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スーパー戦隊"魂"XI 2017 東京 "20世紀編"
17.11.5 Zepp Tokyo

 

出演/ささきいさお 堀江美都子 MoJo 串田アキラ 宮内タカユキ 嶋大輔 
    佐藤健太 鈴木けんじ New Jack 拓郎 風雅なおと 石原慎一 
    (主題歌発表順)

 

司会/ショッカーO野

 

コーラス/アップルパイ(平山佳代子 杉山小絵子) ザ☆カインズ(貴日ワタリ 常見弘士 斉藤淳一) 
演奏/Super Rescue BAND(G.&Ag.鍋嶋圭一 Ba&Key.吉岡満則 Dr.岩田"GUNTA"康彦 Key.松原ひろし) 
    Z旗horns(Tr.Akuzawa Tr.KENITO Tb.Ozaki Sax&Fl.Chouemon)


 

特撮作品の中でも大きな柱の一つとなっている「スーパー戦隊」シリーズ。 
40作品以上続いているスーパー戦隊シリーズの楽曲のみで構成されるライブシリーズ「スーパー戦隊"魂"」。通称SSS。

オープニング、エンディング曲はもちろん、アクションソングやロボットソング等の挿入歌も多く披露される本ライブは 
2004年以来、毎年秋に開催されており、現在、東京公演は"21世紀編"、"20世紀編"と作品の年代別での開催されています。

今回は11回目を数えるスーパー戦隊"魂"の東京公演二日目"20世紀編"のレポートです。


"20世紀編"はスーパー戦隊シリーズの礎を築いた時代。歌われている方々も一騎当千の強者揃い。 
数十年の単位で歌い続けられてきた方々なだけに、とても個性の強さをお持ちの方ばかりです。

 

会場はお台場にあるライブハウスZepp Tokyo。 
入場するとステージ後方壁面には「SUPER SENTAI SPIRITS IX 2017 TOKYO×OSAKA」ロゴがあしらわれた旗が掲げられ、 
その旗の元のステージ上にはバンドブースが前方に、客席向かって左側の後方にコーラス、

右側にホーン隊それぞれのブースが用意されていました。

 

-MC-

 

そろそろ開演時間という頃合いになると 

「本日はご来場いただき誠にありがとうございます。よいこのお友達、お待たせしました。スーパー戦隊"魂"、はじまります!」 
というアナウンスがあり、そのまま声の主である司会のショッカーさんがご登場。バンドの皆さんも登場され各々準備をはじめられました。

ショッカーさん「ハイッどーもー! っぱ! こんなんでましたけどー! よろしくおねがいしまーす!」 
観客「ぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおお」

ショッカーさんが走って登場されると、現東京ドームシティGロッソ、旧後楽園ゆうえんちの野外劇場およびスカイシアターにおける 
ヒーローショーの名物司会者の"ヒロちゃん"こと、この年に逝去された、

なりた洋さんを彷彿とさせるハイトーンで流れるように進行されます。

 

ショッカーさん「ゴメンねみんな待たせちゃってー。まずはボクとみんなで元気よくご挨拶したいと思います。 
        ボクがねー『こんばんわー』っていったらみんなも元気よく『こんばんわー』ってお返事してくださいねー! 
        みんなーわかりましたかー? わかったおともだちは元気よく『はーい』ってお返事してくださいね。わかりましたかー?」 
観客「はーい」 
ショッカーさん「あーもっと元気に大きな声でわかったかぁあああああ」 
観客「はーーーーーい」 
ショッカーさん「よいこのお友達、こんばんわぁああああ」 
観客「こんばんわぁああああああ」

ショッカーさん「元気ですかぁああああ?」 
観客「ぉぉぉぉぉおおおおおおおおおお」 
ショッカーさん「魂は燃えているかぁああああ?」 
観客「おおおおおぉぉぉぉぉおおおおおおおおおお」 
ショッカーさん「スーゥパーァ戦隊ぃィイイイ!!?」 
観客「スピリィイイイイイイイイィイイイイイイイイツ!!」 
ショッカーさん「ようこそいらっしゃいましたっ!」

・観客との掛け合いが終わるとバンドの皆さんが登場され、それぞれのブースで用意をはじめられていました。 
・「スーパー戦隊"魂"」の歴史を振り返り。隔年が通年に。そして東京公演は二日間開催に。 
・ショッカーさん「昨年、10回目という節目を迎え、今回は東京二日間、大阪公演と三公演の全ての構成を変えようと」 
 観客「おぉぉおお」 
 ショッカーさん「やっぱりね毎回全く同じだと、一曲目が歌われたら大体予想がつくじゃないですか。今日はそうはいかないよと」 
 観客「おぉぉおぉぉおおおおおお」 
 ショッカーさん「どんな風に我々が攻めていくのか、楽しんで頂ければと思います」 

ショッカーさん「さぁ、心の準備はいいですかぁあああ!!?」 
観客「ぉぉぉおぉおおおぉぉおおおお」 
ショッカーさん「準備はいいかぁぁあああああぁああぁああああああ!!?」 
観客「ぉぉぉおぉおおおぉぉおおおおおおおおおおおお」 
ショッカーさん「スーゥパーァ戦隊ぃィイイイ!!?」 
観客「スピリィイイイイイイイイィイイイイイイイイツ!!」 
ショッカーさん「はじまりまぁああああああす!!!」

 

00:とべ! ゴレンゴーカイオー/SE 
01:進め! ゴレンジャー/ささきいさお 堀江美都子 
-MC-

 

ショッカーさんが退場されると、映画「劇場版 ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦」より、 
ゴレンジャーの大いなる力で海賊合体ゴーカイオーがパワーアップしたゴレンゴーカイオーのテーマが流れ、いよいよ開演です。 
エンジン音と爆音から高らかに始まったのは、スーパー戦隊シリーズの一作目「秘密戦隊ゴレンジャー」よりオープニング。 
ささきいさおさんと堀江美都子さんは赤を基調とした衣装で勇ましく歌われ、実に華やかなライブの幕開けとなりました。

 

・いさおさん、堀江さんにショッカーさんが合流。 
・打ち合わせをしたわけでもないのに衣装が揃うお二人。ショッカーさんも。 
・改めてお二人をご紹介。 
・「かわいいー」コールに「そろってるねぇ~」と堀江さん。  
・近年は"御大"と呼ばれていたいさおさんでしたが、今回のコールは久々に「大王」でした。 
・ここで「ゴレンジャー」のEPレコードを取りだされたショッカーさん。 
・いさおさん「当時はこんなに長い間続くとは思わなかったよね。皆さんのおかげです」

・いさおさん、堀江さんを見送られ、ショッカーさんお一人に。 
・ショッカーさん「さぁ、続いてはゴージャスにいきたいと思います!!」 
 観客「ぉぉっぉおおおおおぉおおお」 
 ショッカーさん「人の命は地球の未来! 燃えるレスキュー魂! 『救急戦隊ゴーゴーファイブ』!!」

 

02:救急戦隊ゴーゴーファイブ/石原慎一 
03:超巨大ロボ!! グランドライナー/石原慎一 
-MC-

 

颯爽としたステップで軽やかに石原慎一さんが登場され、続いては「救急戦隊ゴーゴーファイブ」よりオープニング。 
一挙手一投足がスマートなステージングとパワフルな歌いぶりで観客を魅了した後は、連結合体グランドライナーのテーマへ。 
石原さんのじわじわとテンションが上がっていく歌いぶりはもちろん、間奏でのガンタさんのドラム演奏にも圧倒されました。

 

・石原さん「いつもの『スーパー戦隊"魂"』だとはじまってから二時間後位が出番なんですけど、 
     今日は最初の方なんで急いで着替えたり支度してましたね」 
 観客笑。 
 石原さん「でもね。負けてられないですよ!! "21世紀編"には!!」 
 観客「おぉぉおおぉおおおおおおお」  
 石原さん「まぁ、ちょっと仲間に入りたいなとも思うんですけれど」 
 観客笑。 
・石原さん「昨今、地球の平和から遠ざかってる様に感じますが、今こそ、みんなで地球の明日を守って行こうと強く思いますね。 
     そんな思いを込めて次の曲を。改めて高山君は上手いですね。

     彼みたいに爽やかではないんですが、石原バージョンでお届けします」

 

04:この星を この街を/石原慎一 
-MC-

 

「ゴーゴーファイブ」より高山成孝さんが歌われ、2013年の「SSSVII13 20世紀編」で石原さんがカバーされたエンディング。 
からりとしながらも優しさを感じる石原さんの歌いぶりは、高山さんとはまた違った魅力。とても爽やかな心地になりました。

 

・石原さんを見送りながらショッカーさんがご登場。 
・ショッカーさん「あと二曲くらい歌ってもらったらズボンくらいは脱いでくれたかな?」 
 観客笑。 
 ショッカーさん「さぁ、慎ちゃんが来たらこの方。今宵も優雅に舞ってもらいましょう! オレたちメガ!! 『電磁戦隊メガレンジャー』!!」

 

05:電磁戦隊メガレンジャー/風雅なおと 
06:電磁合体! ギャラクシーメガ/風雅なおと 
-MC-

 

エキゾチックなエスニックファッションの風雅なおとさんが登場され、まずは「電磁戦隊メガレンジャー」よりオープニング。 
ステージ中をくるくると回転される風雅さんは、軽快な曲調を小気味よく歌われ、続いて電磁合体ギャラクシーメガのテーマへ。 
曲が盛り上がっていくにつれ、勢いよくダイナミックに伸びやかになっていかれる風雅さんの歌いぶりは実に痛快でした。

 

・風雅さん「ひゃぁーあ。どうもありがとうございます。『ギャラクシーメガ』はこの年で歌えるかなと思ったんですけど、 
     ペース配分して動くのを自重しようと思っていたのですが、最近くるくる回るのが売りになりつつあるので……」 
 観客笑。 
 風雅さん「もう自分で自分の首を括っている様ですね。あ、自己紹介してませんでしたね。カモン・スネークです」 
 観客笑。 
 風雅さん「もしくは香港で怪しいものを売っている密売人です。ふふふ。風雅なおとです」 
 観客拍手。 

  
07:気のせいかな/風雅なおと 
-MC-

 

イントロと共に観客に手拍子を促しながら歌われたのは、「メガレンジャー」よりエンディング。 
やわらかかく、聞いている人に寄り添うように優しい風雅さんの歌声で、会場全体がとても晴れやかな空気に包まれました。

 

・風雅さんと入れ替わりにショッカーさんがご登場。 
・ショッカーさん「昭和の時代にはああいった感じの魔術師みたいな悪役がいましたね」 
 観客笑。 
 ショッカーさん「なんかアラビアなイメージですが……次はアラビアじゃなくて中国に行きましょう」 
 観客「おぉぉおおおおおおおおおおおぉおおおお」  
 ショッカーさん「二年連続であのあんちゃんに登場してもらいましょう! New Jack 拓郎さん!! 『五星戦隊ダイレンジャー』!!」

 

08:五星戦隊ダイレンジャー/New Jack 拓郎 
-MC-

 

「オイオイ、今年は随分お行儀がいいじゃねえか?」と観客を煽りながらNew Jack 拓郎さんが登場され、

「五星戦隊ダイレンジャー」よりオープニング。 独特のハスキーな歌声はライブだとより高揚感を誘います。

心なしか「シシレンジャー」の部分に力が込められていた様に感じました。間奏ではショッカーさん渾身の名乗りも。

 

・拓郎さん「今年はお行儀がいいとか失礼なこと言っちゃってすみませんでした。New Jack 拓郎です」 
 観客笑。 
 拓郎さん「例年は『またせたなぁ……』とか言ってたんですけど、今日出番早いでしょ? 待ってないじゃん? いろいろ考えたんだよぉ」  
 観客笑。 
・拓郎さん「最近さ、SNS流行りじゃない? オレ、最初にこのライブシリーズに出た時も、

     ここから『マイミクになって下さい』って言ってたんだけどさ。 
     どんだけSNS大好きなんだって思うじゃない? はーいSNS大好きでーす! 大好物でーす!」 
 観客笑。 
 拓郎さん「ちなみにtwitterでオレの事、フォローしてない人? …………おぉ、いるじゃん。……ハイっ。大っ嫌いでーす」 
 観客笑。 
 拓郎さん「一週間以内に嫌なことがおきます。例えば水がちょっと入ってる長靴で歩かなきゃいけないとか」 
 観客笑。 
・拓郎さん「じゃあ、次の曲。わかってんでしょ? 『俺たち無敵さ!!』」 
 観客「ダイレンジャー!!」 
 拓郎さん「……中途半端。揃わないなら揃わないでコケられるけど、揃ってるし。……下手かっ!!」 
 観客笑。 
 拓郎さん「もう一回 『俺たち無敵さ!!』」 
 観客「ダイレンジャぁあぁあああああ!!」

 

09:俺たち無敵さ!! ダイレンジャー/New Jack 拓郎 
-MC-

 

続いて拓郎さんが歌われたのは、同じく「ダイレンジャー」よりエンディング。拓郎さんの扇動でコーラスの皆さんと観客とが 
一緒になっての「ハッハッハッハッ!」の掛け声はライブならではの迫力でした。

最後に拓郎さんは被られていた帽子を客席に放り投げて退場されました。

 

・拓郎さんの背中を見送りながら「言葉遣いは悪いけど良い人です」といいながらショッカーさんがご登場。 
・この時のショッカーさんのTシャツは「恐竜戦隊ジュウレンジャー」のアメリカ輸入盤「パワーレンジャー」のレッドレンジャー。 
 ショッカーさん「さぁ、何が歌われるのか、まったく予想が出来ません!!!」 
 観客笑。 
 ショッカーさん「……『パワーレンジャー』も映画化され、今や全米の、世界のヒーローとなっています。 
        ですが、全ての原点はこの作品。佐藤健太さんの登場です。『恐竜戦隊ジュウレンジャー』!!!」

 

10:恐竜戦隊ジュウレンジャー/佐藤健太 
11:地球戦隊ファイブマン/鈴木けんじ 
-MC-

 

荘厳で神秘的なイントロが続く中、静かに佐藤健太さんが登場され、「恐竜戦隊ジュウレンジャー」よりオープニング。 
ポジティブで優しく頼もしい健太さんの歌いぶりは、生で聞くと「ジュウレンジャー」に夢中だった当時が思い出されてグッときました。 
健太さんに続いて、ゆっくりと鈴木けんじさんが登場され、「地球戦隊ファイブマン」よりオープニング。 
なめらかで柔らかな鈴木さんの歌いぶりを受けて、観客が「1・2・3・4・5」や「Wow wow wow wow」等での拳の上げっぷりも壮観でした。 
  

・鈴木さん「こんばんはぁ。鈴木けんじですぅ。『ファイブマン』て小学校のセンセですよね。この中に小学校のセンセっていらしゃいます? 
     ……おぉ、いらっしゃいましたか。名前なんて言うんです?」 
 観客笑。 
 鈴木さん「●●●さん。……何年生の担任してるんです? ●年生。そうですか。じゃあ五人きょうだいの方ていらっしゃいます?」 
     ……おぉ、いらっしゃいますか。名前なんて言うんです?」 
 観客笑。 
 鈴木さん「○○○さん。……ウチにアーサーとかいてました?」 
 観客笑。 
 鈴木さん「いてない。……お父さんが博士とか? 死んだと思ったら生きてたとか?」 
 観客笑。 
 鈴木さん「そうですかぁ。でもきょうだいっていいですよねえー『ブラザー・ブラッド』」

 

12:ブラザー・ブラッド/鈴木けんじ 
-MC-

 

鈴木さんの滑らかなトークから流れるように曲紹介をされたのは「ファイブマン」より「ブラザー・ブラッド」。 
小気味の良い曲調に鈴木さんのノリの良い爽やかな歌声に応えるようなコーラスの皆さんの合いの手が勇ましうございました。

 

・昨年の「SSSX16 20世紀編」で石鹸が入った洗面器を持ったお爺さんを電車で見かけたというお話をされた鈴木さん。 
 鈴木さん「その後、あのお爺さん、見た方いらっしゃいます?」 
 観客笑。 
 鈴木さん「……いらっしゃいませんか。まあ、続編という訳ではないんですけど、電車シリーズで。 
     この前、電車に乗っていたら車いすに乗ったお婆ちゃんが入ってきたんですよ。 
     そしたらおもむろに自分で書いた歌詞を取りだして、

     替え歌を大声で歌い始めたんですよ。まぁ内容は社会批判だったんですけど」 
 観客笑。 
 鈴木さん「……もし、見かけたらご一報ください『ファイブマン・愛のテーマ』」

 

13:ファイブマン・愛のテーマ/鈴木けんじ 
-MC-

 

再び鈴木さんの滑らかなトークからするりと曲紹介が行われ、はじまったのは「ファイブマン」よりエンディング。 
鈴木さん独特のやさしさの中にほのかに香る色っぽさは抱擁感たっぷり。観客も穏やかな心地で聞いている様子でした。

 

・鈴木さんを見送りながらショッカーさんがご登場。 
・ショッカーさん「さぁまだまだ前半戦なんですが、ここからは『スゥッパァアアアアアア新堀タァアァアアアアアアイム!!』」 
 観客「おぉぉおおおお」 
 ショッカーさん「先程の『ファイブマン』もそうでしたが、これから歌われる作品のレッドはほとんど新堀和男さんが演じられています。 
        スーツアクター界のレジェンドが演じられていたレッドの素顔は、続いて登場するこの方、佐藤健太さんです!!」 
 観客「おぉぉおおおおおぉおぉおおおお」 
 ショッカーさんと入れ替わりに黒のロングコート姿の佐藤健太さんがご登場。 
 健太さん「みんないくぞぉっ! 高速戦隊っ!!」 
 観客「ターボレンジャァアアアアアア!!」

 

14:高速戦隊ターボレンジャー/佐藤健太 
-MC- 
15:心よ しなやかに舞え!/佐藤健太 
-MC-

 

レッドターボ/炎力役の健太さんの掛け声からはじまった「高速戦隊ターボレンジャー」よりオープニング。 
スピード感ある曲調の中、はつらつとした歌いぶりの健太さん。二番になると黒いコートを颯爽と脱ぎ捨て、当時の炎力の衣装に加え、 
変身アイテム・ターボブレスを身に着けられたお姿になると、観客から大歓声。ラストに「レッドターボ!!」とポーズで構えて絞められました。 
そして毎回挿入歌を歌うように心掛けているという健太さんが今回選出されたのは、「ターボレンジャー」より「心よ しなやかに舞え!」。 
テンポの良さが緊張感を誘う本曲を健太さんは持ち前のさわやかで弾ける様な歌いぶりで披露されていました。

 

・健太さん「今日の楽屋はね、串田さんとMoJoさんと宮内さんと嶋さんと一緒なんですよ」 
 観客「ぉぉおおぉおおお」 
 健太さん「まぁ、MoJoさんはいつも通りのあんな感じだったんですけど、嶋さんが『ジュウレンジャー』を口ずさんでくれたんですよ。 
     『今度イベントで「ジュウレンジャー」歌ってくださいよ』って言ったら

     『どちらかというと「ジグザグ青春ロード」の方が好き』ですって」 
 観客笑。 
 健太さん「僕ね『ターボレンジャー』のオーディションで歌ったのが影山ヒロノブさんの『聖闘士神話~ソルジャー・ドリーム~ 』と 
     嶋さんの『あしたに生きるぜ!』だったんですよ」 
 観客「おぉおおおおぉおおおおおお」 
 健太さん「受かるわけないと思ってたんですよ。だってプロの歌手の人もオーディション来てましたから。でも受かったんですよ。 
     こうして引退もしないで皆さんの前に出てていられるのは主題歌を歌ったからだと思ってます。

     これからも出来る限り歌い続けていきます」 
 観客拍手。

 

16:ジグザグ青春ロード/佐藤健太 
-MC-

 

続いて健太さんがラストに歌われたのは、「ターボレンジャー」よりエンディング。 
ポジティブに晴れやかに歌われる健太さんは実に青春的。後半のサビ部分では観客にマイクを向けられ大合唱となりました。

 

・健太さんを見送りながらショッカーさんがご登場。 
・ショッカーさん「健太君がオーディションで歌ったという歌、じゃあご本人に歌って頂こうじゃないですか!」 
 観客「ぉぉぉおおおおおおおおおぉおお」 
 ショッカーさん「嶋大輔さんのご登場です!! 『あしたに生きるぜ!』」 
 

17:あしたに生きるぜ!/嶋大輔 
-MC-

 

昨年の「SSSX16 20世紀編」に引き続き、レッドファルコン/天宮勇介役の嶋大輔さんがご登場。

まずは「超獣戦隊ライブマン」よりエンディング。 嶋さんのシャープな歌声を受け、

「Wow Wow Wow Wow」と合いの手を入れる観客の声は、昨年に比べて勢いが強まったよう感じました。

 

・嶋さん「昨年に引き続いて呼んで頂きました。その時に凄く皆さんから元気をもらいました。 
    本当は僕達が皆さんに元気を与えなきゃいけない立場なのに、もう、"涙腺爆発ファイヤー"になってしまいまして」 
 観客拍手。 
 嶋さん「ただでさえ歌詞もうろ覚えだったのに、皆さんの熱気に頭の中が真っ白になっちゃいました」 
 観客拍手。 
 嶋さん「次の曲、オープニング行くと思うでしょ?」 
 観客「おぉおぉおおおぉ?」 
 嶋さん「違うんだなぁ」 
 観客「おぉおぉおおおぉおおおおぉおおお」 
 嶋さん「『美しきドリーマー』聞いてください」

 

18:美しきドリーマー/嶋大輔 
-MC-

 

今回が初披露となる「ライブマン」より、からりとした爽やかな曲調と嶋さんの青春的な歌声が魅力の「美しきドリーマー」。 
嶋さんは途中、歌詞を忘れてしまった場面もありましたが、それが逆に観客に火をつけ、より一層盛り上がっていました。

 

・ショッカーさんが合流され、改めて嶋さんをご紹介。 
・ショッカーさん「皆さん是非ね。ライブが終わったら『嶋さんが「美しきドリーマー」歌ってくれた』ってtwitterでつぶやいてください」 
 嶋さん「で、『歌ったはいいけど歌詞間違えた』って加えておいてください」 
 観客笑。 
 嶋さん「ホントにね。レコーディングした時以来なんですよ。歌ったの」 
 ショッカーさん「ということは、生で聞いたのはみなさんが初めてなんですよぉおおおお」 
 観客「ぉぉおおおぉおおぉおおおぉおおお」 
・ここで昨年好評だった変身の再現を再び。嶋さんによる変身ポーズからショッカーさんがレッドファルコンの名乗りをされ、 
 それに合わせて嶋さんが声を当てられると、観客大歓声。

・ショッカーさん「それでは、いよいよ、あの曲を歌って頂きたいと思います。 
        友よ! 君たちはなぜ、悪魔に魂を売ったのか!? 『超獣戦隊ライブマン』!!」

 

19:超獣戦隊ライブマン/嶋大輔 ナレーション:ショッカーO野 
-MC-

 

ショッカーさんによるナレーションを受けて始まったのは「ライブマン」よりオープニング。 
嶋さんはそれまで着られていたジャケットを脱がれ、パワフルに歌われており、

時折観客にマイクを向け、歌う様に扇動する場面もありました。

 

・嶋さんを見送りながらショッカーさんがご登場。 
・ショッカーさん「こんな日が来るなんてね。……嶋大輔だよ!? 
        ……"シマダイスケ"っていったら『ライブマン』の嶋大輔さんか、『宇宙戦艦ヤマト』の島大介ですからね?」 
 観客笑。

・ショッカーさん「いよいよ後半戦です。後半戦は魂の三兄弟のご登場です!!」 
 観客「ぉおぉおおぉおおおおおお」  
 ショッカーさん「まずは三男坊、宮内タカユキさんのご登場です!! 『超電子バイオマン』!!」

 

20:超電子バイオマン/宮内タカユキ 
-MC-

 

近未来的なイントロと共にゆっくりと登場された宮内タカユキさんが歌われるのは、「超電子バイオマン」よりオープニング。

間奏ではショッカーさんが名乗りで彩を添えられました。 痩せられたご様子の宮内さんでしたが、

今夏の「スーパーヒーロー魂2017 "夏の陣"」の際よりもお声は強く出ている印象を受けました。

 

宮内さん「ありがとぉう。みんなのおかげで元気になったよ」 
観客拍手。 
宮内さん「次の曲は戦隊"魂"では初めて歌います。『Blue Togetherness』」 
観客「おぉおぉおぉぉ」

 

21:Blue Togetherness/宮内タカユキ 
-MC- 
22:バイオミック・ソルジャー/宮内タカユキ 
-MC-

 

「バイオマン」の挿入歌であり、Vシネマ「百獣戦隊ガオレンジャーvsスーパー戦隊」でも使用された「Blue Togetherness」。 
シリアスに歌われる宮内さんの姿に、観客はじっくりと見入り、聞き入っていました。

続いての「バイオマン」のエンディングでは雰囲気一変。 イントロの小気味良いサックスに誘われるように明るく。

観客は手拍子で宮内さんを後押ししていました。

 

・宮内さんを見送りながらショッカーさんがご登場。 
・ショッカーさん「『バイオマン』の曲を聞くと、新帝国ギアに洗脳されていた事を思い出します」 
 観客笑。 
 ショッカーさん「さぁ、三男の次は次男。M・o・J・o!! MoJoさんのご登場で『大戦隊ゴーグルV』!!!!」

 

23:大戦隊ゴーグルV -オルタネートヴァージョン-/MoJo 
-MC- 
24:ストップ・ザ・バトル/MoJo 
-MC-

 

勇ましいイントロの中、元気よくMoJoさんが登場され「大戦隊ゴーグルV」よりオープニングの別テイクバージョン。 
比較的ライブで歌われる機会が多い曲だけに、MoJoさんとコーラスの皆さん、観客とのライブならではの一体感は抜群の安定感でした。 
「ステージは興奮するんだよ。楽屋にいるとナイーブで一言も話さないけどね」とジョークで観客を和やかにされた後は

「ゴーグルV」よりエンディング。 オープニングとは好対照にキリリとシリアスなMoJoさんの歌いぶりに、

ボーカリストとしての多様な表現力を体感できた思いでした。

 

・MoJoさん「戦隊を沢山歌わせてもらってこんなに幸せな事は無いよね」 
 観客拍手。 
 MoJoさん「年のわりには初期の頃の作品を歌ってるんだけどさっ」 
 観客笑。 
 MoJoさん「まだまだ爆発するぞっ! みんなも一緒に爆発だ! 『科学戦隊ダイナマン』行ってみよう!!」

 

25:科学戦隊ダイナマン/MoJo 
-MC-

 

続いては「科学戦隊ダイナマン」よりオープニング。MoJoさんの情熱的な歌いぶりに観客も盤石の盛り上がりを味わう事が出来ました。 
一番終わりの間奏ではショッカーさんの「科学戦隊」の名乗り、二番終わりはナベさんのギターソロが設けられ、

一層ステージが鮮やかに彩られました。

 

26:太陽戦隊サンバルカン/串田アキラ 
-MC-

 

軽快なイントロと共に串田アキラさんが登場され、「太陽戦隊サンバルカン」よりオープニングを爽やかに。 
頼もしさあふれる串田さんの歌声に合わせ、観客も大合唱する楽しさ。間奏のショッカーさんによる「太陽戦隊」の名乗りも軽やかでした。

 

・串田さん「いやぁ、いいねえ。おれは戦隊の"20世紀編"では唯一『太陽戦隊サンバルカン』しか歌ってないんだよなぁ。 
     この前、とある場所で共演した人が『太陽戦隊サンバルカン』大好きで凄く盛り上がっちゃってさ、でもみんなも凄いよね!」 
 観客「おぉぉおおおおおおぉおおおお」 
 串田さん「次の曲は、滅多に歌わない曲。『夢の翼を』」 
 観客「おぉぉおおおおおおぉおおおおぉおおぉおおおおおお」

 

27:夢の翼を/串田アキラ 
-MC-

 

続いても「サンバルカン」より、大空の様なおおらかさを感じるAkuzawaさんのトランペットのソロがたまらない「夢の翼を」。 
串田さんは柔らかく穏やかに歌われ、トランペットのソロではAkuzawaさん、

ギターのソロではナベさんを笑顔で見守られていたのが印象的でした。

 

・串田さんを見送りながらショッカーさんがご登場。 
・ショッカーさん「この時代の戦隊は現場にいましたからね。特に『ダイナマン』はヤバいですね。シッポ生えてきちゃう」 
 観客笑。 
・ここでショッカーさんが来場されているスーパー戦隊シリーズの関係者の方をさらりとご紹介。 
・「科学戦隊ダイナマン」ダイナブルー/島洋介を演じられた卯木浩二さん、 
 「科学戦隊ダイナマン」ダイナピンク/立花レイを演じられた萩原佐代子さん、 
 「超電子バイオマン」ピンクファイブ/桂木ひかるを演じられた牧野美千子さん、 
 「超電子バイオマン」二代目イエローフォー/矢吹ジュンを演じられた田中澄子さん、 
 「電撃戦隊チェンジマン」チェンジフェニックス/翼麻衣を演じられた大石麻衣さん、 
 「光戦隊マスクマン」レッドマスク/タケルを演じられた海津亮介さん、 
 「光戦隊マスクマン」イエローマスク/ハルカを演じられた永田由紀さん、 
 「恐竜戦隊ジュウレンジャー」タイガーレンジャー/ボーイを演じられた橋本巧さん、 
 「特捜戦隊デカレンジャー」デカマスター/ドギー・クルーガーの声を担当された稲田徹さん、 
 スーパー戦隊を多く監督されている竹本昇さん、 
 などなど早々たる方々が関係者席に。名前を呼ばれた際に観客に手を振ってくださる方も多くいらっしゃいました。

・ショッカーさん「さぁ、再び元気なあの方のご登場です。MoJoさんで『バトルフィーバーJ』!!」

 

28:バトルフィーバーJ -オルタネートバージョン-/MoJo 
-MC- 
29:明日の戦士たち/MoJo

 

コーラスの皆さんの軽快な「フィーバァッJ」と共にMoJoさんがご登場され、「バトルフィーバーJ」よりオープニングの別テイクバージョン。 
サビ部分でのMoJoさんと観客とが一緒に振り付けをする光景は壮観。

間奏ではバトルジャパンの上半身のご衣装でショッカーさんがご登場。 
ショッカーさんのご衣裳に観客もMoJoさんも驚く中、「バトルフィーバー隊」の名乗りを初披露されました。 
「今日は沢山歌わせてもらってるけど、続いては本邦初公開の曲です」とお話されてから「バトルフィーバーJ」より「明日の戦士たち」。 
MoJoさんとカインズの皆さんの勇壮で優しいな歌声が魅力。ソロライブでカラオケで聞く機会は多いですが、

Z旗ホーン隊の皆さんの生演奏で聞くとまた格別でした。

・MoJoさん「これまで、三人が順番に歌ってるね」 
 観客「おぉぉおおぉ?」 
 MoJoさん「じゃあ『伝説』歌おうかっ。みんなも一緒に歌ってねッ!」

30:伝説/串田アキラ MoJo 宮内タカユキ 
-MC-

 

続いては串田さん、MoJoさん、宮内さん"魂の三兄弟"によるVシネマ「轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊」よりエンディング。 
まずはMoJoさんがステージで歌われ、宮内さんがご自身のパートを歌いながらご登場。

串田さんも同じくご自身のパートを歌いながらご登場。 お三方ならではの個性豊かな歌声に合わせて観客も一緒になって歌い、

スーパー戦隊シリーズを讃えられました。

 

・串田さん「いやぁ、おれ達三人、歌い続けてよかったよね」 
 宮内さん「よかったですよね」 
 MoJoさん「そうですねっ!」 
 串田さん「ずっと『伝説』を歌い続けてきて『いつか新曲欲しいね』って話していたら、新曲もらっちゃったよ!!」 
 観客「おぉぉおおおおおおおぉおお」 
・串田さん「レコーディングも三人で一緒にブースに入ってやったんだよね」 
 MoJoさん「あれは嬉しかったね。あとさぁ、レコーディングの時、覚えてるのはさぁ、クリップね」 
 串田さん「えぇ?」 
 MoJoさん「譜面を止めるクリップがそれぞれあるんだけどね、

      クッシーのはパンダのクリップが二つもあったんだよ。うらやましかったんだよ」 
 観客笑。 
 串田さん「おれ、クリップ使わないんだけどね。タカユキの所は何のクリップだったの?」 
 宮内さん「オレの、普通のでした」 
 観客笑。

 

31:正義の兵リベリオン/魂の三兄弟 
-MC-

 

当時放送中の「宇宙戦隊キュウレンジャー」より"魂の三兄弟"10年ぶりの新曲。解放組織リベリオンのテーマが初披露。 
お三方それぞれの魅力あふれる歌声とマーチ調の軽やかな曲調による合唱はとても勇ましくも楽しいひと時でございました。

 

・串田さん、MoJoさん、宮内さんを見送りながら入れ替わりでショッカーさんがご登場。 
・ショッカーさん「さぁ、スーパー戦隊シリーズも残す所、石ノ森章太郎先生原作の二作となりました。 
        我らがささきいさお御大のご登場!! J・A・K・Q!! 我らッ『ジャッカー電撃隊』!!!」

 

32:ジャッカー電撃隊/ささきいさお 
-MC- 
33:いつか、花は咲くだろう/ささきいさお 
-MC-

 

ラストブロックは緊張感と躍動感が一緒になったイントロの中、

いさおさんがご登場され「ジャッカー電撃隊」よりオープニングからスタート。 
いさおさんの渋みの効いた魅惑の低音による歌声と、カインズの皆さんのハードボイルドなコーラスが相まった、きりりとした一幕でした。 
「アメリカ大統領が来日している日にジャッカーを歌うとはね」と時事を交えたお話をされた後、

同じく「ジャッカー電撃隊」よりエンディング。 サイボーグ戦士たちの使命感と悲哀をいさおさんが力強さを感じる歌いぶりで披露され、

ぐっと引き締まった心地でした。

 

34:花のモモレンジャー/堀江美都子 
-MC- 
35:ゴレンジャーストーム/ささきいさお 堀江美都子 
-MC-

 

いさおさんから紹介を受け、入れ替わりに堀江さんがゆっくりと登場され「ゴレンジャー」よりモモレンジャー/ペギー松山のテーマ。 
堀江さんの凛とした伸びやかな歌声でヒロインならではの哀愁と力強さを歌われる様子には惹き込まれずにはいられませんでした。 
再びいさおさんも登場され、続いてはゴレンジャーストームを代表格にゴレンジャーの武器や兵器を歌った「ゴレンジャーストーム」。 
コーラスの皆さんの軽やかなスキャットと、いさおさんと堀江さんのスタイリッシュな歌いぶりに観客もスキャットで参加していました。

 

・堀江さんを見送られていおさんお一人に。 
・いさおさん「さぁ、いよいよ最後の曲。お馴染み『見よ!! ゴレンジャー』です」 
 観客「おぉぉおおぉおおお」 
 いさおさん「みなさんも一緒に♪オゥオゥゴレンジャーって歌ってくださいね。後ろのカインズとアップルパイパイのお二人もねっ!!」 
 観客「ぇぇえええぇええ」 
 いさおさん「ん? おかしい? 二人並んでるからさ、アップルパイよりアップルパイパイの方が可愛いじゃない?」 
 観客笑。 
 いさおさん「さっ、歌いましょう。バンドの皆さんも喜んでないで!! 」 
 観客笑。

 

36:見よ!! ゴレンジャー/ささきいさお

 

いさおさんのジョークも軽やかにラストソングは

「ゴレンジャー」の二代目エンディング&劇場版「ジャッカー電撃隊VSゴレンジャー」のオープニング。 
ダイナミックに歌われ、台詞を投げ込まれるいさおさんをはじめ、コーラスの皆さんと観客とが一緒になってのコーラス、 
歌詞に合わせてゴレンジャーそれぞれの色に変わる照明、間奏でのショッカーさんの「秘密戦隊」の名乗り、 
ラストのガンタさんによる荒々しいドラムソロと、まさに会場にいる全員が参加した本曲は、本編ラストにぴったりの盛り上がりでした。

 

-アンコール- 
-MC-

 

いさおさん、コーラス、バンド、Z旗ホーン隊の皆さんが見送られると、拍手が手拍子に変わり、アンコールへ。 
しばらくすると観客のアンコールに合いの手を入れながらショッカーさんがご登場。 
来年に開催予定の「スーパーロボット魂2018"春の陣"」のご案内が行われました。

 

ショッカーさん「それでは出演者の皆さんを一気にお呼びしたいと思います。もちろん呼んでいただくのはもちろん皆さんです!」 
観客「ぉぉっぉおおおおおおおおおおお」 
ショッカーさん「スーゥパーァ戦隊ぃィイイイ!!?」 
観客「スピリィイイイイイィイイイイイイィイイイイイイイイツ!!」 
ショッカーさん「おぉねがいしまぁあああす!!」

 

・出演者の皆さんが続々とステージ前方にご登場。 
・ここで再びコーラス、バンド、Z旗ホーン隊の皆さんがご登場され、ショッカーさんがそれぞれご紹介。 
・前日に引き続き演劇ユニットZERO BEATの皆さんの

 舞台「第2回公演『野良犬達のBALLAD』」に俳優として出演された事をイジられるギターのナベさん。 
・"アイドルさん達の先生"キーボード松原さん。 
・ショッカーさんの紹介に合いの手を入れていたMoJoさん。ショッカーさんの指令を受けた拓郎さんに取り押さえらる。 
・ガンタさんの「見よ!! ゴレンジャー」でのドラムソロはリハーサルでも行われたとか。 
・前日に引き続き「若手と言われた彼も一児の父になりました」と紹介され、笑顔で「かわいい」と連呼されていた吉岡さん。 
・コーラスの皆さんは前日同様にスーパー戦隊になぞらえてご紹介。 
・コーラスイエロー杉山さん、コーラスピンク平山さん、コーラスゴールド斉藤さん、コーラスレッド貴日さん、コーラスシルバー常見さん。

 

・拓郎さん「楽屋が石原さん、風雅さん、鈴木さんだったんですよ」 
 石原さん「若者部屋ですね」 
 観客笑。 
 拓郎さん「もうね、どうかなっちゃうくらいに笑いました」 
・再び被ってきた帽子を客席に投げる拓郎さん。 
 ショッカーさん「今、キャッチした人、拓郎のtwitter絶対フォローしてくださいね!」 
・鈴木さん「僕も楽屋が若手部屋だったんですけど、健太君がいなかったら最若手だったかなと思います」 
・石原さん曰く鈴木さんのお腹は「若手部屋の象徴」。 
・風雅さん「今回は出番が最初の方で良かったです。楽屋で笑いすぎて今、声がカッスカスですものぉ」 
 ショッカーさん「それは誰のせいですか?」 
 風雅さん「うーん自らかなっ? でもほとんど拓郎さんのせいかもぉ」 
 ショッカーさん「後で呼び出しです」 
 観客笑。 
・健太さん「いつも余裕がなくて、毎回ステージに立ってよくわからないうちに終わっちゃうんですけど。

     今日はお客さんの顔をちゃんと見れました」 
・嶋さん「二年連続で呼んでもらって有難いです。

    なんか今までこのライブに出なかったのは僕が断ってるからっていう噂が流れてるんですけど、 
    失礼ながら、僕はこのライブが行われてるのを知らなかったんですよ。

    こんな豪華なメンバーがいらっしゃるんだからもう全国ツアーしたいですよね」 
 ショッカーさん「そうなんですよ。楽屋でそういう話をしてたんです。コロムビアさん、バースデーソングさん、一緒に企みましょうね」 
・宮内さん「今日もみんなのパワーに力をもらって背中を押してもらって歌う事が出来ました。ありがとう!」 
・MoJoさん「『バトルフィーバー』でショッカーがバトルジャパンになったのが驚きでした」 
 ショッカーさん「リハーサルでMoJoさんから『ダイナマンばっかり名乗ってて他のはできないの?』って聞かれたんですよ。 
        一応、"20世紀編"は全部できますけど『ゴーグルV』は間奏が短いからって

        『バトルフィーバー』を名乗る事になったんです。でも、バトルジャパンの衣装があったのは偶然なんですよ。

        今日何があるかわかんないんで、色々な衣装をカバンに突っ込んできたんで」 
・串田さん「いやぁ、おれ、"20世紀編"って『サンバルカン』しかないんだよなぁ。増えねえかなぁ?」 
 観客笑。 
・堀江さん「今日は想定外が一つ。石原さんが地味」 
 観客笑。 
 堀江さん「あとね、みんなね、若者部屋とかいってますけど、もうそんなに若くないんだから。いいんですよ順番なんだから」 
 観客笑。 
 堀江さん「でも健太君と石原さんは部屋をトレードした方がイイかな」 
 石原さん「その通りです。あっちの楽屋では僕が最年長でしたから」 
 観客笑。 
・いさおさん「嶋さん、今回も出て頂いてありがとうございます。僕は『ヤマト』で島大介を演っているので……」 
 観客「おぉぉおおおぉおお」 
 嶋さん「そうなんですよね!」 
 いさおさん「最初は仲村秀生さんがお演りになってたんだけど『声が出ないからささき演れ』って。

      斉藤始を演ってるけど島大介も演じる事になったんですよ。 
      それで当時『あの嶋大輔さんとは何か関係があるんですか? 面識はありますか?』ってお手紙をもらった事もありましたね」 
 嶋さん「NHKでお会いした事がありましたね」 
 いさおさん「そうそう。身体が大きい人だなぁ、髪型も凄いなぁ、オレもエルヴィス・プレスリーに憧れて髪型真似したけどかなわないよね」 
 嶋さん「いえいえいえ恐縮です」 
 いさおさん「ンフフ。身体も大きいけど、乗ってる車も大きいねえ!」 
 観客笑。

 

37:秘密戦隊ゴレンジャー/ささきいさお 堀江美都子 MoJo 串田アキラ 宮内タカユキ 
            嶋大輔 佐藤健太 鈴木けんじ New Jack 拓郎 風雅なおと 石原慎一

 

「スーパー戦隊"魂"XI 2017 東京 "20世紀編"」および「スーパー戦隊"魂"XI 2017」東京公演の締めは「ゴレンジャー」よりエンディング。 
渡辺宙明先生による勇ましいスキャットを出演者の皆さん、観客とが一緒なって大合唱。

いさおさんをメインに出演者の方々が思い思いに歌われる中、二番になるとカインズの皆さんのブースに混ざり、

一緒になってコーラスをされている拓郎さんがいたずらっ子っぽくて素敵でした。

 

出演者の皆さんに拍手が贈られる中、コーラス、バンド、Z旗ホーン隊の皆さんもステージ前方に合流。 
全員が一列になった所で、最後はいさおさんによる「戦隊"魂"、いつまでも元気で!! 万歳!!」の合図で万歳三唱が行われました。

 

拍手の中、ショッカーさんのご紹介で出演者の皆さんが一組づつ順番にご退場されていき、 
最後にいさおさんが一言感想を述べられてから退場され、ショッカーさんお一人に。

 

ショッカーさん「さぁ、みなさん、盛り上がってくれましたかぁあぁああああああああ!!」 
観客「おおおおおおおおおおおおお!!」 
ショッカーさん「楽しんでくれましたかぁあああああ!!」 
観客「おおおおおおおおおおおおおおおお!!」 
ショッカーさん「歌ってくれましたかぁあああああ!!」 
観客「おおおぉぉぉおおおおおおおおおおおお!!」 
ショッカーさん「それじゃあ皆さん、さよーならぁあー……って言っちゃうとぉー、 
        ほらぁ、みんなの顔見えなくなっちゃうみたいでしょ? 
        ……ですので、ここはひとつ、せーので『またねー』でお別れしたいと思います!」 
観客拍手。 
ショッカーさん「それではみなさん……っいぃーーきぃーーーーまぁーーーーすぅよーーーーーーーーーーーぉ! せぇーーーーーのっ!!」 
観客「まぁあああーーーーたねーーーーーーーーー」 
ショッカーさん「スゥゥゥウウウウウウウウ パァアアアア 戦ン隊ッ!!?」 
観客「スピりィイイイいいいいいいいいいいいいいィイイイいイッツ!!!」 
ショッカーさん「ヒロちゃんに届いたなぁあああああああ!!!」 
観客「おおおぉぉぉおおおおおおおおおおおお!!」 
ショッカーさん「ショッカーO野でしたっ!! また会いましょう!!」

 

故・なりた洋さんへの追悼を込めた掛け合いの後、ステージ中央にマイクを置きショッカーさんが舞台袖へ駆けていかれ、 
「スーパー戦隊"魂"XI 2017 東京 "20世紀編"」および「スーパー戦隊"魂"XI 2017」東京公演は終演となりました。

 

前日の"21世紀編"が年代順を排した構成でしたが、"20世紀編"はほぼ年代順通りの構成。 
ライブで聞く機会が多く親しみ深い楽曲が披露される中で、今回が初披露となる挿入歌もふんだんに披露されており、 
なかなかにバランスを取られていた選曲の様に感じました。 
演目の全体像が見渡せる分、身を任せてじっくり楽しめる安心感と、それを可能にする出演者の皆さんのライブパフォーマンスの安定感。 
出演者の皆さんが歌で戦士達の使命や哀愁を颯爽と歌われる様子と、トークでのほのぼのとしたやりとりのギャップはとても素敵。 
抜群の安定感と全体的に漂う大人の風格が、"20世紀編"ならではの魅力だと思いました。

 

 

補足

 

・「心よ しなやかに舞え!」「Blue Togetherness」「夢の翼を」と

 Vシネマ「百獣戦隊ガオレンジャーvsスーパー戦隊」で使用された楽曲が多かった印象。

 

・拓郎さん「さっきさぁ、ガンダム見に行ったさ、風雅さん達と」  
 会場からほど近いダイバーシティ東京にはアニメ「機動戦士ガンダムUC」の実物大のユニコーンガンダムが展示中。 
 拓郎さん「『デカいっすねぇ、動くんですかね?』『動くわけないっしょ』なんて話してたんだけど、ミラクルがおきましたね。 
     『あの、写真いいですか?』って言ってくる人が来たんだよ。『あぁ、いいよ』って言ったら、カメラ渡されました」 
 観客笑。 
 拓郎さん「いやいやいや。頼むよぉ~。誰? いるんでしょ? ここにぃ?」

 

・健太さん「"20世紀編"最若手も50歳になりました。まさか50歳でこの格好をしてるとは当時は思ってませんでした」 
 観客笑。 
 健太さん「でも問題がありまして、『ターボレンジャー』で独身なのが僕とヤミマルさんだけなんです。

     (※流れ暴魔ヤミマル/流星光役の田中良典さん) 
     かつて戦ったもの同士なのに今は『どっちが結婚するだろうね』ってブライダル談義しちゃってるんですからね」 
 観客笑。

 

・嶋さん「『ライブマン』がね、来年30周年なんですよ。さっき健太君が50って言ってましたけど、僕も53ですからね」 
 ショッカーさん「大丈夫です。今回は若手ですから」 
 観客笑。 
 嶋さん「楽屋で串田先輩、MoJo先輩、宮内先輩が『どんどん歌う人がいなくなったらどうしよう』って話してました」 
 ショッカーさん「いやいやいや。あの方々は一番長生きする方々ですから」 
 観客笑。

 

・MoJoさん「オレ、舞台袖で『どっかーん』やっちゃった。わかる人にはわかるよねっ」 
  
・MoJoさん「『明日の戦士たち』いいよね。この頃の歌の歌詞って沁みるよね。温暖化で大変な今を予言しているみたいだよね」

 

・ライブ冒頭の赤の衣装で揃ったいさおさんと堀江さん。次に登場された際もお互い白の衣装でまたも揃う。 
 いさおさん「やっぱり打ち合わせもしてないのに揃うんだよね。やっぱり心が通じてるのかなっ」 
 堀江さん「そうですよね。違う人とも通じますけど……」 
 いさおさん「あぁ、あの"脚の短いヤツ"ね。ンフフフフフ」 
 観客笑。 
 堀江さん「あの方も今日も出たかったたらしいですよ。止めました。『大人しくしておれっ』って」 
 観客笑。 

 

・いさおさん「オレは"大王"とか言われると『なんか"大王"の後に"イカ"とか付きそうだなぁ』って思うんだけど、 
      アイツは"帝王"じゃない? だからアイツの場合はその後に"切開"とか付きそうだよなぁ。ンフフフフフ」 
 堀江さん「それ、笑っていいんですか?」 
 観客笑。

 

・堀江さん「ささきいさおさんが歌い続ける限り私も『戦隊"魂"』に出続けますから」

 

・いさおさん「来週は串田君と一緒においしいカワハギを釣ってきます。ンフフフ」

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