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スーパーヒーロー魂2007"夏の陣"

07.8.18 Zepp Tokyo

 

出演/水木一郎 串田アキラ MoJo 宮内タカユキ 石原慎一 遠藤正明 サイキックラバー 谷本貴義 

 

特別ゲスト/大槻ケンヂ

 

司会/ショッカーO野

 

コーラス/アップルパイ(平山佳代子 杉山小絵子) ザ☆カインズ(貴日ワタリ 常見弘士 矢ヶ崎哲宏)

演奏/Super Rescue Band(G.鍋島圭一 Ba.三宅博文 Dr.瀧本裕 Key.荒川康)

 

 

今年もAJFの季節がやってまいりました。

アニソン女子部の復活からはじまり、今回も夢のような四公演が開催されました。

私達は中日のSHSからの参加です。

 

夏といえばこのライブ。

毎回メンバーからして男っぽさが強調され、文句なしに盛り上がるのがこのSHS。

今回は創立&レギュラーメンバー石原さん久々の参加と、現役戦隊主題歌を歌う谷本さん、

そして出演発表の時に飛び上がるほど驚いたオーケンさんこと大槻さんの初参加。

今年も盛り上がること必至なだけに期待して会場へ。

 

会場は今やAJFのホームともいえるZepp Tokyo。

色々な施設が立ち並ぶ中にライブハウスがあり、施設1階の通路や施設と施設を結ぶ通路から

階段で降りて会場前に行けます。階段前の通路で串田アキラさん率いるバンドSHAFTやDIXIESなどで

活躍中のマッチョさんとすれちがったり。「ゆかいな仲間たち」楽しみです!

 

リハーサルが若干押しているため多少の遅れはあったものの無事入場。

パンフレットを購入しパラパラと見たあと、途中で今回のライブ開催にあたっての

諸注意のアナウンスが流れライブがはじまるまで待機。この待機時間がなんともいえない感じ。

 

時間になると司会のショッカーO野さんが登場。

 

ショッカーさん「君の心にしるしはあるかぁああああ!!」

観客「おおおおおおおおお!!」

ショッカーさん「燃やし尽くすぜ、真っ赤な炎!!!」

観客「おおおおおおおおおおおお!!」

ショッカーさん「俺、参上!!」

観客「おおおおおおおおおおおおおおお!!」

 

歌詞とタイムリーな「電王」を交えた盛り上げで心をわしづかみにされ…

 

ショッカーさん「スーパーヒーローォオッ!!」

観客「スピリィイィイイイイッツ!!」

ショッカーさん「はじまります!!」

 

-SE-

 

耳馴染みがあるような勇ましい旋律の中

ライブの要、Super Rescue Bandの皆さんがスタンバイ。

 

01:燃えろ! 仮面ライダー(OP SE入り)/水木一郎

 

レッツゴー!! ライダーブレイクなOPのSEが入る嬉しすぎる幕開け。

久々の生バンド・フルコーラス。なんと意外なことにSHS初披露。

空のような雄大さとサビのたたみかけの水木さんの歌い方は最高。所々で変身ポーズをとる場面も。

 

02:ドラゴンロード/串田アキラ

 

湧き上がる歓声は電撃・稲妻・熱風。座長クッシーの登場です。おおSHSTシャツ!!

「10号誕生!!仮面ライダー全員集合」より。大好きなこの曲がSHSで歌われるのも七年ぶり。

串田さんの歌声の魅力がギッシリです。まさに"お前にKNOCK OUT"。

 

03:仮面ライダーBLACK RX/宮内タカユキ

 

大好きな曲が続きます。Wake UP!!

今回も宮内さんの赤と黒のシャツと同じように照明の演出も赤と黒、見事に映えます。

宮内さんの歌声の強さ、凄さは生で体感するとやみつきになります。最後はもちろん「ぶっちぎるぜぇえ!!」

 

04:星雲仮面マシンマン/MoJo

 

続いては心に星を持つ男☆MoJoさんが"あの帽子"をかぶっての登場です!

「仮面ライダー」つながりかとおもいきや、なるほど「石ノ森先生」つながり。粋。

掛け合いが楽しいながら、勇ましさ頼もしさあふれるこの曲も、今やSHSには無くてはならない曲です。

 

-MC-

 

ショッカーさん「まさに最初からクライマックスだぜぇええ!」

 

再びショッカーさんが登場。

 

ショッカーさん「今のブロックは来年生誕70周年を迎えます石ノ森章太郎先生の作品をお届けしました

        日本には多くのヒーローがいます。銀色の巨人ウルトラマンや、先ほどの仮面ライダーなどが代表格ですが

        次は、戦隊シリーズに参りたいと思います!! まずは、今回久しぶりにSHSに帰ってきてくれました

        石原慎一さんの登場です!! 人の命は地球の未来!!! 燃えるレスキュー魂、救急戦隊! ゴーゥ・ゴーゥ・ファァアアアアイブ!!!」

 

05.救急戦隊ゴーゴーV/石原慎一

 

3年ぶりに石原さんが"魂ライブ"に"出場"!!

観客のボルテージの上がりようが半端じゃなく、まさに燃えるレスキュー魂。

パワフルな歌声と華麗なステージングはカッコイイの一言につきます。

 

06:爆竜戦隊アバレンジャー/遠藤正明

 

今年生誕40周年を迎える遠藤さんが歌うのはもちろんこの曲。

途中アバレスピンを忘れかけていた様に見えた場面もありましたが、そこはそれ。ライブライブ。

遠藤さんによる魅惑のロングトーンは、聴いていると"凄い"を通り越して"気持ちいい"です。

 

07:We are the One~僕らはひとつ~/串田アキラ

 

太古の昔を思わせるイントロと串田さんのみなぎるダイノガッツによって

約2000人の観客がバーミア兵に変わる瞬間がやってきました。アバアバ。

この曲も人気曲なだけに今やレギュラーといっていいほど歌われています。

 

08:特捜戦隊デカレンジャー/サイキックラバー

 

「エマージェンシー!! デカレンジャー!!」というYOFFYさんの掛け声でサイキックラバーのお二人登場。

燃えるハートでクールに歌うYOFFYさんと、会場をフルブラストで動きまわりギターを演奏するJOEさん。

もはや魂ライブには欠かせないお二人だけに盛り上がりは説明不要です。

 

09:獣拳戦隊ゲキレンジャー/谷本貴義

 

今回がSHS初参加の谷本さん。今回も白いゲキレンジャケットでシャウト一発「ィィヤァッハアアアアアアア!!!」

谷本さん「今日はアップルパイ、カインズの皆さんを真似して一緒に振り付けしてみてください!!」。心得たり。

激獣拳ビーストアーツを取り入れたような軽やかなステージングはまさにファンタスティック・テクニック。

 

10:道-タオ-/水木一郎

 

戦隊特集トリは戦隊シリーズ31作品の歴史で初めて主題歌を担当された水木さん。おお!黒い中華服に襟巻き。

ED映像での踊りもアレンジされてアップルのお二人と一緒に披露。

最後の最後「極みの向こうへ」は子供声のコーラスと相まって不思議な高揚感が湧き出ます。

-MC-

 

ショッカーさんが登場して水木さんと一緒にトーク。

 

ショッカーさん「アニキ、今回は黒のチャイナ服で」

水木さん「谷本は日本で作ったみたいだけど、俺のは香港のやつなんだよ」

ショッカーさん「あっ、本場ものなんですね」

水木さん「ミッチもカバンも財布も香港のやつでね」

ショッカーさん「なんかちょっと危ない感じですが。あ、それは中国か」

 

ショッカーさん「戦隊シリーズも30周年にしてついにアニキ参戦ですよ」

水木さん「なんかさ、作品もオレに合ってるんだよね。何年か前に堀江と香港行ったときにさ

     空港についたとたんに『……オレここ来たことあるな』って思って」

ショッカーさん「あぁ、デジャブですね」

水木さん「そうなんだよ。で今回のゲキレンジャーはネイネイ! ホウホウ! だろぉ。

     なんか運命みたいなのを感じるんだよなぁ」

 

ショッカーさん「ライブも回を重ねるごとに色々なゲストの方々がいらっしゃってくれますが、

        中には出演者の方のお友達もいらっしゃってくれるんですよ。今回もアニキのお友達が…」

水木さん「そうなんですよ」

ショッカーさん「先日のアニソンカーニバル in UENOでもお友達がいらしてくれまして」

水木さん「そうそう、健ちゃん」

ショッカーさん「桜木健一さんですね。『柔道一直線』の」

水木さん「今日もケンちゃんなんだよ」

ショッカーさん「ではお呼びしましょう!!」

水木さん「ケンちゃーん!!」

 

拍手と声援のなかでひょこひょこと登場したのは大槻ケンヂさん登場。

ニット帽+筋肉少女帯のあの特攻服&あのメイクで!!

ショッカーさん「改めまして、大槻ケンヂさんでーす!!」

大槻さん「どうも」

ショッカーさん「大槻さんといえば無類のヒーロー、アニメファンとしても知られてますけど」

水木さん「もう自分のバンドに"特撮"ってつけるぐらいですからね」

 

水木さん「オーケンとは、今年ね筋少が再結成した時に…」

大槻さん「アニキにライブに出ていただいて、久しぶりに一緒に『221B戦記』を歌わせてもらいまして」 

 

ショッカーさん「どうですか、この会場は」

大槻さん「凄いですね、お客さん全員"欽ちゃん"みたいですねぇ」

ショッカーさん「新宿ロフトプラスワンでのほほんとトークしてる時と明らかに違いますよね」

大槻さん「ちがいますね~」

 

11:GO! リュウケンドー/大槻ケンヂ

 

生のオーケンさんの歌に感激! 音源以上の歌声の迫力&伸びが凄まじいです。

会場も尋常じゃない盛り上がり。「Go! Go! Go!」は主にカインズの皆さん。

じっくりと会場の空気を感じ取りながら歌っているように見えました。

 

-MC-

 

曲が終わると水木さん登場。

 

水木さん「いやぁ凄いなオーケン」

大槻さん「いえいえ、やっぱりヒーロー魂は違いますね」

水木さん「やっぱりとロック魂とヒーロー魂はちがうかい?」

大槻さん「えぇ。ヒーロー魂だとお客さんの熱気がぐぁあああってきますね」

水木さん「そうそうぐぁああああってくるよな」

 

水木さん「オーケンといえば作家としても何冊も本を出してるよね」

大槻さん「えぇ。もう10冊くらいですかね」

水木さん「凄いですよねぇ。新しい本が出たんですよね」

大槻さん「ええ、『縫製人間ヌイグルマー』というんですけど」

水木さん「これもヒーローモノでね。ぬいぐるみなんですけどカッコイイという。

     作中でオレの名前が出てくるんだよね。

    『自分達の主題歌は誰がいい?』って言う話があって『そりゃ水木一郎だろ』って」

観客「おおお~」

水木さん「結構2、3箇所名前が出てくるんだってね」

大槻さん「どうもすいません」

水木さん「オレ、読みましたよ」

大槻さん「っぁあ~。ありがとうございます」

水木さん「泣きました」

大槻さん「っあぁ~もうありがとうございます。物販に持ってくればよかったなぁぁ」

水木さん「そうだよなぁ。俺、自分の本持ってきちゃったよ」

大槻さん「サイン本とかだったら結構売れましたもんね」

 

水木さん「せっかくだから、一緒に何か歌おうか」

大槻さん「あっ、いいんですか? じゃあ第1話をリアルタイムで見た、歌詞が非常に観念的な曲を」

水木さん「おぉ」

大槻さん「ちょうど、ルパン三世を見ようと思ってテレビをつけたんですよ。

     ボクの母親もルパンが好きで一緒に見ていたんですけど、"その作品"が始まって

     その主題歌を聞いて母親がズッコけたという…。でもボクは食い入るようにみていましたよ」

観客察したようで。

水木さん「じゃぁ、一番はオーケンで二番はオレ。三番は一緒に歌おう」

 

12:ぼくらのバロム1/水木一郎 大槻ケンヂ

 

大槻さんの日記で「もしや」と思いましたがこれは嬉しいサプライズ。おれたち二人でバロム1。

オーケンverの「バロム1」はご自身の"味"を出しつつ、原曲を忠実に再現してとても好感が持てました。

水木さんはいわずもがなの飛んでく雄叫び。三番では二人で"バロムクロス"!! 感激です!

 

-MC-

 

ショッカーさんが登場し、スタッフさんによってマイクスタンドと譜面台がセットされます。

大槻さんも特攻服を脱ぎスタンバイ。

 

ショッカーさん「オーケンさんといえば、RIDER CHIPSで仮面ライダーの歌も歌ってますね」

水木さん「あの野村のヨッチャンがギター弾いてるやつね」

大槻さん「そうですね555(ファイズ)のイメージソングで『鞄』という曲を」

 

13:鞄/大槻ケンヂ

 

まさかこの曲が聴けるなんて!! 「仮面ライダー555」より壮大で身近なバラード。

藤林さんによるオーケン節を思わせる詩と、ゆったりと情感たっぷりに搾り出すようなオーケンさんの歌声は素晴らしく。

オーケンさんの歌声には不思議な魅力があり、引き込まれるとはこう言う事なのかと実感しました。

 

14:existence~KAIZA~nized dice/谷本貴義

 

谷本さんの特撮デビュー曲でもある仮面ライダーカイザのテーマ。なんと555つながり。

ご自身の日記でレコーディング以来の曲を歌うということでしたので、期待していました。

谷本さんのしなやかに軽やかに凛々しい歌声の集大成ともいえる曲です。

 

15:Dead or Alive/石原慎一

 

さらにさらに555つながり。この曲も聴く事が出来るとはおもいませんでした。

昨年のアニソンカーニバルでも聴けませんでしたので、聴けたのは実に3年ぶり。

もう、石原さんの力強いパフォーマンスはカッコいいことこの上なく。

-MC-

 

ここで石原さんソロでトーク。

 

石原さん「さっき、ショッカーも言ってたけど、ホントにライブで歌うのも久しぶりで。

     その間にベストアルバムも出たんですよ。…ってちょっと宣伝したりして。ハハハ。

     レコーディングもご無沙汰だったんだけど、最近ひさしぶりに歌ったんですよ。

     ゲキレンジャーの挿入歌でゲキバイオレットの歌を」

観客「おおおおおおお」

石原さん「明日から流れると思うんですけどね。

     さて、次の曲は今の555から1ジェネレーションもどして…」

 

16:仮面ライダーAGITO/石原慎一

 

SHSで歌われるのは6年ぶりとなる仮面ライダー30周年記念作品「AGITO」。

石原さんの代表曲の一つですが、なかなかSHSでは歌われなかったので嬉しい限り。

やはりSHSには"君がいないと"。

 

17:はるかなる愛にかけて

 

仮面ライダー・石ノ森先生特集の最後は「仮面ライダー[新]」より屈指の名曲。

この曲も聞けるとは!! 今回のSHSは嬉しすぎる選曲&構成。

仮面ライダー特集が「仮面ライダー[新]」ではじまり「仮面ライダー[新]」で締めるという素晴らしいさ。

 

-MC-

 

ショッカーさんが登場し恒例のアコギコーナー。

 

ショッカーさん「昨日はこちらでミッチ率いるアニソン女子部がいろんなことをしていましたが

        今日は出演者は全員男。野郎ばっかです。男子部です。」

 

ステージの向かって右からショッカーさん、水木さん、石原さん、

MoJoさん、宮内さん、串田さん、遠藤さん、YOFFYさん、JOEさん、谷本さんの順番。

今回のアコギは水木さん、JOEさん、谷本さん。

 

ショッカーさん「昨日の女子部は結構練習したんですが、こちらはほとんど練習してません」

水木さん「そうです。ぶっつけ本番みたいなもん」

 

ショッカーさん「今回はなんてったってアコギにJOEがいますから頼もしいですよぉ」

JOEさん「この前、新宿のバーで水木さんのボトルいただいちゃいました」

水木さん「えぁ!? あの入れたばっかりのヤツを!?」

JOEさん「あと少しだけになっちゃいました」

ナイスジョークなJOEさん。

 

ショッカーさん「さて、今回は時代劇ヒーローというのをみんなでやってみようと思います」

水木さん「これはなかなかレアですよ。始まったと思ったらすぐ終わっちゃいましたけど」

 

水木さん「今回は若手に歌わせようと思うんだけど…」

遠藤さん「え…でも歌うとこ全部カタカナですよ。

     しかも"シトシトピッチャン、シトピッチャン"みたいなとこしか…」

水木さん「ちーがーうーよー」

 

18:白獅子仮面の歌(2C)/水木一郎 串田アキラ MoJo 宮内タカユキ 石原慎一

             遠藤正明 サイキックラバー 谷本貴義 ショッカーO野

 

水木さんの知る人ぞ知るスカッとした人気曲。主に水木さん、串田さん、MoJoさん、宮内さん、石原さんベテランチームが歌。

MoJoさんや宮内さんのコブシまわしでは観客から大歓声が。これがまた惚れ惚れするほどハマってます。

コーラス部分だけだった若手チームも最後のキメで見事に横取り。困惑の表情のベテランチーム。

もちろんお芝居なのですが、石原さんやMoJoさんの表情がとてもおもしろく。

 

-MC-

 

遠藤さん「やっぱり"シトシトピッチャン"だけじゃぁねぇ」

YOFFYさん「下克上ですね」

 

ショッカーさん「今のは時代劇ヒーローだったんですが、さて、次は最近も映画になった作品です。

        とてもカッコイイ曲で、これはヒデ夕樹さんが歌われていた曲ですね」

 

19:駆けろ! スパイダーマン(2C)/水木一郎 串田アキラ MoJo 宮内タカユキ 石原慎一

                遠藤正明 サイキックラバー 谷本貴義 ショッカーO野

 

おおおおおおお!! 大好きな曲がこのメンバーで!! イントロの「オォァーーー」の咆哮はショッカーさんが担当。

色々な所でネタ的に話題になっていたりしましたが、この曲の格好良さは冗談ではなくハードボイルドな格好良さ。

この曲では全員が仲良く1フレーズずつ歌われました。これが皆さんの個性が出ていて凄く素敵でした。

曲中の「スッパッイダメェァン!」の投げ込み(?)はMoJoさんと遠藤さんが仲良く担当。このコンビ好きです。

 

-MC-

 

皆さんが退場され、ショッカーさん単独でトーク。

 

ショッカーさん「まさに"レジェンド"なステージですが、皆さんいかがですかぁあ!!」

観客「おおおおおお!!」

ショッカーさん「続いては再び戦隊シリーズに参りたいわけですが、戦隊シリーズも昨年の

       『轟轟戦隊ボウケンジャー』で30作。まさに"伝説"のシリーズになりました」

ところどころの単語に反応せざるをえないわけで……

ショッカーさん「今宵、新たな"伝説"を目撃してもらいましょう」

 

20:伝説/串田アキラ 宮内タカユキ MoJo

 

響くドラムから軽快なマーチにのって「伝説」の幕開けです!!

まずはMoJoさんが舞台右側から一人で登場し、ご自身のパートを。そして宮内さんのパートになると左から宮内さんが登場。

長男串田さんは舞台後方から登場、お三方とも「かるJAM」と同じくおそろいの「魂」ジャージでの登場です!!

やはりSHSで聴けるとなると感慨もひとしお。是非ともSHSの定番曲になっていただきたく。

 

21:冒険者ON THE ROAD/サイキックラバー

 

Vシネマ版のEDが歌われたなら次はTV版のED。伝説は未来へ。

最近参加しているライブで聴くことが比較的多く、とても嬉しいです。

オールナイトが控えているのにもかかわらず、ここでも動き回るお二人。

 

22:魔人合体! マジキング/遠藤正明

 

続いてもオールナイトが控えている遠藤さん登場。去年に引き続き良曲「マジキング」。

遠藤さんの魅力の一つ"気持ちイイ伸び"がライブだとより一層、存分に味わえます。

最後のほうで軽く転倒してしまい、その後「コケたぁああああ」。

 

23:バトルフィーバーJ-オルタネートバージョン-/MoJo

 

戦隊シリーズのトリはもちろんこの方、MoJoさんです。SSSに続き「オルタネート」!!

サビでの振り付けが2000人規模で揃う様は圧巻の一言。MoJoさんもとても楽しそうです。

二番の「オルタネート」コーラスを舞台袖からアップルのお二人に指示しているショッカーさんを目撃。

 

-MC-

 

MoJoさん単独でお話。

 

MoJoさん「なんか、遠藤さんの曲とだいぶ雰囲気が違うけど…遠藤さんの歌も、オレ好きだけど

     この曲もさ、なんかいいよね。平和な詩じゃない?」

なぜか後輩の遠藤さんに"さん"付け。これがまたおもしろく。

 

MoJoさん「この夏はいろいろあってさ。とんでもない所につれていかれちゃったんだよ。ンフフフ。

     ブラジルに行ってきたんだ。影ちゃん、遠藤さんとか石田さんとか和田さんと……ああ忘れちゃいけないね。NoBちゃんも一緒に。

     ついたその日にライブでさ、結構ハードなスケジュールだったんだ。結構タフだろ?

     日本からカップラーメン持っていったんだけど、これがうまくてね~。こんなにうまいとは思わなかったよ。

     それで毎晩、MoJoの部屋とかでみんなで飲んで。いろいろ話してさ。楽しかったよ。

     でもやっぱり日本がいいよ。日本語通じるしね☆ じゃあ次は「ダイナマン」だ!」

 

24:科学戦隊ダイナマン/MoJo

 

戦隊特集最後の曲は"爆発!!!"、とっても大好き「ダイナマン」です。

カインズの皆さん&観客との「必殺!! (必殺!!)」、「スーパー!! (スーパー!!)」の掛け合いもバッチリ。

ふと舞台袖をみると、MoJoさんや観客と同じく"爆発!!"しているショッカーさん。

客席から見えないにもかかわらず間奏では名乗りまで披露。

 

-MC-

 

ショッカーさん「さぁ、いよいよ最後のコーナーです、ライダー、戦隊ときたら、メタルに輝くあいつらの登場です!!!」

 

25:機動刑事ジバン/串田アキラ

 

銀光のメタルヒーローシリーズ、トップバッターはもちろん座長。

子供の頃から「コロちゃんパック」のカセットで聴きまくっていたのでとても愛着があります。

抑え目なところから徐々に盛り上がっていく構成と串田さんの歌声がたまりません。

 

26:重甲ビーファイター/石原慎一

 

あのイントロと観客の盛り上がりはいつ体感しても奮い立たされる思いです。

思えば石原さんを始めて意識したのがこの曲。どうしたらあんなに格好良い歌声になるんでしょう。

最後のサビでは会場全体でこれでもかというほどに大合唱。これもたまらんです。

 

27:特警ウインスペクター/宮内タカユキ

 

レスキューの男、宮内さん登場。大好きな曲が続きます。

今回も照明が歌詞通りに赤→黄→緑にかわる素敵な演出は健在。

ライブでの宮内さんの歌声は迫力満点。一度生で聴いたら虜になります。

 

-MC-

 

宮内さん「メタルヒーロー25周年おめでとう!! 凄いよねぇ。

     俺も、これからもレスキューシリーズを歌い続けていきます!!」

 

28:特捜エクシードラフト/宮内タカユキ

 

宮内さんの優しさあふれる歌声と、激しさ、勇ましさがある歌声は

まさにレスキューシリーズの真骨頂。ここでも照明の素敵演出が。少し早かったですが。

「魂の兄弟達よ」では情感たっぷりに観客一人ひとりを指差すように。

 

29:宇宙刑事ギャバン/串田アキラ

 

蒸着!!! メタルヒーローといえばやはりこの曲がなくては。

串田さんの歌声はいつもながら素晴らしく、ギャバンのように頼もしく。

突き上げられる拳、拳、クッシーサイン。盛り上がる曲が続くと夢心地になります。

 

30:時空戦士スピルバン/水木一郎

 

水木さん「ラストソォオオング!!」 いくぜ結晶!!

串田さんの「ギャバン」でラストかと思っていただけに嬉しいビックリ。

歌声が原曲以上に力強く、優雅な歌声はやっぱり抜群にカッコイイです!!

 

-EC-

 

バンドの皆さんが退場され、じわじわとアンコール。

この時点では30曲。これまでのAJFならとっくに終了してもいい頃ですが、

このままで終わらせるはずが無いです。

 

再びバンドの皆さんが登場。さて何がくるのか……。

 

31:地獄のズバット/水木一郎

 

唸りを上げる琵琶、おおおお、水木さんがズバッと参上!! そして袖でエア琵琶のショッカーさん。

そして観客による「飛鳥ぁアア!!!」&二番からの「兄貴ィイイ!!」コールは何度聴いても良く。

間奏では"日本一の男"早川健氏の「チッチッチッ…」のアクションも。きゃーカッコイイ。

 

-MC-

 

ショッカーさんもスバッと参上し、改めて今回の出演者の皆様を呼び込むことに。

 

ショッカーさん「もちろん呼んでいただくのは皆さんです。

        スぅーパぁーヒィー・ロォオお!?」

観客「スピリィイイイイイイイイイイイイイイイッッツ!!」

ショッカーさん「おぉねがいしまぁあっす!!」

 

拍手で迎えられた皆さんは向かって右からショッカーさん、石原さん、宮内さん、

MoJoさん、串田アキラ、水木さん、大槻さん、遠藤さん、YOFFYさん、JOEさん、谷本さん。 

 

バンド、コーラスの皆さんが紹介され、出演者の皆さんから一言ずつ。

 

ショッカーさん「タッキーは今回アコギも引いてもらって」

谷本さん「今回アコギをやるってことでJOEさんが『一緒に練習しよう』って言ってくれたんですよ」

JOEさん「そう、時間合わせて場所借りて。なんか部活やってるときみたいでしたよ」

ショッカーさん「おぉJOEがしゃべってる」

JOEさん「しゃべりますよぉ~」

 

ショッカーさん「遠ちゃんはこのあと影ちゃんたちとオールナイトもあるけど」

遠藤さん「はぁい、頑張りまーす」

水木さん「影ちゃんのヤンチャなところが好きなんだけど、あいつマジメだよなぁ~。コーラスもちょっとずれたらダメだっていうし。

     アコギもずぅ~っと練習してるしなぁ。それはそれでいいんだけど、もうちょっとヤンチャでもいよなぁ」

 

ショッカーさん「慎ちゃんは今日もゴージャスだったね」

石原さん「今日はちょっと地味かなぁなんて」

ショッカーさん「またまたぁ」

石原さん「裏地もほら…」

ショッカーさん「うっわ、凄っ。これを裏地にしてるのが控えめでいいよね」

水木さん「慎ちゃんキラキラしてるよなぁ。宮ちゃんもキラキラしてるけどさぁ。今日はバスローブは無いの?」

ショッカーさん「そうそう、バスローブとワイングラス」

石原さん「ははは。楽屋にありますよ。シャム猫もいっしょに」

ゴージャスジョーク。

 

宮内さん「慎ちゃんもゲキレンジャーの挿入歌歌うってこで、

     ゲキレンジャーの挿入歌にもいろいろ個性があるんだなぁって思いました」

 

MoJoさん「今回はコブシもちょっとだけできて楽しかったよ」

 

大槻さん「レーベルの人来てるかな? これからも特撮、アニメ歌っていきたいのでよろしくお願いします」

水木さん「このライブにはじめてきた人には愛称をつけるんだけど…」

ショッカーさん「そうですね」

水木さん「オーケンの場合にはもう"オーケン"だもんなぁ」

大槻さん「ぉおぁ! いいんすか?」

ショッカーさん「それじゃぁ、みんなでせーのぉっ」

観客「オォオオオオケェエエエエエエエエエエエエエン!!!」

大槻さん「ぁありがとうございます」

 

大槻さんの特攻服の裾(?)の向かって左側に書いてある詩に注目。

 

水木さん「この服さ、ここ」

大槻さん「あ、これは…」

 

31.5:221B戦記(さわりだけ)/大槻ケンヂと水木一郎

 

ホントにさわりだけ、サビだけながらも、あの「221B戦記」が歌われました。こりゃぁ感激!!  

今度は是非ともフルコーラスで。

 

-MC-

 

串田さん「コブシがまわる曲も…いいかなぁなんてね」

 

どうやら魂の三兄弟は「白獅子仮面」のコブシがお気に入りのご様子。

三兄弟全員でコブシ聞かせまくりの曲というのもおもしろいやも。

 

座長の挨拶も終わり、いよいよ最後の曲に

 

32:太陽戦隊サンバルカン/ALL CAST

 

今年もSHSを締めくくるはこの曲。

観客や出演者の皆さんをじっくり観察するように唄う大槻さん。手はもちろんクッシーサイン。

間奏になると宮内さんや遠藤さんから「ヒロシッ!!」と呼び込まれショッカーさん登場。恒例の名乗りも軽やかに。

ステージ上も客席も関係なく全員で一緒になって「唄う・ゾ!」

 

最後はバンド、コーラスの皆さんも含めた出演者全員で万歳。

そしてショッカーさんの紹介により、一人一人退場され、ショッカーさんの挨拶がありSHSは終了。

閉演後は恒例の観客有志の声かけによる三本締めでお開きとなりました。

 

今回、戦隊、メタルヒーローの二本柱と単独ヒーローそして

00年以来ながらく特集されなかった仮面ライダーがバランスよく構成されており、

いつも以上に文句無く盛り上がりました。OP、EDに加え挿入歌、イメージソングも多く聞けて嬉しかったです。

やはり夏のヒーローは凄いです。

 

 

AJF07は「影山ヒロノブ・遠藤正明・きただにひろしの『ゆかいな仲間たち』コスってコスって300分」へと続きます。

 

 

 

補足

 

・ライダー、戦隊、メタルとヒーロー代表格がそろった今回。次回はウルトラマンも是非。

 

・オールナイトのための会場準備もあるのか、17時開演でしたが蓋を開けてみれば中身は3時間。

 時間を早めたのはガッツリ長くやるためだったのでしょうか。嬉しすぎます。

 

・今年のステージにはSHSの旗は無く、モノトーンのAJFロゴでした。カッコイイのですが少し残念。

 

・今回トークの部分で遠藤さんが前に出てくることが多く、無限に優しいフォローを存分に堪能させていただきました。

 

・「We are the One~」でアバレブラックのダイノスラスターのようなアクションをする串田さん。

 

・「ゲキレンジャー」ではサビの「♪ゲキ(ハッ!!)」の(ハッ!!)で拳を突き上げる振りに変わりました。高みを目指して、学び、変わる。

 

・石原さん大活躍。

 

・水木さん「あれ? 慎ちゃん譜面は?」

 石原さん「あぁ、大丈夫。憶えてますから。2コーラスまでなら憶えられますよ」

 

・水木さん「宮ちゃんも、MoJoもみんなも今では欠かせないメンバーだよなぁ。クッシーはかわいいマスコットみたいだし」

 

・意外なことに、☆MoJoさんがアコギコーナーに参加するのは今回が初。

 

・「スパイダーマン」でしっかり"あの手(日本版)"をするYOFFYさん。

 

・ベースのヒロさん、ご自分の頭をベシベシ叩く。笑顔で。

 

・上機嫌の水木さんダジャレ全開。

 それに対しリアクションする観客に、ショッカーさん「甘やかしちゃダメッ!!」

 こういった掛け合いが楽しめるのもライブの醍醐味です。

 

・水木さん「明日はオレよりも凄いダジャレ好きな人が来るからね」

 

・水木さんのシャレに大ウケな遠藤さん。水木さんと一緒に涙出るまで笑っていました。

 

・アンコールで登場した谷本さんはゲキレンTシャツ。

 

・後半はずっと故郷・茨城なまり全開のサービスな宮内さん。

 

・ちなみに大槻さんの特攻服の向かって右側に書いてあったのは"極めろ道"の「バトル野郎~100万人の兄貴~」。

 

・アップルのお二人が退場する際、ご自身のバンド「NEW JERSEYS」がライブをすると言う事で、ショッカーさんにマイクを向けられ

 ちょっとっだけ告知をする杉山さん。コーラスとしての参加でしゃべったのは初めてだったとか。

 

・今回も舞台袖で観客とともに唄い、名乗りポーズなどのアクションを繰り広げるショッカーさん。

 ファン代表として司会をされているだけに観客と同じようにライブを楽しんでいらっしゃいました。

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