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スーパー戦隊"魂"XI 2017 東京 "21世紀編"
17.11.4 Zepp Tokyo

 

出演/山形ユキオ Salia 高取ヒデアキ サイキックラバー(YOFFY JOE) 岩崎貴文 Sister MAYO 
    谷本貴義 高橋秀幸 松原剛志  鎌田章吾 伊勢大貴 大西洋平 幡野智宏 
    (主題歌発表順)

 

司会/ショッカーO野

 

コーラス/アップルパイ(平山佳代子 杉山小絵子) ザ☆カインズ(貴日ワタリ 常見弘士 斉藤淳一) 
演奏/Super Rescue BAND(G.&Ag.鍋嶋圭一 Ba&Key.吉岡満則 Dr.岩田"GUNTA"康彦 Key.松原ひろし) 
    Z旗horns(Tr.Akuzawa Tr.KENITO Tb.Ozaki Sax.Chouemon)

 


特撮作品の中でも大きな柱の一つとなっている「スーパー戦隊」シリーズ。 
40作品以上続いているスーパー戦隊シリーズの楽曲のみで構成されるライブシリーズ「スーパー戦隊"魂"」。通称SSS。

オープニング、エンディング曲はもちろん、アクションソングやロボットソング等の挿入歌も多く披露される本ライブは 
2004年以来、毎年秋に開催されており、現在、東京公演は"21世紀編"、"20世紀編"と作品の年代別での開催されています。

今回は11回目を数えるスーパー戦隊"魂"の東京公演初日"21世紀編"のレポートです。 


"21世紀編"はスーパー戦隊シリーズの音楽を手がけるプロジェクトとして「炎神戦隊ゴーオンジャー」の年から結成された 
Project.Rに所属するメンバーが多くご出演。それぞれが他のライブで共演される事も多く、チームワークの良さが伺えます。

 

会場はお台場にあるライブハウスZepp Tokyo。 
入場するとステージ後方壁面には「SUPER SENTAI SPIRITS IX 2017 TOKYO×OSAKA」ロゴがあしらわれた旗が掲げられ、 
その旗の元のステージ上にはバンドブースが前方に、客席向かって左側の後方にコーラス、

右側にホーン隊それぞれのブースが用意されていました。

 

-MC-

 

開演時間になると司会のショッカーO野さんがご登場。

ショッカーさん「みなさんこんばんはぁああああああ!!」 
観客「こんばんはぁあああああああ」 
ショッカーさん「魂は、燃えているかぁああああぁあああああ!!」 
観客「ぉぉぉおぉおおおぉぉおおおおおおおおおおおお」 
ショッカーさん「今日もとことん盛り上がろうぜぇぇええええぇえええ!!」 
観客「ぉぉぉおぉおおおぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおお」 
ショッカーさん「スゥーパァー戦隊ぃィイイイ!!?」 
観客「スピリィイイイイイイイイイイイイイツ!!」 
ショッカーさん「ようこそいらっしゃいました!!」

 

・観客との掛け合いが終わるとバンドの皆さんが登場され、それぞれのブースで用意をはじめられました。 
・「スーパー戦隊"魂"」の歴史を振り返り。隔年が通年に。そして東京公演は二日間開催に。 
・ショッカーさん「昨年、10回目という節目を迎え、今回は東京二日間、大阪公演と三公演の全ての構成を変えようと」 
 観客「おぉぉおお」 
 ショッカーさん「やっぱりね毎回全く同じだと、一曲目が歌われたら大体予想がつくじゃないですか。今日はそうはいかないよと」 
 観客「おぉぉおぉぉおおおおおお」 
 ショッカーさん「どんな風に我々が攻めていくのか、楽しんで頂ければと思います」 

 

ショッカーさん「さぁ、心の準備はいいですかぁあああ!!?」 
観客「ぉぉぉおぉおおおぉぉおおおお」 
ショッカーさん「準備はいいかぁぁあああああぁああぁああああああ!!?」 
観客「ぉぉぉおぉおおおぉぉおおおおおおおおおおおお」 
ショッカーさん「スーゥパーァ戦隊ぃィイイイ!!?」 
観客「スピリィイイイイイイイイィイイイイイイイイツ!!」 
ショッカーさん「はじまりまぁああああああす!!!」

 

00:忍風 シノビチェンジ!!/SE 
01:ハリケンジャー参上!/高取ヒデアキ

 

「忍風戦隊ハリケンジャー」よりBGM「忍風 シノビチェンジ!!」が流れる中、Z旗ホーン隊の皆さんがステージ前方にご登場。 
そのまま風の音と共に「忍風戦隊ハリケンジャー」よりオープニングの前奏の中、高取ヒデアキさんがZ旗ホーン隊の皆さんと合流。 
高取さんは劇中でハリケンレッド/椎名鷹介が着用していた忍ジャケット姿で、颯爽とした歌声で観客を盛り上げていました。

高取さんとZ旗ホーン隊の皆さんが退場後、ギターが小気味よい音色が繰り返される中、

YOFFYさん、JOEさんのサイキックラバーのお二人がご登場。 
YOFFYさんが「チャンチャンバラ チャンバラ」の節回しで、まずは「スーパー戦隊」、そして「スーパー戦隊"魂"」、 
最後に「チャンチャンバラ チャンバラ」のコール&レスポンスが行われました。

 

02:侍戦隊シンケンジャー/サイキックラバー 
03:四六時夢中シンケンジャー/高取ヒデアキ with Z旗

 

コール&レスポンスでついた勢いそのままに、「侍戦隊シンケンジャー」のオープニングへ。 
YOFFYさんのシャープな歌声とJOEさんの軽やかなギターに「チャンチャンバラ」のコーラスが合わさり、

会場は一種のうねりの様な一体感に包まれました。 続いてZ旗ホーン隊の皆さんを引き連れてステージへ登場された高取さんは、

「シンケンジャー」当時に着用されていた真剣陣羽織・黒姿。 

「シンケンジャー」エンディングをZ旗の皆さんと共に賑やかかつ颯爽と盛り上げ、更に二番が終わると

 

高取さん「盛り上がってるかぁあああああああ!!?」 
観客「いぇぇええええええぇぇぇえええええええぃ!」 
高取さん「盛り上がってるかぁぁああああああああああ!!?」 
観客「いぇぇええええええぇぇぇええええええぇぇぇえぃ!」 
高取さん「あ、ところでぃ……どぉっから来たんだぁああああぁあああああい!?」 
観客「家ぇぇええええええええぇええええええぇぇぇええええええぇぇぇえぃ!」 
高取さん「そう! 家からだよなぁあああああぁあああ」

 

という高取さんお馴染みの観客との掛け合いも交えられる様子は、文字通りのお祭り騒ぎでした。 
ラストでは高取さんがZ旗の皆さんを順番に斬り倒し、最後に観客をバッタバッタと斬り倒されましたが、 
Akuzawaさんは「武士の情け」で見逃されていました。

 

04:さぁ行け! ニンニンジャー!/大西洋平 
05:なんじゃモンじゃ! ニンジャ祭り!/伊勢大貴 大西洋平 
-MC-

 

熱気をそのままに「手裏剣戦隊ニンニンジャー」オープニングの前奏が流れる中、「忍ぶどころか、暴れるぜえ!!」と大西洋平さんがご登場。  
持ち前のキレ味のある歌いぶりで、高いジャンプ力を活かしたパフォーマンスの大西さんは、実にいなっぽく、豪快でございました。 
大西さんがステージに残られ、"イセダイ"伊勢大貴さんが軽やかにご登場。

「みんなで一緒に踊りましょう!」と「ニンニンジャー」エンディング。 
長身の伊勢さんが軽やかに歌い踊られる中、大西さんはダンスで参加。間奏ではお互いに手裏剣を飛ばし合う仕草をされる一幕も。

 

・伊勢さんと大西さんを見送りながらショッカーさんがご登場。 
・ショッカーさん「最初のブロックは忍者、侍、忍者と来ました。テーマは『時代劇』」 
 観客拍手。 
 ショッカーさん「かつて『少年忍者風のフジ丸』というアニメがありました。知っているのは40歳オーバーでしょうか。 
        その作品で南蛮人が出てくるんですけれども彼らがフジ丸を見てこういうんですね『OH! Magic boy!!』 
        ……忍者は魔法へとつながるんですね」 
 観客「おぉぉおおおおおおおおおおおおお!!」 
 ショッカーさん「続いては岩崎貴文さんのご登場です!! マージ・マジ・マジーロ!!『魔法戦隊マジレンジャー』!!」

 

06:魔法戦隊マジレンジャー/岩崎貴文 
-MC-  

 

時代劇から魔法へ。ファンタジックなイントロが流れる中、ギターを携えた岩崎さんが登場され、

「魔法戦隊マジレンジャー」オープニング。 歌詞に合わせてステージ上の照明が五色に変わる様子はとても鮮やか。

岩崎さんは間奏のギターソロ後ハンドマイクに持ち変えて歌われました。 

 

・岩崎さん「続いてもう一曲歌わせてもらいたいんですけれど、一人では歌えないんで相棒を呼ばせてもらいます! Sister MAYO!!」 
 岩崎さんに呼びこまれてSister MAYOさんがご登場。 
 MAYOさん「みんなーげんきー!?」 
 観客「かわいいー」  
 MAYOさん「ありがとーしってるー!」 
 観客笑。

 

07:魔法のJUMON/岩崎貴文 Sister MAYO 
-MC- 
08:呪文降臨~マジカル・フォース/Sister MAYO 
-MC-

 

岩崎さんとMAYOさんが歌われたのは「マジレンジャー」より作中で用いられる様々な魔法が登場する挿入歌。 
軽やかな曲調の中、岩崎さんとMAYOさんが交互に歌われていき、

コーラスの皆さんに合わせて観客も一緒になって掛け合いをしていました。 
岩崎さんを送り出し、MAYOさんお一人に。続いても「マジレンジャー」よりエンディング。 
MAYOさん独特のマジカルな歌声とダンスに合わせ、観客も一緒になって歌い踊り、会場全体がに程良いトリップ感に覆われていました。

 

・MOYOさんを見送りながらショッカーさんがご登場。 
 ショッカーさん「さぁ、次のキーワードは仕事、職業とでもいいましょうか。戦隊も作品によって色々と個性がありますが、 
        まずはやはり"燃えるハートでクールに歌う"二人組に登場してもらいましょう!!」 
 観客「おぉぉおおぉおおおおおおぉおおお」 
 ショッカーさん「S.P.D!!! 『特捜戦隊デカレンジャー』!!!」

 

09:特捜戦隊デカレンジャー 10 YEARS AFTER/サイキックラバー 
-MC- 
10:冒険者 ON THE ROAD (Album Version)/サイキックラバー

 

まずは刑事のお仕事。サイレン音の中、サイキックラバーのお二人が登場され、

Vシネマ「特捜戦隊デカレンジャー 10 YEARS AFTER」よりオープニング。 
原曲からさらにハードになった曲調の中、緊迫感のあるYOFFYさんの歌声とJOEさんのへヴィな演奏が相まって観客も大盛り上がりでした。 
YOFFYさんの「冒険の旅に出かけましょう!」という声から「轟轟戦隊ボウケンジャー」より、

エンディングをアルバム「PSYCHIC LOVER」収録バージョンで。 
前向きなメッセージを爽やかに歌うYOFFYさんと奏でるJOEさんに合わせ、観客も一緒なって歌っていました。

11:烈車戦隊トッキュウジャー/伊勢大貴 
12:ビュンビュン! トッキュウジャー/Project.R (YOFFY 谷本貴義 鎌田章吾)

 

刑事から乗り換えて鉄道関係へ。電車の駆動音さながらのイントロの中、猛烈なスピードで伊勢さんがステージに飛び込まれてきて、 
「烈車戦隊トッキュウジャー」よりオープニング。ステージ狭しととにかく動きまくる伊勢さんのパフォーマンスの激しさに感嘆。 
首を振り乱しながらステージ中を回転した直後に歌いだされるパワフルさに圧倒されました。 
伊勢さんと入れ替わりにYOFFYさん、"タニー"谷本貴義さん、"カマショー"鎌田章吾さんが登場され、

「トッキュウジャー」よりエンディング。 それぞれが元気に歌われる中、間奏では「ビュンビュン」のコール&レスポンスも設けられたり、

全員で電車ごっこをされたりしていました。

 

13:海賊戦隊ゴーカイジャー/松原剛志 
14:豪快全開ダッシュ!/谷本貴義 
-MC-

 

鉄道からゴーカイにチェンジして海賊へ。金のゴーカイジャケットを翻し、

軽やかに松原剛志さんが登場され、「海賊戦隊ゴーカイジャー」オープニング。 松原さんはスマートな歌声を披露されると、

間奏でショッカーさんが「海賊戦隊」の名乗りを披露。その横で松原さんがハイキックをキメる場面もありました。 
そして激しいイントロの中、松原さんと入れ替わりに谷本さんが登場され、「ゴーカイジャー」より挿入歌「豪快全開ダッシュ!」。 
掛け声や合いの手も要所要所に設けられており、ライブに映える一曲。

谷本さんの荒々しい歌いぶりと「ヨーソロー」のロングトーンは圧巻でした。

 

・谷本さんを見送りながらショッカーさんがご登場。 
・ショッカーさん「刑事、烈車……鉄道員としましょうか? 六番目の人ヘルメット被っていたしね。……海賊?」 
 観客笑。 
 ショッカーさん「まあ『ゴーカイジャー』ならなんでもありですからね。さあ続いては現在放送中の戦隊に参りましょう!!」 
 観客「おぉぉぉおぉおおおおおおおぉおお」  
 ショッカーさん「幡野智宏さんのご登場です。

        ……宇宙が心なきものの手に落ち、人々が涙する時、キュータマに選ばれた9人の救世主が宇宙を救う!! 
        『宇宙戦隊キュウレンジャー』!!」

15:LUCKYSTAR/幡野智宏 ナレーション:ショッカーO野 
-MC-

 

ショッカーさんのナレーションを受け、ここからは当時絶賛放送中の「宇宙戦隊キュウレンジャー」のコーナー。まずオープニングから。 
新星・幡野さんの突き抜けるような歌いぶりは聞く毎にどんどんパワーアップされているように感じられ、

今回もそのハイトーンに圧倒されました。

 

・幡野さん「『宇宙戦隊キュウレンジャー』のはじまりのうた『LUCKYSTAR』でした。改めましてみんなーこーんばんわー!」 
 観客「こーんばんわぁあああああああ」 
 幡野さん「もっともっと大きな声でこーんばんわあああああああ」 
 観客「こーんばんわぁああああああぁぁあぁああああああああ」 
 幡野さん「おおきいおともだちのみなさん、ありがとうございます!!

     それでは『宇宙戦隊キュウレンジャー』の挿入歌、バトルソングを歌いたいと思います!! 
     聞いてください、『究極!無敵!! キュウレンジャー』!!」

 

16:究極!無敵!! キュウレンジャー/幡野智宏 
17:キューレットザチャンス/高取ヒデアキ Sister MAYO 
18:キュータマダンシング!/松原剛志 
-MC-

 

同じく「キュウレンジャー」より「究極!無敵!! キュウレンジャー」。現役で全国の子供達と触れ合っているおにいさん的な口調から一変して、 
ハードでへヴィな本曲を歌われる幡野さん。歌声はもちろんですが、パフォーマンスもとても俊敏で、キレッキレでした。 
続いて高取さんとMAYOさんが登場され、本編が始まる前の「ラッキーキュータマ運試し」で毎回流れている「キューレットザチャンス」。 
ディスコティックな曲調は実に楽しく、お二人はノリノリな歌いぶりで、

ファンキーだったり正拳突きだったりなお揃いのダンスも披露されていました。 
高取さんとMAYOさんが退場されると、入れ替わりに松原さんがご登場。「キュウレンジャー」特集のラストはエンディング。 
リズミカルな楽曲をミュージカルでも活躍されている松原さんならではのスタイリッシュさで歌い、

踊られる様子に観客も一緒になって踊っていました。

 

・松原さんと入れ替わりに大きいうちわを片手にショッカーさんがご登場。 
・ショッカーさん「前半を一気にお届けしましたが、バンドの皆さん大丈夫ですか?」 
・この時のショッカーさんのご衣裳はファンの方からプレゼントされた節目の戦隊のロゴが並べられたTシャツ。 
 ショッカーさん「せっかくだから着させてもらってライブに出たんですけど、その後洗濯したらこれがはがれてしまいましてね」 
 観客笑。 
 ショッカーさん「という話を以前したら、新しいTシャツをもらったんですけど今度はしっかりと剥がれないんです。進化してます」 
 観客拍手。 
 ショッカーさん「さらにこのうちわもファンの方から頂きまして、出演者の皆さんの似顔絵が描かれてるんですね。Z旗のみなさんまで。 
        こうやってファンの方々も一緒になってライブを盛り上げてくれているというのはとても嬉しく思います」 
・ショッカーさん「さあ、ここからはいよいよ後半戦です。キーワードは獣です」 
 観客「おぉぉおぉおおおぉお」 
 ショッカーさん「まずはこの方。キング・オブ・獣。山形ユキオさんです!」 
 拍手の中、獣の毛で作ったポンチョの様な衣装を身に着けた山形さんがご登場。 
 ショッカーさん「命ある所、正義の雄叫びあり『百獣戦隊ガオレンジャー』!!!」

 

19:ガオレンジャー吼えろ!!/山形ユキオ 
-MC-

 

獣コーナーは山形さんによる「百獣戦隊ガオレンジャー」より出色の存在感のオープニングからスタート。 
山形さんの野性味あふれるたくましい歌声と衣装を翻しながらのパフォーマンは圧倒的迫力。観客の熱気もなかなかのものでした。

 

・山形さん「あのね、とってもね、すてきなね、かわいいね、女の子を紹介します。Saliaちゃんです!!」 
 拍手の中、「ガオレンジャー」のQuest6「牛、焦がれる!!」でゲスト出演された時を彷彿とさせる 
 ウェディングドレスのような純白のドレス姿でSaliaさんがご登場。 
 Saliaさん「こっから白鳥がでそうですけどねー。山形さんに負けないようにと思ったけど、負けたー」 
 観客笑。 
 山形さん「でもね。これね。暑いっ」 
 観客笑。

 

20:絆~Spirit of Gao Ranger~/山形ユキオ Salia 
-MC- 
21:ヒーリン'ユー/Salia 
-MC-

 

続いては「ガオレンジャー」より山形さんとSaliaさんのデュエットによる躍動感あるブラスサウンドが印象的な挿入歌。 
好対照なお二人の歌声が合わさった不思議な高揚感が魅力的。

間奏ではお二人お揃いのステップやターンを交えたパフォーマンスも披露されました。 
山形さんを見送りSaliaさんお一人に。レコーディング時のエピソードを話された後、同じく「ガオレンジャー」よりエンディング。 
Saliaさん独特の透き通るような歌声と包み込むような包容力に会場全体がうっとりと聞き入っている様子でした。

 

・Saliaさんと入れ替わりにショッカーさんがご登場。 
 ショッカーさん「ちなみに今のが今日、唯一のバラードでした。ここからは怒涛の快進撃です」 
 観客「おぉぉおおおお」 
 ショッカーさん「では続いての獣、鎌田章吾さんの登場です。もちろん曲はこの曲、 
         ……恐竜、プラス人間。億千年の時を越え、地球を守るために今、史上最強のブレイブチームが誕生したァ! 
         っ聞ーぃいてっおっどっろっけえええええぇぇっ! 『獣電戦隊キョウリュウジャー』!!」

 

22:VAMOLA! キョウリュウジャー/鎌田章吾 ナレーション:ショッカーO野 
23:みんな集まれ! キョウリュウジャー/高取ヒデアキ with Z旗 鎌田章吾 伊勢大貴 大西洋平 幡野智宏 ショッカーO野 
-MC-

 

獣コーナーはパワーアニマルから獣電竜へ。ショッカーさんのナレーションも高らかに「獣電戦隊キョウリュウジャー」よりオープニング。 
身体いっぱい力いっぱいな歌いぶりとパフォーマンスの鎌田さん。間奏ではパワフルに観客を扇動して盛り上げられました。 
続いて高取さんが当時着用されていたキョウリュウベストを纏い、

Z旗ホーン隊の皆さんと一緒にステージ前方に登場されてエンディングへ。 
歌って踊る高取さんに合わせて観客も踊る中、後半には鎌田さん、伊勢さん、大西さん、幡野さん、さらにショッカーさんが合流。 
高取さんと共にとても和気あいあいと一緒に踊られており、ステージ前方に総勢10名が並ぶという、とても賑やかな光景でした。

 

・高取さん、鎌田さんを残し、Z旗ホーン隊の皆さん、伊勢さん、大西さん、幡野さん、ショッカーさんはご退場。 
・高取さん「オレが懐かしい衣装で歌ってるのに、オープニングを歌ってるお前は何で着ていないんだ!!」 
 観客笑。 
 鎌田さん「高取さん絶対着て来ないと思ってたんですよぉ。じゃあ来年着ます!!」 
 高取さん「まったくぅ、『シンケンジャー』のサイキックラバーも着てこないじゃないか! どういう事だみんなあ!!」 
・鎌田さん「僕が残ったという事は、どっちかの曲って事ですね」 
 観客「おぉおぉおおおおぉお」 
 高取さん「この前、YouTubeでさ、公式の映像でキョウリュウジャーのみんながJリーグ選手と一緒に踊ってる動画を見たんだよ。 
     そしたら六百万回以上も再生されてんだって」 
 鎌田さん「すごいっすね」 
 高取さん「オレ達も出とけばよかったな」 
 鎌田さん「そうですよね。出たかったっす」 
 観客笑。

 

24:GABURINCHO OF MUSIC!/高取ヒデアキ 鎌田章吾 
-MC-

 

続いては映画「劇場版 獣電戦隊キョウリュウジャー GABURINCHO OF MUSIC」より

高取さんと鎌田さんによる「GABURINCHO OF MUSIC!」。 この曲も観客が一緒なって歌い踊る事ができて、ライブにぴったり。

時折向かい合いながら歌い踊られるお二人はとても楽しそうでした。

 

・高取さんと鎌田さんを見送ってショッカーさんがご登場。 
・ショッカーさん「獣ってまだまだあるんですよね。もっともっと、高みを目指して行きましょうか」 
 観客「おぉぉぉおおおおぉおお」 
 ショッカーさん「谷本貴義さんのご登場です。『獣拳戦隊ゲキレンジャー』!!」

 

25:獣拳戦隊ゲキレンジャー/谷本貴義 
26:炎神戦隊ゴーオンジャー/高橋秀幸 
-MC-

 

獣電竜からゲキビーストへ。谷本さんの一叫から「獣拳戦隊ゲキレンジャー」よりオープニング。 
しなやかさとキレ味の鋭さを感じる谷本さんの歌いぶりを受け、観客もコーラスの皆さんと一緒なって合いの手を行っていました。 
そして「愛たかったかったぜぇええええ」と高橋さんが登場され、ゲキビーストと獣拳から"相棒"炎神へ。

「炎神戦隊ゴーオンジャー」オープニング。 高橋さんがはつらつとした歌声で軽々に歌われる中、

間奏ではショッカーさんが「炎神戦隊」の名乗りを披露されて彩を加えられていました。

 

・高橋さんがMAYOさんと谷本さんを呼び込み、お三方でトーク。 
・高橋さん「次の曲なんですけど、歌うのは9年ぶりらしいですよ」 
 谷本さん「…………え? 聞いてなかった、何?」 
 観客笑。 
 高橋さん「ちょっとちょっとウソでしょ? 歌うのは9年ぶりなんですって」 
 谷本さん「あーほんとですかー」  
 高橋さん「軽っ!」 
 MAYOさん「つーかうたったのもわすれてたもん」  
 観客笑。 
 高橋さん「そんなー。.Rのライブ以来らしいですよ。(※2009年「Project.R 1st Live~ソンググランプリ~」)」 
 MAYOさん「みたいだねー」  
 高橋さん「みたいだねって」 
 観客笑。 
・高橋さん「そんな久し振りの曲を歌ってみたいと思います」 
 谷本さん「歌ったような、感じで?」 
 高橋さん「なんで?」 
 MAYOさん「口パクでいいの?」 
 高橋さん「なんでそうなるの? そんな口パシッ……」 
 谷本さん「今、口パシって言ったよね」 
 MAYOさん「口パシ」 
 高橋さん「やっべぇ、聞いてた」 
 観客笑。 
 高橋さん「口パク無しで歌いたいと思います!! 『炎神ファイナルラップ』!!」 


27:炎神ファイナルラップ-Type Evolution-/Project.R (高橋秀幸 谷本貴義 Sister MAYO) 
28:動物戦隊ジュウオウジャー/高取ヒデアキ ナレーション:ショッカーO野 
-MC-

 

続いては「ゴーオンジャー」よりキシャモス、ティライン、ケラインら"ご先祖"古代炎神族を歌った9代目から11代目のエンディング。 
お三方それぞれの軽快な歌いぶりとフォーメーションを交えたダンスが見所。

途中、MAYOさんが立ち位置を間違え、照れながら歌われる場面も。 そしてショッカーさんのナレーションの中、

高取さんとZ旗ホーン隊の皆さんが登場され、炎神からジューマンへ「動物戦隊ジュウオウジャー」オープング。 
当時着用されていたジュウオウジャケット姿の高取さんの優しい声とZ旗ホーン隊の皆さんの勇壮な演奏は、

王者の貫禄さながらの頼もしさでした。

 

・高取さんに呼びこまれ、同じくジュウオウジャケット姿の大西さんがご登場。 
 高取さん「やっとお揃いですよ」 
・「ジュウオウジャー」の思い出の話。 
 高取さん「『ジュウオウジャーファイナルライブツアー』で洋平が号泣しましてね。

     その前の年の『ニンニンジャー』でも号泣してましたからね」 
 大西さん「全部知ってるはずなのにね」 
 高取さん「まだまだお互いジュウオウロスですけれども。そんな二人が共作した曲があります」 
 観客「おぉぉおおおぉおおお」 
 大西さん「これだけ聞いてわかる人ってどれくらいいます? おお、いますね。 
     ちなみに、わかんない人は? ………………ちょっと気を使ってぇ。そこは手を挙げないでしょぉ?」 
 観客笑。 
 高取さん「んなははは。いいよいいよ。今日知ってもらえばいいんだから」

 

29:忍ぶどころか、本能覚醒!/高取ヒデアキ 大西洋平 
-MC- 
30:レッツ! ジュウオウダンス/大西洋平 鎌田章吾 伊勢大貴 幡野智宏 ショッカーO野 
-MC-

 

映画「劇場版 動物戦隊ジュウオウジャーVSニンニンジャー 未来からのメッセージ from スーパー戦隊」より高取さん大西さんの共作楽曲。 
冒頭の雄叫びも高らかに、それぞれの戦隊が入り混じって一つになっていく歌詞を、

お互いに競い合うかの様に一曲を歌い作られる様子はこの曲の醍醐味。 高取さんを見送られて大西さんお一人に。

ハンドマイクからヘッドセットマイクへ代わり「ジュウオウジャー」エンディング。 
大西さんが元気いっぱいに歌われている中、後半になると鎌田さん、伊勢さん、幡野さん、ショッカーさんが

ダンサーとして登場されひと盛りとなりました。

 

・大西さん、鎌田さん、伊勢さん、幡野さんを見送りショッカーさんお一人に。 
 ショッカーさん「いやぁ……自分で自分の首を絞めたなぁ。でも楽しわ。って言ってる間に皆さんも休んで下さいね」 
・ショッカーさん「さあいよいよラストブロックだあああああああ」 
 観客「おおぉおぉおおおおおぉおおおおお」 
 ショッカーさん「ラストは『特命戦隊ゴーバスターズ』コーナーぁああ!! まずは山形ユキオさん『バスターマシン、発進せよ!』」

 

31:バスターマシン、発進せよ!/山形ユキオ 
32:バスターズ レディーゴー!/高橋秀幸 
-MC-

 

ラストコーナーはジューマンから"バディ"バディロイドへ。放送開始から5周年を迎えた正統異端「特命戦隊ゴーバスターズ」へ。 
まずは山形さんによるCB-01チーター、GT-02ゴリラ、RH-03ラビット、ゴーバスターエース、

ゴーバスターオーを歌った「バスターマシン、発進せよ!」。 歌詞になぞらえ、赤い衣装に赤い布を纏われた山形さん。

荒々しくもメカニカルさを感じるシャープさとハードな歌声は真に迫る歌いぶりでした。 
山形さんが退場されると、続いては高橋さんのご登場で「ゴーバスターズ」の初代オープンング。 
シリアスな作風そのままのハードな曲調の中、高橋さんは緊迫感と疾走感あふれるスマートな歌いぶりで観客を盛り上げられました。

・高橋さん「次の曲はですね、みんなと一緒に歌いたいと思います。カモン! Project.R!!」 
 高橋さんに呼びこまれて高取さん、YOFFYさん、JOEさん、岩崎さん、谷本さん、松原さん、鎌田さん、大西さん、幡野さんがご登場。 
 大西さん「なんか思ったより拍手が少なかったですね」 
 観客笑。 
 高取さん「高橋がひとりづつ名前を言って呼びこまなかったからー」 
 幡野さん「そうですよー事前に言ってたのにー」 
 観客笑。 
 高橋さん「だって皆さんしれぇーっと入ってくるんだもん」

 

33:キズナ~ゴーバスターズ!/Project.R(高橋秀幸 高取ヒデアキ YOFFY JOE 

                    岩崎貴文 谷本貴義 松原剛志  鎌田章吾 大西洋平 幡野智宏)

 

ラストはProject.Rの選抜メンバーの皆さんによる「ゴーバスターズ」より、

謎の新ユニットSTA☆MENの皆さんが歌われたエンディングをカバー。 
皆さんが順番に歌われていき、普段は歌わないギタリストのJOEさんの番になると、

YOFFYさんを中心にして皆さんがJOEさんを煽る煽る。 煽りすぎてJOEさんの次に歌われる谷本さんが、

ご自身のパートの歌い出しに間に合わなくなるという珍しい場面も。 
サビの手を左右に振る振り付けでステージと客席が一体になり、ラストにふさわしい賑やかではつらつとした一幕となりました。

 

-アンコール- 
-MC-

 

Project.Rの選抜メンバーの皆さん、コーラス、バンド、Z旗ホーン隊の皆さんが見送られると、観客からアンコール。 
しばらくすると観客のアンコールに合いの手を入れながらショッカーさんがご登場。

 

ショッカーさん「アンコールありがとうございます!!」 
再びコーラス、バンド、Z旗ホーン隊の皆さんもそれぞれの準備へ。 
ショッカーさん「それでは出演者の皆さんを一気にお呼びしたいと思います。呼んでいただくのはもちろん皆さんです!」 
観客「ぉぉっぉおおおおおおおおおおお」 
ショッカーさん「スーゥパーァ戦隊ぃィイイイ!!?」 
観客「スピリィイイイイイィイイイイイイィイイイイイイイイツ!!」 
ショッカーさん「おぉねがいしまぁあああす!!」

 

・出演者の皆さんが続々とステージ前方にご登場。 
・ここでショッカーさんによってバンドの皆さん、Z旗の皆さん、コーラスの皆さんをそれぞれご紹介。 
・演劇ユニットZERO BEATの皆さんの舞台「第2回公演『野良犬達のBALLAD』」に俳優として出演された事をイジられるギターのナベさん。 
・"アイドルさん達の先生"キーボード松原さん。 
・ドラムのガンタさんの紹介時に「兄さんっ!」と高橋さん。  
・「若手と言われた彼も一児の父になりました」と紹介され、笑顔に磨きがかかる吉岡さん。 
・Z旗ホーン隊の皆さんの紹介の最後では、頭目の高取さんもブースに合流されて一緒にキメポーズ。 
・ショッカーさん「Ozakiさんのクールな雰囲気に平山佳代子さんがメロメロになるわけですね」 
・コーラスの皆さんはスーパー戦隊になぞらえてご紹介。 
・コーラスイエロー杉山さん、コーラスピンク平山さん、コーラスゴールド斉藤さん、コーラスレッド貴日さん、コーラスシルバー常見さん。

 

・そして出演者の皆さんから一言ずつご挨拶。 
・幡野さん「こんな素敵なステージに大好きな先輩方と一緒に出る事が出来て嬉しいです。『キュウレンジャー』共々よろしくお願いします!!」 
 観客拍手。 
 高取さん「すっげえ滑舌いいじゃん。よかったよ」 
 ショッカーさん「ホントホント」 
 幡野さん「やったっ!」 
 大西さん「でも、まだまだだなぁ」  
 高取さん「おっ"ワル平"が出た」 
 幡野さん「先輩、キビしいっす」 
 ショッカーさん「そこは『よかったよ』って言われたら『よっしゃ、ラッキー!』って言わないと」  
 幡野さん&観客「あああああ~」 
・高橋さん「来年は僕10周年なんですよ。毎年皆さんの熱気に負けないように歌ってきました。来年もよろしくお願いします」 
 ショッカーさん「そうかぁ、じゃあ、最初に出た時に何を思ったか『これでも食らえ』って着けていた手袋を客席に投げつけて、 
        その後に『すみません、大阪でも使うから返してください』って言ってから9年かぁ」  
 観客笑。 
 高橋さん「そうなんですよー」 
 高取さん「あの時って歌ってる時、だいぶ内股だったよね」 
 高橋さん「そうですそうです。だんだんと外側に開いていったんですよ」 
 観客笑。 
・高取さん「さっき厳しい事いったから、洋平は100点満点のコメントをしてくれるんだよね」 
 観客「おぉぉぉおおおおおおおおおおぉおおお」 
 幡野さん「勉強させてもらいます」 
 伊勢さん「すげー先輩―」 
 大西さん「うわマジか」 
 観客「がんばれー!」  
 大西さん「がんばれって! ピンチじゃない! むしろチャンスだと思ってるから!」 
 観客笑。 
 大西さん「えーっとホントに毎年出させてもらう度に皆さんからパワーをもらっています。

     今日も忍ぶどころか本能覚醒したぜ!! ありがとー!」 
 ショッカーさん「はい、大西洋平くんでしたー」 
 大西さん「よっしゃ、ラッキー!!」 
 ショッカーさん「あ~あ取られちゃった」 
 観客笑。 
・松原さん「『キュータマダンシング!』をレコーディングした時は割と踊りやすい曲だと思ってたんですけど、 
     踊っていくうちに結構カロリーが持っていかれる事がわかりまして。皆さんも大丈夫なのかと心配になりました。 
      これからも10年、20年と歌っていきたいと思っていますので、皆さんもこれからも健やかに」 
 高取さん「健やかにってお年寄りかっ」 
 観客笑。 
・谷本さん「『豪快全開ダッシュ!』を歌えた事と、

      僕の作った『レッツ! ジュウオウダンス』を大西君が歌う様子を初めて舞台袖で見られて嬉しかったです」 
 大西さん「先生、今まで何度かチャンスあったでしょうに。今日初めて見たんですか?」 
 谷本さん「今日はね、真剣に見てた」 
 ショッカーさん「まあ、彼の性格を垣間見る事ができましたね」 
 観客笑。 
・MAYOさん「今日はほとんど初めて歌うような曲をタカさんとも歌ったし、谷本と高橋とも歌ったしぃ」 
 ショッカーさん「二人は呼び捨てなんだ」 
 高橋さん「いいんです。子分ですから」 
 観客笑。 
 谷本さん「ジャニーズみたいに"くん"くらい付けてよ」  
 MAYOさん「……まぁ、コイツらと歌ったんすけどぉ」 
 高橋さん「もっと下がっちゃった」 
 観客笑。 
・MAYOさん「あのぉタカさんと歌ったヤツ、あの『タマタマキュッキュ』のやつ」 
 高取さん「なんかやらしくない?」 
 観客笑。 
 谷本さん「MAYOさん、タイトル何でしたっけ?」 
 MAYOさん「えっ『タマタマキュッキュ』でしょ」 
 高橋さん「違うよ『キューレットザチャンス』だよ」 
 観客笑。 
 JOEさん「ナベさんの表情見て下さいよあの顔」  
 何とも言えない表情のナベさん。 
 MAYOさん「あの曲ぅ、リハ終わった時に松原くんに踊り考えてもらったんすよ」 
 観客「おぉぉおおおお」 
 松原さん「一応コンセプトを一緒にするために『キュータマダンシング!』の踊りを混ぜているんですよ」 
 ショッカーさん「おぉ、さすが」  
 MAYOさん「そう。せっかく作ってもらったから、みんなもやってくれるかと思ったら、やってる人、少ねえの。やれよー!!」 
 観客笑。 
 MAYOさん「覚えて。覚えてね。次いつやるかわかんないけど」 
・Saliaさん「他の皆が踊ってるのを見て、山形さんと歌った曲はちょっとステップを考えて一緒にやらせてもらいました」 
・JOEさん「今年の頭に武道館で『レッツ! ジュウオウダンス』を踊ったんですよ。(※「40×35 感謝祭」) 
     それで今日も踊れるかと思って楽屋でYOFFYと踊ってみたんですけど、自分達の踊れなさを実感しただけでした。情けない!」 
 観客笑。 
・YOFFYさん「今日はJOEの歌を聞けるっていう滅多にない機会なんでね」 
 JOEさん「いやいや、いいわ。その話は。歌ったの一行だけだし」 
 YOFFYさん「その一行だけを楽屋で一生懸命練習してるJOEを見て、彼がこのイベントにかける魂を見た思いがしました」 
 JOEさん「来年15周年なんだからもっとまともな話してよ」 
 観客笑。 
・高取さん「今回は一番手で特攻隊長でしたし、いっぱい歌わせてもらいました。衣装も当時ので。

     結構ほつれてるんですけど、その分当時を思い出したりして。 
     で、最初はこういう並ぶ時に端っこだったのに、今はなぜこんな出演者の中心にいるんだろうっての位置になっちゃって。 
          そろそろ"20世紀編"に引っ越してもいいのかなあって思いました」 
 JOEさん「そんなシステムだったんですか?」 
 ショッカーさん「明日、一番若手が佐藤健太ですから」 
 高取さん「んぁあはっはっはっは」 
・山形さん「毎年毎年友達が増えて嬉しいですね。新しい出演者の方も、ここに来てくれるみんなも友達ですよ。とーもーだーちっ! 一緒に?」 
 観客&山形さん「とーもーだーちっ! とーもーだーちっ!」 
 ショッカーさん「なんか新しいタイプの『仮面ライダーアマゾン』みたいになってきましたけど」 
 観客笑。


34:スーパー戦隊ヒーローゲッター~Now & Forever ver./山形ユキオ Salia 高取ヒデアキ

                           サイキックラバー(YOFFY JOE) 岩崎貴文 Sister MAYO 
                           谷本貴義 高橋秀幸 松原剛志

                           鎌田章吾 伊勢大貴 大西洋平 幡野智宏

 

「スーパー戦隊"魂"XI 2017 東京 "21世紀編"」ラストは「海賊戦隊ゴーカイジャー」より、歴代戦隊が登場するエンディングに 
「ゴーカイジャー」と「ゴーバスターズ」が加わった「~Now & Forever ver.」。

作品毎にお一人づつ歌われて行く順番に名乗るショッカーさんや、

「星獣戦隊ギンガマン」パートではギンガレッド/リョウマの「炎のたてがみ」、

「救急戦隊ゴーゴーファイブ」パートでは敬礼をされていた伊勢さん、 
「爆竜戦隊アバレンジャー」パートでは遠藤正明さんよろしく"アバレスピン"を披露される鎌田さんなどなど、見所、聞き所づくし。 
ラストの締めは山形さんと高取さんが譲り合っていましたが、最後は仲良く手をつないで締められていました。

 

ステージ上が充足感で満ち満ちている中、コーラス、バンド、Z旗ホーン隊の皆さんもステージ前方に集合。 
全員が一列になった所で、最後の万歳三唱の音頭を山形さんと高取さんが再び譲りあわれていましたが、音頭は山形さんが務められました。 

拍手の中、ショッカーさんが出演者の皆さんをお一組づつ紹介していき、山形さんと高取さんの三人だけに。

ショッカーさん「……さぁっ、"21世紀編"が無事に終わりましたが……」 
高取さん「タメないでくださいよぉ。恐れ多いっすよぉ」 
観客笑。 
ショッカーさん「無事に"20世紀編"にバトンタッチできたと思います。高取ヒデアキさんでしたぁああああ」 
高取さん「どぉこに帰るんだぁああああああああい!!?」 
観客「家ぇぇえええええええぇえええい!!」 
高取さん「そうだよね家だよねーぇええええうわっしょぉおい!!」 
観客「ぅわっしょぉおおおい!」 
高取さん「明日も楽しんでねえええええ!」 
観客拍手。 

高取さんを見送り、山形さんショッカーさんお二人に。言葉もなく笑顔で見つめ合うお二人。 
ショッカーさん「ふふふふ。もう言葉は要りません、山形ユキオさんでしたぁああああああ」 
山形さん「元気でいてねえェ! 絶対ッ!!」 
観客「ぉぉおおおおおおおぉおおおおおお」 
山形さん「ガァアアゥォオオオオオオオオウ」 
全員を見送ってショッカーさんお一人に。 
ショッカーさん「皆さん、楽しんでくれましたかァアアア!!?」 
観客「おおおおおおおおおおおおおおおお!!」 
ショッカーさん「盛り上がりましたかァアアア!!?」 
観客「おおおおおおおおおおおおおおおお!!」 
ショッカーさん「また会いましょうねぇええええ」 
観客「おおおおおおおおおおおおおおおおぉおおおおお!!」 
ショッカーさん「それじゃあ、お約束のぉッスゥウーゥパァァアアア・ァ戦ッン隊ィンッ!?」 
観客「スピリイィイイイィィイイィイイィッッツ!」 
ショッカーさん「ショッカーO野でした。また明日っ!!」

 

ショッカーさんがステージにマイクを置いて颯爽と退場され、「スーパー戦隊"魂"XI 2017 東京 "21世紀編"」は終演となりました。

 

今回はなんといってもこれまでの年代順を排し、それぞれの戦隊の特徴を元にした括りで曲順が構成されていたのがトピック。 
次に何が歌われるのかというお楽しみ感が増し、「歌のラッキーキュータマ運試し」といった様相でした。 
今後は以前行われた"21世紀編"と"20世紀編"という枠も取り除いた、世紀を超えてのお楽しみ感があるライブもまた見てみたく思いました。

また今回はデュエットが多かったのも印象的。高取さん大活躍で、当時の衣装で歌われているのも嬉しうございました。 
近年のエンディングでは鎌田さん、伊勢さん、大西さん、幡野さんら若い世代とショッカーさんがダンサーとして大活躍。 
それを受けてか、高取さんとMAYOさんの「キューレットザチャンス」や山形さんとSaliaさんの「絆」では 
それぞれが当日に振り付けやステップを付けられ、出演者のみなさんが影響しあってライブを作られている事が伺えました。 
トークのやりとりでも作品を越えて仲の良さを感じる事が出来、このチームワークが"21世紀編"ならではだと思いました。


 

補足

 

・「侍」と書かれたTシャツからはじまり、「マジレンジャー」のマジレッド/小津魁のジャケット姿、「デカレンジャー」のTシャツと 
 登場ごとに作品になぞらえた衣装で登場され、さらに曲紹介には名乗りも披露されていたショッカーさん。

 

・「ハリケンジャー」の要所要所でトランペットをクルクル回されていたAkuzawaさんとKENITOさん。

 

・「四六時夢中 シンケンジャー」の二番冒頭で吉岡さんとChouemonさんが向かい合って演奏されていた様子が格好良かったです。

 

・「ビュンビュン! トッキュウジャー」の間奏で全員が電車ごっこをされる様子を演奏しながらニヤリとされていたナベさん。

 

・「絆~Spirit of Gao Ranger~」を歌われた後、「きーずーなっきーずーなっきーずーなっ」といいながら退場された山形さん。

 

・Saliaさん「『ヒーリン'ユー』をレコーディングした日の朝は大雪だったんですけど、

      レコーディングが終わってもまだ降っていたんですね。 
      そんな雪を見ていてなんだか癒されました。大きな自然の中で活かされているんだなあと実感しました」

 

・「みんな集まれ! キョウリュウジャー」で高取さんと一緒にステップを踏もうと移動されるも、 
 高取さんが別方向へ行ってしまい「えっ!?」という表情で演奏されていたChouemonさん。

 

・「みんな集まれ! キョウリュウジャー」の「♪おならがプーっと」で目の前の観客へ向けておならさながらの演奏をされるKENITOさん。

 

・大西さんが「レッツ! ジュウオウダンス」を歌われる前にお水を飲んだ所、観客から拍手が。 
 大西さん「……今度からオレが水を飲んだら絶対拍手してよ? もう知らないよ?」 
 再び水を飲むと先程よりも大きな拍手が。 
 大西さん「もうみんなの前で水の飲めないよー」 
 観客笑。

 

・YOFFYさん「初期の『スーパー戦隊"魂"』ってCDとかDVDになってたじゃないですか? またリリースしないですかね?」 
 観客拍手。 
 ショッカーさん「今日は皆さんのお手元のチラシの中にはアンケートがあると思うので、是非その思いを伝えてください」 
 YOFFYさん「皆さんの力でバースデーソングさんとコロムビアさんを動かしてください!」

 

・アンコールのバンド紹介時にショッカーさんの真後ろにいた大西さん。 
 舞台の端だったのでしゃがみっぱなしで両手を万歳したまましばらく動けなくなっていました。

 

・最後に出演者全員が一列になった時に隣同士に並ばれたガンタさんと高橋さん。 
 JOEさん「この二人似てるんですよ」 
 YOFFYさん「にてるー!」  
 高橋さん「兄さんです。やっと出会えました。自分でもガンタさんの写真見て『あ、オレだ』って思いました」 
 観客笑。 
 ショッカーさん「という事はこの前、高橋君と一緒にい行った大阪で見たホストの看板とも似てるわけだね」 
 高橋さん「三兄弟です。三兄弟」

 

・鎌田さんは「ブレイブだったぜ」、YOFFYさんは「チャンチャンバラ」、谷本さんは「ァアッチャァアア」など 
 出演者の方の何名かはそれぞれが歌われた作品にちなんだ言葉と共にで退場されて行きました。 

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