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影山ヒロノブ40周年記念ライブ 40years on the road 東京公演 
17.9.3 なかのZERO 大ホール

 

出演/影山ヒロノブ

 

ゲスト/井上俊次 遠藤正明 
  
ゲストChorus/KUKO

 

演奏/BROADWAY(Key&Cho.須藤賢一 B&Cho.村上聖 Dr&Cho.岩田"GUNTA"康彦 G&Cho.松尾洋一) 
   Key&Co.井上俊次 Ag&Harp.影山ヒロノブ


 

影山ヒロノブさん。 
1977年に高崎晃さん、井上俊次さん、田中宏幸さん、樋口宗孝さんらと結成したロックバンドLAZYのボーカルとしてデビュー。 
シングル「赤頭巾ちゃんご用心」のヒットと共にミッシェルの愛称で一躍人気を博します。 
LAZY解散後はソロボーカリストに転向され、日本全国で年感100本以上のライブをされる傍ら、1980年代後半にアニメソングデビュー。 
アニメ「DRAGON BALL Z」のオープニングを代表格に数多くのアニメ・特撮の歌を歌われ、

"アニソン界のプリンス"と呼ばれる様になりました。

 

1990年代後半からは水木一郎さん、MIO(現・MIQ)さんと共に、堀江美都子さんをゲストに迎え、 
ロボットアニメやゲームの歌のみで構成されたライブ「ROBONATION SUPER LIVE'97 summer」にご出演。 
大人がアニメソングをライブ形式で楽しむスタイルの基盤を築き、

以後「ROBONATION」の流れを組む「スーパーロボット魂」、 「スーパーヒーロー魂」「スーパーアニソン魂」等に出演され、

20年を越える"魂ライブ"のムーヴメントには欠かせないメンバーとなっています。

 

1998年にはLAZYが再結成するも、2006年に田中さん、2008年に樋口さんが合い次いで逝去された後の活動は不定期に。 
2000年には水木さん、松本梨香さん、さかもとえいぞうさん、遠藤正明さんと共に

アニメソングを作り歌うユニットJAM Projectを結成。 

以後、きただにひろしさん、奥井雅美さん、福山芳樹さん、ヒカルド・クルーズさんが加入されたJAMでは

リーダーとして活動され、 JAM Projectの楽曲の作詞、作曲の多くを手がけられています。

 

アニメソング界での活動と並行し、シンガーソングライターとしても活動されており、 
日本全国をアコースティックギター一本で廻るソロライブ「ソロアコギの旅」はご自身のライフワークとされています。

 

明るく飾らない性格と笑顔、パワフルな歌声とライブパフォーマンスで魅せられており、 
アニメソングを歌われている歌手の方々の中でもベテランと若手の丁度中間にいらっしゃることもあってか、 
水木さんや堀江さん等の先輩、遠藤さんやきただにさん等の後輩ら多くの歌手仲間からも慕われています。 
そんな影山さんがデビュー40周年を迎えられました。おめでとうございます。

 

40周年を記念し、音楽ジャンルの一つであるAORをコンセプトにした記念アルバム「A.O.R」をリリースされ、 
そのアルバムを基調にした40周年記念ライブ「40years on the road」が開催されました。 
ゲストにLAZY時代からの苦楽を共にされ、現在はJAM Projectを有するレコード会社Lantisの社長でもある井上さんと 
"魂ライブ"の黎明期に影山さんのライブでコーラスをされていたり、

お二人でアコギライブをされていたりと長年一緒に活動されている遠藤さんがご出演。 
さらにアニメ「DRAGON BALL」の楽曲を手がけたプロジェクト【MONOLITH】で共に活動されたKUKOさんが

ゲストコーラスとしてご出演されました。 
大阪、東京と開催されたうち、今回は東京公演のレポートです。

 

会場は東京都中野にあるなかのZERO 大ホール。多くの業界関係者からの祝花がかざられているロビーから入場すると 
ステージ上には影山さんが率いるバンドBROADWAYの皆さんの楽器が設置されたブースと、

KUKOさん用のコーラスブースが設けられており、 ステージ中心には奥から前方にかけて花道が設けられており、

壁面には40周年のロゴがあしらわれた幕が掲げられていました。

 

開演時間を少し過ぎた頃、会場内がゆっくりと暗くなっていき、 
いよいよ「影山ヒロノブ40周年記念ライブ 40years on the road 東京公演」開演です。

 

 

00:introduction/SE

 

今回のライブへの思いを綴られた歌詞を、影山さんの歌声を多重録音したコーラスに乗せたものが流れ、 
厚みのあるハーモニーにうっとりとしていると、しばらくするとBROADWAYの皆さんとKUKOさんがご登場。 
観客から拍手が贈られる中、それぞれが静かにブースにスタンバイされていました。

01:Beginning 
02:甘く危険な夜に 
-MC-

 

ジャケットにTシャツに革靴と軽いフォーマルなお衣装の影山さんが花道から登場され、40周年記念ライブはアルバム「A.O.R」より「Beginning」からスタート。 
ゆったりとして清々しい曲調なので、影山さんの柔らかな歌声をしっかりと味わいながら、穏やかな幕開けとなりました。 
続いてもアルバム「A.O.R」より、LAZY解散後の井上さん、田中さん、須藤さん、ガンタさん、松尾さんらと結成していたバンド 
AIRBLANCAの楽曲をセルフカバーされた「甘く危険な夜に」。楽曲が発表された1990年代前半の空気を感じるゴージャスな曲調と 
影山さんのスタイリッシュで甘さを感じる歌いぶりは、ライブで体感すると一層雰囲気たっぷりで爽快でした。

 

・ここでスタッフさんによって影山さんにアコギが手渡されました。 
・影山さん「みんなこんばんはー! えー、今日は珍しくめっちゃ晴れました。いい感じです」 
 観客。 
 影山さん「40年分の感謝を込めて一生懸命歌います! みんな楽しんで帰ってください!」 
 観客拍手。

 

03:Mr.Travelin'Man 
04:Life without you 
-MC-

 

引き続きアルバム「A.O.R」より「Mr.Travelin'Man」。旅の開放感あふれる軽快でポジティブな楽曲は「ソロアコギの旅」で 
音楽と共に旅をされる影山さんらしく。終盤の「DaDaDa」は影山さんと共にBROADWAYの皆さん、

KUKOさんも参加し、心地よいトリップ感でした。 がらりと雰囲気が変わり「Life without you」。

別れの歌であるこの楽曲に込められた切なさを歌声だけではなく、 
表情でも楽曲の世界を感じられる様に情感たっぷりに影山さんが歌われていたのが印象的でした。

 

・アコギを下ろし、ここからは再びハンドマイクに。 
・影山さん「40年やってても本番直前って緊張しますよね。JAMの時でもソロアコギの時でもそうなんすけど。 
      だからちょっと最初で英語の歌詞間違えちゃったんすけど……」 
 観客笑。 
・当日の様子は後日J:COMプレミアチャンネルで放送されるとの事。 
 影山さん「今日ねカメラで収録してるんすよ。どうせならDVDにしたいよね。 
          井上君に『影ぇ、英語の歌詞二回トチったら発売は無しやで』って言われました。 
      やべー。権利を一回使っちゃったー!」 
 観客笑。 
 影山さん「だからね、今日はスペシャルなんですよみんな。ええ子にしてたらあかんでぇ。拍手は長く大きく! ナハハハ」 
 観客笑。 
・影山さん「色んな人が来てくれてると思います。日本はもちろん、世界からも。 
      色んな時にオレを知ってくれた人がいると思います。

      LAZYはもちろん、アニソンで知ってくれたり、JAMを応援してくれたり。 
      今日はみんなと特別な一日にしたいと思います。靴ずれしてる場合じゃねえ!!」 
 観客笑。 
 影山さん「大阪公演の時は靴ずれで苦しんだけどね。今日はスタイリストのダン君が靴をめっちゃ柔くほぐしてくれたんで、最高です!!」 
 観客拍手。 
 影山さん「ま、そんなワケで、今日は二人のビッグなゲストが来てくれてます。一人目のゲストはこの方です!!」

 

05:She's trouble & such a fool!/& 遠藤正明 
-MC-

 

影山さんの一言から前奏がはじまり、花道からスーツ姿の遠藤さんがご登場。

アルバム「A.O.R」よりデュエットされた「She's trouble & such a fool!」。 
大人の雰囲気を感じるお二人の歌声はもちろん、大人の「Cheers!」で乾杯の手振りをされたり、サビで揃いのステップをされたりと 
歌以外でも息の合ったステージングはとても魅力的でした。ラストは遠藤さんの「ろくなもんじゃねぇええええええ」も迫力満点でした。

 

・影山さん「あらためまして、遠藤正明君です!」 
 遠藤さん「にいさん、40周年おめでとうございます!」 
 影山さん「こちらこそ50ちゃいおめでとうございます」 
 このライブの数日前に遠藤さんは50歳のお誕生日を迎えられ、バースデーライブを開催されました。 
 遠藤さん「ありがとうございます。でもボクが生まれた頃からにいさんは歌ってるわけですからねー」 
 影山さん「遠ちゃん50だよ。うわー」 
 遠藤さん「そうなんですよ。にいさんが50ちゃいの頃に『江戸時代なら死んでる年齢ですよ』って言ってたのに自分がなるとはね」 
 影山さん「わー。死んでるー」 
 遠藤さん「生きてます。でもにいさんがいたから今、自分がここにいるといってもいいです。

     にいさんいなかったらそこら辺でのたれ死んでますよ」 
 観客笑。

 

・影山さん「今の曲はっ、えー、遠ちゃんと歌うって決まってから書いたんですけど、どんどんろくでなしの曲になっちゃいました」 
 観客笑。 
 影山さん「曲自体は酒場のクイーンみたいな遊んでるお姉ちゃんに入れ込んでるダメな男の歌なんですけど、 
      曲のテーマとしてはぁ、男はぁ、他の人が見たらっ、くだらないと思える事にもぉ、熱くなれるっていう歌なんだよ」 
 遠藤さん「そうです。ボクもその辺はにいさんから色々と教わってきましたから」 
 影山さん「えぇええーっ」 
 観客笑。

 

06:おーり とーり/& 遠藤正明 
-MC-

 

「遠ちゃんを一曲で帰すわけにはいかない」とアルバム「A.O.R」より、林田健司さんとデュエットされた「おーり とーり」を遠藤さんと。 
沖縄への思いを込められた本曲は、ゆったりとした曲調と穏やかな影山さんの歌声が特徴的で、

遠藤さんの伸びやかな歌いぶりも林田さんとはまた違った魅力。 

曲の途中ではお互い向き合いながら沖縄独特の踊り「カチャーシー」を踊られる一幕もありました。

 

・遠藤さんを見送り、ここでスタッフさんがステージ向かって左側にベンチと外灯をセッティング。 
・更にアコギやハーモニカ、ちょっとしたテーブルにライブグッズのタオルやステージドリンク入りのカップも設置されました。 
・影山さん「これね、ライブのスタッフに『アコギの時はリラックスしたいから"ヒロノブのお部屋"を作ってくれないか』って言ったんすよ。 
      ……お部屋じゃないっすよね」 
 観客笑。 
 影山さん「どっちかというと街角的な感じですけど。……どうも"ヒロノブの街角"です」

 

・影山さん「次は『Home』っていう曲なんすけど。この曲は奇跡って凄いなあっと思って作った曲なんです。 
      って言うのは、今年の仕事はじめは去年と同じく奄美大島と喜界島だったんすね。そしたら島のアニソンファンの子達が 
      『あのアニソンの影山ヒロノブが来る!』ってポスター張ったり、チケット売ったり、当日のお世話もしてくれたんですよ。 
      で、去年も今年も大雨でした」 
 観客笑。 
 影山さん「雨だと海に行けないから、黒糖焼酎の造り酒屋の見学に連れていってくれたんすよ。 
      奄美の黒糖焼酎の西平酒造で『加那』っていうすっごい美味しい焼酎を作ってる所に見学にいったんすね。 
      そしたらそこの人たちが家族で迎えてくれて、社長の西平功さんっていう人は僕より少し上で、

      社長って感じの人だったんですけど、 
      事務所で話した時に『影山さん、実は私も昔、東京でバンドやってたんですよ』って言ってチラシを見せてくれたんです。 
      チラシに書いてあったのはBLAZEってバンド名だったんすけど、オレね、BLAZEってバンド、一つだけ知ってたんですよ。 
      っていうのも、そのバンドを見たことはなかったんですけど、

      自分の大切なバンドメンバーが在籍してたバンドだから知ってたんです。 
      西平社長に聞いたんです。『BLAZEってバンドのキーボードって、須藤賢一ですか?』」 
 観客「おぉおおおお」 
 影山さん「そしたら社長が『そうだよ、賢だよっ!』って。いやぁ~ここ十年くらいで一番びっくりしたかもしれないっすね。 
      自分がデビューする前に賢ちゃんがやってたバンドのボーカルだったんですかあああってびっくりしました。 
      で、僕はひらめきました。今起こった奇跡を曲にしたいと。マネージャーに連絡したらなんとかアルバムに間に合うと」 
 観客拍手。 
 影山さん「キーボードはもちろん賢ちゃん、ギターはBLAZEのギタリストのリッチー池田さんにソロを入れてもらいました。 
      で、肝心の西平さんはずっと嫌がってました。娘さんもミュージシャンなんですけど、娘さんに協力してもらって、 
      ほとんどダマしに近い形で奄美のスタジオまで連れてきてもらいました」 
 観客笑。 
 影山さん「そこで『東京で賢ちゃんがキーボード弾きます、ギターは池田さんに入れてもらいます! 功さん、最後に一声お願いします!!』って

     頼んだんす。 でも『ずっと歌ってないから』って断ってたんすけど

     最後に『功さん、オレ、外に出てますから! トイレ行ってますから! その間に歌ってください!』 
      そう言ってレコーディングブースに閉じ込めるような感じで外に出たんです。

     で、しばらくしてスタジオの中を見たら、歌ってくれてました。やった!」 
 観客拍手。

 

07:Home ~僕の大切な人達へ~/& 須藤賢一 
-MC-

 

アルバム「A.O.R」より、西平功さんの娘さんでミュージシャンの西平せれなさん、

奄美テレビ放送で活躍中のタレントでありサーファーの浜崎亮平さんと共に 
「せれな りょうへい かげあに」として作られた「Home ~僕の大切な人達へ~」。

ベンチに腰掛けアコギを爪弾きながら静かに影山さんが歌われる序盤から 
バンドも合流する様子はなんともドラマチックでグッときましたが、

後半の一節のボーカルを須藤さんが担当されていたのは特にグッときました。

 

・アコギを下ろされ、再びハンドマイクでステージ中央に戻られる前にステージドリンク入りのカップを一口。 
・影山さん「自分のグッズで飲む水は最高です。早くこれを持ってアニソン登山部に行きたいっす(※)」 
 ※アニソン登山部:水木さんが部長を務め、影山さんも参加されている文字通りのアニメソング関係者が登山を楽しむ集まり。 
  他の主なメンバーは堀江さん、NoBさん、石田燿子さん、高取ヒデアキさん、高橋秀幸さん、

  サイキックラバーのJOEさん、松原剛志さん、 谷本貴義さん、吉田仁美さん、喜屋武ちあきさん、

  ボイジャーのTAKERUさん、瀬下千晶さん、有限会社ザリガニワークスの武笠太郎さん、坂本嘉種さん等々。 

・ご自身のトークで笑っていたBROADWAYの皆さんを見た影山さん。 
 影山さん「さー。おっちゃん達やるよー。こっからはアニソンやるよー」 
 観客拍手。 
 影山さん「まずはこの曲だぁあああああ!!」

 

08:CHA-LA HEAD-CHA-LA (2005 ver.) 
09:HEATS 
-MC-

 

ここからは影山さんがこれまで歌われてきたアニメソングコのーナー。まずは影山さんの代表曲であるアニメ「DRAGON BALL Z」より、 

初代オープニングを2005年にリアレンジ&リレコーディングしたバージョン。

動き回りながらパワフルで元気なステージングを見せる影山さん。 
観客にマイクを向け「CHA-LA HEAD-CHA-LA」の大合唱になる様子は感慨深くありました。間髪入れずに聞こえてきたのは 
OVA「真 (チェンジ!!)ゲッターロボ -地球最後の日-」より二代目オープニング。"魂ライブ"からのムーブメントの最中に生まれた本曲も 
今では影山さんを語るうえで欠かせない一曲。ポジティブで熱のこもった影山さんの歌いぶりはいつ聞いても高揚感を誘われます。

 

・影山さん「LAZYからはじまって色々な時代がありましたけど、アニソンと関わった時間が圧倒的に長いです。 
      色んな意味で死にかけてた時にコロムビアの学芸部のプロデューサーさんがオレを選んでくれた事が全てのはじまりです。 
      遠ちゃんがさっき、オレとか井上君に会わなければのたれ死んでたって言ってたけど、そんな事ないと思いますけど。 
      オレの方こそ、1985年の戦隊シリーズの歌を託されなければ、今、この場所に立っていなかったと思います。 
      今も、戦隊シリーズは若手がチャンスを掴める登竜門として続いてますけど、1985年の自分にとってはもっと大きかったです。 
      久し振りに世間が自分の方を向いてくれているという思いでした。そこから今日までノンストップでやってこれました」 
 観客拍手。 
 影山さん「でも元アイドルのアニソンシンガーってオレくらいでしょ? 
      アニキもよく『オレも流行歌を歌ってたんだよ』って言うんすけど、アイドルじゃねえし!」 
 観客笑。 
 影山さん「はぁい。そこから戦隊シリーズもエンディングを含めると四作品も関わらせてもらいました。 
      "アニソン界のプリンス"って呼んでもらえるのも、あの頃がなければありえなかったと思ってます」

 

10:電撃戦隊チェンジマン (TVサイズ) 
~光戦隊マスクマン (1C) 
~鳥人戦隊ジェットマン (1.5C) 
11:こころはタマゴ 
-MC-

 

ここからは影山さんにとってのターニングポイントとなったスーパー戦隊シリーズのオープニングをメドレーで。 
まずは影山さんのアニメ・特撮デビュー曲である特撮「電撃戦隊チェンジマン」よりオープニングで勢いよくスタート。 
スピーディーな曲調を軽やかに歌われた後は、「まだまだ行くぞぉ!!」と特撮「光戦隊マスクマン」オープニングへ。 
影山さんの鍛えあげられたシリアスな歌いぶりとパフォーマンスで生じた熱気をそのままに特撮「鳥人戦隊ジェットマン」オープニング。 
疾走感がたまらない曲調に影山さんの明るい歌いぶりが合わさってなんとも爽快。近年は影山さんがライブで戦隊の歌を歌われる機会も 
めっきり減ってしまっただけに、こうしてメドレーで一気に聞く事が出来てとても嬉しうございました。 
メドレーが終わり、余韻もそこそこに「みんなでハッピーになれる曲を聞いて下さい」と特撮「鳥人戦隊ジェットマン」エンディングへ。 
サビの部分で影山さんと一緒に観客も手を左右に振る様子はとても素敵な光景で実にハッピーな一幕でした。

 

・この年の八月に突発性難聴を患われ療養中のきただにさんのお話。 
 影山さん「最初の措置が重要らしくて、だにぃ~はまだこれから何十年も歌っていく運命なので、

     嫌がる本人を引っ張ってって即入院させました。 
     あんなに人気な氷室京介さんも同じ病気でライブ活動を引退とかされてれますからね。

     今はだにぃ~も退院して明日からレコーディング復帰します」 
 観客拍手。 
 影山さん「でも心配なのはアイツが『退院=飲酒OK』と勘違いしてないかって事ですよ」 
 観客笑。 
 影山さん「隠しカメラ仕込んでやろうかな。ひろしのお部屋に。

     でトクトクトクゥ…って何かを次ぐ音でもしたら、サイレンがプワーって鳴るの」 
 観客笑。

 

・影山さん「アニソンはいつもみんなからリクエストをもらうんだけど、マニアックすぎて……。 
     もう重箱の隅の隅くらいの。そこら辺を歌うとしたらアニキみたいに1000曲ライブやらなきゃいけなくなるし」 
 観客笑。 
 影山さん「無理無理。やっても二時間、三時間で20曲前後。今回は更に40年の中でのアニソンとなると……ね……。 
     だから『……あの曲聞きたかった……』って言わんといて~。

     もぉ~おっちゃん靴ずれ痛いの我慢してんやから堪忍してぇ~」 
 観客笑。 
 影山さん「ハァイ、で、その中で、自分が気持ちよく歌える曲、比較的歌詞を覚えてる曲を選びました」 
 観客笑。 
 影山さん「そこぉ~? 選曲の基準そこぉ~? ……ハァイ、ま、でもそれがオレです。でもね、この曲、すっごい好きな曲っす。 
     こんな絵にかいたようなアニソンあってええんかっこの世の中にっ! つのごうじは今なにしてんねぇん!! って思う曲です」 
 観客「おぉぉおおおおお」 
 影山さん「オレ、世界で一番、凄いアニソンを作るのはつのごうじだと思ってます!!」 
 観客「おぉお」 
 影山さん「同い年なんすけどね。自分もJAMで曲を作る時は、いつかつのの域に達する曲が描けるようにと頑張ってます」

 

12:鬼神童子ZENKI 
13:聖闘士神話~ソルジャー・ドリーム~ 
-MC-

 

つのごうじさん作のアニメ「鬼神童子ZENKI」より読経からはじまる独特な存在感の初代オープニング。 重々しいサウンドが魅力的。 
途中で歌詞が出てこなくなってしまう箇所もありましたが、終始ハードな楽曲をパワフルに歌われていました。 
そのままアニメ「聖闘士星矢」より二代目オープニング。イントロでは「聖闘士星矢ぁああああ!」とシャウトされていました。 
影山さんのシャープで颯爽としたヒロイックな歌声に合わせて観客も合いの手やコーラスで参加し、大盛り上がりとなりました。

 

・影山さん「なんか間違えるの二回までの権利を使い果たしてしまった感がありますけど……井上君が気づかなければええか」 
 観客笑。 
・再びステージ向かって左端の"ヒロノブの街角"でアコギを携えて座られる影山さん。 
・影山さん「大きな括りでアニソンデビューは『チェンジマン』なんすけど特撮なんすよね。 
     次は最初に歌ったアニメの歌です。アコギでもよく歌うんでみんな知ってる人も多いと思います」

 

14:夢光年 
-MC-

 

続いてはアコギ一本でアニメ「宇宙船サジタリウス」よりエンディングをアコースティックアルバム「I'm in You」のバージョンで。 
影山さんのしっとりとした歌声とアコギ一本のシンプルな演奏が会場に響き渡ります。 
原曲は二番までですが今回はサビをもう一回繰り返すアレンジになっており、

影山さんに促されて観客だけで大合唱。ライブならではの醍醐味でした。

 

・アコギを下ろされ、再びハンドマイクでステージ中央に。 
・この間、スタッフさんによってステージ向かって右側にオルガンが運び込まれました。 
・影山さん「おっ、なんか年代モノの箱が出て来ましたよ。さあここからはオレの最初のプロとしてのキャリア。 
     みんな名前は……ラララ~言えるっかな? (「ポケモンカードゲーム」CMソング「ポケモン言えるかな?」の節で)」 
 観客「LAZY~」 
 影山さん「ナハハハ~……バカにすんなよぉオレを。よぉし、

     LAZYいっちゃうぞ! もう一人のゲスト、拍手で迎えてください"ポッキー"井上俊次!!」 
 拍手の中、花道から井上さんがご登場。 
 井上さん「40周年おめでとうございます!」 
 影山さん「君もやろ!? 同じ日にデビューしたんやから」 
 観客笑。 

・この年の年末には高崎さんも合流し、東京大阪でのLAZYとしてのワンマンライブが決定。 
 影山さん「LAZYの曲はそこでガッツリ聞いてもらうんすけど、今日はそこではやりづらい曲をやろう!」 
 観客笑。 
 影山さん「言い替えれば、高崎が嫌がりそうな曲をやろう!」 
 観客「きゃぁああああああああああああ」 
 影山さん「もっと言い替えれば、一曲目は高崎が一番嫌がりそうな曲をやろう!」 
 観客「きゃぁああぁぁぁああああああああああああ」 
 影山さん「みんなここからラストブロックだから楽しめよぉおおおおおお!」 
 観客「きゃぁああぁぁぁああああああああああああぁぁあああああああ」

 

15:赤頭巾ちゃん御用心/& 井上俊次 
16:愛には愛を/& 井上俊次 
17:二人の宝島/& 井上俊次 
-MC-

 

井上さんを迎えてのLAZYコーナー一曲目は三枚目シングルであり、初のヒット曲となった「赤頭巾ちゃん御用心」。 
当時の振り付けを交えフレッシュに歌われる影山さん。それに応えるようにLAZY以来のファンを中心にして 
観客から合いの手や掛け声がおくられました。影山さんの「もっといくぞー」という一声で七枚目シングル「愛には愛を」。 
影山さんの甘く切なげな歌いぶりにうっとり。ガンタさんへヴィなドラムに影山さんが目を見張る場面もありました。 
「レアな所いくぞぉー!!」という影山さんの声を受けて松尾さんのベース音が印象的なイントロから披露されたのは 
四枚目のシングル「燃えろロックン・ロール・ファイアー」のB面「二人の宝島」。観客からも黄色い歓声が起こりました。 
軽快な影山さん歌声とノリのイイ曲調に合わせて観客も揃いの振り付けで盛り上がっていました。

 

・影山さん「改めて紹介します、井上俊次!!」 
 井上さん「只今ご紹介に預かりました、ポッキーこと井上俊次でございます。 
      LAZYも二人亡くなってしまいましたが、その分、影山君にずっと元気に歌い続けてもらいたいと思います。 
      40年、45年、50年と歌い続けてくれると思うので、僕もしっかり支えてこうと思います。まずは年末のLAZYライブですね」 
 影山さん「スピーチがウマいもんなぁ。落とし所もあるし、盛り上げるし、伝える所はしっかり伝えるし」 
 照れ隠しなのか、両手を挙げて腹部で鍵盤を押して音を出す井上さん。 
 井上さん「お腹でオルガンが弾ける人!」 
 観客笑。 
 影山さん「……みんなね、今日始まる前に井上君になんて言われたか知ってます? 『今日はバンダイビジュアルの偉い人とか来るから 
     オレに絶対変な事を言わせんといて』って言ってたんで気をつけてたんすよ。なのに『お腹でオルガンが弾ける人』て」  
 観客笑。 

・影山さん「今日はホントにありがとうございました! 時代を遡ってやってるとアニソンとLAZYとでは客席の雰囲気も違いますね」 
 観客笑。 
 影山さん「嬉しかったのはLAZYの時に男の子が頑張って振り付けとかしてくれて、

     LAZYのオレを応援してくれてるんすよね。泣ける」 
 観客拍手。 
 影山さん「みんなが一緒になって盛り上げてくれる。最高の一日です。

     レコーディングした曲は1100曲位、その中の20数曲なんで悩みましたが、 
     最後は一番最初にレコーディングした曲を歌いたいと思います。

     JAMとかで入ってきた子達はアニソンと違う感じの振り付けに 
     若干戸惑うと思いますけど、近くのお嬢さん達をお手本に同じ様にやってみてください!!」 
 観客拍手。 
 影山さん「この前、かまやつさんのお別れ会 (※)に行った時に久し振りに森雪之丞先生にお会いしたんですよ」 
 ※かまやつひろしさん:ザ・スパイダースの元メンバー。"ムッシュ"の愛称で知られるミュージシャン。

 LAZYをデビューまで導いたお方。 2017年3月1日逝去。 
 影山さん「『CHA-LA HEAD-CHA-LA』も雪之丞先生だし、『Hey! I Love You!』も雪之丞先生なんすよ。 
     その時、言われたのが『影山君ゴメンな、ミッシェルの事ずっと気になってたんだけど何もしてあげられなくて』って 
     何を言うてるんですか! と。どれだけ僕にとって大切なものをくれたんですか! って叫びたかったすよ。

     かまやつさんのお別れ会なのに」 
 観客笑。 
 影山さん「じゃあいくでぇえ! 1977年7月25日、RVCレコードから発売!『Hey! I Love You!』」

 

18:Hey! I Love You!/& 井上俊次

 

本編のラストはLAZYのデビューシングル「Hey! I Love You!」。弾けるような曲調とはつらつとした影山さんの歌いぶりが素敵。 
こちらもLAZY以来のファンを中心に、観客が一緒になって合いの手や振り付けを行い、

一番の終わりに複数の観客がタオルを頭上に投げると間奏中に「なんか最後にタオルを投げるって、矢沢永吉のライブみたいやなぁ」と

影山さんが嬉しそうに話される場面もありました。

 

~アンコール~ 
-MC-

 

影山さん、井上さん、BROADWAYの皆さんが拍手で見送られると、拍手が手拍子になりだんだんとアンコールへ。 
しばらくするとライブグッズのTシャツ姿の影山さんが登場され、ベンチでアコギをスタンバイされました。

 

・影山さん「伝えたい事が沢山あったんすけど、やっぱり一番は感謝です。色々な人に助けられて40年歌ってこれました。 
     『チェンジマン』の時にコロムビアのみんなが助けてくれなければ、たぶんJAMは無いです。 
      僕や遠ちゃんやだにぃ~はコロムビアで教わった事を活かし、奥井ちゃんはキングレコードで教わった事を活かし、 
      福ちゃんはビクターで教わった事を活かして、日本最高齢のユニットのJAMをやってます。ナハハハ」 
 観客笑。

 

19:Stellar Compass 
-MC-

 

アンコール一曲目はアニメ「ID-0」よりエンディングを影山さんお一人のアコギの弾き語りで。 
アコギのみのシンプルな演奏は、影山さんの歌声をダイレクトに味わう事ができ、 
会場を包み込むような柔らかな歌声にじっくりと聞き入りました。

 

・ここでBROADWAYの皆さんが花道からお一人ずつ登場され、一言ずつコメントしていただく事に。 
・影山さん「ミュージシャンってやっぱり演奏が上手いのが大事ですよね。決して体系や顔や髪の毛の量ではないですよね」 
 観客笑。 
・まずは松尾さんがご登場。 
 松尾さん「なんちゅう紹介するんですか」 
 観客笑。 
 松尾さん「40周年の内、30年は一緒にいますけど、これからもお付き合いしてください!」 
・続いてはメンバー最年少の村上さん。 
 村上さん「僕は松尾さんの学校の先輩で、あ、先輩じゃない、後輩で、松尾さんに紹介されて参加してから30年弱になります。 
     この出会いがなかったら今頃、大阪の堺で自転車を作ってたと思います。出会いに感謝です」 
・影山さんが自転車製造が盛んな"自転車の街"堺について力説するも観客の反応がいまいちで村上さんに嘆く。 
・"一番陽気な変なおじさんと呼ばれる"ガンタさん。 
・ガンタさん「町田のライブハウスで先代のドラマーであるマー坊(漆原正美さん)と出会わなければ、今の自分はいません。

      これからもよろしくお願いします」 
・影山さんが福井県でライブをする際は仕事ではないのに同行してパーカッションを担当されるガンタさん。 
・最後にバンドマスターである須藤さん。 
・須藤さん「影とは35年位一緒にやってますけど、彼は50年、60年と歌い続けていくでしょう。

     僕はやめろと言われるまで一緒についていきます。 
     これからもお互い体に気をつけて、一緒にいい音楽を作っていきましょう!」 
・影山さん「みんなとは2月18日のバースデーライブくらいでしか一緒に出来なくて悲しいんですけど、 
     Lantisの楽曲でも実は沢山演奏してくれていて、アニソンの世界をずっとサポートしてくれています。最高のバンドに拍手を!!」

 観客拍手。 

・続いて井上さんがご登場。 
・井上さん「影山君とは高校時代から42年くらい一緒にいるんですけど……どっちが背が高いと思う」 
 影山さんと横並びになる井上さん。だいたい同じくらい。 
 影山さん「やめなって、自分がみじめな思いをするだけだって。でもだいたいきただにの身長はオレ達のひざ位やもんなぁ」 
 観客笑。

 

20:感じてナイト/&井上俊次 
-MC-

 

影山さんの「カモン! ガンちゃん!!」の合図でリズムが刻まれ、

松尾さんのギターが唸りアンコール二曲目はLAZYの11枚目のシングル「感じてナイト」。 
へヴィでしなやかな曲調と影山さんの色香漂うセクシーな歌声が神秘的で、

サビになると激しさが増し、観客も一緒になってサビを歌っていました。 

 

・ここで井上さんが拍手で見送られ、影山さんに"戦友"と紹介され、KUKOさんが呼び込まれました。 
・KUKOさん「30周年の時も呼んでもらえて、今回も呼んでもらったんで、50周年の時もよ呼んでねっ!」 
・KUKOさんがコーラスブースにつかれ、影山さんはアコギを準備されました。

・影山さん「今日は日本以外にも世界中の国から来てくれてる人もいます。

     JAMは2008年に『No Border』を掲げ世界でライブをしてきました。 
     世界でライブをするというのはなかなか難しいんですけど、

     Lantisや、最近ではアミューズの皆さんに助けられてライブをしています。 
      アジアには政治的に日本となかなか手を取りあう事が難しい国もありますけど、いつか、仲良くできる日が来ると思います。 
     僕も韓国や中国の友達が出来て10年位になりますが、一度も裏切られたことがありません。

     みんなにも海外の友達を作る事をお勧めします。 
     JAMはこれからも『No Border』を掲げ続けますし、リーダーである僕は先頭に立って『No Border』を貫いていきます。 
     未来のために世界がもっとハッピーになる様に、アニソンを歌い続けていきます」 
 観客拍手。 
 影山さん「そんな思いを込めて、次の曲はJAXA(宇宙航空研究開発機構)に依頼してもらって作った曲です。 
     人間は愚かだから、世界中で争いは絶えません。

     でも宇宙から見たら小さい地球でそんな事やってる場合かよという思いを込めて作った曲です。 
     余談ですが、ウチの娘(次女の景山菜奈さん)はJAXAに入社しました。でもミュージシャンを目指して辞めました。 
     そんな所もオレに似てます」

 

21:宇宙は僕らを待っている

 

「40years on the road」東京公演を締めくくるのは「宇宙は僕らを待っている」。影山さんがホストを務められている 
CSキッズステーションで放送されているアニメソングに特化した音楽番組「アニぱら音楽館」のオープニングにもなりました。 
宇宙への夢と世界の現状への願いを前向きに綴った歌詞と、穏やかで少し寂し気な曲調、影山さんの暖かい歌声がたまらなく魅力的で 
特に「みんな集まれ 共に行くんだ」での振り絞るような思いが込められた歌いぶりはライブでは一層迫力があり、

グッとくるものがありました。 ライブではサビのコーラスの「I Love you. I need you.」の部分の手話を観客が行うのが

お馴染みになっており、 今回はKUKOさんをお手本に観客も一緒に。更に演奏がリズムのみになる箇所では影山さん、

BROADWAYの皆さんも一緒に手話をされていました。 
最後は影山さんが花道の階段からアコギを抱えたまま飛び降りてシメられました。

 

・影山さん、BROADWAYの皆さん、KUKOさんがステージ前方に登場され、さらに井上さん、遠藤さんも合流し、出演者全員が集合。 
・影山さん「照明や音響はJAMのライブスタッフが作ってくれました。井上君が作り上げたチームは最高です。 
     オレ達は人と仕事をしています。今日のライブスタッフはこのメンバー以外は考えられません! スタッフにも大きな拍手を!!」 
 観客拍手。 
 影山さん「今日のスタッフで次はJAMのツアー、そして延期になっているだにぃ~のバースデーライブがあります! よろしくお願いします!」  
・出演者全員が一列になり、影山さんのマイクを通さない生声での「みんなありがとう!」を合図に万歳三唱が行われました。 

 

・井上さん、遠藤さん、KUKOさん、BROADWAYの皆さんが拍手で見送られ、影山さんお一人に。 
 影山さん「ホントにありがとうございました。みんなまた、元気であいましょうね!!」 
 観客拍手。 
 影山さん「じゃあ……愛してる……ゼェエエッ!!」 
 水木さんがライブの最後に行われている挨拶を身振りもそのままに踏襲された影山さん。 
 影山さん「ナハハハ。今日はアニキは見てないから怒られない。大丈夫」 
 観客笑。 
 影山さん「また会おうねぇぇええええええ!! 愛してるよぉおおおお!!」 

  
拍手で影山さんが見送られ、「影山ヒロノブ40周年記念ライブ 40years on the road」東京公演は終演となりました。


40周年記念アルバム「A.O.R」の楽曲からはじまり、アニメソング、LAZYと影山さんの40年間を大きく三つに分け、 
歴史を遡る構成だった今回のライブ。影山さんの40年間歩んでこられた道を辿っていく

「40years on the road」のライブタイトルそのものの内容でした。 

またLAZYやJAM Projectに関しての思いをお話される事は多くありましたが、 
戦隊やつのさんの事など、これまであまり話されてこなかったご自身のアニメソングに関するお話を聞く事が出来たのも嬉しかったです。 
何より、元気でパワフルでカッコよくそしてあたたかくと影山さんらしさをとても感じる事が出来た素敵なライブでした。 
40周年を一つの節目として、今後もさらなるご活躍を期待しております。

 

今後もご自身のファンはもちろん、LAZYやJAM Projectのファンを中心に活動されて行くと思われますが、 
個人的にはこれからは影山さんが歌われたアニメソングを聞いて育った世代が今以上に多くなってきますので、
影山さんの歌で育ったアニメソングファンへ向けてのライブやイベントへのご出演等のご活動もされて頂けると嬉しうございます。

 

影山さん、40周年おめでとうございます。

 

 

補足

 

・ロビーに飾られていた祝花は水木さん、堀江さん、串田アキラさん、宮内タカユキさん、松崎しげるさん、高木ブーさん、 
 高取ヒデアキさんとZ旗の皆さん、鈴木美潮さん、奥井さん、ALI PROJECTの皆さん、 
 茅原実里さん、FLOWの皆さん、流田Projectの皆さん、Geroさん等々沢山。 


・影山さん「なんか、ソロでこういう大きな催しって最近無かったんで、オレが一番感動してるかも。ナハハハ」

 

・「She's trouble & such a fool!」の原曲ではギターの掛け合いが印象的な間奏部分が 
 今回のライブでは松尾さんのギターと須藤さんのキーボードを交互に演奏しあうアレンジになっていました。

 

・遠藤さん「ボクが生まれた頃からにいさんは歌ってるわけですからねー」 
 影山さん「生まれた頃はまだ歌ってねーよ! 10ちゃいくらいからだよ」 
 観客笑。

 

・遠藤さん「せっかくのにいさんの40周なんで、ボクあまり着ないスーツを着てきたんですけど、 
     さっきにいさんと並んでると漫才コンビみたいって言われました」 
 影山さん「はいどーもーっ」 
 遠藤さん「よろしくおねがいしまーす」  
 観客笑。 
 マイクがあるフリをされるだけではなく、マイクの高さを調節するフリまでされていた遠藤さん。

 

・「Home ~僕の大切な人達へ~」後半の西平さんによる「ありがとう」のシャウトは影山さんがご担当。

 

・影山さん「アニキは今頃、タイでめっちゃ美味しそうなもの食べてるんだろうなあ……」 
 観客笑。 
 水木さんは当日はタイで行われていた「JAPAN EXPO IN THAILAND 2017」にご出演中でした。

 

・影山さんは休憩しようとするLAZY時代からのファンを見逃さない。

 

・影山さん「アルバムもまだできてへんのにツアーや言うてますんや!」

 

・今回のライブでは暗譜をされ譜面を用いなかった松尾さん。 
 影山さん「なんか譜面を使ってる聖君やガンちゃんが悪者の様に思えてしまうやん」 
 松尾さん「自分は人として当然の事をしているだけなので」 
 観客笑。

 

・影山さん「LAZY解散してからは毎年『あと一年行けるかなぁ』って思って過ごしてましたし、 
     バンドの皆や当時の所属事務所だったバースデーソングのスタッフと一緒に乗り越えて日本全国でライブをしてきたけど 
     神様は『チェンジマン』っていうチャンスをボクにくれました。おかげで今も現役でいられています。 
     出来るなら、この世からいなくなるその時まで歌っていければと思っています」

 

・影山さん「井上君は今やLantisの社長として大忙しですが、同じ高校でバカやってたんすよ。こんなちゃんとした人になるとは」 
 観客笑。

 

・"ヒロノブの街角"は居心地がいい。

 

・影山さん「こうやって節目に大阪と東京でコンサートが出来るって幸せです。

     そして明日から新しい気持ちで今の課題に果敢と立ち向かっていく。 
      そんなスタイルが凄く自分に合っていると思います。みんなのおかげでいい区切りを迎えられました。ありがとうございました!!」

 

・影山さん「今日はこんなに沢山の人が来てくれてますけど、みんなそれぞれにオレとの出会いがあったと思います。

     奇跡のような出会いに感謝です!」

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