2025.04.01
「千晶と騒がNight」「ボイジャーソングライブ」追加
串田アキラ&宮内タカユキ ライブ 「唄蔵 (^_^) 歌兵衛」
07.7.8 四谷ライブインマジック
出演/串田アキラ 宮内タカユキ
ゲスト/阪本良介 渡洋史 NEW JACK 拓郎 ショッカーO野 中川素州
演奏/カラオケ
イベントづくしの夏到来。
今回は串田さんと宮内さんのタッグライブ「唄蔵 (^_^) 歌兵衛」に参加してきました。
東京、大阪で開催された「笑って腹筋! 歌って背筋♪」以来ですが、「笑って腹筋! 歌って背筋♪」は
トーク中心だったので、完全なガチンコライブは一昨年の「超強力タッグライブ!! 魂兄弟生演!」以来です。
会場は四谷ライブインマジック。
初めての開場でしたが新宿HEAD POWERをより広くした印象を受けました。
受付にはNEW JACK 拓郎さんからのお花も。
客席後方には喫煙所&招待席(?)がありNEW JACK 拓郎さんがファンの方々と気さくにお話していました。
串田さんと宮内さんの曲が流れる中、いよいよ開演時間になり…
01:宇宙刑事ギャバン(1C)/宮内タカユキ
~仮面ライダーBLACK RX(1C)/串田アキラ 宮内タカユキ
不意を突かれたように流れたのは串田さんの代表曲「ギャバン」。
イントロが流れ登場したのは、なんと宮内さん!
宮内さんがドスが効きながらも爽快な歌声で「ギャバン」を歌い終えると、流れてきたイントロは不朽の「RX」。
「Wake UP!!」と宮内さんが叫んだ後、後方から串田さん登場! いきなり持ち歌とりかえっこ!
抑え気味に静かに唄う串田さんのRXもまた格好良く、味わい深いです。
-MC-
宮内さん「いきなりびっくりしたでしょ?」
串田さん「大阪で一度やって今回も思い切ってやってみたけどどうだった?」
観客拍手&歓声で答えます。
今回のタイトルは「唄蔵 (^_^) 歌兵衛」について。
串田さん「一応、俺が唄蔵で、"唄う・ゾ!"に聞こえなくもないかなぁなんて」
宮内さん「でオレが歌兵衛。オレ、時代劇とかに出そうな感じでしょ。マゲとか似合いそうだし」
02:特警ウィンスペクター/宮内タカユキ
03:悪魔の猛牛(バッファローマンのテーマ)/宮内タカユキ
まず先行は宮内さん。歌うはレスキュー三部作の一作目「ウィンスペクター」。
客席にマイクを向け文字通り会場全体で歌い、後半では女子と男子に別れて大合唱。
静かになり、聞こえてきたのは…「オレが悪魔超人ナンバーワン、一千万パワーのバッファローマンだ!」
一昨年以来のバッファローマン。宮内さんの悪(敵役)の歌はただヒールなだけではなく、気高さも漂います。かっこえぇ。
04:キン肉マンGo Fight!(2005ver.)/串田アキラ
05:SHI・NO・BI'88/串田アキラ
バッファローマンの後はキン肉マンの登場です。
「キン肉マン」のコンボですから説明不要の盛り上がりっぷり。間奏の台詞では与作さんの「驚き」の声も。
続いては「ジライヤ」のED「SHI・NO・BI'88」。聞けたのは「メタルヒーロー魂」ぶりでしょうか。
優しく頼もしさあふれる串田さんの唄声は音源よりさらにパワーアップしたように感じました。
06:光の戦士/宮内タカユキ
07:燃えよ激獣拳!/宮内タカユキ
抜群に格好いいイントロは「RX」の挿入歌「光の戦士」。
髪を振り乱して歌う宮内さんのパフォーマンスの迫力はまさに圧巻。
続いて聞こえてきたのは"勝利のイントロ"「獣拳戦隊ゲキレンジャー」のIN。初めて生で聞けました!
かなりハードでテンポも難しい曲で、加えて歓声もあり宮内さんもオケを聞き取るのに若干苦労なさっていた様子でした。
-MC-
宮内さん「まぁ…オレの歌でCDと違うのは…歌詞くらいなもので」
観客笑。
宮内さん「オレたちとみんなの間にはさ、絆があるじゃん。」
宮内さんの思いが詰まったトークの最中、
後から宮内さんに気づかれずにゆっくり登場する串田さん。
真剣な話を続ける中でふと
宮内さん「うしろにクッシーいない?」
観客大笑。
串田さん「結構マジメな話してるなぁ…。それもいいけど」
宮内さん「もう今日はガッチガチなトークで行きますか?」
とここで少し時事ネタを話しつつ、詞の話へ。
串田さん「今回はいつも唄ってないのやるから詞が心配でさ」
宮内さん「これ(譜面台)を見てもどこまで歌ったか、解らなくなっちゃうんですよね」
串田さん「俺、漢字も読めなくなっちゃうんだよなぁ…その時は作詞しちゃうかも。
次の歌は漢字が多いんだよなぁ…」
08:うなれ磁光真空剣/串田アキラ
09:銀河のターザン/串田アキラ
串田さんによる挿入歌の二曲連続。
光って唸って斬り裂く「磁光真空剣」は「ジライヤ」から。中盤からの盛り上がりが最高です。
続く「銀河のターザン」は「ジャスピオン」から。ブラジルでも人気の曲です。両方とも初めて生で聞けたのでとても嬉しかったです。
10:悪!裂!ウイングマン/宮内タカユキ
11:超電子バイオマン/宮内タカユキ
串田さんが挿入歌なら宮内さんも「ウィングマン」の挿入歌。
曲中で「懐かしいねぇ!」と嬉しそうにしながらも、歌ではキッと凛々しくなるのが素敵です。
次は宮内さんのアニソン・特ソンデビュー作品「バイオマン」のOP。
今回改めて聞きなおし、この曲の世界観に脱帽しました。カッコいいんだもの。
12:超惑星戦斗母艦ダイレオン/串田アキラ
13:乾いた大地/串田アキラ
おお! ギャラクシー。「ジャスピオン」より超惑星戦斗母艦の登場です。
スケールのデカさが半端じゃあないです。そりゃみんなで「ダイレオォォオン」の大合唱ですよ。
そして「ザブングル」のED「乾いた大地」で一旦クールダウン。乾いた心に深く沁みます。
間奏での手拍子は会場が一体になり、なんともいい感じ。
-MC-
「いやぁ~、いいなあ」と宮内さん登場。
串田さん「今日はゲストが来てくれてるんだよ」
と呼び込まれたのは「バイオマン」でレッドワン・郷史朗を演じられた阪本良介さん。
「シャリバン」で伊賀電・シャリバンを「スピルバン」で城洋介・スピルバンを演じられた渡洋史さん。
お二人とも客席後方から観客を十戒の海のように割ってステージに上がるという嬉しさ。
宮内さん「阪本さんは俺がバイオマンでデビューした時から憧れの人でさぁ」
阪本さん「いやいや」
宮内さん「後楽園遊園地でお会いできたときは嬉しかったな~」
そしてさらにゲストが。
「ダイレンジャー」のOP、EDを歌われ、一ヶ月前に宮内さんとライブを開催されたNEW JACK 拓郎さん。
"魂ライブ"などでの司会を担当され、前日にご自身のトークライブ100回をむかえられたショッカーO野さん。
またも観客のど真ん中を突っ切るというこの嬉しさ。
ショッカーさん「ボクが真ん中でいいんスか、なんか端っこの方が落ち着くんですよ」
とステージの向かって右側に移動するショッカーさん。
串田さん「ショッカーがそこにいると別のイベントみたいだなぁ」
阪本さん「『メタルヒーロー魂』でお二人のステージを見たことがありましたね」
ショッカーさん「そろそろまたやりたいですよね~」
宮内さん「今度、阪本さんお芝居やられるんですよね」
阪本さん「はい九月に、時代劇なんですけどね」
宮内さん「この前テレビつけたら渡君が出てて、悪役をやってたよね」
渡さん「ええ、ワルの仮面をかぶってましたね」
宮内さん「拓郎もこのまえはありがとうね」
NEW JACKさん「いえ、こちらこそ」
宮内さん「兄貴、この前拓郎と一緒にライブやったんですよ」
串田さん「おお」
ゲストの皆様と串田さんが退場し宮内さん一人に。
宮内さん「なんかみんな来てくれて嬉しいなぁ。この気持ちをこめて歌わせてもらいます!」
14:未来を守る騎士たち/宮内タカユキ
15:炎は未来へ/宮内タカユキ
まずは「エクシードラフト」から「未来を守る騎士たち」。
凄く盛り上がる曲ではないながら、シリアスかつ優しい宮内さんの歌声を堪能できる曲です。
続いては「ウィンスペクター」から「炎は未来へ」。大っっ好きなバラードです。泣きそうに。
激しい曲も素敵ですが、子供に語りかけるようなバラードは宮内さんの真骨頂だと思います。
16:未来予報はいつも晴れ/串田アキラ
17:チェイス!!ギャバン/串田アキラ
「ジバン」よりエンディング。串田さんの力強くたくましい唄声がたまりません。
子供の頃から「コロちゃんパック」で擦り切れるほど聞きまくっていた大っっ好きな曲。
銀光が闇を切り裂く様に鳴り響くトランペットは「ギャバン」の挿入歌。
「ギャバン」の歌の中でも人気が高く、今回初めて聞けて感激です。
18:輝け!フラッシュキング/宮内タカユキ
19:銀河の王者 ギンガイオー/宮内タカユキ
続く宮内さんは戦隊ロボ二連続。「フラッシュキング」はもちろん「フラッシュマン」から。
カッコイイってばないこの曲。後半は宮内さんが客席にマイクを向け唸る「フラッシュ」合唱状態。
「ギンガイオー」は「ギンガマン」のロボで「フラッシュキング」とは違い、
星獣の壮大さあふれる格好良さ、凛々しさがあります。動の「フラッシュキング」、静の「ギンガイオー」といった感じです。
-MC-
串田さん「今日はもう一人ゲストがいるんだよ」
と呼び込まれまたもや客席を両断してステージに上がったのは、
小柄な体型を生かして戦隊シリーズで女性役のスーツアクターをしていらっしゃる中川素州さん。
中川さん「もう個人的にお二人の大ファンなんですよ」
宮内さん「いやぁ、うれしいなぁ」
中川さん「アクションの時とかもいっつも聞いているんですよ」
中川さんが退場され、いよいよ後半戦です。
20:We are the One~僕らはひとつ~/串田アキラ
21:風よ光よ/串田アキラ
観客全員がバーミア兵になれる瞬間。「アバレンジャー」のED。
串田さんが途中で客席へ降り、前方のお子さん達と一緒に「唄う・ゾ!」
「ライオン丸G」の新曲なのに懐かしい「風よ光よ」では
原盤の「オゥ!」の合いの手が当然のように自然発生。やらいでか。
22:特救指令ソルブレイン/宮内タカユキ
23:特捜エクシードラフト/宮内タカユキ
ラストブロックは代表曲ラッシュ。宮内さんは解説いらずのレスキューシリーズ。
「ソルブレイン」では客席へ降り、お子さん達にコーラス、
「エクシードラフト」では大きいお友達も一緒にコーラス&合唱。
やはりレスキューシリーズは文句なしに素晴らしい!
24:疾風ザブングル/串田アキラ
25:太陽戦隊サンバルカン/串田アキラ
串田さんも代表曲を立て続け。
まさに"パワフル"という印象の「ザブングル」では拍手での合いの手がそろうことそろうこと。
「ラストソォオング!!」という叫びではじまった「サンバルカン」は
SHSのラストでも唄われるだけに、ラスト栄えする爽やかで熱気ある盛り上がりです。
-EC-
-MC-
これで終われるハズもなく、アンコール。
「いやぁ嬉しいね」とお二人が登場。
串田さん「さっきはオレで終わったから、次はタカユキが歌ってよ」
宮内さん「はいっ! 行かせていただきます」
26:仮面ライダーBLACK RX/宮内タカユキ
27:宇宙刑事ギャバン/串田アキラ
ライブの最初にお二人がそれぞれの歌を取り替えて歌われましたが
やはり最後はオリジナルということでお二人の代表曲中の代表曲を。
「RX」は客席にマイクを向け宮内さん、観客渾身の「仮面ラァーイダァアアBLAァァCK RX!!!!」
大トリは串田さんによる「ギャバン」。歌詞の一言一言が串田さんの唄声と相まって凄い迫力。
-MC-
宮内さんも再び登場し、お二人で挨拶をされ退場。
宮内さん「次回はブラジルから帰ってきてすぐに六本木でやります」
串田さん「今度は☆MoJoも一緒に"魂の三兄弟"でやりますからヨロシク!!」
宮内さん「カラオケじゃなくてバンドだからね! サイキックラバーと一緒にやります!
YOFFYとJOEも可愛いヤツらなんだよな~」
最後はおなじみのファン有志による三本締めで今回の「唄蔵 (^_^) 歌兵衛」は終了しました。
パワフルなお二人が文字通り"怒涛"のように繰り広げる唄、歌、ウタ。
今回は特撮ソングが多く、思う存分お二人の歌を聴くことが出来ました。
大満足の二時間半でした。
補足
・「ふたりの特ソン」?
・今回はソロ以外ではなかなか聞くことが出来ない串田さんの挿入歌を多く聞くことが出来、嬉しく。
・会場は防衛庁のド真ん前。そこでレスキューシリーズが聞けるというのも粋。
・宮内さん「昨日なんだか眠れなくてテレビ見てたらさ、クッシー出てたんだよ」
串田さん「ああ、あれ昨日だったんだ」
前日の深夜に放送されたテレビ朝日「大胆MAP」に「富士サファリパーク」の歌手として串田さんが出演。
収録時の裏話をたっぷりされてました。内容は内緒です。
串田さん「本当は俺テレビとかに出るキャラじゃないんだよなぁ」
・"うたぞう"に"うめぞう"。
・再びブラジルへ行くお二人に阪本さんが一言「いいなぁ、僕も行きたいね」。
・渡さん現在出演中の「時空警察ヴェッカーシグナ」を「ウルトラマンの戦隊モノ」と解説。
・先ごろ発売された「超絶合体SRD」のソングコレクションの話題。
宮内さん「影ちゃんとかがカッコいいロボットの歌で、オレはそれを作った博士の歌を歌ってるんだよ」
と、博士の歌「男どアホウ数え唄」をさわりだけ披露。
串田さん「アレはじめに、俺の所に依頼が来たんだけどさ。曲聞いて『これは俺じゃないんじゃないかな』って思ったんだよ。
で、誰がいいかなと思って最初に浮かんだのが"宮内"だったんだよ。俺、コブシとかって出来なくてさ。」
宮内さん「そんなこと言って。兄貴はホントは出来るけど隠しているだけでなんだよ」
宮内さん「あれ、作詞は遠藤(正明)くんなんだよね、ディレクションも彼だったんだよ」
串田さん「へー、遠藤なんだ」
宮内さん「オレがブースで歌ってる時とかもブースの外の椅子の周りをうろうろしながら聞いてて座らないんだよ。
最終的に三回ぐらい歌った中で『一番イイと思うものを選んでくださぁい』って」
遠藤さんと宮内さんのコンビというのも面白く。
宮内さん「その後、井上(俊次)さん、あの例の影ちゃんと一緒にやってたLAZYの」
串田さん「うん」
宮内さん「井上さんが『いやぁ、いいですねぇ~』って言ってくれて『今度はカッコイイロボットのヤツ頼みますよ』だって」
期待します。
・「サンバルカン」の間奏では客席後方でしっかりポーズをとるショッカーさん。
・なるほど、「伝説」は28日におあずけというわけですか。期待大です。
・お二人のライブへの思いや感謝の気持ち、熱い思いが込められ、時にほのぼのとした
人柄を感じさせるトークも見所。