2025.04.01
「千晶と騒がNight」「ボイジャーソングライブ」追加
スーパーロボット魂2018"春の陣" 2DAYS 二日目
18.4.29 Zepp Tokyo
出演/水木一郎 堀江美都子 影山ヒロノブ MIQ 遠藤正明 樋浦一帆
特別出演/ささきいさお
司会/ショッカーO野
コーラス/アップルパイ(平山佳代子 杉山小絵子) ザ☆カインズ(貴日ワタリ 常見弘士 斉藤淳一)
演奏/SUPER ROBOT SPECIAL BND(G.松尾洋一 B&Key.村上聖 Dr.岩田"GUNTA"康彦 Key.松原ひろし)
Z旗horns(Tr.Akuzawa Tr.KENTO Sax&Fl.Chouemon Tb.Ozaki)
ロボットを題材としたアニメやゲーム等の歌のみで構成されたライブ「スーパーロボット魂」。通称SRS。
1997年に「ROBONATION SUPER LIVE'97 summer」として初開催。
アニメソングをライブハウスで楽しむという形式は当時としては珍しくその翌年の1998年には「スーパーロボット魂」と名を改めて開催。
その後「魂ライブ」シリーズとして、特撮ヒーローのみや特定作品のみなど、様々なライブに展開。
この「魂ライブ」のムーヴメントは、アニメソングライブの礎として、
現在、頻繁に開催されているアニメソングの催しに大きな影響を与えており、
開催から21年目を迎えた今年2018年に至るまで、独自の存在感を見せ続けています。
今年は「ROBONATION SUPER LIVE'97 summer」から21年目、
「スーパーロボット魂」としては20周年を迎えます。おめでとうございます。
毎年4月29日昭和の日に東京公演、5月5日に大阪公演が開催されており、
2013年からは東京公演は二日間にわたって開催。 今回は東京公演の千秋楽となる二日目、29日のレポートです。
二日目はアニメ「マジンガーZ」シリーズやアニメ「ゲッターロボ」シリーズに代表される「スーパー系」を中心に
時に「リアル系」の作品や、ゲーム「スーパーロボット大戦」シリーズ等の楽曲も織り交ぜられ、幅広い楽曲で展開されています。
出演は初演以来皆勤賞の水木一郎さん、堀江美都子さん、影山ヒロノブさん、MIQさんの四人を中心に
1998年の初参加から20年目になる遠藤正明さん、2014年の初参加から4年目になる樋浦一帆さん。さらにささきいさおさんが特別出演。
毎年出演者が10名以上の大所帯になるのはざらで、今回は割と抑えた人数。どういった展開になるのか楽しみにしておりました。
会場は東京お台場にあるZepp Tokyo。今回も一、二階とも指定席は完売。
一、二階のスタンディングも残りわずかという盛況ぶり。
ステージ上の中央にはステージ後方から前方にかけて花道が用意され、左右にはバンドのブース。
バンドのドラム、キーボードのブース下には照明が設置。
その後方には客席側から向かって左側にコーラスのブースが、反対側にはホーンセクションのブースが設けられていました。
ステージの後方壁面中央には黒い幕が全面に降りている中、今回のライブロゴをあしらった大きな旗が掲げられていました。
-MC-
開演時間を少し過ぎた頃、司会のショッカーO野さんがご登場、バンドの皆さんも登場されそれぞれ各ブースへ。
バンドの皆さんが準備をされている中、本ライブでは定番の観客との掛け合いからスタート。
・ショッカーさん「こんばんわぁあ!」
観客「こんばんわぁあああ」
ショッカーさん「元ー気ですかぁあ!!?」
観客「ぉぉぉぉおおおおおおおお」
ショッカーさん「魂は燃えているかあああ」
観客「ぉぉぉぉおおおおおおおおぉぉぉぉおおおおおお」
ショッカーさん「今日もとことん盛り上がろうぜぇえええ」
観客「おおおおぉぉぉぉおおおおおおおおぉぉぉぉおおおおおお」
ショッカーさん「スーパーァーロボットォ!!?」
観客「スピリィイイイイイイイィイッツ!!」
ショッカーさん「魂のライブへ、ようこそいらっしゃいました!」
・ショッカーさん「魂を揺さぶる感覚というのはなかなか無いものですが、今日は、揺さぶらせるよぉお!!」
観客「おおおおぉぉぉぉおおおおおおおおぉぉぉぉおおおおおお」
ショッカーさん「脱水症状には気をつけろよぉお!!」
観客「おおおおぉぉぉぉおおおおおおおおぉぉぉぉおおおおおお」
ショッカーさん「特にその辺!」
客席向かって右側にいるマジンガーZ等のスーパーロボット達のコスプレをしている観客をねぎらうショッカーさん。
ショッカーさん「よかったよなぁ、マジンガー、映画になったもんなぁ」
観客拍手。
・ショッカーさん「今日も沢山のロボット達が飛来します。皆さんは思い思いのロボットに乗りこんでライブを戦い抜いてください!!」
観客「ぉぉぉぉおおおおおおおおぉぉぉぉおおおおおお」
ショッカーさん「いっしょに楽しみましょうねぇぇえええええ!?」
観客「ぉぉぉぉおおおおおおおおぉぉぉぉおおおおおお」
ショッカーさん「心の準備はいいかぁあああああああああ!?」
観客「ぉぉぉぉおおおおおおおおぉぉおおおぉぉおおおおおおおお」
ショッカーさん「スゥーパーアーロォボォットォ!!?」
観客「スピリィイイイイイイイィイッツ!!」
ショッカーさん「……はじまりますっ!」
00:SE -ROBONATION SUPER LIVE'97 summer オープニングSE-
01:鋼の魂/水木一郎 影山ヒロノブ 堀江美都子 MIQ
-MC-
「ROBONATION SUPER LIVE'97」で使用されたサイレンや警報音、機械が軋む音が緊張感を誘う中、
ステージ後方に水木さん、堀江さん、影山さん、MIQさんがゆっくりと登場されると観客大歓声。
東京公演二日目はゲーム「スーパーロボットスピリッツ」より、水木さんと影山さんが歌われたCMソングからスタート。
ライブのオープニングらしい勢いを感じる本曲は、ライブならではの四人の歌のやりとりを堪能できます。
最後のサビ前の特殊効果による火薬の爆発もオープニングの景気づけにぴったりでした。
・ライブのスターティングメンバーである水木さん、堀江さん、影山さん、MIQさんでトーク。
・まずは四人それぞれに自己紹介をする事に。
影山さん「ハァイ、じゃあまずは若輩者からいきます」
MIQさん「いやいやいやじゃあ私が」
影山さん「いや、色々傷を負う前にとっとと自己紹介しちゃおうと思いましてね」
堀江さん「どうしたの今日は?」
影山さん「今日は辛うじて若い方から2番目何すよ」
MIQさん「あーそれ言っちゃった―」
堀江さん「それ言うー?」
影山さん「あ、間違えました。3番目くらい、かも、知れません! でも今日も焼きそばパンを買ってくる係です!」
・MIQさん「じゃあ次は私で」
堀江さん「えー」
MIQさん「まだまだ若輩者だもの。アニキとミッチに比べたら新人だよ」
影山さん「新人て!」
・水木さん「MIQはさ、二日間出てるんだよなぁ」
影山さん「どっちなの? 昭和? 平成?」
堀江さん「そういう縛りじゃないよ。リアルかスーパーかでしょ?」
MIQさん「そう! だってどっちも歌ってるんだもん。しょうがないの!」
堀江さん「姐さんは昨日もリーダーで頑張ったんだもん」
観客拍手。
MIQさん「昨日はね、まとまりがあった」
観客笑。
水木さん「えっ!」
影山さん「どういう事!?」
MIQさん「今日はもう個性のぶつかり合いだもん!」
堀江さん「最初から暗雲が……」
影山さん「だから言ったでしょ? 色々傷を負う前にとっとと自己紹介しちゃおうって」
観客笑。
02:マジンガーZ/INFINITY バージョン/水木一郎
03:Fighters/影山ヒロノブ
04:GET IT!/MIQ
05:宇宙魔神ダイケンゴーの歌/堀江美都子 ナレーション:ショッカーO野
-MC-
06:CROSS FIGHT!/水木一郎 堀江美都子
-MC-
レギュラー陣のソロコーナー。最初は水木さんによる映画「マジンガーZ/INFINITY」よりオープニング。
疾走感のあるアレンジに水木さんの円熟味を増した歌いぶりが合わさり、なんともいえない格好良さでした。
続いては影山さんのご登場で、アニメ「電脳冒険記ウェブダイバー」より二代目エンディング。
影山さんが独特のパワフルでどこか切なげな歌いぶりで歌われた後は、MIQさんによる映画「ザブングル グラフィティ」のエンディング。
終始ハイテンションの本曲は、後半のMIQさんのアドリブも聞き所。Z旗hornsの皆さんによるブラスで聞けたのも嬉しうございました。
続いてはショッカーさんによるナレーションも高らかに、
この年に40周年を迎えたアニメ「宇宙魔神ダイケンゴー」よりオープニングで堀江さんがご登場。
小気味よく勇ましく歌われる堀江さんは抜群の格好よさ。
曲中で印象的な「チュクチュン」というギターも松尾さんが見事に再現されていました。
堀江さんが「カモン! アニキ!」と水木さんを呼びこまれ、お二人のデュエットの定番であるOVA「破邪大星ダンガイオー」よりオープニング。
お二人がそれぞれの勇壮な歌いぶりで盛り上げる中、水木さんの扇動で観客が曲中の「CROSS FIGHT!」の投げ込みを担当しました。
・水木さんと堀江さんを見送りながらショッカーさんがご登場。
・ショッカーさん「お二人は最強のタッグですよね。言うなればジャイアント馬場とアントニオ猪木がタッグを組んだようなものです」
観客笑。
ショッカーさん「例えが昭和だ。でもいいんです。今日は昭和の日、昭和をたっぷり満喫しましょうよ!」
観客拍手。
・ショッカーさん「アニキ、ミッチ、影ちゃん、MIQ姐の四人からはじまったライブもこの20年間で多くの仲間が増えました。
次に登場していただくのは20年前、もう一人の戦士が加わりました。
今では中堅の彼ですが、あえてこうご紹介しましょう"アニソン界の若獅子"の登場です!!」
観客「おぉおおおおおおおおおおおおおおぉおおお」
ショッカーさん「さぁ、今日は"ガ"を何回言うのでしょう!?」
観客笑。
ショッカーさん「遠藤正明っ『勇者王誕生!』!!」
07:勇者王誕生!/遠藤正明
08:獅子の女王-ハイパー・モード-/MIQ
-MC-
遠藤さんがステージ後方にご登場。緑の光の中で歌われたのは、
アニメ「勇者王ガオガイガー」よりご自身の代表曲中の代表曲であるオープニング。 ライブでは観客の盛り上がりを考慮されてか、
最初以外の「ガガガ ガガガ ガオガイガー」は観客にマイクを向けて遠藤さんは歌わないスタイルが
約15年ほどの長い事続いておりましたが、今回は観客を眼光鋭く見渡しながら「ガガガ」を全編歌唱。
圧巻の"ALWAYS FULL VOICE"でした。 遠藤さんが退場されるとアップルのお二人の荘厳なハーモニーの中、MIQさんが登場され、
OVA「勇者王ガオガイガーFINAL」第7巻のエンディング。
ダイナミックで凛とした曲調の本曲。MIQさんが伸びやかに歌われる様子は風格たっぷりで圧倒的な存在感でした。
・MIQさん「この前ね、『獅子の女王』の『ハイパー・モード』じゃない、
オリジナルを歌ってる鈴木佐江子ちゃんと呑んだんですよ。朝まで」
観客「おぉぉおおおおぉお」
MIQさん「その時に私が『ハイパー・モード』を歌ってるって話をしたんですけど『どうぞ歌ってください』って言ってくれたんですよ。
彼女は今、スタジオミュージシャンとして活躍されていてステージには立ってないんで、『獅子の女王』もらっちゃいました」
観客「おぉぉおおおおぉおぉおおおお」
MIQさん「これからもしっかり大切に歌っていきたいと思います」
09:最強勇者ロボ軍団-Ladies-/MIQ
-MC-
続いてもOVA「勇者王ガオガイガーFINAL」より対特殊犯罪組織シャッセールの光竜、闇竜、そして天竜神のテーマ。
スピーディーで攻撃的な曲調をテンポよく歌われるMIQさんは実に痛快。
オリジナルでは田村ゆかりさんの台詞の投げ込みは杉山さんがご担当。
SRSでは2001年以来の披露で、他でもなかなか聞けない曲だけにとても嬉しうございました。
・MIQさんを見送りながらショッカーさんがご登場。
・ショッカーさん「先程もお話しましたが、アニキ、ミッチ、影ちゃん、MIQ姐からはじまり、遠ちゃんが加わり、
それまではカバーで歌われてきた曲も、多くのオリジナルシンガーの方々が出演してくださる様になりました。
次にご登場の方が歌われた曲も、ミッチとMIQ姐によるカバーで歌われていた事もありました。
今日は皆さんも思いっきり『六神合体』して下さい!! 樋浦一帆さんのご登場で『宇宙の王者! ゴッドマァアアアアズ』」
10:宇宙の王者! ゴッドマーズ/樋浦一帆
-MC-
ステージ後方から樋浦さんがご登場。観客と一緒に「ゴッドマーァアアアアズ!」の掛け声からアニメ「六神合体ゴッドマーズ」オープニング。
テンポ良く、盛り上がり抜群の曲調を独特のシャープな歌声で歌われる樋浦さんに観客も「六神合体!!」の合いの手で応えていました。
・樋浦さん「改めまして樋浦一帆と申します。ちょっと変わった名前なんですけど、本名なんですよ」
観客「へぇええええええ」
・樋浦さん「実は毎回ね、舞台袖で出番を待っている時、緊張しちゃって倒れちゃうんじゃないかって思うくらい。
でもね、ステージに立って皆さんのお顔を拝見するとね、もう、げーんきがでちゃうんだよー」
観客拍手。
お話されながら時折、乳白色のステージドリンクを飲まれる樋浦さん。
樋浦さん「こっちから見える皆さんホントにいい顔してるんだ。
眼がね、生き生きしてるんだ。きっと今仕事の事も世間の事も忘れてるでしょ?」
観客笑。
樋浦さん「もう一曲歌うんですけど、もうちょっと休憩させてね」
再びご乳白色のステージドリンクを飲まれる樋浦さん。
樋浦さん「息キレるんだよね。今年65になるんだけどね。早かったよー。こうなったら70までは頑張ろうと思うよ」
観客笑。
再び乳白色のステージドリンクを飲まれる樋浦さん。
樋浦さん「じゃあ、次はエンディングですね。当時からこの歌好きでね。
お風呂場でよく歌ってましたね。メロディがきれいで……もうちょっと休憩していい?」
観客笑。
樋浦さん「ごめんねー。こういうのダメだよねー」
観客笑。
樋浦さん「じゃあ歌います。ちょっと今日は趣を変えて歌ってみます。皆さんもお疲れでしょうからちょっと座って聞いてみてくださいね」
11:愛の金字塔/樋浦一帆
-MC-
続いても「ゴッドマーズ」よりエンディング。今回、一番は松尾さんのギター一本の演奏によるオリジナルアレンジで。
シンプルな演奏だからこそ樋浦さんの凛々しい歌声をじっくり味わえ、二番からはバンドも合流し、
オリジナルを踏襲したアレンジの演奏という趣向。 色気を感じる歌いぶりの樋浦さん。
後奏になるとマイクを置き、オリジナルのステップで独自のダンスを披露されるのも本曲の見所でした。
・樋浦さんを見送ってショッカーさんがお一人になり、観客にSRSと同じ20歳の方、
初めて来た方、二回目の方、三回目の方などをアンケート。
その間、スタッフさんによってマイクスタンドや譜面台、楽器等、アコースティックコーナーの準備が進められます。
・ショッカーさん「樋浦さん、何飲んでたんだろ? すっげえ美味しそう。何だろう?」
観客笑。
・今回のユニット名は「夢のアニソンレジェンド楽団 一郎さんとゆかいな仲間たち」。
・メンバーは水木さん、堀江さん、影山さん、MIQさん、遠藤さん。
楽器は水木さん、影山さんがアコースティックギター。 遠藤さんがジャンべをご担当。
・水木さん「SRS皆勤賞のショッカーにお尋ねしたいんだけど、アコギコーナーっていつからやってたっけ? 最初から?」
ショッカーさん「どうでしたっけ? たぶん無かったと思うんですけど」
水木さん「何回目くらいからやってたっけ」
ショッカーさん「後でちょっとググっときます」
観客笑。
・水木さん「今日は周年モノがイイだろうと思いましてね。執念深いんでね」
ショッカーさん「はい笑う所!」
観客笑。
12:カムヒア! ダイターン3/夢のアニソンレジェンド楽団 一郎さんとゆかいな仲間たち
-MC-
アコギコーナー一曲目はこの年に放送から40周年を迎えるアニメ「無敵鋼人ダイターン3」よりオープニング。
ロボットソングのスタンダードともいえる本曲を、それぞれが順番にソロで歌われ、
最後は全員で歌われると、観客も一緒になっての大合唱となりました。
・ショッカーさん「続いても周年モノという事で、こちらは今年で35周年を向かえる『装甲機兵ボトムズ』です」
観客「おぉぉおおおおおおおお」
水木さん「難しいけど、いい歌んだよね」
影山さん「これ、歌ってるの織田哲郎さんっすか?」
ショッカーさん「TETSUさんです!」
水木さん「そうです」
観客笑。
※「装甲機兵ボトムズ」の主題歌を歌われているのは織田哲郎さんですが、レーベルの関係上、名義はTETSUさんになっています。
影山さん「え、でもこれどう聞いても織田哲郎さ……」
ショッカーさん「歌ってるのはTETSUさんです!
ボク、一度TETSUさんにお会いした時に『今度ライブ出てください』って言ったら『考えとく』と言ってくれました」
観客「おぉぉおおおおおおおおおぉおお」
水木さん「じゃあ来てもらおうよ。娘さんも」
影山さん「アイツ、娘なのかなぁ……」
水木さん「え? だって影ちゃん言ってたじゃん」
影山さん「いやっ、オレとか遠藤が『織田哲郎さんの娘やろ?』って言ってからかってたんすけど、たぶん違いますね」
遠藤さん「きっと違いますね」
影山さん「アニキ、嘘はダメっすよ」
水木さん「だって影ちゃんがそういうからよぉー。信じちゃっただろーぉ?」
観客笑。
※おそらく、娘さんではないかと言われていたのは、
影山さんや遠藤さんと一緒にCS「アニぱら音楽館」に出演されていた歌手の織田かおりさん。
一時期、織田哲郎さんのご息女ではないかという噂が流れたのですが織田かおりさんご本人が否定されています。
13:炎のさだめ/夢のアニソンレジェンド楽団 一郎さんとゆかいな仲間たち
-MC-
二曲目はアニメ「装甲機兵ボトムズ」よりオープニング。
ハードボイルドな魅力を感じる本曲が、観客も含めて大合唱になったのも一興でした。
印象的なブラスの前奏や後奏部分は堀江さんとMIQさんによるスキャットで表現されていたのも印象深かったです。
・拍手の中、一郎さんとゆかいな仲間たちの皆さんが退場され、バンドとスタッフさんが次の準備をされる中、ショッカーさんお一人に。
・ショッカーさん「いろいろな方がこのステージに出演されてきましたが、中でも心強かったのはこの方に出演していただけた事です。
ここからは我らが"大王"の歌声に酔いしれて頂きましょう。ささきいさんの登場です!! 『立て! 闘将ダイモス』」
14:立て! 闘将ダイモス/ささきいさお
-MC-
15:大空魔竜ガイキング/ささきいさお
-MC-
歓声の中、満を持していさおさんがご登場。
いさおさんのコーナーはこの年に40周年を迎えるアニメ「闘将ダイモス」よりオープニングから。
たくましい歌いぶりに軽快なステップを交えてのいさおさんのステージは、颯爽としていて実に格好良かったです。
「『ダイモス』の時は30代。月日が経つのは早いね」というお話をされ、続いてはアニメ「大空魔竜ガイキング」よりオープニング。
Z旗hornsの皆さんによる突き抜けるようなブラスの前奏がたまらない本曲。いさおさんは雄大さあふれる歌いぶりを披露されました。
・ショッカーさんも合流され、改めていさおさんをご紹介。
・いさおさん「皆さんの前で歌えるってのは幸せだよね。もう明日を知れない身なのに。ンフフフ」
ショッカーさん「何を言ってるんですか! ちなみにこの『ダイモス』の頃にアニメ雑誌の『アニメージュ』というのが創刊されまして、
当時高校生だった僕は読者だったんですけど」
いさおさん「そんな頃があったんだ!」
ショッカーさん「あったんですよ!! それで雑誌の高校生記者としてサンライズに取材に行くって企画があって、
その時に『ダイモス』を作ってましたね」
観客「おぉおおおおお」
ショッカーさん「その時に『やあ、よく来たね。僕が長浜です』って言われて。……長浜? 聞いた事ある。
もしかして『巨人の星』の『演出 長浜忠夫』って出るあの長浜忠夫さん!? ってびっくりした思い出がありますね」
いさおさん「あの方は後に『ベルサイユのばら』も作られたけど、とてもロマンチックな作品を作る方でね」
ショッカーさん「それこそ『ダイモス』は『長浜ロマンシリーズ』ですからね」
いさおさん「ロマンポルノだったオレも出てたかも知れないね。ンフフフフフ」
観客笑。
・ショッカーさん「聞いた所によると、いさおさんは声優さんとして新作に出演されるとか」
※いさおさんはこの年の五月に公開予定の「宇宙戦艦ヤマト2202」第五章「煉獄篇」においてアポロノーム艦長役でご出演。
いさおさん「出演って程でもないけどね。
この前、上映会で『ヤマト』を歌った時に監督から『声優をやるならどんな役がやりたいですか?』って聞かれて
『僕くらいの年齢なら演じられるのは艦長くらい』っていったらホントに艦長役で出させてもらう事になったんだよね。
いざアフレコの時、出かける時になったら眼鏡がどっか行っちゃって、
現場でも全部がぼやけちゃって参ったよ。ンフフフフフフ」
観客笑。
いさおさん「台詞が少なかったから暗記して何とかできたけど、もう焦ったよ。艦長だから威厳を出してるけど背中汗まみれ」
ショッカーさん「神谷明さんもメガネ忘れた時に同じ事おっしゃってました」
観客笑。
・いさおさん「次の曲はね、イントロが『恋のフーガ』に少し似てて、歌う度に思い出すんだよね」
ショッカーさん「僕、一回テレビの公開収録でいさおさんがイントロ無しで歌う時に出だしを失敗されたのを生で見てました」
いさおさん「これ、イントロがあっても難しいんだよ。ンフフフ。でも今日はコーラスのアップルパイパイちゃん達が頑張ってくれるから」
ショッカーさん「アップルパイパイじゃないっ!! パイが一個多いよ!!」
いさおさん「二人いるからいいじゃない?」
ショッカーさん「なるほどウマい! いやウマくない!!」
16:超常スマッシュ! ギンガイザー/ささきいさお
-MC-
アニメ「超合体魔術ロボ ギンガイザー」よりオープニング。軽快な曲調と頼もしさたっぷりに歌われるいさおさんが素敵。
中盤の「♪戦いはこれできまりさ」のアップルのお二人による追っかけでは、
いさおさんがお二人を方を向きアイコンタクトをされていました。
・いさおさん「次は菊池俊輔先生らしいブラスセクションが大活躍する曲ですね。ここからはずっと『ゲッターロボ』が続きますよ」
観客「おぉぉおおおおおおおおおおおぉおおお」
いさおさん「それではまずは最初の歌。『ゲッターロボ』ッッゴーォウ!!」
17:ゲッターロボ!/ささきいさお
-MC-
「ゲッターロボ」コーナーのスターとは第一作アニメ「ゲッターロボ」よりいさおさんによるオープニング。
高らかな前奏からいさおさんのパンチの効いた歌いぶりが躍動感をかき立てられ、観客も「ガンガンガンガン」と大盛り上がりでした。
・ショッカーさん「先程、いさおさんもお話されましたが、ここから後半戦は『ゲッターロボ』大特集です!!」
観客「おぉぉおおおおおおおおおおおぉおおお」
ショッカーさん「1999年のゲーム『ゲッターロボ大決戦!』から、遠藤正明さんで『Can't Stop』!!!」
18:Can't Stop/遠藤正明
-MC-
続いては遠藤さんのご登場で、ゲーム「ゲッターロボ大決戦!」のオープニング。久し振りに聞く事が出来ました。
どこかアンニュイな雰囲気が漂う本曲を等身大なスタイルで歌われる遠藤さんに、パワフルな歌いぶりとはまた違った魅力を感じました。
・遠藤さん「このステージには長く出演させてもらってるんですけど、こうやって喋る機会もそんなに無くて……」
観客笑。
遠藤さん「しかもいつもより多めに歌っていいという事で、もう一曲、自分のライブでもあまり歌ってない曲を歌います」
観客「おぉぉおおおおおおぉおお」
遠藤さん「それでは『新ゲッターロボ』より『SAGA』!!」
19:SAGA/遠藤正明
-MC-
20:DRAGON/JAM Project featuring 影山ヒロノブ 遠藤正明
-MC-
隼人が来る。OVA「新ゲッターロボ」より神隼人のテーマ。
アンチヒーロー的なスタイリッシュさとアダルトな遠藤さんの歌声が楽しめる本曲。
ムード漂う本曲をChouemonさんによるサックスの生演奏で聞けて嬉しく、
遠藤さんもChouemonさんのソロを嬉しそうに見つめていました。
遠藤さんが「もう一曲うたいまーす! じゃーむプロジェクトの歌、聞かしてぃやろうじゃないのぉお! カモーン、にーさぁああああん」と
影山さんを呼び込まれ、お二人が所属するJAM Projectの皆さんが歌われたOVA「新ゲッターロボ」よりオープニング。
和風の重々しさとしなやかさが入り混じった本曲を、抜群のコンビネーションで歌われるお二人。
間奏では両手を合わせて印を結ぶ様な仕草をされていました。
・遠藤さんを見送って影山さんお一人に。
・影山さん「20年っていうと、去年が自分がデビューして40年だったんで、
その半分がスパロボと一緒なんだなって思うと、凄く感慨深いです。
これからもアニキや堀江さん達先輩と、遠ちゃん達後輩と一緒にいつまでも歌っていきたいと思います!」
観客拍手。
影山さん「オレが歌のはいつも歌ってるヤツなんすけど……『CHA-LA HEAD-CHA-LA』じゃないよ?」
観客笑。
影山さん「やっぱりこの曲は自分にとって凄くアガるんです。『チェンジ!! ゲッター』より『HEATS』!!」
21:HEATS/影山ヒロノブ
-MC-
影山さんの「ゲッターロボ」は発表から20周年を迎えたOVA「真 (チェンジ!!)ゲッターロボ -地球最後の日-」より二代目オープニング。
終始笑顔でステージを動き回り、観客を盛り上げながら、からりとした爽やかさを感じる歌声で
パワフルに歌われる影山さんがとても格好良かったです。
・影山さん「おぉおし、そいじゃあ、JAM Projectの曲をこの人と一緒に歌いたいと思います!! カモン、アニキィイイイ」
観客「おぉっぉおおおおおおおおおおおおおおおおおぉお」
水木さん「STOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOORM!!」
22:STORM/JAM Project featuring 水木一郎 影山ヒロノブ
-MC-
水木さんの雄叫びも高らかにJAM Projectでお二人がfeaturingで歌われたOVA「真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ」オープニング。
スピーディーな曲調の中でお二人それぞれの個性を感じる歌いぶりや、
間奏の水木さんによる「ゲッターチェエエエエエエエンジ!!」の雄叫び等
全編にわたって観客が物凄い熱狂ぶりで、お二人と一緒に歌っており、本曲の根強い人気を再確認しました。
・影山さんを見送って水木さんお一人に。
・水木さん「みんなライブが終わるとすっごく疲れてると思うけど、多分オレがみんなの元気を吸い取ってるんだろうね」
観客笑。
水木さん「今の『STORM』もJAMの最初の頃に歌った歌だから15年以上前なんだけど、今歌っても全然息キレてないもんね。
それじゃあ次の曲。これも人気のある曲ですね。オレも大好きです。『ゲッターロボ號』!!」
23:ゲッターロボ號/水木一郎
24:今がその時だ/水木一郎
-MC-
続いての「ゲッターロボ」はアニメ「ゲッターロボ號」より二代目オープニング。
パワフルなブラス演奏の中、颯爽とした水木さの歌いぶりに合わせ観客も一緒になって歌った後は、
余韻も冷めないうちにOVA「真 (チェンジ!!)ゲッターロボ -地球最後の日-」より初代オープニングへ。
水木さんの渋みの効いた歌いぶりとカインズの皆さんの荘厳なコーラスは圧巻。
水木さんの「チィェィンジ! ゲッタァアアアアアア」の雄叫びも高らか。
・水木さんを見送りながらショッカーさんがご登場。
・ショッカーさん「さあまだまだ続きます。ここで登場していただくのは我々アニソン界の永遠のマドンナ・堀江美都子さんです!!
『超電磁マシーン ボールテースファァアアアアアアアイブ!!』」
25:ボルテスVの歌/堀江美都子
-MC-
堀江さんのご登場でアニメ「超電磁マシーン ボルテスV」よりオープニング。堀江さんの弾む歌声に合わせて会場の一体感が楽しいです。
フィリピンでは国民的アニメとなっている本作。間奏で堀江さんは「ボルテスは41年目、
フィリピンでの放送は40年目です」とおっしゃっていました。
・「UFO戦士ダイアポロン」「ブロッカー軍団IV マシーンブラスター」「合身戦隊メカンダーロボ」「超合体魔術ロボ ギンガイザー」の
ロボットアニメ4作品が、制作会社もレコードレーベルも越えて集結した「ミラクルロボットフォース」のテーマ歌う事になった堀江さん。
・堀江さん「スパロボでは初披露ですね。当時若い少年だった君達『今このままでいいのか、頑張ろうよ』というお姉さんからの言葉と思って聞いてください」
26:勇躍! ラクルロボットフォース/堀江美都子
27:トライアタック! メカンダーロボ/水木一郎
28:さすらいの星ジミーオリオン/水木一郎
-MC-
前途のロボットアニメ四作の集まったコラボレーションプロジェクト「ミラクルロボットフォース」のテーマソング。
それぞれのロボットの特徴を交えつつ、メッセージが込められた本曲をカインズ、アップルの皆さんを従えて歌われる堀江さんは
とても頼もしく、華やかでした。 堀江さんが退場されると、水木さんが入れ替わりで登場され、
アニメ「合身戦隊メカンダーロボ」よりオープニング。久しぶりに聞く事が出来ました。
楽しくも頼もしい水木さんの歌いぶりが魅力の本曲。コーラス部分では水木さんが客席にマイクを向け、
観客はアップルのお二人と共に大合唱するライブならではの光景も。 歌い終ると水木さんが背中を向け、
穏やかな照明になり、同じく「メカンダーロボ」よりエンディング。連続で聞く事が出来てとても嬉しうございます。
優しくもせつなさを感じる本曲をやわらかく暖かく歌われる水木さん。
カインズの皆さんの包容力あるコーラスも相まってしみじみと聞き入りました。
・水木さんを見送りながらショッカーさんがご登場。
・ショッカーさん「皆さんまだまだ元気は残ってますかぁああああああ?」
観客「おぉおおおおおおおおおおぉおおおおおお」
ショッカーさん「このまま一気にラストまで行くぞぉおおおおおおおおおお」
観客「ぉぉぉぉおおおおおおおおぉぉおおおぉぉおおおおおおおお」
ショッカーさん「スゥーパーアーロォボォットォウ!!?」
観客「スピリィイイイィイイイイイイイィイッツ!!」
ショッカーさん「まずはM・I・Q!! MIQ姐に登場してだきましょう! このムーヴメントの原点ともいえる
1995年のスーパーファミコン用ゲーム『第4次スーパーロボット大戦』より『TIME TO COME』!!!!」
29:TIME TO COME/MIQ
30:紅の流星機/影山ヒロノブ
31:マジンガーエンジェルのうた/堀江美都子
32:マジンカイザー/水木一郎
-MC-
ラストブロックはまずはMIQさんによるゲーム「第4次スーパーロボット大戦」のオリジナルキャラクターのテーマ「TIME TO COME」。
Z旗hornsの皆さんによる圧巻のブラス演奏の中、シリアスなMIQさんの歌いぶりはラストのハイトーンで一層魅力的に。
続いては影山さんのご登場で、OVA「流星機ガクセイバー」より、勇ましさ溢れるオープニング。この曲も久し振りに聞く事が出来ました。
パッショネイトな影山さんの歌いぶりとパフォーマンスにグッときちゃった後は、
堀江さんのご登場で漫画「マジンガーエンジェル」よりイメージソング。 堀江さんは凛とした出で立ちと歌いぶりで観客を魅了されました。
続いて水木さんのご登場でマジンカイザーがゲーム「スーパーロボット大戦F 完結編」で初登場した際に作られ、
「ROBONATION SUPER LIVE'97 summer」で披露され、その後、ラジオドラマ「マジンカイザー傳」のオープニングにもなった
「マジンカイザー」。「ROBONATION」のムーヴメントと共に生まれた楽曲ながら、
久しくSRSで聞く機会がなかっただけに目頭が熱くなる程に嬉しかったです。待っていたぜデビルマシン。
水木さんの熱の入ったダイナミックな歌いぶりは会場全体を覆い尽くすような迫力で、観客の大盛り上がりで一緒になって歌っていました。
・水木さん「NEXT SONG!! カモォオン! ヒロノブ、カゲヤマァアアアアアアア!!」
影山さんが笑顔でご登場。
水木さん「…………………………………………」
影山さん「…………………………………………」
何かを確認している様子の水木さんと少し心配そうな影山さん。
影山さん「…………………………………………」
水木さん「………………………グレェエエエエイィトゥ ッマァジンガァアアアアアアアアア!!」
33:おれはグレートマジンガー/水木一郎 影山ヒロノブ
34:時を越えて/水木一郎 影山ヒロノブ MIQ 堀江美都子
続いてはアニメ「グレートマジンガー」よりオープニングを水木さんと影山さんのデュエットで。
間奏ではバンドのみなさんの紹介が行われ、影山さんが楽器、水木さんが演奏者を主にご紹介し、
それぞれのソロ演奏が楽しむ事が出来ました。 SRSではお二人で歌われるのが定番でしたが、
近年は一緒に歌われる事が少なく、今回3年ぶりのお二人での披露となり、嬉しい限りでした。
ラストは堀江さんとMIQさんを呼びこまれてゲーム「スーパーロボット大戦」を象徴する楽曲「時を越えて」。
独特のスピード感の中、皆様それぞれの個性を感じる歌いぶりで披露され、
本編ラストという事も相まって観客も大いに盛り上がっていました。
~アンコール~
水木さん、影山さん、MIQさん、堀江さんとバンドの皆さんが順番に拍手の中退場され、ステージが暗くなるとアンコールへ。
観客のアンコールが続く中、しばらくするとステージ上が明るくなり、バンドの皆さんが登場され、それぞれ準備に入られました。
35:熱風! 疾風! サイバスター/水木一郎 影山ヒロノブ MIQ 堀江美都子
-MC-
ガンタさんのカウントから始まった前奏の勢いが待すと共に水木さん、影山さん、MIQさん、堀江さんが飛び出るように登場され、
アンコール一曲目はゲーム「魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL」より風の魔装機神・サイバスターのテーマを
アルバム「スーパーロボット大戦 ボーカルコレクション ROBONATION'1」で水木さんと影山さんがカバーされたアレンジ版。
「ROBONATION」のムーヴメントと共に様々な形でカバーされいますが、このアレンジ版を四人で歌われるのはライブならでは。
四者四様の歌声とパフォーマンスが会場中を彩り、アンコールの一曲目にぴったりの勢いあるステージとなりました。
・水木さん、堀江さん、MIQさん、影山さんにショッカーさんがご合流。
観客と一緒に「スーパーロボット」「スピリィイッツ」の掛け声で出演者の皆さんを呼び込みまれました。
・出演者の皆さんが揃われるとショッカーさんによってバンド、コーラスの皆さんを改めてそれぞれご紹介されていきました。
・ドラムのガンタさんは足首を骨折されているのに二日間演奏しっぱなし。
水木さん「昔、横浜でコンサートやった時もガンちゃんは片手を骨折してた事があったんだよ。
それでももう片方の手で叩いてたんだよ。今回は左足。無理しちゃダメって言ったのに叩いてくれて」
観客拍手。
影山さん「何したんだろうね?」
堀江さん「ギブスにね、ナイキのマークが描いてあるんですよ」
遠藤さん「勝手につけたんですよ」
ショッカーさん「それただの悪ふざけじゃないっすか」
影山さん「ナイキに訴えられるぞ!」
観客笑。
・続いて出演者の皆さんがそれぞれ一言づつコメント。
・遠藤さん「毎年ゴールデンウィークはスパロボで始まるのでここから一気に突っ走っていきます」
・ショッカーさん「樋浦さん、先程のステージドリンクは何だったんですか?」
樋浦さん「あ、普通に自販機で売ってたやつです」
観客笑。
・影山さん「楽屋で遠藤が『今日は自分のライブでも歌った事無い曲を歌うんすよ。』って言ってたんすけど、
何かね、聞き覚えがあったんですよ。よくよく考えたらオレが作詞した曲でした」
観客笑。
影山さん「お前、自分のライブで歌わねえのかよ!!」
遠藤さん「いやー今回はサックスがあったから」
影山さん「全然関係ねえじゃん!」
観客笑。
・ショッカーさん「影ちゃんは最近、作家の先生になったから……」
照れくさそうにショッカーさんを小突く影山さん。
影山さん「やめろよ~ひろし~」
ショッカーさん「夢の印税生活でしょ?」
観客笑。
ショッカーさん「読みましたけどとても面白い本でした。影ちゃんの自叙伝『ゴールをぶっ壊せ』皆さんどうぞよろしく」
観客拍手。
水木さん「凄い売れてるらしいですよ。また家建てちゃうじゃん」
影山さん「やべぇ……」
遠藤さん「五件目、五件目」
観客笑。
水木さん「車は六台目だし」
影山さん「いやいやいや、アニキやめてぇ」
遠藤さん「七台目、七台目」
・MIQさん「昨日のフレッシュなメンバーと、今日のレジェンドのメンバーとそれぞれご一緒できて嬉しかったです」
水木さん「MIQよぉ~。オレと一緒に歌う所なんで忘れてんだよぉ」
MIQさん「ごめんなさーい。初めてだったのよ。アニキと一緒に歌う所なのに忘れたなんて」
・いさおさん「みんなの元気に圧倒されて、自分も年取ったんだなあって思いましたが、長生きはするもんですね。
皆さんも長生きしてくださいね。今じゃあ人生100年ですよ。100年生きるの大変ですからね」
・堀江さん「やっぱりアニメソングは元気をくれますけど、歌っている方も元気をもらえます。最近は元気づけられる方が多くなりましたね」
・水木さん「まさか20年も続けられるとは思いませんでしたし、沢山の方にも出て頂き、特にいさおさんには感謝してるんですよ」
いさおさん「ンフフフ。何言ってんだ。カンペでも読んでるのかよ」
観客笑。
いさおさん「昔はお前もよく歌詞忘れてたよなぁ。今はモニターって便利なものがあるからよかったよ」
水木さん「言わないの! そういうのは! もう言わないと気づかないんだから!!」
観客笑。
36:マジンガーZ/水木一郎 堀江美都子 影山ヒロノブ MIQ 遠藤正明 樋浦一帆
ささきいさお ショッカーO野
「スーパーロボット魂2018"春の陣"」東京公演二日目のラストはアニメ「マジンガーZ」よりオープニング。
前奏で水木さんの「マジンゴー」を影山さんが伸ばしに伸ばすように合図され、良い頃合いの所でキューを出すのも見所。
終演の名残惜しさをはらみつつ、出演者の皆さんがそれぞれのスタイルで歌われ、観客も一緒に大合唱で大盛り上がりとなりました。
37:三本締めZ
ショッカーさんの誘導でバンド、コーラス、Z旗hornsの皆さんもステージ前方に合流され、今回の出演者全員が勢揃い。
東京公演が滞りなく終わったという事で、水木さんの音頭で三本締めの合間に「Z」を込める縁起のいい「三本締めZ」が行われました。
・拍手の中、ショッカーさんの案内で演奏の皆さん、出演者の皆さんが順番にご退場されていきました。
続々と退場される中、水木さん、堀江さん、影山さん、MIQさんが残られ、
改めてこの四人からはじまったと盛り上げるとショッカーさん。
・その後も、影山さん、MIQさん、堀江さん、水木さんと見送られショッカーさんお一人に。
・ショッカーさん「さあ皆さん、楽しんでもらえましたかぁああああ!?」
観客「ぉぉぉぉおおおおおおおおぉぉぉぉおおおおおお」
ショッカーさん「喜んでくれました!?」
観客「ぉぉぉぉおおおおおおおおぉぉおおおぉぉおおおおおおおお」
ショッカーさん「それじゃあ、また会いたいねええええええええええ!?」
観客「ぉぉぉぉおおおおおおおおぉぉおおおぉぉおおおおおおおお」
ショッカーさん「それでは約束のぉ、スーパーァーロボットォ!!?」
観客「スピリィイイイイイイイィイッツ!!」
ショッカーさん「ショッカーO野でしたっ!! 夏に会いましょう!!」
ショッカーさんが拍手で見送られ、「スーパーロボット魂2018"春の陣"」二日目、東京公演最終日は終演となりました。
「ROBONATION SUPER LIVE'97 summer」から21年目、「スーパーロボット魂」としては20周年を迎えた今回は、
「魂ライブ」からのアニソンムーヴメント初期の起爆剤ともいえる「真 (チェンジ!!)ゲッターロボ -地球最後の日-」や
「真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ」等を織り交ぜた「ゲッターロボ」特集が盛り上がりを見せ、
ムーヴメントの中で生まれた「最強勇者ロボ軍団-Ladies-」や「マジンカイザー」等が久し振りに披露されたのも嬉しく、
「メカンダーロボ」や「ギンガイザー」等、ロボットアニメ黄金期に独自の存在感を放っていた
「ミラクルロボットフォース」の作品群を堀江さんの「ミラクルロボットフォース」と共に聞く事が出来るのもSRSならでは。
また遠藤さんの「SAGA」を代表に、出演者の多くがソロライブでもあまり歌われない曲を歌われていたのも大変興味深かったです。
20年目を越えまだまだ掘り下げられる楽曲、かつて歌われていた歌の再評価等が織り交ぜられ、21年目以降もとても楽しみになりました。
補足
・水木さん「『スーパーロボット魂』『SRS』になって今年で20年。めでたいゼェエエエエエエエエッ!!!」
観客「おぉおおおおおおおおおおおぉおおお」
堀江さん「今日のオープニングで流れた音楽は『ROBONATION』の時に流れてたやつですよね」
MIQさん「よく覚えてたねー」
堀江さん「去年の事は忘れちゃうんだよねー。衣装何来てたっけなぁ」
MIQさん「そうなんだよねー」
観客笑。
水木さん「オレなんかさっきリハーサルで何を歌うのか忘れちゃいましたよ」
堀江さん「それはないよー」
影山さん「アニキ、ヤバいよ」
観客笑。
水木さん「この中では最年長だからよぉ。20年前はヤバく無かったんだよなぁ」
・「スーパーロボット魂」には二年周期で呼ばれる樋浦さん。
樋浦さん「ホントはね、毎年呼んでもらいたいんですけど、私、アニメソングの持ち歌が少ないからねー」
観客笑。
樋浦さん「だから一年置きくらいがちょうどいいんでしょうね」
・ショッカーさん「優秀なスタッフが調べた所、
アコギコーナーは2000年に劇場版『機動戦士ガンダム』の『哀・戦士』を歌ったのが最初です。
それまではラジオコーナーとして、1998年にアニキと影ちゃんがやってた『ラジオ・スーパーロボット魂』の番組中に
アコギの弾き語りをしてたので、そのコーナーをライブに取り入れるというコンセプトでやってた事はある、
という事です」
水木さん「思い出しましたよ。影ちゃんとはね同時期にアコギをはじめたのに、
今じゃ影ちゃんがすっごく上手くなっちゃっ途方にくれてます」
観客笑。
ショッカーさん「1998年にはラジオコーナー、
1999年には特撮ですけど『ボイスラッガー』コーナーとしてアニキと影ちゃんが歌ってくれましたね」
水木さん「オレはゴールド役で特撮にも出てたんですよ。水樹奈々ちゃんも出ててロケバスで一緒に座ってたよね」
ショッカーさん「そうですゴールドです。『
ボイスラッガー』のラジオドラマ版『ボイスラッガーごっこ』では少しコメディ色が強いんですけど、
その際はアニキ、ミッチ、影ちゃんが先代のボイスラッガー役として出演されていましたね」
堀江さん「なんかさ、出てた本人なのに『へぇ~』って聞いちゃうよね」
水木さん「影ちゃんなんか今の話聞いてないですからね」
影山さん「聞いてますよ!!」
観客笑。
ショッカーさん「アニキはボイスラッガー・金、ミッチがボイスラッガー・パール、影ちゃんがボイスラッガー・銀っていう役だったんですよ」
影山さん「え、それ何? オレ、出てたの?」
ショッカーさん「出てーたの!!」
観客笑。
影山さん「マァジっすか? それ、声優として?」
ショッカーさん「そう! 若本紀夫さんに怒られる役で、イヤそれは別の作品か(※ラジオドラマ『マジンカイザー傳』)」
・いさおさん「『ガイキング』はイントロから間奏にかけてのブラスセクションが素晴らしいんですよ。
今日はZ旗のみんなが頑張ってくれるからね。頼もしいです」
・いさおさん「『ダイモス』はうちの奥さんの上田みゆきがエリカっていう役でお世話になってたね。
『ベルサイユのばら』でもマリー・アントワネット役をやってたしね」
ショッカーさん「ヒロインですもんね。もう長浜さんの作品には欠かせない方ですもんね。
リハーサルでいさおさんが『ダイモス』歌ってるのを見てたら、僕の前に奥様がいて『うわ! エリカだ!』」
観客笑。
いさおさん「最近、奥さんが付き添うようになっちゃってさぁ」
ショッカーさん「だってラブラブなんですもん!」
・堀江さん「アニメ主題歌歌手としてデビューして来年で50年目になります」
観客拍手。
堀江さん「まあ、今更、年齢をごまかせるワケも無く……」
観客笑。
堀江さん「いくつでデビューしたかも書いちゃってるし、芸名じゃなくて本名だし」
観客笑。
堀江さん「日本ではじめてのアニメソングを専門に歌う歌手の一人としてデビューして今まで歌ってこられたのは、
最初の人っていうのもありますし、
やっぱり皆さんにずっと支えられて来たというのが大きいですね。これからも応援よろしくお願いします」
・アンコールの時の影山さんはこの年のご自身のバースデーライブで被られていた「KAGE」と書かれたキャップを被ってご登場。
光らせはしませんでした。
・毎回ショッカーさんがバンドやコーラスの皆さんを紹介される後ろで遠藤さんがぼそりとつぶやいているのですが、
今回もバンドやコーラスの皆さんの時に下の名前をこっそりつぶやかれていました。
・ショッカーさんがカインズの皆さんを黒と白と金髪とざっくりご紹介。後にしっかりご紹介。
・ショッカーさん「東京公演無事にコンプリートでございます。"メガロポリスは日本晴れ"でございます。
これは『デカレンジャー』だから特撮か、いいんです。いい言葉は使っていきましょう!」