2025.04.01
「千晶と騒がNight」「ボイジャーソングライブ」追加
Friends of Disney Concert 2017 昼公演
17.3.26 東京国際フォーラム・ホールA
演奏/Friends of Disney Band カラオケ
Vio.サラ・オレイン G.ROLLY
コーラス/Friends of Disney Singers (高尾直樹 大嶋吾郎 鈴木佐江子 斎藤妙子)
ゲストシンガー(50音順)/NHK東京児童合唱団 海宝直人 笹本玲奈 サラ・オレイン Dream Ami
屋比久知奈 山寺宏一 綿引さやか ROLLY
ナビゲーター/パパイヤ鈴木 中川翔子
2015年に開催されたディズニー作品のコンサート「Friends of Disney Concert ~歌がみんなをひとつにする~」。
フレンズ・オブ・ディズニー・コンサート・バンド&シンガーズの皆さんによる演奏と歌をメインに、
日本語吹替版で歌唱や声を担当された方々や、ディズニー作品を舞台化された際に演じられたミュージカル俳優さんを中心に
様々な形でディズニーの音楽に関わった方々をゲストに迎え大反響だったコンサートは、
その翌年から「Friends of Disney Concert」として毎年開催されています。
昼の部、夜の部と開催されたうち、今回は昼の部のレポートです。
会場は東京国際フォーラムのホールA。
ディズニーの楽曲のインストアレンジ版が流されえている客席には女性が多く、二階奥まで満席の大盛況でした。
楽器ブースは弦楽器や管楽器のブースも見られる豪華なバンド編成、向かって左、
管楽器ブースの前にはシンガーズの皆さん用のマイクスタンドがありました。
ステージの後方奥には大型ビジョンが設置されており、コンサートのメインビジュアルが映し出され、
時折、公開中だった映画「モアナと伝説の海」や公開予定の実写版「美女と野獣」等のCMが流されていました。
開演時間になったことを告げる煌びやかな鐘の音が鳴り、
しばらくすると場内が暗くなり、拍手の中、フレンズ・オブ・ディズニー・コンサート・バンドの皆さんと
歌とコーラスを担当されるフレンズ・オブ・ディズニー・コンサート・シンガーズの皆さんがご登場。
シンガーズのメンバーはディズニーのコーラスワークの他にアニメや特撮ソングも歌われている高尾直樹さん、
ディズニーの楽曲をはじめ、幅広いジャンルでご活躍中の斎藤妙子さん、大嶋吾郎さん、
OVA「勇者王ガオガイガーFINAL」エンディング「獅子の女王」などでアニソンも歌われている鈴木佐江子さんと昨年と同じメンバー。
バンドの皆さんとシンガーズの皆さんの準備が整った所で再び鐘が鳴り、「Friends of Disney Concert 2017」昼公演開演です。
●第1部
00:Overture/Friends of Disney Band &Singers
-MC-
弦楽器を基調とした煌びやかな音色が演奏される中、大型ビジョンにディズニーの様々な映画の場面が映し出された後、
曲は軽快な音楽に変わり、シンガーズの皆さんの小気味よい歌声と観客の拍手の中、ゲストシンガーの皆さんがおひとりづつ順番にご登場。
最後にナビゲーターのパパイヤ鈴木さんと中川翔子さんが登場され、出演者が一堂に会しました。
・パパイヤさん「本日はご来場いただきありがとうございます!」
中川さん「ありがとうございます!」
客席を見渡すパパイヤさん。
パパイヤさん「みなさんもね、今日は素敵に着飾っていらっしゃってますね。……どうして目をそらすんですか?」
観客笑。
・今回はナビゲーターとしてご出演の中川さん。
中川さん「今日はナビゲーターに歌に朗読と盛りだくさんでドキドキです。このドキドキを夢と魔法に替えて頑張ります!」
・山寺さん「今日は同世代のROLLYさんもいらっしゃるので心強いです!」
・Amiさん「このステージに立つのが夢でしたので、凄く嬉しいです!」
・海宝さん「僕は子供の頃に舞台に立ったのですが、その時の役が『美女と野獣』のチップでした。
なのでディズニーで育ったといっても過言ではないので、今日はとっても楽しみです!」
・綿引さん「今日は皆さんと同じディズニーの大ファンです。
こんなに素敵な出演者の皆さんと共演できるのが楽しみで昨日はなかなか眠れませんでした」
・サラさん「私はAustraliaで育ったんですけど、Australiaの人ももちろんDisneyが大好きです。
今日はFriends of Disneyの皆さんと会場の皆さんと魔法の様なひと時を過ごす事が出来ればと思います」
01:トライ・エヴリシング/Dream Ami
02:生まれてはじめて/綿引さやか
03:パート・オブ・ユア・ワールド/笹本玲奈
04:陽ざしの中へ/海宝直人
-MC-
一曲目はDream Amiさんで2016年に公開されて大ヒットした映画「ズートピア」より主題歌「トライ・エヴリシング」。
ポジティブで自身を鼓舞する歌詞とAmiさんのしなやかな歌いぶりは彩り豊かで、コンサートの幕けにぴったりでした。
続いては綿引さやかさんがスキップで登場され、映画「アナと雪の女王」より劇中でアナが歌った「生まれてはじめて」。
オリジナルの神田沙也加さんを彷彿とさせる節回しに加え、感情たっぷりと伸びやかに歌われている様子が印象的でした。
映画「リトル・マーメイド」より主題歌「パート・オブ・ユア・ワールド」の前奏が流れる中、笹本玲奈さんがご登場。
アリエルを思わせる衣装で陸の世界へのあこがれをはつらつとした歌声でダイナミックに歌われるお姿は実に素敵でした。
続いては海宝直人さんのご登場で、がらりと雰囲気が変わり、劇団四季ミュージカル「ノートルダムの鐘」より「陽ざしの中へ」。
願いをせつなく、決意を力強く歌われている様子は同ミュージカルで主人公カジモド役を演じられているだけに、迫力満点でした。
・パパイヤさんと中川さんが登場され、これまでの曲紹介と感想を話されました。
・この間、スタッフさんによってステージにマイクスタンドが数本セッティングされました。
05:愛を感じて/NHK東京児童合唱団
06:Colors Of The Wind/サラ・オレイン
07:フレンド・ライク・ミー (僕は大親友)/山寺宏一
-MC-
NHK東京児童合唱団、通称"N児"の皆さんが続々とステージに登場され、映画「ライオンキング」より「愛を感じて」。
冒頭のティモンのパートからはじまったのは少々驚きましたが、N児の皆さんらしい透き通る様な歌声は心が洗われるようでした。
"N児"の皆さんが駆け足で退場されて行き、続いてサラ・オレインが登場され、映画「ポカホンタス」より「Colors Of The Wind」。
サラさんはディビッド・フォスタープロデュースアルバム「We Love Disney」で本曲をカバーされており、
滑らかで広がりある歌声に惹きこまれました。 雰囲気が変わってノリのイイ曲調の中、
山寺宏一さんのご登場で映画「アラジン」より、山寺さんが演じられたランプの魔人ジーニーの歌。
"七色の声"と称される様々な声で歌われる山寺さんはまさに職人芸。目の当たりにすると実に圧巻。
歌い終られると観客から大きな拍手が贈られました。
●「モアナと伝説の海」スペシャルコーナー
・山寺さんと入れ替わりにパパイヤさんと中川さんがご登場。
・ここからは当時公開中の映画「モアナと伝説の海」を取り上げたスペシャルコーナー。
・ヒロインのモアナ役を演じられた屋比久知奈さんと、ディズニーヴィランズ(悪役)に数えられるタマトア役のROLLYさんもご登場。
・中川さん「屋比久さんはモアナにそっくりですけど、ご自身とモアナの共通点はどういったところですか?」
屋比久さん「私自身、沖縄に住んでいるので、島に住んでいる所や負けず嫌いな所、おばあちゃん娘だったりする所ですかね」
中川さん「おばあちゃんとのシーンがまた泣けるんですよねー」
・パパイヤさん「一方のROLLYさんは海底の魔物の国に住むタマトアを演じられましたが」
ROLLYさん「かつては普通のカニだったんですが、ある日海底で光るモノを見つけて
その魅力にとりつかれてどんどん光るものを身に着けるようになりました。
ワタシも小さい頃は太っててイジメられていたのですが、とうとう今日、キンキラキンになってステージに立っている。
タマトアになるために53年前に生まれてきたといっても過言ではございませんよっ」
観客笑。
08:どこまでも~How Farl'll Go~/屋比久知奈
09:シャイニ―/ROLLY
-MC-
映画「モアナと伝説の海」より屋比久さん演じるモアナがサンゴ礁の向こう側の世界への期待とあこがれを歌った
「どこまでも~How Farl'll Go~」。 屋比久さんがまっすぐでみずみずしい歌声で伸びやかに歌われ、
モアナの心情と重なる表情の変化にはぐっとくるものがございました。
続いても「モアナと伝説の海」より、ROLLYさん演じるタマトアが生い立ちを交え、半神マウイへ攻撃した時に歌った「シャイニ―」。
不気味さと怖さ、滑稽さと若干の物悲しさとが入り混じった不思議な曲がROLLYさんが独特の世界観で歌われ雰囲気抜群でした。
●振り付け講座/パパイヤ鈴木 NHK東京児童合唱団 海宝直人 笹本玲奈 サラ・オレイン Dream Ami
屋比久知奈 綿引さやか ROLLY 中川翔子 観客
10:俺のおかげさ/NHK東京児童合唱団 海宝直人 笹本玲奈 サラ・オレイン Dream Ami
屋比久知奈 綿引さやか ROLLY パパイヤ鈴木 中川翔子 観客
-MC-
ここで毎回恒例になっている観客参加型のダンスコーナー。パパイヤさんの指導の元「モアナと伝説の海」より、
半神マウイの自画自賛ソング「俺のおかげさ」を用いて出演者、観客と一緒にダンス。
まずはパパイヤさんが振り付けをひとブロックづつ教えられていましたが、通して踊った際に一部を忘れてしまう場面も。
一通りの振り付けを教え終って本番では「俺のおかげざ」が流れる中、バンドの皆さん、シンガーズの皆さんも参加し、
文字通り会場全体が一緒になってご陽気にチェーハーと踊っていました。
~休憩~
-MC-
「俺のおかげさ」のサビ部分のカラオケが流れる中、拍手の中、ゲストシンガー、ナビゲータの皆さん、
続いてバンドとシンガーズの皆さんもご退場され休憩時間。
休憩時間中の大型ビジョンにはコンサートのメインビジュアルや各種CMが流れており、
その間、スタッフさんによってステージ上の左右にマイクスタンドと椅子がそれぞれ一組づつ設置されていました。
そろそろ休憩時間が終わるという頃になると第二部の開催を告げる鐘の音が鳴ると、パパイヤさんがご登場。
パパイヤさん「第2部は毎回大好評の朗読コーナーからはじまります。物語は『塔の上のラプンツェル』です」
●第2部
11:「塔の上のラプンツェル」スペシャルコーナー/朗読・山寺宏一 中川翔子
~自由への扉 (Short size)/中川翔子
~誰にでも夢はある (Short size)/パパイヤ鈴木
~輝く未来/中川翔子 海宝直人
-MC-
第2部は山寺さんの朗読による映画「塔の上のラプンツェル」のコーナー。
物語の進行にそってゲストシンガーの方々が登場され、「塔の上のラプンツェル」を彩った楽曲が披露されていきますが、
ラプンツェルを演じられた中川さんが「自由への扉」を歌われて登場されると、そのまま朗読に参加されラプンツェルの台詞をご担当。
朗読中のゴーテルやフリン・ライダーの台詞は山寺さんがご担当。
「フレンド・ライク・ミー」に続いて演じ分けの妙を生で見る事が出来ました。
酒場の荒くれ者たちが歌う「誰にでも夢はある」はパパイヤさんがワイルドな歌いぶりでご参加、
ラプンツェルとフリンが歌う「輝く未来」は海宝さんが登場され、中川さんとロマンチックにデュエットされました。
過去二回の朗読はお一人で行われていましたが、今回は山寺さんをメインに中川さんが台詞で参加されていて新鮮に感じました。
また作中ではラプンツェルの歌は小此木麻里さんが担当されているので、ラプンツェルの歌を中川さんが歌われるのも貴重な一幕でした。
ここで中川さんが退場され、山寺さんがお一人に。
「塔の上のラプンツェル」の続編を描いたアニメ「ラプンツェル あたらしい冒険」が
5月よりBSのテレビ局「Dlife」で放送されるというお話をされました。
山寺さん「続いてはその『ラプンツェル あたらしい冒険』の主題歌『髪に風うけて』。歌うのはもちろん、中川翔子さんです」
12:髪に風うけて/中川翔子
13:そばにいて/海宝直人 サラ・オレイン
14:ベラ・ノッテ/ROLLY
-MC-
山寺さんと入れ替わりに中川さんが登場され、アニメ「ラプンツェル あたらしい冒険」より「髪に風うけて」。
ラプンツェルの新しい冒険への清涼感ある機体を感じさせる曲調と、
中川さんのなめらかで芯の強さを感じる歌いぶりがとても印象的でした。
中川さんが退場されると海宝さんとヴァイオリンを携えたサラさんが登場され、映画「魔法にかけられて」より「そばにいて」。
柔らかく包み込むような歌声の海宝さんとヴァイオリニストでもあるサラさんのしなやかな演奏に観客もうっとりとしていました。
続いてはROLLYさんが登場され、映画「わんわん物語」より「ベラ・ノッテ」。舞台「アラカルト」でもROLLYさんが歌われていました。
声楽調な原曲をROLLYさん独特の妖艶な節回しで歌われ、一番が終わるとギターを携え二番はメロディをギター演奏で観客を魅了。
最後は再びマイクを持ち、情感たっぷりに歌われました。
ROLLYさん「さあ、最後のコーナーでございます。ここからはディズニーヒットメドレー!!」
15:アロハ・エ・コモマイ (Short size)/中川翔子 屋比久知奈 山寺宏一
16:ハクナ・マタタ (Short size)/ROLLY パパイヤ鈴木
17:とびら開けて/笹本玲奈 山寺宏一
18:スーパーカリフラジリスティックイクスピアリドーシャス (Short size)/NHK東京児童合唱団
ディズニーの様々な楽曲を今回ならではのゲストシンガーの皆さんの組み合わせで一気に聞く事が出来るヒットメドレー。
まずは中川さんと屋比久さんが登場され、アニメ「リロ・アンド・スティッチ」シリーズより「アロハ・エ・コモマイ」。
大嶋さんも加わり弾けるように元気に歌われ、間奏のスティッチのスキャット部分になるとスティッチを演じられた山寺さんがご登場。
スティッチでスキャットを担当された後はそのままご退場。前奏や後奏のスティッチは高尾さんが担当されていました。
続いてはパパイヤさんとROOLYさんが登場され、映画「ライオンキング」よりティモンとプンバァが歌った人生賛歌「ハクナ・マタタ」。
ティモンはROLLYさん、プンバァはパパイヤさんが担当され、お二人ならではの味わい豊かな歌声で伸びやかに歌われていました。
雰囲気が変わり笹本さんと山寺さんが登場され、映画「アナと雪の女王」よりアナとハンス王子が歌った「とびら開けて」。
お二人の息のあった掛け合いや作中のロボットの様なダンスをそのまま踊られたりとミュージカルを見ている様でした。
映画「メリー・ポピンズ」より軽快な「スーパーカリフラジリスティックイクスピアリドーシャス」の前奏の中、
なだれ込むようにN児の皆さんがご登場。早口が印象的なこの曲をコーラスも交えて乱れなく歌われる様子はとても迫力があり圧巻でした。
19:想いを伝えて (Short size)/Dream Ami
20:リフレクション/綿引さやか サラ・オレイン
21:ユール・ビー・イン・マイ・ハート (Short size)/海宝直人
駆け足でN児の皆さんが退場していき、続いてはAmiさんのご登場で映画「魔法にかけられて」より「想いを伝えて」。
Amiさんはガーリィな歌声でしなやかに歌われていたのが印象的。男声パートは高尾さんと大嶋さんが担当されていました。
続いては綿引さんとサラさんが登場され、映画「ムーラン」より「リフレクション」。透き通るような歌声の綿引さんと
凛とした強さを感じるサラさんお二人それぞれの歌声でそれぞれのパートを歌われ、最後に一緒に歌われる様子はとても魅力的。
綿引さん、サラさんが退場されると海道さんが登場され、映画「ターザン」より主題歌「ユール・ビー・イン・マイ・ハート」。
海宝さんはスッと筋の通った逞しい歌いぶりで、曲が盛り上がる後半になるとさらに力強く、そしてやさしく歌われました。
22:サークル・オブ・ライフ/山寺宏一 ROLLY 海宝直人
23:Sugar Rush (Short size)/笹本玲奈 サラ・オレイン Dream Ami 屋比久知奈 綿引さやか
シンガーズの皆さんによる雄大なスキャットの中、山寺さんとROLLYさんが合流され、
映画「ライオンキング」より「サークル・オブ・ライフ」。
穏やかな序盤から壮大な世界観になる本曲を山寺さんを中心にそれぞれがソロパートを交え、
おおらかな広がりを感じる歌いぶりで表現されました。
続いてはゲストシンガーの女性陣が登場され、映画「シュガー・ラッシュ」よりエンディングテーマの一曲である「Sugar Rush」。
軽快で可愛らしい楽曲をそれぞれの個性を感じる歌いぶりで弾むように歌われており、観客も一緒になって手拍子していました。
Amiさん「最後はこの曲でお別れです! 『みんなスター!』」
24:みんなスター! (Short size)/笹本玲奈 サラ・オレイン Dream Ami 屋比久知奈 綿引さやか
山寺宏一 ROLLY 海宝直人
ラストはゲストシンガーの男性陣も合流し、映画「ハイスクール・ミュージカル」より「みんなスター!」。
軽快で元気なこの曲はラストにぴったりで中盤の「ワイルドキャッツ」を讃える掛け合いは男女別れて行われ、
最後の繰り返し部分は楽しさと若干の名残惜しさも感じました。
~アンコール~
拍手の中、「みんなスター!」のインストゥメンタルが奏でられ、ゲストシンガーの皆さんが順番に退場されていきステージ上が暗くなり、
そのまま拍手が手拍子に変わると再度ステージ上が明るくなり、出演者の皆さんが総登場されました。
・ここで山寺さんがバンドの皆さん、シンガーズの皆さん、ナビゲータのお二人を紹介し、観客から拍手が贈られました。
・さらにオープニングでお話をされていない方々に一言づつコメントをいただく事に。
・笹本さん「大好きなディズニーソングをいつもは客席で聞く側でしたが、今回はお届けする側になり、とても幸せでした!」
・屋比久さん「いちファンとして夢の様な一日です。絶対忘れられません」
・ROLLYさん「ワタクシは子供の頃からヴィランズになることが夢でした。そして53年目でとうとうなる事が出来ました。
ということは、皆さんにもチャンスがあるという事です! みんながスターだっ!!」
・更に、来年2018年の4月中旬に「Friends of Disney Concert」が開催されることが発表されました。
25:小さな世界/NHK東京児童合唱団 海宝直人 笹本玲奈 サラ・オレイン Dream Ami
屋比久知奈 山寺宏一 綿引さやか ROLLY
パパイヤ鈴木 中川翔子
アンコールはディズニーランドのアトラクション「イッツ・ア・スモールワールド」のメインテーマ。
誰もが一度は聞いた事がある曲だけに、出演者のみなさんが思い思いに歌われている光景はラストにぴったり。
大型モニターには歌詞が映し出された、観客も一緒になって歌う事ができ、会場全体が文字通り一つになって合唱していました。
BGM:小さな世界
「小さな世界」のインストゥルメンタルが演奏される中、観客の手拍子に乗せてゲストシンガーとナビゲーターの皆さんがご退場。
インストルメンタルを最後まで演奏しきったFriends of Disney Band & Singersのみなさんが拍手で見送られ、
「Friends of Disney Concert 2017」昼公演は終演となりました
三回目を数える「Friends of Disney Concert」でしたが、今回は屋比久さんとROLLYさんによる公開直後の
映画「モアナと伝説の海」のコーナーと 山寺さん、中川さんといったレギュラー出演者のお二人による
映画「塔の上のラプンツェル」の朗読コーナーを主軸に、
大人気の映画「ズートピア」のAmiさんが華やかに、恒例の観客参加型企画ではパパイヤさんを中心ににぎやかに、彩を添えられました。
また海宝さん、笹本さん、綿引さんとミュージカルでご活躍中の方々による、観客を空気から惹きこむ歌とステージ、
サラさんやN児の皆さんといった方々が、それぞれのフィールドにあるディズニー音楽を披露されたことで聞き応えたっぷりでした。
全体的にはなかなかに渋めのラインナップだったので、来年はどのようになっていくのか楽しみです。
補足
・楽曲が披露される時は大型モニターにはその作品の映像が流れておりました。
・パパイヤさん「山寺さんは三年連続のご出演ですからもうこのコンサートのお父さんといった感じですよね」
山寺さん「いやいや、むしろNHK児童合唱団のみんなにしてみればお爺ちゃんでもいいくらいですよ」
観客笑。
・中川さん「『モアナ』はとにかく海が美しくてピンクの貝もキレイ。何よりモアナのあのがっしりとした二の腕が好みでございました」
・オリジナル版の「誰にでも夢はある」には石原慎一さんも歌と声優として参加されておりますが、
今回、石原さんとは開園当初の東京ディズニーランドのステージで共演されていたパパイヤさんが歌われた事にご縁を感じました。
・夜の部には「俺のおかげさ」のエンドソングバージョンを歌われたジョーダン・フィッシャーさんがサプライズでご出演。
生で「俺のおかげさ」を披露されたとか今回のような昼夜2公演がある時は、どちらかだけにサプライズがあるのは
サプライズがない公演を観覧した身には非常に悔しいので、昼の部でも何がしかのスペシャルが欲しくございました。