2025.04.01
「千晶と騒がNight」「ボイジャーソングライブ」追加
MoJo 2017 Last Take Live
17.12.9 ライブハウス LANTERN
出演/MoJo
演奏/カラオケ Ag.MoJo Ba.八木徹
スーパー戦隊シリーズをはじめとした特撮やアニメ、漫画のイメージソングなどを多くの歌われ、
"富田伊知郎/とみたいちろう"としてオリジナル曲やCMソングを歌い作られているMoJoさんのソロライブ「Take」シリーズ。
定期的に開催されている本ライブですが、今回は2017年最後のソロライブ「MoJo 2017 Last Take Live」として開催されました。
会場はMoJoさんのホームグラウンドとして位置付けられている渋谷神泉にあるライブハウス LANTERN。
「Take」シリーズの前進となるイベント「☆MoJoの【飲むぞッ!】」やソロライブ「☆MoJo Zone」、
観客によるのど自慢イベント「♪mojo×2 のど自慢」も同じLANTERNで開催されはじめてから11年目になります。
会場内は12月という事もあり、方々にクリスマスの装飾がされており、普段と比べて一層華やかに。
ステージスペースには既にMoJoさんがスタンバイされており、スタッフさんと談笑されるなど穏やかに過ごされていました。
開演時間になり、場内が暗くなるとぎりぎりまで談笑されていたポーズのMoJoさんがご挨拶。
MoJoさん「みなさんようこそ。今年最後のライブです。『MoJo 2017 Last Take Live』楽しく盛り上がりましょう!」
01:アキバレンジャー シーズン痛!
-MC-
一曲目は桃井はるこさん、山形ユキオさんと歌われた特撮「非公認戦隊アキバレンジャー シーズン痛」より二代目オープニング。
桃井さんと山形さんのパートのみ収録されているカラオケだったので、疑似的ながらお三方が一緒に歌っている雰囲気が味わえました。
MoJoさんは「ひさしぶりに歌うよ」と話され、軽快に歌われており、時折山形さんのマネを交えられたりする場面も。
・今回はご自身が歌いたい曲を中心に。
・「アキバレンジャー シーズン痛!」で日本武道館のステージに立った
「超英雄祭Kamen Rider×super sentai live&show日本武道館2014」の思い出。
・楽屋が寒い。
・今年を振り返る。
・ライブ「スーパー戦隊"魂"XI 2017」大阪公演のお話。
・これまでMoJoさんのソロライブでは嶋大輔さんが歌われた「超獣戦隊ライブマン」をカバーされる機会が多く、
曲中の爆発の効果音に合わせ、観客が「どっかーん!!」と掛け声を入れていました。
昨年、嶋さんが「スーパー戦隊"魂"」のステージに立たれた際、
嶋さんの前では「どっかーん!!」はやらないようにという話になっていましたが、
ライブ「スーパー戦隊"魂"XI 2017」大阪公演にて嶋さんの快諾を受け、嶋さんが歌われる時も「どっかーん!!」が解禁となったというお話。
・MoJoさん「まさかね。OKしてくれるとは思わなかったよね」
・石原慎一さんへの提案。
02:超空戦隊スターレンジャー
-MC-
「○○○レンジャー」つながりで続いても久し振りに歌われたアニメ「無敵看板娘」より作中作「超空戦隊スターレンジャー」のテーマ。
MoJoさんのカラりとした明るい歌声が素敵。サビ部分ではMoJoさんの扇動で観客も一緒に腕を左右に振る一幕も。
・ここからは大きいライブでも歌われるお馴染みの楽曲を挿入歌と共に。
・MoJoさん「星雲仮面といえば……そうです。バトルフィーバーです」
観客「えぇええぇぇえええぇえええ」
03:星雲仮面マシンマン 2015ver.
04:電光アクションマシンマン
-MC-
「スター」と「星」つながりで特撮「星雲仮面マシンマン」オープニングの
アルバム「星雲仮面マシンマン SONG & MUSIC COLLECTION」収録の新緑バージョン。
「♪心に星を持つ男」後の音楽に合わせマイクを手からストンと離して掴み直すさりげないパフォーマンスがとても軽やか。
続いても同じく「マシンマン」より「電光アクションマシンマン」。「電光 (電光) アクション (アクション)」等の観客との掛け合い一曲。
サビの前に「ダダッダッダッダッ! ァウン!」というスキャットを交えられるのもライブならでは。
・ライブ「スーパー戦隊"魂"」ではささきいさおさんの後にステージに立たれることが多いMoJoさん。
MoJoさん「いさおさん脚長いからさぁ。地上からベルトが遠いんだよ。オレ出づらいんだよなぁ。
でも、オレ、わざと短く見せてるんだよ?」
観客笑。
MoJoさん「君たちファッション分かるかなぁ? 腰パンなんだよ?」
05:光速電神アルベガス
06:戦いに赴く前に
-MC-
続いてはアニメ「光速電神アルベガス」よりオープニング。ライブでは欠かせない一曲なだけに、観客も盤石な大盛り上がりぶりでした。
「アルベガス」を作曲され、御年92歳になられる渡辺宙明先生のお元気ぶりをお話しされた後、同じく「アルベガス」より「戦いに赴く前に」。
序盤の厳かな雰囲気か激しくなるにつれ、MoJoさんのシリアスな歌いぶりに拍車がかかっていく臨場感はたまらないものがあります。
07:バトルフィーバーJ -オルタネートバージョン-
-MC-
08:明日の戦士たち
-MC-
ミスじゃない。スーパー戦隊シリーズの中からMoJoさんの戦隊デビュー曲である特撮「バトルフィーバーJ」より、
オープニングの別バージョン。 昔の海外の玩具の様な焦点の合わない眼で変な方向を向いて歌われる等の
ひょうきんなパフォーマンスが見られるのもソロライブの魅力。
この年のライブ「スーパー戦隊"魂"XI 2017」のお話をされた後、同じく「バトルフィーバー」よりでも歌われた「明日の戦士たち」。
MoJoさんは歌詞の素晴らしさも話されており、言葉をじっくりと噛みしめながら歌われているご様子が印象的でした。
・成田賢さんに「MoJoがスタジオミュージシャンをはじめたから仕事がなくなっちゃったよ」と言われて嬉しい。
・仕事をもらえると上ロース。仕事が無ければ先送り。
・1999年のライブ「スーパーヒーロー魂ツアー1999」からMoJoとして活動を再開されて18年。
MoJoさん「ああいう色んな人と一緒に出させてもらうライブに出るとさ、みんなが元気過ぎなんだよね。
先輩たちなんか声は出てるし、筋肉ムキムキだし、脚は長いしさぁ。力もらうよね。オレこんなんでいのかなぁって思うよ」
・串田アキラさんの凄さを語る。
・今年の春先から花を育てる事にハマる。
・きっかけは気まぐれに植えたチューリップ。
・MoJoさん「花が咲いて嬉しかったけど嵐がきたんだよ。その中でもしっかり咲いてるんだよね。それが嬉しくて感動してね。
100円やそこらで買ったんだけど、こには命があるんだよね」
・その後、マリーゴールドやパンジー、ヴィオラを植え、今はガーデンシクラメンを植えている。
09:大戦隊ゴーグルV -オルタネートバージョン-
10:熱風シャドウ
11:科学戦隊ダイナマン
-MC-
ここからはスーパー戦隊シリーズが続きます。特撮「大戦隊ゴーグルV」よりオープニングの別バージョン。
MoJoさんのパワフルな歌いぶりはもちろん、観客との掛け合い等も多く、ライブ映えする本曲は今回もなかなかの一体感でした。
同じく「大戦隊ゴーグルV」よりノンストップで「熱風シャドウ」へ。要所要所での独特なスキャットが印象深い本曲ですが、
ライブではそのスキャットをMoJoさんと観客で一緒に合唱状態になり、一層高揚感が増します。
熱気をそのままに特撮「科学戦隊ダイナマン」よりオープニングへ。MoJoさんのソロライブでは最後に歌われることが多い本曲、
MoJoさんは「今日は本当にありがとう! またね!」等、ライブの最後っぽいパフォーマンスを交えるなどセルフパロディをされていました。
・MoJoさんがセルフパロディをされた後、アンコールという形で応戦する観客達。
・MoJoさん「アンコールという事でしたら、今日に限って特別ですよ!」
12:炎の戦士-FIRE CREW-
-MC-
13:データスハイパー 天使と共に
続いても同じく「ダイナマン」より「炎の戦士」。MoJoさんは歌われる前に「ちょっとライブバージョンで歌わせてもらいます」と話され、
一番は原曲に忠実に歌われ、二番は歌い出しを食い気味にされたり、節回しをより躍動感あるものに替えられて歌い分けられていました。
ライブ前半のラストは特撮「天装戦隊 ゴセイジャー」より"御使い"データス&データスハイパーのテーマ。
本曲のポイントポイントで出てくる「デス!」が今回はライブバージョンとして甲高いシャウトで歌われていたのが印象的でした。
~休憩~
-MC-
前半が終了して休憩時間。MoJoさんは譜面台を用意されたり、衣装を替えられる等、後半の準備をされていました。
しばらくするとほとんどの観客は着座し、後半のはじまりを待っていました。
14:超獣戦隊ライブマン
-MC-
後半はMoJoさんがオリジナルとは別レーベルでカバーされた特撮「超獣戦隊ライブマン」よりオープニングからスタート。
前途の「どっかーん!!」の箇所はここぞとばかりの盛り上がりでMoJoさんも観客もとても楽しそうに「どっかーん!!」とされていました。
・ライブ「スーパー戦隊"魂"XI 2017」大阪公演の楽屋のお話。
・嶋さんも宮内さんも元気。
・"黒ちゃん"山形ユキオさんともご一緒。
・出演者の集合写真が黒い。
・MoJoさん「山形君もライブってやってるのかなぁ。今度、会いたいよね」
・「正義の兵リベリオン」レコーディング時のエピソード。
・串田さん、宮内さんと一緒にブースに入ってレコーディング。
・「おっ、オレだ」
・串田さんの譜面台にあったパンダのクリップが気になる。
・串田さんの声量に圧倒される。
・コロムビアさんのご厚意でそれぞれがソロライブで歌える様にお一人づつボーカル抜きバージョンのカラオケをもらう。
・MoJoさん「でも一緒にレコーディングしたからさぁ、マイクにお互いの声が入っちゃって大変だったと思うよ。
『おっ、MoJoっ、声でかいぞっ』『いやぁ兄貴の声もデカいっすよ』ってね」
観客笑。
・MoJoさん「この曲ってあまり聞こえないけど、よく聞くとコーラスが入ってるんですよ。実はコーラスはオレが一人でやってるんですよ」
・コーラス用の譜面をチラ見せ。
15:正義の兵リベリオン
-MC-
特撮「宇宙戦隊キュウレンジャー」より"魂の三兄弟"10年ぶりの新曲となった解放組織リベリオンのテーマ。
串田さんと宮内さんのパートのみ収録のカラオケだったので、MoJoさんはお二人のパフォーマンスのマネを交えながらも
ご自身のパートでは明るく頼もしい歌声を披露され、最後はオッキューのポーズで締められました。
15.5:正義の兵リベリオン (1C)
ご自身が担当されたコーラスをその場で再現してみようという事で、「正義の兵リベリオン」を一番だけもう一回。
今回も串田さんと宮内さんのパートのみ収録のカラオケでしたが、今回MoJoさんはコーラスワークに徹されており、
スタジオミュージシャンとしてのMoJoさんの職人技を間近で見る事が出来るとも貴重な一場面でした。
・ここからはアコースティックギターや椅子が用意され、アコギコーナーへ。
・LANTERNの店長の竹内光男さんをボーカル&コーラスとしてお招き。
16:white christmas/& 竹内光男
-MC-
クリスマスが近いという事で竹内さんと共にアコギ一本でスタンダード曲「white christmas」をご披露。
自由に歌われるMoJoさんに合わせるようにハーモニーを重ねられる竹内さんでしたが、MoJoさんはいたずら心が芽生えたご様子で、
かなりくずして歌われたり、不意にロングトーンを交えたりなどして竹内さんを煙に巻かれていました。
・竹内さん「本番前にリハーサルを少しやるんですけど、MoJoさんは本番全く違う事やるからドキドキですよ」
観客笑。
・続いてMoJoさんとは長いお付き合いで音楽業界に幅広い人脈を持つLANTERNオーナーの小川武志さんがご登場。
・BS-TBS「吉田類の酒場放浪記」11月20日放送分で小川さんがオーナーをされているLANTERNの姉妹店のおかめ茶屋が取り上げられる。
・LANTERNで厨房を担当されている森谷博隆さんも映っていらっしゃったとか。
・MoJoさん「いつも見ている番組だったのでびつくりしましてね。オレもいればよかったよ」
小川さん「でもね。割と反響がなくてさ。アレを見て来た人は二人でした」
観客笑。
・エレックレコード時代のレーベルメイト達の話。
・泉谷しげるさんの全国ツアーに同行。
MoJoさん「凄い人ですからね。『ギターは打楽器』って言ってましたからね。ライブ前に弦を張り替えてるんですけど、
ステージ終わって帰ってきたら一本しか残ってないんですよ。『やっちまったよ!』って」
観客笑。
・とみたいちろうさんとしての1stアルバム「Take 1」ではつのだ☆ひろさん、芳野藤丸さんらのスペースBANDが数曲演奏。
・2ndアルバム「STEP TO MY WAY」ではCharさんや佐藤準さん、鳴瀬喜博さんらが参加。
・MoJoさん「そんな凄い人たちと出会ったのにねぇ。なんで一人だけこんなになっちゃったんでしょうね」
観客笑。
16.5:さよならマギー (少しだけ)
-MC-
ご友人のミュージシャン佐藤龍一さんと作られたという、とみたいちろうさん時代の未発表曲「さよならマギー」を少しだけご披露。
少しだけでしたが、レコードでも発売されていない楽曲を聞く事が出来るのもソロライブならではでした。
・MoJoさん「なんといってもあーた。この曲をアレンジしたのが、かの坂本龍一さんですよ」
観客「おぉぉおおぉお」
MoJoさん「まだ大学生だったのかな。スタジオの隅で漫画読んでる不思議な青年でしたけどね。驚きましたね」
・MoJoさん「色んな素晴らしい人達に囲まれてました。今も八木さんや小川さん、竹内さん、森谷さんでしょ。
あと水木のアニキ、いさおさん、クッシー、ぶっちぎる人だったりの仲間に入れてもらって幸せですよね。
……でもみんな元気すぎだよ」
観客笑。
MoJoさん「それで……次歌うのは………………あれ、小川さん、一緒に歌ったっけ?」
小川さん「まだだよ」
観客笑。
MoJoさん「あぁれえ? ごめぇん!」
小川さん「いつまで待たせるんだろうって思ってたよ」
17:Silent night/& 小川武志
-MC-
続いては年末のMoJoさんのライブでは恒例になっているオーナーの小川さんを招いての「Silent night」。
柔らかなハーモニーにうっとり。二番以降は小川さんの扇動で観客も聖歌隊になって一緒に合唱し、
とてもクリスマスらしい空間になりました。
・小川さんを見送ってMoJoさんお一人のアコギコーナー。
・このライブの数日前に逝去されたはしだのりひこさんのお話。
18:悲しくてやりきれない
-MC-
19:黄昏のビギン
-MC-
はしだのりひこさんを偲び、はしださんが在籍されたザ・フォーク・クルセダーズの楽曲の中から「悲しくてやりきれない」。
曲に込められたものがなしさ、やるせなさはギター一本での演奏がとても映え、MoJoさんの歌声をじっくりと聞き入っていました。
「ちょっと趣味の歌を歌わせてもいいっすかね?」と前置きされて歌われたのは、水原弘さんが歌われた「黄昏のビギン」。
さびしげながらもやわらかで暖かい印象の歌いぶりで、しっとりとしたMoJoさんの歌声に観客も穏やかな雰囲気になっていました。
・「黄昏のビギン」を歌おうと思ったのはちあきさおみさんによる同曲のカバーを聞いたから。
・ここでMoJoさんとはバンド"とみたいちろうと Big Beat"以来の付き合いで今回はカラオケの音出しを担当されている
ベーシストの"シロヤギさん"こと八木徹さんをお招きしてお二人のセッションコーナー。
・引っ越したばかりで練習ができなかったという八木さん。
20:The Esper Has Blue Hair (青い髪のエスパー)
-MC-
21:ライバル
-MC-
白い髪の八木さんを迎えての1曲目はイメージアルバム「超人ロック~ロード・レオン~」より
「The Esper Has Blue Hair (青い髪のエスパー)」。 シリアスな楽曲なだけに、MoJoさんの攻撃的な歌いぶりと
アコギ演奏に八木さんのシブめのベースが合わさりとてもカッコよかったです。
MoJoさんから「もう一曲やろう」という提案を受け、八木さんが選んだのはとみたいちろうとしてのオリジナルソング「ライバル」。
本曲はカラオケ演奏に八木さんのベースが加わる形で、MoJoさんはアコギを降ろし、
歌をご担当。ハードボイルドな雰囲気が溜まりませんでした。 お二人が時折見合いながらセッションされている様子は
大人の音楽という感じ。久し振りに八木さんのベースが聞けて嬉しうございました。
・八木さんが見送られ、ここからは再びMoJoさんのソロ。
・MoJoさん「今日はちょっとMoJoがフランク・シナトラになってみようと思います。あなたを月に連れてってあげますよ」
22:FLY ME TO THE MOON
-MC-
「ナイトクラブの雰囲気でいきましょうね」とMoJoさんが歌われたのはジャズのスタンダードナンバーである「FLY ME TO THE MOON」。
ゴージャスな楽曲を悠々とした風格で歌われるMoJoさん。間奏ではカズーを取り出し、茶目っ気たっぷりに演奏されていました。
・MoJoさん「ここからですね。MoJoが自分にリクエストと題しまして、実は好きなカバー曲があるんですよ。
それを何曲か歌ってみたいと思いますね」
23:今日もどこかでデビルマン
-MC-
24:BELIEVE IN ME,BELIEVE IN YOU (君を信じてる)
-MC-
これまでライブで歌われてきたカバー曲の中から今ご自身が歌いたい曲。まずはアニメ「デビルマン」よりエンディング。
「曲が可愛い」「イントロのドラムが好き」とMoJoさんならではの観点を交えつつ、伸びやかな歌声で披露されていました。
続いてはアニメ「巨神ゴーグ」エンディングはMoJoさんがとてもお気に入りとの楽曲との事で、
じっくりと噛みしめるように歌われていたのが印象的でした。
・ここからは「その場で観客からのリクエストを受けて歌詞も見ずに歌う」という凄い企画のリクエストコーナー。
・客席の各テーブル毎に割り振られた整理番号をLANTERNのスタッフさんや八木さんがランダムに選出し、
該当の整理番号の観客がMoJoさんが歌詞とメロディを暗譜されている範囲内で好きな歌をリクエストしていきました。
25:Last SongはLove Song
-MC-
26:彷徨人
-MC-
27:俺とおまえと大五郎
-MC-
28:希望のサイレンビルダー
-MC-
リクエストコーナー一曲目は漫画「南京路に花吹雪」のイメージアルバムから「Last SongはLove Song」。
MoJoさんの楽曲の中でも根強い人気を感じる本曲は、ライブでもMoJoさんの表現力の奥深さを体感する事が出来ます。
続いても同じく「南京路に花吹雪」から「彷徨人」。「Last Songは~」とはまた違うもの哀しさを感じる歌いぶりがとても魅力的。
がらりと雰囲気を変え、続いてのリクエストは焼酎「大五郎」のCMソング。MoJoさんと観客の「♪昔の友は今も友」での大合唱は
年末ならではの空気や楽曲の世界観も相まって、しみじみと素敵でした。続くリクエストではさらに雰囲気ががらりと変わり、
特撮「轟轟戦隊ボウケンジャー」より、 緊急轟轟合体サイレンビルダーのテーマ。重厚なMoJoさんの歌いぶりを堪能できました。
・MoJoさん「さぁ、じゃあリクエストはこれで終わりかなっ」
観客「えぇぇぇぇえええええぇええ」
MoJoさん「えっ? 長くなっちゃうよ。みんなもうそろそろ寝る時間じゃないの?」
観客笑。
MoJoさん「……わーったよ。じゃあ一番だけしか歌わないよ?」
観客「えぇぇぇぇえええええぇええ」
MoJoさん「嘘だよ。誰だと思ってんの?」
観客拍手。
MoJoさん「こうやって墓穴を掘っていくんだよなぁ……」
観客笑。
29:LONELY:ザ・ブッチャーのテーマ
-MC-
31:Love Me Tender
-MC-
32:若さのフォーメーション
-MC-
33:漂流する街
-MC-
ノリというのは怖いもので、リクエストをさらにもう一周。「ザ・レスラー 新日本プロレス創立10周年記念盤」より
"黒い呪術師"アブドーラ・ザ・ブッチャーのテーマ。MoJoさんは激しいパフォーマンスエネルギッシュに歌われており、
へヴィメタルを思わせるシャウトを交えたり、「♪奥歯ガタガタ」では「ガタガタガタガタガタガタガタ……」と増量して歌われる場面も。
続いては空気ががらりと変わり、以前カバーされていた楽曲からエルヴィス・プレスリーの「Love Me Tender」。
落ち着いた雰囲気の中での甘くとろけるような低音がとても魅力的で、観客もうっとりとしながら聞き入っていました。
更に「アルベガス」より「若さのフォーメーション」でのはつらつとした歌いぶりも「ブッチャー」や「Love Me Tender」とは好対照。
そして「南京路に花吹雪」より「漂流する街」では緊張感のある曲調を嘆く様に歌われるMoJoさんの表現力奥深さを堪能しました。
・「漂流する街」の後半で歌詞を間違えてしまい悔しそうなMoJoさん。
・MoJoさん「さぁ、良い子の皆さんは帰る時間です。……もういいね? ……えっ……間違えたからもう一曲?」
34:炎神合体! エンジンオーG6
-MC-
35:EYES OF JUSTICE
-MC-
本来なら「漂流する街」でリクエストコーナー終了の予定でしたが、歌詞を一部間違えてしまったという事で、
更に特撮「炎神戦隊ゴーオンジャー」より炎神合体エンジンオーG6のテーマが追加オーダーでリクエスト。
更に更に観客の声援を受け、特撮「百獣戦隊ガオレンジャー」より天空の精霊王ガオイカロスのテーマもどさくさにリクエスト。
二曲ともスピーディーでとても激しい楽曲であるだけに、MoJoさんも冗談で曲中で「殺す気かー」などと言われていましたが、
これまで30曲以上歌われたライブ後半とは思えないパワフルな歌いぶりとパフォーマンスを披露されたのは圧巻の一言でした。
・MoJoさん「この一年、お疲れ様でした。また可愛がってください。最後は戦隊メドレーでおしまいにしましょう!」
36:バトルフィーバーJ-オルタネートバージョン- (1C)
~大戦隊ゴーグルV-オルタネートバージョン- (1C)
~科学戦隊ダイナマン (1.5C)
-MC-
「MoJo 2017 Last Take Live」のラストはMoJoさんの代表作であるスーパー戦隊シリーズのオープニングをメドレーで。
「バトルフィーバー」の後半からリクエストの観客のムチャさを嘆く替歌を即興で披露され、観客の笑いを誘っており、
続く「ゴーグルV」でも直立のままコミカルな歌いぶりで引き続き即興で替歌を披露されていましたが、
ラストの「ダイナマン」では「最後はマジメに」と仕切りなおしてヒロイックな歌いぶりでライブを締めくくられていました。
LANTERNのスタッフの皆さん、八木さんがMoJoさんから改めて紹介され観客から拍手が贈られました。
MoJoさん「みんな今日もありがとう!! 気をつけて帰ってね!! またねっ!!」
MoJoさんの挨拶が終わると場内が明るくなり、ライブ本編は終了。
テーブル毎にMoJoさんが軽く挨拶をされ、「MoJo 2017 Last Take Live」は終演となりました。
久々の楽曲に定番の楽曲、新曲にカバーにアコギにリクエストと歌いまくりで今年のラストならではの盛り沢山でした。
昨年末の「MoJo 2016 Last Take Live」から端を発した「その場で観客からのリクエストを受けて歌詞を見ずに歌う」という試みは
2017年のMoJoさんのソロライブ全公演で実施され、夏にはほぼリクエストしかもカバー曲というとんでもないライブが行われ、
今年のMoJoさんのライブを象徴するものとなりました。
「自分でライブの構成を決めるとどうしても似てしまうからね。
あとMoJoのMはドMのMだから」と冗談を交えて話されていたMoJoさんですが、
それでも数多のレパートリーの中からその場でリクエストされ、歌詞を見ずに歌われるというのは、
そうそう簡単に出来るものではなく、 更に数十年前の激しい曲をパワフルに歌われており、
かなりの練習を積まれて臨まれている事が伺えました。
練習を感じさせずに観客を喜ばす事に徹するMoJoさんの姿勢に本年も頭の下がる思いでございました。
ゲスト/小川武志 竹内光男
補足
・MoJoさん「2006年にここでライブを初めてから来年で12年。ここまで続けてこられたのは皆さんのおかげですね。
今はやっと一人で出来るようになったけど、12年続けられたのはショッカーが力を貸してくれたからだよなぁ……」
・ライブ前に宮内さんから激励メールが届いたMoJoさん。
MoJoさん「アイツも明日ライブなんだよね。行かれる方は楽しんで下さいね。今日は前夜祭ですから」
・ライブ「スーパー戦隊"魂"XI 2017」で「明日の戦士たち」を選曲されたのはコーラスのザ☆カインズの斉藤淳一さん。
MoJoさん「ライブの主催であるバースデーソングのスタッフさんはなかなか選ばないような曲だからね。意外だったんですよ。
まさか斎藤君が選んでくれるとはねー。斎藤君はなんていい人なんでしょう!」
・小脳梗塞を患われて以来、顔の筋肉が動きにくくなった宮内タカユキさんの表情の筋肉をほぐす係。
・MoJoさん「オレが変な事すると結構笑うんだよ。……アイツ、歌うもんね。一緒にレコーディングもしたんだよ。
あの歌に対する熱意と思い入れは凄いよ。……オレもツメの垢を煎じて……飲ませたいよね」
観客笑。
・帯電するMoJoさん。
・エレックレコード時代になぎら健壱さんと海援隊の千葉和臣さんと腕相撲。
・MoJoさん「小川さん凄いんですよ。色んな人とお友達でさ。音楽人脈で右に出るものがいないんですよ」
小川さん「左に出る人はいるんだけどね」
観客笑。
・小川さん「12時過ぎないシンデレラ」
・八木さんは松本隆さんに似ている説を提唱するMoJoさん。
・MoJoさん「来年もここで楽しい時間を過ごしたいと思います!! みんな、元気でね!!」