2025.04.01
「千晶と騒がNight」「ボイジャーソングライブ」追加
☆MoJo&とみたいちろう with Rops (Produced by 小川ちゃん)
07.6.16 ライブハウス LANTERN
出演/☆MoJo
ゲスト/とみたいちろう
スペシャルゲスト/前田達也
司会&コーラス/ショッカーO野
演奏/Rops(Key.柳田ヒロ B&Co.谷口幸生 Dr.奥田やすひろ G&Co.前田達也)
とみたいちろう(Ag&harp)
☆MoJoさんのソロライブ「☆MoJo Zone」と「♪mojo×2 のど自慢」の"☆mojo×mojo 2DAYS"
その会場であるライブハウスLANTERNのマスター、小川武志さんプロデュースのライブ。
しかも今回は昼の部と夜の部の二回が開催されました。今回は昼の部のレポートです。
"☆mojo×mojo 2DAYS"ではカラオケですが、なんと今回はLANTERNで月一ライブを開催している
柳田ヒロさん率いるバンド、Rops(ロップス)との"緊急轟轟合体"が実現しました。
☆MoJoさんと友人である柳田さんとの競演に加え、しかも今回はとみたいちろうさんの曲も
聴くことが出来るとあり、とても楽しみにしていました。
会場はもちろんLANTERN。前回の"☆mojo×mojo 2DAYS"から一月空けずに神泉に。
リハーサルを重ねているらしく、開場時間をいくらか過ぎたところで入場。
昼の部という事もあってか「☆MoJo Zone」の時ほどの観客数ではなく、ゆったりすることが出来ました。
今回は近所の方やRopsの方々の知り合いの方もなど一般の方も見に来ており、客層がバラエティ豊かです。
開演前にドラムを演奏する☆MoJoさん。
アイ高野さん(ザ・カーナビーツ)よろしく「おまえのぉっ、すっべぇってぇえええ~」
BGMとして☆MoJoさんが歌唱、作曲、編曲などを担当されたCMのメドレーなどが流れていました。
よきところでショッカーさんによる前説。
ショッカーさん「今回はカラオケは一切使いません。ですのでコーラスは客席の皆さんです!!」
Ropsの皆さんがセッティングしいよいよライブ開始…という時に☆MoJoさんの携帯にメールが。
メールは☆MoJoさんファンの平山佳代子さんからでした。
01:科学戦隊ダイナマン/☆MoJo
-MC-
まず一曲目は前回の「☆MoJo Zone」のラストからつながる形で爆発!! ダイナマンです。
やはりバンドとなると迫力が凄く、しかもかなりの近距離なのでビンビン伝わってきます。
最初から圧倒されました。最後は☆MoJoさんとショッカーさんが一緒に「ダイナマン!!」
02:大戦隊ゴーグルV-オルタネートバージョン-/☆MoJo
-MC-
続いても☆MoJoさんの代表作であるスーパー戦隊シリーズから「ゴーグルV」。
観客やショッカーさんによる「ゴーグルV ゴー・ゴー」のオルタネートな合いの手もしっかりと。
改めて歌手と演奏との"ライブの呼吸"というのを実感しました。
ショッカーさんによる"スーパー戦隊シリーズ"の説明など、どちらかというと一般の方向けのトーク。
ショッカーさん「今回が初生☆MoJoだという方~。…あぁ結構いらっしゃいますね。よく動く生き物でしょぉ~。
続いてはあまり聞くことが出来ない挿入歌から、ちょっと懐かしくGSっぽい曲を」
03:ダンシングゴーグルV/☆MoJo
-MC-
前回の「☆MoJo Zone」で初披露された、踊り踊られ「ダンシングゴーグルV」
まさか今回聞くことが出来るとは思ってもいませんでした。しかもバンドで。
大きいライブではまず無いだけに貴重な経験でした。踊りも楽しいですし。
ショッカーさん「続いては、☆MoJoさんのお知り合いである大野雄二さんが作曲され、石ノ森章太郎先生原作であるこの作品を」
04:星雲仮面マシンマン/☆MoJo
-MC-
何かを期待させるイントロが最高のマシンマン。
Ropsのアレンジがもうめちゃくちゃ格好良く、高揚感が湧き上がります。
やはりバンドの力というのは凄いです。
ショッカーさん「大野さんは『ルパン三世』でも有名ですので、このマシンマンでも
"大野節"というのが聞けたんじゃないでしょうか…」
トークの途中でベースの"谷やん"から帽子をわたされた☆MoJoさん。と言う事は…。
05:おれの名はマシンマン/☆MoJo
-MC-
☆MoJoさんが帽子をかぶったらこの曲。雰囲気もぐっとムーディーに。
「君の瞳に」の部分ではそれぞれ女性客を指差し、とろけそうに。
この曲もアレンジが抜群に格好良く、うっとりしました。いやぁRopsは凄い。
ショッカーさん「ではここで☆MoJoさんは一度退場していただいて続いての出演者の方を紹介したいと思います。
…とみたいちろうさんです!!」
アニメ・特撮系を主に歌う☆MoJoさんが、シンガーソングライターとみたいちろうさんに変身です。
音楽業界に入るきっかけや、エレックレコードの先輩泉谷しげるさんや同期の武田鉄矢さん率いる海援隊の話
アルバム「STEP TO MY WAY」制作に高校生だったCharさんが参加していた話などなど、当時のエピソードをいくつか話されました。
06:今宵限りのロックンロール/とみたいちろう
-MC-
とみたさんの一曲目はアルバム「STEP TO MY WAY」よりロックナンバー。
静かな所からの盛り上がりが原曲の特徴ですが、今回は最初から激しく、よりロックになった気持ちいいアレンジ。
ブルースハープを駆使して熱唱するとみたさんは☆MoJoさんとはまた違った魅力の格好良さ。
とみたさん「俺さ、当時タバコ吸ったまま寝ちゃってさ、ちょっと枕こがしちゃったことがあってね」
ショッカーさん「それ、危ないっすよ!」
とみたさん「その時この曲ができたんだよ」
ショッカーさん「ああ、"明日死ぬかもしれないんだし"って。今だったら一酸化炭素中毒で死んじゃってますよ!!」
07:R&R列車(ロックンロール・トレイン)/とみたいちろう
-MC-
同じく「STEP TO MY WAY」より。原曲は大人の雰囲気漂う気だるさが心地いい、金子マリさんとのデュエット。
今回は"ロックンロール・トレイン"の名前の通り、疾走感あるロックなアレンジがまた良い!
間奏ではRopsのメンバーを愛称で紹介。何故愛称だったのかは後々明らかに。
鈴木清順監督の「悲愁物語」で音楽を担当したお話などを披露。
次の曲のできあがった経緯などのお話もされたのですが失念。
08:下北タウンウーマン/とみたいちろう
-MC-
続いては発表された二枚のアルバムには未収録の未発表ナンバー。
とみたさんがよく行く下北沢のお店のママへの思いを歌った軽快な曲です。そしてとても覚えやすい。
こういった曲は☆MoJoさんのライブではまず聞けなく、しかもバンドでということもありとても貴重でした。
ここでRopsの皆さんが一旦退場し、ショッカーさんもノータッチのとみたさんのアコギコーナーに。
スタッフの竹内さんにより椅子とアコギがスタンバイ。
とみたさん「こうやって人前で演るのは久しぶりだからなぁ~」
09:喫茶店/とみたいちろう
-MC-
デビューアルバム「TAKE1」から。この「TAKE1」では本当に幅広い歌い方をしているとみたさんですが、
この曲は優しく少し哀愁がある歌い方をされており、今回のアコギでは更に円熟味が増した歌い方でした。
二番では前回の「☆MoJo Zone」でも披露されたLANTERNを歌った替え歌も披露されました。
10:春はそこまで/とみたいちろう
-MC-
同じく「TAKE1」から、同棲する二人を切なく歌った「春はそこまで」。
70年代フォーク全盛期の生活に密着した歌詞がとても味わい深い曲です。
このアコギコーナーは文字通りじっくり聞き入るコーナー。
とみたさん「こういう可愛い曲はあの頃は結構照れがあったんだけど、今歌うといいよね」
11:12時過ぎのシンデレラ/とみたいちろう
-MC-
アコギコーナーラストは、とみたいちろうさんの代表曲ともいえるこの曲。初めて生で聞けました。
優しく時に切ないとみたさんの歌声は年月を経て更にその魅力が倍増。
一心にギターをかき鳴らすとみたさんにグングン引き寄せられる感じがしました。
サビの盛り上がりが素敵素敵。
ショッカーさんが登場し、とみたさんが☆MoJoさんに再び変身です。
話題は前回の「☆MoJo Zone」でもちらっと話されたパチンコの歌の話に。
☆MoJoさん「今度、宮菌とか影ちゃんが歌ったパチンコの歌がCDになるんだって」
ショッカーさん「あ、そうなの?」
☆MoJoさん「だからこの曲もCDになってほしいね」
ショッカーさん「でもお店に並ぶのは来年ですからね~」
☆MoJoさん「でもこの曲録音したのはこの前の『Zone』終わってからすぐでさ。
オレあの時二日間で40曲くらい歌ったじゃん」
ショッカーさん「もっと歌ってますよ」
☆MoJoさん「だから次の日、声が全然でなくてさ」
ショッカーさん「そうそう、かすれてましたもんね」
☆MoJoさん「で、その次の日にこの曲レコーディングだもんねぇ」
曲は「回胴合体ゴウケンオーV」と「さらば友よ」。☆MoJoさん曰く「アニキっぽい曲だよね」。
特別に音源を聞かせてもらえるということでしたが、CDとプレーヤーとの相性のせいでしょうか再生できず、
☆MoJoさんとショッカーさんでアカペラで冒頭部分を少しだけ歌われました。これはこれで貴重。
ここでRopsの皆さんが再びセッティング。
ショッカーさん「ここで今回の本当のスペシャルゲストの紹介です!!
先ほどRopsの皆さんを愛称でご紹介しましたが、本名を言ってしまうと
勘のいい方はすぐわかってしまうので……ではご紹介しましょう。
ギター、"タっちゃん"こと、前田達也さんです!!!」
突然のサプライズに驚喜の声をあげる観客。
それもそのはず、前田さんといえばメタルヒーローでは「ブルースワット」の主題歌を歌われておりますし、
「ウルトラマンパワード」と「ウルトラマンダイナ」、アニメ「ウルトラマン超闘士激伝」のオリジナル主題歌、
カヴァーでは「ティガ」、「ガイア」を歌唱しており、初代ProjectD.M.Mメンバーという、ウルトラシリーズの主題歌には欠かせない方です。
前日にRopsのメンバーを調べていた折、「もしかしたら…」とは思いましたがなんとも嬉しいサプライズです!!
ショッカーさん「LANTERNのマスターの小川さんが今回のライブを企画した時に
『Ropsとやろうよ~、なんてったってギターは前田達也さんだよ』といわれた時、ピクッときまして。
で、前田さんにお会いしたときに『是非歌ってください』ってたのんだんですよ。
しかし、恐るべし小川さんの音楽人脈!」
ショッカーさん「ということで、前田さんに歌っていただきたいと思います!!
仮面ライダー、戦隊と並ぶ日本のヒーローの代表、光の巨人ウルトラマンから
☆MoJoさんが先ほど『ダイナマン』を歌われたんで次は『マンダイナ』を!!」
12:ウルトラマンダイナ/前田達也
-MC-
こんな間近でこの曲を聞くことが出来るなんて! ライブで遠藤さん版は聞いたことがあるのですが、
前田さんのオリジナルを生で聞くのは今回が初めて。光の巨人にぴったりの優しく包み込むような歌声は音源と変わらず。
しかもイントロのギターの旋律まで原曲のまま。もうカッコイイという言葉しか浮かびません。合いの手もバッチリ。
ショッカーさん「こういった曲はLANTERNでの月一ライブではやられたりするんですか?」
前田さん「う~ん」
ショッカーさん「皆さんが来たらもしかしたらやってくれるかもしれませんね。
前田さんといえばもう一曲歌ってほしい曲があるんですが…。
やはり東映ヒーローのメタルヒーローシリーズから…」
13:TRUE DREAM/前田達也
-MC-
WARNING! 「ブルースワット」より。個人的思い入れでイントロで思わず目頭が熱くならずにはいられないこの曲。
ハードな内容と前田さんの優しい歌声が見事にマッチしてたまらなかったのを覚えています。
まさかこの曲が生で聞ける機会が来るなんて! 自分の文才では表せないくらいの喜びです。
スペシャルゲストの前田さんコーナーが終了し、いよいよ後半戦。
☆MoJoさんの珠玉のED・挿入歌Zoneです。
14:Crystal Knights NECRIME/☆MoJo
-MC-
まずは「未来警察ウラシマン」より人気曲「Crystal Knights NECRIME」
アニソン至上屈指の悪の歌が生バンドで初演奏! イントロが鳴り出すともうたまりません。
またこの曲まで演奏してしまうRopsのもう凄いこと凄いこと。丹田に響きます。
15:勇者が行く/☆MoJo
-MC-
続いては「バトルフィーバーJ」よりED。スーパー戦隊全てに通じるような歌詞と、シリアスな曲調は思わず背筋が伸びます。
☆MoJoさん「鋼鉄のスクラムだ」では私たち二人を指差してくれるという嬉しい通り越して恐縮まくりになるなサービスを。
ショッカーさん「続いては戦隊シリーズでもつい最近まで放送していました『轟轟戦隊ボウケンジャー』から…」
16:希望のサイレンビルダー/☆MoJo
-MC-
SHSではもちろん、どのライブでもバンドで演奏されたことはなく、
とてもハードなこの曲をバンドで見事に演奏してしまうなんて! Ropsの皆さん凄すぎます!!
原曲の複雑さを廃し、印象そのままにアレンジは柳田さんの力量凄まじく。
そのバンドをバックにする☆MoJoさんもカラオケの時以上の迫力とテンションで歌われました。
ショッカーさん「さぁ、もうあと残す所二曲になりましたが、続いてはロボットの主題歌を」
17:高速電神アルベガス/☆MoJo
-MC-
盛り上がる曲が怒涛のように続きます。問答無用のアルベガス。
以前から好きな曲でしたが、☆MoJoさんとRopsの一体感もあいまって
この曲の魅力を再認識しました。こりゃぁ凄い。
ここで改めてRopsのメンバーの皆さんをフルネームで紹介。
皆さんたった一回のリハーサルにも関わらず素晴らしすぎる演奏力、これがプロのお仕事。
18:バトルフィーバーJ-オルタネートバージョン-/☆MoJo
「☆MoJo&とみたいちろう with Rops」最後を飾るのは、"一つになれば無敵だ"バトルフィーバーJ。
オルタネートなコーラスはショッカーさんと観客とが一体になって楽しく。
アレンジも原曲を忠実に再現するSuper Rescue BANDとはまた違った魅力のアプローチの仕方で楽しめました。
ショッカーさんが☆MoJoさんやRopsの皆さん、そして今回も素敵な時間を提供してくださった
小川さん初めLANTERNの皆さんを紹介され、昼の部は終了となりました。
今回は☆MoJoさんととみたさんそれぞれの楽曲を聴けたこともあり、
さらに前田達也さんという嬉しいサプライズありで一粒で二度も三度もおいしい素敵なライブでした。
LANTERNでのバンド演奏を初めて体験しましたが、「まさかこの曲がバンドで聞けるなんて」という曲も多く、
またバンドから何メートルも離れていない近距離ということもありもの凄い臨場感。
"☆mojo×mojo 2DAYS"とはまた違う楽しさのライブでした。
補足
・散発してすっきりとした印象の☆MoJoさん。
・今回のお花のお届けものは成田賢さんから。
・Ropsアレンジされた曲はどれもとても格好良く、大人っぽい印象でした。
・とみたさんのコーナーではバンドでは「STEP TO MY WAY」、アコギは「TAKE1」から。
・ブルースハープを演奏するとみたさんに「僕らはどうしてもハーモニカって言っちゃいますけど」とショッカーさん。
・即興でとみたさんによるブルースハープで激短い「かえるのうた」が披露。
・アコギコーナーで「今だと詞の内容はわかるけど、当時はわかってたのかなぁ…」ととみたさん。
・今回のライブの譜面書きからライブアレンジまで手がけたのはサウンドプロデューサーの柳田ヒロさん。
はじめて生で拝見しましたが、いぶし銀のオーラを放つお方でした。
・ベースの谷口さんは笑顔が素敵。ショッカーさんとすっかり意気投合し"兄弟"のように。
・紹介された時にシンバルをターンテーブルのように回すドラムの奥田やすひろさん。レザーでキメた衣装がとてもカッコイイ。
・前田さんの風貌はサングラスをしているせいでしょうか、どことなく宮内さんに似ていたり。
・いつかSHSやアニソンカーニバルに前田さんが出演されますことを切に願っています。
・前田さん曰く、ウルトラマンだからあまりしゃべらないとか。
・☆MoJoさん「さっき話したんだけどさ、前田さんもブラジル行きたいって」
ショッカーさん「あっそうですか」
☆MoJoさん「でブラジルで食べたいものがあるんだって」
ショッカーさん「何ですか?」
前田さん「………ぶたじる」
・今回のライブは昼夜の二回公演でして、原則どちらか一方のみに参加が限られていましたが、
LANTERNさんのご好意で、夜の部に若干の余裕があると言う事で当日券(?)が出されました。
せっかくなので参加させていただきました。
・夜の部は「回胴合体ゴウケンオーV」と「さらば友よ」が聞くことが出来た以外は
昼の部とほぼ同じ内容でしたが、夜の部が控えていた昼と比べ時間に余裕があり
トークなどの若干のおまけ付き。
・とても楽しんでる方がいるなぁと思ったら、なんと今回のライブプロデューサーの小川さん。
大口開けて「一人一人は 小さいけれど~」の振り付けもして全力で楽しんでいらっしゃる
この方がいなければ、この楽しい空間は実現しなかったと思うと、改めて感謝です。