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アニぱら音楽館 ~KAGEYA-MATSURI~ 
17.5.7 東京 豊洲PIT

 

出演/影山ヒロノブ 遠藤正明 きただにひろし 
   angela (atsuko KATSU) 織田かおり Gero サイキックラバー (YOFFY JOE)  
   流田Project (流田豊 穴澤淳 桃山竜二 栗川雅裕) TRUE

 

特別出演/JAM Project(影山ヒロノブ 遠藤正明 きただにひろし 奥井雅美 福山芳樹)

 

司会/豊田萌絵

 

ダンス/SHARE LOCK HOMES (Yuma Ryo Shirahan karasu) 
演奏/アニぱら音楽館オールスターズ (G.JOE Ba.山本直哉 Dr.岩田"GUNTA"康彦 Key.須藤賢一) 
   流田Project (G.流田豊 G.穴澤淳 Ba.桃山竜二 Dr.栗川雅裕) G.KATSU カラオケ

 


CSキッズステーションで放送されているアニメソングに特化した音楽番組「アニぱら音楽館」。 
影山ヒロノブさんを中心に毎回ゲストを招き、歌はもちろん、トークや番組レギュラーとのセッションが行われている本番組は 
1998年にアニメ情報番組「ANIMEX倶楽部」の1コーナーとして始まりました。 
1999年から「アニメぱらだいす!」内番組となり、2001年から単独番組として放送されている 

アニメソングの番組としてとても歴史のある番組です。 

影山さん以外は何度かレギュラーが交代しており、現在は遠藤正明さん、angelaのatsukoさん、織田かおりさん、Geroさんがご出演中。

これまでレギュラー出演者の皆さんとゲストの皆さんによる公開録画形式のライブイベントが何度か行われきましたが、 
今回は今年2017年に影山さんがロックバンドLAZYのボーカルとしてデビューされて40周年を迎えられることを記念して 
「アニぱら音楽館 ~KAGEYA-MATSURI~」として開催。レギュラーの皆さんの他、"永遠の準レギュラー"きただにひろしさんや 
かつてレギュラーだったサイキックラバーのお二人をはじめ、番組や影山さんゆかりのゲストの方々を招いて開催されました。

 

会場は東京 豊洲PIT。 
客席は左右と後方に椅子席、中央部分にはスタンディングが設けられており、入場後に好きな場所を選べる形式でした。 
そして客席の向かって右側後方には所謂オタ芸(ヲタ芸)等の激しい応援をする観客向けに「ハイテンションエリア」が設けられていました。 
ステージには番組のレギュラーバンドの皆さんのブースの他、

上方には大型スクリーンが設けられており番組とライブのロゴが映し出されていました。 
スクリーンは状況によって上下し、ライブパフォーマンス中は収納する事が出来る仕組みになっていました。 

また、客席両脇の複数個所にはモニターが設置されており、スクリーンと同じ映像が流れる仕組みになっていました。

開演時間になると、この年の4月から番組ナレーションを担当されている声優の豊田萌絵さんが、 
ライブ開催についての約束事や禁止事項、ライブの放送日時等の諸注意がアナウンスされました。

 

00:SE 
01:聖闘士神話~ソルジャー・ドリーム~/影山ヒロノブ 遠藤正明 atsuko 織田かおり Gero 
-MC-

 

ステージと客席が暗くなる中、大型スクリーンに今回の出演者の名前と写真が順番に映し出されていき、影山さんの所になると歓声が。 
その間、バンドの皆さんがセッティングされ、さらにレギュラー陣の皆さんがゆっくりと登場され、いよいよ開演です。 
一曲目は影山さんの代表曲の一つであるアニメ「聖闘士星矢」より二代目オープニングをレギュラーメンバーで。 
影山さんを筆頭にレギュラーの皆さんが各パートを順番に歌われて行き、オープニングから大盛り上がりでした。

 

影山さん「さぁ! 今日は思いっきり最後まで飛ばしてくぞぉおぉおおお!!」 
観客「おぉぉおおおおおおおおおぉおおおおおおおおおおおおお」 
遠藤さん「それじゃあいきますよぉ、アニパラ音楽館!!」 
レギュラー全員「KAGEYA-MATSUR!!!!!」 
影山さん「スタートォオオオオオオオオオオオオオオオ!!!」 
観客「おぉぉおおおおおおおおおぉおおおおおおおおおおおおお」

 

レギュラーの皆さんが退場されると大型スクリーンが降り、次の出演者の方の名前と写真を交えた映像が上映。 
今回はアーティストさん毎にスクリーンが降りてきて次の方の名前と写真を交えた映像が上映される演出がされました。

 

02:特捜戦隊デカレンジャー/サイキックラバー 
-MC- 
03:→Next Generation/サイキックラバー 
-MC-

 

ゲストの方のトップバッターはデビュー前から「アニぱら音楽館」レギュラーだったサイキックラバーのお二人。 
まずは鳴り響くサイレンの中、YOFFYさんが登場され、JOEさんもステージ前方に合流し特撮「特捜戦隊デカレンジャー」オープニング。 
トップにぴったりのスピーディーな盛り上がりを見せた後は、新曲アニメ「カードファイト!! ヴァンガードG NEXT」二代目オープニング。 
ポジティブなYOFFYさんの歌いぶりとJOEさんのテクニカルなギターはとても爽快で合いの手も多く、大盛り上がりでした。

 

YOFFYさん「僕らは来年15周年なんですけど、デビュー前から番組に出させてもらい、影山さんと言う大先輩の背中を追い続けています。 
      『アニぱら音楽館』で生まれ、スーパー戦隊シリーズで育ったサイキックラバーなので、 
     ここで、影山さんへの思いを込めて、影山さんが歌ったスーパー戦隊シリーズをカバーさせてもらいます!!」 
観客「ぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおぉおおおおお!!」

 

04:電撃戦隊チェンジマン/サイキックラバー

 

サイキックラバーのお二人がカバーされた影山さんの曲は、

影山さんのアニソンデビュー曲である特撮「電撃戦隊チェンジマン」オープニング。 
印象的なイントロをJOEさんが奏で、YOFFYさんが持ち前の軽快な歌いぶりで観客を魅了していました。 
この後、今回は「KAGEYA-MATSURI」と言う事で、出演者の皆さんそれぞれが影山さんの楽曲をカバーされていきます。

 

●Congratulations message/Kalafina

 

拍手の中YOFFYさんが退場され、JOEさんがバンドとしての立ち位置に戻られる中、大型スクリーンが降ろされ、 
影山さんへのお祝いメッセージが上映。この後もアーティストさんのパフォーマンスの合間にお祝いメッセージが上映されて行きました。 
まずお一組目はボーカルグループKalafinaの皆さん。番組で影山さんとセッションされた際の思い出をお話されました。

 

05:DREAMER/Gero SHARE LOCK HOMES 
-MC- 
06:BELOVED×SURVIVAL/Gero 
-MC-

 

メッセージが終わり大型スクリーン映し出されたのはGeroさん。歌われたのはアニメ「スタミュ -高校星歌劇-」よりオープニング。 
GeroさんはダンスユニットSHARE LOCK HOMESのボーイズの皆さんを従え、

しなやかに踊りながら独特の高揚感誘う歌声で歌われていました。 SHARE LOCK HOMESの皆さんを送り出した後、

歌われたのはアニメ「BROTHERS CONFLICT」よりオープニング。 
弾むような曲調が楽しく、Geroさんの軽快でほのかに甘い歌いぶりが印象的な本曲はライブだと一層躍動感がありました。

 

Geroさん「僕にとって影山さんは夢そのもののような方で、そんな影山さんの曲を僕もカバーさせてもらいます。 
     僕がこの世で一番好きなバラードです。『夢旅人~BLUE DREAM~』」

07:夢旅人~BLUE DREAM~/Gero

 

Geroさんがカバーされた影山さんの曲はアニメ「聖闘士星矢」より静かで哀愁漂う曲調の二代目エンディング。 
しっとりとしながらも力強いGeroさんの歌いぶりは影山さんを踏襲されている様子で、Geroさんの敬意の程が伺えました。

 

●Congratulations message/FLOW

 

続いてのお祝いメッセージはツインボーカルのバンドFLOWの皆さん。影山さんの楽曲をカバーされたり、 
番組をはじめ、様々なライブで共演された際の思い出を屋外でお話されている光景が上映されました。

 

08:Brilliant World/織田かおり 
-MC-

 

続いてはレギュラー陣の中から織田さんが登場され、ご自身のソロデビュー曲であるゲーム「ルミナスアーク」テーマソング。 
雰囲気のある曲調の中で凛とした立ち姿としなやかにかつ力強く歌われている織田さんが印象的でした。

 

織田さん「皆さんはじめまして、TRUEです。よろしくおねがします!」 
観客笑。 
織田さん「ウソです。織田かおりです。atsukoさんに『言え』って言われたんです。今日も女子は仲が良いです」 
観客笑。 
織田さん「影山さんが40周年という事で、何か特別な曲を歌おうと思いまして、だったらデビュー曲の『Brilliant World』だろうと。 
     実は自分のソロライブ以外では歌っていない曲なので、個人的にはちょっと貴重な体験だったかなと思います」

 

09:WE GOTTA POWER/織田かおり 
-MC- 
10:Calling/織田かおり

 

織田さんがカバーされた影山さんの曲はご自身が世代だというアニメ「DRAGON BALL Z」より二代目オープニング。 
どこか蓮っ葉でロッケンな歌いぶりで終始観客を盛り上げ、

歌詞の「DRAGON BALL」は終始客席にマイクを向けて観客の声を煽っていました。 
続いてはバラードという事で椅子席の観客に着席を促した後、アニメ「BACCANO!」よりエンディング。 
前曲とは打って変わってしっとりとした曲調になり、織田さんの透明感ある歌声が会場宙を包み込んでいるようでした。

 

ここで豊田さんが登場され、織田さんと合流。

豊田さん「今回ライブの司会を務めさせていただきます、伊藤未来です!」 
観客笑。 
豊田さん「ウソです、豊田萌絵です。atsukoさんに『言え』って言われたんです」 
織田さん「このままだとatsukoさんがとんでもないキャラクターになってしまう……」 
観客笑。

 

●影山ヒロノブデビュー40年のあゆみ/影山ヒロノブ 遠藤正明 atsuko 織田かおり Gero 豊田萌絵

 

レギュラーの皆さんを呼びこんでのトークコーナー。 
影山さんのデビューからの40年を当時発売されたレコードやCDのジャケットでざっくりと振り返るコーナーです。

豊田さん「影山さん、覚悟はいいですかぁ?」 
atsukoさん「覚悟っ!?」 
影山さん「僕の黒歴史が次々と出てくわけ?」 
遠藤さん「まさか恥ずかしい写真ばかりが出てくるんですか?」 
観客笑。

 

○LAZYのデビュー曲「Hey! I Love You!」 
○LAZYの大ヒット曲「赤頭巾ちゃん御用心」

 

・クイズ・LAZY時代の影山さんは誰でしょう。 
・クイズを出した豊田さんに逆にクイズを出す。 
・影山さん「どっちか片方は、大きい会社の社長です」 
・遠藤さん「さかなクンにちょっと似てる……」 
・影山さん「オレね、ニキビが凄かったんですよ」 
 atsukoさん「全然変わってないですね」 
 影山さん「でしょぉ? もうねatsukoはね、良くできた子なんですよ。人の心がわかってる」 
 遠藤さん「そうやってのし上がっていくんだなぁ」 
 観客笑。

 

○ソロデビュー曲「今日を生きよう」 
○アニメソングデビュー曲「電撃戦隊チェンジマン」

 

・影山さん「この頃はね、すっごい不安でしたね。バンドから一人になるって」 
 遠藤さん「髪の毛もセットしてないですもんね」 
 Geroさん「不安ならセットするでしょ。より!」 
・豊田さん「当時は今みたいな修正技術とかないですもんね」 
 Geroさん「そんな、今は修正し放題みたいな言い方をいっちゃあアカン」 
 遠藤さん「誰がBeautyPlusやねん」 
 Geroさん「誰がSNOWやねん」 
 atsukoさん「誰がmore Beaute2やねん」 
・「電撃戦隊チェンジマン」のジャケットはチェンジマン五人が並んでいるもの。 
 遠藤さん「これ、兄さんは手前でしょ?」 
 Geroさん「隣は井上さんですよね」 
 観客笑。 
・「チェンジマン」だけ名義がKAGE。 
・影山さん「これね。お話頂いた時はソロで堕ち目だった頃で、お話頂いた時にめっちゃ嬉しかったんすけど、

     ディレクターさんが気を使ってくれて、 LAZYとかソロを応援してくれるファンが『子供向けの歌を歌うんだ』って

     マイナスに思ってしまうんじゃないかって名義を変えてくれたんすよ。 
     でも、KAGEはこれだけですからね。それ以降はずっと今の名前でアニソンやってますから」

 

○8thシングル「夏が壊れていく-Day Dream Blues-」 
○12thシングル「WILD BOY」

 

・遠藤さん「あのシャツはどこで買ったんですか?」 
 影山さん「この時はね、多分スタイリストさんがいたんだと思う。あとこの頃から自分で曲書いてたね」 
 遠藤さん「バンドも今の皆さんが?」 
 影山さん「いやっ。でも、キーボードの賢さんはいるね」 
・上半身裸の「WILD BOY」のジャケットに観客から黄色い声が。 
 遠藤さん「この頃は洋服も買えなかったんですね。スタイリストさんもいたんですか?」 
 影山さん「たぶんね。下は履いてるわっ」 
 Geroさん「あれかなーオシャレなズボンだったのかなー?」 
・影山さん「髪がだいぶ伸びてるなぁ」 
 遠藤さん「きっとね、女が変わったんですよ」 
 豊田さん「ワイルドな女性だったんですねぇ」 
 遠藤さん「キミ、それどんな人やねん。肉をこう、手掴みでいくような?」 
 Geroさん「人間かなっ、人間じゃないのかもなっ」

 

○シングルCD版「聖闘士神話 ~ソルジャー・ドリーム~」 
○シングルCD版「CHA-LA HEAD-CHA-LA」 
○JAM ProjectのデビューシングルCD「疾風になれ」 

 

・当時はレコードとCDが混在していた時代。 
・影山さん「これ凄いな『ペガサス幻想』と『永遠ブルー』も入ってる」 
 遠藤さん「お得じゃないですかー」 
 atsukoさん「アルバムって書いてありますよ」 
 影山さん「まぁ、こういうバージョンもあったってことやね」 
・豊田さん「ちなみに『CHA-LA HEAD-CHA-LA』は170万枚のヒットだったそうです」 
 遠藤さん「すごいですねー。♪つっかもーぉぜっ」 
 影山さん「違う、それは初代」 
 遠藤さん「♪つっかもーぉぜっ 170万枚ーっ」 
 影山さん「こらこら」 
・遠藤さん「『痛風になれ』じゃないですよー」 
 影山さん「それはお前やろ?」 
 「こことここですね」とご自分と遠藤さんを指さすGeroさん。 

・影山さん「もっと変な写真を覚悟してたんですけど、それが出なくてほっとしてます」 
 遠藤さん「オレに監修させて欲しかったなぁー」 
 影山さん「キミがやると悪意がでる!」

 

レギュラーの皆さん、豊田さんが退場されると大型スクリーンに流田Projectの皆さんの紹介映像が映し出され、 
スタッフさんがバンド転換等のセッティングをする中、流田Projectの皆さんもスタンバイ。 
準備ができた所で、皆さんが楽器を書き鳴らし、流田さんが「Say Yeaaaaaah!?」と観客とコール&レスポンスをされました。

 

11:一度だけの恋なら (1C) 
~いけないボーダーライン (サビのみ) 
~ルンがピカッと光ったら (途中から) 
~破滅の純情 (サビのみ) 
~絶対零度Θノヴァティック (1C)/流田Project 
-MC- 
12:ようこそジャパリパークへ/流田Project 
-MC-

 

覆面バンド流田Projectさんの一曲目はアニメ「マクロスΔ」の楽曲をメドレーで。 
まずは初代オープニング「一度だけの恋なら」からはじまり、劇中で印象的だった「いけないボーダーライン」を経て 
流田さんの「準備はいいんかね?」のひと声で初代エンディングをサビの少し前から。「WOWOW」の大合唱は壮観でした。 
更に二代目エンディング「破滅の純情」の「行・く・よ」からのサビを交えてラストは二代目オープニング「絶対零度Θノヴァティック」へ。 
「マクロスΔ」の代表的な楽曲をひと通りパワフルに演奏された後、ご挨拶を挟み、アニメ「けものフレンズ」オープニングへ。 
大ヒットした作品なだけに観客も興奮していた様で流田さんのシャープな歌いぶりに合いの手を入れ、ドッタンバッタン大騒ぎでした。

 

流田さん「僕達、今年で結成して八年目になるんです。影山さんの40年の1/5なんですよ。 
     その八年間にはいろんな事があったんですよ。仮面を遠藤さんにはがされたりしましたし」 
観客笑。 
流田さん「それでも影山さんの40年に比べたらまだまだです。これからも頑張っていきます!」 

13:GET THE WORLD/流田Project

 

流田Projectさんがカバーされる影山さんの曲はアニメ「爆走兄弟レッツ&ゴー!!WGP」よりオープニング。 
ご自身達流の、よりロック調に特化されたアレンジと高揚感あふれる流田さんの歌いぶりに観客も大盛り上がりでした。

 

●Congratulations message/中川翔子

 

続いてのお祝いメッセージは歌手、タレント、声優としても活動中の中川翔子さん。 
影山さんの歌を聞いて育った世代としての思い出を、中川さんならではの壮大な規模で情報量たっぷりのお祝いコメントでした。

 

14:こころはタマゴ/TRUE 
-MC-

 

影山さんが歌われた特撮「鳥人戦隊ジェットマン」エンディングが演奏される中、TRUEさんがご登場。 
観客が手拍子をする中、TRUEさんは独特のあたたかみのある歌声で伸びやかに歌われていました。

 

TRUEさん「どうもこんにちはー。織田かおりですっ!」 
観客笑。 
TRUEさん「楽屋でatsukoさんに『言え』って言われたんですけど、こういう挨拶は慣れてなくて緊張しました」 
観客笑。 
TRUEさん「影山さん40周年ですよ。凄い。このステージに立たせていただくにあたって影山さんの楽曲を聞きなおしました。 
     いろんな思いが詰まっていて、きっと多くの人が影山さんの歌に元気をもらったんだなあと思いました」 

 

15:Divine Spell/TRUE 
-MC- 
16:サウンドスケープ/TRUE

 

続いてはTRUEさんご自身が歌われた楽曲の中から、アニメ「レガリア」よりオープニング。 
スピーディーな楽曲と颯爽としたTRUEさんの歌声は、ライブで体感するとそのパフォーマンス共々迫力満天。 
「次はずっと寄り添っていきたい楽曲です」という話をされた後、歌われたのはアニメ「響け!ユーフォニアム2」オープニング。 
全編を通しての突き抜けるような歌いぶりの爽快さもさることながら、

この曲をステージ動き回りながら歌われるパワフルさに圧倒されました。

 

●Congratulations message/松崎しげる

 

TRUEさんが退場され流れてきたお祝いメッセージは影山さんがデビュー以来お世話になっているという

歌手の松崎しげるさん。会場がどよめきました。 笑顔でアコースティックギターをかき鳴らして

代表曲「愛のメモリー」の替え歌をさわりだけ披露された後、 40年前の影山さんとの思い出を、

影山さんにとって芸能界の兄貴分らしい素敵な激励の言葉を述べられた格好良いコメントでした。

 

17:僕は僕であって/angela 
-MC-

 

angelaのお二人の一曲目はアニメ「亜人」第二シリーズよりfripSideのお二人と共に手がけられた初代オープニング。 
終始ハイテンションな本曲はatsukoさんの扇動からの「IBM」のコール&レスポンスは、

観客全員がangelaの黒い幽霊になったかのような勢いでした。

 

曲が終わると、マーチ調のドラムが鳴らされる中、直立されるお二人。 
atsukoさん「豊洲PITに集いし『アニぱら音楽館 ~KAGEYA-MATSURI~』の騎士達よ! 影山ヒロノブが好きぁあああ!!?」 
観客「ぉおぉおおおおおおおおおおおおぉおお」 
atsukoさん「影山ヒロノブを愛しているかぁあああああ!!」 
観客「おぉぉおぉおおおおおおおおおおおおおおおお」 
atsukoさん「影山ヒロノブへの尊敬を込めて、総員、敬礼!!」

 

18:シドニア/angela 
-MC-

 

atsukoさんの号令でバンドの皆さんも観客と共に敬礼し、アニメ「シドニアの騎士 KNIGHTS OF SIDONIA」オープニング。 
間奏になるとatsukoさんによって今回のバンドメンバーのご紹介。JOEさんはギターをKATSUさんが担当されているためご不在。 
本曲をライブで行う際、KATSUさんがアニメ「機動戦士ガンダム」第12話「ジオンの脅威」より

ジオン公国軍地球方面軍司令ガルマ・ザビ大佐の国葬におけるジオン公国総帥でありガルマの兄であるギレン・ザビによる演説の

印象的な場面を演じられる事が多いのですが、今回は行われず。 

その代わり、間奏でatsukoさんが「ジーク・ジオン」のコール&レスポンスを行い、

KATSUさんが「オレのなのに!」と困り顔をされる一幕もありました。 
ラストのサビへと向かいっていく中で、観客の「KNIGHTS OF SIDONIA」は奇居子に

総攻撃を仕掛ける衛人の様な凄い勢いはライブならではの圧巻でした。

 

・atsukoさん「どうもこんにちはー。私達っサイキックラバーでーすっ!」 
 KATSUさん「そうですね。同じ二人組ですからね」 
 atsukoさん「しまったKATSUさん、ご本人が後ろにいらしゃる!」 
 観客笑。 
・ここで改めてJOEさんをご紹介。「デカレンジャー」のイントロをアコギで奏でられたり。 
・KATSUさん「実はサイキックラバーさんとは同期なんですよ」 
 atsukoさん「サイラバさんとは同期で初めの頃は結構一緒になったんですけど、その後"シンケン"な方に行かれましてね」 
 観客笑。 
 atsukoさん「でも最近、またいろんな所で一緒になって、続けてると良い事があるねと楽屋で話してました」 
 KATSUさん「同期なんですけど、態度はangelaの方が"デカレンジャー"ですから」 
 観客笑。 
 atsukoさん「♪ンデカレンンンジャァアアアアアアア~」

 

19:夢光年/angela 
20:Shangri-La/angela 
-MC-

 

angelaのお二人がカバーされた影山さんの曲は、アニメ「宇宙船サジタリウス」よりエンディング。KATSUさんは得物をアコギに持ちかえ。 
静かな曲調にatsukoさん独特の包容力のある歌声とKATSUさんのしっとりとしたギターで会場を世界感たっぷりに包み込んでいました。 
そのまま続いてはアニメ「蒼穹のファフナー」オープニング。タオルを用いた振り付け楽しめる所謂「タオル曲」なので、 
観客もatsukoさんをマネてタオル等を振り回してひと盛り上がり。間奏では「影山ヒロノブ」のコール&レスポンスが行われました。

 

・ここでangelaのお二人と入れ代わりに豊田さんとGeroさんが登場され、影山さんを呼びこまれてトーク。 
・これまでの上映されたお祝いコメントのお話。 
 影山さん「びっくりした。しげるさんまでコメントくれるなんて」 
 Geroさん「あ、下の名前で呼ぶんですね」 
 影山さん「あと、裏話聞いたんやけど、しげるさんのコメントを撮りに行った後輩が、

     しげるさんと会話したシーンが丸々カットされたんだって」 
 Geroさん「それ僕やないですかっ!」 
 観客笑。 
・次は小さい頃から影山さんのファンという方からのコメントがあるという事で、一同スクリーンに注目。

 

●Congratulations message/飯島直子 
-MC-

 

スクリーンに映し出されたのは女優の飯島直子さん。名前が映し出されると影山さんと観客は驚きの声を上げました。 
飯島さんは小学生時代にLAZYのライブに行き、握手してもらったというお話や、

芸能界に入ってからお会いしたお話をされ、お祝いされました。

Geroさん「どうですか、影山さん」 
影山さん「最高よ。びっくりしたぁ」 
豊田さん「さらにもう一方、どうしてもお祝いを言いたいという方からコメントをいただいています」

 

●Congratulations message/水木一郎 
-MC-

 

スクリーンに映し出された、廊下と思しき所でマイクをもって立っているその人は、 
影山さんの大先輩でありアニキ分である"アニソン界の帝王"歌手の水木一郎さん。観客大歓声。 
「めでたいゼェエエエエッ!」と水木さん流のコメントをされましたが、お話の途中でマイクがブツブツと切れてしまい上手く聞くとれず、 
映像の中で水木さんが何かを言われた後、歩きだすとカメラはそのままついて行き、ライブハウスの舞台袖に移動してるご様子。

 

影山さん「ウソやろ?」 


影山さんが狼狽し、観客が大いにざわつく中、舞台袖から本物の水木さんが登場されると、大歓声が沸き起こりました。 

水木さん「来ちゃったゼェエエエエエエエエエッ!!! おめでトォーーーー!!」 
Geroさん「改めてご紹介します。水木一郎さんです!」 
影山さん「アニキだぁああああ!!」 
水木さんのご登場にはちきれるような笑顔の影山さん。 
影山さん「だって、アニキとは一昨日も一緒にライブしてるんすよ。でも何も言わねえし!」 
水木さん「今年は影ちゃんの40周年をお祝いしようという事で、

     先週も歌手仲間で折り畳みギターをプレゼントしたんだけど。それもナイショだったんだよ。 
     今日の事もずっと黙ってました。おかげで水木一郎も口が堅くなりました」 
影山さん「飯島直子ちゃんのコメントでも、だいぶ気持ちがアゲアゲだったのに、今、だいぶアゲアゲになりましたよ」 
水木さん「今日の衣装もね、一昨日大阪で影ちゃんと一緒だった時に着てたやつなんですよ。

      影ちゃんに大阪でコメントを撮ったと思わせる為に」 
影山さん「思った!」 
Geroさん「まさか水木さんがアリバイまで作ってくれるなんて」

 

21:マジンガーZ/水木一郎 影山ヒロノブ 
-MC-

 

ここで影山さんへのお祝いという事で水木さんの代表曲中の代表曲であるアニメ「マジンガーZ」オープニングを影山さんと一緒に。 
イントロでの水木さんの「マジンゴー」を影山さんが伸ばしに伸ばすように合図し、キューを出すお馴染みの光景もありながら、 
水木さんの力強く頼もしい歌いぶりに終始笑顔で一緒に歌われる影山さん、観客も大合唱で影山さんをお祝いしていました。

 

豊田さんとGeroさんが合流され、水木さんに影山さんと観客へ向けて一言コメントをいただく事に。 

水木さん「影ちゃんがデビューして40年。アニソンを歌うようになって30年くらい? もうアニソン界は影ちゃん無くては語れません。 
     これからもアニソン界を盛り上げていってほしい。わかった?」 
影山さん「あ、ハイ」 
水木さん「その為には、みんなの応援が必要です。影ちゃんを応援する人、手あげてー」 
水木さん&観客「ハァアアアイ!!」 
水木さん「次は50周年の時にシークレット出くるから」 
影山さん「10年後もシークレットなの!?」 
Geroさん「水木さん、シークレットなんで言わないでくださーい」 
拍手で水木さんが見送られ、影山さん、豊田さん、Geroさんだけに。 
影山さん「いやぁ、たまげたぁ! びっくりしました。ここんとこアニキとずっと一緒だったんだけど一切何も言わなかったんすよ」 
影山さん、豊田さん、Geroさんが退場されると大型スクリーンには映し出された次の出演者はきただにさん。

 

22:ウィーアー/きただにひろし 
-MC- 
23:ウィーキャン!/Geroときただにひろし 
-MC-

 

イントロできただにさんが「アニキの登場でハードルあがったやんけええ!」と叫びながら登場されて歌われたのは

アニメ「ONE PIECE」初代オープニング。 きただにさんの代表曲中の代表曲なので、

パワフルに歌いパフォーマンスされる様子に観客も大盛り上がりでした。 
続いてはGeroさんを呼び込み、氣志團の皆さんと歌われたアニメ「ONE PIECE」より、

当時放送中の19代目オープニングをGeroさんと共に。 間奏でのモンキーダンスやキメ所での敬礼など、

歌以外でもお二人のコンビネーションが魅せる見所が置く、ライブの醍醐味でした。

きただにさん「次の曲はいつもにいさんが歌っているのを見て。胸が熱くなっている曲です。『エンブレム~名も無き英雄達へ~』」

 

24:エンブレム~名も無き英雄達へ~/JAM Projct featuring きただにひろし

 

きただにさんがカバーされた影山さんの曲は、アニメ「よみがえる空~RESCUE WINGS~」より、

JAM Projectでソロ名義で歌われた初代エンディング。 哀愁と使命感をたっぷりこめて希うように熱を込めて歌われる

きただにさんの姿は、影山さんのそれと重なる部分があると感じました。

 

25:BELIEVE IN NEXUS/遠藤正明 
-MC- 
26:エンジン/遠藤正明 
-MC-

 

続いて影山さんに次ぐ期間番組に出演されている遠藤さんのご登場で、アニメ「遊☆戯☆王 5D's」より四代目オープニング。 
遠藤さんの伸びやかな歌いぶりはいつ聞いても惚れ惚れするパワフルさで、曲自体も久し振りに聞く事が出来て嬉しうございました。 
オリジナルアルバム「V6遠神」よりオリジナル曲「エンジン」。アルバム発売から間が無く、

オリジナル曲も受け入れる間口の広い番組とはいえ、 先輩どころか後輩達もアニソンを歌っているのに、

お一人だけ自身のオリジナル曲を選曲された事の良し悪しはさておき、骨太な曲調と痛快な歌いぶりに観客も大沸きでした。

 

遠藤さん「さっき、水木さんとみんなで記念撮影しました。だにぃ~君が歌っている間に」 
観客笑。 
遠藤さん「僕もにいさんの曲を歌わせてもらいたいと思うんですけど、にいさんの曲って多いじゃないですか?

     歌いたいのいっぱいあるんですよね。 
     あのぉ、みんながにいさんの曲を歌ってましたけど、それぞれが自分からリクエストしたんですって。 
     でも僕だけ、なぜかディレクターさんから『これ歌って』って言われたんですよ。まぁ光栄ですけどね」

 

27:HEATS/遠藤正明

 

遠藤さんがカバーされた影山さんの曲はOVA「真 (チェンジ!!)ゲッターロボ -地球最後の日-」より二代目オープニング。 
持ち前のスマートな歌いぶりで魅せつつ、長年影山さんと共に活動されてきた方だけに、随所に影山さんに通じるものを感じました。

 

遠藤さんが退場されると、大型スクリーンに影山さんの名前と写真を交えた映像が映し出されるも、 
途中で映像が途切れてしまい、音声だけが流れました。しかし客席上部にあるモニターには異常無く映像が流れていました。 
何はともあれ、いよいよ影山さんのご登場です。

 

今回、影山さんが歌われる楽曲は、

番組で事前に「LAZYの曲」「影山さんのソロ曲」「JAM Projectの曲」「影山さんに歌って欲しいアニソン」を 
それぞれリクエストを募り、その中からそれぞれ披露されるという事で、どんな曲が聞く事ができるか楽しみにしていました。

 

28:フルカウント/影山ヒロノブ 
-MC-

 

まずは「LAZY時代の曲」から。LAZYの三枚目のオリジナルアルバム「Dream a Dream」より「フルカウント」。 
スピーディーな楽曲を影山さん独特の激しい歌いぶりで颯爽と歌い、シャウトされている様子はとても格好良かったです。

 

影山さん「ぶっちゃけ、この曲、ほとんど歌った事ないっす。ちなみに楽屋で知ってたのは奥井ちゃんだけでした。 
     客席で異常に盛り上がってる人がいるなあと思ったら、初期からのLAZYファンです。キミらのおかげで40年やね」 
影山さん「次の曲は"歌ってほしいアニソン"という事でカバーなんですけど、正直、強敵でした。『ジョジョ~その血の運命~』!!」 
観客「おぉぉぉおおおお!!」

 

29:ジョジョ~その血の運命~/影山ヒロノブ 
30:僕達は天使だった/影山ヒロノブ 
-MC-

 

「影山さんに歌って欲しいアニソン」はアニメ「ジョジョの奇妙な冒険」

第一部「ファントムブラッド ジョナサン・ジョースター ―その青春―」のオープニング。 
影山さんの歌いぶりはオリジナルの富永TOMMY弘明さんのタフさとはまた違った山吹色の歌声で魅力。

ラストのロングトーンには観客も大喝采でした。 熱気もそのままに、続けて演奏されたのは

リクエスト「影山さんのソロ曲」であるアニメ「DRAGON BALL Z」より二代目エンディング。 
「缶けり」等の歌詞になぞらえたパフォーマンスを交えて笑顔で優しく歌われている影山さんに、観客も穏やかな盛り上がりでした。

 

影山さん「じゃあここで、このメンバーにも加わってもらいます!!」 
拍手の中、遠藤さん、atsukoさん、織田さん、Geroさんの番組レギュラーの皆さんと準レギュラーのきただにさんがご登場。 
影山さん「あれ? すみませんここはレギュラーだけですよ」 
きただにさん「っぶうぅうう! なんで。準レギュラー準レギュラー!」 
遠藤さん「さっき水木さん怒ってたぞぉ、集合写真にいなくって」 
きただにさん「っぶうぅうう! 歌ってたっちゅうねん!」 
観客笑。 
遠藤さん「まぁ、もうだにぃ~君の時代ですもんね」 
きただにさん「だとしたらちょっと遅いわっ」 
観客笑。 
影山さん「でもまあ、この曲はだにぃ~がいないと出来ない曲だからね」

 

31:嘆きのロザリオ -STRONG ver.-/JAM Projct featuring 影山ヒロノブ 遠藤正明 きただにひろし

                             & atsuko 織田かおり Gero 
-MC-

 

「JAM Projectの曲」のリクエストはレギュラーの皆さんとJAM Project選抜メンバーで一緒に

アニメ「超重神グラヴィオン」よりオープニング。 

おそらくアルバム「JAM Project 15th Anniversary STRONG BEST ALBUM MOTTO! MOTTO!! -2015-」で

再アレンジされたバージョンの演奏だと思われます。 影山さんはじめ選抜メンバーはご自身のパート、

atsukoさんと織田さんは女性パート、Geroさんはさかもとえいぞうさんのパートを担当されていました。

 

atsukoさん、織田さん、Geroさんが退場され、入れ替わりに奥井雅美さんと福山芳樹さんがご登場。

 

奥井さん「にいさん、40周年おめでとうございます。『フルカウント』最高でした」 
影山さん「アレね、JOEに言ったんだよ。弾く前に『ッギュゥゥン』入れろって」 
きただにさん「やっぱりそこが大事なんですね」 
福山さん「かっこいいよなぁ。……あ、影さん、おめでとうございます!」 
影山さん「付け足しかよっ」 
福山さん「いやいや。これまでJAM Projectをアニソン界を引っ張ってくれてね。これから何十年引っ張ってくれるんでしょうね。 
     いつまでもお達者で。元気でいてくれるといいですねっ」 
きただにさん「あ、言い忘れてた」 
影山さん「忘れたのかよっ!」 
ききただにさん「タイミングがね。おめっとござっます」 
影山さん「軽っ」 
福山さん「なんでちょっとよそよそしいんだよ」 
ききただにさん「てへへ」 
福山さん「てへへって」

 

32:Shining Storm ~烈火の如く~/JAM Project 
33:The Brave/JAM Project 
-MC-

 

JAM Projectの皆さんの一曲目はゲーム「スーパーロボット大戦OG ムーン・デュエラーズ」オープニング。 
讃美歌風の厳かさから緊迫した疾走感に変わるストロングな曲調は、近年の真骨頂ともいえ、

ライブでは盤石の盛り上がりを体感できます。 余韻もそのままにドラマ「勇者ヨシヒコと導かれし七人」のオープニング。

序盤や間奏のムーディーな奥井さんのスキャットが印象的。 全体的になめらかで大人な雰囲気の中、

遠藤さんと福山さんの台詞の投げ込みがアクセントに。一緒になって叫ぶ観客もちらほら見てとれました。

 

影山さん「JAMもみんなのおかげで17年もやってます。このままだと年内にツアーをはじめられそうな感じです。 
     アニソン界ではangelaとか後輩達も活躍してますから、僕達も負けないで頑張りますよ!!」

 

34:THE HERO~怒れる拳に火をつけろ~/JAM Project 
-MC-

 

ラストは遠藤さんの声の一撃から、JAM Projectの皆さんにとって近年の爆発曲であるアニメ「ワンパンマン」よりオープニング。 
ボリボリのへヴィな楽曲に観客も大いに盛り上がる中、観客を扇動しながらハードな歌いぶりとシャウトで魅せる影山さんが印象的でした。

 

-アンコール-

●Congratulations message/ゴールデンボンバー

 

ステージ上が暗くなり、JAM Projectの皆さんとバンドの皆さんがご退場されると、拍手が手拍子に、手拍子からアンコールに。 
しばらくすると大型スクリーンにヴィジュアル系エアーバンドのゴールデンボンバーの皆さんのお祝いメッセージが上映。 
番組で影山さんと共演された時の思い出をゴールデンボンバーの皆さんらしいユーモアを交えてお話されていました。

 

●重大発表

 

続いて大型スクリーンに「重大発表」の文字が映し出され、上映された映像は今回のトピックの一つである新曲発表の映像。 
まずは2011年のライブ「アニぱら音楽館 EXTREME LIVE 2011」で

当時のレギュラー陣である影山さん、遠藤さん、YOFFYさん、JOEさん、ELISAさんがSHARE LOCK HOMESの皆さんと共に

限定ユニット「ANIXILE」を結成し、本格的なダンスを交え披露された「Rainbow Rising!」の解説とその模様の映像が流されました。 
そして今回も本格的なダンスを交えた新曲が披露されることがアナウンス。 
新曲は「パリピ(パーティーピープル)」をコンセプトにatsukoさん、織田さんが作詞、Geroさんが作曲をそれぞれご担当。 
豊田さんのナレーションの中、打ち合わせやダンスの練習風景が上映され、最後にユニット名「Ani Soul Brothers」が発表されました。

 

35:Listen to our voice/Ani Soul Brothers 
-MC-

 

揃いの青いスーツを思い思いにアレンジして着られたレギュラーの皆さんと、

揃いのジャージ姿のSHARE LOCK HOMESの皆さんが登場され、

影山さんのタイトルコールから新曲「Listen to our voice」を初お披露目。昨今の流行りを柔軟に取り入れたダンサブルで高揚感誘う曲調で、 

ポジティブな歌詞を皆さんがそれぞれの個性あふれる歌声で歌われるている中、

レギュラーの皆さんとSHARE LOCK HOMESの皆さんが交互に ランニングマンを踊る場面をはじめ、

印象的なダンスの部分では見様見真似で踊っている観客もちらほらと見られました。

 

・遠藤さん「東京無線の人ではありませんよ」 
 Geroさん「ちょっとね。背広感がね。ありますから」 
・ここで今回のバンドの皆さんを影山さんが「アニぱら音楽館オールスターズ」と命名し、お一人づつご紹介。 
・サプライズゲストの水木さん以外の出演者全員が登場。 
・ステージ前方に設置された進行が書かれているプロンプターを見る影山さん 
 影山さん「さぁ、ここで流田Projectから順番に、影山さんへの……あ、コレ、オレが言うんじゃなかった」 
 観客笑。 
 豊田さん「すみません。そこまでやっていただいて……」 
 遠藤さん「にいさんは自分から求めていくスタイルなんですか?」 
 影山さん「だとしたらオレ、何様だよなぁ」 
・改めて豊田さんの進行でステージの一番端にいる流田Projectさんから順番に影山さんへお祝いのコメント。 
・YOFFYさん「さっきANIXILEの映像を見てて変な汗が出て来ました」 
 影山さん「あれなぜかJOEも踊ってたもんなぁ」 
 JOEさん「アレ30曲弾いた後に踊ってましたからね」 
・Geroさん「大好きな『夢旅人~BLUE DREAM~』を歌わせていただき、倒れそうでした。これからも僕達の青い夢でいてください!」 
 影山さん「JOEありがとう。あ、JOEじゃないGeroありがとう」 
 観客笑。 
 Geroさん「ま本名、金城ですからね。そしてどっちも英語ですし」 
・atsukoさん「改めまして、サイキックラバーでーす!!」 
 観客笑。 
 YOFFYさん「すぐ言う」 
 atsukoさん「同期なんで。すみませーん本当はangelaです。自分達のソロパートで影山さんにおめでとうって言えなかったんですけど、 
      かわりに『影山ヒロノブ』でコール&レスポンスをさせていただきました! カ・ゲ・ヤ・マ・ヒ・ロ・ノ・ブッ!」 
 観客「カ・ゲ・ヤ・マ・ヒ・ロ・ノ・ブッ!」 
 atsukoさん「カ・ゲ・ヤ・マ・ヒ・ロ・ノ・ブッ!」 
 観客「カ・ゲ・ヤ・マ・ヒ・ロ・ノ・ブッ!」 
 遠藤さん「いいなぁ……」  
・福山さん「JAM Projectで一緒に歌ってるじゃないですか。叫ぶのってね結構高いんすよ。あれキツイんですね。 
      でも影さんは僕の横で倍以上、叫んだりジャンプしてるんですよ。無駄に。あれ見ちゃったらやめられねえなと」 
 観客拍手。 
 福山さん「これからもどうぞ、お達者で!」

 

36:CHA-LA HEAD-CHA-LA/影山ヒロノブ 遠藤正明 きただにひろし angela 織田かおり Gero サイキックラバー

               流田Project TRUE 奥井雅美 福山芳樹 SHARE LOCK HOMES 豊田萌絵

 

ラストはサプライズゲストの水木さん以外の出演者全員で影山さんの代表曲中の代表曲である

アニメ「DRAGON BALL Z」より初代オープニング。 影山さんを中心に出演者の皆さんは一緒に歌われたり、

観客にマイクを向けたりとそれぞれが思い思いにパフォーマンスされていました。 
全箇所の「CHA-LA HEAD-CHA-LA」の部分で客席にマイクを向けての観客大合唱や、

ラストの「Sparking!」で全員が同じポーズをする光景は壮観でした。

 

豊田さん「ありがとうございましたぁ。では今回の主役、影山さんに改めて一言頂きたいと思います」 
影山さん「……こんな燃え尽きた直後に、なんて冷静な要求を」 
観客笑。 
豊田さん「すみません。台本に書いてありまして……」 
遠藤さん「台本に忠実な司会なんですよね。いいじゃないですか」 
観客笑。 
影山さん「今日はもういろんなサプライズがあって、アニキも来てくれたし、しげるさんはじめいろんな方からメッセージを頂きました。 
     そして、こんなに多くの人に来て頂いてスペシャルな一日になりました。本当にありがとうございました!」 
観客拍手。 
影山さん「angelaもいるし、アニソン界はこれからもどんどん盛り上がっていくと思います。 
    『アニぱら音楽館』がその中で一つの元気な場所としてこれからも続いていく事を願っています!!」

 

拍手の中、出演者、バンドの皆さんが退場されて行き「アニぱら音楽館 ~KAGEYA-MATSURI~」は終演となりました。

 

のべ4時間、36曲という大ボリュームだった今回のライブは、出演者の皆さんそれぞれのソロコーナーでのパフォーマンスはもちろん、 
影山さんのレコードやCDのジャケットを見ながらの和やかなトークや各方面からのお祝いメッセージ、 
サプライズゲストに水木さんのご登場、影山さんへのリクエスト、Ani Soul Brothersのお披露目と盛り沢山の内容でした。 
特にサプライズゲストの水木さんと、特別出演のJAM Project以外の皆さん以外全員が影山さんの楽曲をカバーされたのは

今回ならではの見所でした。 それぞれに影山さんへの思いを語られたり、歌われている様子を拝見し、

影山さんが多くの方に慕われている事を再確認いたしました。 
影山さんデビュー40周年おめでとうございます。


 

シークレットサプライズゲスト/水木一郎


 

補足

 

・サイキックラバーのお二人が「チェンジマン」を歌われる際、ライブ「スーパーヒーロー魂」から派生していった 
 「オレは」(オレは)「オレ達は」(オレ達は)という原曲にはない、ライブならではの追っかけをしている観客が割と多かったのが印象的。 

  
・素肌に白いご衣装なので乳首の透けを気にするGeroさん。

 

・織田さん「影山さんが40周年という事なんですけれど、私も実はソロデビュー10周年です」 
 観客拍手。 
 織田さん「えーごーめんなさーいなんかさいそくしたみたいでー」 
 観客笑。

 

・影山さん「なんか、みんなで寄ってたかってオレの曲を歌ってくれて。死んじゃったみたいやな」 
 観客笑。

 

・遠藤さん「40年ですよ。ここにいる方はほとんど生まれてないですよね」 
 atsukoさん「わたしもまだうまれてなぁい……」 
 遠藤さん「ウソつけ。自分、めっちゃ生まれてるやん!」 
 観客笑。

 

・遠藤さん「下関の子供達は『DRAGON BALL』は『GT』が一番好きって言ってましたね」 
 Geroさん「それ三日前の事やから。ほかほかやから」

 

・豊田さん「ホントに、影山さんの素敵な人生を振り返って……」 
 影山さん「ナハハハハ。心がねーぇ」 
 遠藤さん「そうだぞ。キミ、心がないっ」 
 豊田さん「すみません。ちゃんと司会をしないとと思って」 
 Geroさん「一生懸命。一生懸命」 
 遠藤さん「そうだよね。一生懸命だよね」 
 豊田さん「心は沢山あるんですっ」 
 遠藤さん「沢山あんのかいっ!」 
 豊田さん「すみません。皆さんをまとめるので精一杯で」 
 織田さん「このメンバーは、大変だと思う!!」

 

・atsukoさん「先程は皆さんにウソの挨拶を強要してしましまして。織田さん、豊田さん、TERUさん……」 
 KATSUさん「TERUさんて」 
 atsukoさん「TRUEさんでした。ごめんなさいね。なんかひとボケしないと気が済まないみたいで」 
 観客笑。

 

・サイキックラバーのお二人なら"戦隊"、Geroさんなら"女性に人気"、angelaのお二人なら"宇宙船"と、 
 カバーされる方とどことなく縁のある選曲に思いました。

 

・「アニぱら音楽館」はアニソン以外の歌手のオリジナル曲お受け入れる間口の広い番組です。 
 最新アルバム発売直後で多くの人に知ってもらいたいという心情もお察しします。 
 とはいえ先輩どころか後輩達もアニソンを歌う中で、お一人だけご自身のオリジナル曲を選曲されるのは 
 果たしてそれが"良いスタイル"なのかしら。どなたが決めたのかはわかりませんが冷めました。

 

・影山さん「アニキ今までどこに隠れていたんすか?」 
 水木さん「影ちゃんが絶対入ってこないような関係者の楽屋。絶対来ないでしょ」 
 影山さん「え、みんな知ってたの?」 
 豊田さん「私達はご挨拶させていただきました」 
 影山さん「まぁじ、遠藤も?」 
 水木さん「みんな来てくれたよ」 
 Geroさん「ひとりぼっちなのは影山さんだけです」 
 観客笑。 
 水木さん「会場に入る時も、ファンの皆さんが入り待ちをしてるからバレないように車の中で屈んで入ってきました」

 

・影山さん「ありがとぉおう!! これからも『アニぱら』を頼むぜぇええええええええ!!」

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