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影山ヒロノブ・遠藤正明・きただにひろしの「ゆかいな仲間たち」コスってコスって300分

07.8.19-20 Zepp Tokyo

 

出演:影山ヒロノブ 遠藤正明 きただにひろし

 

ゆかいな仲間たち:石田燿子 O.N.D UNPLUGGED(やまけん 謎のギタリストS コイシ メガネ) 栗林みな実

         savage genius(ああ Takumi) 松澤由美 野川さくら 米倉千尋 鷲崎健 松本梨香 

         福山芳樹 美郷あき 橋本みゆき yozuca* 

         高橋知秀 内田稔 サイキックラバー(YOFFY JOE) 近江知永  Dr.TETSU マッチョ 有松慶一 

 

ゆかいな飛び入りゲスト:とみた"☆MoJo"いちろう 奥井雅美 

 

 

今年で三回目となる「ゆかいな仲間たち」。今回もコスプレをテーマにがっつり300分。

オールナイトで繰り広げられるゆるくも楽しい時間に魅了され、今回も観覧して参りました。

SHS終了後、休憩と若干の仮眠を取り、会場へ行くと、去年同様に黒山の人だかり。

それもそのはず、今回は一階席SOLD OUTで二階席も満席。当日券や立ち見が出る程の大入りでした。

SHSの後だからか、やはり時間が若干押したもの会場。去年同様、観葉植物が舞台に複数セッティングされていました。

 

しばらくしてSHSに続き、ここでも開演前アナウンスが。

と、「会場内での禁煙はご遠慮くださ…」 禁煙!? 「えっ…あっ…きん…禁煙!? きつ…喫煙はご遠慮ください。失礼いたしました」

沸く観客。

アナウンス自体、あまり聞く機会がないので、こういうのは生でやってるんだなぁ、間違える事もあるんだなぁと思っていると、

「以上、松澤由美でした」

おぉびっくり。なるほど。

また少しすると、今度はしっとりとした大人の女性の声が再び開演前アナウンス。

が、「え、サトシ? サトシでやるの?」と、打って変わってハツラツとした少年声に。

「まもなく始まりますが、トイレに行っているポケモン! とお客様、ロビーにいらっしゃるポケモン! とお客様」と

会場を沸かしつつ、「以上、松本梨香でした!」

おぉ、さすが。芸達者。

 

00:Billy's Boot Camp/Billy&Billy

 

観客も入りきり、開演時間を少し過ぎた頃、突如聞こえてきたのは

アニソン界でも大流行の「Billy's Boot Camp」の音楽。

そして登場したのは、ボディスーツに迷彩柄ズボン&キャップに黒いタンクトップのビリー・バンクス隊長1号(仮称)と、

同じくボディスーツに赤い短パンを履いたビリー・バンクス隊長2号(仮称)。

音楽に合わせて手拍子をはじめ、エクササイズに流れ込む二人のビリー隊長。途中赤い短パンが脱げてしまう場面も。

ひとしきりエクササイズを終え、お決まりの「VICTORY!!」を決めるも「…あっつい」と漏らす二人のビリー隊長。

 

ビリー1号「どうも~ビリーで~す」

ビリー2号「いやいや、僕がビリーですよ」

ビリー1号「ビリーはこんな金髪の襟足出てないやろ~」

もめる二人のビリー隊長。

そこへ「ケンカはやめなよぉ」と出てきたにわか面を被った黒人マスクさん。

ビリー1号「お前誰や」

にわか面「Billyだよぉ」

ビリー2号「お面とりなさいよ」

にわか面「やめろよぉ~」

抵抗むなしくお面を取られると…

ビリー1号「あ、お前、ビリーじゃなくてボビーじゃん」

ぼびぃ~「ちげぇよ、ビリーだよぉ」

ビリー2号「やっぱこれあっちぃ」

と、それぞれマスクを取ってしまう皆さん。

キャップのビリー隊長は影山さん、赤パンは遠藤さん、にわか面はきただにさんでした。

少し挨拶をしながら楽器のセッティングを追え、早速曲へ。

 

01:ウィーアー!(1.5C)

~爆竜戦隊アバレンジャー(1.5C)

~CHA-LA HEAD-CHA-LA(1.5)/MANGA TRIO

 

去年のオープニングを飾ったそれぞれの代表曲を、逆の順番に1.5Cずつのメドレーで披露。

「ウィーアー!」のサビは繰り返しではなく、2Cのサビ→1Cのサビという構成でした。

「ウィーアー!」はもとより、ほんの5~6時間前に聞いた「爆竜戦隊アバレンジャー」、

15~6時間後に聞く事になる「CHA-LA HEAD-CHA-LA」と、

磐石のチームワークで、初っ端からお三方のハーモニーを堪能できました。

-MC-

 

影山さん「今回もコスプレということなんだけど、出演者の中にはその事を知らなかった人もいたりしてね」

遠藤さん「ウチらのはコスプレなんですかね?」

影山さん「お前それ脱いでも変わらへんやないか!」

きただにさん「ほんとだぁ」

 

影山さん「さぁさぁ、最初のゲストは…松澤由美っ!」

 

紹介されて登場した松澤さんの格好はサファイア王子。

 

と、サーベルできただにさんをつつく松澤さん。

影山さん「その剣はやる気ない」

 

遠藤さんがジャンベ(?)に持ち替え、松澤さんの曲へ。

 

02:地球ぎ/松澤由美 MANGA TRIO

 

松澤さんのアカペラから始まった「地球ぎ」。昨年は松澤さんもアコギで参加しましたが、今回はアコギは無し。

気だるい感じがありながら投げやりではないオンリーワンな歌声は、やはりこういうライブではとても栄えます。

 

-MC-

 

影山さん「えぇ曲やなぁ。次は何歌う?」

松澤さん「はい、影山さんの曲なんですけど『この世の果て~eden~』を」

影山さん「欲しいんか?」

松澤さん「堀江さんが影山さんのバラードで欲しいのがあるって言ってましたけど…」

影山さん「あ~『こころはタマゴ』?」

松澤さん「いえ、確か『夢光年』を…」

影山さん「あーあー、言われた事ある」

遠藤さん「僕は『CHA-LA HEAD-CHA-LA』狙ってますけど…」

きただにさん「う゛ぇぇええ!?」

影山さん「じゃあ最近営業の仕事減ったから『ウィーアー!』くれや。新しいの欲しいし」

きただにさん「え゛!? なんでですかぁ! 良いっていったらもらえるもんなんですか!?」

影山さん「あとは…死ぬとか」

遠藤さん「僕は『CHA-LA HEAD-CHA-LA』歌い次いで行きますよぉ」

松澤さん「私も欲しい~」

影山さん「あの曲は…稼ぐでぇ~」

 

遠藤さん「じゃあ僕らは…」

影山さん「どこ行くねん?」

きただにさん「いえ、演奏ないんではけようかと…」

影山さん「おったらえぇやん」

遠藤さん「でもこの格好でただ座ってるっていうのも…」

影山さん「Youいちゃいなよ」

という事で遠藤さん、きただにさんはボディスーツのままで座りながら「この世の果て~eden~」へ。

 

03:この世の果て~eden~/松澤由美 影山ヒロノブ

 

おぉ、まさに"ここでしか聞けない"カヴァー。松澤さんナイスチョイス。切なげな歌声と影山さんのコーラスがとても合っていました。

「地球ぎ」と合わせて聞くとこれまたいい感じ。最後の「泣かないで」が影山さんとは違った魅力があって素敵でした。

 

-MC-

 

影山さん「自分の曲やってえぇんよぉ~って言ったのにこれがやりたいって言うてね」

松澤さん「はい歌わせていただきました。ありがとうございました」

 

松澤さん「今、遠藤兄ちゃんとだにぃ~兄ちゃんとでGyaOで番組やってるんですけど」

影山さん「俺が一回目にゲストで出たやつやろ?」

松澤さん「あれがレギュラーで今やってるんですよ」

きただにさん「生放送でレギュラーにするって突然言ったんですよね」

遠藤さん「この人恐いんですよ。Wikipediaに『破天荒な行動をとる』とか書いてあるくらいですから」

松澤さん「そんな事ないですよ~」

遠藤さん「いやいや破天荒」

と、松澤さんにサーベルでつつかれる遠藤さん。

松澤さん「言ったらなっちゃってたんですよ」

きただにさん「うぇ゛ぇえ、そんなんで良いの!?」

松澤さん「良いんです。言ったもん勝ちです」

 

松澤さん「遠藤兄ちゃんがブラジルに行ってる時には水木さんがゲストで来てくれたんですよぉ」

影山さん「じゃあアニキにレギュラーになってもらえばえぇやん」

きただにさん「水木さんおねむでしたから…」

 

松澤さん「で、その番組ってチャットみたいにリアルタイムで見てる人の意見を見ることが出来るんですけど」

遠藤さん「凄いんですよ、結構キツイ事とか書いてあったりして。……へこむわぁ」

影山さん「結構他人の意見に左右されるもんなお前は。2ちゃんねるとか絶対見られへんもんな」

遠藤さん「2ちゃんねるなんて一生見ませんよ! 褒められて伸びる子ですから。僕は」

影山さん「お前はいつも見てるもんな」

きただにさん「今日も見てきました」

 

きただにさん「ではその番組で歌詞を募集して作った曲をやりたいと思います」

影山さん「曲!? あんなカスみたいなのが!?」

松澤さん「ひど~い。一生懸命作ったんですよ~」

きただにさん「ちゃんと"ガンガンバンバン"入ってるんですよ~」

影山さん「冗談冗談」

 

04:ギャオジョッキー(1C)/松澤由美 きただにひろし

 

きただにさんが影山さんのギターを借りて披露された、その名もずばり「ギャオジョッキー」。

もともと1Cしか出来ていないので、1Cのみの披露。今回この曲まで演るとは。

 

-MC-

 

松澤さんが退場し、次の方の紹介。

影山さん「次のヤツも松澤に負けないくらい自分勝手やでぇ。じゃあイントロで登場してもらおうか」

と、イントロのフレーズを弾き始めるも、間違えてしまい途中でストップ。

そして舞台袖から出て来かけて引っ込む制服の方。

05:マーブル恋譜/野川さくら MANGA TRIO

 

仕切りなおして登場したのは野川さくらさん。歌うはアルバムのタイトルチューン的な「マーブル恋譜」。

前回に比べて早い登場でしたが、2番手らしく、とても元気に歌ってらっしゃいました。

 

-MC-

 

影山さん「野川さくら~」

野川さん「会場のお兄ちゃんたちぃ~、こんばんわぁ~」

影山さん「…それは何のコスプレなん?」

野川さん「これはぁ10月からアニメにもなるぅ『キミキス』というゲームの奈々ちゃんでぇす」

遠藤さん「へー」

野川さん「好きなものはぁお兄ちゃんとデコちゅ~で、嫌いなものはひとりぼっちで、夢はぁ無理なんですがお兄ちゃんのお嫁さんという…」

きただにさん「でこちゅう?」

野川さん「ハイ。おデコにちゅ~してもらうのが好きなんですよ~」

影山さん「へー。キミはいくつやねん」

野川さん「…じゅ…17歳で~す」

キャラになりきってテンションの高い野川さんと、意外と冷静なMANGA TRIOのみなさんの温度差がおもしろく。

 

野川さん「今歌ったのは新しいアルバムからなんですけど」

影山さん「ジャケットの写真きれいやったよなぁ」

遠藤さん「そうですねぇ」

影山さん「あれはどこで撮影したん?」

野川さん「ハイ。新島です」

影山さん「あぁ、S○Xアイランドやろ」

遠藤さん「30代後半から40代の人にはそうですよね」

野川さん「なんでみなさんS○Xアイランドって言うんですかね」

一瞬ざわめく観客。

遠藤さん「あなた言っちゃだめでしょ」

野川さん「え!? …あ! でもぉ、今は奈々ちゃんなので大丈夫です」

新島はナンパのメッカでした。(野川さんの名誉のため一応伏字で)

 

影山さん「次、歌うのは何?」

野川さん「桃井はるこちゃんと一緒に歌った「瀬戸の花嫁」というアニメのオープニングなんですが、

     今日初めて人前で歌うんです」

 

06:Romantic summer/野川さくら MANGA TRIO

 

初めて聴きましたが、桃井さん節の効いた憶えやすい歌でした。サビの遠藤さんの「Summer」のコーラスが心地よく。

初めて人前で歌うとの事でしたが、ちゃんと振り付けまでされていました。

 

-MC-

 

野川さん退場後、それぞれ楽器を片付け始めるMANGA TRIOの面々。

 

影山さん「次はこのイベント初登場。アニサマで仲良くなったアーティストです! savage genius!!」

 

登場したsavage geniusのお二人。

Vo.のああさんは浴衣姿、G.のTakumiさんは帽子をかぶったままケロロ軍曹のフリース着ぐるみでアコギを持って登場。

ああさん「浴衣で来たんですけどコスプレだって知らなかったんですよ」

影山さん「さっき言ったコスプレって知らなかったってのはこの人達です」

ああさん「一応"花火大会に行ってきた人のコスプレ"という事で」

遠藤さん「しかしキミのそれはアリなのか?」

とタクミ軍曹をいじる遠藤さん。

ああさん「急いで買いに行ったんですけど、靴入んなかったんですよ」

影山さん「わざわざ買うてきてくれたんか。ありがとうな。…そんな離れてて大丈夫か?

     じゃあ後はよろしく! サヴェッジジュウニア…言えてへん、savage genius!!」

そして退場する時もTakumiさんをいじる遠藤さん。

 

ああさん「じゃあ『Forever...』を聴いてください!」

 

07:Forever.../savage genius

 

TVアニメ「エレメンタル ジェレイド」のOPをアコギ一本で披露。音源当時よりも確実に上手になっているのが印象的でした。

打ち込み系の原曲とは違い、アコギならではのしっとりとした感じはこういうライブならでは。

 

-MC-

 

savage geniusのお二人(というかああさんお一人)のみでMC。

 

ああさん「この間初めて知ったんですけど、ガチャピンっているじゃないですか? 何歳か知ってはります? 

              ……五歳なんやて。永遠の五歳。ムックも。あ、ムックの頭についてるあの…なんやったっけ?

     パラボラ? プロペラ? あれなんのためについてるか知ってる人! …言わんといてくださいね。

     あれね、体冷やすためについてるんですって」

と、お台場ならではの豆知識を披露。

ああさん「あたしも年変わらんかったらええのに…17歳とか? …え? 14歳? 若すぎやろ!?」

     お兄ちゃん! とか言ったりしてな」

トークをしながらステージ上を歩いていると、マイクスタンドに掛けておいたタンバリンが

帯に引っかかって落ちてしまうというハプニング。

ああさん「みなさんに会えてタンバリンもはしゃいでおります」

と上手く処理するああさん。

ああさん「では次は懐かしい曲を聞いて下さい。「想いを奏でて」」

 

08:想いを奏でて/savage genius

 

TVアニメ「うた∽かた」のOPでsavage geniusのアニソンデビュー曲。

サビのファルセットが原曲よりも力強くなっていて、先程の「Forever...」同様、力量が上がっているのを感じました。

 

-MC-

 

曲が終わると舞台袖から先程のボディスーツのまま遠藤さん登場。

ああさん「あぁらん、セクシぃー」

遠藤さん「でもこれスッゴイ暑いんですよぉ」

 

savage geniusのお二人が退場後、遠藤さんお一人で少々MC。

 

遠藤さん「今のsavage geniusも凄かったですけど、次も凄いですよぉ」

という紹介で松本梨香さん登場。

 

なんとピカチュウのフリース着ぐるみ姿でポケットにはピカチュウのぬいぐるみが。サトシと予想していたのですが…。

そしてもう一匹、松本さんの後ろからギターを持ったピカチュウが。

 

松本さん「ピカーピカピカ、ピカチュゥ!」

遠藤さん「は?」

松本さん「ピッカー! ピーピカピカチュウ!!」

遠藤さん「あ、『松本梨香です! 今日は気合入れて化粧を厚くしております』?」

松本さんにぶっ飛ばされる遠藤さん。

松本さん「ピッカ! ピカピカ、ピーカチュー!!」

と、突然屈み込み、ポケットのピカチュウを取り出して話しかける松本さん。

松本さん「…ピカピッカ、ピーカ」

遠藤さん「KY、KY。空気読んで。押してるんだから」

松本さん「あ、空気ね。はい」

意外とあっさり松本さんに戻ります。

 

遠藤さん「で、キミは誰やねん」

と、突っ込まれるギターを持ったピカチュウさん。

松本さん「シンガーソングライターの高橋知秀さんでーす!」

 

「それではお願いしまーす」と遠藤さんが退場。

 

「これ、あぁっつ~」と着ぐるみをバタバタさせる松本さん。

 

高橋さんが何かを言うも松本さんには聞こえず。

「え? え?」と疑問符いっぱいの松本さんを招き寄せる高橋さん。

高橋さん「……リカチュウ」

再び松本さんピカチュウ化。もといリカチュウ化。

 

松本さん「えーまず一曲目は"最後に叶えたい"という題名の曲です」

 

09:Last my wish/松本梨香 高橋知秀

 

06年に発売された松本さんセルフプロデュースのシングルより。

先ほどまで元気な感じだったのが一変、しっとりとしたバラードを歌っても様になるのは流石松本さん。

 

-MC-

 

松本さん「みんなずっと座ったまんまでしょ? エコノミー症候群になっちゃうから運動しよう!」

という事で高橋さんの歌声に合わせて次の曲「Love&Peace」の振り付けを指導。

 

キビキビとした動き+大きな動作+満面の笑顔+ピカチュウ=愉快愉快。

松本さん「下ハモつけよう! 男子は下ハモ、高橋さんが歌うから一緒に歌ってねぇ!」

コーラス指導あり、暴走あり、松本さん再びピカチュウ化ありで準備万全整い「Love&Peace」へ。

 

10:Love&Peace/松本梨香 高橋知秀

 

Rica&Tomohide名義でお二人が作詞作曲された曲で、前曲「Last my wish」も入ったシングルのボーナストラックになっています。

とても憶えやすい曲で、振り付け&コーラス大合唱。途中高橋さんの紹介で名前を噛んでしまったりしましたが、そこはご愛嬌。

 

-MC-

 

今度ははきただにさんが下着のような黒いタンクトップと半ズボンで登場。

きただにさん「まつもっさん長っ! 長いっスよ! そういうのはラストの方でやるもんなのに!」

松本さん「だにぃ~なんでそんな格好してんの?」

きただにさん「この後の準備が色々とありまして…」

 

松本さんと高橋さんが退場し、きただにさんお一人に。

 

きただにさん「ここで、ホームページにもパンフレットにも載っていない超シークレットゲストの登場です!」

ざわめく会場。

きただにさん「それではご紹介しましょう! 特別ゲスト、MoJoさんでぇす!!」

MoJoさん「いやぁっ!」

おぉぉおおおおおぉおおおおぉお、なんと!! 「ヒーロー伝説」以来の柔道着+アコギでMoJoさん登場!!

きただにさん「この柔道着自前ですよ! 

MoJoさん「どうも、小せがた三四郎ですっ」

きただにさん「名前にじんでるし!! 黒帯だし!!」

MoJoさん「帯は友達に借りたんだけどね」

 

きただにさんが退場し、MoJoさんお一人に。

 

MoJoさん「んじゃぁ、"MoJo"じゃなくて"とみたいちろう"で何曲かやってみようか」

 

11:とみた"☆MoJo"いちろうCMメドレー

~セガサターン、シロ!(1C)/とみた"☆MoJo"いちろう

 

まずは格好通りに「セガサターン、シロ!」。客層がSHSより若めなので"誰だ?"感のあった会場に一気に広まるどよめき。

おそらく会場の男子の客層にはどストライク。私共も例外ではありません。わーいわーい。

 

~お~い北海道(I'm A 北海道 Man)(1C)/とみた"☆MoJo"いちろう

 

そして流れるように「お~い北海道」。またもやざわめき。

戦慄の三四郎から一変、Zeppにのどかな風が。これぞMoJoさんの力。

 

~俺とお前と大五郎(焼酎「大五郎」CMソング)(1C)/とみた"☆MoJo"いちろう

 

久しぶりに~聞けました! 歌い始めは会場に一瞬よぎる"知らない曲"感…。

それもサビで一変凄い歓声。リフレインに戸惑うも大合唱大合唱。"俺とお前と"の後の手拍子が揃ってしまうのが凄い。

 

~よせてあげて(サビのみ)/とみた"☆MoJo"いちろう

 

またもや一変。会場大爆笑。前回の"Zone Season 4"以来のお気に入りがZeepで披露。

またとみた"☆MoJo"いちろうさんの楽しそうなこと楽しそうなこと。ぐっとアップ。

 

~明治エッセルスーパーカップ/とみた"☆MoJo"いちろう

 

「明治エッセルスーパーカップ」のとみた"☆MoJo"いちろうさんヴァージョン。

CMが放送中という事もあり、会場の誰もが知っている様子。夏にピッタリな選曲。

 

~ヤマダ電機の唄(YAMADA SONG)/とみた"☆MoJo"いちろう

 

ベリーショートに「YAMADA SONG」。会場に沸き起こる「これも☆MoJoさんなの!?」という歓喜の声。

とみた"☆MoJo"いちろうさんの凄さは半端じゃない。ジングル部分はあのさまぁ~ずのお二人の作曲。

 

~「本つゆ」でいかがでしょうか?/とみた"☆MoJo"いちろう

 

絞めは「本つゆ」。これも季節にピッタリ。

Zeppに響き渡る「本つゆ」。このコーナーは今回のオールナイトのハイライトの一つです。

 

-MC-

 

「いやいや、よかったよ~」と拍手をしながら影山さん登場。

MoJoさん「なぁんだよそれぇ!?」

影山さん2ポーズ目のコスプレは学生服+リーゼントのカツラ+サングラスの不良スタイル。

続いて竹刀をバシバシと鳴らしながら登場した遠藤さんは、

セーラー服+金髪ソバージュのカツラ+竹刀+穴あきグローブというスケバン恐子姐さんを髣髴とされる格好。

遠藤さん「ガッカリだよ!」

その後をとぼとぼと歩いてきたきただにさんは、

水色のスモッグ+半ズボン+ハイソックス+黄色の通園帽&鞄の幼稚園児スタイル。観客からは「かわい~」の嵐。

時々「おと゛うさんおと゛うさん」とつぶやくきただにさん。しかも手にはウルトラマンタロウのソフビ。

幼稚園児は幼稚園児でも哲哉(「哲哉とおとうさん」 from 「はねるのトびら」)のコスプレでした。

 

影山さん「いやぁ~おっさんうれしいわぁ」

MoJoさん「はははは、ありがとっ!!」

 

とみた"☆MoJo"いちろうさんが下駄を鳴らして退場。

サプライズ参加に誰もが知っているCMメドレーと観客も沸いた沸いた。

 

影山さんの呼び込みで登場したのは

美郷あきさん、橋本みゆきさん、yozuca*さんのLantis3人娘。

 

美郷さんは聖スピカ女学院の制服(ストロベリー・パニック)、橋本さんは国立バーベナ学園の制服(SHUFFLE!)、

yozuca*さんは白いスカートスーツに眼鏡という女教師スタイル。

美郷さんを中心にした立ち位置にスタンバイ。今回は三人でコーラスをつけてきたとの事。

 

12:もう愛しかいらない/美郷あき 橋本みゆき yozuca* MANGA TRIO

 

ランティス歌姫トップは美郷さんで「スーパーロボット大戦OG ディバイン・ウォーズ」2nd ED。

美郷さんのCDそのままの歌声に、橋本さんとyozuca*さんのコーラスがいい感じに絡みます。

 

-MC-

 

今度は橋本さん中心の立ち位置に。

遠藤さん「デカいよね」

橋本さん「そんな大きくないですよ160cmくらいで…」

きただにさん「でも俺よりデカいんだ…」

影山さん「きただには124cmやもんな」

きただにさん「そんなちっちゃくないっスよ!!」

 

13:innocence/橋本みゆき yozuca* 美郷あき MANGA TRIO

 

二番手は橋本さんで「SHUFFLE!」よりED。コスプレもこの「SHUFFLE!」のものだとか。

三人だからできるコーラスに、しっとりとした曲調がとても心地いいです。

 

-MC-

 

きただにさん「やっぱえぇわぁ、眼鏡の鎖えぇわぁ~」

とyozuca*さんの女教師姿にメロメロなきただにさん。

影山さん「こう見ると大人っぽいよなぁ。普段子供っぽいのに」

yozuca*さん「…おたくの社長どうなってるの!?」

と美郷さんに詰め寄るyozuca*さん。

 

14:チェーリング/yozuca* 橋本みゆき 美郷あき MANGA TRIO

 

雰囲気一変、元気な曲。yozuca*さんの7th シングル「サクライロノキセツ」のカップリングです。

このミディアムテンポ→スローバラードときてポップな曲で締める波のある構成はこの時間帯にはとても嬉しいです。

 

-MC-

 

美郷さん、橋本さん、yozuca*さんが退場。

 

影山さん「次はダーやったよな?」

遠藤さん「そうですけど?」

きただにさん「ダーて」

 

ダーこと、石田耀子さんが登場。

 

影山さん「お前それなんやねん」

石田さん「爆チュー問題です」

きただにさん「あーあったあった」

影山さん「用意してたのがダメやってんな」

 

影山さん「ダーは"この後"が控えてるから、まずはちゃんとしたアーティストの一面をみてもらおうか。何歌うん?」

石田さん「えー『永遠の花』を」

影山さん「タイトルでは"とわ"。でも歌の中では"永遠"。ちゅーとはんぱやなぁ。作詞家の顔が見たいわっ」

石田さん「えー……」

 

会場からも沸き上がる「えー」の声に何か察した様子の影山さん。

 

影山さん「………これってダーの作詞だよな?」

石田さん「違いますけど?」

影山さん「ぅえ!? …すんませーん。てっきりダーの作詞だと思っていじってやろうと…」

影山さん空振り。

 

15:永遠の花/石田耀子 MANGA TRIO

 

昨年に続いての披露となった「永遠の花」。誰が作詞だろうと良い歌は良いのです。

昨年はメイド服、アニソンカーニバルでは浴衣、そしてネズミ。なぜネズミ。面白。

 

-MC-

 

影山さん「えぇ曲やなぁ~」とフォロー。

 

影山さん「次は世界初の試みです! なんとアコギでパラパラをやってしまいます。

     アコギでパラパラ、略して"アコパラ"。ここでダンサーのゲストです!!」

遠藤さん「……ウチらじゃないっすか!!」

きただにさん「踊りながら歌うってやったことないからなぁ…こう足でステップしながらっていうのができないんだよなぁ」

石田さん「よろしくおねがいしまーす」

ということでヘッドセットを装着する石田さん、遠藤さん、きただにさん。

遠藤さんが「僕のないんですけどー」と言ったり、きただにさんがずっと振りを確認していたり。

 

遠藤さん「あのねぇ、僕これやれって言われてDVD渡されたのが一昨日なんですよ! で昨日帰ったのが夜2時ですよ!?」

きただにさん「さっきはライブ出てましたもんね」

遠藤さん「いつ練習しろってんですか!! この怒りをどこにぶつければいいんですか!?」

影山さん「踊りにぶつけんねん」

遠藤さん「そういう兄さんはなんでやらないんですか?」

影山さん「俺は無理」

きただにさん「言いだしっぺなのに!」

といういざこざの中着々と準備を整える石田さん。なぜネズミ。面白。

 

影山さん「演奏面でのゲストです。JOE! ワッシー! ウッチー!」

影山さんに呼び込まれ、バリバリにコスプレしたJOEさんと、なんのコスプレもしていない鷲崎健さんと内田稔さんが登場。

 

JOEさんはなんと今回も女装で、ど派手なピンクのメイド服に金髪のカツラという出で立ち。

みなさんセッティングする中、遠藤さんにアゴをつかまれる鷲崎さん。

鷲崎さん「いや、もうホントにね、毎年呼んでもらって…って離してくださいよ!」

遠藤さん大ウケ。

 

16:残酷な天使のテーゼ(1.5C)/石田耀子 JOE 鷲崎健 内田稔 MANGA TRIO

 

ネズミがスケバンと幼稚園児を従えて歌い踊るは「残酷な天使のテーゼ」。

海外でも場数をこなしているだけあり、石田さんの踊りはとても安定していました。しかしネズミ。

反面、一生懸命踊るも所々足が止まってしまうきただにさん。さながらお遊戯がちょっと苦手な子。

そして歌詞の一言一言で「ハイ!」と合いの手を入れる遠藤さん。これが観客の笑いを誘ったのですが、ちゃんと踊れているのが凄い。

 

一旦曲が終わるも、パーカッションの影山さんの音頭によって後奏がリプレイ。もちろん踊る三人。そして止まってまたリプレイ。

みなさんの決めポーズもそこを尽き、三、四回目の繰り返しでやっと終了。

 

-MC-

 

きただにさん「いや、ホントこれって結構疲れ痛っ!」

石田さん「あ、スイマセン!」

遠藤さん「でもスカートって動きにく痛っ!」

石田さん「ごめんなさい!」

石田さんの尻尾が皆さんを強襲。立ち位置のせいか特にきただにさんを猛襲。

 

石田さん退場。

影山さん「さぁ次は誰が出てくるか、こいつだぁ! ワッシー!!」

 

万雷の拍手の中、ダンボールで作ったテレビを被った内田さんと、

これまたダンボールで作ったカウンターを首から下げた鷲崎さんが登場。

 

内田さん「しょくんらのあいしたガルマ・ザビはなぜしんだ」

鷲崎さん「ぼうやだからさ」

 

と棒読みで言うや否やそそくさと脱いでしまうお二人。コスプレ完了。

鷲崎さん「僕ら出オチですからね」

 

MANGA TRIOの皆さんが退場し、鷲崎さんがステージ中央でギター、内田さんは向かって右端でパーカッションの準備。

観客「鷲崎ぃいーー!」

鷲崎さん「お? おぉ、ありがとぉ。全く知らん人なのにありがとう」

観客「ワッシー!!」

鷲崎さん「あ? 馴れ馴れしいな。親戚でもないのにありがとう! って腰痛っ!」

内田さん「なんで?」

鷲崎さん「なんでかしらんけどずっと腰痛くて…これが冗談じゃない痛さやねん」

観客「ヘルニア?」

鷲崎さん「かもしれん…あ~腰痛っ!」

観客「病院行けー!」

鷲崎さん「あん? 言われんでも行くわ!」 

 

鷲崎さん「あのーすいませーん、O.N.Dと鷲崎の楽屋にビール一缶残ってたと思うんで持ってきてもらえますー? 

     誰に持ってきてもらおうか。橋本さんがえぇかな?」

内田さん「ステージで飲むの?」

鷲崎さん「橋本さん持ってきてくれんかなぁ…意外と楽屋ではしゃべらへんのな、あの人」

と、O.N.Dの謎のギタリストSさんギター背負ってビール片手に駆けてきました。

鷲崎さん「おぉありがとう」

缶を空け、観客にかざし、呑み始める鷲崎さん。途端に湧き上がるイッキコール。

鷲崎さん「……っは、無理。30過ぎてイッキは無理」

内田さん「ホントに飲むんだぁ…」

と、スタッフの方が気を利かせて譜面台を即席机に。ビールを置く鷲崎さん。

鷲崎さん「あ、すんません。スタッフみんな良い人やねぇ~。あ~腰痛」

 

鷲崎さん「影山さん30周年ですってね。30周年であのやさしさね」

内田さん「良い人だもんね~」

鷲崎さん「初めて会った時からえぇ人でね。あまりにえぇ人なんで思わず開襟シャツのボタン締めたもんね。

     もう締めた事ないボタンを上まで」

内田さん「なんで?」

鷲崎さん「もう、アカン、抱かれるって思って。で財布を鞄の一番下に隠したもんね」

内田さん「盗らない盗らない」

 

鷲崎さん「ちょっとここで訊きたいんですけど、俺の事知らないって言う人~」

内田さん「若干いるね」

鷲崎さん「じゃあアニスパ聴いた事無いって人~」

結構上がる手。

鷲崎さん「おっほほ。じゃあ俺の事嫌いな人~」

悪乗りする観客。

鷲崎さん「顔覚えたからな! じゃあ、僕ポアロっていうユニットやってるんですけど、知ってる人~」

内田さん「結構いるねぇ」

鷲崎さん「じゃあポアロのCD持ってる人~」

内田さん「…リアルな数字だ~」

 

鷲崎さん「なんか押してるらしいけど、どれくらい押してるんやろ?」

と舞台袖を見る鷲崎さん。

鷲崎さん「…って誰も指示してくれないけど、このまましゃべるぞー」

また舞台袖を見る鷲崎さん。

鷲崎さん「僕のところになるとスタッフさん誰もいないんですど、…放置プレイですか?」

 

鷲崎さん「去年は大人気なかったと自分でも思うんだけど…」

内田さん「一体なにしたの? 去年ここで」

鷲崎さん「電話番号歌ったりとかしたね。でもいたずら電話は4件だけだった」

内田さん「みんな優しっ」

鷲崎さん「もう去年はそんな感じでアニメに関係ないことやったからね。今回は真面目に関係のある曲やるよ」

 

17:CHA-LA HEAD-CHA-LA(大人ヴァージョン)(1.5C)/鷲崎健 内田稔

 

関係のある曲というので何かと思ったら、なんと「CHA-LA HEAD-CHA-LA」!

ボサノバというかジャズというか、とにかくカッコイイアレンジ!

歌もさることながら、ギターとパーカッションの相性がとても良く。最後の繰り返されるギターなんかもう凄いの一言!

 

-MC-

 

ここで鷲崎さんビールをぐいと一口。

 

鷲崎さん「で、どれくらい押してるん?」

再び袖を見る鷲崎さん。

鷲崎さん「…スタッフも休憩時間? 巻き入んないと曲やらへんよ。っていうか、いつやったらええかわからへんもん。

     俺ら巻き入って初めて曲やるのに…でも腰痛いわぁ…」

 

鷲崎さん「ラジオやってて来るのが遅かったんでリハーサルやってないんですけど、Zeppの照明さんは凄いね。リハなしでこんなにできるんだもの。

     ミラーボールとか回してくれへんかな?」

回りだすミラーボール。

鷲崎さん「おぉ! いいねぇ。こうなったら今まで使った事ないような照明とか使っちゃってください!!

     曲中でいきなり客電とかつけたりして。じゃあ次の曲は前の曲つながりで」

 

18:とびきりZENKAIパワー!/鷲崎健 内田稔

 

これが噂の鷲崎さん版「とびきりZENKAIパワー!」。合いの手は内田さんが担当。

鷲崎さんの煽りもあり、目に痛い程の照明が手を変え品を変え、千変万化にZeppに煌きます。

ミラーボールもかつてない速さで周り、まさにポップコーンシャワー。素敵です。

 

-MC-

 

「ちょと、ちょっとワッシー、終わり終わり」

と出てきたのは「天元突破グレンラガン」より穴掘りシモンのコスプレをしたやまけんさん。

 

やまけんさんにうながされ、退場する鷲崎さんと内田さん。

 

やまけんさん「ここのつなぎMCまでやれって言われたんですよ。どんだけですか!」

 

やまけんさん「さっきのワッシーみたいな事、俺絶対出来ないわ。『俺の事嫌いな人~』って。

       あの人どんだけ勇気あんだよ…アンパンマンか!! 俺もあんぐらい勇気があったらな~」

観客「社長ーー!!」

やまけんさん「まだ社長じゃないんだよ。でも、勇気があれば……       

       …社長! クビ!! ……まさか来てないよな…」

 

そして残りのO.N.Dメンバーも登場。

やまけんさん「俺ら去年はベースアンプまで持ち込みましたけど、鍵盤持って入ってこねぇよ普通」

 

以下やまけんさん語録再び。

「今日の出演者の中で音楽を生業としてないのは俺だけですからね」

「本来なら俺なんてのはこんな大舞台に立っちゃいけないヤツですからね」

「オレンジにギザギザ模様のシャツ着て、どっかの空き地の土管の上でカタカナに濁点の付いた歌、

 具体的に言えば"ボエー"とか歌ってるのが俺らには分相応ってもんですから。あとはバーのカラオケとかね」

「行きつけのオカマバーにカラオケがあるんですけど、そこの履歴見たら俺らしか歌ってねぇっていう。

 前歌ったヤツに"何つながり"とかいって連続で歌うから、誰かがロボットなんか入れた時にはもう大変。

 "俺"スーパーロボット魂みたいになっちゃう」

「俺ギター"ぺろ~ん"とかしか弾けないんですけど、今回弾こうと思ってお店に行って、店員さんに選んでもらったんだけど、

『どこで弾くんですか』って訊かれたから『Zepp Tokyo!』って言ったら凄い驚いてた。

 もう『え゛ぇえー』ってマスオさんになってた。『え゛ぇえー』って」

「僕のコスプレはグレンラガンのシモンなんですけど、なんでシモンかっていうと俺の体型に合うのがコレしかなくて、

 他に合うコスプレなんて『NARUTO』の腹に肉ってかいてあるヤツ(秋道チョウジ)ぐらいですよ。

 ベースも同じグレンラガンのヴィラルが敵に捕まった時の格好で、

 残りのヤツラは、まぁグレン団という事で…キーボードのコイツなんてただのオタクですけどね。

 という事で聞いて下さい。"お前のドリルで天を突け"!!」

19:ドリルでルンルン クルルンルン/O.N.D UNPLUGED

 

イントロ弾き出したところで一部から笑いの渦。そうきましたか。

いわゆる"萌ソング"のはしり的なこの歌も、O.N.Dによって"HARD×MOE" アレンジに変身。

 

-MC-

 

やまけんさん「って間違えた! ドリルだけど『D4プリンセス』だ!! って中途半端に古いし…。

       でも他にドリルつながり思いつかなかったし…え? ゲッター2? ドリルついたロボットなんていっぱいいるんだよ!!

       歌にドリルが出てるのが少ねぇの! ドリルガオーとか少ししかねぇし」

 

やまけんさん「ここでO.N.Dのメンバー紹介をしたいと思います。キーボード! メガネ!!」

メガネて。

やまけんさん「子供のころピアノやってたってだけで今回キーボード頼みました。20年ぶりくらいに鍵盤弾いてます。

       楽しそうギター弾いてるんですけど、顔が見えない謎のギタリストS!! 

       いつもはドラムなんですけど今日はベースやってもらってます。コイシ!!

         サイキックラバーと並んで負けないようにって痩せました。…金髪にしたのもアーティストっぽいからって理由だし。

       サバファンに起こられますよ。あんた」

 

やまけんさん「今度はちゃんとやりたいと思います。『空色デイズ』!!」

 

20:空色デイズ/O.N.D UNPLUGED

 

今度は本当に「天元突破グレンラガン」のOP。途中トチったりとかしてさながらカラオケに来ているようですが、

それがO.N.Dの良さ。親近感というか、好きなものを好きで歌ってるという感がとても伝わってきます。

 

-MC-

 

やまけんさん「じゃあここでワッシーとウッチーを呼びたいと思います。ワッシー! ウッチー!」

と、登場した鷲崎さんと内田さん。

 

鷲崎さん「ジムでーす」

内田さん「シャアズゴでーす」

鷲崎さん&内田さん「ジャブローでーす」

「機動戦士ガンダム」第29話「ジャブローに散る」より名シーン"シャア専用ズゴック"と"腹を突かれるジム"のコスプレ(?)でお二人登場。

やまけんさん「それはコスプレと呼んで良いのか?」

 

やまけんさん「僕とワッシーで"Fat Jaw Guitar"っていうユニットみたいなもんやってるんですけど、僕がまぁ太ってるから"Fat"で、

      "Jaw"っていうのはサイキックラバーのJOEじゃなくて、彼がアゴが出てるんで"Jaw"。JAWSの"Jaw"ですね。

       でギター持ってるから"Guitar"。二人合わせて"Fat Jaw Guitar"と」

鷲崎さん「まんまやん」

やまけんさん「で、今、舞台袖でもの凄い巻きが入ってるんですけど」

鷲崎さん「さっきは巻かなかったのにグルグルまわって」

やまけんさん「どんなスクランブルだよ!」

 

21:スクランブル/Fat Jaw Guitar 謎のギタリストS コイシ メガネ 内田稔

 

前奏が始まると客席にチラホラと灯る光。「お、ウルトラオレンジ」と嬉しそうなやまけんさん。

Fat Jaw Guitarなので歌でも参加する鷲崎さん。そしてグルグル回る観客。「ドリルでルンルン~」以降グルグル回るつながり。

 

-MC-

 

やまけんさん「もうウッチーはO.N.Dがもらいましたから」

鷲崎さん「やーめーてー」

 

やまけんさん「ここでもう一組とセッションしたいと思います。ではお呼びしましょう、MANTA TRIO!!」

 

満を持して再登場したMANGA TRIOのみなさん。

今度のコスプレは影山さんが死装束に額烏帽子、肩まであろうかという長髪の幽霊。

遠藤さんは死装束を着た目玉の親父。そしてきただにさんは墓場鬼太郎(ゲゲゲの鬼太郎)。

 

影山さん「お前誰や!?」

遠藤さん「へ? 兄さんどこですか? これ苦しくなくていいんですよ…見えないんですけど」

やまけんさん「目玉なのにぃい!? これだったらでっかいコンタクトがいりますよ!!」

 

そんな遠藤さん、乱れる影山さんの髪をまとめる場面も。流石元長髪。

 

やまけんさん「これで終わったらO.N.D的には物足りないと思う人がいると思うんで、

       ここでお三方と一曲やりたいと思います!」

と、影山さんと目配せするやまけんさん。

 

影山さん「さぁ、始まるザマスよぉ」

遠藤さん「いくでガンス」

やまけんさん「フンガーフンガー!」

きただにさん「真面目にはじめなさいよー!」

 

22:もってけ! セーラーふく/Fat Jaw Guitar MANGA TRIO 謎のギタリストS コイシ メガネ 内田稔

 

やるかやるかと思っていたらなんとこの四人で「もってけ! セーラーふく」! なんたる無茶無謀。でもすげぇすげぇ。謎のギタリストSさんの弦は切れちゃいますし。

原曲のかわいらしい声優さんたちとは打って変って男の男による「セーラーふく」。こういうことがあるからアコギはたのし。

複雑な歌詞だからか、歌ってる四人がずっと歌詞カード見っぱなしでした。しかし遠藤さんはやはり見にくい様子。目玉なのに。

 

-MC-

 

やまけんさん「本当はコレやらないはずだったんですけど、

       リハでヒロノブさんに『やまけんトコは『らき☆すた』やらへんの?』って訊かれて、

      『やりません、っていうかできません』って言ったら『じゃあ俺らがやろうかな』とか言うんで、

      『やめて下さい。ウチの仕事取らないで下さい!』って事で一緒にやろうと」

 

今年も大きなものをぶっ放したO.N.Dのみなさんと鷲崎さん、内田さん退場。

 

遠藤さん「えー演奏に支障をきたすので、とっても良いですか?」

影山さん「じゃあ俺も取ろう」

遠藤さん「…うわぁ…明るい…みんなの顔が見える」

二人とも死装束を着ただけの人になってセッティング。

 

影山さん「次はおまちかね、栗林みな実ー!」

 

登場した栗林さん。「School Days」より榊野学園制服でした。

例によってきただにさんとイジる影山さんと遠藤さん。

そしてそれを見て喜ぶ栗林さん。

 

23:Precious Memories/栗林みな実 MANGA TRIO

 

栗林さん一曲目はアニメ版「君が望む永遠」よりOP。

先程までとは違う種類の盛り上がりで、合いの手が凄い凄い。

 

-MC-

 

栗林さん「なんか、熱いですね」

とジャケットを脱ぐ栗林さん。浴びせられる黄色い声援(男声)。元気だなぁ。

影山さん「今日は布の面積多いなぁ」

栗林さん「アニサマの時は少なかったんで今日は多めで」

 

影山さん「次の曲は?」

栗林さん「今日コスプレしてる『School Days』のEDなんですけど『涙の理由』という曲です」

影山さん「良い詞だよなぁ。特に二番のサビがいいんだよなぁ」

としきりに褒めまくる影山さん。栗林さんにサムズアップ。

遠藤さん「さっきからこれ押しますね。なんですかコレ?」

きただにさん「わっかんねぇ」

影山さん「グッジョブだよ、グッジョブ! 歌詞がグッジョブ。な」

と栗林さんに再びサムズアップ。答える栗林さん。

遠藤さん「じゃあみんなもみな実ちゃんにグッジョブ!」

観客もサムズアップ。

遠藤さん「指圧の心~ハイっ?」

観客「母心~」

遠藤さん「なんで知ってんねん!」

 

栗林さん「もう夜っていうか朝方なんですけど、暗い歌でみなさんに暗くなっていただいて…」

 

24:涙の理由/栗林みな実 MANGA TRIO

 

あの楽しすぎるバカ騒ぎの空間が嘘の様に水を打ったような静けさに。

せつない詞にアコースティックの演奏が合わさり、栗林さんの歌声が一層映えます。

 

-MC-

 

栗林さん退場。

影山さん「次は初登場、アニソン界の小さな巨人の登場です。ちっひー!」

 

米倉さんチアガールの衣装でとてつもなく元気に登場。

そして人文字で"A! J! F!"

 

影山さん「似合ってるなぁ~」

米倉さん「ありがとうございます! 今日は初めて髪をアップにしてみたんですけど、どうでしょう?」

影山さん「そういえばそぉうやんな」

観客「かわいい~」

米倉さん「ありがとうございまーす!!」

 

25:嵐の中で輝いて/米倉千尋 MANGA TRIO

 

早朝という事で元気に米倉さんの代表曲を。これぞアコギの醍醐味。

バンドとはまた違った味わい。遠藤さんのコーラスが高い高い。

 

-MC-

 

影山さん「今日何日?」

遠藤さん「もう日付変わってますよね」

米倉さん「はい。もう20日ですね」

観客「おめでとー」

影山さん「…ちっひー今日誕生日やったな」

きただにさん「おめでとうございまーす」

 

と、舞台袖から花束とバースデーケーキを乗せた台車を引いて3人のメイドさん登場。

うち二人はミニスカートの石田さんと、珍しく女性らしい(失礼)ロングスカートの松本さんはポケットにファンタジー。

そして妙に強調するように尻を振る人。

 

影山さん「あ、奥井ちゃんやないか!」

奥井さん「ちっひーの誕生日という事で来ちゃいました」

影山さん「ホントは仕事で抜けられんかったのになぁ。ありがとうな!」

なんと、お仕事の関係で参加できないはずだった奥井雅美さんが登場。

 

奥井さん「火はつけないの?」

影山さん「火はダメ。事前に消防署に申請しないといけないから」

遠藤さん「でも後で福ちゃんがつけてくれますよ」

松本さん「ネオン管割っちゃったりね」

 

「ポケットにゴミついてますよ」と松本さんのポケットを指差す遠藤さん。

影山さんそれに"グッジョブ"。世界的人気のキャラクターになんという言い草。

 

影山さん「テンポは?」

ジャンベで音頭をとる遠藤さん。

きただにさん「遅っ!」

影山さん「…はぁっぴばぁすでぇ~」

きただにさん「低っ!」

 

26:ハッピーバースデー/MANGA TRIO 石田耀子 松本梨香 奥井雅美

 

舞台上と客席が一つになって米倉さんを祝福。

もちろん「ハッピバースデー"ちっひー"」。これが揃ってしまうのが素晴らしい。

 

-MC-

 

奥井さん「あ、ご結婚おめでとうございます」

米倉さん「あ、ありがとうございます」

 

ちょっとよそよそしいr.o.r/sのお二人。そして会場から再びおめでとうコール。

 

ケーキと共にメイドさん3人は退場。

去り際の松本さんに気づかれないように「あいつは給仕長やな」と影山さん。

 

米倉さん「では誰も知らないかもしれませんが、『空はひと一つ!』という曲を。

     この曲には"Oh~Yeah"という合いの手があるんですが、良かったらやってみてくださーい!」

 

27:空はひと一つ!/米倉千尋 MANGA TRIO

 

元気でポジティブな米倉さんの8thアルバム「SPRING~Start on a journey~」より。

この時間であえてスローな曲ではなく元気な曲というのが嬉しいです。

 

-MC-

 

沢山の祝福の中、米倉さんは退場。

 

影山さん「次は"アニパラ音楽館"をいっしょにやってる仲間です。サイキックラバー! 近江知永ー!!」

 

「ぅおぅイエー!! オレの歌を聴けぇえええ!!」

 

と登場したYOFFYさんは「マクロス7」より主人公 熱気バサラのコスプレで登場。似合う! 世が世なら実写版。

先程も登場したメイド姿のJOEさんにお嬢様の如くエスコートされてきたのは、

赤黒いゴスロリ風ドレス、頭には小さい帽子に赤い髪のカツラを被った近江さん。

すっかりハマっている真赤なグレート・ムタさん(マスク付き)、着々と準備をするSLIPKNOTさん(マスクのみ)、そしていやにデカいメイドさんがぞろぞろと登場。

 

遠藤さん「キミは隠れたいのか目立ちたいのかどっちやねん!」

といじられたグレート・ムタさんはお決まりのポーズを披露。

 

遠藤さん「今日は近江ちゃんのお母さんも来てくれてるんだよね」

近江さん「はい」

きただにさん「スイカありがとうございまーす」

と、二階席に手を振る皆さん。

影山さん「…俺んとこはまだやなぁ」

 

MANGA TRIOの面々は一旦退場。

 

YOFFYさん「ハイ、どうもー! なんかね、僕らのコスプレもごちゃごちゃで、

     "サイキックラバーとふゆかいな仲間たち"って感じですけども。

     僕は正統派コスプレで熱気バサラですけど、近江ちゃんは何のコスプレ?」

近江さん「一応、宝野アリカさんのつもりなんですけど…」

YOFFYさん「なんか"宝野アリカ"っていうか"そんな野アリカ"って感じがしちゃうけどねっ!」

 

YOFFYさん「じゃあまず一曲目はサイキックラバーの新しいシングルから「ナンバーワン・バトルブローラーズ」!!」

 

28:ナンバーワン・バトルブローラーズ/サイキックラバーとふゆかいな仲間たち(YOFFY JOE 近江知永 マッチョ Dr.TETSU 有松慶一)

 

アコースティックでこんな曲まで! 

左からメイド(黒)、グレート・ムタ、そんな野アリカ、熱気バサラ、メイド(ピンク)、SLIPKNOT(マスクのみ)という異様な光景も面白く。

生演奏ではコーラス必須な曲なので、近江さんと曲開始直前にマスクを脱いだ"グレートマツ"ことマッチョさん大活躍。

 

-MC-

 

YOFFYさん「近江ちゃん似合ってるよねぇ」

近江さん「ありがとうございます」

YOFFYさん「このコスプレ姿は今度発売される『近江知永写真集』に収録されるという…」

近江さん「発売したら買ってくれる人ー?」

ちらほらと手を上げる観客。

JOEさん「で、写真はアソコで撮るんでしょ?」

近江さん「S○Xアイランドですか?」(近江さんの名誉のため一応伏字で)

YOFFYさん「お母さん来てるのに!!」

 

YOFFYさん「ライブも終盤、"クライマックス"になってきたという事で、

     次は仮面ライダー電王のオープニング『Climax jump』を歌いまーす!

     この曲はAAAのライブではまず歌われないらしいので、僕らでやっちゃいます!」

 

29:Climax jump/サイキックラバーとふゆかいな仲間たち(YOFFY JOE 近江知永 マッチョ Dr.TETSU 有松慶一)

 

なんとも思いがけないナイスな選曲! YOFFYさん、近江さんで原曲どおりにパートを分け、マッチョさんがコーラスをするという振り分け。

いっそコロムビア版にしちゃえば良いくらいにハマってました。本当にコロムビア版でやらないかなぁ。

後半では「いーじゃん! すげーじゃん!」のコール&レスポンスがありこれがまた楽しく。

 

-MC-

 

YOFFYさんによるメンバー紹介。

 

「パーカッションは僕とは10年以上の付き合いになりますDr.TETSU!!」

かなりの巨漢にSLIPKNOTのマスクなのでかなりコワモテっぽく。

 

「女装にノリノリなベース有松慶一!!」

かなり楽しんでいる有松さん。すね毛処理も完璧。

 

「そしてコーラス、マッチョー!!」

途端に沸き起こる「マッチョ」コールにかなり驚いたご様子の表情のマッチョさん。

 

ジャージにTシャツ姿の遠藤さんが登場し、"サイキックラバーとふゆかいな仲間たち"の皆さんは退場。

 

遠藤さん「いよいよ最後のゲストです。最後といえばこの人! 福ちゃーん!!」

 

のっそり現れるメキシカンハット+ポンチョ+ひげ+ギターの方。

おまちかね福山芳樹さん登場! どこからどう見てもメキシカン。

 

福山さん「セニョリータ! アミーゴ! ブエノスディアス! …あと知らね! あ、マスカラス!! ドスカラス!!」

 

遠藤さん「福ちゃんといえば"朝方ねここしゃん"ですよ」

福山さん「どわはははは。さっきバサラがいたから、ちょっとオレのバサラギターと合わせてみたいんだけど」

という事で噂の"バサラギター"を引っさげ、熱気YOFFYさん再び登場。バサラギターを客席にかざすと大歓声が。

 

福山さん「似合うねぇ」

YOFFYさん「ちょっと一言いいですか? …みんな、オレの歌を聴けぇええええ!!」

 

遠藤さんとYOFFYさんが退場し、福山さんお一人に。

 

福山さん「今日は一曲だけ。オールナイトだからしっとりとバラード歌おうとおもってたんだけど、オレだけ歌う曲決められてるという…」

観客笑。

福山さん「でもご期待に応えましてぇ…♪ぬぇここしゃぁああああ!!」

 

30:ねここしゃん/福山芳樹

 

恒例「ねここしゃん」。気だるい感じの曲ですが、なぜか異様な盛り上がりも恒例。

1C終わったところでギターを爪弾きながら

「ねここしゃんもアニメジャパンフェスで結構歌ってるからアニメにしてくれねぇかなぁ…ゲームでもいいな。DSとかで。

 っていうかねここしゃんってみんな何か知ってんのかぁ!?」

 

~勇者王ねここしゃん!/福山芳樹

 

ここでコール&レスポンスに突入。

福山さん「ガァガガッ ガァガガッ…ねここしゃああああん!」

観客「ガァガガッ! ガァガガッ! ねここしゃーん!」

 

~ウィーアー! ねここしゃん/福山芳樹

 

福山さん「ありったけのぉぃ夢をぉ…ねここしゃああぁん! ハイ!」

観客「ありったけの夢をーねここしゃぁーん!」

福山さん「おぉすっげーな。なんでもやれんなぁーじゃあ…」

 

~この木なんの木ねここしゃん/福山芳樹

 

福山さん「このぉ木なんの木 気になる木ぃ 見たこともぉない ねここしゃぁあああん!」

大笑いしつつもしっかり繰り返す観客。しかも「気になる木ぃ~」の合いの手まで。

福山さん「お前ら"ねここしゃん"ってなにだかわかってんのか!?」

と。

福山さん「…弦切れたぁあー!! 誰か他のギター持ってきてくれねぇかな」

と言いつつも弦の切れたギターで"ねここしゃん"コール&レスポンスを続ける福山さん。

 

その後で立てかけてあったギターを素早く袖に持ち去り、チューニングするスタッフの方。頑張れ!

が、それに気づかずに「誰かそこら辺にあるヤツでいいから貸してくれねぇかな…影さんの! 影さんの貸して!」と続ける福山さん。

 

と、JOEさんがギターを持って登場し、スタッフと共にギターをセッティングしてそそくさと退場。

福山さん「おぉ、JOEありがとう。じゃあリクエスト! 何歌ってほしい!?」

観客から思い思いに湧き上がる曲リクエスト。

福山さん「…わかんねぇよ!!」

と言いつつ弾きはじめたのは…

~SEVENTH MOON(1C)/福山芳樹

 

おぉなんと! 「SEVENTH MOON」! MIQさん版は聞いたことあるのですが、オリジナルの福山さんは初めて。

1C歌ったところで先程まで弾いていた福山さんのギターを持ってくるスタッフの方。

 

福山さん「お、わざわざ張り替えてくれたのか? もうそろそろ終わろうと思ってたのにこれじゃぁ終われねぇじゃねえか!! こんなん初めてだ!」

そしてまたリクエストを取るも「え? 聞こえない聞こえない!?」と福山さん。

 

~ANGEL VOICE(1C)/福山芳樹

 

聞こえてきたのは「ANGEL VOICE」!! TV「マクロス7」のOPの後に

OVA「マクロス ダイナマイト 7 OVA MACROSS DYNAMITE SEVEN」のラストの曲で締めるとは!

マクロス25周年記念ライブ後だけあって声がかすれ気味ですが、それがまた良い!

 

~ねここしゃん/福山芳樹

 

最後は絶唱"ねここしゃん"。かすれるまくった声で叫ぶ叫ぶ。

結局立てかけてあったギターの出番は無しでした。

 

-MC-

 

恒例「ねここしゃん」も大成功。湧き上がる歓声の中

 

福山さん「アミィーゴ!! ムーチョ!! グラシアス!! JAM Projectッ!! 」

観客「うぉおおおおおおおおおおお!!」

 

JAM Project全員集合。

 

松本さん「福ちゃん、ドンタコスもあるよね」

福山さん「ぉおう、そうだ。ドンタコォス!!!!」

 

影山さん「似合ってるなぁ~」

福山さん「どうも福ヤマスカラスです」

影山さん「何だかんだ言って揃ったなぁ。奥井ちゃんありがとうな」

 

MANGA TRIOのみなさんもコスプレは4ポーズ目。

影山さんはDRAGON BALLよりフリーザ軍戦闘服(新型・腰アーマーあり)

遠藤さんは先程のTシャツ+ジャージにJAM Projectがテーマソングをカヴァーしたプロレス団体「DRAGON GATE」のK-ness選手のマスク。

きただにさんは昨年に続きお手製のモンキー・D・ルフィ(ONE PIESE)。ちゃんと左腕に×印。しっかり"アウェイカー"の証。

松本さん奥井さんは先程のメイド服。

 

影山さん「せっかく全員揃ったんで、リハしてないけどやります! もうJAMといえばこの曲でしょうって人も多いと思いますが」

と言ってから「間奏は福ちゃんが弾いて…」と軽く福山さんと打ち合わせ。

 

31:SKILL/JAM Project(影山ヒロノブ 松本梨香 遠藤正明 きただにひろし 奥井雅美 福山芳樹)

 

いきなりの「ゥオーオーオーオーオーオォオー」。アコギで「SKILL」とは!!

ぶっつけ本番、オールナイト大詰めで色々とおかしくなってる会場全体で大盛り上がり。

間奏を弾くはずの福山さん、さすがに準備無しでは難しかったらしく口ギター。それに乗ってくる遠藤さん。

隣同士で歌詞を教え合う松本さんと奥井さんや、出トチしかける影山さんきただにさんなど、リハーサル無しならではのまさにセッション。

 

-MC-

 

影山さん「えーもう最後なんで、残ってくれてる人全員呼びたいと思います!」

という事でいの一番に出てきたのは鷲崎さん。

途端に沸き起こる「ワッシー」コール。

鷲崎さん「っじゃかぁしゃあボケぇー!!」

とマイク無しで一喝し、舞台向かって右側に移動。そこには遠藤さんが待ち受け、再びアゴをがっしと鷲掴み。

それに続き次々と出てくる出演者の皆さん。

出てきた面子はJOEさん、松澤さん、近江さん、米倉さん、栗林さん、石田さん、内田さん、O.N.Dのみなさん、高橋さん。

みなさん基本的にコスプレのままでしたが、JOEさんは私服。しかしメイクは落とさず。高橋さんは下半身のみピカチュウ。

 

影山さん、マネージャー桑垣さんとなにやら打ち合わせ。

 

影山さん「じゃあ最後にJAMの曲をみんなで歌いたいと思います!『In my Hear』!!」

 

32:In my Heart/MANGA TRIO 石田燿子 O.N.D UNPLUGGED 栗林みな実 松澤由美 米倉千尋 鷲崎健 松本梨香 

           福山芳樹 高橋知秀 内田稔 JOE 近江知永 奥井雅美

 

去年の「宇宙は僕らを待っている」同様、最後に歌われるにふさわしい曲。

こちらもぶっつけ本場だった様子で、所々噛み合わなかったり歌詞が飛んでいたり危なげ。でもそれがこのイベントの醍醐味。

 

最後に皆さん一言ずつコメントをして、360分に及ぶオールナイトライブ

「影山ヒロノブ・遠藤正明・きただにひろしの「ゆかいな仲間たち」コスってコスって300分」は終了とあいなりました。

 

会場を出るとすでに日は上り、じわっと暑さがにじむようでした。これから国際展示場で戦う方々のタフさには脱帽です。

私ども、今回が二回目の参加ですが、前回よりスローなテンポの曲が少なく、みんなで楽しむテンポの良い曲が多かったです。

オールナイトなので睡魔と戦うにはノリの良いほうがどちらかというと有難かったので助かりました。

 

そしてAJF東京公演は楽日となり、締めの大イベント「スーパーアニソン魂2007"夏の陣"」へと続きます。

 

 

補足

 

・開演前の二階席にはショッカーO野さんの姿が。

 

・そして一階席には井上"ポッキー"俊次社長の姿も。

 

・きたにだん「一応ちゃんと豹柄なんですけど」。流石トレードマーク。

 

・その豹柄ビキニと遠藤さんの赤パンがやたらと脱げ落ち、遠藤さんは自分から脱ごうとする始末。黄色い声が。

 

・松澤さんは「リボンの騎士」か「リボンのマーチ」を期待してみたり。それか艦長の格好で「Dearest」とか。

 

・野川さんはうなぎの骨がのどに詰まりながらの歌唱。それであのテンションにあのキャラ。さすが女優さん。

 

・savage geniusのああさんはしゃべりと歌とのギャップが魅力だとか。なるほど納得。

 

・タクミ軍曹は結局一言もしゃべらず。

 

・松本さん「この夏はずっと風邪をひいてて、誰も遊んでくれなかったんですよ。でもちゃんとみんなに会えてよかった!」

 

・そんな松本さん靴だけサトシ。今度は全身サトシで是非。

 

・歌うリカチュウに対して弾くトモチュウ。似合う似合う。

 

・とみた"☆MoJo"いちろうさんの参加は不意打ちで大変うれしく。やはりブラジルつながり。知らない曲の無さではゲストの中でも一番だった様子。

 「ゆかいな仲間達」開始以来、水木さん続いての貴重な"影山さんより先輩"の仲間なので、とても貴重。ぜひレギュラーに。

 

・金髪のカツラを嫌がる遠藤さん

 遠藤さん「これうっとおしい。しかも熱ぃ」

 影山さん「お前なんかまだえぇよ。俺は上に乗せて乗せてやからな」

 影山さんのリーゼントは羽二重の上にリーゼントのカツラを乗せるという仕様。

 遠藤さん「ぃゃ、違いますよ。乗せて乗せて乗せてですよ」

 

・その後「ぃやってられるかぁー!!」と、リーゼント部分だけをむしりとって床に叩きつけるコントも。

 

・金髪カツラを取った遠藤さんは「フルーツバスケット」の中学生時代の"うおちゃん"みたいでした。妙に似合う。

 

・幼稚園児きただにさんも妙に似合う。そして誰も「おと゛うさんおと゛うさん」には突っ込まず。

 

・そんな幼稚園児きただにさんをしげしげと見た遠藤さん「…お前…かわいいな…」

  きただにさん「俺今月で38ですよ」

 

・yozuca*さんに詰め寄られる美郷さん。傍らを見るとリーゼントな社長。

 社長「…辞めないでね」

 美郷さん「…ハイ」

 社長「って言っておいて明日辞表出したりしないでね」

 美郷さん「……ハイ」

 

・橋本さん鷲崎さんにラブコール受けられまくり。

 

・yozuca*さんの持って来た楽譜は出席簿。芸が細かい。

 

・影山さん「だーは本当はエヴァの制服着て踊るつもりやったんやろ?」

 石田さん「ちょっ! なんで言っちゃうんですか!! ……チャックが締まんなかったんです」

 

・石田さんのネズミはTARAKOさんが来てたら「アララの呪文」に丁度良かったのですが…。

 

・元来が小心者という鷲崎さん。酒の力で威勢よく。これがおもしろいおもしろい。

 しかも今回は受け手として内田さんがいたからか、良い具合にテンポ良く会話がはずんでいました。

 

・その内田さんも登場した時点で顔真っ赤。

 

・やまけんさん終始低姿勢で突っ込んでいく様がまさに局地戦。

 

・「スクランブル」で回転椅子に座りながら回る謎のギタリストSさん。一番が終わると立ち上がりコードを戻してまた回る回る。何者?

 

・コイシさんは全演奏終了後、指を痛そうに振りながら退場。その正体はあの大石憲一郎さん。

 

・やまけんさんに「普段はこんなことしてる人じゃないんですよ」と言われたメガネさんは「音泉」の編成局の方。

 

・そのメガネさんに影山さん「ピアノ上手いなぁ、自分」

 

・栗林さん「来年は布少なめにしま~す」

 

・持って来たボンボンを客席に投げる米倉さん。しかし上手く飛ばず。

 きただにさん「こういうのって飛ばないんスよね~」

 

・嬉しいサプライズの奥井さん。来年は是非米倉さんとr.o.r/sで。

 

・さわやか気配りトークなYOFFYさん。最後にいらっしゃらなかったのはのどの調子が悪かったため早退したとか。

 

・JOEさんは今回も美人さん。ギター弾きながらもエプロンを直す様はなぜか色っぽく。

 

・最後のトークで影山さんに「なんでキミの帽子はそんなに小さいんや?」といじられる近江さん。

 

・「で、キミのは大きすぎや」と、自分のお土産をかぶって来た福山さんをいじる影山さん。その横の松澤さんの帽子も結構大きく…。

 

・マッチョさんのなりきりっぷりが面白く。遠くを見つめるような視線やコーラスも堂々たるものでした。

 

・"ありりん"こと有松さんはメイド姿がかなりお気に入りのご様子。

 

・Dr.TETSUさんのマスクはマッチョさんのものだとか。なんかこえぇええ。でもパーカッションテクが素晴らしい。

 

・「In my Heart」でドラムセットに入り浸る鷲崎さん。

 

・影山さん「最後の締めの挨拶は鷲崎に」

 遠藤さん「ワッシーは良い事言いますよ~」

 きただにさん「ぅぉおお楽しみだ」

 鷲崎さん「ちょっと! 僕にどうしろってんですか!? っていうかどうしたいんですか!?」

 

・鷲崎さん「このステージの上にいる人達みんな歌が上手くなかったらただの変体ですからね!?」

 今回のライブを締めくくるコメントがこれ。…的を得ている。

 

・最後が「In my Heart」。

 何度も書いてしまいますが、やはりえいぞうさんにも参加していただきたく。

 昨年福山さんと共演されたので、二人のセッションも聞いてみたいです。

 コスプレは「るろうに剣心」の志々雄真実さんか「D.M.C」のクラウザーさんで。

 

・今回メインで仕切っていたのは遠藤さん。"超多忙男"影山さんの負担を減らすためでしょうか。

 

・残念な事が一つ。

 今年は敏腕マネジャー桑やんさんのコスプレがありませんでした。

 非常に残念。

 

 

 

おまけ。

 

皆さんのコスプレのまとめです。

 

影山さん:ビリー・バンクス(Billys Boot Camp)→学生服+リーゼント+サングラス→幽霊→戦闘服(DORAGON BALL)

遠藤さん:ビリー・バンクス(Billys Boot Camp)→セーラー服+金髪ソバージュ+竹刀→目玉のオヤジ→K-ness(Gragon Gate) 

きただにさん:ボビー・オロゴン→哲哉(哲哉とおとうさん)→ゲゲゲの鬼太郎(ゲゲゲの鬼太郎)→モンキー・D・ルフィ(ONE PIESE)

 

松澤さん:サファイア(リボンの騎士)

野川さん:菜々(キミキス)

 

松本さん:ピカチュウ+サトシ(靴だけ)(ポケットモンスター)→メイド服(黒)

高橋さん:ピカチュウ(ポケットモンスター)

 

savage genius

ああさん:花火大会に行ってきた人 

Takumiさん:ケロロ軍曹(ケロロ軍曹)

 

とみたさん:柔道着+下駄(小せがた三四郎(セガサターン))

 

石田さん:爆チュー問題(ポンキッキーズ)→メイド

 

美郷さん:聖スピカ女学院の制服(ストロベリー・パニック)

橋本さん:国立バーベナ学園の制服(SHUFFLE!)

yozuca*さん:女教師

 

鷲崎さん:酒場でテレビのギレン・ザビの演説を聴いているシャア・アズナブル(カウンター&小物だけ)

     →ジム(貫かれているだけ)(機動戦士ガンダム)

内田さん:テレビのギレン・ザビ(テレビだけ)→シャア専用ズゴック(手だけ)(機動戦士ガンダム)

 

O.N.D UNPLUGGED

やまけんさん:穴掘りシモン(天元突破グレンラガン)

謎のギタリストSさん:グレン団(天元突破グレンラガン)

コイシさん:ヴィラル(天元突破グレンラガン)

メガネさん:グレン団(天元突破グレンラガン)

 

米倉さん:チアガール

奥井さん:メイド服(黒) 

 

サイキックラバーとふゆかいな仲間たち

YOFFYさん:熱気バサラ(マクロス7) 

IMAJOさん:メイド服(ピンク)

近江さん:宝野アリカさん(ALI PROJECT)もとい、そんな野アリカ

Dr.TETSUさん:SLIPKNOTマスク

マッチョさん:グレート・ムタ(公認レプリカ)

有松さん:メイド服(黒)

 

栗林さん:榊野学園生徒(School Days) 

 

福山さん:フクヤ・マスカラス(メキシカン)

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