2025.04.01
「千晶と騒がNight」「ボイジャーソングライブ」追加
スーパーアニソン魂2018"夏の陣"
18.8.12 Zepp Tokyo
出演/水木一郎 堀江美都子 串田アキラ 山本正之 チャーリー・コーセイ 富永TOMMY弘明
特別出演/ささきいさお
司会/ショッカーO野
コーラス/アップルパイ(平山佳代子 杉山小絵子) ザ☆カインズ(貴日ワタリ 常見弘士 斉藤淳一)
演奏/Super Rescue BAND(G.鍋嶋圭一 Ba.吉岡満則 Dr.岩田"GUNTA"康彦 Key.松原ひろし)
Z旗horns(Tr.Akuzawa Tr.KENTO Sax&Fl.Chouemon Tb.Ozaki)
G.チャーリー・コーセイ Ag&Harp.山本正之
1998年から開催されているアニメソングライブフェスの殿堂「ANIME JAPAN FES」。通称"AJF"。
アニメ、特撮、ゲーム等のミュージックライブを中心に声優さんによるチャリティーオークション、
アニメ関係者によるオールナイトのトークライブ等、これまで様々な催しものが開催されてきました。
今でこそ珍しくはないフェス形式でのアニメソングライブの草分け的存在であり、
アニメソングフェスが新興しては消えていく中、90年代から2010年代の現在まで開催され続けています。
2000年代中盤以降、東京公演での複数日複数公演を中心に、大阪、名古屋などでは一日一公演で開催。
初演の1998年から2002年までは東京公演は渋谷を中心に三日間複数の会場で開催されていましたが、
2003年から現在まではお台場に場所を移し、三日間三公演を一つの会場で開催しています。
この年、2018年に「ANIME JAPAN FES」が開催20周年を迎えました。おめでとうございます。
東京公演千秋楽の三日目は「スーパーアニソン魂2018"夏の陣"」です。
座長を水木一郎さんと堀江美都子さんが座長を務められる通称"SAS"は。
アニメ、特撮、ゲームなど、広い意味でのアニメソングなら何でもあり。幅の広さを楽しむ事が出来ます。
今回の出演者はレギュラーの串田アキラさん、山本正之さん、チャーリー・コーセイに加え、
ささきいさおさんが特別出演、富永TOMMY弘明さんが初参加されます。
昨年に引き続き出演される人数がわりと少なめという事もあり、どういった内容になるのか楽しみにしておりました。
会場は東京お台場にあるZepp Tokyo。
前途の様に2003年に会場を渋谷からお台場に移ってからちょうど15年目になりました。
入場するとステージの中頃にバンドブース、後方の向かって左側にコーラスブース、右側にホーン隊のブースがそれぞれ設けられており、
ステージ後方の壁面には今回のAJFのロゴマークがあしらわれた旗が掲げられていました。
-MC-
・開演時間になるとBGMが小さくなり、司会のショッカーO野さんがご登場。
・バンドの皆さんがそれぞれのブースで準備をされる中、観客との掛け合いでご挨拶。
・ショッカーさん「皆さん、こんばんわぁぁああああああ!」
観客「こんばんわぁあああ」
ショッカーさん「元ー気ですかぁあー!!?」
観客「ぉぉぉぉおおおおおおおお」
ショッカーさん「魂はっ燃えているかぁぁああああああああ」
観客「ぉぉぉぉおおおおおおおおぉぉぉぉおおおおおお」
ショッカーさん「今日もとことん盛り上がろうぜぇえええ」
観客「おおおおぉぉぉぉおおおおおおおおぉぉぉぉおおおおおお」
ショッカーさん「スーパーアニソォオォン!!!?」
観客「スピリィいいィィィイイイィイイイイイッッ!!!」
ショッカーさん「ようこそいらっしゃいました!!!」
観客拍手。
・朝起きたら喉が痛かったというショッカーさん。
ショッカーさん「まさか夏風邪? と思いましたが、歌いすぎです」
観客笑。
ショッカーさん「初日のアニキの50周年特別公演、そして昨日のスーパーヒーロー魂、そりゃ歌うでしょ?」
アニキィイイイとか、チェスチェスチェェエエス!!とか叫ぶでしょうよ」
観客拍手。
・ショッカーさん「今日も盛り上がら無いわけないでしょう。皆さん、準備はいいですかああ!!!」
観客「ぉおおおおおおおおぉぉおおおぉぉおおぉおおおおお!!」
ショッカーさん「準ん備ぃはいいですかぁああああああ!!!」
観客「ぉおぉぉぉぉおおおおおおおおぉぉおおぉ!!」
ショッカーさん「準備はいいかぁああああああ!!!」
観客「ぉおぉぉぉぉおおおおおおおおぉぉおおぉ!!」
ショッカーさん「スーパーアニソォオォオン!!!?」
観客「スピリィいいィィィイイイッッ!!!」
ショッカーさん「はぁああじまりまぁあああああす!!!」
00:SE
01:ダッシュ! マシンハヤブサ/水木一郎
02:恋は突然/堀江美都子
03:ヤッターマンの歌/山本正之
04:キン肉マンGo Fight!/串田アキラ
-MC-
05:たたかえ! ガ・キーン/水木一郎 堀江美都子
-MC-
ショッカーさんが退場されるてステージ上が暗くなると、何台もの車のドリフト音が流れ出し、
そのままアニメ「マシンハヤブサ」よりオープニングのイントロが演奏されると水木一郎さんが登場されてライブスタート。
スピーディーな曲調を水木さんが凛々しく歌われた後は、堀江美都子さんが登場され、アニメ「愛してナイト」よりオープニング。
堀江さんのふわりとした歌声に清涼感を覚えた後は、一転してアニメ「タイムボカンシリーズ ヤッターマン」より初代オープニング。
「ヤッターマン」のTシャツ姿の山本正之さんがパワフルな歌いぶりで「さぁ来い!」と観客を煽りながら盛り上げられると
続いては「うぉっす!!」と串田アキラさんがご登場。串田さんの代表曲中の代表曲であるアニメ「キン肉マン」より初代オープニング。
逞しくもどこか親しみを感じる歌いぶりに観客も一緒になって歌い、合いの手を入れて楽しんだ後は、ショッカーさんが登場され
「世界よこれが日本のアニソンライブだぁああ!」と盛り上げ、
そのまま水木さんと堀江さんを呼び込みアニメ「マグネロボ ガ・キーン」よりオープニングへ。
お二人が颯爽と歌われる様子に合わせて随所にある合いの手やコーラスを観客が行い、
ライブならではの一体感を味わう事が出来ました。
・ショッカーさんが合流され、改めてお二人をご紹介。
・水木さん「さっきショッカーが『声が枯れた』って言ってたけど、三日間歌ってるオレはどうなんだよ?」
堀江さん「アニキ、舞台袖で言ってましたよ『ショッカー、甘いなぁ』って」
ショッカーさん「……そんなの社交辞令にきまってるでしょう。そんなもんで枯れませんよ!」
観客笑。
水木さん「そうだよな。舞台袖でちゃんとプロの耳で聞きましたよ。そしたら枯れてねえじゃねえか」
・ショッカーさん「今日はちょっとAJFでは普段あまり歌わないようなお二人のデュエットをお願いしたいんですよ。
僕らと同じ世代がアニメを作るスタッフになって、アニキやミッチと仕事をしたい、
そして渡辺宙明先生に曲を作ってほしい。なんていう思いで作られた曲があるんですよ」
水木さん「"しんこんがったい"って音だけで聞くと間違えちゃいそうだよね。新婚さんじゃあくて神の魂ね」
ショッカーさん「ドラマはその新婚さんも意味がかかってるんですよ。花嫁がね17歳。我々にとってはたまらない設定ですね」
水木さん「えーいいなそれー。やっべーじゃんよー」
ショッカーさん「やっぱり我々世代が作ってますから、我々の欲望がモロに出るんですよ」
観客笑。
06:ENGAGE!!! ゴーダンナー/水木一郎 堀江美都子
07:神魂合体ゴーダンナー!!/串田アキラ
-MC-
お二人のデュエット続いてはアニメ「神魂合体ゴーダンナー!!-SECOND SEASON-」よりオープニング。
お二人のどこか大人っぽさを感じる歌いぶりを堪能した後は、串田さんが登場されアニメ「神魂合体ゴーダンナー!!」よりオープニング。
観客を見渡しながらパワフルに歌われている串田さんが印象的。後半の「ゴーダンナー」の追っかけの部分はカインズの斉藤さんがご担当。
「ゴーダンナー」シリーズのオープニングを二曲続けて聞く事が出来る機会もなかなか無く、久し振りに聞く事が出来て嬉しうございました。
・串田さん「いやぁー『ゴーダンナー』歌ったのも久し振りだなぁ。おれ特撮が多いからあんまりアニメって歌ってないからね。
じゃあ次はロボットつながりで、これは『戦闘メカ』だよね」
観客「おぉぉおおおおおお」
串田さん「……そういえば『サンバルカン』もロボット出てたよね。それはちょっと違うのかな。ははは」
観客笑。
08:乾いた大地/串田アキラ
-MC-
09:疾風ザブングル/串田アキラ
-MC-
串田さんのソロコーナーはアニメ「戦闘メカ ザブングル」の楽曲。まずはエンディングから。
荒野的で哀しげでどこか振り絞るように歌われる串田さんの迫力と間奏のChouemonさんのサックスがたまらなく魅力的。
串田さんは「ブラジルから帰ってきたばかりで時差ボケ中で今、何言ってるかわかんない」と観客を和ませられ、
「ザブングル」よりオープニングへ。 独特の高揚感を誘う歌いぶりでライブならではの熱気が漂う中、
途中で串田さんが客席にマイクを向けられ、観客と一緒に唄う・ゾ。
・串田さんを見送りながらショッカーさんがご登場。
・ショッカーさん「次に登場する方は、なんと"魂ライブ"初見参なんですよね。後でちょっとお話を伺いたいと思います。
富永TOMMY弘明さんッ!! 『ジョジョの奇妙な冒険』よりィッ、『ジョジョ~その血の運命~』ェエエエッ!!」
10:ジョジョ~その血の運命~/富永TOMMY弘明
-MC-
11:With the Wind/富永TOMMY弘明
-MC-
アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」第一部「ファントムブラッド ジョナサン・ジョースター ―その青春―」からオープニングの
ホーン隊の皆さんが荘厳さと力強さを感じるイントロを高らかに奏でられる中、ゆっくりとTOMMYさんが登場されると観客大歓声。
ミステリアスな序盤から曲の盛り上がりと共に勢いを増すTOMMYさんの歌声に、観客も一緒になって大盛り上がりでした。
「レジェンドの皆さんと同じステージに立てて、今、オレは、震えるように興奮しているッ!!」と思いを力強く話され、
続いてはアニメ「遊☆戯☆王VRAINS」より初代オープニング。「ジョジョ」を歌われている時とはまた違い、近未来的サウンドも相まって
屈強な歌声はそのままにスカッとした爽やかさを感じるTOMMYさんの歌いぶりはライブで体感するとより一層迫力満点でした。
・ショッカーさんが登場され、改めてTOMMYさんをご紹介。
・TOMMYさん「なんか兄弟みたいだァッ!」
ショッカーさん「他人のような気がしないですよね」
観客笑。
ショッカーさん「なんか『北斗の拳』に出て来そうですよね」
TOMMYさん「アァタタタタタタタタタタタタタタタタタタァっ……ってやらない方ですよね」
ショッカーさん「どっちかっていうと『あべしっ!』って言う方だよね」
観客笑。
・ショッカーさん「TOMMYさんって初見参なんですよね」
TOMMYさん「ハイ、初見参でございます」
ショッカーさん「なんかそんな気がしないなあと思っていたんですけど、原因がわかりました。
今から4年前にバトルアニメをメインにした『アニソンバトルマックス2014』っていうライブをやったんですよ。
クッシーとかNoBちゃんとかと一緒にTOMMYさんも出演されて。
だからバンドの皆さんとも顔見知りではあるんですよね」
TOMMYさん「そうなんですよ。『この前、出たの何年前だっけ?』って聞かれたんですけど、僕は出てないんですよォ」
ショッカーさん「そうそう。カインズのみんなとかもすっかり勘違いしちゃって『久しぶりー。何年ぶりだっけ』とかね」
TOMMYさん「そうなんです。久し振りは久し振りなんですけど、僕は出てないんですよォ」
観客笑。
・TOMMYさんが見送られ、ショッカーさんお一人に。この間にスタッフさんがマイクスタンドと譜面台をセッティング。
・三か月に一回、神戸でトークライブを開催されているショッカーさん。
ショッカーさん「その時に必ず寄るお店があるんですよ。本日はそのお店のマスターがいらっしゃっています」
観客笑。
ショッカーさん「ご紹介しましょう。チャーリー・コーセイさんでーす!」
拍手の中、ギターを携えてチャーリーさんがご登場。
チャーリーさん「誰がマスターやねん。ちゃんと紹介せえよ」
観客笑。
ショッカーさん「ちゃんと紹介しましょう、ルパンのおっちゃんでーす」
観客笑。
12:ルパン三世その1 (ルパン・ザ・サードの歌) 「ルパン三世 主題歌I」/チャーリー・コーセイ
-MC-
13:ルパン三世その2「ルパン三世 主題歌II」/チャーリー・コーセイ
-MC-
チャーリーさんのコーナー、まずはご自身の代表曲中の代表曲であるアニメ「ルパン三世」の初代オープニングから。
「ルパン・ザ・サード」とスキャットが繰り返されるだけのシンプルさが心地よいトリップ感でした。
「ルパンは年取らんけどオレは取ってきたっちゅうねん」とジョークで観客を和ませた後は、同じく「ルパン三世」よりエンディング。
夕陽を思わせる照明が会場を彩る中、チャーリーさん独特の伸びやかな歌声が会場全体を包み込みました。
・チャーリーさん「この曲はね神戸の店で毎晩歌ってるんですよ。常連さんには『もういい』って言われるんですけどね」
観客笑。
チャーリーさん「そんな人に『お前一回AJF来てみぃ。すごいぞ』って言ってるんですけどねぇ」
14:オー・サンボーイ/チャーリー・コーセイ
-MC-
15:電撃ストラダ5/チャーリー・コーセイ
-MC-
続いては"チャーリー・チェイ"名義で歌われた楽曲群。まずはハミングが印象的なアニメ「荒野の少年イサム」エンディング。
牧歌的なチャーリーさんの歌いぶりと、どこかほのぼのとした楽曲の雰囲気にじっくりと酔いしれました。
「最後に去年ここで『次回歌うよ』と約束した曲をやりますね」とお話され歌われたのは、特撮「電撃! ストラダ5」よりオープニング。
勇ましくも渋さも感じるチャーリーさんの歌声と軽快な曲調が実に素敵。今回是非とも聞きたかったので嬉しうございました。
・チャーリーさんを見送りながらショッカーさんがご登場。
・ショッカーさんによる「電撃! ストラダ5」解説。変身はしないから変身ヒーローでなく特撮ヒーロー。
・この間にスタッフさんが別のマイクスタンドと譜面台をセッティング。
・ショッカーさん「でもギター一本でやるって凄いですよね。ギター一本といえば。AJFをギター一本で戦う男の登場です。
ここからは山本正之さんのステージです! おねがいしまーす!!」
・山本さんがアコースティックギターを携えて静かに登場され、ギターを調音。
16:ドンファン節 (ドンパン節・さわりだけ)
~ヤットデタマンの歌/山本正之
-MC-
ギターを調音されながらおもむろに歌いだされたのは、アニメ「タイムボカンシリーズ ヤットデタマン」より
山本さんが演じられたドンファンファン伯爵が登場時に歌われていた秋田県の民謡「ドンパン節」の替歌。これにはやられました。
続いてヤットデタマンの横笛の調べを爪弾かれながら
「みんなぁ三河のドンファンに惚れたかぁあ?」の一声で演奏が激しくなりオープニングへ。
ギターを激しくかき慣らし、熱の入った歌いぶりの山本さんの姿を受け、観客も一緒になって大合唱する光景はたまらいものがあります。
本来は二番までですが、二番の後も演奏が続き山本さんの扇動で観客がサビをもう一回繰り返して歌いました。
・歌い終る度に歌詞カードが掛かれた紙を客席前方の観客にプレゼント。
・先日、週刊文春のWEBサイト「文春オンライン」の取材を受けられた山本さん。
山本さん「……沢山しゃべった後、写真を撮ることになって『何かポーズをお願いします』と言われたので、
とっさにあ~るの『やあ』のポーズ(※ピースサインの人差し指と中指の第二関節を曲げる)をしてしまった」
観客拍手。
山本さん「…………編集者も、ライターも、カメラマンも、何も一言も言わない」
観客笑。
山本さん「『あぁ、知らないのか』と残念に思い、その日は酒を煽ってのんだくれて眠った」
観客笑。
山本さん「……翌日、ライターからお礼のメールが来た。『昨日は貴重なお話をありがとうございました。』と。
そして『あ~るのピースサインもありがとうございます』と」
観客「おぉぉおおおおおおおおおおぉお」
山本さん「『編集も、カメラマンも感動のあまり声が出ませんでした』と」
観客拍手。
山本さん「その感動を受けて『新・究極超人あ~るのうた』を歌おうと思います」
観客「おぉぉおおおおおおおおおおぉおぉおおおおお」
山本さん「………『アインス・ドゥーエ・トライ・チェティーレ…』……お願いしますね。曲の途中の『ゆるす』。お願いしますね」
17:新・究極超人あ~るのうた/山本正之
-MC-
この年に新装版や読切を集めた10巻が発売された「究極超人あ~る」よりOVA版のアルバムに収録されている「新・究極超人あ~るのうた」。
観客が「ゆるす」と合いの手を入れる箇所では二番になると「♪没になったジンライガー(※)」と山本さんが替歌をされ
観客の笑いを誘っていました。
・山本さん「………とっっっても憎いヤツをゆるすと、そいつは死んだようなもの。そうするとね、楽になるよ」
観客拍手。
山本さん「……ゆるすと楽になるから、その記念にJ9シリーズ『銀河烈風バクシンガー』をやりましょう」
観客「おぉぉおおおおおおおおおおぉお」
※「銀河神風ジンライガー」。2014年に脚本家の山本優さんが発起人となりアニメ化をはじめとしたメディア展開を目指すプロジェクト。
当初山本さんは音楽担当として参加されていましたが、方向性の相違を理由に降板。
それに伴い、以後山本さんは「J9シリーズ」をはじめとした 山本優さんと共に作ってきた作品の楽曲をライブでは歌わない旨を
発表されていましたが、昨年のSASで解禁。大いにJ9シリーズを歌われました。
2018年現在、ジンライガーのプロジェクトは水面下では進行している様子ではあるものの、アニメ化には至っておりません。
18:銀河烈風バクシンガー/山本正之
-MC-
続いてはアニメ「銀河烈風バクシンガー」よりオープニング。冒頭で「ぼやぼやしていたから本当に後ろからバッサリやられた」と山本さん。
この曲も長年ファンから愛されている曲だけに、観客の合唱の勢いが凄かったです。山本さんの間奏のギター演奏も圧巻でした。
・山本さん「…………ジンライガーもゆるしたし、変なタイムボカンをやったタツノコもゆるした」
観客笑。
山本さん「ただタツノコには三鷹で高級割烹料理をごちそうさせました」
観客笑。
山本さん「それでゆるしてしまう私もあさはかなものです」
観客笑。
山本さん「オベーションコーナーの最後はタツノコをゆるした記念に『ヤッターキング』をやりましょう」
19:ヤッターキング/山本正之
-MC-
山本さんのソロ―コーナーのラストはアニメ「タイムボカンシリーズ ヤッターマン」より二代目オープニング。
「ブル! ドジラ! パンダ! コパンダ!」や「アチョー!!」等の部分を山本さんと観客とが一緒になって歌う光景はとても素敵で、
「スーパーアニソン魂」の醍醐味の一つであると改めて感じる事が出来ました。
・山本さんを見送られりながらショッカーさんがご登場。
・この間にスタッフさんがマイクスタンドや譜面台を片づけ、バンドの皆さんがそれぞれのブースに戻られました。
・ショッカーさん「さぁ、ここからは後半戦まずはお待たせしました。我らが御大でございます!!」
観客拍手。
ショッカーさん「ささきいさおさんのステージです!!」
「たった一つの命を捨てて 生まれ変わった不死身の体 鉄の悪魔を叩いて砕く キャシャーンがやらねば誰がやる!! ッゴォウ!!」
20:たたかえ! キャシャーン/ささきいさお
-MC-
21:銀河鉄道999/ささきいさお
-MC-
いさおさんによる生ナレーションが終わるとアニメ「新造人間キャシャーン」よりオープニングのイントロと共にいさおさんがご登場。
疾走感の塊のような曲調を頼もしさあふれる歌声でいさおさんが歌われ、
大好きな釣りに行けない程の猛暑、昨年に手術をされた腰のその後、 もう少しでデビュー60周年である事などの近況を話され、
続いてはいさおさんの「発車!」の合図でアニメ「銀河鉄道999」よりオープニング。
ミラーボールが会場を宇宙空間さながらに彩る中、いさおさんの優しくもどこかせつなげな歌声にじっくりと聞き入っていました。
・ショッカーさんが合流され、いさおさんとトーク。
・いさおさん「アニメソングは沢山歌いましたけど、あの頃原作があったのは『999』くらいだったんだじゃいかなぁ。
当時、松本零士先生の原作を読みこみましてね。ふとみると横でまだ小さかった息子が寝てるんですよ。
それがどうも『999』の星野鉄郎少年と重なって涙ながらに原作を読んだのを思い出すね」
・この年の秋に開催される予定の「ささきいさお アニソンLIVE2018」のお話。ショッカーさんも司会でお手伝い。
いさおさん「会場はここよりかは小さい会場なんだけど、たまには皆さんと距離が近いのもいいよね」
・ショッカーさん「今回は出演者の方々にはいろいろな曲を歌ってもらってるんですけれど、
大きいライブだとオープニングばかりになりがちです。
でもやっぱり"魅惑の低音・さささきいさお"ですからエンディングも聞きたいですよね」
観客拍手。
いさおさん「今回、ショッカーに『エンディング歌いましょうよ』って言われたけど年に数えるほどしか歌わないんだよね。
だから歌詞を覚えるのが心配だったんだけど、最近は水木のおかげで、モニターに歌詞が出るようになったんだよ。ンフフフ」
ショッカーさん「そういう事、言わないのー!! 後で怒られますよー」
観客笑。
22:青い地球/ささきいさお
-MC-
23:真赤なスカーフ/ささきいさお
-MC-
ここからはいさおさんによる珠玉のエンディング。まずはアニメ「銀河鉄道999」より「青い地球」。
歌詞そのままにメーテルに語り掛けるような、穏やかないさおさんの歌声と間奏のChouemonさんのフルートが郷愁を誘います。
「今度は『青い地球』と違ってちょっと男っぽい歌を」と話されて歌われたのは、アニメ「宇宙戦艦ヤマト」より「真赤なスカーフ」。
お話をされる際はリラックスした穏やかな姿勢だったいさおさん、歌い出す際に背筋がすっと伸びていたのが印象的。
本曲独特のロマンチックなアンニュイさに酔いしれながら、この2曲を連続で聞く事が出来るのはとても贅沢だと改めて感じました。
・いさおさんを見送りながらショッカーさんがご登場。
・ショッカーさん「続きましては本日の紅一点、アニソン界の女王、永遠のアイドル、永遠のマドンナのご登場です。
本日は色々な歌をご用意いただきました。堀江美都子さんのステージです!!」
24:あこがれのアンソニー (M-13) (?)
~あしたがすき/堀江美都子
-MC-
アニメ「キャンディ・キャンディ」より、弦楽器がのどかさを感じるBGM「あこがれのアンソニー」と思われる音楽が流れ
しばらくすると堀江さんがゆっくりと登場されて歌われたのは「キャンディ・キャンディ」よりエンディング「あしたがすき」。
堀江さんの透明感あふれる優しくも少しせつない歌声にうっとりとしみじみと聞き入りました。
・堀江さん「今日はどちらかといいますとベテランの方々が多くて、ベテランならではの素晴らしい歌を聞く事が出来ています。
わたしは年齢的には下の方です。今日は。だいぶー」
観客笑。
堀江さん「ですが、キャリアとしては来年50周年になります」
観客拍手。
堀江さん「一昨日、水木さんにプレゼントした歌の歌詞を考えながら、自分にも重なる所があるなあと思っていました。
来年50年目になるという事で、今まで歌ってきた歌の中から何曲かをメドレーにしてお届けしたいと思います」
観客拍手。
堀江さん「どんな曲が出てくるでしょうね。ちょっと珍しい曲が多いですよー」
観客「ぉぉおおおぉおおおお」
堀江さん「アラビアンナァッイ!」
アップルパイのお二人「シンドバットのぼうけーん!」
25:シンドバットの冒険 (1C)
~ジムボタンの歌 (1C)
~猫目小僧 (1.5C)
~ペペロの冒険 (1C)/堀江美都子
-MC-
堀江さんとアップルのお二人との掛け合いからメドレースタート。まずはアニメ「アラビアンナイト シンドバットの冒険」オープニング。
小気味の良さが楽しく、あっという間に1番が終わると、堀江さんの「出発進行ー!」という一声から汽笛が鳴り
アニメ「ジムボタン」オープニングへ。 颯爽とした堀江さんの歌いぶりとカインズの皆さんと観客の合いの手もファンキー。
「ドーリンガァー」は常見さんがご担当。 続いては「レアだぜ」と堀江さん。劇メーション「妖怪伝 猫目小僧」よりオープニング。
選曲に意表をつかれた思いでした。 キレ味の鋭さと童謡っぽさが合わさった堀江さんの歌いぶりを堪能し、
メドレーのラストはアニメ「アンデス少年 ペペロの冒険」よりオープニング。
異国情緒あるイントロと堀江さんの「ペペロー」という一声に観客が沸いていたのが伝わり、
伸びやかな堀江さんの歌いぶりが会場内に広がりました。 なかなか歌われる事が多くはない楽曲が聞けた事はもちろん、
様々な曲調をそれぞれに違った歌い方をされている堀江さんの凄さを目の当たりにしました。
・堀江さんを見送りながらショッカーさんがご登場。
・ショッカーさん「さぁ、御大、ミッチと続きました。続いてご登場いただく方はもちろんこの方、水木一郎アニキです」
観客拍手。
ショッカーさん「まずはこの曲、『サバンナを越えて』!!!」
26:サバンナを越えて/水木一郎
-MC-
27:夢を勝ちとろう/水木一郎
-MC-
28:ムーへ飛べ/水木一郎
-MC-
水木さんのソロコーナー一曲目はアニメ「ジャングル大帝 レオ」よりダイナミックな世界感のオープニング。
壮大な水木さんの歌いぶりに観客も一緒になって歌った後は
「AJF三日間歌ってきて東京は今日が最後となるともっと歌いたいなぁ」とお話され、
続いては吹きすさぶつむじ風の効果音から、アニメ「プロゴルファー猿」よりオープニング。カラっとした爽やかさで歌われ、
「いさおさんもうすぐ60周年? オレも出来るかなぁ」とお話をされ、ソロコーナーラストはアニメ「ムーの白鯨」よりオープニング。
抱擁感ある歌声で観客一人一に眼を合わせるように、語り掛けるように歌詞の一言一言を優しく歌われているのが印象的でした。
・水木さんを見送りながらショッカーさんがご登場。
・ショッカーさん「さあここからラストまでノンストップで行きますけど、何を歌うでしょう?」
観客笑。
この時のショッカーさんは「DRAGON BALL Z」のアロハ姿。
ショッカーさん「……今日は影ちゃんいないよね? なんでこの服かと言いますと、なんと我らがクッシーが新曲を披露してくれます!!」
観客「おぉおおおおおおおおおぉおおおお」
ショッカーさん「『DRAGON BALL SUPER(超)』より『究極のバトォオオオオオオオオオオオオ!!』」
29:究極の聖戦/串田アキラ
30:黄金戦士ゴールドライタン/山本正之
31:魔女っ子チックル/堀江美都子
32:戦え! ポリマー/ささきいさお
33:グランプリの鷹/水木一郎
ラストブロックは串田さんのご登場で、アニメ「DRAGON BALL SUPER(超)」より、
後半に多くのバトルシーンで効果的に流れた「究極の聖戦」でスタート。
近年まれに見る激しい本曲を、かめはめ波や元気玉のアクションを交えてパワフルに歌いこなされる串田さんにとにかく脱帽でした。
続いてはきらめくスーツ姿の山本さんのご登場で、アニメ「ゴールド・ライタン」よりオープニング。イントロから大歓声がおこり、
ドアノブをひねる様な振り付けを交えて山本さんが歌い出すと、観客も一緒に歌い、山本さんと共に終始大合唱状態で大盛り上がりでした。
山本さんが退場されると「マハール ターマラ フーランパ」という堀江さんお一声と共にアニメ「魔女っ子チックル」よりオープニング。
チャーミングな堀江さんの歌いぶりはもちろん、軽快なステップと振り付けも見所。
「ゆびゆび立てたら」の振り付けはアップルのお二人も一緒に。 堀江さんが退場されると雰囲気が一転、
ステージ上が真っ赤になる中、いさおさんが登場され、アニメ「破裏拳ポリマー」よりオープニング。
荒々しいいさおさんの歌いぶりがたまらなく格好良く。
間奏の「ダンダンダンダンディンダダン」では観客も拳を突き上げて盛り上がっていました。
ラストブロックのトリは水木さんのご登場。叩き付ける様なイントロが印象的な
アニメ「アローエンブレム グランプリの鷹」よりオープニング。
シリアスな序盤から曲が盛り上がるにつれて熱のこもった歌いぶりへと変わっていく水木さんのパフォーマンスは圧巻でした。
-アンコール-
34:バビル2世/水木一郎
-MC-
水木さんに続いて、バンド、ホーンの皆さんも退場されると拍手がだんだんとアンコールに変わり、しばらくアンコールが続く中、
再びバンドの皆さんが登場され、ホーン隊の皆さんはステージ前方にスタンバイされると、アンコールへ。
アンコール一曲目は水木さんおひとりでご自身の代表曲の一つであるアニメ「バビル二世」よりオープニング。
三番の三つのしもべを歌う部分では水木さんの一声で客席にマイクを向けながら観客と一緒に歌うという珍しい一幕もみられました。
・ショッカーさんが合流され観客との「スーパーアニソォオン!!?」「スピリッッツ!!」の掛け合いで出演者皆さんが呼びこまれます。
・ステージ上に出演者の皆さん全員がご登場され、それぞれ水木さんと握手。
・この時の山本さんは串田さんが歌われた特撮「宇宙刑事ギャバン」のTシャツ姿。
笑顔で串田さんに近づき、Tシャツを見て目尻を下げられる串田さん。お二人の間で同じく笑顔の水木さん。
ショッカーさん「そんなTシャツ一体どこで見つけてくるんですか!?」
山本さん「中野のTシャツ屋さん」
ショッカーさん「中野ブロードウェイのね。やっぱり。僕もよく買いに行きます。行きつけのお店が同じなんですよ」
観客笑。
ちなみにこの日の前日に開催された「スーパーヒーロー魂2018"夏の陣"」ではショッカーさんも同じTシャツを着用されていました。
・ショッカーさんがバンド、ホーン隊、コーラスのみなさんをお一人づつご紹介。
・衣装がスーツ姿が多いホーン隊の皆さん。当日はそれぞれカジュアルな装い。
・初登場のTOMMYさんは今回最年少。
・TOMMYさんの横にいたチャーリーさんをショッカーさんがTOMMYさんのお兄さんとご紹介。
その言葉を受けておもむろに被っていた麦わら帽子を脱いだチャーリーさん。
チャーリーさん「……みんな、意味わかったやろ?」
観客笑。
チャーリーさん「楽屋も一緒やったんですよ。どういうこっちゃねん」
ショッカーさん「いやいや若手楽屋って事ですよ!」
・山本さん「これだけの異常気象の猛暑も、ゆるす」
・いさおさん「水木っ、50周年おめでとう!」
水木さん「ありがとうございます」
観客拍手。
いさおさんに隠れてツバで涙をこしらえる水木さん。
水木さん「いさおさんにそんな事言われると、泣いちゃうっ」
堀江さん「きったねー」
観客笑。
・堀江さん「歌い出した時は12歳でまわりはみんな年上でした。
でもだんだん年下が増えてきて、今日こそは最年少かと思ったんですけど富永さん年下なのね」
観客笑。
堀江さん「君がいなければ―、最年少でいられたのにー」
ショッカーさん「あとで呼び出しだよ」
TOMMYさん「覚悟しておきます」
観客笑。
・水木さん「歌を歌って半世紀。でも先輩のいさおさんと一緒にステージに立てて、まだ頑張れると思いました」
いさおさん「ンフフフフフフ。よせよー」
水木さん「あと、見た目がコワいTOMMYが、楽屋に挨拶に来てくれた時に物凄く腰が低くてビックリしました」
観客笑。
平身低頭なTOMMYさん。
35:宇宙戦艦ヤマト/ささきいさお 水木一郎 堀江美都子
串田アキラ 山本正之 チャーリー・コーセイ 富永TOMMY弘明 ショッカーO野
「スーパーアニソン魂2018"夏の陣"」を締めくくるのは出演者全員でアニメ「宇宙戦艦ヤマト」よりオープニング。
勇壮なイントロをホーン隊の皆さんが奏で、いさおさんを中心に観客も一緒になって勇ましく歌われている中で、
平山さんの透明感ある宇宙的なスキャットが例年より一層際立って聞こえてきたように感じました。
・曲が終わるとショッカーさんの誘導でバンド、ブラス、コーラスの皆さんがステージ前方に集まり、出演者全員が揃いました。
・東京公演を完走したという事で「三本締めZ」を行う事に。
・水木さん「これをやると皆さんが幸せになりますよー。Million、Billion、Zillionの"Z"ですから……」
いさおさん「話すの早いよ」
観客笑。
水木さん「ゆっくりはなしますよー。Zillionというのはー宇宙よりも大きい数えきれない数を言うんですよー」
いさおさん「ももいろクローバーのZだろ?」
水木さん「なぁーにいってるんですか先輩。ももクロにはオレが教えたのぉー。もーその辺をちゃんとわかってほしいんですよー」
堀江さん「最近この二人じゃれるんですよねー」
観客笑。
水木さん「それはね、東京駅の芝生でいさおさんと語り合っ……」
ショッカーさん「それから先は楽屋でお願いしまーす」
観客笑。
36:三本締めZ
いさおさんと話していたそうな水木さんでしたが、いさおさんが早く帰りたいという事でスピーディーに「三本締めZ」へ。
水木さんの音頭で出演者、観客全員で今後の発展と健康を祈って縁起のいい「三本締めZ」が行われました。、
ショッカーさんの案内でいさおさんを筆頭に出演者の皆さんが順番に退場されていきました。
・出演者の皆さんが続々と見送られショッカーさんお一人に。
・ショッカーさん「また遊びに来てくれますかあああああああああ!?」
観客「ぉぉぉぉおおおおおおおおぉぉおおおぉぉおおおおおおおお」
ショッカーさん「絶対また会いましょうねえぇぇええええええええええええ!?」
観客「ぉぉぉぉおおおおおおおおぉぉおおおぉぉおおおおおおおお」
ショッカーさん「それでは約束のぉッ! スーパーァーアニソォン!!?」
観客「スピリィイイイイイイイィイッツ!!」
ショッカーさん「ショッカーO野でしたっ!! 今度は戦隊っ!!」
ショッカーさんがステージにマイクを置き退場されると客席が明るくなり、
「スーパーアニソン魂2018"夏の陣"」および「ANIME JAPAN FES 2018"夏の陣"」東京公演は終演となりました。
全体的にライブで比較的なじみ深い楽曲が多く歌われながら、エンディングにスポットが当たっていたり、
「スーパーロボット魂」にあまり出演されない串田さんのロボットソングを沢山聞く事が出来たり、
チャーリーさんが前年の約束通り「ストラダ5」を歌われたりする中、
これまで選曲が割と固定されつつあった堀江さんが、なかなか聞く事が出来ない楽曲を歌われていたのが印象的でした。
今回のAJF初日にも特別公演が行われた水木さんがデビュー50周年、ライブ中にお話にあがっていた所では
来年2019年は堀江さん、串田さんが50周年を迎えられ、更に2020年にはいさおさんが60周年という事なので、
今、アニメソングの歴史を作られてきた方々の歌をライブで聞く事が出来る事を改めて有り難く感じました。
20年目の節目を迎えられたAJF。
この20年の間、後発の「Animelo Summer Live」の大成功したのを受けて日本全国津々浦々で
いったいいくつのアニソンフェスが「#1」として生まれそして「#2」が開催される事のないまま消えていった事でしょう。
そんな中でどっこい20周年。
多くのアニソンフェスがレーベルの枠を飛び越えている様で飛び越えていなかったり、諸々の大人権力がチラリと見え隠れするものです。
一方のAJFはどちらかというと作品ファーストの魂ライブ、人との関係性ファーストの女子部やゆかいな仲間たち等
独自のコンセプトでブレずにしっかりしている事で他ライブと差別化されていますし、
水木さん、堀江さん、串田さん、影山さん等、アニソン界のシンボリックな大象徴が中心人物として出演されているのも
継続できている大きい要因なのかとも思います。 さすが開祖で老舗は伊達じゃあないです。
「ANIME JAPAN FES」20周年おめでとうございます。
補足
・当日、会場のロビーにはこの年の7月に西日本を襲った記録的豪雨の被災者支援の募金箱が設置されていました。
・堀江さん「今日はお客様との距離が近く感じますね」
水木さん「やっべぇ。このズボンちょっとほつれてるんだよなぁ」
ショッカーさん「それはそう言うデザインでしょ?」
観客笑。
・当日の串田さんは髪のお色がメッシュの様に一部銀色でした。
・串田さん「おれ、『ザブングル』だと何故かウォーカーマシンが好きなんだよね。あの二足で歩くのが良くてね。欲しいなぁ」
・TOMMYさん「『ジョジョ』だけじゃないんだオレは。『遊☆戯☆王』ってのも歌ってるんだ」
観客拍手。
TOMMYさん「『遊☆戯☆王VRAINS』っていう水曜日にやっていたアニメだ……今もやっているんだけどな」
観客笑。
TOMMYさん「その中で去年一年間オープニングを歌った……今は違うんだけどな」
観客笑。
・チャーリーさん「『イサム』は漫画を読んでたんですよ。週刊少年ジャンプの。まさか自分が主題歌を歌う事になるとはねぇ。
『ルパン三世』も漫画アクションで読んでたんですよ。
で、事務所から『主題歌歌いませんか?』って言われて最初断ったんですよ。
当時は若かったですし、もうロックとかブルースとかばっかり歌ってて、
自分にアニソンが歌えるかわかんなかったもんですからね。でも事務所からギャラを聞いて即『やります!!』」
観客笑。
チャーリーさん「まあまあ。人間そんなもんですよね」
観客笑。
・いさおさん「腰の手術をしてから足のシビれが取れなくてね。まあ、ロカビリーの時からシビれっぱなしだけどね。ンフフフ」
・「黄金戦士ゴールドライタン」の間奏では山本さんがブールスハープを取り出し、バンドの皆さんとセッションされる場面も。
・水木さん「デビュー50年ですけど、自分より先輩のいさおさんがいるからよかったですよ。オレが最年長だと目標がないもん。
いさおさんがいるから自分も何年後でも歌ってられるって思えるし。で、影山もオレの事をそういう風に見てるみたい」
・前日に引き続きアンコールで登場時にアップルの杉山さんのコーラスブースに立ち、
邪魔をするいたずらをされていたドラムのガンタさん。
・水木さん「東京公演はこれで終わり。来年はミッチとクッシーの50周年もあるので、皆さん応援よろしくお願いします」