2025.04.01
「千晶と騒がNight」「ボイジャーソングライブ」追加
みんなで歌おう! アニソン祭り!
18.3.25 綾瀬市オーエンス文化会館 大ホール
出演/水木一郎 串田アキラ 松本梨香 うちやえゆか ボイジャー(TAKERU 瀬下千晶) 歌菜子
演奏/カラオケ
神奈川県綾瀬市にある綾瀬市オーエンス文化会館主催で開催されたアニメソングコンサート「みんなで歌おう! アニソン祭り!」。
水木一郎さんを筆頭に串田アキラさん、松本梨香さん、うちやえゆかさん、ボイジャーのTAKERUさんと瀬下千晶さん、歌菜子さんと
それぞれが共演する機会はあれど、一つのイベントでは集まりそうでなかなか集まらない出演者の皆さんが一堂に会したのが本イベント。
前情報では日本全国方々で開催されている、アニメファンやファミリーなど、
幅広い年齢層へ向けたアニメソングコンサートといった印象で
興味はあれど関東圏ではなかなかそういったコンサートが催される事が少なく、足を運ぶ機会が無い事もあって、
どういった感じの内容になるのかと楽しみにしておりました。
会場は前途の神奈川県綾瀬市にある綾瀬市オーエンス文化会館の大ホール。
音楽、演劇、式典、集会など幅広い用途で使用されている会場は、天井が高く、とても広々としていて見やすい印象。
会場全体がレンガが作られており、ホール内の壁面もレンガになっていました。
今回は入場順は決まっているものの、席は自由となっており、観客はそれぞれに思い思いの座席に座ることが出来ました。
観客はアニメソングのファンを中心に、家族連れも多く見られ、幅の広さを感じました。
ステージ上は後方の壁面はスクリーンのような白い幕になっていて、その前にスピーカーや照明器具が設置されており、
後方中心の天井部分には今回のロゴがあしらわれた旗が掲げられていました。
開演五分前になるとブザーが鳴り、諸注意を促すアナウンスが流れました。
-MC-
・開演時間になると客席の照明がゆっくりと暗くなり、ステージ上にうちやえさんと歌菜子さんがご登場。
・それぞれがご挨拶をされた後、今回の趣旨や二部構成である事などが説明されました。
・うちやえさん「それでは今回のタイトルコールを皆さんと一緒にしてみたいとおもいます」
歌菜子さん「私達が『みんなで歌おう!』と言ったら皆さんは大きな声で『アニソン祭り!』と言ってくださいね!?」
観客拍手。
うちやえさん&歌菜子さん「みんなで歌おう!」
観客「アニソン祭り!!」
うちやえさん「ありがとうございます! それではさっそくトップバッター、松本梨香さんの登場です!!」
01:ベストウィッシュ!/松本梨香
-MC-
松本さんがお二人と入替りに元気よく登場され、アニメ「ポケットモンスター ベストウイッシュ」より初代オープニングをご披露。
小気味よいテンポの曲調をエネルギッシュに歌われる松本さんのステージは、コンサートの幕開けにぴったりでした。
・松本さん「今日は凄く天気も良くて春も近いですね。一緒に元気に楽しみましょうね!?」
観客拍手。
松本さん「"大きな声で"って言ったら?」
観客「アローラ!!」
松本さん「大きいお友達わかってるねー。そう。小さなお友達も"大きな声で"って言ったら"アローラ"ね。
みんなで心を一つに言ってみましょう! "大ーきな声ーで"!?」
観客「アローーーーーラ!!」
02:アローラ!!/松本梨香
-MC-
03:あしたはきっと/歌菜子
観客とのやりとりを合図に、続いては当時放送中でシリーズ最新作のアニメ「ポケットモンスター サン&ムーン」より初代オープニング。
軽快で明るい本曲を松本さんの扇動で合いの手や「あいやいや!」等を観客が行って会場全体が一体になりました。
「歌菜子カモン!」と松本さんに呼び込れて歌菜子さんが登場されて歌われたのは、
アニメ「ポケットモンスター ダイヤモンド&パール」より七代目エンディング。 歌菜子さんの歌声はやわらかくのびやか。
サビの繰り返し部分がのんびりとしていて、観客も穏やかに聞き入っている印象でした。
・歌菜子さん「ありがとうございました! 続いてはうちやえゆかさんの登場です!!」
04:まかせて★スプラッシュ☆スター★/うちやえゆか
-MC-
歌菜子さんに呼びこまれ、うちやえさんが登場されアニメ「ふたりはプリキュア Splash Star」よりオープニング。
うちやえさんはしなやかド根性に歌われながら、曲中で観客に合いの手や拳を上げるように促し、観客を盛り上げていました。
・ここでうちやえさんに呼びこまれ、再び歌菜子さんがご登場。
・うちやえさん「せっかくなので、歌菜子ちゃんと最初の『プリキュア』の歌を一緒に歌いたいと思います」
歌菜子さん「はい! うちやえさんとは初めて共演させて頂くんですけど、一緒に歌わせてもらえてとても嬉しいです」
観客拍手。
うちやえさん「この曲は大きなお友達も小さなお友達も一緒なって楽しんでもらえるように振り付けがあるんです。
ちょっとやってみましょうね」
・ここでうちやえさんと歌菜子さんによるサビ部分の簡単な振り付け講座が行われました。
05:DANZEN!ふたりはプリキュア (Ver.Max Heart)/うちやえゆか 歌菜子
-MC-
うちやえさんと歌菜子さんという今回ならではの組み合わせで歌われたのは、
アニメ「ふたりはプリキュア Max Heart」オープニング。 振り付けはオリジナルの五條真由美さんの振り付けで。
お互いのソロパートではそれぞれの個性を感じる歌いぶりと盛り上げぶりが魅力的でした。
・歌菜子さんを見送ってうちやえさんお一人に。
・うちやえさん「もう一曲歌わせてもらおうと思うんですが。マイメロディの歌です。知ってますかー?
こうやってウサギの耳を作る振り付けが三回あるんですけど、皆さんもよろしければ一緒にやってみて下さいね!」
06:きらきらキララ★彡/うちやえゆか
-MC-
続いてはうちやえさんお一人でアニメ「おねがいマイメロディ きららっ☆」より、文字通りきららな歌いぶりが素敵なオープニング。
歌われる前のトークでも触れられたマイメロディを思わせる振り付けは、客席でも一緒に行っている観客もちらほら。
・うちやえさんに拍手を送りつつ「ひゅーひゅー」と言いながら松本さんがご登場。
・往年のバラエティ番組「森田一義アワー 笑っていいとも!!」のタモリさんよろしく、リズムよく拍手を指揮する松本さん。
松本さん「いいねー綾瀬市。そろってますねー」
観客笑。
松本さん「そういえばね、ポケモンも去年20周年だったんですよ」
ここで拍手が起こり、再びリズムよく拍手を指揮する松本さん。
松本さん「どうしたの? 揃ってないよー。さっき揃ったからもういいだろ、みたいな?」
観客笑。
松本さん「お父さんお母さん油断しないでくださいね!」
観客笑。
・松本さん「ゆかちゃんの事は昔から知ってるんですけど、こうやってステージで一緒なるってなかなかないんだよね?」
うちやえさん「そうなんですよね。いろんな緊張がありましたうちやえだした、だし、でしたけど」
松本さん「大丈夫?」
うちやえさん「ダメですー」
観客笑。
・ここで松本さんによって次に歌う曲のサビ部分の簡単な振り付け講座が行われました。
07:生きてこそ/松本梨香
-MC-
松本さんがご自身のアルバム「まんまる」でカバーされているアニメ「甲虫王者ムシキング 森の民の伝説」のオープニング。
言葉を噛みしめるように歌われる松本さん。観客の多くが振り付けを行う中、
サビの一部では松本さんが観客にマイクを向け一緒に歌われる場面も。
・松本さん「それでは次は元気よく行きたいと思います。"ポケモン"って言ったら、"ゲットだぜ!"ね」
観客「おぉぉおおおお」
松本さん「幸せをゲットするつもりでいきましょうね。"ポケモン"!!?」
観客「ゲットだぜぇええええええ!!」
松本さん「……いいねえ。女の子だけ言ってみましょうか? "ポケモン"!!?」
女性の観客「ゲットだぜぇえええええええええええ!!」
松本さん「カワイイ。次、男の子だけ。 "ポケモン"!!?」
男性の観客「ゲットだぜぇえええええええええええ!!」
松本さん「うん。なんか暑苦しい」
観客笑。
松本さん「じゃあみんなで、"ポケモン"!!?」
観客「ゲットだぜぇええええええぇぇええええええええ!!」
08:めざせポケモンマスター -20th Anniversary-/松本梨香
続いてはアニメ「ポケットモンスター」の初代オープニングを
劇場版第20作記念映画「劇場版ポケットモンスター キミにきめた!」のオープニング用に
アレンジし直された「めざせポケモンマスター -20th Anniversary-」。松本さんのパワフルな歌いぶりとパフォーマンスはもちろんの事、
アニメ放送開始以来長年親しまれている楽曲だけに観客も大盛り上がりでした。
・一旦退場されたものの、ステージに戻られた松本さん。
松本さん「……10分休憩だよっ!」
観客笑。
~休憩~
松本さんの言葉を受け、ここで10分間の休憩時間。ステージ後方壁面のスクリーンのような白い幕が黒い幕へと変わりました。
そろそろ休憩時間も終了という頃合いになるとブザーが鳴り、観客が客席についた後、ステージ上が暗くなり後半のはじまりです。
09:スペシウムゼペリオン (M-11)
10:オーブの祈り/水木一郎 with ボイジャー
-MC-
特撮「ウルトラマンオーブ」よりファンファーレを思わせる「スペシウムゼペリオン」が高らかに鳴り響く中、
水木さんとボイジャーのお二人がご登場。後半は「ウルトラマンオーブ」オープニングおよび、
特撮「ウルトラマンオーブ THE CHRONICLE」初代オープニングからスタート。
それぞれが熱の入った歌いぶりを披露される中、間奏でエアギターをされる水木さん。
更にTAKERUさんの指示で千晶さんもエアドラムを披露されました。
・TAKERUさん「みなさんの一体感が凄いですね」
千晶さん「勢いがありますねー!」
・ここでお三方がそれぞれ自己紹介。
・水木さん「今日はね、司会の人がいないんですよ。TAKERU君、司会上手そうだよね?」
TAKERUさん「でも、前半を見てたんですけど、個性が大渋滞なんですよ。とても司会が務まるかどうか」
水木さん「あの一番横道にそれるのはね、梨香だから。梨香を抑えておけば上手く行きます」
観客笑。
水木さん「でもさっきの『生きてこそ』は感動しましたよ。松本梨香でもあんなに素晴らしい歌が歌えるのかと」
TAKERUさん「松本梨香"でも"って!」
観客笑。
水木さん「いつもは『ゲットだぜー!』とか元気な感じだからね。さっき思わず楽屋に戻ってきた梨香を褒めるちゃいましたよ」
千晶さん「お二人はとても仲がいいですよねー」
水木さん「仲いいんですけど、二人揃うとうるさいんですよ」
観客笑。
11:ジードの証/ボイジャー
-MC-
ボイジャーのお二人のソロコーナー。一曲目は当時映画が公開中だった特撮「ウルトラマンジード」よりオープニング。
お二人ならではの抜群のコンビネーションで歌われる中、
観客に手拍子を促したりといった盛り上げ方に日本全国で歌われてきた手腕を感じました。
・千晶さん「ありがとうございます。いやー。一緒に歌ってくださった、皆さん、を、見ておりまして、非常に、昂って……」
TAKERUさん「ん? 引退するの?」
観客笑。
千晶さん「引退しなーい。マイク置かなーい。普通の女の子に」
TAKERUさん&千晶さん「戻らなーい」
観客笑。
・TAKERUさん「今日は豪華な大先輩方と一緒なんですよ」
千晶さん「光栄ですよ。さっきも前半の間、楽屋でずっと歌ってたもんね」
TAKERUさん「うちやえゆかさんエレガント。歌菜子さんカワイイ。そして松本梨香さん!」
千晶さん「もうね、アタシ達、ポケモンど世代なんですよー」
TAKERUさん「『みんなで歌おう! アニソン祭り!』の通り、ずっと歌ってましたからね」
千晶さん「合いの手あるじゃない? ♪土の中、雲の中、あの子のスカートの中」
TAKERUさん&千晶さん「キャーー」
観客笑。
千晶さん「絶対やっちゃうよね。やっぱりアニソンって当時に戻るよね」
TAKERUさん「全然色あせない。こんな素敵なイベントに呼んで下さった皆さん、そして偉い人! ありがとうございます!」
観客拍手。
12:キボウノカケラ/ボイジャー
13:GO AHEAD~すすめ!ウルトラマンゼロ~/水木一郎 with ボイジャー
-MC-
続いてボイジャーのお二人が歌われたのは、お二人が作詞を手がけられた特撮「ウルトラマンジード」よりエンディング。
優しさと切なさ、そして元気が織り交ぜった本曲では、サビで手を左右に振る振り付けがあり、
観客もお二人と一緒になって行っていました。 「キボウノカケラ」が終わるとステージが暗くなり、
ゆっくりと水木さんが合流され、特撮「ウルトラマンゼロ THE CHRONICLE」オープニングへ。
緊迫感のある曲調をシリアスに歌いあげるお三方の存在感ある歌いぶりはもちろん、
コンサートならではのフォーメーションも見所でした。
・水木さん「もりあがってるかぁああああい!?」
観客「ぉぉおおおおおおおおおぉ」
水木さん「よぉし、もっと盛り上がってもらう為にはこの人に登場してもらいましょう! 串田アキラさん、クッシー!!!」
14:キン肉マン Go Fight!/串田アキラ
-MC-
15:疾風ザブングル/串田アキラ
-MC-
水木さんに呼びこまれ、アニメ「キン肉マン」よりオープニングのイントロと共に串田さんが登場されると観客大歓声。
串田さんは独特のパワフルでマッスルな歌いぶりを披露されつつ、客席で見ている観客達を嬉しそうな表情でご覧になっていました。
「アニメを歌ったのは『キン肉マン』が最初じゃなくて次の曲なんですよね」と話され、続いては「戦闘メカ ザブングル」よりオープニング。
荒々しさとシャープさが入り混じった歌いぶりを披露される中、
「疾風のように ザブングル」等の部分では客席にマイクを向けられ、一緒に歌われていました。
・串田さん「今日は『みんなで歌おう!』だからね。いっそ全部歌ってもらえば良かったなあ。おれは客席で見てたいもんね」
観客笑。
串田さん「『アニソン祭り』だけど、特撮も歌っちゃおうかな」
観客「おぉおぉおおおお」
串田さん「なんとこの作品も30周年なんだよね。『世界忍者戦ジライヤ』!!」
16:ジライヤ/串田アキラ
-MC-
今年放送から30周年を迎えるメタルヒーローシリーズより特撮「世界忍者戦ジライヤ」よりオープニング。
高揚感誘う歌いぶりと間奏で名乗りを披露された串田さん。今回は歌われないと思っていただけに嬉しうございました。
・手裏剣を投げるアクションをしながら水木さんがご登場。そしてそれにやられるお芝居をされる串田さん。
・水木さん「いやーすごいねーやったぜクッシー!」
串田さん「おぉお、ありがとーう」
水木さん「クッシー名曲だらけだよねー。まだまだ聞きたい曲あるけど今日だけじゃ歌いきれないよね。また呼んでもらおう」
串田さん「そうだよね」
観客拍手。
・水木さん「小さいお友達も大人になるまで水木一郎を覚えておいてくださいねー」
串田さん「おれは?」
水木さん「もちろんクッシーもですよー。串田アキラが言いにくかったらクッシーでいいですからねー。
水木一郎も言いにくいだろうからアニキでいいですからねー」
・串田さんを見送って水木さんお一人に。
水木さん「いいですよねクッシー。一家に一台クッシーですよ。ちょっと欲しくなるでしょ?」
17:バビル2世/水木一郎
-MC-
水木さんが「今回は『みんなで歌おう!』ですからみんなで歌える曲を選びました」と歌われたのはアニメ「バビル二世」よりオープニング。
曲中にふんだんに盛り込まれている合いの手やコーラスの他、水木さんの振り付けもあり、
観客も一体になれる本曲は今回にぴったりでした。
・最近、マクドナルド「てりたま」CM、「リアルゴールド」CMなどナレーションの仕事が多い水木さん。
・水木さん「求められるっていうのはありがたい事ですよね。
でもこの前、とある将棋のアニメ(「りゅうおうのおしごと」雛鶴隆役)に声優として出たんですけど、まー評判が悪くてね」
観客笑。
水木さん「気の弱いお父さんの役だったんで弱弱しく演じたんですけど、オンエアを見たら下手で下手で。
今度、NHK BSプレミアムのドラマ『真夜中のスーパーカー』に出るんですよ。役柄は"アニキ"です」
観客笑。
水木さん「こちらは役作りというよりほとんど自分で出てますんで自由にやらせてもらってます」
18:おれはグレートマジンガー (1C)
~鋼鉄ジーグのうた (1C)
~コン・バトラーVのテーマ (TVサイズ)/水木一郎
-MC-
19:キャプテンハーロック/水木一郎
-MC-
ここで水木さんが歌われてきたロボットアニメをメドレー形式で。まずはアニメ「グレートマジンガー」オープニング。
颯爽とした水木さんの歌いぶりで勢いがついた所で、続いてはアニメ「鋼鉄ジーグのうた」オープニング。全編にわたるスキャットは
水木さんの扇動で観客も一緒になって大合唱。メドレーのラストはアニメ「超電磁ロボ コン・バトラーV」よりオープニング。
本曲ではコーラスや合いの手はもちろん、Vサインをはじめとした振り付けが多く、観客の一体感を味わう事が出来ました。
水木さんのソロコーナーのラストは放送開始40周年を迎えるアニメ「宇宙海賊キャプテンハーロック」よりオープニング。
作品も楽曲もとてもお好きだという水木さんは、壮大な曲調を時にダイナミック、時に繊細にロマンたっぷりに歌われていました。
・水木さん「ここからラストスパートだゼェエエエエッ!! 梨香ちゃん、カモォオオオン!!!」
20:Alive A life/松本梨香
21:宇宙刑事ギャバン/串田アキラ
22:マジンガーZ/INFINITY バージョン/水木一郎
ラストスパートコーナーまずは松本さんのご登場で、仮面ライダーシリーズより特撮「仮面ライダー龍騎」よりオープニング。
前半のソロコーナーでの元気印な松本さんとは好対照のシリアスで緊張感誘う歌いぶりが素敵でした。
松本さんに「我らがクッシー! カモン!」と呼びこまれ串田さんが歌われたのは、
メタルヒーローシリーズより特撮「宇宙刑事ギャバン」よりオープニング。
力強く頼もしい歌いぶりもさる事ながら、間奏では「ギャバン」の変身「蒸着」ポーズの他、
同シリーズの「宇宙刑事シャリバン」の変身「赤射」、「宇宙刑事シャイダー」の変身「焼結」のポーズも披露されるサービス精神に脱帽。
串田さんが「ラストソング! イチロー! ミズキー!」の声を受け、
登場された水木さんが歌われたのは、アニメ「マジンガーZ」のオープニングをアレンジした映画「マジンガーZ/INFINITY」のオープニング。
颯爽とした痛快な曲調と円熟味を増した水木さんの歌いぶりが魅力ですが、歌い出しを見失われ、珍しく少々苦戦される場面も。
-アンコール-
-MC-
水木さんが退場され、ステージ上が暗くなるとそれまでの拍手がアンコールの意を示す手拍子へと変わりました。
しばらくするとステージ上が明るくなり、出演者の皆さんが一斉に登場されました。
・TAKERUさん「これだけ個性が渋滞する出演者の皆さんですが、なんとオンタイムで進行しているみたいですよ」
松本さん「それ言わなくてよくない?」
TAKERUさん「普通だったら一時間は押しますもん」
松本さん「トークが長くなるから? わかった、今日梨香、喋ってないからだ!」
水木さん「オレも!」
観客笑。
水木さん「オレ達二人一緒に出したらヤバいんだって」
松本さん「大変なことになりますよ」
観客笑。
水木さん「クッシーは今日そんなにしゃべってないもんね」
串田さん「おれ、いつもよりしゃべった方だよ」
観客笑。
・ここで今回の出演者の皆さんお一人ずつご挨拶。
・串田さん「アニキ50周年でしょ。おれ、49周年なんだよね」
水木さん「でもクッシー隠してるでしょー? 米軍キャンプで歌って時から数えたらもっとでしょ?」
串田さん「まあレコードデビューから49年だけど、歌手生活でいったら55年くらいかな」
水木さん「ささきいさおさんとほとんど同じですよ」
串田さん「いやーでもキャンプ時代を数えたらいさおさんと同じくらいかなぁ? 中学生の頃だったからなあ」
・水木さん「じゃあこれから司会を松本梨香に」
松本さん「なんでですかー急に!?」
串田さん「終わんないよ」
観客笑。
・水木さん「今日は『いっしょに歌おう』って事で」
松本さん「ハイ」
水木さん「皆さんも一緒に盛り上がってくれて」
松本さん「そうですね」
水木さん「とても嬉しかったですね……なんでいちいち合いの手入れてくるの?」
松本さん「だあってーアニキが司会しろって言ったからー!」
水木さん「毎回合いの手入れなくていーんだよー!! 黙って聞いてりゃいいんだよー」
観客笑。
松本さんはその後の水木さんのお話中、ずっと黙って首を立てに振って頷いていました。
TAKERUさん「横で梨香さんが凄くムズムズしてます」
・TAKERUさん「せっかく『みんなで歌おう! アニソン祭り!』ですから、最後にみんなで一曲歌いましょう」
松本さん「何がいいかなー?」
水木さん「じゃあ"ゲットだぜ"でいいんじゃない?」
松本さん「いやいやそこは"ゼットだぜ"じゃないですか?」
水木さん「その提案いただきます!」
松本さん「水木さんが♪マジンゴーって歌ったらみんなはその後に『ゴー!』だよ? わかった? "ポケモン"!??」
観客「ゲットだぜええええ!!」
松本さん「そこは"GO"!!! でしょうが!!!」
観客笑。
TAKERUさん「条件反射ですね」
水木さん「私やってますよ『ポケモンGO』」
松本さん「ホントですか?」
水木さん「そうなんだよね、もうずっとやってる。すぐ新しいポケモン増えるんだよ」
松本さん「いまどれくらい……」
TAKERUさん「そろそろ歌に行ってもいいですか?」
観客笑。
23:マジンガーZ/水木一郎 串田アキラ 松本梨香 うちやえゆか ボイジャー(TAKERU 瀬下千晶) 歌菜子
アンコールは水木さんの代表曲中の代表曲であるアニメ「マジンガーZ」よりオープニングのオリジナルバージョンを出演者全員で。
一番は水木さんをメインに皆さんで歌われ、二番の途中からは水木さんが串田さんに「ささきいさお!」、うちやえさんに「堀江美都子!」と
急にモノマネを振られ、お二人がそれに応えるという短い曲の中でなかなかにスリリングな一幕があったのが印象的でした。
閉演BGM:マジンガーZ~グランド・アニキ・スタイルBrass version~ (カラオケ)
観客から拍手が贈られ、ゆっくりと幕が下りる中、「愛してるっゼエエッ!!」とZのポーズをされた水木さん。
水木さんの言葉をきっかけにセルフカバーアルバム「WAY~グランド・アニキ・スタイル~」での
アレンジ版「マジンガーZ」のカラオケが流れ出したものの、どうやら出演者全員で「愛してるZ」をする予定だったらしく、
幕が途中で止まり、仕切り直して水木さんの音頭でもう一回。
出演者全員で「愛してるっゼエエッ!!」とZのポーズをされると幕が下りはじめ、「みんなで歌おう! アニソン祭り!」は終演となりました。
「みんなで歌おう! アニソン祭り!」というタイトルの通り、観客も一緒に歌えるような楽曲が多く、
またそれぞれが共演する機会はあれど、一つのイベントで集まりそうでなかなか集まらない出演者の皆さんが揃われ、
幅広い年代、ジャンルの楽曲を聞く事が出来、更に仲のいい和気あいあいとしたトークも含め、とても楽しませていただきました。
補足
・前半はステージ後方壁面のスクリーンのような白い幕に照明で様々な模様が作られいたのですが、
「ふたりはプリキュア Splash Star」では流れ星、「ポケットモンスター」ではピカチュウを思わせる黄色のイナズママークなど
それぞれの作品に合わせたものになっており、こだわりを感じました。
・松本さん「ゆかちゃーん。マイメロの振り付け―かわいいー」
うちやえさん「振り付けの先生に教わったんですけど、ちょっとかわい過ぎるかなと思ってるんですよ」
松本さん「全然! ずっとやって! 100歳までやってください!」
うちやえさん「わかりました、じゃあ『松本梨香さんに言われたんで』って言って100歳までやりたいと思います」
松本さん「そうそう! 梨香も100歳まで『ゲットだぜ!!』ってやり続けますから!!」
観客拍手。
・ボイジャーのファンクラブ「voyager CREW」の特別名誉会員になった水木さん。
水木さん「今日ファンクラブの会員証を持ってきてくれたんですけどね、番号が000Z番だったんですよ」
観客拍手。
千晶さん「こちらから『ぜひお願いします』という事で"Z"をお贈りしました」
水木さん「嬉しいですよねー。皆さんも是非ファンクラブには行ってあげてください。僕のカワイイ弟、妹……息子、娘…」
TAKERUさん「弟、妹で大丈夫です!!」
観客笑。
・串田さん「『キン肉マン』の作詞をしてくれた先生が新曲の歌詞を書いてくれたんだけど、みんなは今朝見たかなぁ?」
当日放送のアニメ「DRAGON BALL 超」最終回にて、森雪之丞さんが作詞され、串田さんが歌われた「究極の聖戦」が流れていました。
串田さん「最終回だったんだよね。♪ジャンジャンなんとかって。でもね。新曲だからまだ覚えてないんだよー」
観客笑。
串田さん「またいつか歌うと思うから、それまでに覚えておいてくださいね」
・水木さん「この間、健康診断したんですけど、背骨もまっすぐだし、脚も膝も何ともない。
50年経って歌ってきたのに。アニソンのおかげですよ。
アニソンは若い人がどんどん入ってきてくれますからね。お客さんも若い人が来てくれる。全然自分の年齢を感じないんですよ」
・歌菜子さん「今日はホントにこんなに素晴らしい大先輩方とご一緒させて頂けて……」
松本さん「こっちに眼を合わせないってのがいいよね」
松本さんの言葉を受けて、水木さんと松本さんに眼を合わせ、さらに近づいていく歌菜子さん。
水木さん「梨香を通り越してオレん所に来たのが偉いよねー」
・並んで入場する際に急に止まるいたずらをしたという水木さん。
松本さん「梨香はいいですけど、水木さんの衣装に口紅ついたら奥様に怒られますよ」
水木さん「大丈夫。ウチの奥さん『梨香のだよ』っていったら『あ、そう』って言うから」
松本さん「そうなの?」
・松本さん「何が楽しかったってこのメンバーで出来たことですよね。あんまりないじゃないですかこの組み合わせ」