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MoJo ~Take 8~ 
18.3.24 ライブハウス LANTERN

 

出演/MoJo 

 

演奏/カラオケ Ag&Kaz.MoJo

 


多くのアニメソング、特撮ソング、漫画のイメージソングを歌われている他、 
"とみたいちろう"としてフォークソング、スタジオミュージシャン"富田伊知郎"CMソング等を歌われている 
MoJoさんによるソロライブ「Take」シリーズも数える事8回目。 
ご自身のオリジナル曲はもちろん、アニメ、特撮、一般曲、洋楽等の様々な楽曲がカバーされるのも特徴的です。

 

会場はMoJoさんのホームグラウンドとして「Take」シリーズの前身である「☆MoJo Zone」シリーズから 
ソロライブを開催し続けている東京の渋谷にある京王線神泉駅のすぐ近のライブハウス LANTERN。 

日本のThe Beatlesファンが多く通う本会場には、The Beatlesのグッズが方々に展示されており、 
プロアマ問わずライブが開催されているほか、オーナーの小川武志さんによる楽器教室が開催されたりしています。

開場するとギターを携えたMoJoさんがお出迎え。 

観客が次々と入場してく中、気ままにギターを爪弾き様々な曲を口ずさむMoJoさん。 
おおよその観客の入場が終わった頃合いで開演時間になるとMoJoさんからご挨拶。

 

-MC-

 

・当日は東京の桜がむかえ、週末という事もあり花見真っ盛り。 
 MoJoさん「皆さんようこそ。今日は花見じゃなくてMoJo見に来てくれてありがとうございます」 
 観客笑。 
・MoJoさんとはバンド"とみたいちろうと Big Beat"以来の付き合いで、毎回カラオケの音出し等、音響やその他諸々を担当されている 
 ベーシストの"シロヤギさん"こと八木徹さんはお仕事の関係で中国にいらっしゃるとの事。 
・MoJoさんの「シロヤギさんクロヤギさんに手伝っていただこうと思います」という言葉を受け、 
 LANTERNの店長の竹内光男さんが"クロヤギさん"として音響係をご担当される事に。

 

00:MoJo ~Take 8~のジングル 
-MC-

 

まずはMoJoさんが自作された今回のライブ用のジングルから。前回の「Take 7」では特撮「ウルトラセブン」を引用されたものでしたが、 
今回は「8」にちなんでアニメ「エイトマン」の勇ましい冒頭部分にライブタイトルのMoJo ~Take 8~」が歌い盛り込まれていました、 
更に当時、韓国の平昌にて開催された冬季オリンピックで注目されていた女子カーリング日本代表の皆さんが競技中口にされていた 
「そだねー」が合間に挟まれているという、MoJoさんのクリエイターとしての職人技が光る、実にテクニカルなジングルでした。

 

MoJoさん「せっかく作ったのにこの一回しか流さないんですけど、もう一回聞きたいという方いらしゃいますか?」 
観客拍手。 
MoJoさん「そうですか! 作った甲斐がありますね!」

 

01:MoJo ~Take 8~のジングル 
02:光速電神アルベガス 
03:星雲仮面マシンマン 2015ver. 
-MC-

 

観客の拍手を受け、MoJoさんの解説を織り交ぜながら「MoJo Take 8のジングル」をもう一回流されライブスタート。 
「MoJo ~Take 8~」のオープニングはロボットアニメの主題歌から。アニメ「光速電神アルベガス」よりオープニング。 
幕開けにぴったりの勢いを感じる盛り上がりもそのままに、続いては特撮「星雲仮面マシンマン」オープニングの 
アルバム「星雲仮面マシンマン SONG & MUSIC COLLECTION」収録の前奏のキラキラが特徴的な新緑バージョン。 
MoJoさんの颯爽とした歌いぶりと観客との「あ・れ・は!?」「あれは!!」の掛け合いで生まれる一体感は壮観でした。

 

・前年2017年から本格導入された、その場で観客からリクエストを受けて歌詞を見ずに歌う企画を今回も早速実施。 
・今回は各テーブル毎でMoJoさんに指名された観客がリクエストをする形式で行われ、 
 観客はこのブロックでは「光速電神アルベガス」と「星雲仮面マシンマン」のエンディングか挿入歌の中から選出。 
・MoJoさん「じゃあ、曲出しはクロヤギさんだけど探すのはとみた君にお願いしよう。とみた君ー?」 
 MoJoさん「(渋めの声色で)おっ、なんだい?」 
 観客笑。

 

04:電光アクションマシンマン 
-MC- 
05:戦いに赴く前に 
-MC- 
06:若さのフォーメーション

 

リクエスト一曲目は特撮「星雲仮面マシンマン」より、観客との「電光アクション」の掛け合いも勇ましい「電光アクションマシンマン」。 
MoJoさんの歌声もパフォーマンスもとても躍動感があり、ステージと客席が地続きなだけに、実に迫力がありました。 
続いてのリクエストはがらりと雰囲気が変わり、アニメ「光速電神アルベガス」より「戦いに赴く前に」。 
緊張感あるMoJoさんの歌いぶりに背筋が伸びる思いでした。前半のリクエストラストは

同じくアニメ「光速電神アルベガス」よりエンディング。 MoJoさんは穏やかかに明るく歌われ、

「光速電神」の部分では観客にマイクを向け一緒に歌う場面もありました。

 

・健康診断のお話。 
 MoJoさん「これでも月に二回は健康診断を受けてるんですよ。最初は月に一回だったんですけど、お医者さんにあきらめられましてね」 
 むしろ診断の回数が増えているのではと観客が若干戸惑った空気に。 
 MoJoさん「えっ、月に二回だよ? ……月2……あ、違う違う二か月に一回だ! 一月に一回が二か月に一回になったんです」 
 観客「あーあーあー」 
 MoJoさん「ごめん。ちょっとロス暮らしが長かったからさー」 
 観客笑。

 

07:データスハイパー 天使と共に 
-MC- 
08:希望のサイレンビルダー 
-MC-

 

ここで2000年代に入ってからのスーパー戦隊シリーズの挿入歌を二曲続けて。まずは特撮「天装戦隊 ゴセイジャー」より 
"御使い"データス&データスハイパーのテーマ。勇ましくもコミカルな印象を持つ曲調とMoJoさんの歌いぶりが魅力。 
続いての特撮「轟轟戦隊ボウケンジャー」より、緊急轟轟合体サイレンビルダーのテーマ。

こちらは重々しさと鋭さが織混ざった歌いぶりが魅力。 
どちらも体全体で歌われているようなMoJoさんのパフォーマンスには毎回圧倒されます。

 

・MoJoさん「『データス』は渡辺宙明先生の曲ですね。割と宙明先生の曲を歌わせてもらってますね。 
     先生お元気だよね。不死身の先生ですよ。今もクッシー(串田アキラさん)とか皆さんに曲を提供されて凄いことですよ」 
・禁煙から8年目。"クリアなMoJo"に。 
・喫煙者がわかるようになる? 
・喫煙者時代に"短い希望のお友達"だった遠藤正明さんと喫煙室で。 
・水木一郎さんと堀江美都子さんの言葉が刺さる。

 

09:バトルフィーバーJ -オルタネートバージョン- 
10:大戦隊ゴーグルV -オルタネートバージョン- 
-MC-

 

続いてもスーパー戦隊シリーズから、MoJoさんの特撮デビュー曲である特撮「バトルフィーバーJ」より、

オープニングの別テイクバージョン。 全編に設けられた合いの手やサビ部分では観客と揃いの振り付けを楽しんだ後は、

特撮「大戦隊ゴーグルV」より、オープニングの別テイクバージョン。 

ライブでは観客が揃ってコーラスをするのでとても厚みを感じるもになるが特徴的。

どちらの楽曲もライブならではの一体感を味わう事が出来ました。

 

・ここからは観客から「バトルフィーバーJ」と「大戦隊ゴーグルV」のエンディングか挿入歌の中からリクエストを受付。 
・MoJoさん「今は一作に一曲くらいだけど、この頃はオープニングを歌うとエンディングや挿入歌を全部一人で歌わせてもらってましたね。 
     だからオレとかクッシーとか宮菌(宮内タカユキさん)とかはいっぱい歌ってるんだよね。ありがたいもんですよ」

 

11:熱風シャドウ 
-MC- 
12:勇者が行く 
-MC- 
13:フラッシュ! ゴーグルV 
-MC- 
14:明日の戦士たち 
-MC-

 

本ブロックのリクエストは、まず特撮「大戦隊ゴーグルV」より独特のスキャットが高揚感を誘う「熱風シャドウ」から。 
楽曲がフェードアウトの為、歌い終ったMoJoさんが竹内さんにカラオケを止めるように支持するとフェードアウト前にバッサリと停止。 
思わぬ攻撃に観客が大笑いする中、「ずいぶんアッサリですね。これが"クロヤギさん"ですね」と会場を和ませていたMoJoさん。 
更に続いてのリクエストの特撮「バトルフィーバーJ」のエンディングを歌おうとすると、

「熱風シャドウ」をもう一度流してしまうハプニングも。 仕切りなおして「勇者が行く」。

曲が始まると雰囲気ががらりと変わり、渋い歌いぶりのMoJoさん。 
曲中の「ウワオ!」はリクエストされた観客の方にマイクを向けられていました。

続いてのリクエストは特撮「大戦隊ゴーグルV」より「フラッシュ! ゴーグルV」。 

冒頭や間奏の「フラッシュ!」のエコーはMoJoさんが「フラッシュ フラッシュ ラッシュ ッシュ…」とご自身で行われていました。 
前半リクエストのラストは特撮「バトルフィーバーJ」より「明日の戦士たち」。 
シリアスな中に優しさを感じる歌いぶりのMoJoさんに合わせ、

観客も小気味よく手拍子を鳴らしながら一緒になって大いに歌っていました。

 

15:究極サムライハオー降臨!

 

前半のラストは特撮「侍戦隊シンケンジャー」より侍合体モウギュウダイオーと全侍合体サムライハオーのテーマ。 
両手で気を練る様な仕草を交え荘厳な歌いぶりから弾けるようなパワフルさで歌われるMoJoさんには、

威風堂々とした貫禄を感じました。


~休憩~


MoJoさんの「前半終了です!」のひと声で休憩時間へ。 
休憩時間中のMoJoさんは譜面台を用意されたり、衣装を替えられる等、後半の準備をされていました。 
しばらくすると休憩時間が終了し、後半へ。

 

16:MoJo ~Take 8~のジングル 
-MC- 
17:MoJo ~Take 8~のジングル 
-MC-

 

後半の幕開けもジングルから。今回は観客も手拍子をしながら一緒になって歌っていましたが、MoJoさんも嬉しかったご様子で 
ジングルが終わると間髪入れずにもう一回ジングルを流されて観客と一緒になって歌っていました。

 

・タモリさんが出演されていた佐藤製薬「ユンケル黄帝液」のCMソングを長年手がけていたMoJoさん。 
 MoJoさん「オレ、女声ソプラノが好きだからさ、結構ユンケルもソプラノの曲書いたんだよね。 
     一回すんごい高いソプラノの曲書いた事もあったなあ。あの頃はよく遊んだなあ」 
・後半は串田さん、宮内さんとのユニット「魂の三兄弟」で歌われた楽曲を、 
 客席の1/3を串田さんパート、もう1/3を宮内さんパート、最後の1/3をMoJoさんパートに分けて一緒に歌ってみる事に。

 

18:伝説 
-MC- 
19:正義の兵リベリオン 
-MC-

 

魂の三兄弟の楽曲から、まずは特撮Vシネマ「轟轟戦隊ボウケンジャーvsスーパー戦隊」のエンディング。 
発表から長年親しまれているだけに観客も勇ましい曲調を楽しげに歌い讃えた後は

特撮「宇宙戦隊キュウレンジャー」より解放組織リベリオンのテーマ。 

発表されて間もないながら、覚え易く、はつらつとした曲調で、MoJoさんと観客が一緒になって歌っていました。 
MoJoさんはご自身が歌われる場所以外の串田さんと宮内さんのパートになるとお二人の仕草のモノマネを交え、

観客の笑いを誘っていました。 カラオケは「伝説」は串田さん、宮内さんの歌声が入ったもの、

「リベリオン」はお三方の歌声が入ったものでした。

 

・ライブで「伝説」を歌った時の話。後からついてくる人がいる。 
・いつまで固まってるんだ。 
・ぶっちぎり君。 
・「兵」は「へい」ではなくて「つわもの」。

・ここでMoJoさんがアコースティックギターを持たれ、ここからはMoJoさんの弾き語りによるアコギコーナー。 
・公開チューニング。 
 MoJoさん「チューニングメーターっていう調律する機器があるんだけど、あれカッコイイのは影ちゃん(影山ヒロノブさん)だよね。 
     影ちゃんって一人でアコギライブやってるでしょ? アレでオレが住んでる近所でやるってんで招待してもらった事があるんだよ。 
     とても手厚くもてなしてくれたんだけど、チューニングメーターが凄いんだよ。

     後ろでぐにゃんぐにゃんしててさ。やっぱ違うねぇ」 
・電車に乗っていてかまやつひろしさんに間違えられた事がある。 
・MoJoさん「まだ若造の頃にかまやつさんがやってたラジオの『バイタリス・フォーク・ビレッジ』ってのに出してもらった事があるんだよ。 
     かまやつさんの曲で大好きな曲があって『どうにかなるさ』ってのがあって、何回かやってるけど、今日もやらせてもらうね」

 

20:どうにかなるさ 
-MC- 
20.5:ハッピーバースデー 
-MC- 
21:ホーボーズデキシーブルース 
-MC-

 

アコギコーナーはかまやつさんが1970年に発表された「どうにかなるさ」からスタート。

かまやつさんの楽曲の中でもMoJoさんが特にお好きだとか。 MoJoさんは独特の伸びやかな歌いぶりとギターを披露された後、

この日の次の日がお誕生日の観客へ向けて「ハッピーバースデー」でお祝い。 
続いてはカズーを手にベースのみのカラオケをバックに、とみたいちろうさんとしてのオリジナル曲「ホーボーズデキシーブルース」。 
「自分なりの『どうにかなるさ』ともいえる曲」と話されたMoJoさんは、カズーを吹きつつ、

こちらもとてものびのびと歌われていたのが印象的でした。

 

・ここでMoJoさんが「座りながら弾きたい」という事で竹内さんが椅子を準備。

 

22:ジローのギター 
~戦え!! 人造人間キカイダー 
~ワシントン広場の夜はふけて (Washington Square) 
-MC-

 

「Eマイナー組曲です」とMoJoさんが紹介されて演奏されたのは、

特撮「人造人間キカイダー」より、主人公キカイダー/ジローが弾いていた「ジローのギター」。 
息を飲むような静けさの中、観客が聞き入っていると、そのまま同じく「人造人間キカイダー」よりエンディングへ。 
物悲しさを含んだ独特の低音で歌われると、そのままギターで爪弾き続けられたのは、

1963年にヴィレッジ・ストンパーズのヒット曲「ワシントン広場の夜はふけて」を 
ダニー飯田とパラダイス・キング等が歌われた日本語訳で。どこか寂し気な雰囲気が漂う素朴な演奏と歌いぶりのMoJoさんは、 
途中でフォークダンスでよく用いられる

「オクラホマミキサー(藁の中の七面鳥 "Turkey in the Straw")」を交えられ、歌と演奏で表現力の幅広さを感じました。

 

・MoJoさん「『ワシントン広場の夜はふけて』は憂歌団のニュアンスを入れてやってみたんだ」 
・若い時に八木さん達と回った京都のライブハウスの話。 
・2011年3月11日東日本大震災の当日のお話。 
・MoJoさん「それから一年くらいした頃、オレ深夜ラジオが好きでさ、NHKの『ラジオ深夜便』っての聞いてたんだけどね。 
     その時、谷山浩子さんの曲が流れてたんだけど、すごく響いちゃってさ。ちょっとやらせてもらおうともうんだ」

 

23:同じ月を見ている 
-MC-

 

続いてはNHKのラジオ「ラジオ深夜便」の2012年10月から12月期のテーマ曲として谷山浩子さんが作られた「同じ月を見ている」。 
せつない歌詞を優しく柔らかく歌われるMoJoさんはとても包容力があり、観客も穏やかに聞き入っていました。

・MoJoさん「次は立ってMoJoの歌をやりましょう。大きいライブだとあんな感じですけど、こんなのもやるんですよ」

 

24:宇宙の男ライガー 
-MC-

 

続いてのアコギコーナーの曲はアニメ「宇宙魔神ダイケンゴー」よりエンディング。この曲は立って披露されていました。 
ギターの弦を緩ませたチューニングで、ウェスタンを思わせる乾いた印象のアレンジで、

ダイナミックに歌われるMoJoさんが実に格好良かったです。

 

・MoJoさんが所有されているアコギのお話。 
・ギターは弾いてあげないとダメ。 
・チューニングそれぞれ。 
・サイモン&ガーファンクルのチューニングへの拘りの凄さというお話から「The Sound of Silence」の冒頭部分を少しだけご披露。 
・更に「オクラホマミキサー(藁の中の七面鳥 "Turkey in the Straw")」をもう一回。結構練習されたとか。

 

25:What a Wonderful World (この素晴らしき世界) 
-MC-

 

アコギコーナーのラストは"Satchmo"の愛称で知られるルイ・アームストロングさんの代表曲「What a Wonderful World」。 
「ライガー」とは打って変わって柔らかく温かい声で歌われるMoJoさん。ギターも繊細に優しく弾かれており、 
今回のアコギコーナーはMoJoさんの様々なギターテクニックを味わう事が出来ました。

 

・ここでアコギコーナーが終了し、アコギと譜面台が撤収。 
・「歌詞はちゃんと頭の中に入ってる」と言ってしまうとだいたい失敗してしまう。

 

26:セガサターン、シロ! 
-MC- 
27:Crystal Knights NECRIME 
-MC- 
28:科学戦隊ダイナマン 
-MC-

 

ゲーム機「セガサターン」のCMで藤岡弘、さんが演じ、MoJoさんが"とみたいちろう"名義で歌われ、

一躍話題になった「せがた三四郎」のテーマ。 骨太の歌声を披露されるMoJoさん。

時折柔道の構えを思わせるポーズをされたり、藤岡さんの台詞部分で観客に詰め寄ったりされる場面も。 
「しょこたん(中川翔子さん)のラジオ(NHK-FM「アニソン・アカデミー」)に出た時この曲が好きと聞いて驚いた」というお話から、

アニメ「未来警察ウラシマン」より犯罪組織ネクライムとアドルフ・フォン・ルードヴィッヒのテーマ。

気高さの中にミステリアスさを感じる曲調をMoJoさんが独特の低音でご披露。 
続いて歌われたのは、この年に放送開始から35周年を迎えた「科学戦隊ダイナマン」よりオープニング。

この曲はライブの最後に歌われることが多い為、 MoJoさんもパワフルに歌いながら「今日はホントにありがとう!」等、

ライブの締めっぽい事を話されて観客の笑いを誘っていました。

 

・MoJoさん「おしまーい……じゃなくて、残念ながらまだあるんですよね」 
 観客拍手。

 

29:ゴーゴーダイナロボ 
-MC- 
30:エンドレスウェイ 
-MC- 
31:夢をかなえてダイナマン~萩原佐代子ヴァージョン~ 
-MC-

 

今回最後のリクエストコーナー。まずは特撮「科学戦隊ダイナマン」よりダイナロボのテーマ「ゴーゴーダイナロボ」。 
MoJoさんは奥行きを感じる歌いぶりで、「ダイナロボ」は客席にマイクを向け、観客と一緒に歌われていました。

続いても同じく「ダイナマン」より「エンドレスウェイ」。 せつなげな冒頭からサビで勢いを増す曲調へと変わっていく本曲、

ラストのMoJoさんのロングトーンはライブで味わうとたまらないものがありました。 
リクエストのアコギで「ダイナマン」のエンディングのダイナピンク/立花レイ役の萩原佐代子さんが歌われたバージョンをアコギで。 
ギターを弾きながら独特の伸びやかな歌いぶりを披露されるMoJoさんに、

観客がじっと聞き入っている様子はリクエストのラストにぴったりの光景でした。

 

・MoJoさん「今日はどうもありがとうございました。最後に、しつこいかもしれませんが、一生懸命作ったジングルがあるんです」 
 観客笑。 
 MoJoさん「聞いていただけますでしょうか?」 
 観客拍手。 

32:MoJo ~Take 8~のジングル 
-MC- 
33:炎神合体エンジンオーG6

 

リクエストコーナーが終わり、景気づけに「MoJo ~Take 8~のジングル」をイッパツ流されていよいよラストの楽曲。 
ラストはこの年に放送10周年を迎えた特撮「炎神戦隊ゴーオンジャー」より、炎神合体エンジンオーG6のテーマ。 
とてもスピーディーでとてもパワフルな本曲がラストという事で、観客も大盛り上がりで合いの手やコーラスを入れる中、 
楽曲の発表から約10年経ってもステージを動き回りながら力強く歌われているMoJoさんのタフさに脱帽いたしました。

 

・MoJoさん「おわりーです!! またねー!! どうもありがとうございました!!」

 

LANTERNのスタッフの皆さんをお一人づつ紹介された後、

「気をつけて帰ってくださいね! またみんなで楽しくやりましょうね!」という 
MoJoさんの言葉を受け、観客から拍手が贈られて「MoJo ~Take 8~」は終演となりました。

 

2018年イッパツ目のとなったMoJoさんのソロライブ。 
「光速電神アルベガス」「星雲仮面マシンマン」「バトルフィーバーJ」「大戦隊ゴーグルV」「科学戦隊ダイナマン」と 
MoJoさんのアニメソング、特撮ソングの柱となる作品で前年2017年から本格導入された観客からのリクエストを受けつつ、 
最新曲や2000年代のスーパー戦隊シリーズを織り交ぜられた事で、初めての観客でも入りやすい内容になっていたと思います。 
また、今回はアコギコーナーが従来より長めに設けられ、その中でバラエティ豊かな曲が披露された事で、 
MoJoさんのボーカリストとしてはもちろん、ギターのテクニックでも表現力の奥深さを一層感じる事が出来ました。

 


補足

 

・MoJoさん「日頃の鍛錬がモノを言うんです。球根ばっかりイジっているわけじゃないんですよ」

 

・「MoJo ~Take 8~のジングル」のお話。 
 MoJoさん「前回の『7』で作ったから、ライブが近づいてくると今回も作らなきゃいけないんじゃないかって思ってしまいましてね。 
     でも『8』だから何がいいかなあって思ったら、やっぱり自分の世代は『エイトマン』なんですよね。 
     あの曲はたいらいさおさんもカバーしてるよね。お兄ちゃん(平浩二さん)は『よせてあげて』を歌ってるんですよ」 
 観客笑。 
 MoJoさん「あの曲は作曲家がイイ人なんですよ」 
 観客笑。 
 平浩二さんが歌われたワコール「グッドアップブラ」のCMソング「よせてあげて」を作曲されたのは富田伊知郎ことMoJoさんご自身。

 

・MoJoさん「『戦いに赴く前に』は自分も大好きな曲でね。渡辺宙明先生の作曲ですね。素晴らしい曲です。 
     歌詞も良くてね。挿入歌だから知らない人も多いかもしれませんけど、これぞ隠れた名曲ですよ」

 

・MoJoさん「皆さんも健康には気をつけた方がいいですよ。オレなんかも2、3年先はわかりませんからね。 
     だってそーでしょ、あーた。こんなにキツい曲ばっかり歌ってたらいつか血管キレちゃいますって。 
     もっと楽な歌を歌えばいいんでしょうけど、オレが歌ってる歌ってさ、無いんだよね。戦隊とかでそんな歌」 
 観客笑。 

 

・ソプラノの人のおでこ。 

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