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Act Against AIDS 2017 
「アニソン AAA Vol.6 ~JAM Projectとゆかいな仲間たち~」 in Zepp Tokyo
17.12.1 Zepp Tokyo

 

出演/JAM Project(影山ヒロノブ 遠藤正明 きただにひろし 奥井雅美 福山芳樹)

 

ゆかいな仲間たち/岩田光央 茅原実里 鈴木このみ  
         OTAKU NOT DEAD (やまけん Kacky メガネ(中曽聡太郎) 内田稔 IMAJO) 
         Minami 終身独裁官ゆい (妖精帝國) 

 

演奏/ABa.田辺トシノ AG&Co.鳴風 Key.河合英史 Dr&Par&Co.岩田"GUNTA"康彦 
   OTAKU NOT DEAD (ABa&Co.Kacky Dr&Par&Co.内田稔 AG&Co.IMAJOE) 
   妖精帝國第四軍楽隊(Key.keiko少尉 Vc.古川淑恵少尉)

 


より多くの人にエイズ(後天性免疫不全症候群)に対し関心を持ち、偏見を無くして正しい知識を広めることを目的に、 
大手芸能事務所の株式会社アミューズを中心に1993年よりアーティスト、音楽業界、エンターテインメント業界が 
一体となっておこなっているエイズ啓発活動「Act Against AIDS」。通称AAA。

 

当初はサザンオールスターズの桑田佳祐さんを筆頭にしたアーティストによるコンサートが開催されていたのみでしたが、 
現在は講演会やフリーマーケット、学校での講演会等、多岐に渡っています。 

アニメソング業界でも2012年より影山ヒロノブさんを中心に、音楽レーベルLantisのアーティストを主軸にして 
「アニソン AAA」として開催されて今回で6回目を数えました。

 

前回の「アニソン AAA Vol.5」では毎年夏のアニメソングフェスの殿堂「ANIME JAPAN FES」東京公演の中日で開催されていた、 
出演者が様々なコスプレをしてのオールナイトのアコースティックライブ

「影山ヒロノブ・遠藤正明・きただにひろしのゆかいな仲間たち」を取り入れ、 
「アニソン AAA Vol.5 ~影山ヒロノブ・遠藤正明・きただにひろしのゆかいな仲間たち~」として開催されました。 
今回もその流れを組む形でお三方が所属しているJAM Projectをホスト役に据えた 
「アニソン AAA Vol.6 ~JAM Projectとゆかいな仲間たち~」として開催されました。

 

会場は10年以上「ANIME JAPAN FES」、「ゆかいな仲間たち」を開催しているZepp Tokyo。 
物販ブースの他、エイズ啓発用の募金箱や過去の「アニソン AAA」の模様を納めた写真パネルや、

JAM Projectの皆さんからのメッセージボード、 Instagramを模したフレームで記念撮影ができるフォトスポット等が、

開場前には会場外、開場後は会場内ロビーに設けられていました。 
観客は椅子席になっており、ステージ後方にはバンドの皆さんのブースがあり、

その上には「Act Against AIDS」の旗が掲げられていました。 

 

開演時間を過ぎ場内が暗くなり、バンドの皆さんがそれぞれの位置につかれました。

いよいよ開演という頃になると気だるげな影山さんの声でアナウンスがありました。

「会場のお坊ちゃん、お嬢ちゃん達。この声で、オレが誰だかわかるかな? ……えなりくんじゃないよ」 
観客笑。 
「そろそろタイムリミットだ。待ちに待った『アニソン AAA』はじまりはじまりぃ」

 

00:THEME OF GARO/SE 
-MC-

 

・特撮「牙狼-GARO-」初代オープニングが流れる中、特撮「牙狼-GARO-」シリーズでご自身が声を担当されている魔導輪ザルバを思わせる 
 骸骨の全身タイツに黒マントに金の頭骸骨マスク姿で影山さんがご登場。 
・ここから今回のホスト役であるJAM Projectのメンバーの皆さんがお一人づつ呼びこまれました。 
・まずは奥井さん。特撮「牙狼〈GARO〉-GOLDSTORM- 翔」、特撮「牙狼-GARO- -魔戒烈伝-」でご自身が演じられた魔戒法師ヒカゲのお姿、 
・続く遠藤さんは特撮「牙狼-GARO-」シリーズの黄金騎士・牙狼を顔のペイントやダンボール等を駆使して表現。 
・福山さんは帽子、ヒゲ、サングラスを見につけ特撮「牙狼-GARO-」シリーズを監督されている雨宮慶太さんという嬉しい変化球。

 

・ここでバンドの皆さんのコスプレを見てみる事に。 
 ベースの田辺さんはアニメ「機動戦士ガンダムUC」より地球連邦軍制服 エコーズ隊中佐、 
 ギターの鳴風さんはアニメ「銀魂」より坂田銀時、キーボードの河合さんはアニメ「北斗の拳」より雑魚、 
 パーカッションのガンタさんはゲーム「千の刃濤、桃花染の皇姫」より天京帝立学院女子制服に金髪カツラに濃い頬紅。 
・毎回、女装で攻めの姿勢のガンタさんに注目が集まる。

・影山さん「さあ、牙狼、魔戒法師、監督、ザルちゃんと、これで『牙狼』チームが揃いましたけど」 
 遠藤さん「いいやいやにいさん、『牙狼』といえばアレを忘れちゃいけないでしょお?」 
 影山さん「ま、まさかぁ!」

 

0.5:サンセイR&D CM音楽/BGM

 

「牙狼-GARO-」シリーズのパチンコ、スロットを製造・販売しているサンセイR&DのCM音楽にあわせてきただにさんが 
パチンコ「CR牙狼金色になれ」の専用筐体である牙狼専用枠・金狼をダンボール等で手作りされたものを頭から被ってのご登場。

 

・遠藤さん「『牙狼』といえばパチンコですよー」 
・パチンコ玉までしっかり手作り。 
・影山さん「さぁ、これでメンバー揃いました。今日も豪華なゲストを迎えてたくさん楽しんで、大切な事を覚えていって下さい!! 
     『アニソン AAA Vol.6』!! 最後までぇ、よろしくぅ~!!」

 

01:牙狼~SAVIOR IN THE DARK~/JAM Project 
-MC-

 

「アニソン AAA Vol.6」のスタートは牙狼シリーズ第一作の特撮「牙狼-GARO-」より二代目オープニング。 
JAM Projectの皆さんの厚みのある歌いぶりはアコースティックのドライな演奏になると一層映えるものがあります。 
筐体越しにマイクを持つきただにさんが歌いづらそうにされている様子に観客から笑いが起きたり、 
遠藤さんが身に着けていたブレスレット状のケミカルライトをつなぎ合わせたものを観客に投げたりなど 
ソロライブでのカッコよさが際立つステージとはまた違った「ゆかいな仲間たち」ならではの和やかな場面もありました。

 

02:DAYS of DASH/鈴木このみ 
03:Nice to Me CHU!!!/鈴木このみ 
-MC-

 

JAM Projectの皆さんを送り出して鈴木さんのステージ一曲目はアニメ「さくら荘のペットな彼女」より初代エンディング。 
鈴木さんの伸びやかな歌いぶりを味わった後は、ご自身のミニアルバム「18 -MORE-」よりオリジナル曲「Nice to Me CHU!!!」へ。 
軽快なテンポの曲調の中、鈴木さんはブラックミュージックを感じるがなりを交えた歌唱で観客を盛り上げ、間奏になると、 
「この曲ではラッキーさんを一人選んでお名前とどこから来たかを聞きたいと思います!」と舞台袖から"ラッキーさん"を呼びこむ事に。 
登場されたのは筐体を外され黄色の全身タイツ姿にお面が加わったきただにさん。 
「ブルーマンじゃなくてイエローマンです!」と自己紹介をされ、そのまま二番になり歌に乗せて住所や美味しい食べ物をインタビューされ、 
拍手で見送られ、再び鈴木さんのソロステージ。間奏でバンド紹介をされるなど盛りだくさんで観客を盛り上げられていました。

鈴木さん「メチャクチャ楽しいです。『ノーゲーム・ノーライフ』の白ってあんまり喋んないキャラクターなんですけど、 
     ついつい笑顔がこぼれてしまうくらい楽しいやばいです。楽屋もなんか学園祭みたいなんですよ」

 

04:夢の続き Acoustic ver./鈴木このみ 
-MC-

 

ご自身が「初めて誰かの為に歌いたいと思った曲」というアニメ「さくら荘のペットな彼女」より二代目オープニングのアコースティック版。 
アンニュイな曲調のアコースティックアレンジなだけに、鈴木さん独特の瑞々しい歌いぶりをじっかりと味わう事が出来ました。

 

・魔戒法師ヒカゲのマントを外した姿で奥井さんが合流。 
・鈴木さん「コスプレするのも初めてだったんですよ」 
 奥井さん「ウソやん。前、変な格好してたことあったやんなぁ? フリーザの」 
 鈴木さん「あ」 
 ※鈴木さんは音楽番組「アニソンCLUB!-N」にて罰ゲームで

  アニメ「DRAGON BALL Z」のフリーザ最終形態(第4形態)の姿をされた事があります。 
・鈴木さんを見送られ、続いて奥井さんに呼びこまれたのはMinamiさん。 
・Minamiさんはアニメ「ようこそ実力至上主義の教室へ」の高度育成高等学校制服姿。 
 髪に結ばれていたリボンから登場人物の堀北鈴音と思われます。 
・ガンタさんのコスプレが気になるお二人。 
・奥井さん「ガンタさんは何のコスプレなんですか?」 
 ガンタさん「僕もよく知らなかったんですけど、『千の刃濤、桃花染の皇姫』っていう、18禁の……」 
 観客笑。 
・「Act Against AIDS」の趣旨についてお話するお二人。 
 奥井さん「なんか喫茶店でお喋りしてるみたいになってるやん」

 

05:Beautiful Soldier/Minami 
-MC- 
06:あんりある▽パラダイス/Minami 
-MC-

 

奥井さんを送りだしてMinamiさんの一曲目はご自身がコスプレをされているアニメ「ようこそ実力至上主義の教室へ」よりエンディング。 
穏やかな曲調の中、Minamiさんの透き通るような高音が会場内を包み込むようで、観客もうっとりと聞き入っている様子でした。 
「『ゆかいな仲間たち』は制服での出演が多い。それ位に制服が好き」というお話をされてから、アニメ「けんぷファー」初代オープニング。 
先程とは好対照に明るい曲調の中、軽やかな歌声で観客を盛り上げつつ、

サビではキレのいい振り付けを交えたステージを披露されていました。

 

・Minamiさん「前回出た『ゆかいな仲間たち』は自分の歌では無くて好きなアニソンを歌うって事にしてたんですけどぉ、 
      今回もぉ自分がよくカラオケで歌う曲を歌わせてもらいます」 
 観客「おおぉおお」 
 Minamiさん「いつも『ゆかいな仲間たち』は夏だったじゃぁん? 今回は冬なんで冬の曲を。大好きな冬のアニソンです『PURE SNOW』」

07:PURE SNOW/Minami 
-MC-

 

Minamiさんがカバーされたのはアニメ「火魅子伝」より、佐々木ゆう子さんが歌われたオープニング。 
芯の強さを感じる凛とした歌声で歌われている様子は、オリジナルの佐々木さんとはまた違った魅力でした。

 

・黄色の全身タイツにヘルメット姿のきただにさんが合流し、Minamiさんをお見送り。 
・きただにさん「もう自分が何の格好なのか。何をしたいのかもわからんですね。大道具さんみたいですもんね」 
 観客笑。 
 きただにさん「でもね。このライブは年に一回女装が出来るんですよ。今年は何の格好をしようかって上半期から考えてましたからね。 
       Lantisの作品だと『天使の3P!』とかええなあって思ったんですよ。ちょうど三人でしょ? 一人金髪やし」 
 観客笑。

・きただにさん「次はですね。毎年出てはいないんですけど、存在が爆発的インパクトですよ。 
       まさにリーサルウェポンです。岩田光央さんでぇええええす!!」 
 拍手の中、登場された岩田さんは映画「魔女の宅急便」より主人公のキキの姿。竹ボウキを独特の持ち方で。 
 岩田さん「おまえらげんきかぁああああああああああああああああぁあああ!!」 
 観客「おぉぉぉおおおおおおぉおおお」 
 岩田さん「おまえらげんきなんのかぁああああああああああああああああぁあああ!!」 
 観客「おぉぉぉおおおおおおぉおぉおおおおおお」 
 きただにさん「もうちょいちょい面白いです。ちなみにこの格好は?」 
 岩田さん「今回の僕のコンセプトは"少しずつ間違っているキキ"です!」 
 観客笑。 
・竹ボウキは下北沢で900円で購入。値札が付いたまんま。 
・パンツは所謂"見せパン"。愛犬二匹が印刷されているおもてなし。

 

08:ルパン三世メドレー 
ルパン三世その3 「ルパン三世 主題歌3」 
~ルパン三世その2 「ルパン三世 主題歌II」 (1C) 
~ルパン三世その3 「ルパン三世 主題歌3」 (1C)/岩田光央 
-MC-

 

岩田さんが「この格好とまったく関係ない歌を歌います」と紹介されたのはアニメ「ルパン三世」より、 
よしろう広石さんが歌われた三代目オープニングと、チャーリー・コーセイさんが歌われたエンディングをメドレーでカバー。 
てっきり初代主題歌を歌うと思われていただけに、まさか「ルパン三世その3 『ルパン三世 主題歌3』」を歌われ嬉しい驚き。 
竹ボウキを抱きしめるように大切に持ちながら巻き舌を交えて軽快に歌われた後の「ルパン三世その2 『ルパン三世 主題歌II』」では、 
一転して竹ボウキを引きずりながら、客席の一人を凝視したまま歌い続けたり、ステージに腰掛け大胆な開脚で歌われ 
「ルパン三世その3 『ルパン三世 主題歌3』」に戻ると楽しそうにウィンクをバチョーンと交えながら歌われ観客の笑いを誘っていました。

 

・岩田さん「えー次で最後の曲です」 
 観客「ぇぇぇぇえええええぇえええええええ」 
 岩田さん「いやいやいや。バカじゃねえの!?」 
 観客笑。 
 岩田さん「だって三曲だよ? 今二曲歌ったじゃん? 確かに自分で言うのも何だけど、

     インパクトが強くて短く感じると思うけど、歌ったんだよ?」 
 観客笑。

・岩田さん「やっべえ。調子の乗って歌ってたらホウキのカスがステージを汚しまくってる。ごめんなさい」 
 観客笑。 
 慌てて持っていた竹ボウキでカスを集める岩田さん。ある程度集めた所でスタッフさんに竹ボウキを回収してもらっていました。 
 岩田さん「ホウキもってないだけで頼りねえなあオレ」 
 観客笑。

・この年は作詞家の故・阿久悠さんの没後10年、作詞家50年、生誕80年という節目を迎えた事を受けて 
 声優さん達が阿久悠さんが手がけられた楽曲をカバーされた「POWER」に参加された岩田さん。 
・岩田さん「そのアルバムの中で自分が歌ってるのが『ウルトラマンタロウ』とこれから歌う『マッハバロン』なんですよ」 
 観客「おぉおおぉおおおおお」 
 岩田さん「最初、すっげえリストもらって全部聞いていったんですよ。そしたら『マッハバロン』が超カッコよくてね。 
     グラムロック? めっちゃカッコイイんですよ。あとね、失敗した。本番直前にカップラーメン食べちゃダメだね」 
 観客笑。 
 岩田さん「さっきもゲップが出そうになって、チリトマトヌードルの香りがしてきましてね。失敗しましたね」 
 観客笑。 
 岩田さん「でもね、待ち時間に楽屋で食べるカップラーメンってホントにウマいんですよ」

 

09:マッハバロン/岩田光央 
-MC-

 

岩田さんのラストは前途の通り、特撮「スーパーロボットマッハバロン」より、すぎうらよしひろさんが歌われたオープニングをカバー。 
ノリのイイ曲調はアコースティックでもそのままで。岩田さんはファンキーかつ丁寧に歌われ、途中、声を詰まらせてムセてしまう場面も。

 

・雨宮監督の格好のままの福山さんが岩田さんに合流。その間、スタッフさんがホウキのカスを掃除されました。 
 さらにスタッフさんによって譜面台やキーボード、椅子等がセッティングされて行きました。

・福山さん「しかし男らしいですね。みっちゃんといえば、体系を活かした格好を毎回してますけど」 
 岩田さん「最初が江頭2:50さんで、その後がバニーガールでしたね」 
 福山さん「だいたいがろくでもない格好ですもんね」  
 観客笑。 
 岩田さん「でもこう見えても一応TPOをわきまえてるんですよ。今回は深い時間じゃないので露出も抑え目にしてきたし」 
 福山さん「とはいえ、結構出てるじゃん。脚とか」 
 観客笑。 
・岩田さん「福山さんはなんなんすかそれ?」 
 福山さん「これは『牙狼』の雨宮監督ですね」 
 岩田さん「わかんねー」 
 福山さん「JAM Projectも五人もいますとね、だいたいあぶれる人が出てくるんですよ。その影響です。 
     最初サングラスだけだったら、みうらじゅんさんみたいでさー」 
・福山さんが帽子、ヒゲ、サングラスを外し、まとめていた髪をほどくと漫画家のみうらじゅんさんに早変わり。 
 そのお姿を事の他気に入られた岩田さん。観客を巻きこんで「みうらコール」が福山さんに送られていました

・福山さん「しかしみっちゃんは凄いねー。しっかり爪痕を残してさー。さあ続いての方とは『絡むな』とのご指示がありました」 
 観客笑。 
 キーボードとチェロが用意され、黒いドレス姿の女性がそれぞれセッティングされていました。 
 福山さん「いつも間にやら、おキレイな方が準備してらっしゃいますね」 
 岩田さん「オレも最後は声優のらしく声だけはカッコよく。『素敵なお嬢さん達だ……』」 
 観客から黄色い声援。 
 福山さん「続いては、ゆい様のご登場です」 
・福山さんと岩田さんが見送られるとステージ上が暗くなり、ゆっくりとゆい様がご登場され、椅子に座られました。

 

10:空想メソロギヰ/終身独裁官ゆい 
-MC-

 

アニメ「少女革命ウテナ」の主人公・天上ウテナのコスプレで登場された妖精帝國の皇女ゆい様が歌われたのは、

アニメ「未来日記」よりオープニング。 原曲はスピーディーですが、今回はスローにアレンジされており、

チェロとピアノだけのシンプルな演奏は、一気に会場をダークな雰囲気に包みました。

 

・ゆい様「なんのコスプレか……わかるか? ……ウテナだ……イベントの趣旨とはいえ、

    私がコスプレをするとは……我ながら…似合ってると思わんか?」 
 観客歓声。 
・アニメ「少女革命ウテナ」はこの年で20周年。妖精帝國も20周年。 
 ゆい様「意外と長いであろう? ……年齢を逆算するでないぞ……妖精だから人間の年齢など関係ないのだ……」 
 観客笑。

・ゆい様「卵の殻を破らねば、雛鳥は 生まれずに死んでいく。我らが雛で、卵は世界だ。 
     世界の殻を破らねば、我らは生まれずに死んでいく。世界の殻を破壊せよ。世界を革命するために」

 

11:体内時計都市オルロイ/終身独裁官ゆい 
-MC-

 

妖精帝國六枚目のアルバム「SHADOW CORPS[e]」でカバーされているアニメ「少女革命ウテナ」より「体内時計都市オルロイ」。 
こちらも原曲やカバー版よりスローなアレンジで、チェロの低音と独特な歌詞を綴るゆい様の歌声がゴシックな空気を作出していました。

 

・今回は妖精帝國第参軍楽隊ではなく、妖精帝國第四軍楽隊。 
 ゆい様「いつもは男ばかりだが……今日は女だけだ……これからもこれでいいか」 
 観客笑。 
・この編成でアルバムが作りたいゆい様。 
・アコースティックライブという事でしっとりとした雰囲気にしたものの、スタッフさんに「出演者で一番暗いですね」と言われたゆい様。 
 ゆい様「わりとみんな元気にやっていて……確かに我々の楽屋だけ蛍光灯が点いてなくてな……」 
 観客笑。 
 ゆい様「他の楽屋は妙に明るく、写真を撮ろうと思ったが暗くてな……我々に留意してくれたのだろうか。 
     ……『アイツらは暗いから暗い楽屋でいいか』と……」 
 観客笑。 
 ゆい様「確かに落ち着く……蛍光灯が点いても点けなかったかもしれんが……ちょっと気になったもので……」

 

12:鮮血の誓い/終身独裁官ゆい 
-MC-

 

「最後は皆もよく知っている曲を」と歌われたのは、アニメ「妖精帝国魔界ちゃん」もとい、

アニメ「錬金3級 まじかる?ぽか~ん」よりオープニング。 前の2曲同様に原曲よりもしっとりとしたアレンジで、

ゆい様の希うような歌声が一層際立っていました。

 

・演奏が終わると登場された牙狼姿の遠藤さんに観客から笑いが。 
 ゆい様「……しっっっとりと退場したいのだが……」 
 遠藤さん「そうはいかん」 
 立ち塞がる遠藤さんに笑う観客。 
 遠藤さん「コスプレ好きなんですか?」 
 ゆい様「まぁ……いつもコスプレみたいなものとはよく言われるが……」 
 観客話笑。 
・ラーメンが好きなのに細いゆいさんに感心する遠藤さん。 
 ゆい様「よくラーメン次郎とか行くな」 
 遠藤さん「普通ラーメン二郎を食べてたらウチの兄さんぐらいにはなりますけどね」 
 観客笑。 
・ゆい様「で……お前は誰だ」 
 観客笑。 
 遠藤さん「あんなぁ、この業界そこそこ長くやってる人や。 
          まぁオレとしても、岩田のみっちゃんがあんだけやってんなら頑張んないとなと。同い年だし」 
 観客笑。 
・来年ツアーがある妖精帝國のみなさん。 
 遠藤さん「いくいく。このかっこで」 
 観客笑。 
・ゆい様と共に妖精帝國第四軍楽隊のみなさんもご退場。 
 遠藤さん「なんのコスプレか聞くの忘れたけど、みんなわかるでしょ?」

 

・続いては「ゆかいな仲間たち」皆勤賞のOTAKU NOT DEADのみなさん。 
 遠藤さんに呼び込まれて登場されたのは、服にヒョウ柄を多くあしらい、髪の一部を赤く染めたやまけんさん。 
 遠藤さん「お前らなぁー、ふざけんなっつってんだろ?」 
 やまけんさん「お前がふざけんなよ」 
 観客笑。 
 やまけんさん「鼻を黒く塗って汗かいてるから本当の犬みたいになってるし」 
 遠藤さん「くぅ~ん」 
 観客「かわいー」 
 やまけんさん「もうそこ(客席前方の一部)はなんでもいいんだなっ」 
 観客笑。 
・お二人のやり取りの間に登用されてセッティングされているO.N.D.のみなさんも、 
 やまけんさんと同じくヒョウ柄を取り入れ、髪の一部を赤く染めたお姿。 
 やまけんさん「今日はみんなそれぞれの中にあるだにぃ~ですから」 
 観客笑。 
・やまけんさん「アイツなんか私服ですから」 
 JOEさん「私服じゃないよ!」 
 遠藤さん「私服じゃん。やる気無いじゃん」 
 やまけんさん「一番イメチェンしてるのアイツですから」 
 キーボードのメガネこと中曽さんを指さすやまけんさん。 
 やまけんさん「アイツの人生でヒョウ柄との接触は今回だけですから」 
・これまでJAM Project全員や、全員が影山さん、福山さんのコスプレをされてきたO.N.D.のみなさん。 
 遠藤さん「JAMで遊ぶのやめてくれる?」 
 やまけんさん「我々は美しい女子やカッコいい男子じゃないので、コスプレの需要が無いんです。もはやネタが無いんです」 
 遠藤さん「よし! お前ら怒られろ」 
 観客笑。 
・遠藤さんがご退場。 
 やまけんさん「あの人の方が怒られるんじゃないか?」 
 観客笑。 
・やまけんさん「前回は福ちゃん、今回はだにぃ~じゃないですか? つまり倒れた人からコスプレしていってるんですね」 
 福山さんは2012年にくも膜下出血、きただにさんはこの年2017年に突発性難聴のため入院されました。 
 やまけんさん「だから周辺の人は健康に気を付けてください。さもないとO.N.D.にコスプレされますよ。このクオリティで」 
 観客笑。 
・やまけんさん「せっかくだにぃ~のコスプレなんで、だにぃ~の曲を演りたいと思います。 
              一番有名でだにぃ~といえばコレっていう、みんなが知ってる曲です。『魔弾戦記リュウケンドー』!」 
 観客笑。

 

13:魔弾戦記リュウケンドー/OTAKU NOT DEAD 
-MC-

 

O.N.D.のみなさんの一曲目は特撮「魔弾戦記リュウケンドー」よりきただにさんが歌われたオープニングをカバー。 
アコースティックながらも原曲を見事に再現された演奏で、やまけんさんは気持ちよさそうに歌われていました。

 

14:プロローグ&サブタイトル <M710、M708A-1>/OTAKU NOT DEAD

 

やまけんさんが歌い終えるとO.N.D.の演奏陣の皆さんが奏でられたのはアニメ「DRAGON BALL Z」のBGM。 
「なになに?」と動揺するやまけんさんの前に現れたのは、ベジータこと"戦闘民族サイヤ芸人"R藤本さん。 
ベジータ姿のR藤本さんですが、演奏に合わせて披露されたのは、

なんと八奈見乗児さんによる「DRAGON BALL Z」のナレーションのものまね。 
やまけんさんに突っ込まれながら、八奈見さんのニュアンスを踏襲され、そのまま演奏と共にサブタイトルコールをされました。

 

●野望のベジータ! O.N.D. Zeppに散る!!

 

・やまけんさん「ナレーションのマネじゃねえかよ!」 
 R藤本さん「ベェジータだぁ! ふざけやがってぇ」 
 やまけんさん「お前その世界から出る気無いだろ!? 何しに来たんだよ」 
 R藤本さん「貴様らの茶番をぶっ潰しに来たんだ」 
 やまけんさん「茶番て。大人が髪赤くして一生懸命やってんだよ」 
 R藤本さん「なんだその恰好は。通天閣の下にいるババァか」 
 やまけんさん「確かにいるけども。実際のヒョウが描いてるの着てるババァが。 
        だにぃ~だよ! きただにひろしだよ!」 
 R藤本さん「だにぃ~だかギニューだか知らんが、だったら『ONE PIECE』を歌え!」 
 やまけんさん「明確に言うなよ!」 
 R藤本さん「テレビみたいに『「ONE PIECE」この後すぐ!!』って言ってやるから」 
 やまけんさん「それじゃ普通だからワザとずらしたのに言うんじゃないよ!」 
・R藤本さん「お前らは萌え系アニソンをカバーするバンドじゃないのか」 
 やまけんさん「そうなんだけど、JAM Projectとか規模感のある人たちが『もってけ! セーラーふく』とかカバーしたりして、 
       オレ達やること無くなっちゃうんだよね。あと後輩の流田 (Project)っていうお面の人達から仕事奪う事になるんだよ」 
 R藤本さん「後輩なんかに気を使うな」 
 やまけんさん「かわいそうだろ凄く貧乏なんだから! 驚くほどに」 
 R藤本さん「そんな事を言っていると仕事を奪われるぞ」 
 やまけんさん「いや、仕事をあげたいんだよ」 
 R藤本さん「オレは気に入らんのだ。急に出てきた野沢雅子のモノマネをするアイツが!」 
 観客笑。 
 ※当時、声優・野沢雅子さんのモノマネをするお笑い芸人アイデンティティーの田島直弥さんがとても話題になっていました。 
 やまけんさん「あっちの方が何となくメジャーっぽいもん」 
 R藤本さん「テレビに出まくりやがって。オレは10年やってるんだぞ!!」 
 やまけんさん「それでなんでナレーターのモノマネ増やしてんだよ!」 
 R藤本さん「……幅を広げようとおもってなっ!」 
 やまけんさん「広がってねえよ。ちょっとしか移動してないし!」

 

15:AGE762年、冬、ナメック星/R藤本 
-MC-

 

R藤本さんが「歌ってやる」と歌われたのは、

ベジータの視点で「DRAGON BALL Z」のナメック星編を歌った替歌「AGE762年、冬、ナメック星」。 
吉田拓郎さん風のフォークソング的な曲で、作品に登場する人物や言葉が上手く織り交ぜられており、 
R藤本さんは最後、フリーザに倒されたベジータのセリフと共に原作通りの姿勢で横たわられました。

 

・やまけんさん「歌って死んだよ。なに? これでオレがスーパーサイヤ人になれば言いワケ? もう、生き返れよ。

       七つの玉は無いけど生き返れよ」 
・生き返ったR藤本さん。「AGE762年、冬、ナメック星」は

 Mr.Childrenの皆さんの「NOT FOUND」のカップリング「1999年、夏、沖縄」の替歌であると説明。 
 やまけんさん「なんでカップリングだよ」 
 R藤本さん「……幅を広げようとおもってな」 
・なかなか帰ろうとしないR藤本さんにエネルギー弾を放つも、2、3日修業しただけのやまけんさんでは通じず、 
 逆にR藤本さんの放つファイナルフラッシュでサブタイトル通りに散ってしまうO.N.D.のみなさん。 
 ドラゴンボールが無いのでやまけんさんの扇動で観客からのO.N.D.コールを賜り、みなさん無事に復活されました。

 

16:ウィーアー!/OTAKU NOT DEAD ナレーション:R藤本 
-MC-

 

O.N.D.の最後の曲はきただにひろしさんの代名詞であるアニメ「ONE PIECE」より初代オープニング。

イントロでは再び登場したR藤本さんによるナレーションと、やまけんさんによるゴールド・ロジャーの台詞、

間奏ではメンバー紹介と各楽器のソロが設けられ、にぎやかな一幕となりました。

 

・ザルバ姿の影山さんがご登場。 
 やまけんさん「怖っ!」 
 R藤本さん「ザァルバじゃなくてキン骨マンじゃないか!」 
 やまけんさん「むしろホラー感が強い」 
 影山さん「この格好でいんのも結構大変なんだよ」 
・影山さん「今日はだにぃ~なん?」 
 やまけんさん「そうです」 
 影山さん「なんかぁ。あんだけオレのコスプレしてたのに急にやんなくなると寂しいじゃん」 
 やまけんさん「ヒロノブさんが倒れたらやります」 
 観客笑。 
・R藤本さん「おい! 今のドラゴンボール、氷川きよしがうたってるじゃないか!! どうなってるんだ!!」 
 影山さん「でもあの人ね、今年のAnimelo Summer Liveで『CHA-LA HEAD-CHA-LA』歌う時に事務所に連絡くれたんで、いい人です」 
 やまけんさん「なんか、その恰好で言われてもわかんない」 
 観客笑。 
・O.N.D.のみなさんとR藤本さんが退場され、次に登場されたのは初参加の声優・茅原実里さん。 
 コスプレはアニメ「銀河鉄道999」より、"青春の幻影"メーテル。 
 茅原さん「盛り上がってますかー? なんか凄い難しいですー」 
・茅原さん「すごーい。影山さん、つけまつ毛されてるんですね」 
 影山さん「この後出番が早いんで、結構着込んでるんすよ」 
 茅原さん「そーですかー」 
 影山さん「……バカにしてる?」 
 観客笑。 
 茅原さん「してませんよーどんな気持ちでステージに出てきたらいいかわかんなくてー」 
 影山さん「びっくりしたー。『どんな気持ちでステージに出てるんですか』って言われると思った」 
 観客笑。

 

17:優しい忘却/茅原実里 
18:境界の彼方/茅原実里 
-MC-

 

「冬にぴったりの曲」と茅原さんが歌われたのは、映画「涼宮ハルヒの消失」よりエンディング。 
ご自身の演じた中でも代表的なキャラクターである長門有希の心情を歌ったバラードをせつなく歌い終えられると、 
そのままアニメ「境界の彼方」のオープニングへ。一変してアップテンポでドラマチックに展開していく曲を 
茅原さんはのびやかに歌われ、最後はしっとりと情感たっぷりに締めくくられました。

 

・今回のコスプレを決めるにあたり、ブログでファンに意見を募った茅原さん。 
 茅原さん「最終的にみのテルになりました。今年はSOS団も復活したので、北高の制服も考えたんですけど、 
     ……ちょっと……キビシいかなっ、と……」 
 観客笑。

 

19:TERMINATED/茅原実里 
-MC-

 

「私、次の曲で最後なんで立ってみたりしません?」と観客を起立させて茅原さんが歌われたのは、 
ご自身がヒロインを演じられたアニメ「境界線上のホライゾン」よりオープニング。 
茅原さんはアコースティックながらも観客を大いに盛り上げられ、ハイトーンを響かせられました。

 

・曲が終わるとやまけんさんがご登場。 
 やまけんさん「ちょっとMCやってくれって言われて。ゲストちゃうんかい」 
 観客笑。 
・やまけんさん「なんか言い残した事は?」 
 茅原さん「言い残した事……今日、はじめましての方ー」 
 ちらほらと手が挙がる観客。 
 茅原さん「はじめましてー茅原実里でーす」 
 やまけんさん「今? 3曲も歌っといて?」 
 観客笑。 
・茅原さんがご退場。 
 やまけんさん「イベントも終盤になりまして、残すは規模感のある方達です。 
              ……もう受け止めてくれればいいかなと思います。JAM Projectのみなさんでーす!!」 
 やまけんさんと入れ替わりで暗くなったステージに登場されたJAMのみなさんの姿に観客から笑いと歓声が。

 

20:ようこそジャパリパークへ/JAM Project 
-MC-

 

2017年を席巻したアニメ「けものフレンズ」よりオープニング。JAMのみなさんはセンターの奥井さんがサーバルちゃん、 
きただにさんがフェネックさん、福山さんがヘラジカさん、遠藤さんがライオンさん、そして影山さんがアライさんのコスプレ。 
間奏の台詞も楽しく、最後のサビ前のハイトーンは福山さんが担当されました。観客の合いの手も大きく、今回一番の盛り上がりでした。

 

・男性陣のみなさんはブリーツスカート姿。 
 遠藤さん「トイレ行ったらめっちゃ楽だった」 
 きただにさん「楽っ! びっくりした!!」 
・顔は牙狼のメイクのままの遠藤さん。 
 影山さん「牙狼のまんまやん!」 
 遠藤さん「だってライオンですから」 
 きただにさん「牙狼はオオカミですよ」 
 観客笑。 
・奥井さんと男性陣のクオリティの差。 
・遠藤さん「兄さんお母様に似てますね」 
 影山さん「オレのおかん知ってんのか!? ……あ、知っとったか」 
・初つけまつ毛の福山さん。 
 福山さん「女って大変なんだなー」 
・遠藤さん「やっぱり岩田のみっちゃん見たらがんばらないとなと思いましたね。ウチの岩田さんも凄いですけど……」 
 ガンタさんに視線をおくるJAM Projectの皆さん。 
 観客笑。 
 奥井さん「あんなお金持ちの奥さんおるよね」 
 遠藤さん「まぁ、お金は持ってますけどね」 
・アニソンAAAが「ゆかいな仲間たち」形式になって今年で2回目。 
 遠藤さん「AAAの上の方達はどう思ってんでしょうね?」 
・影山さん「いろんな人にAAAの活動を知ってもらうためにオレ達が必要なんです! これでいいんです!!」 
 福山さん「最初の方は桑田さんも結構ふざけてましたからね。エリック クラプトソとか言ってましたからね」 
 影山さん「だから、いいんです!」

 

21:The Brave/JAM Project 
-MC-

 

皆さんが「けものフレンズ」のコスプレで歌う事に若干戸惑いながら、

続いて歌われたのはドラマ「勇者ヨシヒコと導かれし七人」のオープニング。 
男性陣が歌いながらステージ上のモニタースピーカーに足を乗せる度に観客から笑いが。

アコースティックなので間奏のスキャットが聞き所でした。

 

・ここで出演者の皆さんが全員ステージに登場されるも、AAAのTシャツにジーパンという姿の岩田さんに観客から落胆の「えー」の声が。 
 岩田さん「さっきそこでスタッフさんにも笑われたんだよっ!」 
 「私服じゃないっすか」と言うやまけんさん達O.N.D.のみなさんも同じAAAのTシャツ姿。 
 岩田さん「一緒のTシャツじゃん! ……っバカっ!!」 
・岩田さんの他は栗林さんも衣装を変えられていましたが、他のみなさんは登場された時のコスプレ姿。 
 影山さん「ここ写真に撮られて記事とかになったらやばいね。真ん中オレらだぜ」 
 観客笑。 
 「アイツは普段からベジータですからね」とR藤本さんを指差すやまけんさん。 
 やまけんさん「カプセルコーポレーションのジャンパーで現れるんですよ」 
・出演者のみなさんから一人ずつご挨拶。 
・ゆい様「自分がこういう格好をするのもいいが、皆の姿を見るのも楽しいな。 
     ……やはりどれだけプロになっても色んなものを捨てるべき時があるのだな」 
 観客笑。 
 遠藤さん「オレの事はええけどな、ウチの兄さん40周年やぞ」 
 影山さん「長い事やってるとなにやっても大丈夫だから」 
 やまけんさん「自由を履き違えている」 
・茅原さん「今日は思い出に残りましたー。うふ、かわいい奥井さん」 
 奥井さん「どんどんエスカレートしてくと思うよ」 
 影山さん「さすがに押さえ所わかってるね。"奥井褒め"」 
 奥井さん「どゆこと?」 
 影山さん「奥井ちゃん褒めとけばJAMは間違いない」 
 観客笑。 
・遠藤さん「もうJAMをイジるのはやめろー」 
 やまけんさん「まだイジってない人が残ってるんで、片っ端からいきます。ゆくゆくは全員ヒカルドになります」 
 福山さん「マニアックな」 
 影山さん「奥井ちゃんは?」 
 やまけんさん「……勇気があれば」 
 観客笑。 
・R藤本さん「いいか貴様ら、家に帰るまでがAAAだ。そして、家に帰るまでがベェジータだ!」 
 観客笑。 
 遠藤さん「それはお前だけやろー。あとプロのモノマネの人を呼ぶのは反則だからなー」 
 やまけんさん「これはアコースティックベジータっていう楽器ですから」 
 観客笑。 
 やまけんさん「リハでPAさんに『アコべの音上げてもらえますか』とか言ってますから」 
・岩田さん「出てきた時のみなさんのブーイングが忘れられません。なんか……ごめんね」 
 観客笑。 
 岩田さん「あとジブリさんごめんなさい……いつか仕事ください」 
 やまけんさん「営業!?」 
・JAMのみなさんそれぞれがバンドの皆さんをご紹介。 
 遠藤さん「え、オレがガンタさん紹介するんすか?」 
 きただにさん「なんか岩田さんがキレイに見えてきた」 
 やまけんさん「"岩田"っていう姓の人はなんか抱えてるんですかね」

 

22:奇跡の地球/JAM Project 岩田光央 茅原実里 鈴木このみ  
       OTAKU NOT DEAD Minami 終身独裁官ゆい R藤本

 

ラストは1995年に「Act Against AIDS」患者救済募金活動の一環として 
桑田さんとMr.Childrenの皆さんが手がけたキャンペーンソング「奇跡の地球」を今回の出演者でカバー。 
みなさんそれぞれにソロパートが設けられ、いわゆるCメロでは今回だけの組み合わせのハーモニーが聞けたり、 
前回と同じくO.N.D.のうっちーさんが桑田さんのモノマネを披露されると観客から歓声が起こりました。

 

閉演BGM:奇跡の地球(カラオケ)

 

影山さんから感謝の言葉があり、拍手と「奇跡の地球」のカラオケが流れる中、出演者の皆さんが退場されていき、 
「Act Against AIDS 2017「アニソン AAA Vol.6 ~JAM Projectとゆかいな仲間たち~」 in Zepp Tokyo」は終演となりました。

 

アニソンシーンのトップを走る方々である初出演の茅原さんや鈴木さん、独特の存在感とのゆい様とO.N.Dの皆さん、 
久々のご出演となった岩田さん、Minamiさんといった方々を迎えた今回。 
ここでしか見られないコスプレ姿でリラックスした雰囲気の中、楽曲を披露されていく様子は 
「ゆかいな仲間たち」ならではの穏やかで楽しいひとときでした。 

今後は更にレーベルやキャリアを越えた、ホスト役のJAM Projectの皆さんと親交の深いアーティストの方々の出演や、 
AJFでの「ゆかいな仲間たち」や本家「Act Against AIDS」でも行われていたコラボレーションなどもあると嬉しいです。 
せっかくのホスト役なのですからJAM Projectの皆さんが一組づつ一緒に歌えばいいのに。

 

また、全国ツアーの最中で多忙であるホスト役のJAM Projectの皆さんの負担を考慮されてなのでしょうか、 
ご自身達による楽器演奏も無く、所々で進行が滞る等のムラを感じる箇所も見て、少々のやっつけ感を覚えました。 
さらに、前回と比べると肝心のエイズに対する啓発に関して言及される場面が大分少なくなったり、 
「ゆかいな仲間たち」としても「アニソン AAA」としても全体的に若干のパワーダウンを感じる所もありました。 
今後「アニソン AAA」と「ゆかいな仲間たち」がどうなっていくのか来年以降に期待でございます。

 


サプライズゲスト/R藤本

 


補足

 

・本家「AAA」にはDearDreamの皆さん、西川貴教さん、花澤香菜さんなどアニメに縁のある方々がご出演。 
 どちらかというと本家「AAA」より「アニソン AAA」に出演して欲しうございました。

 

・影山さんはJAM Projectの皆さんを「牙狼-GARO- AAAスペシャル」としてご紹介。

 

・「お前らに、礼儀と礼節を教えてやろう」と時節がらの騒動を交える遠藤さん。

 

・奥井さんの衣装は撮影の衣装をそのまま借りてこられたとか。

 

・遠藤さんに「手品師みたい」と言われるもご本人的には「なかなかいいだろう」と福山さん。

 

・きただにさん「タマが三つになる!!」

 

・イベントの趣旨にもよると思うのですが、アニメソングをコンセプトにし、アニメソングを冠したライブで 
 アニメと関係のない、ご自身のアーティストとしてのオリジナルソングを歌われるのは 
 ライブに映える楽曲とはいえ、余程歌う意味がある曲や立場でない限りは避けた方がいいのではないかと思いました。

 

・Minamiさん「どれくらい制服が好きかっていうとぉ。小学校の時に幼稚園の制服を着て行くくらい。 
       凄くかわいい制服で、セーラー服だったのぉ。でもきっと周りからはお金のない子だと思われてたかもぉ」 
 観客笑。

 

・岩田さん「『ルパン三世』のオープニングっていうと別の方を歌う人が多いと思うんですけど、今日はどうしてもこっちが歌いたくて。 
      でもまさかこんな格好で歌う日が来るとは思ってませんでした」 
 観客笑。

 

・可愛いシールを股間に張ってみた福山さん。

 

・やまけんさん「オレの来てるのはお母さんがパジャマで着るヤツだから」 
 観客笑。 
 やまけんさん「XLのヒョウ柄なんて他に無いんだよ! あとオレが着るとウリ坊みたい」

 

・「ウィーアー!」の間奏でのメンバー紹介&ソロパートではメガネさんのピアノに合わせてお辞儀をされたO.N.D.のみなさん。

 

・茅原さん「ガンちゃんヒドいねー」 
 観客笑。 
 茅原さん「後で一緒に写真撮ろうねー」

 

・福山さん「変態のヘラジカでーす」 
 遠藤さん「しーんぱーいないさー。ライオンでーす」 
 影山さん「ア゛ライグマだぁ゛ぁ゛ぁ゛」

 

・「奇跡の地球」のソロパートまでの間、ずっと緊張の面持ちだったうっちーさん。

 

・ステージから去り際に"未来から来たトランクスを見送る時のベジータ"をされるR藤本さん。

 

 

おまけ 


みなさんのコスプレのまとめです。

JAM Project 
影山さん:魔導輪ザルバ (牙狼-GARO-シリーズ)→アライグマ (けものフレンズ) 
遠藤さん:黄金騎士・牙狼 (牙狼-GARO-シリーズ)→ライオン (けものフレンズ) 
きただにさん:牙狼専用枠・金狼 (CR牙狼金色になれ)→全身タイツ黄色+お面

      →全身タイツ黄色+ヘルメット→フェネック (けものフレンズ) 
奥井さん:魔戒法師ヒカゲ (牙狼〈GARO〉-GOLDSTORM- 翔/牙狼-GARO- -魔戒烈伝-)→サーバル (けものフレンズ) 
福山さん:雨宮慶太→みうらじゅん→ヘラジカ (けものフレンズ)

 

鈴木さん:白 (ノーゲーム・ノーライフ) 
Minamiさん:堀北鈴音 高度育成高等学校制服 (ようこそ実力至上主義の教室へ)→眼力無子

 

岩田さん:キキ (魔女の宅急便)

 

終身独裁官ゆい:天上ウテナ (少女革命ウテナ)

 

OTAKU NOT DEAD 
やまけんさん:きただにひろし 
Kackyさん:きただにひろし 
内田さん:きただにひろし 
IMAJOさん:きただにひろし

 

R藤本さん:ベジータ (DRAGON BALL Z/KAI(改)/超)

 

茅原さん:メーテル (銀河鉄道999)

 

田辺さん:地球連邦軍制服 エコーズ隊中佐 (機動戦士ガンダムUC) 
鳴風さん:坂田銀時 (銀魂) 
河合さん:雑魚 (北斗の拳) 
ガンタさん:天京帝立学院女子制服+金髪 (千の刃濤、桃花染の皇姫)

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