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アニぱら音楽館 ~ラストライブ~ 
17.11.9 パセラリゾーツ渋谷グランデ店

 

出演/影山ヒロノブ 遠藤正明 サイキックラバー (YOFFY JOE) atsuko (angela) Gero  

 

司会/きただにひろし

 

演奏/アニぱら音楽館オールスターズ (G.IMAJOE Ba.山本直哉 Dr.岩田"GUNTA"康彦 Key.須藤賢一) Ag.影山ヒロノブ

 


アニぱら音楽館。 
影山ヒロノブさんをホストに迎えCSキッズステーションで放送されていたアニメソングに特化した音楽番組です。 
1998年にアニメ情報番組「ANIMEX倶楽部」の1コーナーとして始まり、1999年から「アニメぱらだいす!」内の番組となり、 
2001年からは単独番組として放送。毎回様々なゲスト招き、歌にトーク、番組レギュラーとのセッションが行われていました。 
影山さん以外は何度かレギュラーが交代しており、

2017年現在は遠藤正明さん、angelaのatsukoさん、織田かおりさん、Geroさんがご出演。 
アニメソングに特化したテレビ番組としてアニメソングムーヴメントを支え続けてきた歴史のある番組です。

 

その「アニぱら音楽館」がこの年の12月で放送を終了するという事で、現在の番組レギュラーの皆さんに加え、 
かつてレギュラーであったサイキックラバーのYOFFYさんもご出演され、

観客を入れたライブ形式での公開収録という形で最後の番組収録が行われました。 
番組視聴者とケーブルテレビJ:COM加入者を対象に観覧募集が行われ、運よく当選しまして参加して参りました。

 

ライブ直後に書いたのレポートですので、放送時と内容が少々間違っている箇所もあるかと思いますが、

直後ならではの臨場感をお楽しみ頂ければ幸いです。

 

会場はカラオケ店パセラ系列の店舗の中でも、地下に大規模なパーティースペースを有するパセラリゾーツグランデ渋谷店。 
地下へ続く階段を降りると、宮城県石巻市にある故・石ノ森章太郎先生のミュージアム「石ノ森萬画館」から贈られた花が飾られていました。 
入場するとパセラ名物メニュ「ハニトー」をキャラクター化したハニトンがおねえさんと一緒にお出迎え。 

会場内は約150の椅子席になっており、左右2ブロックに別れ、中心は通路の様になっておりました。 
客席の左右には大きなスクリーンが設置されており、後々、番組進行や歌詞が表示されるプロンプターの役割を果たしていました。

 

-MC-

 

・スタッフさんが準備の為、行き交う中、開演時間を10分ほど過ぎた頃、スタッフの方からアナウンス。 
・今回出演予定だった番組レギュラーの織田かおりさんが体調不良の為、ドクターストップがかかり、出演出来なくなってしまったとの事。 
・織田さんに関しては番組内では「織田かおりセレクション」として過去の映像で登場予定との事でした。 
・続いてハニトンのおねえさんが番組収録に関しての諸注意が行われた後、バンドメンバーの皆さんがご登場。

・バンドの皆さんの準備が進む中、番組の"永遠の準レギュラー"きただにひろしさんがタキシード姿でご登場。 
・今回、きただにさんは司会進行を担当させるとの事。「アニぱら音楽館」の歴史に軽く触れた後、レギュラーの皆さんが呼びこまれました。 
・レギュラーの皆さんは観客と同じ入場口から登場され、客席中心の通路を通りステージへ。 
・全員がステージに登壇され、お一人ずつ自己紹介され、影山さんはアコースティックギターの準備をされていました。 
・Geroさん「こうやって収録してるって事がバレるんですね~」 
・影山さん「相手がだにぃ~なのにオレの台詞が『了解しました』って」

 

01:宇宙は僕らを待っている/影山ヒロノブ 遠藤正明 サイキックラバー atsuko Gero 
-MC-

 

ラストライブは影山さんがはJAXA(宇宙航空研究開発機構)に依頼されて作成した「宇宙は僕らを待っている」からスタート。 
番組のオープニングテーマとして長らく歌われてきた楽曲からスタートというのは実に感慨深いものがありました。 
レギュラーの皆さんが順番に歌われる中、二番の一部で誰も歌われないという、ライブならではのちょっとしたアクシデントも。 
本曲ではお馴染みになっているサビのコーラス部分「I Love you. I need you.」の手話も遠藤さんを中心に行われていました。

 

・影山さんの「あれ? 司会のおじさんどこいっちゃたの?」 
・再びきただにさんがご登場。遠藤さん、atsukoさん、Geroさんを見送ってステージ上は影山さん、きただにさん、YOFFYさんだけに。 
・ここからはソロコーナー。まずはサイキックラバーのお二人。 
・影山さん「サイキックラバーは初めて会った時にね、これはアニソン界のB'zになるって思いましたね」 
 きただにさん「ぁっはーB'z越えちゃう?」 
 影山さん「え? 越えたの?」 
 YOFFYさん「越えてないです越えてないです」 
 観客笑。 
・YOFFYさん「影山さんが、ある日、真顔で『お前はオネエになれ』って言ってきたんですよ」 
 観客笑。 
 影山さん「YOFFYの挨拶がソレっぽかったんだよ。ちょっとやってぇ」 
 きただにさん「おっ! 久々のっ!」 
 YOFFYさん「ALFEE、PUFFYちょっと違うっ! ミッフィーなんてとんでもないっ! YOFFYでぇ~す!!」 
 きただにさん「ぁああー! 最高やー!」 
 JOEさん「いつ見ても気持ち悪いですね」 
 観客笑。 
 YOFFYさん「でも影山さんに『これをやり続けろ』って言われたんで未だにやってるんですけど、その度に失笑ですよ」 
 影山さん「50になっても60になってもやれよぉ~」

 

02:ロマンス/サイキックラバー 
-MC- 
03:ようこそジャパリパークへ/Gero 
-MC-

 

まず一番手のYOFFYさんが歌われたのは、

アニメ「セクシーコマンドー外伝 すごいよ!! マサルさん」よりPENICILLINの皆さんが歌われたオープニング。 
ヴィジュアル系バンドならではの世界感たっぷりの本曲は、YOFFYさんの色香漂う歌声がハマります。

間奏ではJOEさんのギターを盛り上げる場面も。 きただにさんとGeroさんが合流され、

「アニぱら音楽館 修学旅行スペシャル」での思い出を中心にお話をされた後、 
歌われたのは、この年に大ヒットしたアニメ「けものフレンズ」よりどうぶつビスケッツ×PPPの皆さんが歌われたオープニング。 
盛り上げ上手のGeroさんは持ち前のキレのいい元気な歌声を披露されながら、観客に「うーがぉー!」等の合いの手を促していました。 

 

・きただにさんとatsukoさんが合流され、お三方でトーク。 
・atsukoさんとGeroさんは同時期に番組レギュラーになった同期の桜。 
・atsukoさん「Geroちゃんってこの四年間で体重の変動が激しいのよね」 
 Geroさん「13キロ太って13キロ痩せました」 
 atsukoさん「さっき楽屋で痩せ方教わりました」 
 Geroさん「皆さんもおうちで過去の番組見てください。ゆっくり太ってゆっくり痩せてますから」 
 観客笑。 
・きただにさん「オレも痩せたんやけど、オレの場合は病的やったからね。Geroは何的に痩せたの?」 
 Geroさん「何的にて、僕は"置き換えダイエット"という方法ですね」 
 きただにさん「どれくらいの期間で?」 
 Geroさん「三ヶ月くらいですね」 
 きただにさん「ウソっ?! そんなん? 一流俳優かよっ」 
 観客笑。

 

04:メリッサ/atsuko 
-MC- 
05:おジャ魔女カーニバル!!/遠藤正明 
-MC-

 

atsukoさんが歌われたのはアニメ「鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST」より

ポルノグラフィティの皆さんが歌われた初代オープニング。 テンポの良さが心地よい本曲を、

atsukoさんの独特の雰囲気ある歌声とパフォーマンスで披露された後、きただにさんと遠藤さんがご登場。 
番組内で一緒に歌われた時の思い出をお話をされた後、遠藤さんが歌われたのは

アニメ「おジャ魔女どれみ」よりMAHO堂の皆さんが歌われたオープニングの 
アニソンカバーアルバム「ENSON3 COVER SONGS COLLECTION Vol.3」アレンジ版。

番組へのリクエストは「ENSON」からの曲が多かったとか。 遠藤さん用にアレンジされ直されているだけに、

パワフルでキレ味の鋭い歌いぶりとダイナミックなパフォーマンスで観客を盛り上げていました。

 

・きただにさんとYOFFYさんが合流され、お三方でトーク。 
・きただにさん「ここで二組でセッションをしてもらうんですけど、これまで番組で一緒に歌うって事も多かったと思いますけど」 
 遠藤さん「そんなにはやってないよね」 
 YOFFYさん「何人かで歌った事はあるんですけど、二組だけって実はそれほど多くは無いんですよね」 
 遠藤さん「仲が悪かったからね」 
 きただにさん「えぇええええええ」 
 観客笑。

・遠藤さん「ウチらの共通点といえば、男。男の子といえば戦隊。キミは戦隊歌ってないもんね? 仮面ライダーは歌ってるけど」 
 きただにさん「イタタタタタタ……。戦隊の主題歌は歌ってないんすよ。ロボットもあんまり。だからライブに呼んでもらえないんすよ」 
 YOFFYさん「『アニぱら』って毎年、戦隊特集をやるんですけど、他にも特撮のリクエストが多いんですよ」

 

06:LUCKYSTAR (1C) 
~爆竜戦隊アバレンジャー (1C) 
~ビュンビュン! トッキュウジャー (1C) 
~環境超人エコガインダー (1.5C)/遠藤正明 サイキックラバー 
-MC-

 

根強い人気の特撮作品の楽曲を遠藤さんとサイキックラバーのお二組によるメドレーで。 
まずは当時放送中の特撮「宇宙戦隊キュウレンジャー」より幡野智宏さんが歌われたオープニングからスタート。 
YOFFYさんをメインにお二人それぞれの心地いいハイトーンで軽々と歌われた後は、特撮「爆竜戦隊アバレンジャー」よりオープニング。 
オリジナルの遠藤さんを主軸に、歌の力こぶが見えるようなタフさを感じました。続いて特撮「烈車戦隊トッキュウジャー」より 
YOFFYさんが谷本貴義さん、鎌田章吾さんと歌われたエンディングでシャープに軽やかにビュンビュンと盛り上がり、 
ラストは番組を放送しているCSキッズステーションで放送していた特撮「環境超人エコガインダー」よりオープニング。 
こちらもオリジナルの遠藤さんをメインに据えての大盛り上がりとなりました。台詞の投げ込みは実に爽快でした。

 

・遠藤さん、YOFFYさんと入れ替わりにきただにさんと影山さんがご登場。 
・きただにさん「今日、ボク、歌わないで帰っちゃいますからね」 
 観客「ぇぇえええぇええええ」 
 影山さん「オレ、スタッフに言ったんだよ。『きただにに「妖怪人間ベム(※1)」くらい歌わせて』って」 
 きただにさん「ぇえ! まさかのそれぇ!? イイチョイスです」 
 ※1きただにさんが歌われた2006年版「妖怪人間ベム」オープニング「Justice of darkness~妖怪人間ベムのテーマ」 
 影山さん「それか『太陽のtransform!!(※2)』」 
 きただにさん「それー! 」 
 ※2きただにさんが歌われた「トランスフォーマー スーパーリンク」オープニング。 
・影山さん「みんながカバーやってたんで、オレもカバーやります。オレの愛してやまないバンドで、特撮とかも歌ってるんすよ。 
     でもねこの曲コーラスが必要なんですけど、バンドの皆はコーラスする気が無い。まずマイクがトーク用のしか無いもん} 
 観客笑。

 

07:ULTRA HIGH/影山ヒロノブ 
-MC-

 

影山さんが歌われたのは特撮「ウルトラマンダイナ」よりご自身がボーカルのバンドLAZYが手がけた二代目エンディング。 
へヴィでラウドな曲調の中、全力のパフォーマンスで観客を盛り上げる影山さん。後半のシャウトは実にシビれました。 
今回まさかこの曲を聞く事が出来るとは思ってもみなかったのでとても嬉しうございました。

 

・ここで出演者のみなさん全員がステージにご登場。 
・改めて「アニぱら音楽館」の思い出話を交えながら出演者の皆さんから一言ずつコメント。 
・Geroさん「ニコニコ動画にも番組のチャンネルがあるんですけど、自分が出始めた最初の頃は辛辣なコメントばかりだったんですけど、 
     最近は『Geroちょっとマシになってきたじゃねえかー』という様なコメントをもらえるようになりました」 
・atsukoさん「正直、私はテレビで歌うのがすっごく苦手でした。どこを向いていいのかわからないし、カメラ怖いし。 
      でも番組に出だしてから少しづつテレビで歌う事に慣れてきました。 
      もし、どこかのテレビで私が楽しそうに歌っていたら、それは『アニぱら音楽館』のおかげです!」 
・YOFFYさん「プロとしての厳しさを『アニぱら音楽館』で教わりました。キーが合ってようが合ってなかろうが歌えという……」 
 観客笑。 
 YOFFYさん「この番組がなかったらって考えただけで怖いです。『アニぱら音楽館』がなかったらサイキックラバーは存在していません!」 
・JOEさん「今の自分は半分以上『アニぱら音楽館』で出来ているといっても過言ではないです。 
     バンドメンバーの皆さんなんですけど、須藤さんは何も怒ってくれないんです。山本さんも。それがコワい。」 
 影山さん「いやっ、山本っさんは別の事考えてると思う」 
 観客笑。 
 JOEさん「ガンタさんは演奏中にバスドラで怒ってくれるんですよ。これが勉強になるんですよ。感謝しかないです」 
・遠藤さん「レギュラーになる前からにいさんと一緒に番組に出させてもらってましたから、 
     自分のアニソン人生は『アニぱら』と一緒でした。自分の中のライフワークと言っていい位の位置にある番組でした。 
     終るのは凄く淋しいですけど、『アニぱら音楽館』に出会えた事が誇りです。 
     ……もし、どこかのテレビで私が楽しそうに歌っていたら、それは『アニぱら音楽館』のおかげだと」 
 観客笑。 
 Geroさん「これデジャブですね」 
 きただにさん「ええこと言う~」 
 atsukoさん「さすが長く歌ってる人はイイ事いいますねー」 
 遠藤さん「そして今の自分は半分以上『アニぱら音楽館』で出来ているといっても過言ではないです」 
 観客笑。 
 Geroさん「まただ!」 
 きただにさん「ぐっときた!」 
・影山さん「オレが今年でデビューして40年になるから、その1/3は『アニぱら音楽館』をやってたんだと思うと感慨深いです。 
     いろんな場所にも行きましたし、レギュラーも変わっていきましたけど、ここまで続けてこられたのは最高な事だと思います。 
     番組は終わってしまうけど、ここで学んだ事は絶対他の現場でも行かせると思うんで、これからも頑張っていきたいと思います」 
・きただにさん「レギュラーメンバーが変わるという時に『おっ! やっときたでぇ、オイ』と思ったけど違う方がレギュラー入りしたり……」 
 影山さん「えっ、自分入れると思ってたの?」 
 きただにさん「そりゃあまあね。でも"永遠の準レギュラー"を貫けたのは嬉しかったです」 
 影山さん「じゃあGeroとかがレギュラーに加わったときはどうやった?」 
 きただにさん「……ん、そりゃあ、……まぁ」 
 Geroさん「もう、いいじゃないですか」 
 atsukoさん「最後にしこりが残っちゃう」 
 観客笑。

・更にバンドの皆さんも一言ずつコメントをもらう事に。 
・山本さん「今までいろいろありましたけど、毎回プレッシャーで。でもこの番組のおかげで鍛えられました」 
 影山さん「だってリハーサル無し。すぐ本番やもんなぁ」 
 山本さん「他の現場ならまず無いですよね」 
・ガンタさん「緊張の連続だったんですけど、それが経験でほぐれてきて音楽に集中できるようになったのも『アニぱら』のおかげです」 
 YOFFYさん「なんか音楽版"虎の穴"みたいですね」 
・須藤さん「終わってしまうのは残念ですけど、一つの節目として次へと羽ばたいていきたいと思います」

 

08:CHA-LA HEAD-CHA-LA/影山ヒロノブ 遠藤正明 サイキックラバー atsuko Gero きただにひろし

 

ラストは影山さんが歌われたアニメ「DRAGON BALL Z」よりオープニングを今回の出演者全員で。 
影山さんをメインに全員で歌われる中、サビの部分では遠藤さん、きただにさん、YOFFYさんがコーラスをされているのが印象的でした。 
最後は影山さんの「長い間ありがとう!!」の一言で締めくくられました。

拍手の中、バンドの皆さんもステージ前方に合流され、そのまま出演者全員がステージを降り、 
客席中央の通路を通り、観客とハイタッチを交わしながらご退場されていきました。

 

-アンコール- 
-MC-

 

観客に寄る見送りの拍手が手拍子へと変わり、アンコールへ。 
しばらくすると「いやぁ、まいったなぁ」という声で影山さんを筆頭に出演者の皆さんが再びご登場されました。 
更に、影山さんの提案で出演者全員と観客とで記念撮影が行われました。

 

・遠藤さん「せっかくなんで、もう一曲歌いましょうよ。にいさん」 
 影山さん「でもぉ『ウィーアー!』は断られちゃったしぃ」 
 Geroさん「版権的にNGだそうですよ」 
 きただにさん「んのぉおうい!!」 
 観客笑。 
 遠藤さん「にっひひひひ。冗談はさておき、ホントに曲を用意してなかったんですよ。だから……もう一回『ULTRA HIGH』」 
 観客拍手。 
 Geroさん「キー4っつ上げで」 
 影山さん「やめてぇー。さっき頑張りすぎて明日のレコーディングとばしたんやから」 
 YOFFYさん「じゃあ、チケパラ(※3)で踊りますか?」 
 観客「ぉぉおぉおおおおぉおおお」 
 ※3「Ticket to the Paradise」。「アニぱら音楽館」二代目オープニング。 
   影山さん、遠藤さんと当時レギュラーだったYOFFYさん、下川みくにさんがダンスを交えて歌われていました。 
 影山さん「ちょうどさ、さっきオープニングでちょっとミスったやん? 『うちゅぼく』やらへん?」 
 遠藤さん「これがオープニングとして流れるかもしれませんね」 
 観客笑。

09:宇宙は僕らを待っている/影山ヒロノブ 遠藤正明 サイキックラバー atsuko Gero きただにひろし 
-MC-

 

「アニぱら音楽館 ~ラストライブ~」そして「アニぱら音楽館」を締めくくるのは「宇宙は僕らを待っている」。 
前向きな歌詞と少し寂し気な曲調は、番組が終わってしまう名残惜しさと重なる部分があり、 
特にみなさんの「みんな集まれ 共に行くんだ」での振り絞るような合唱は心にグッとくるものがありました。 
手話を交えた「I Love you. I need you.」の繰り返しはとても穏やかな心地になり、和やかな幕引きとなりました。

 

影山さん「番組が終るのは淋しいけど、オレ達が残した足跡は必ずこの業界、この国に残っていくと思います。 
      今までサポートしてくれて、本当にありがとうございました!!」

 

観客が拍手を送る中、ステージを降りた出演者の皆さんは客席中央の通路観客通りご退場されていきました。 
最後にスタッフの方がご挨拶されると再び拍手が贈られ、「アニぱら音楽館 ~ラストライブ~」は終了となりました。

アニメソングが今ほどの大規模なビジネスになる少し前に始まった「アニぱら音楽館」。 
それぞれの持ち歌の他に番組ならではの楽曲のカバーやセッションが見所だっただけに、 
今回のラストライブもカバーとセッションをメインに据えた選曲で、最後まで「アニぱら音楽館」ならではを打ち出された印象。 
アニソンムーヴメントを黎明期から支え続けた番組の終了は実に名残惜しいですが、 
ラストは意外な曲づくしで明るく和やかで番組"らしさ"を感じました。ありがとうございました。

 

 

補足

 

・お猿のような息づかいできただにさんに絡むのがお気に入りのご様子な影山さん。

 

・きただにさん「心のサイリウムの方を振って下さいね」

 

・Geroさん「僕はレギュラーになって4年くらいなんですけど、最初の方は緊張してほとんど覚えて無いんですよ」 
 観客笑。 
 YOFFYさん「そんなGero君が『修学旅行スペシャル』では司会をしてるんだもん。凄いよねぇ」 
 きただにさん「あん時は暴風雨でさぁ、YOFFYの前髪すごかったなぁ」 
 Geroさん「ずっと長めにモザイクがかかってましたもんね」 
 YOFFYさん「まさか久々に番組に出させてもらってあんな扱いになるとはねっ」

 

・Geroさん「僕が歌ってる間、みなさんが大人しいと、テレビも向こうの方は全然盛り上がってない様に見えるんです」 
 観客笑。 
 Geroさん「いいですか、みなさんにも、責任があるっていう話をしていますよ? ……僕の方が緊張してきましたけど」 
 観客笑。

 

・atukoさん「遠藤さんってもの凄いカッコイイじゃないですかぁ?」 
 遠藤さん「おぅ、なんぼ欲しいねん」 
 atukoさん「5000円!!」 
 きただにさん「生々しいなぁ!」

 

・atukoさん「遠藤さん、一緒に歌うとすっごいハモってくれるんですよ」 
 きただにさん「大丈夫? 主メロ歌う時、ヤバいくらいハモってきますから。下手したらもってかれますよ」 
 遠藤さん「ハモり入れると歌えなくなるって言われたのわっしー(※鷲崎健さん)くらいだよ」 
 きただにさん「でもなんかわかる」 
 観客笑。

 

・「修学旅行スペシャル」ではナレーションを担当されたきただにさん。山口訛りに苦労されとか。 
 遠藤さん「東北の人は遠慮しちゃって訛りを消しちゃうんですよ。ねえ健さん」 
 須藤さん「ハイ!」 

 

・YOFFYさん「今でこそ歌詞はモニターで出ますけど、最初の頃はスタッフさんがでっかい模造紙に手書きで書いてくれてたんですよ」 
 影山さん「あったあった。懐かしぃ~」 
 きただにさん「その当時にオレも何度か出してもらってたけど、紙の折り目の所の歌詞がくると『ぎゃあああああああ』ってなる」 
 観客笑。

 

・遠藤さんの甥っ子さんがいらっしゃっている。

 

・きただにさん「『アニぱら』は僕が"きただにひろし"としてソロでデビューした時と同じくらいに始まったんですよ」 
 影山さん「へぇ、そうなんやぁ」 
 きただにさん「だから当時、何度か出させてもらってるんですけど、当時は収録が朝の8時に始まってましたよね」 
 影山さん「そうそう、朝早いの。それでたまに遠藤君なんて飲み屋からそのまま来てたからね」 
 観客笑。 
 きただにさん「内容もちょっと違いましたもんね」 
 影山さん「確か、おたっきぃ佐々木の講座とかあったもんね。まだバンド演奏じゃなかったし。 
     それで一回、朝が早くてゲストの堀江美都子さんに『影ちゃん、あたし横浜から朝何時に出るか知ってる?』って 
     収録前に軽く怒られて事もあったね。ナハハハハ」 
 観客笑。

 

・幼稚園で"いい右"をもらった出前アコギ。

 

・ドッキリ企画が一番の思い出のきただにさん。いまいち覚えていない影山さん。

 

・遠藤さん「こう隠すと、いろんなお店……すみません。これキッズステーションでした」 
 YOFFYさん「そうですよ。気をつけてください」

 

・ラスト「宇宙は僕らを待っている」の「I Love you. I need you.」の繰り返しの際に 
 観客を笑顔で見渡している影山さんが印象的でした。

 

・Geroさん「最後にスタッフのみなさんにも拍手を!」

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