう!!」

ショッカーさんが拍手で見送られ、平成最後の「スーパーロボット魂」および、
「スーパーロボット魂2019"春の陣"」二日目、東京公演最終日は終演となりました。

ゲーム「スーパーロボット大戦」と共に昭和に生まれた数々のロボット達の捲土重来や、
今では当たり前になっているアニメソングをライブ形式で楽しむスタイルを決定づける等
アニメソングの再評価、業界活性化の起爆剤となった「スーパーロボット魂」。 

今回は平成最後の「スーパーロボット魂」という事もあってか、
平成元年に放送開始した「魔動王グランゾート」をはじめ平成のロボットアニメが多く、
披露された楽曲の半分以上の20曲が平成に誕生した歌でした。
また、「ビーストウォーズメタルス」や「ゾイド」など、これまで歌われる事がなかった
シリーズも遂に解禁された事で、おそらく史上最も多彩なロボットソングを聞くこと出来ました。
令和へ向けての期待感をかき立てられ、文字通りの「魂たちの進化」を感じた大忘年号会でした。

個人的には自分達が育った平成の締めくくりとして見に行ったライブが
アニメソングに熱中するきっかけとなった「スーパーロボット魂」であり、
幼少期に見ていた作品の楽曲、思春期に夢中になった楽曲を多く聞く事が出来、
どこか感慨深くもとても嬉しうございました。


補足

・オープニングは水木さん、堀江さん、影山さん、MIQさんは四人とも黒系のミリタリーテイストのご衣裳。
 水木さん「やっぱり長く続けていくと不思議と会ってくるんだよね」
 影山さん「今日、びっくりしたよね」
 堀江さん「事前に何も打ち合わせしてないんですよ」
 MIQさん「やっぱりみんな平和を愛する心を持ってるから」
 影山さん「ミリタリー、ミリタリー、ミリタリー……SMの女王様やろ」
 MIQさん「ちがーう! 絶対言うと思ったー。こういうミリタリーの帽子なの!」
 観客笑。

・毎年恒例の議題「自己紹介は年功序列順なのかキャリア順なのか」。

・たまに街中でばったり出会うという影山さんと三重野さん。
 影山さん「やっぱりさ、道で会うよりステージで会った方がイイよね」
 三重野さん「そうですね」
 観客笑。

・堀江さんと影山さんで衣装チェンジのお話。
 影山さん「オレとか遠藤は言うほど着替えないから、掛かってる衣装なんて少ないっすけど。
     アニキはすごいっすよ。一人でめっちゃ掛かってる。靴なんかボン、ボン、ボォーンて何個も」
 堀江さん「古いタイプのアーティストはね。衣装が命なんだよ」
 観客笑。
 影山さん「いいっすよね、そういうの」
 堀江さん「あたしなんかも曲に合わせて5、6着あるからね」
 影山さん「オレ、ライブのTシャツ入れて3です」 
 観客笑。

・「Halleluyah (ハレルヤ)」次回は原曲にコーラスで参加されている遠藤さんもご一緒に。

・鈴木さん「先程、楽屋に挨拶回りさしてもらったんですけどね、
     影山さんに『なんか業界違うよね。不動産屋みたい』って言われまして」
 観客笑。
 この時の鈴木さんの衣装は深い赤のジャケットの中に彩り鮮やかなモザイク的なシャツ姿でした。
 鈴木さん「誰が地上げ屋やねんって思いましたけど……まぁ否定はしませんよね」
 観客笑。

・馬場さんはギタリストとして影山さんと一緒にお仕事をされた事もあるとか。

・入場時にはタカラトミーさんのご厚意で「ゾイドワイルド バトルカードハンター」で
 実際に使えるカードが配布されていました。

・水木さん「遠藤はライブが始まる2時間くらい前からもう着替えてるの。出番は中盤なのに」
 観客笑。
 遠藤さん「その間に二回着替えましたから」 
 ショッカーさん「楽屋だけで2ポーズ用意してるというね」
 水木さん「その後に影ちゃんが着替えたからオレも着替えようと思ったんだよ。
     そしたらマネージャーに『まだ早いです』て言われちゃってよぉ」
 観客笑。
 堀江さん「男の人達、着替えるの早いんだよね」 
 水木さん「『BIG3』だと影ちゃん全然着替えない。『あと30分で始まるよ』っていうと『えー』って焦るの」
 影山さん「ナッハッハッハ。なぁんすかオレのキャラ」
 観客笑。
 堀江さん「でも影ちゃんその後、あたしの所来て『30分で始まるよ』っていうの。そしたらあたしが『えー』って」
 影山さん「結局ねえさんが一番遅いんじゃないっすか。ナッハッハッハ」
 ショッカーさん「なんでここで自分達の緊張感がない自慢をしだすのよ」 
 観客笑。

・いさおさん「『ダンガードA』の話を原作の松本零士先生に聞くと『うーん』ってあんまり答えが返ってこないんだよね」
 観客笑。
 いさおさん「この頃はアニメソングが大人っぽくなりすぎて、もう一度子供の為に作ろうという運動がありました。
      そういう中で出来た曲です。だったらなんでオレのところに依頼が来たんだろうね」
 観客笑。

・堀江さん「いさおさんの50周年も、水木さんの50周年も嬉しかった。でもやっぱり自分の50周年が一番嬉しいっ。
     自分の好きな事を50年続けられて皆さんに応援して支えてもらえたのは、本当に感謝しかないです」

・今回水木さんが歌われた楽曲の多くが小池一夫さん作詞のものでした。

・前日は金髪にあごひげ姿だった為、ショッカーさんに「逆さまになったプリン」と称された斉藤淳一さん。
 この日はあごひげを剃られていてショッカーさんに驚かれる場面も。

・当日は物販コーナーにプロマイドのマルベル堂が出展。出演者の皆さんのプロマイドを販売されていました。
 ショッカーさん「アニキとかアップルやカインズのまであるんですけど、その中で、ミッシェルさんという方のも……」
※ミッシェルは影山さんがデビューしたバンドLAZY時代のニックネーム。
 影山さん「マァジで?」
 ショッカーさん「マジマジ。10代の頃のミッシェル。今日すっげえ売れてるらしいよ」
 影山さん「そぉうなんだ。まだ売ってるんだ?」

・ショッカーさん「杉山小絵子ちゃんのファーストアルバムが今日先行販売してるらしいですよ」
 堀江さん「あたしもね、『平成の堀江美都子』ってアルバムが先日出まして。今日売ってるんですよー」
 ショッカーさん「そうなの。ジャケットもすっごいステキなの」
 水木さん「あのねーこのライブは宣伝はなるべくしないってルールでしょぉー?
     ……オレの50周年記念アルバム『JUST MY LIFE』もよろしくお願いしまーす」
 観客笑。

・衣装や楽屋でのお話等、人となりが伺えるお話聞く事が出来たのも嬉しうございました。

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